buon さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態：観終わった
ファッショナブルでブラックでユーモラスなアニメ・・・だけではない、ときどき深イイ話も
ファッショナブルって言葉が最初に思い浮かんで、それが適切かどうかはわからない。
ただ、オシャレというよりファッショナブルって感じ。
パステルカラーが散りばめられた色使い、かわいらしいキャラデザ、妖精さん、
鮮やかでのどかなＢＧＭ、キラキラしたり黒光りするＳＥ、
そこで交わされるマーブルチョコの様な会話のキャッチボールに惹かれていた。
・・・のかわからんが、最後まで楽しんで観ました。
◆１クール、全１２話
◆ラノベ原作
※ネタバレ感想 → {netabare}
先に言いますが、
大抵の人には面白くないですが、
全部観終わった自分にとっては面白いというより大好きな作品です。
３０分が長く感じたので、正直、好みに合っていないと思った。
が、しかし、ＯＰ／ＥＤが大好きで、それが観たいがために観ていた。
・・・と思っていた。
－－－あらすじっぽいの－－－
人口も減り、文明も廃れ、人類が衰退した世界で、
謎の妖精さんと交渉？する調停官の『わたし』の日々の生活の話とか。
－－－－－－－－－－－－－
特徴
◇妖精さんがかわいくて、しゃべりが特徴的で、かわいらしさも黒さも丸出し
◇作品名の通り、人類が衰退した、終わりかけの世界
◇妖精さんは割と何でもできる、ぶっ飛んでいることも
◇ブラックユーモラスな淡々とした言動
◇かわいらしいキャラデザ、ほとんどみんな顔が同じ、妖精さんと人間のほぼ２通り
◇時系列順ではない
◇基本的にキャラクターには名前らしい名前がない
原作絵がメチャかわいらしいから、観る前はそっちを期待してたｗ
微妙な点
●ストーリーの起伏が乏しい、落ちがないような話もある
●かわいくても萌えはない、エロもない
●たまにブラックの度合いが受け入れがたいレベルの激しさ
点で見ればおもしろい所はたくさんあるが、
面で見るとつまらない、というよりも無に近い感覚に陥ることがありました。
イイ点
○音楽が最高、神と言うより最高、ＯＰ／ＥＤが特に
○キャラデザ、色使いがイイというか、かわいらしい
○基本的にブラックユーモアは高確率でおもしろい
さらに言うと、ＯＰはメロディーとアニメーション（？動き）がとにかく良かった♪
爽やかなお花畑で、かわいらしい子どもや女性、
１３日の金曜日のジェイソンや羊たちの沈黙のレクター博士たちと戯れるような感じｗ
けど最後まで観ると、
○よくわからないノリの中でこぼれ落ちるイイ話
に気付き、
○１０、１１、１２話は最高
という事実に達する。
助手との出会い編はループもので超退屈だったが、結末はかなり意外でおもしろいものだった。
この回がこの作品を表しているように感じた。
『退屈だがおもしろい』
そう思っていたが、９話もそこそこおもしろく、
１０話から常にＫ点越え、世界記録更新の連続みたいな感覚。
結論は「マイペースなおもしろいアニメ」。
ピークを意識して最後に持ってきたようには思えない。
だって、それじゃ売れないじゃん。
「かゆうま」のパロディがあって、もしかして気づかないパロディがたくさんあるのかもって思った。
いや、きっと散りばめられているに違いない。
頭いいな～「わたし」さん、って思ってたけど、小っちゃい頃の話を観て納得。
物語の評価は、
９話までなら３．５点だったが、
１０～１２話が４．５点だった。
好みがメチャクチャ別れる作品だが、オレは大好きだ。
誰かにオススメするなら、
☆ＯＰ／ＥＤが大好き
☆作画というか作風？絵柄が好き
☆ブラックユーモアが好き
☆落ちなしの淡々とした話でもあり
かな。
あと、
▲爆笑できるようなギャグ
▲かわいらしい萌え
▲終末、跡形もなくなるような本当の終わりを観られる
とかないんで、そこら辺、期待しないように。
なんとなく、アニメ化するのに難しそうな原作（未読）だけど、
おもしろいと思える人にはとってもおもしろいアニメ、に出来上がったんだと思う。
大切なことだからもう一度言うけど、
ＯＰ／ＥＤだけでも最高、特にＯＰ☆☆☆☆☆
{/netabare}
蛇足、主にどうでもイイ話 → {netabare}
「会議をしてはならない ～結論は話し合う前から決まっている～」
メチャクチャイイこと言った！！！！！
はともかく、どこかで見たキャラデザだなぁと思ってセガサターンのソフト一覧をダラダラ見ながら思い出そうとしたが、
http://dic.nicovideo.jp/a/%E7%AB%B9%E6%9C%AC%E6%B3%89
かな、と思ったがなんか違ったかも～ｗｗ{/netabare}
