wkr さんの感想・評価

4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ひたすら日常、あまりにも日常

親戚の家に居候することになった魔法使いの日々を描く、日常系作品です。
この作品は魔女のキャラが出てくるので、必然的に魔法を使います。ですが、ファンタジー作品やバトル物作品のような派手なものの真逆、地味です。作中の雰囲気も同様、のんびりとしていて素朴。はっきり言えば地味ですが、だからこそキャラの味がよく効いていて、この地味さは日常系だからこそ上手く活かせているといえます。ファンタジーらしいシーンもありますが、素朴で落ち着いた演出、他の要素をとことん日常要素に落とし込んでいます。日常系では一緒に添えてある率の高い百合やラブコメ、ギャグ要素は殆ど無く、ひたすら日常系。この作品は日常系が苦手な人はお断りなほど日常系です。きらら系とはまた違う、純粋な日常系で日常系好きな人は一回は観てほしい、私も早く観ればよかったと少し後悔しました。キャラも良く、個性的。特に千夏ちゃんの子供らしさが好きでした。最初は真琴に不信感を抱いていたが、箒で飛んでいる姿を見て不信感よりも好奇心が勝ってあっという間に懐く。かわいい。この感情の変化、順応性は子供らしいなと思いました。作画も良く、緑が映える背景はこの作品の一つの見所です。bgmも落ち着いていてハイテンポな曲はなかったはず。細かいところでも抜かりない、日常系としては素晴らしい作品でした。



以下メモ

1話
主人公はひとり立ちできる年になったけども親が高校には出とけと言うので居候。魔女は結構そこら辺にいて東北に多いけど、魔女ってことはできるだけ秘密。全体的にかなり素朴な印象です。千夏ちゃんの反応がリアルでした。叫ぶ野菜みたいなのハリーポッターでもいたなあw

2話
運び屋が良い春を届けてる。

4話
夜の間以外動物になったキャラ(犬養さん)の回が面白かったです。
この回でこの作品を観てよかったと思ったかもしれません。

5話
前半の千夏パートと後半のチトナビのパートが少し繋がりを見せるのが面白いですね。のんびりな空気感で落ち着きます。今のところ作画も安定してます

6話
ひたすらのんびりですね、魔術も結構地味なのがこの作品らしいと思います。ですが非現実的と日常がいい塩梅で共存していて面白いです。千夏ちゃんが魔女修行？を始めましたが、本気すぎないところが良いところだと思いました。本気すぎると日常系じゃなくなりますんでね

7話
魔女の使いの動物は特別(寿命が普通より長いとかかな)。

8話
常連客が動物だったり精霊みたいなのだったりで一気にファンタジーらしくなりました。こういう話好きです。キツネのオチも良かったw bgmも良い雰囲気出してます。ダレないけどダラダラしてるテンポ感が絶妙です。

9話
犬養さん。犬猿の仲は笑いました。占いは伏線かと思ったらオチw

11話
鯨のcg凄いなあJCSTAFF復活してくれー。

12話
終わってしまった...