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「君は彼方(アニメ映画)」

総合得点
52.1
感想・評価
18
棚に入れた
60
ランキング
7638
★★★☆☆ 2.4 (18)
物語
2.1
作画
2.4
声優
2.7
音楽
2.6
キャラ
2.2

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君は彼方の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

前半は『千と千尋』のオマージュ、、、、だけど、海列車はやりすぎじゃない?

中盤まで、記憶が無くなっていくとことか、世の境に来た時乗っていた海列車と人影とか、謎のお助けキャラとか、『千と千尋』と被せ過ぎじゃない?って思ったけど、さすがに終盤は違う展開だった。
とは言え、少し違う役だったけど夏木マリまで出てきたし、意識してオマージュしてるのは間違いないんだけど、さすがに海列車はやりすぎじゃない?(笑)


最初、新の声、佐々木蔵之介が演じてると思ったけど、全く知らない人だった。今作主人公の澪と新は本職声優じゃない人が演じてるけど、主人公の松本穂香はそれなりにうまかったけど、新の佐々木蔵之介に似てる声の人はうまくなかった。
ただ松本穂香に関しても、途中澪がミュージカルみたいに歌うシーンがあるけど、別に下手ではないんだけど、声が裏返る時の声質の変化が、下手くそな人が歌う時の感じだから、どうしても裏返る時だけ下手に聞こえてしまう。


舞台は池袋。序盤で新とデートする時、実際の池袋の名所シーンがあるけど、そこを静止画にしたのはいただけない。確かに物語としては全く重要な場面ではないけど、実際の場所を描くのなら、ちゃんと動かして描くべきだった。

あと最初、主人公が寝坊して家を出る時、金魚の姿が透けて後ろの壁が見えてたけど、あれは後々の展開を示唆してるのかな?それともただの作画ミス?

最後に、EDで学校にいる新と澪と円佳の静止画が映るけど、作中全く出てこない男子が一人追加されてる。立ち位置から円佳の彼氏とかなんだろうけど、せめて声無しでもいいから作中で関わるシーンを入れて欲しかった。



