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「ひぐらしのなく頃に解(TVアニメ動画)」

総合得点
89.3
感想・評価
2911
棚に入れた
13630
ランキング
84
★★★★☆ 4.0 (2911)
物語
4.3
作画
3.7
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
4.1

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ひぐらしのなく頃に解の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何が当時の若者の心を打ったのか

『ひぐらしのなく頃に解』(ひぐらしのなくころにかい)は07th Expansion製作の同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』および、同ゲームを原作とする小説・漫画・ドラマCDのうち「解答編」と称される4編。
上記作品を原作とするアニメの第2期タイトル。ただし、原作と異なりアニメ版オリジナルの新エピソード「厄醒し編」(やくさましへん)が含まれ、原作の「解」に含まれる「目明し編」「罪滅し編」は第1期に含まれる。(wikipedia)

アニメのひぐらしは無印と業を視聴済み、無印は2006年の作品のようですが観たのはここ最近の話。ちなみに卒は未視聴状態。尚ゲームに関しても未プレイ。

ゲームの初出を見ると2002年、それもコミケですか……よくもまあここまでのビッグタイトルにまで上り詰めたものです。
個人的にこのゲームのことを知ったのは多分ネットの情報からだったのだと思いますが、当時としては全く興味すら惹かれませんでした。理由としては「キャラの絵」これに尽きましす。
当時はkey作品なんかでも顕著だったと思うのですが、どう考えても一般受けするわけないような絵がヲタ界隈ではどういうわけか受けていて、逆にこれが一般層の参入障壁になっていたと思います。自分はあまり自信をもって「一般層!」などと言えるような立場ではなかったと思いますが、それでも絵を理由に忌避していました。
それがあれよあれよという間にアニメ化、そして家庭用ゲーム機に移植されとんでもない人気作になったようです。ただまあ、それでもあんまり興味もてなかったです。

無印の再放送でも観ようと思ったのがつい最近の話、その流れで「業」を観たものの今一つ内容に釈然としないまま。そして先日アマプラで「解」が見放題なことに気づき視聴したというのが今回の経緯です。尚、当レビューでは「解」だけでなく「無印」と「業」についても一部含みますのでご了承を。

ひぐらしを避けていた一番の理由はその独特すぎる絵によるものでしたが、グロが苦手だということも大きな理由としてありました。なのでアニメもずっとスルーしていたのですが、少なくとも「解」ではそれほどセンシティブなシーンはありませんでしたね。アマプラのレイティング的には「無印」「業」のいずれもが全年齢対象なのに対し「解」はほとんど全年齢ですが7話だけ「7+」という扱い。ただ正直に言って「無印」「業」の方が明らかにグロさは上でした。グロいというよりはスプラッターな感じですかね。

内容的に困ったと思ったのは沙都子への虐待に伴う児童相談所のエピソードが「解」の前半部分と(確か)「業」の一部分がほぼ完全に被ってたことです。なのでこれはちょっと消化するのに時間がかかりました。そもそもあんまり面白いエピソードというわけではなくあくまで雛見沢の団結心を強調するためのようなシーンでしたから。作品的には重要なシーンなんでしょうがどちらかというと「まあこの当時のお役所仕事なんてこんなもんだろーな」という感じで観てました。もっとも今現在は改善されているかというとちょっとわかんないわけですが。
似たようなシーンが「解」にはもう一つあって、それが鷹野の孤児院での生活。まあこれも当時はこんな感じだったんだろーなっていう感じでした。

これらのように思ったよりも誠実に当時の時代背景を調べているんですよね、この作品って。正直もっとなんちゃってな伝奇モノだと思っていたのでここが一番意外なポイントでした。作者の生まれが1973年とのことなので舞台設定の昭和58年(1983年)当時のこともある程度記憶にあったのかもしれませんが、さすがにお役所のこととか知ってたとは思えませんしやっぱりちゃんと考証したのだと思います。もっとも作中の描写(訛りなども含めて)本当に正しかったのかどうかはわからないのですが。

内容としてはミステリー半分ファンタジー半分といった感じで、伝奇ものによくある超常現象を匂わせておきながら実は全部人間の仕業的な仕掛けではないです。そのため梨花は何度も何度もタイムリープというより「死に戻り」をしてますし、後は羽入という明らかに人間ではない超常的な存在も現れます。
もっとも事件そのものは政治的な謀略によって引き起こされたと言っていいのでしょう。ただそもそもの雛見沢症候群における「女王感染者」なる概念はちょっとファンタジックに過ぎるんじゃないかなという気がしなくも無いです。というのも代々古手家の直系が該当し、それは出産時に継承されるそうですが……これって直系全員ってわけじゃないんですよね?多分一子相伝みたいな形になるんですよね?男系なのか女系なのかわかりませんが、いずれにしろそう上手く行きますかね?というのが率直な感想です。というか男系は普通に難しいんじゃないでしょうかね。女系なら子供一人に受け継がれるというのも感覚的にわからなくないですが。まあ超常的な存在がいる時点でそんなこと言ってもしょうがないのでしょうが、一方学術的にはどう考えても疑問符が付きそうな気がします。そりゃ説を受け入れられなくて当然なんじゃないでしょうかね鷹野さん。

ゲーム未プレイだからかわかりませんが、ハッキリ言ってここまでビッグタイトルにまで昇りつめた要因が自分にはわからないままでした。おそらく本来は唯一の男子キャラである前原圭一が主人公的ポジションの一種のハーレムものなんじゃないかなと思いましたが、それが良いか悪いかは別にしてアニメではそう言った感じはほとんど匂わせません。キーパーソンであることに違いはなさそうですが、別にそう大して役に立ってたような気もしません。言い方は悪いですが、過疎化した辺境の田舎が故に人材が乏しすぎたからこそ相対的に圭一が目立ったようにすら感じます。
もっとも甲子園出場投手すら圧倒する一種のカリスマがあるのですから、地力自体はあると見てもいいのかもしれません。ただまあ、これは園崎魅音の方でしたっけ?デルタフォースでもやってけるとか言われましたけど、それはいくらなんでも言い過ぎとは思いましたが。

ほんと、何が当時の若者の心を打ったのでしょうね?コミケ初なわけですから当初はある程度以上の大人から支持されていたと思いますし、それがアニメ化を経て中高生にまで人気が出たということでしょうか?そういう意味では幅広い年齢層に満遍なく受けたのが勝因だったということかもしれません。

あ、パチスロも出てたんですね。それも結構大きそう。

投稿 : 2022/09/19
閲覧 : 282
サンキュー:

14

ネタバレ

SeWgb31153 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観たい

1期より好みな内容 名作だと思います

表主人公を圭一と見立てて実は裏の主人公は梨花ちゃんだった構成や、あくまでも鷹野を憎むべき悪として描かずに物語における最大の敵は小さな田舎村に住む人々の思い違いや疑心暗鬼を生む環境が1番の敵だったと言う人間ドラマ味の強いストーリーがとても自分好みでよかった。 鷹野の過去話がこのシリーズで1番好き。

ファンタジーすぎるオチに関してはまぁ賛否分かれるのもわかりますが、始めからこのアニメは本格ミステリだと思わなけりゃ別に気にならないと思います。

投稿 : 2022/09/02
閲覧 : 163
サンキュー:

2

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この世界に敗者はいらない。

 全24話。漫画は全巻既読。

 視聴したのはだいぶ前ですが、まだ感想書いてませんでしたね。アニメにハマる初期に見たアニメなので、とても思い入れがあります。

 ただ高評価はしてるけど、今だと違和感を覚えます。だから少しだけ批判的なことを書くことをお許しください。

○違和感
{netabare}
・キャラがギャルゲーっぽい。喋り方とか仕草などが見ててこっちが恥ずかしくなる。シリアスなときは少しはマシになるが・・・
・無印はミステリーっぽい雰囲気だったけど実のところファンタジー要素も関わっている。まあこれはそもそも最初からミステリーなどと言ってなかったから、仕方ないかも。
{/netabare}

