STONE さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
新型コロナウイルス感染症(COVID-19/SARS-CoV-2)の感染拡大の影響を受け、一部作品の放送・配信時期に延期、変更が発生しております。
掲載している放送時期と異なる場合がありますのでご了承ください。
スキップとローファーの感想・評価はどうでしたか?
STONE さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
くまごろう さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
まあ君 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
RFC さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
徳寿丸 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
素塔 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
レビューをまとめるのにとにかく骨が折れました。
難航した理由は、前半と後半とで自分の評価が全く変わってしまったこと、
そのせいで印象が分裂し、トータルな共感ポイントがなかなか見出せなかったことです。
前半。ヒロイン美津未の上京とともにスタートした新生活。
入学早々の新しい出会いと、関係が深まっていくエピソードが重ねられていきます。
物語は美津未の一人称視点を軸にして、彼女のモノローグによるナレーションが
作品の基調となる明るく前向きなリズムを生み出しています。
一方後半は、聡介個人のストーリーがせり上がるとともに、
彼のモノローグによるもう一つの一人称の世界が割り込んでくる結果、
ファンシーな絵日記の傍らに、陰気な私小説が同時進行するような謎な状況になります。
純粋無垢な美津未に憧れを抱く聡介の心理を、丁寧に描こうとする意図は伝わります。
ただし、背景となるストーリーの出来が良くないのがかなりマイナスでした。
序盤から全力で飛ばす美津未を、さりげなく、スマートにフォローする聡介の
やさしい親鳥のような姿に観る方もホッコリしていたふしがあります。
だから、梨々華の乱入によって"闇堕ち"して以降の「志摩君ロス」は、
この相方の存在が美津未ワールドにとって、いかに重要だったかを端的に示しています。
この落差が引っかかったまま、下書きを繰り返しているうちにふと気づいたことなんですが・・・
作中で聡介と美津未が言葉を交わすシチュエーションは
廊下の窓際だったり、建物の前のちょっとした段差だったりと、
校内でたまたま出会ってから、流れのままに重要な展開が生まれている感じです。
第6話で美津未と聡介が仲直りする、階段の踊り場。
第9話の心に沁みる「いかせんべい」のくだりは放課後の廊下。
CMでお馴染みの、「よく転ぶけど、起き上がるのもめちゃくちゃ得意・・・」云々という
超ポジティブ宣言が飛び出すのも、聡介と話した直後の渡り廊下みたいな場所でした。
まあ、別に事々しくあげつらうようなことではないですね。
二人はただのクラスメートであって、会話が生まれるなら教室以外ならそんな場所でしょう。
ただ、あらためて観直すと、この作品の本質の一端がここにあるようにも思えてきました。
第1話の出会いにはじまり、最終話にいたるまで、ワンクール丸々費やした挙句、
二人が今もって、「たまたま出会って立ち話をする関係」であるという事実。
{netabare}最終話のラスト。場所は帰り際の廊下。
いつもはただ見送るだけだった美津未の背中に聡介が、「美津未ちゃん。」と呼びかける。
「何?」と振り返る美津未に、「何でもない。また明日。」・・・
・・・これが物語の着地点となる、二人の現在です。
繰り返される日常の中にも少しずつ生じる変化があり、それにつれて関係も
わずかずつ熟していく。関係性の現在進行形。{/netabare}
こんな二人の、恋愛にとどまらないすべての成長をあたたかく、