【あらすじ】
高校生の澪は幼馴染の新とよく一緒に出掛けるが別に付き合ってるわけではなくその微妙な関係に悩んでいた。

しかし友達の円佳が新を好きになり、それを後押ししてしまい落ち込む。

ある日、新と出かけた日に占いへ行くが、新は何かを見てしまい様子がおかしくなる。

澪はおかしくなった新に円佳の件もあり突っかかってしまう。

その後新に謝ろうと自転車を飛ばしていると事故に遭う。

幸い軽傷で済んだが、次の日、新と一緒に電車にのっていると澪は一人だけ不思議な世界に迷い込む。

池袋駅の見た目をしたその世界で澪が持つギーモンのぬいぐるみと出会う。

ギーモンが喋り出し、ここは世の境だと言い、自分は案内人だと言う。

だが直後、菊ちゃんという少女が現れギーモンのいうことを聞いてはダメと言う。

実はこの世界は死んだ人間が未練なく成仏できるように設定された世界で長くいると記憶が失われていく世界だった。澪は事故のときに意識不明になっていたのだ。

最初澪はその言葉を信じなかったが、体が黒くなり始めたり、新のことを思い出すとそれが直ったり、世界が侵食される殯という現象があり、信じざるを得なくなる。

菊ちゃんの言葉で、現世に帰るため、忘れ物口で思い出を言おうとするが、新に言わなければいけない言葉が出てこず失敗。

とりあえず澪はこの世界をよく知る大神というのに会いに行く。

澪は大神と会うが、その大神は昔よくしてくれたお婆ちゃんの姿をしていた。

澪はお婆ちゃんから言われ、今まで諦めてきたことや努力をしてこなかったことを思い返し、いつも新がそばにいてくれたことを思い出す。

新に伝えたいことが分かった澪は忘れ物口へ行き、帰りの切符をもらう。

一方新は例の占い師の元へ向かう。実は占い師は新のおばだった。

実は新の一族は秘密を抱えており世の境のことも知っていた。

新はおばに頼み、澪を連れ帰る方法を聞く。すると新は突然倒れ、幽体離脱してしまう。

澪は電車に乗るが、結局世の境に戻ってきてしまい、帰れなかった。

澪は再び大神の元へ向かい、帰れなかったのは殯のせいで、もっと強い思いが必要だと言う。

澪は再び世の境に戻ると、そこは1年前、澪が飼ってる金魚を手に入れた夏祭りだった。

だがそこで澪は擬人化した殯と出会い、追いかけられる。

だがギーモンが力を貸し、澪を逃がす。逃がした先で自分が飼っている金魚のきぃちゃんに助けられる。実は菊ちゃんはきぃちゃんのことだった。

澪は金魚にのり逃げるが、殯に追いつかれてしまう。

すると幽体離脱してこっちの世界に来ていた新と再会する。

再会を喜ぶ二人だったが現実世界で死にかけた新はおばにより現実で目覚めさせられてしまう。

新は澪がいる病院に行く、そこで幽体の澪は新に会うが新には澪が見えなかった。

殯が現れ、澪に諦めろと言う。

新は新があげた澪の数珠を通じて澪の幽体の存在を感知し、おばから幽体離脱ができる一族の話と父がそれで死んだ事、母親が新から離れた訳を聞く。

新は澪の肉体を連れ出し、朝日が見える崖へ向かう。

世の境の同じ場所にいた澪は大神と殯に諦めないことと新への気持ちをぶつけ、現世へ戻ろうとする。

澪は想いの強さで肉体へ戻り新と再会する。

投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 183
サンキュー:

2

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

凄いな…これ!

【概要】

アニメーション制作:デジタルネットワークアニメーション
2020年11月27日に公開された95分間の劇場版作品。
監督は、瀬名快伸。

【あらすじ】

幼馴染の高校生の宮益澪(みやますみお)と鬼司如新(きしもあらた)は、
友達以上恋人未満の微妙な関係であったが、
澪の友人の円佳(まどか)が新に気があることを澪が知ったことをきっかけに、
澪と新の関係がギクシャクし始めて、喧嘩をしてしまう。
澪はその晩に大泣き! 土砂降りの中、自転車で新に謝りに行くのだが、
猛スピードで曲がり角を直角に曲がるなど無茶な運転をしていたら、
自動車に轢かれてしまった、ところが澪には何事もなく、
泥だらけの自分の姿に新に会いに行けないと諦めて帰宅。

翌日に登校して新に謝罪する澪であったが、新はまるで澪が見えないような反応。
帰りがけの電車で新の隣に座り、再度謝罪する澪。
ところが、急に空から光線が降り注ぎ電車を貫通して澪に当たると、
彼女はすごい勢いで雲の上に飛ばされる。
あまりの出来事に澪が目を閉じて開けると海の上を走る無人の電車の中。
澪は不思議な世界に迷い込んでいたのだった。

【感想】

監督・原作・脚本・企画の瀬名快伸氏が2億円の借金をして完成したものの、
あまりにもガラガラすぎて、各劇場で公開打ち切りになった問題作。

一応は、高校生の男女の恋愛を扱ったジュブナイルものですが、
『君の名は。』にタイトルが似ていたり、池袋が舞台だったり、
・『天気の子』の雲の上の浮遊。
・『千と千尋の神隠し』みたいな路面電車。
・『ペンギン・ハイウェイ』みたいなペンギンの大群が現れて飛んでいる。
・更にはクジラが海上を浮いて電車と並走。

いろいろな作品から印象的なシーンを寄せ集めて売ろうという心意気が、
かえって作品を安っぽくしてる印象。

電車が極端に四角かったり、妙に立体感の無いだまし絵のようであったり、
スライドショーみたいなシーンが目立ったり、
お世辞にも作画は良いと言えませんね。

二原も含めて原画スタッフ11人と動画が6人で劇場アニメを作ろうというのが間違いで、
作画が壊滅的に酷いシーンはないのですが、全体的に安定したクオリティの低さ。

これが15年前20年前のB級の深夜アニメなら、こういうのもあるよね?
で済まされるのですが、映画館で一般鑑賞料金が1900円(割引デーもありまするが)
を支払って、令和の時代に見るような映像のクオリティに遠いというのが、
「金返せ!」の心理で悪評に拍車をかけましたような。