 大まかにはこんなところかな。以上の理由で見返すのを躊躇ってしまいます。

 じゃあなんで高評価してるのか?というと、ズバリメッセージ性が良かったからです。

 この作品はミステリーやファンタジー、ホラー要素などがありますが、根底にあるテーマは「愛と赦し」だと思っています。
 罪滅し編でも最後に圭一が「悩みがあったら相談したらいい」と言っていましたが、今回の祭囃し編でも今回の事件の主犯である鷹野さんを赦しました。
 僕はそういったテーマがとても好きなので、最終的には高評価ですね。

 ちなみにアニメ見終わったあとに漫画を読みました。アニメで説明不足だったところ、またカットされたところなどが説明されていたので、より感動が増しました。漫画はより泣けましたね。ただアニメがダメというわけではなく、アニメは音楽や声優さんの演技が素晴らしく、グッとくるので、相互補完して楽しむのがオススメです。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/07/17
閲覧 : 166
サンキュー:

17

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

羽入が1000年の時を経て雛見沢に再臨するための物語

前作は、最後に古手梨花の衝撃的なセリフで幕を閉じました。

「いいわ、遊んであげる。永遠に終わらないこの6月を好きなだけね。」

この物語において、梨花が真の主人公であることを明かして終わったのです。

この物語の世界は、同じ時を繰り返していました。
正確に言えば、梨花が繰り返していた世界です。
梨花は、何回も同じ昭和58年6月を繰り返し生きてきました。
梨花は、この無限ループを「袋小路」と呼んでいます。
そして、そこから抜け出せないことを「運命」と呼び、抗おうとします。
一方、梨花以外の人物は、繰り返してはいません。
つまり、この物語では、軸となっている梨花以外は主人公になりえないのです。


それでは、この物語の目的とは、梨花が「袋小路」から抜け出すことでしょうか?
実は、それは表面的なことにすぎず、それ以上のことが裏には隠されていました。
それは、羽入が1000年の時を経て雛見沢に再臨することだったのです。


※ごめんなさい、ここから長いです・・・。
 お時間がございましたら、お付き合いいただければ幸いです。


■『サイカイ』(全1話)
{netabare}
いつものメンバーの中でレナだけが生き残った世界のその後が舞台です。
レナの回想の中で梨花が言い残したセリフが印象的です。

「この雛見沢に興味はない、次の雛見沢を探しに行くことにするわ。」

このエピソードでは、梨花がキーを握っていることが明示されます。
そして、梨花以外の人物は、繰り返していないことも分かります。
これにより、梨花だけが繰り返していると言うことを強く印象付けました。
{/netabare}


■『厄醒し編』(全4話)
{netabare}
このエピソードでは、あることが分かってきます。
それは、どのエピソードでも結末は必ず梨花の死と雛見沢大災害に帰着することです。
また、梨花が殺されることがきっかけで繰り返すことも分かりました。
クライマックスに向けてフォーカスすべきポイントを強く印象付けました。
{/netabare}


■『皆殺し編』(全8話)
{netabare}
ついに真実が明かされます。

(1)梨花の決意と羽入
{netabare}
この物語の面白いところは、同じ時を繰り返す理由が分からないことでした。
前編では、直接的な原因は、梨花が殺されることだと分かりました。
しかし、梨花は、死ぬ直前の記憶を持ち越せません。
すると、誰に何のために殺されるのか、梨花自身は分からないのです。
それが分からなければ、手の打ちようがありません。

梨花は、死に戻るたびに毎回いろいろ試しますが必ず死んでしまいます。
そして、これはもう「運命」なのだと諦め弱音を吐くこともありました。

そんな中、梨花が死んで再び戻ってきたときにあることに気づくのです。
それは、殺される日までの日数が短くなっていることです。
つまり、何か手を打つにしろ余裕がないのです。
梨花は、これがラストチャンスかもしれないと悟ります。
大事な仲間を守り、昭和58年6月より先の世界を見てみたい。
その想いから、梨花は、再び諦めず運命に立ち向かうことを決意するのです。

そして、その横に寄り添っていたのが「羽入」と言う存在でした。
羽入は、オヤシロさま、つまり、「神」です。
{/netabare}

(2)黒幕
{netabare}
ついに、鷹野三四が黒幕だと分かります。
鷹野は、雛見沢症候群の存在を立証したい、その強い想いだけでここまできました。

鷹野がまず行ったことは、雛見沢連続怪死事件にみせかけた巧妙な計画殺人でした。
オヤシロさまの祟りと銘打って、毎年2人ずつ殺し、実験の材料としていきます。
しかし、ある事情で研究の継続が難しくなったことから、ついに最終手段にでます。

雛見沢症候群は、梨花が死ぬことにより村全体で集団発症すると考えられました。
そこで鷹野は、梨花を殺すことにより雛見沢症候群の存在を立証しようとしたのです。
また、発症が村の外に広がるのを防ぐために村人全員の抹殺も同時に行いました。
しかも、それは、防疫と言う大義名分で政府の了承を得てのことだったのです。
大量虐殺なのに、一般報道では、「雛見沢大災害」となっていた理由です。

このエピソードの最終話のサブタイトルは「終末」。
「ひぐらし」の中でもこれ以上ないくらいの終わり方をします。
梨花がラストチャンスだと思った今回の繰り返しが今まで以上の惨劇で幕を閉じます。
{/netabare}
{/netabare}


■『祭囃し編』(全11話)
{netabare}
ミステリーでは、黒幕が分かったら、次は、その動機です。
この物語でも、そこは抜かりなくちゃんと鷹野の動機を説明してくれました。
かなり同情できる内容でした。

このエピソードでは、羽入がこの世に実体として姿をあらわします。
そして、梨花とその仲間たちと一緒に鷹野の計画を阻止しようとします。
それにより、鷹野は、作戦に失敗し、組織からも切られ敗北します。

鷹野は最後に、人の世の「罪」はトランプのババ抜きと同じだと言いました。
だれもが1枚のババを互いに押し付けあう。
それは勝ちを求めるゲームではなく、ひとりの敗者と言う生贄を求めるゲームだと。
鷹野は、そのババ(罪)を引いたのだと言います。
そして、その腹いせに魅音を拳銃で撃とうとします。

そこに、羽入が割って入ってきます。
人の世のババ抜きは、必ずだれかに押し付けられなければならないものなら、
それを引き受けるのが私の役目だと言って身代わりになろうとするのです。
実は、この言葉の内容こそが羽入が1000年前に「神」になった理由なのです。
これについては、後でもう一度触れたいと思います。

鷹野は、結果的には、組織に消されることなく助かります。
それは、黒幕の鷹野であっても"救い"が必要だったからです。
なぜなら鷹野がババを引いて終わりでは、この物語が成立しないからです。
その理由は、梨花言ったセリフから分かります。

「この世界に敗者はいらない」

これは、この物語の主旨であり、梨花が1000年の時を経て出した結論だからです。
それが、黒幕の鷹野であっても例外ではありませんでした。
この物語では、鷹野の動機にも触れることにより単純な悪者にしなかったのです。

こうして、梨花は、袋小路を抜け出すことができました。
それは、惨劇も大災害も起こらない理想的な形でした。
{/netabare}



■羽入について
{netabare}
羽入は、オヤシロさま、つまり、「神」です。
とても可愛くて好きなキャラです。
しかし、物語としての存在意義については、いろいろ悩んでしまいました。
私は、最初、羽入の存在を否定的に捉えました。
不要とすら思いました。
しかし、いろいろ考えてみた結果、その存在に納得できました。
その経緯について書いてみたいと思います。

(1)羽入の存在は必要か?
{netabare}
オヤシロさまとは、歴史であり、信仰であり、祟りであり、疫病であり・・・。
それは、雛見沢症候群のことを知らなかった村人の懐疑心が生んだ架空のものです。