聡介が美津未を見ていたのと同じ、あのやわらかな視線で見守るというスタンス。
このラストはそういうものを私たちに示しながら、この先の展開を予告しているのでしょうか。
ところで、本作を賞賛する声の中に目立って多かったのは、
自分の高校時代を思い出した、というような感想でしたが、当方はと言うと、
キラキラとは無縁だった自分の高校生活と重なる部分はほとんどありませんでした(笑)。
(それなりに充実はしていましたが、高二病(?)的な、もっぱら内面的な充実感であって、
あるいは本作を語るのに苦労したのも、この面での共感が薄かったせいかも知れません…。)
そんな自分がやっと見つけることのできた作品との接点、実はそれが「立ち話」でした。
休み時間の教室や放課後の廊下で。帰り道の駅や電車の中で。
友人たち(+片想いの子)と、とりとめのない立ち話に興じていたことを思い出しました。
いろいろな出来事によって記憶の片隅に追いやられてしまっている
こんな時間こそが考えようによっては、実はいちばん青春らしい時間だったのかも知れない。
つまり、フットワークの軽快さ。そして、自由さ。
余白のようでいて余白でない時間。あるいはむしろ、すべてが自由という余白の中にあった日々。
本作のいちばんの特徴は、主人公二人の立ち話がそうだったように、
ドラマっぽいイベントではない、日常の中でごく自然に生まれてくる局面が描かれていることでしょう。
あるいは何かを初めて体験する瞬間に、自然に沸き上がって来る気持ちとか。
そんな何気ない日々のかけらや、心情の起伏を丁寧に拾い上げて綴られたストーリーには
女性作家らしい繊細な感性が光っている気がします。
ただ、そこに「リアル」という言葉を用いることには少し躊躇があります。
現実の再現をことさら追求した感じはなく、独特の切り口が巧みに日常のリズムを定着していて、
もっと感覚的な直接性、いわば「ライブ感」とでも呼ぶのがしっくりくる気がします。
まあ、どう言おうと大した違いはないのですが…。
成瀬順ちゃんのサムネが物語るとおり、当方の主観的な青春像はどちらかというと、
自我の危機や孤独、葛藤、迷走するナルシシズムなど、負の側面に偏っているんですが、
キラキラした調和的な青春をさわやかに描いた本作にも、捨てがたい魅力を感じました。
ナチュラルでリリカルな、珠玉の青春アニメとして愛されつづける作品だと思います。
2023.8.17
うにゃ@ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ぱっと見の出だしで未津未のキャラでコメディーとか独特な世界観で進んでいくのかと思ったが、スクールライフの王道展開のボーイ・ミーツ・ガールだった。
美津未の多少ド派手に転ぶことが多い人間だけどの下りがとてもよく表しているキャラで非常にポジティブで周りのキャラも個性豊かで美津未を中心に友情を深めていく。
派手な展開や激しい感情の起伏を演出することもなく、しっかり一話一話、話が進んでいき、美津未に惹かれる所含め後半は志摩くんの話になっていく。学校生活を上手に演出し重ねていって文化祭にもっていったなぁと思う。
里帰りのスイカを食べるの効果音はとてもよかった。北陸はPAですなぁ。
100点中81点
ポリゴン@Radio さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ぴかちゅう さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
CiRk さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
{netabare}
春アニメのラブコメでたぶん一番評価が高かったように感じる作品。
だけど、自分はあまりどこが良いのか分からず、滅茶苦茶つまらないとまではいかないけど、ありふれた凡作ラブコメにしか思えなかった。
友人たちとの会話劇が中心の作品で、恋愛要素やこれと言ったイベントもなく正直退屈。
リアルな雰囲気がーと言ってる人が結構いたけど、アニメでリアルな雰囲気を見たいと感じないというのが正直な感想。
