「ようこそ実力至上主義の教室へ 2期(TVアニメ動画)」

総合得点
73.2
感想・評価
364
棚に入れた
1349
ランキング
1016
★★★★☆ 3.6 (364)
物語
3.6
作画
3.4
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

勝つのは、俺だ――

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。

今回放送されたのは第2期ですが、既に第3期の放送が予定されています。
確か、第2期と第3期の制作が発表されたのは同時だったと思います。
第3期までで「1年生編」が全てアニメ化されるんだとか…

と言うことは、原作は2年生編、3年生編への続いていくんでしょうね。
そこまで全てアニメ化されると嬉しいんだけどな…^^;


東京都高度育成高等学校。
進学率、就職率100%を誇り、毎月10万円の金銭に相当するポイントが支給される
楽園のような学校だが、その内実は一部の成績優秀者のみが
好待遇を受けられる実力至上主義の学校だった。

問題児の集まるDクラスに配属された綾小路清隆は、
Aクラス昇格を目指すクラスメイトの堀北鈴音に協力。
無人島でのサバイバル試験を終え、豪華客船で束の間の休息を堪能するのだが……。
そこでは各クラスが入り乱れた新たな特別試験が始まろうとしていた。
クラスのためか、グループのためか、あるいは個人のためか――。
他クラスが不穏な動きを見せる中、まとまりに欠けるDクラスは窮地に立たされる。

信頼と疑念の狭間で揺れ動く生徒たちは、真実を看破できるのか。
新たな学園黙示録が今、再び幕を開ける。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

第1期を視聴した際、この作品における「実力」が何なのかが今一つピンときませんでした。
この作品における「実力」とは一体どのような物差しで測られたモノなのか、凡そ学生の本分を逸脱している行為そのものなのか…

相手を騙して、蹴落として、成り上がる…がこの作品における実力の真骨頂だとするなら実際の社会で同じことを指向するのは、想像以上に難しいことだと思います。

「このライトノベルがすごい!」(宝島社)では、2023年版で文庫部門1位で、2020年版から4年連続で読者投票1位を達成しているんだそうです。
何でも10~20代から圧倒的な支持を集めているんだとか。

確かに爽快でスカッとする展開が待っているので若者から支持されるのも納得です。
ですが、これはあくまでフィクションであり決してリアルに持ち込んではいけない類のモノですので…
一つ間違ったら犯罪者に成りかねませんので。

そして第2期…
この作品の根幹は相変わらずですが、これまでのフワッとした感じから、より具体的な直接対決へと様相を変えてきました。

より直接的な接触が始まった結果、正直視聴に伴う痛みは第1期を凌駕していたと思います。
ですが、その痛みと同じくらい登場人物の覚悟が感じられました。

脅しや恫喝で相手に恐怖を植え付けようとする際、必ず小さな光明が灯されています。
手を伸ばせば届く位置にある出口…
出口にさえ辿り着いたらこの苦痛から逃れられる…
心が弱かったり、折れていたら、きっと耐えられないほどの激痛が間髪おかず体中を駆け巡ります。

いえ、実際には心も弱くて脆くて、とっくに音を立てて折れていたと思います。
でも、激痛より辛いモノを彼女はちゃんと知っていました。
今、一番大切なのは自分の居場所であること…
自分に負けたら唯一無二の居場所を失ってしまうということを…

でも、それは本当の恐怖ではないんですよね~。
じゃ、本当の恐怖って何なのか…
それが気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ZAQさんによる「Dance In The Game」
エンディングテーマは、渕上舞さんによる「人芝居」
どちらの楽曲も大好きでした。

1クール全13話の物語でした。
第1期の放送は5年前だったので、色々忘れていることがありました。
特に、堀北鈴音の声優が思い出せずモヤモヤしていたのですが、あかりんだったんですね^^;
スッキリ~^^
第3期の放送にも期待しています。

投稿 : 2022/12/11
閲覧 : 107
サンキュー:

16

ようこそ実力至上主義の教室へ 2期のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ようこそ実力至上主義の教室へ 2期のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Ka-ZZ(★)が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