一方、雛見沢症候群のことを知っている鷹野は、裏では、そのことを利用しました。
つまり、オヤシロさまの祟りを借りた連続殺人です。
もちろん、裏で行っていることなので、村人はそれを知る由もありません。

すると、この2つのギャップから得体の知れないモノへの恐怖心が生まれます。
そこに妙なリアリティがあったのでミステリーホラーとして面白かったのです。
つまり、目の前で起きているのは、実は「祟り」なんかではない。
それには、ちゃんとトリックがあり、黒幕がいて、そこを追求していく面白さです。

しかし、実際に「神」が出てきてしまいました・・・。

すると、この時点で今までミステリーホラーとして考えてきた要素が吹っ飛ぶのです。
鷹野がでっち上げた「祟り」の謎を解明していくというミステリー的要素が、
神の存在を肯定したことにより、薄まってしまった気がしたのです。
つまり、「祟り」の裏にある「オヤシロさま」と言う得体の知れないものへの恐怖心、
それが消えてしまったと感じたのです。

梨花は、タイムリープしてきて、何度も運命を変えようと奔走します。
そして、何度も失敗し挫折を味わいながらも、仲間と運命を切り開こうとします。
しかし、そんな梨花がいつも相談していた相手が実は神だった・・・。
これにより、正直、物語が軽くなってしまったと感じたのです。

私としては、オヤシロさまは、架空のものにしておくべきだったと思いました。
触れてはいけないもの、実体は見ることはできないが、いると信じられているもの。
つまり、人の持つ恐怖心の集合から生まれる「鬼」のようなものです。
それこそが、この物語の肝になっている「疑心暗"鬼"」なのですから。
{/netabare}


(2)羽入は、観測者的役割にしておくべきだったのか?
{netabare}
確かに何度もタイムリープし、記憶が一部欠落するする梨花にとって、
なんらかの指針となる存在は必要なのだろうと思います。
そもそも、梨花がそのような力をもった理由も必要です。
その裏付けとして、羽入と言う人ならざる者の存在は必要なのだろうと思います。

でも、それなら観測者でとどめておくべきだったのではと思ってしまいました。
ハッキリ言えば、この世へ出てきてはダメだろうと思ったのです。
一歩譲って、梨花だけが見ることができる存在ならまだ許せたのです。
なぜなら、梨花は、オヤシロさまの生まれ変わりと称される特別な存在だからです。

しかし、そんな神が、実体化して、しかも、学校へ転校してきたのです。
正直、えっと思ってしまいました。
神が途端に手に届く距離の存在になってしまったからです。
この物語は、得体の知れないものに対する恐怖心が引っ張ってきたはずです。
なのに、それがなくなってしまったと感じたからです。

それでも、実体として現れたのなら、何かすごい展開があるのかなと期待もしました。
しかし、物語の最後に鷹野と対峙したときのことです。
鷹野が撃った拳銃の弾丸を逸らしただけでした。
「神」と言う存在に期待したレベルの内容では到底ありませんでした。
{/netabare}


(3)羽入の現出は、実は、本来の「祟り」の意味通りかも!?
{netabare}
「祟り」とは、神霊,死霊,精霊,動物霊などが一種の病原体として,
人間や社会に危害を加え自然界に災禍をもたらすとする信仰現象のことだそうです。

しかし、もともとは、「神」が何らかの形でこの世に現れることを意味したそうです。

そうなると、実は、羽入の現出は「祟り」の本来の意味通りなのかもしれません。
そう考えると、羽入の存在については、もっと深い意味がありそうなのです。
{/netabare}


(4)「オヤシロさま」信仰が作り上げた偽りの理想郷
{netabare}
ここからは、OVA「礼」の「賽殺し編」の内容も踏まえます。

羽入は、1000年前に神になりました。
神になった理由は、人は罪を押し付けあい、醜く生きていたことに絶望したからです。
そして、人の世の罪のすべてを引き受け自分を討たせることでその罪を祓ったのです。

そして、羽入を討ったのが、羽入の娘でした。
娘は、それでも母親に戻ってきてほしいと願いました。
羽入は、この世界が良くなったら必ず舞い戻ると言いました。
それは、「人々が力を合わせ協力し合い、互助の精神で助け合う」世界です。

娘は、それを信じ母親が夢見る理想郷を作り上げようとしました。
そのために「オヤシロさま」信仰をつくり、村を統治したのです。
そのおかげで、村は平和を取り戻しました。

しかし、羽入は、この世界には戻りませんでした。
なぜなら、その統治した方法、つまり「オヤシロさま」信仰に問題があったからです。
その信仰とは、まずは、互いが信じあう、助け合うためのルールで縛ります。
そして、不和の心があれば「祟り」があると恐れさせることでした。
つまり、羽入が夢見た理想郷とは程遠い、偽りの平和な世界だったのです。
{/netabare}


(5)羽入は、「神」と言う名の罰により閉じ込められていた
{netabare}
羽入にとって、神になると言うことは人の世の罪を引き受けた罰のようなものでした。
しかし、奇跡が起こると再びこの世との接点を持つことができることも分かりました。
その奇跡とは、古手家に8代続けて第一子が女子だった場合です。
そして、それが梨花だったと言うわけです。

この背景があったからこそ物語の中で羽入と言う存在が現れたことに納得できました。
羽入は、「神」と言いつつ、実際は、罰で閉じ込められていたという存在だったからです。

また、「祟り」とは、神が何らかの形でこの世に現れることを意味します。
今回の「祟り」騒動の中で羽入が現れたことと上手く関連付けていると思いました。
{/netabare}


(6)「オヤシロさま」信仰の消滅と羽入の再臨
{netabare}
羽入が最後に鷹野と対峙した時に言いました。
「自分が罪を引き受け、そなたを許す」と。
なぜこのようなことを羽入が言ったのでしょうか?
それは、もともと羽入が神になった理由そのものだったからです。

そして、また、最後に羽入がこの世の中に留まった理由も分かります。
それは、村に罪の擦り付け合いがなくなったら再臨すると言っていたからです。

この「ひぐらし」は、村人同士の妬みや罪の擦り付け合いが象徴的な物語でした。
ダム戦争による分裂、北条家への恨み等々です。

この物語では、沙都子の叔父の虐待と児童相談所の件にそれなりの時間が割かれます。
正直言うと、あまり面白いエピソードとは言えませんが、これがとても大切なのです。
なぜなら、これにより村が一致団結するからです。
そして、ダム戦争のわだかまりや、北条家への罪の押し付けもなくなるからです。

なぜ、これほどまでに、この児童相談所のエピソードを引っ張ったのか?
それは、この雛見沢と言う村から醜い罪の擦り付け合いの解消を描きたかったのです。
醜いものが渦巻き淀んでいた雛見沢に新しい風が吹き込む必要があったからです。

これこそが、羽入がこの村に再臨するための必要な条件だったからなのです。

「人々が力を合わせ協力し合い、互助の精神で助け合う」と言う理想郷。
それが本当の意味で実現した世界だったのです。
それは同時に諸悪の根源となっていた「オヤシロさま」信仰の消滅も意味しました。

こうして、羽入が1000年の時を経て、やっと雛見沢に再臨できたのです。

また、このことを象徴する鷹野との対決後の梨花のセリフが印象的でした。

「この世界に敗者はいらない。
 それが、古手梨花が奇跡を求めた1000年の旅の最後にたどり着いた答えよ。」

このセリフは、直接的には、鷹野も含めだれも死なないことを言ったのでしょう。
しかし、このセリフの裏には、やはり、羽入のことがあります。
なぜなら、羽入は、自らの死と引き換えに罪を引き受けました。
そして、1000年もの間、罰を受け続けてきた「敗者」だったからです。

