たんたんたぬき さんの感想・評価

4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

宮野氏のはまり役

基本的に漫画で見た作品あんまり見ません。それで見る気が無かったのですが、ライト役の声優さんの声を聞いて決めました。今でこそ有名声優の一人になったと思いますが、当時は知らない人だなと思っていたのですが、とにかくはまり役でした。いきなり声優の話から始まってしまいましたが、ライト役の宮野真守氏の存在感でこの作品漫画よりアニメの方が好きです。私は滅多に声優評価しません。だからなんでだろうと思ってると、この時初めて宮野真守氏の声を聞いたというのが大きいと思います。新人さんじゃなかったみたいなのですが、初めて聞いたのがこの作品です。はまり役プラス将来の有名声優を始めて聞いた魅力ですっかり怪演にはまってしまいましたね。

内容ですが漫画のときからずっと好きでした。ヒカルの碁の後小畑さん別の人と組んだのかと思ってたらこれが無茶苦茶面白い。他人の迷惑に対して悪いなって気持ちを忘れるならば、これほどライトの立場になって楽しめる作品は無いですね。

特に好きなシーンが僕がキラだよってシーンです。ライトは癖があってまず上手く行ったと確信するとその喜びを殺す相手に伝えたくなる悪い癖があり、これが良いですね。

もちろん現実こういうのは気持ち良いないですよ。でも創作の中ぐらい悪事を一緒に楽しんでみるのも良いのじゃないかと。

賛否両論のＭＮ編ですけど、ジャンプにしては手早くまとめてるので良いと思います。これをどうこう言うならもっとむごたらしいジャンプ作品いくらでもありますから。かなり良い部類だと思います。主人公とライバルが二人とも死ぬなんてこの作品ぐらいだと思います。このＭＮ編の意義ってのは、Ｌ編ではＬが死に、ＭＮ編ではライトが死ぬというダブルノックダウンに意味があるんじゃないかと思います。