もちろんそれが見たい人を否定する気はないけれど。
それにみつみの性格が独特すぎて、自分的にはリアルな高校生を描いた作品と言えるかというと程遠いように感じた。
後半の嶋君の話に関しては明らかそんな感じではないし。
あの話は作品の雰囲気にもあってなくて正直いらなかったかな。
まだ日常的な話をやってくれてた方が良かった。
自分が楽しめなかった要因の一つとして、みつみが死ぬほど苦手なのと、嶋君に対しても特段の魅力を感じなかったというのもあるので、キャラが好きだったなら評価も変わってたかもしれない。
自分には合わなかった作品というのが一番しっくりくる評価かな...。
あにこれの評価が思ったより低いなと思ったら、またも荒らしの模様。
何かしらの対策をして欲しいね。
私的評価:42点
私的ベスト回:(良いと思った回が)なし
↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆4
人生設計できてるのはえらい。ヒロインが好きになれない。
顔芸がちょっと嫌いかな。ノリがすっごい疲れる。初日が1番肝心だぞ。
今期恋愛作品多すぎなんだわ。
2話 ☆3
生理的に無理だわこれ。小忙しい。
3話 ☆5
ノリ大嫌い。みんなに優しい奴って居るよな。
女装演劇とかネタでしかない。優しいとは。
4話 ☆6
目標意識高すぎて草。過密スケジュール。都会のバスは早いな。
どの時間が有意義か分からないってのはその通りだな。
5話 ☆3
靴の色での学年分けとかあったな。デスノートかな? なんで急にキレるw
6話 ☆4
シマくんは何位なの? 相手の発言深読みしてしまうのはあるある。
そりゃそんなん聞かれたらムカつくわな。
7話 ☆5
人望の違い。クソ映画か? てか髪染めしてんのかよ。
パジャマパーティって実際あるの? 何この性格悪そうな女。
8話 ☆3
誰だよ。自分のことでもないのになんでそんな必死に。
子供が頑張ってんのにしょうもないことするクソ親。
友達ぐらいならいいじゃん。嫉妬民が。性格悪そう。
9話 ☆4
八十亀ちゃんに少し近い訛り。田舎編もっとあってもいいのに。
志摩くん過去に何やらかしたんや。
10話 ☆4
イチャついた(婉曲表現) 歌うまくないやんけ。人気で選ばれただけやん。1
00円自販機にありそうなジュース。CMで死ぬほど聞いたセリフ。
CMのせいで感動が薄れてるぞ。
11話 ☆5
なんの劇だよw 全然似てないな。学生っぽい演技の表現上手いな。
12話 ☆5
他人の親にここまで強気で行けるのすごいな。顔見せてきたの自分だろw
は? リリカって何で嶋くんのこと恨んでんの。隙あらば自分語り。
曲評価(好み)
OP「メロウ」☆7.5
ED「ハナウタと回り道」☆6.5
{/netabare}
{/netabare}
お茶猫@ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
よこちゃん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
同クールの「久保さんは僕を許さない」のほっぺの傷問題でわーわー言いましたら、親切な方にあれは赤丸ほっぺですよと教えて頂きまして、この場をお借りしてありがとうございましたm(_ _)m
ググると傷のないほっぺの赤いキャラもいて、そう言えばいてるし何とも思わないなと納得。そしてこのアニメを視聴、また赤丸ほっぺアニメかいー(^^;;
とりあえずその件は置いといて、主人公の声優さん黒沢ともよ。へーよく見かける声優さんで可愛い声の印象があったんですが、主人公演じてるアニメ初めてかもと思いつつ…なんじゃこの独特の声!主人公岩倉美津未は田舎から東京に出てきたJKですが、方言のくせが強いのではなく、このキャラの独特の声と間、空気は結構読むがグイグイ来る所、勉強出来るしすごい志し持ってるが何かズレてる。そして他のキャラとは違い絶妙な見た目、最初コメディに振り切ったアニメかと思いました。しかし違うんですよ、結構ベタな学園青春もの、このアニメは黒沢ともよの演技で勝ったとすぐ思いました。