最後に羽入が再臨したことにより、その死も取り消されたことになります。
これで、羽入も「敗者」ではなくなりました。

本当によく練られた物語だったと思います。
{/netabare}
{/netabare}


■まとめ

キャラデザ、作画、微妙なギャグ、最初はいろいろ不満がありました。
でも、物語にどんどん引き込まれていくうちに問題にならなくなりました。

最初はパラレルワールドと見せかけておいて実はループだったと言う設定。
そして、何度もループするが、その理由が分からないと言うミステリーさ。
その分からない理由を「運命」ととらえ抗おうとするところ。
そして、諦めかけていたところに、想いの強さから「奇跡」を信じるところ。
そして、最後は、ループの原因と黒幕が分かり、大団円で終わる。

この物語は、仲間と運命に抗う物語でもあり黒幕を追求していくミステリーでもある。
他のタイムリープものにはない面白さがあった作品だったと思いました。

投稿 : 2022/05/19
閲覧 : 237
サンキュー:

20

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2022.3.14

2回目2022.3.14

投稿 : 2022/03/14
閲覧 : 149
サンキュー:

0

ネタバレ

蜜爺 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やっと最初のひぐらしと繋がった…。

めちゃくちゃスッキリしたし泣けるほどではないけど心にジーンときた!
圭一のおかげというより赤坂のおかげで世界が変わった感じがした。
ハッピーエンドで終わるのが少し意外だった。

投稿 : 2021/08/12
閲覧 : 203
サンキュー:

3

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ゼロ年代的想像力における政治と文学の再統合

前作終盤でこれまでの各世界は梨花の繰り返してきた平行世界であった事が判明する。そして本作では梨花の随伴者であるオヤシロさま=羽入が物語へと介入する。

この羽入は原作ゲームにおいてはプレイヤーの隠喩である。同作の原作ゲームは形式的にはゲームであるにも関わらず選択肢によるシナリオ分岐が生じないサウンドノベルである。

本作においてプレイヤーは繰り返される惨劇をただ眺める事しかできない。この点、これまでの世界において繰り返される惨劇をただ傍観する事しかできなかった羽入はプレイヤーのアバターとして機能する。

そして最終章祭囃子編においてついに羽入=プレイヤーはゲーム世界へと降り立ち、物語内のキャラクターだけでは解決不可能であった事態を見事に解決する。ここに本作のゲームとしてのカタルシスがある。

ゆえに東浩紀氏は本作は一方で「小説のようなゲーム」であり、かつ他方で「ゲームのような小説」でもあるという。つまりこの作品は単純にゲームとしては大きく退化した上で再び、ゲーム的リアリズムの作品内への再導入を試みる「ゲームのような小説のようなゲーム」とでも呼ばれる作品である。

また本作はゼロ年代的想像力における「政治と文学」の一つの回答でもある。

この点、ゼロ年代前期においては、経済成長神話の崩壊に伴う社会的自己実現への信頼低下を背景に他者性なき母性的承認を希求するセカイ系的想像力が一世を風靡した。

これに対して、ゼロ年代中期においては、米同時多発テロ、新自由主義的政策による格差拡大といった社会情勢を背景に様々なセカイが決断主義的に正義を奪い合うバトルロワイヤル系想像力が台頭した。

こうしてセカイ系において一旦切断された「政治(正義/悪の記述法)」と「文学(ナルシシズムの記述法)」はバトルロワイヤル系の台頭により再統合を求められるのである。

この点、本作は「昭和58年6月」というバトルロワイヤル状況(政治)にゲーム的リアリズム(文学)によって介入する。ここで「政治と文学」は様々な物語(シュミラークル)を生成するシステム(データベース)をハッキングする欲望のもとに再統合される事になる。

そういった意味で本作は、物語(シュミラークル)とシステム(データベース)から成るポストモダン的二層構造における実存の在り処を照らし出した作品と言えるのではないか。本作がゼロ年代の代表作の一つに数えられるのは故なきことではないだろう。

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 211
サンキュー:

3

ネタバレ

スー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

50話もあったのに途中グダらずに完走してしまった

久々にイッキ見というものをした。
特に、二期(解)に入ってからはあっという間だった。

子供の頃に見ようとしたときは、怖すぎて途中で断念したけど今回は完走できた。怖い話が好きで見始めた人には、最後の方は物足りないかもしれない。一期の前半はかなりホラー要素が強めであるのに対し、一期の終盤からは解答編ということでミステリーの要素が幅を効かせてくるからだ。

羽生や、雛見沢症候群の原因病原体、宇宙人、雛見沢から離れてはいけない理由などなど、説明されていなかったことに若干の心残りはある。しかし、だんだん謎が語られていく構成、部活動メンバーや雛見沢の結束、途中では敵だった大石や園崎家が最後には皆味方になるストーリー、そして7月を迎えて終わるというハッピーエンド、、、。圧倒的に面白かった。(僕はハッピーエンドが好きだ。)

まだ一期と二期しか見ていないので、他の作品(礼とか業とか)がどんな立ち位置なのか分からないが、とりあえずここまでの50話の完成度は他のアニメのほとんどに追随を許さないと言って良いと僕は思う。

あまり他の作品と比較するものでもないが、僕の中では、キルラキルとか、サイコパスとか、宇宙よりも遠い場所とか、ストーリーが高く評価されているアニメと肩を並べている。

アニメを見終わって喪失感を覚えるのはとても久しぶりの感覚で、とても心地がよい(と同時に本当に寂しい)。怖いのが苦手な人にも、ぜひ見てほしい。

誰かと感想を語り合いたい気分でしたが、周りにひぐらしを見た人がいないので、ここで独りで語りました。読んでくれた人はありがとうございました。

投稿 : 2021/06/21
閲覧 : 164
サンキュー:

6

ネタバレ

よれん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

文学作品のような

一期二期と計50話を終えたときはとてつもない達成感でしょう。繰り返し見て考察を確認して僕はようやく感動って感じでした(笑)。これはどういうことだったんだという解答に値する箇所がアニメで回収されていなかったのは残念です。ただこの発想と仕掛けは天才以外の何者でもない物だったと思います。噛めば噛むほど味が出るような文学作品さながらのような面白い作品でした。

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 203
サンキュー:

2

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にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

先に「ひぐらしのなく頃に」を見てね☆ 

「ひぐらしのなく頃に」のつづきってゆうか
「ひぐらしのなく頃に」を見て分からなかったところの
答えのおはなしかな


前とちがってこっちは明るいとか
すっきりしたとか感動したとかってゆう人が多かったから
楽しみにしてた

1話目は人が死んだりしなくってほっとしちゃった^^
1期でおきた事件ってこうゆうことがあったんだって
これならいいかなぁって見はじめた
前に分からなかったところとかもたくさんあったし

でも見はじめたら
はじめのうちはそんなでもなかったけど
だんだん1期とそんなにかわらないくらい{netabare}人が殺されたり
かげで悪いこと考えてたりしてて{/netabare}
う~ん。。

ただ
1期みたいにとつぜんおかしくなって
いままでいい人だったのに急に殺しはじめたりするのが少なくって
前よりも気もちがつたわってくるおはなしだった

{netabare}みんなで助け合って話し合って
そしたらだんだんよくなってくるって分かってきて{/netabare}
そこもよかったって思う

ただ
感動したってみんながゆうの分かるけど
そんなにたくさんの人殺したりしなくってもよかったかなぁって
やっぱり思っちゃった。。

それから
高野さんの子どものときのおはなしってほんとうにかわいそうだった
見てて苦しくって泣いちゃった(ぐすん)
だから
{netabare}ひふみ博士がむかえに来たときはほんとによかったなぁって。。

でも
そんな高野さんが
あんなに分かってもらえなくって悲しい思いして
それでやっとやさしい博士に助けてもらったのに
そんなにかんたんに人を殺したりってできるのかな?

