「とある魔術の禁書目録[インデックス] Ⅱ 第2期(TVアニメ動画)」

総合得点
88.0
感想・評価
7170
棚に入れた
32848
ランキング
134
★★★★☆ 3.9 (7170)
物語
3.9
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

≪酷評≫ 用語が多くて非常にややこしい。 もう何が何だか……。

酷評成分の多いコメントとなっています。
この作品を好きな方は、読まれる際にご注意ください。


アニメ第1期をだいぶ前に1回のみ視聴、原作のラノベは未読。
シリーズ第2期に当たる作品で、2クール(全24話)。

ストーリーは前の続きなので、第1期を視聴済みであることが前提となります。

私は1期から観ましたが、ますます分からなくなり、もう何が何だか理解できていません。
1期以上に壮大になりすぎていて、この作品の物語を
初見で完全に理解するのは、並程度の人では無理な気がします。

この作品を難しく(ややこしく)している最大の原因は「用語」の多さだと思う。
1期よりもエスカレートしていた気がして、もう勘弁してほしい。
もはや、わざわざ用語の意味をチェックする興味すら失せます。

さらに、ひとつひとつのエピソードに寄り道をして戻ってくる頃には
元々歩いていた道を忘れてしまい、完全に迷子。
本当に容赦なく置いてきぼりを食らいます。

バトルシーンは1期と比べて複数人での対決が多くなり、迫力がUP{netabare}…ただし前半のうちだけ{/netabare}。
これほどの大迫力バトルが見られたのは珍しい機会だったと思います。
{netabare}前半は {/netabare}そのおかげで、難解な物語をスルーしつつバトルを楽しみながら観られました。

ところが{netabare}後半になると、みんなが手分けをして行動{/netabare}。
どうしても主人公にスポットが当たることが多くなります。
主人公といえば右手によるワンパターン戦法。
{netabare}説教的な口調で挑発しながら、敵の攻撃もほぼ全て避けずに右手で打ち消すだけ。
そのまま敵に詰め寄って、右手の一撃パンチで殴ってノックアウト。
長々と説教してる最中には敵から全く攻撃されない{/netabare}辺りも、
(悪い意味で)ネタのようで笑えてきます。
もはや「バトル」と呼べるのかも怪しい。

それに、血を流して倒れるなど、若干のグロ描写があるので、
特に苦手としている方は注意が必要かもしれません。

インデックスは{netabare}主人公と行動を共にしないシーンが多くなり、{/netabare}出番も激減。
あれ? 彼女って、この作品の中心的な存在だったのでは……?
全体として登場人物も多い。その割に、お気に入りのキャラを見つけることもできず。

作画・演出は1期と同様、この作品の世界観のイメージ通りで良かったと思います。
声優も、独特の口調のキャラを演じ切っていて上手かった。

音楽はOP・EDともに1期と同様、この作品らしいイメージを引き継いでいたし、
戦闘中のバックミュージックも なかなか良かったと思う。

前期OP曲: No buts!(第1話~第16話)
後期OP曲: See visionS(第17話~第24話)
前期ED曲: Magic∞world(第1話~第13話)
後期ED曲: メモリーズ・ラスト(第14話~第24話)


さいごに、ただ単に原作に忠実な作品や、予備知識が(ほぼ)必須な作品は、
原作ファンは喜ぶだろうけれど、アニメの見せ方としてはダメな気がする。
かと言って、原作を改悪してしまうといけないし、
その辺りは本当に難しいところですね。

もろに3期へ続くような終わり方でしたが、
私個人としては、放送されても観るかどうか微妙なところです。

投稿 : 2013/05/27
閲覧 : 424
サンキュー:

40

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