Ｂハウス さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

おくさまは女子高生(正規品)

今月原作小説が１０年目で完結したそうな
タマタマだよタマタマ

ＯＰは日高里菜嬢の友達がいる
ルーチェトゥインクルが担当していたが
複数回聞いているうちに

「これってクラリスのアイロニーと似てね？」
(マキタスポーツ脳)

タマタマだよタマタマｗ

ひとしきりボケたところでこの作品のネットゲームは
チャット型のオンラインシステム

現在放送しているシャングリアフロンティアのような
高度なＮＰＣは出てこないのですわｗ

主人公はゲーム内ではルシアンと呼ばれている西村
それなりのレベルがあるベテランで縦使い

プレイしているＬＡ(レジェンダリー・エイジ)で
アレイキャッツというギルドに入って活動している

メンバーは課金アイテム充実のマスターアプリコット
大剣使いで親友のシュヴァイン

そしてヒーラー(味方へのダメージ付与もあり)で
ルシアンとゲーム内で結婚しているアコ

ある時これまでリアルであったことがないので
オフ会をしようと盛り上がり開催する

以前人気プレイヤーである猫姫に告白した際
ネカマであると告げられてショックを受け
しばらくソロプレイをしていただけに不安が募る

指定された喫茶店の前に待つ西村の前に現れたのは

同じ高校の生徒会長で理事長の娘・杏
西村のクラスメイトで金髪ツインテ
いつも教室では冷淡な口調で罵られる茜

そしてキャラメイクと全く同じ姿の小柄な少女が

名前はプレイヤーネームと同じアコ
同じ高校の隣のクラスにいる正真正銘の女子高生

だが元々リアルが苦手であり
ゲーム内に居心地を感じているアコは
オフ会以降学校で会う時もプレイヤーネームで呼ぶように

西村と茜は困り果てて杏に相談した所
学校内にＰＣを揃えてギルドごと「現代通信電子遊戯部」を設立

対面でプレイすることによって
アコにリアルとゲームの区別をつけさせようとするが……

顧問にはアコが独自にコンタクトして
対面したときに発覚した猫姫の斎藤先生が就任

以降は夏合宿したり女子会したり
文化祭の成果としてゲーム内イベントに参加する

この手の作品はゲーム内の話が大半を占めるけど
対面しているとあって話の流れはリアルの方が多い

対面で話す機会が増えたことで
アコのクラスメイトからも声をかけられるようになり
文化祭ではメイド喫茶のメイド長になる

本来の趣旨とはずれているが
リアルとゲームの仕切りは低くなっている模様

西村がアコと関わるうちに好意を持つという展開なので
ゲーム内では男性キャラの杏と茜は
アニメだとリアルの姿でキャラ装備している

だから胸を隠す気がないあの布ｗ

とは言えフィッシングサイト、スキニング、アカウント乗っ取りの
ネット犯罪がさらっと出てくるし

攻城戦では対人特化型のギルドと対決し
圧倒的な差を見せられる場面もあるので
うまくバランスが取れた作品だったなと

最終回でアコがキスをせがんできたのは
西村への好意かルシアンへの想いか

敢えて言及しないところに魅力を感じる