もしかして高野さんって
ずっと前から自分がひなみざわ病になってたのかも。。{/netabare}

あとさいごの方はとってもドキドキしちゃって
たのしかったかな♪

{netabare}みんなで
どうして高野さんがそんなことしたのとか考えたり
トラップをしかけたりとか
(にせもののおとし穴のそばにほんとの穴をほったりw)
頭いい~って思ったw

高野さんも助かったし
みんな助かったみたいでよかったって思う
さとしくんも助かるといいなぁ☆{/netabare}

それからリカちゃんの声
子どもみたいな声と大人っぽい声
にゃんははじめ別の人の声かなって思っちゃったw
「のうりん」のリンゴの人だよね
とってもじょうずだなぁ^^


あと
にゃんはおばかだからかなぁ
{netabare}はにゅうってゆう神さま(?)が
解のおはなしに急に出てきたみたいでちょっと気になっちゃった
(もしかしてにゃんが気がつかなくって1期にもでてたのかな?)

だって解って答えでしょ?(たぶん)

それってミステリーのドラマとか見てて
あやしい人いっぱいいて
でも
みんなアリバイとかあって分からないなぁって思ってたら

探偵さんが
今までぜんぜん出てこなかった人をつれてきて
この人が犯人です!とかって言ったら
みんなびっくりしちゃうと思うケド。。

だからこのおはなしって
答えとちょっとちがうみたい
やっぱりつづきってゆう感じなのかな。。

それで
神さまとか出てくるんだったら
事件はおやしろさまのたたりのせいで
どうやったらたたりを止めることができるの?とかって
答にしたらよかったかも。。って

そしたらみんなで仲よくして
おやしろさまにあやまって助けてもらう。。とかになって
よかったかもってにゃんは思った
{/netabare}

投稿 : 2021/06/17
閲覧 : 1399
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218

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ぱえりか さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作と呼ばれるものはやっぱり名作でした

リアルタイムで見たときは
難しくてよくわからなかったけど
見直して感動しました!

投稿 : 2020/11/26
閲覧 : 200
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5

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まーたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

解答編

1期の解答編。
え、まじそういう事なのwwwって感じなのが多かった。終わり方というかもう全てにおいて完璧なアニメやったかな。かな?(笑)
好きなアニメTOP10に余裕で入りますわね。いまリメイク版(業)のやつと照らし合わせて1期から改めて振り返るのもありかも?

投稿 : 2020/10/18
閲覧 : 339
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4

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noRespect さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完璧なアニメ

完璧なアニメだった。アニソンは一期に続いてとてもよくさらに二期のopは逆再生で一期のopになるという恐怖演出付き。最高。キャラに関しては一期では好きなになれないキャラもいたが、事情があることを知り、全員いいキャラだと分かった。作画もよくなっていてキャラが可愛くもなっていた。何よりシナリオがとても良かった。一期でできた謎と恐怖のカラクリを知った時、呼吸を忘れるほど息を呑んだ。仲間たちが運命に立ち向かい、全てのキャラ、全ての伏線が完璧に歯車として回っていてとても面白かった。

投稿 : 2020/08/13
閲覧 : 392
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4

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くろゆき* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『いいわ遊んであげる…永遠に終わらないこの6月を。好きなだけね』

心の芯に響く名作を視聴出来て、感激しています。
この作品の製作に携わった全ての方々に、心からの敬意と惜しみない賞賛を送ります。

ED曲「対象a」が、世界観にぴったりの哀愁を呼び起こしますね。
ホラーゲームが原作のこの作品、中高生対象の色モノ作品と思っていましたが、受け手の魂をゆさぶることができる素晴らしい作品でした。

1期と違って凄惨なシーンが少なく、後半盛り上がりに欠けるという批評もあるようですが、ワタシの感想は全く逆です。
残虐に、無慈悲に殺戮が繰り返される悲劇だからこそ、解は全ての救われなかった魂の救済のために、正々堂々と真っ向から悲劇に立ち向かう必要があるのです。
悪意に対してそのような手段で打ち勝つことは、気の遠くなるほど難解なことです。
しかし世界には底の見えない悪意が存在し、確実にジョーカーをひいてしまう被害者がいる。
その不信感から、疑心暗鬼になって軋轢が生じ、悲劇は始まってゆく。
回避するにはお互いが心を開いて、絆を結び直し、仲間と困難に立ち向かうしかない。
それが道を切り開いてゆく唯一の道だというメッセージは、1期で敷いた伏線を登場人物たちが丁寧に回収してゆく姿に現れています。
このため人形を渡すという些細なシーンでさえ、心を揺り動かされます。
この徹底した作り手の意図に本当に感動させられました。
犯人も注意深く考えて観ていれば、1期で気付いてしまいます。
しかし悪を為そうという魂が、その歪んだ愛なのだという設定は、困難を乗り越えようとする登場人物たち自身が、1期で様々な悲劇と過ちを繰り返しただけに、立場が紙一重と感じられ、憎むことが何の意味もなく、赦すことができなければ前には進めないと教えてくれます。

「全ての人が絶望や孤独に打ち負かされず、運命に立ち向かい、幸せを掴んで欲しい」

そんな気持ちにさせてくれる作品でした。

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 322
サンキュー:

8

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カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

無印「ひぐらしのなく頃に」を見てから

絶対に,無印「ひぐらしのなく頃に」を見てから見てください。解から入る人は居ないとは思いますが・・・

無印はグロさや作画の質など,色々な意味で敷居が高いです。(自分としては1クール過ぎたあたりからは先が気になりだしましたが…。)

「解」になると作画の質も飛躍的によくなります,(それでも現在のレベルからするとまだまだですが。)

頑張って無印を見て,解を見終わると報われます。ほんと,見てよかった!!

OP「奈落の花」(ちょっとした隠しギミックあり)ED「対象a」どちらも素晴らしい曲です。

{netabare} 全部見終わってぱおきちは鷹野ロスですw {/netabare}

なんと!2020年7月から,新しい「ひぐらし」ですと!
東京オリンピックどころじゃないですね(笑)

投稿 : 2020/03/21
閲覧 : 420
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11

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ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

物言う“神様”、お持ち帰り~♪

ゴシックホラーの極みであった“無印”。

そして“解”、不要なカードは一枚として存在しない“じじぬき”ゲーム、準備された歯車が噛み合わさり、一気呵成に時を進める展開が痛快であった。

メインキャラが持つ暗い過去を認め合い、“変態”であることに誇りを持ち、大見得を切る“魅音”に快哉を叫んでしまった。

また、限りなく慎重な表現を必要とする心の問題、はっきり言うなら“心の病”に対して、精神医学の方向性から外れないよう配慮をしている脚本に好感が持てる。

さらに、入江所長と“ブラック”梨花ちゃんとの会話が印象的であった。
手塚漫画の金字塔、ブラックジャックの恩人である本間丈太郎の今際の言葉を思い出した方も多いのではないか。

「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」

そしてエンドロール、我々は、新たな時間軸が生まれる瞬間を見るのである。

投稿 : 2020/03/04
閲覧 : 293
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12

ネタバレ

とむ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い!