脈略もなく、主人公が唐突に4分間歌って踊りだすミュージカルシーンがあったり、
突如、霊や神の話になったりで話は妙に宗教臭い方向性へ行ったりします。

その不思議な池袋を案内するマスコットキャラがいるのですが、
その声優が山寺宏一・大谷育江(ぬいぐるみ?)と早見沙織(少女)と妙に豪華。
彼らは役に立ってるの立ってないのか微妙だったりします。

更には、タイムリープものみたいに同じ展開を繰り返したりして、
退屈さから頭痛や眠気がすること請け合い。

主演の松本穂香さんの演技は気合が入っていて、
1時間15分あたりの絶望の絶叫シーンが凄いですね。
ただ、その絶叫が真に迫りすぎていて怖くなるレベル。

とまあ、ネタアニメとしては様々な要素がありますが、
物語は、この世とあの世の境に来てしまった主人公の澪が、
なんとか元の世界に帰ろうという話。
その鍵は澪が内面の問題を克服して成長するということで、
話のメッセージ性としては意外と真っ当で普通。

作画の安っぽさから、アニメを作るにはトップクラスの精鋭でなくとも、
ある程度のスタッフの質が重要であること。
シーンのアイデアがメジャーな映画のオマージュが多かったりすること。

色んな部分で商業作品として足りて無くて、評価が低いのは仕方ないところ。
アマチュアリズムだと思って楽しんだり、
『チャージマン研』みたいな観方をするならともかくとして、
プロの作品として有料だと、厳しいかなってレベル。

このアニメを見るなら、覚悟と割り切りとネタとして楽しむ心。
それらを持ち合わせることをオススメしますね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2021/12/06
閲覧 : 462
サンキュー:

19

ネタバレ

白湯 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:----

素人の自主制作レベル

商業作品未満。このためにタイアップしたアーティストと無駄に労力を使った声優、作画担当が可哀想なレベル。監督の知名度アップの犠牲になった方々には本当に申し訳ない。この作品は本当につまらない。

ストーリーはセカイ系にどっかで見た映画のシチュエーションを継ぎ接ぎしただけのパクリ。
作画は映画クオリティとは思えない位にガクガク。
キャラクターは二ノ国以上に魅力がなくてイライラ…

見ていて本当に苦痛。時間の無駄だと感じる。

投稿 : 2021/10/19
閲覧 : 283
サンキュー:

2

hiro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/08
閲覧 : 8

しらす さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/01/29
閲覧 : 13

まかろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/04
閲覧 : 10

Msslnd- さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/01
閲覧 : 12

クラーリィ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/13
閲覧 : 36

DahOh32684 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

投稿 : 2021/03/30
閲覧 : 46

はっしー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/06
閲覧 : 31

しむらうしろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/02
閲覧 : 31

さとう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:----

投稿 : 2020/11/29
閲覧 : 49

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君は彼方のストーリー・あらすじ

澪は幼馴染の新の事が気になっているが、気持ちを伝えられず微妙な関係を続けていた。ある日、些細な友人の言葉をきっかけに2人はケンカをしてしまう。澪は何とか仲直りをしようと雨の中を新の元へ向かう途中、交通事故に遭ってしまった。意識を取り戻した澪が目を開けると、そこには見たこともない不思議な世界が広がっていた。(アニメ映画『君は彼方』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2020年11月27日
制作会社
デジタルネットワークアニメーション
公式サイト
www.kimikana.jp/
主題歌
saji『瞬間ドラマチック』

声優・キャラクター

松本穂香、瀬戸利樹、早見沙織、小倉唯、山寺宏一、大谷育江、木本武宏、瀬名快伸、仙道敦子、竹中直人、夏木マリ

スタッフ

原作:瀬名快伸、キャラクター原案:はぁおん
監督:瀬名快伸、脚本:瀬名快伸、企画:CUCURI、キャラクターデザイン:阿部智之、総作画監督:阿部智之、アニメーション演出:浅見隆司、美術監督:片平真司、色彩設計:山田瑞穂、撮影監督:長牛豊、編集:後藤正浩、音響監督:瀬名快伸、音楽:斎木達彦、音楽プロデューサー:桑波田景信、効果:今野康之

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