見た人しか分からん書き方しますが…。


退職金を棒に振る事になろうとも真相究明しようとする大石、漢やねぇ。

次世代にダム戦争を引き摺るべきでないと言うお魅、漢やねぇ。

梨花を助けに来る赤坂、漢やねぇ。

診療所地下で啖呵切る葛西、漢やねぇ。

部長として銃弾の前に出る魅音、漢やねぇ。

始末されようとしている鷹野三四に手を差しのべる富竹、漢やねぇ。

投稿 : 2019/12/18
閲覧 : 275
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4

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めー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

完走してよかった

一期から続けて見て、総合的には見て良かった。

作画かなりパワーアップしつつ、一期の雰囲気残しつつは良かった。
あとEDイラストの幼い感じのキャラ達かわいい。

少しずつ真相の答え合わせされてく感じは好き。解を見ると一期の謎が解ける。
解決編だからホラー展開少なくて見やすい。作画良くなったからグロシーンどうしようと心配してたけど大丈夫。

悲しい結末に至る理由が病による被害妄想のせいっていうのは良くできてると感じた。
電話を盗み聞きされて消えた=間が悪いと思って出直しただけ
とか友達の普通の行動全てを疑心暗鬼だと、ね。
末期症状ではにゅうちゃんの存在を知覚できるから、足音とかごめんなさいが聞こえるとかも、なるほどと。
あれ?でも最後の実体化みんな見てますが末期以上か?
結局最後まで羽入の存在がこれはありなのか?と気になった。ま、それ言ったらループにもつっこみできるけど。

仲間を信じること、がテーマになってる作品だからご都合主義なとこ、そんなにつっこまなくていいかな。
ま、もう少し若かったら余計なこと考えず感情移入できるのかと思うと寂しくもあり。

鷹野さん子ども時代の施設怖かった。鷹野さんは連れ出されて助かったけど、あの施設はあのまま…?怖い。
鷹野さんの優秀さと美しさに惚れ惚れするのだけど、その全てが悪い方向に全力って。鷹野さんどこから病だったのかな。

赤坂は復習用キャラと思ってたらきちんと大活躍の重要キャラだった。
赤坂にりかちゃんが抱きつくとこいい。

それにしても見どころ多すぎて本編長く感じた。
世界観に入りきれず、とにかく答え知りたいみたいに思ってたとこあるのかも。

それにしてもあにこれの解の画像。
レナかわいいよ。好きな絵。
けど、解の代表がこのイラストでいいのか?(笑)

投稿 : 2019/07/15
閲覧 : 281
サンキュー:

6

ネタバレ

kawadev さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

皆が笑えるハッピーエンド?

原作をプレーした後、アニメ化されるのを楽しみにしていた作品。

1期(ひぐらしのなく頃に)でカットされていた、部活動等の様子も描かれているので楽しい。

原作にあったか?覚えていないのがラスト。もし、あの時、鷹野三四に声を掛けたら…。考えるとちょっと怖い。

投稿 : 2019/06/10
閲覧 : 243
サンキュー:

2

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にゃわん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リカとはにゅーん

梨花ちゃまと羽入たんが大活躍する本作
前作とは違って、部活メンバーとの協力や過去が
暴かれ

梨花は、何度も次元を越えて
沙都子が幸せになる未来を夢を見て
赤坂などに協力を求める

投稿 : 2018/12/16
閲覧 : 264
サンキュー:

2

ネタバレ

kaito39 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こういう終わり方もあり!

咋シーズンとは打って変わって色々な謎が解き明かされていく。
これまで打つ手なしだった圭一たちに希望の光が見える!

助からないエンディングも好きだったけど、これまで綺麗に解決してくれるとスッキリする!

投稿 : 2018/11/07
閲覧 : 265
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3

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ジャスティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

1期の起きたことの解決版。そしてあの時何が起きていたのか!?

タイトルにある通りこれは1期に続く2期なのですが、今回の主人公は圭一ではなく本来の真主人公である梨香ちゃんです。

2期ではこれまでに起きた事件と、今までの経緯についてそして、事件の解決の主に3つがメイン構成です。

今まで起きていた悲しいストーリーはどうなってどういうことが起きてどんな気持ちになってあんな風になってしまったのか?ということを説明してくれます。
というか1期と2期はセットになって見るのが一番いいです。2期が本編という感じが凄く1期では事件については触れましたが、お社様の祟りということで結局は全然解決されずに終了した感じがあったので、この作品でけりを付けてくれました。

今回のポイントは「それぞれの人の気持ちを思いやる」ということを教えてくれます。1期でもそのような描写がよくあるようで、全然解決しませんでしたが、2期では、それが全て良い意味で解決するので本当にスッキリしました。
あのホラー要素と鬱展開が大量にあったストーリーをずっと見てきたからこそ、解決して欲しいという気持ちを高めることに成功したのがひぐらしの人気の秘訣かなと思いました。もちろん1期を終えた人も多いかと思います。1期だけしか評価をしないという感じだと私もあまりスッキリした気分にはならないで終了していた感じがありました。2期が成功するアニメはそこまでないので凄いところだと思いました。

投稿 : 2018/10/12
閲覧 : 216
サンキュー:

7

ネタバレ

ゆい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まさかの人が犯人だった

一期と同じくおもしろかった。
一期よりは狂気な感じないけど、相変わらずやっぱ怖かった!
まさか高野みよが犯人だったとは…
みよ過去にひどいめにあってるし、恩人のためにやってるからうらめない…
でも散々ひどいことしてきてるから、あんま同情もできなくて複雑だったなぁ~
ハッピーエンドだからよかった!

投稿 : 2018/06/08
閲覧 : 239
サンキュー:

2

ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

名作シリーズの「解」決編はツッコミどころも多し!?(若干批判的注意)

最も有名な?ホラー・サスペンス・ミステリー系アニメ作品第2期(本編完結編)。ネタバレ付きレビュー。
{netabare}

・1期と合わせて50話近く、中弛みを感じさせなかったこと。
・単純なループものとして終わらず、少しずつ光が見えてくる展開の新しさと熱さ。
・協力展開からの失敗もあり、最終ループに向けて心から応援したいと思えたこと。
・なにより、悲惨な事件を繰り返してきた登場人物がやっとのことで報われたこと…。

…等々、本作には沢山の魅力があり、「観て良かった!」と思えた第2期でした!


ただ、あえて言わせてもらえば…1期の方がクオリティーが高かった様に感じます。

1期から粗さこそ目立つ作品でしたが、「かつての事件」に触れない部活メンバーに猜疑心を持ってしまう圭一君だったり、悟史への愛から鬼になってしまう詩音だったり…。
なかなか感情移入できる側面がありました…。

説明なしにループに入る置いてきぼり感や、狭い村社会の不気味さ…そして、救いのなさと僅かな希望…これらの要素が、「合う人には合う」作品となっていました…。


ただ、本作終盤の解決に向けた展開は、これまでの残酷な世界観と釣り合わない印象があり、「ご都合感」が強調されてしまった気がします。
端的に言って、ツッコミどころが多い…。
 私は友人とツッコミつつ楽しみながら観ましたが、「繊細でしっかりした話」が好みの方が満足できるかは怪しい作品だったと思われます。


 先ず、沙都子が強すぎる!!
 沙都子のトラップが軍隊を殲滅し、籠城に成功するわけですが…。小学生の女の子ですよね…?
 他の部活メンバーも相当強かったけど、圧倒的なキル数を稼いだ彼女の将来が少し不安です…。
 ここら辺の非現実的な戦闘描写で「ホーム・アローン」的なコメディ臭さが出てしまい、物語にチープな印象を与えてしまいました。

 また、赤坂も強すぎます…。銃器を持った相手が複数人いようが簡単に無力化してしまう正義の漢赤坂!どんだけ逞しくなってんだ…!
 まあ格好いいから良いか…声小野Dだし…。

 鷹野の動機に関しても、納得はできませんでした。過去のエピソードにはかなり同情してしまいますし「高野一二三の研究を世に広めたい」気持ちは痛いほど伝わりますが…。
 それで大量の罪のない人々を殺せる彼女は、やはりサイコパスでしかないです…。
 「『生きていいよ』って認めてもらいたかった」旨を話すシーンは、観ていて泣きそうになりましたけど、冷静に考えて、「お前は人を殺していいのかよ」ってツッコミたくなります。
 フラッシュ富竹をはじめ、認めてくれる人は少なからずいたわけで…。

 そのほか、子供っぽい圭一君の演説でも、大人が納得してくれたり…(寧ろ子供特有の真っすぐさが伝わったわけですが…)ハッピーエンドに向けた、強引で作為的な展開が数多く見受けられました。
 そもそも解決への最後の決め手となった「羽入の実体化」そのものが奇跡的過ぎるだろ…と。

 ただ、何度も何度も凄惨な事件の”被害者”となった部活メンバーが報われたことは、やはり喜ばしいです。
 「落ち」に納得しきれないのは、数多のホラー作品でも感じる部分であり(例えば名作『IT』なんかの落ちも正直自分は納得できない…)宿命とも言える点かもしれませんね…。

 特に殺される人生をひたすら繰り返してきた梨花ちゃんが報われたことが何よりも嬉しい…。
 某アニメで、毎週毎週同じ様な夏休みの出来事を繰り返し見せられるだけでも辛かったのに、彼女は「殺される人生」を無数に繰り返していたわけですから…。(圭一が転校してこない絶望的なループもあったみたいです…。)
 彼女が無事に7月1日を迎えることができたシーンは、やっぱりグッと来るものがありました!!


 しかし最後の場面…彼女は魔女にでもなったのでしょうか?
 バタフライエフェクトが心配になってしまう終わり方でもありました…。
 「死にたい」を選んだのに何故生きているんだ…?
(色々な解釈があるみたいですので、解説サイト等を観るのが良さそうです。)
{/netabare}

投稿 : 2018/02/18
閲覧 : 255
サンキュー:

19

ネタバレ

Kちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ぼく「嘘だッ!!!」

架空の細菌オチ…。
結局、ミステリーではなくSFやオカルトの類だったのは残念。だいたいが羽入が悪いじゃん。100年も繰り返してあの結論に達するのも参戦するのも遅くね?と思ふ。アニメだから色々端折られていた?

楽しめたかと言えば、この2期も楽しめたけれど…とにかく長い。合計50話?時折はさむ部活回がテンポを悪くしてるわ。いや、伏線張るために必要な部分もあるのは分かるけれど。リトバスの申し訳程度にはさんでいた野球回を思い出す笑

緑のキチ姉妹を演じた声優さんは本当にすごいと思う。

何気に「you」を楽しみにしていたのにアニメにはなかった…。

投稿 : 2017/08/30
閲覧 : 212
サンキュー:

2

ネタバレ

アハウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

目が・・・

BD2巻50話を3日くらいでみました。
目がおかしくなりました。

ミステリーとしては反則がありますが、見せ方は上手いです。
(羽生、山狗、伝染病、女王感染者・・・等)
萌とグロを融合させた感覚は良いです。
ループものは個人的には評価できませんがここではうまく
機能しています。

時折、残虐シーンが挿入されます。詩音が怖いです。

解では山狗との戦いが見ものでした。

この物語「梨花」が主人公なんですね。

雛見沢症候群はなんとなくもやもやしました。
村を出られない理由もよくわかりません。
同様の「おおかみかくし」もここが問題でしょう。
羽生の位置もぼんやりしています。
祭具殿や魅音の家に刑具(鉄の処女)があるのは恐ろしい
です。またなぜ中世ヨーロッパ風なものが?

BD1巻に26話入るのでしたらその形で販売してほしいです。
通常のBDは2話位しか入っていないのに7000円も取るのは
特典があるにしてもおかしいです。

投稿 : 2017/08/19
閲覧 : 269
サンキュー:

17

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零弍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

止まらない

謎が解けていく、、、
観だしたら止まらないとはこのことやな。
テンポよくギャグ入れてくるとこホント好き。
中盤からの戦闘シーン、策略が交差する感じ堪らん。
部活のみんな本当強すぎ(≧∀≦)

投稿 : 2017/06/17
閲覧 : 194
サンキュー:

3

ネタバレ

K.S さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

とても面白かったです。

友達の大切さが身にしみるです。
非常に面白かったです。

2周目視聴

 皆殺し編まで視聴
 {netabare}
 雛見沢症候群のほぼ全容が明らかに。個人的には一番面白い。
 しかし考えさせられる・・・田舎は・・・
 田舎に限らないかな?

 大きな権力者(もしくは名家・旧家)が市政や村政
 住人の未来までも極めてしまう。民主主義にはほど遠い。
 まぁどこでもあるかな?

 仲間の大切さがよく分かる皆殺し編
 子供の団結が大人をも動かす。強い意志。
 現実には難しいと思うけど、あったらいいな。{/netabare}

 最後まで視聴

 {netabare}面白かったんですが・・・
 普段ならまるで相手にされない子供の妄言もしくは妄想と
 とらえられてもしかたがない事でも今回は信用させたということは
 やっぱり他の方も多少なりとも記憶のかけらがあったのかな?

 タカノは・・・最終的には改心、もしくは後悔したのだろうか?
 雛見沢症候群が発症したから魅音(羽生)を撃とうとした?
 作戦失敗の腹いせで撃とうとした?
 タカノの生い立ちというか幼少期に問題があるのは分かるけど・・・
 よくよく考えると、日本有史史上屈指の大量虐殺者になる。

 最後は大団円で良かったんですが・・・
 {/netabare}

 アニメ見始めの頃に評価したものを2周目視聴で少し評価を下げました。 

投稿 : 2017/04/18
閲覧 : 219
サンキュー:

17

ネタバレ

フィーート さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

"運命"を変える

{netabare}1期は永遠の6月の繰り返し。2期はなぜ繰り返していたのかその真相。といった感じです。
いわゆるトゥルーエンドを目指してリカちゃんと羽入ちゃんが永遠に6月をループしているというわけです。 {/netabare}
タイムリープなわけだがあまりそこはフィーチャリングされていない。

ストーリーは1期がホラーが強いイメージがあるのに対しこの作品はそれがほぼ皆無。グロさは間違いなく薄れています。
むしろ友情や協力が強く表現されていると思います。

テーマはタイトルにも書いてますが"運命"ですかね。この一言じゃ分かりにくいですが。何度も何度もパズルを組み立ててはまるまでピースを探し続けている感じです。


総評すると間違いなく1期観た人は観るべきアニメです。1期と2期で物語がひとつになっているので。1期がホラーやミステリー要素が強かっただけこのアニメはテーマが分かりやすく一気に観やすくなりました。
メインは「タイムリープ」ではないけどこういう時空を超えて人生や生き方を変えていくというのは奥が深くて感情移入しやすいです。

{netabare}ラスボスが鷹野なわけだが鷹野のおじいちゃんを思う気持ちだとか過去を考えると100%悪者として思いえなくとても複雑な気持ちでした。{/netabare}

投稿 : 2017/03/04
閲覧 : 203
サンキュー:

7

ネタバレ

ポッチャマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1期と最後とこれの最後でかなり印象が変わる作品

多様なメディアミックスを果たしたPCゲーム原作のアニメ化作品。(私は未プレイ)
アニメでは珍しく、並行的に複数の世界を見せていくパラレルワールドを取り入れた作品で、当時は話題性があったらしいです。
他の人のレビューを見てもらってもわかるとおり、この作品は非常に残虐な表現があることは僕も予めわかって観ているので、少し覚悟がいるかもしれないです。ただ、テーマは別のところにあるので、慣れてしまうのが吉。

ここから、視聴中の私的メモです。(メモなので、少し事実と違うかもです)もろにネタバレなので、全体を知りたくない人は飛ばして下さい!{netabare}

【第1期】【第2期】(全50話)
①〜⑥ ⑦~⑨←少しキャラデザ変わる
登場人物は主要キャラが、前原圭一、竜宮レナ、園崎魅音、北条沙都子、古手梨花の小中学生5人。ときおり、富竹さん、鷹野さん、入江先生、大石刑事も登場し、各編にしか登場しないキャラとして、悟史、詩音、羽入がいる。

綿流しの日に富竹と梨花が死ぬのは①~⑧共通

〜出題編~
主人公は語りも含め、全て圭一。
どれも陰鬱な雰囲気で、終始謎めいた終わり方をする。
①鬼隠し編(1~4 全4話)
主にレナと魅音が狂気に取り憑かれている。
レナの扉ガンガンや針の入ったおはぎは最初のトラウマになりやすい。
圭一はみんなの言う“オヤシロ様の祟り”に疑心暗鬼になる。
圭一がレナと魅音を殺し、圭一も自殺。
→この話は後に回答編で、圭一の妄想と幻覚によるものとわかる。つまりレナと魅音は白。

②綿流し編(5~8 全4話)
主に魅音or詩音が狂気。
梨花と沙都子は魅音に殺される。
最後は圭一も詩音も魅音に殺される。
回答は全て、目明し編に続く。

③祟殺し編(9~13 全5話)
主に圭一が狂気。入江先生初登場。
圭一は沙都子の虐待を入江から知り、祭りの夜に沙都子の叔父、鉄也を殺すが、みんなは圭一が祭りに来ていたと言い、この矛盾に錯乱。
最後は梨花の死体を見て、沙都子が発狂し、圭一を突き落とす。大石は機嫌の悪い描かれ方。最後は状況不明の大災害が起き、雛見沢滅亡。

④暇潰し編(14、15 全2話)
圭一とレナがいない前日譚。
赤坂刑事が主人公。魅音の婆であるお魎初登場。
梨花の謎が深まる。梨花は赤坂に妻が危ないと告げる。
→ここから梨花がキーパーソンに。

~解答編~

⑤目明し編(16〜21 全6話)
綿流し編とは違う設定だが、間接的な解答編になっている。
物語は全て魅音と入れ替わった詩音の目線。狂気は詩音のみ。
全ては《悟史くんのため》
後半は綿流し編とリンクしてくる。
16、17話で、悟史と出会い、惚れる。
爪はがし→北条家と関わった責任「けじめ」
オヤシロ様の祟りと悟史失踪の原因を一緒にしてしまう。本人は悟史が失踪した原因は婆と魅音にあると思い込む。
→婆と村長を殺し、魅音を監禁。
梨花は詩音に応戦するが、自殺。
沙都子は残虐に刺殺する。(ここが一番グロイ)
沙都子を守るように悟史に言われたことを思い出し、発狂。最後は綿流し編と同じく、圭一を殺して、マンションから墜死エンド。

⑥罪滅し編(22〜 26 全5話)
主にレナが狂気。
レナは父を騙そうとした詐欺師の女と沙都子の叔父を一緒に殺す。その後、鷹野の研究を追って後に圭一も一緒に調べていく。が、怪しい男たちに追いかけ回され、鬼隠し編の圭一と同様、被害妄想に取りつかれる。その後レナは学校に立てこもる。
圭一が説得し、終わりは唯一救いがあるように感じる。
今までとの最大の違いは、圭一が鬼隠し編や祟殺し編など、違う世界でしたことを思い出したこと。

第2期
2期からは梨花が観測者となって、羽入と共に自分が殺されず、みんなが悲しまない世界を追う話になっていく。(梨花と沙都子は鷹野の研究材料にされるために命を狙われている。)
※2期1話は、赤坂と大石たちの未来での話。
鷹野は34号文書というものを残しているらしい。

⑦厄醒し編(2〜5 全4話)
アニメオリジナルストーリー。
主人公は主に梨花。梨花だけはは終始暗い。
梨花宅で沙都子が梨花に言った一言
『悩みがあるなら一人で抱え込まずにまず相談する』←罪滅ぼし編での圭一のセリフ
梨花が羽入と夜に一人語りをする場面が多い。沙都子は怪しい男たちに不安を感じる。大石も梨花たちを見守る。しかし大災害が起き、梨花が殺される。沙都子は昏睡状態で、大石は問い詰めるが、沙都子が死に、終わる。

⑧皆殺し編(6〜13 全8話)
主人公&案内役は梨花と羽入。
綿流し編でのゲーム大会と同じ場面で、梨花が圭一に話すと、カルタは黒ひげになり、レナにあげたはずの人形を梨花が何もせずに、圭一は魅音に渡す。他にも、圭一とレナは、鬼隠し編や罪滅ぼし編でしたことを夢として鮮明に覚えていた。梨花は少しずつ期待していくが、後に自分がストーリーに関わらないとダメだと気づく。この世界では、祟り殺し編と同様に、沙都子が叔父に虐待、監禁されているため、これをみんなで救う話が展開される。最終的に、救った後に、鷹野の襲撃に会い、あと一歩のところで全滅エンド。

⑨祭囃し編(14〜24 全11話)
いきなり、鷹野の過去から始まる。辛い過去を経て、周囲に自分の存在価値を、雛見沢感染症の研究で認めさせる為に、武装する。これにより鷹野が黒幕であることが強調される。
全体を通し、今までのメンバーが総出演している。
ここでの魅音の婆であるお魎の言葉で、外から来たひとを迎えることを”換気”と例え、必要なことと語っているため、私はここで、今までと確実に違う世界なんだと気づきました。
梨花はすでに死んだことにし、作戦をきる。
最終的に鷹野たちに勝ち、世界線を変えついにハッピーエンド。 {/netabare}

【感想】
上記のとおり、2期の後半以前は、どれもほぼバッドエンドです。
私は最初、出題編で出した謎をシュタゲみたく全て回答編で回収するのかと思いこんでましたが、違ったみたいです。まったく別の世界を見せていく手法はあくまでパラレルワールドなだけで、直接登場人物が別の世界に干渉することはないです。
厄醒まし編まではところどころに、狂気を表す演出が凄く多いです。たぶん、評判が悪いように言われるのもこのせいだと思います。でも、この謎を残すやり方と、過激な表現にもおそらく理由があると思います。

要は、1期に残虐で陰鬱な世界観を描写してインパクトを与え、対して日常の描写をギャグ絵みたいにデフォルメすることで、ギャップをつける。そうやって初めに緩急をつけると、解である2期は敵を倒すような燃える展開に愛着?が持ちやすくなるんじゃないかなと勝手に思ってます。
だからこそ、1期のキャラクターデザインは2期ほど可愛らしくない感じでいいのかもしれません(笑){netabare}
もうひとつ、解(2期)では梨花が、時間ものとして必要な"観測者"のポジションに立っていて、この設定で、全体を通して圭一目線から梨花目線にシフトしていっているのもうまい演出だと思います。{/netabare}

テーマはほかの方も言われているとおり、「仲間を信じること」ですね。1期で起きたことの唯一の解決法に気づくまでの物語です。後半では特に強調されてますし。
これを伝える表現としてはやや奇抜で邪道かもしれません。でも私は観た者として偏見を持たれたくないので、興味がわいたら一度見ることを勧めます。最後まで見れば損ではない名作だと思います。

投稿 : 2017/02/01
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ひぐらしのなく頃に解のストーリー・あらすじ

昭和58年の夏、都会から遠く離れた鹿骨(ししぼね)市にある寒村・雛見沢の夕暮れ時にはひぐらしの合唱が木霊していた。
圭一達いつもの部活メンバーは、他愛のない日常を過ごしていた。ただ、その平穏な日常を一変させるあの日が近づいて来ていた。
毎年6月に行われる祭「綿流し」。過去4年続く、祭りの日に繰り返される惨劇…。はたして、惨劇は今年も繰り返されるのだろうか?それとも…。(TVアニメ動画『ひぐらしのなく頃に解』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年夏アニメ
制作会社
スタジオディーン
公式サイト
www.oyashirosama.com/web/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%90%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%AA%...
主題歌
≪OP≫島みやえい子『奈落の花』≪ED≫anNina『対象 a』

声優・キャラクター

保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、田村ゆかり、堀江由衣、茶風林、大川透、伊藤美紀、関俊彦、折笠富美子

スタッフ

原作:竜騎士07/07th Expansion『ひぐらしのなく頃に』『ひぐらしのなく頃に解』、ストーリー原案・監修:竜騎士07、 監督:今千秋、シリーズ構成:川瀬敏文、キャラクターデザイン・総作画監督:坂井久太、音楽:川井憲次

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