美津未以外のキャラ絵は言い方変ですが真面目で、思春期のコンプレックス持ってたり、超美少女や陰キャもいますが、合わなそうなキャラ同士が仲良くなったり、それが美津未の影響だったりするんですよ。だから全体的に面白い個性を皆んな持ってて、それに強烈な個性の美津未が絡んで笑ってしまうアニメで面白いです。あと超イケメンの志摩もいい奴で知らない声優さんでしたが、実はベテランの江越彬紀(あきのり)の演技も良かったです。このアニメは嫌味なキャラがいないのが良いと思います。
赤丸ほっぺはこのアニメも傷っぽいですが薄目であまり私は気にならず、消えたり出たりこれは照れを表現してるのかなと解釈出来たので作画点は下げませんでした(久保さんはごめん無理)。まー傷じゃない赤丸ほっぺは可愛さを表現だと思うのでこれも大丈夫です(ややこしい奴ですみません)
2022年に「パリピ孔明」「アキバ冥途戦争」をぶっ込み大きく方向変えてきたP.A.WORKS。いい話だけどもう一つ足りないアニメが続いてたので、非常に出来もよく楽しめたんですが、逆にらしさも捨ててしまいどうするのかなと思いきや、ぶっ込むのをやめてまた新たなアニメに挑戦した感じで良いと思います。
連載されてる月刊アフタヌーンは男性誌のイメージですが、原作者女性で演出もオシャレ感あり女性の方も全然楽しめると思いますよ。やはりP.A.WORKSはセンスのあるアニメ作りますね。また一人岩倉美津未と言う黒沢ともよの神演技で一生忘れないキャラが現れましたが、この続きも気になります2期やって欲しいですね。かなりお勧めです良かったらご視聴ください。
2023年8月10日
takato さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「do it yourself」に続く主人公が脇役っぽい狐顔なところに好感がもてる。少女漫画とかのイケてない私が〜みたいなパターンって「いや、お前けっこうイケてるやろ!」なそこそこ可愛い毒にも薬にもならない顔ってのは嫌。cvも若手実力派な黒沢さんでええ。「じゃりン子チエ」のヒラメちゃんが良い例だが、顔よりキャラ性こそ魅力の源泉。
地味めだが、柔らかい色使いのアニメでjcstaffさんかと思ったがpaworksさんか。こういうタイプのアニメーションを手掛けるのは珍しいかも。「君に届け」の作者さんと同じく、主人公を親視点で優しく見守ってる感がええ。
本作は主人公が良い思いする話というより、主人公の周りの人が主人公に自然に救われる話やないか!。凄くイイネ。特に5話は止めてくれ岩倉さん、そんなイイ話は私が泣く案件。どうでもいいが、ショタ志摩くんが一番好み。
Tnguc さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
~
田舎から上京した主人公が戸惑うのは都会ではなく複雑に入り組んだ人間の心だった。その心を、前向きで真面目な主人公の性格が、人間関係に萎縮したクラスメートたちの心をあっという間に解きほぐしていく。キービジュアルを見る限りではなんの取り柄もない地味な女の子が、わけもなくイケメンにチヤホヤされるような、とりわけ同性からは嫉妬されるタイプのハーレム作品なのかなと思っていた。実際、見た目だけで言えばその通りなんだけど、分別のある主人公の行き届いた設定と、そこから紐付けられる色んな人たちとの自然な出会いのおかげで成り行きに納得ができるだけのドラマがある。(ただ、友だちになれた過程はやや薄味)。そういった、主人公にとっては恵まれすぎた物語だけど、他人に全てを委ねないで、むしろ自分の心情を鑑みる主人公の姿勢があるからこそ、この作品は評価されているんだと感じる。さらに、黒沢ともよを始めとした声優陣の高い演技とピーエーワークスの良質なアニメーションが華を添えていおり、とくにオープニングのダンスシーンは十全とも言えるクオリティー。そんな数々の場面に、観ている自分も芯から暖かく、表情は晴れやかになっていくのが分かる。そのとき、この作品のタイトルの意味を感情が理解したような気がした。
個人的評価:★★★☆☆(3.5点)
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
将来、官僚になるためと、奥能登の蛸(たこ)島ならぬ凧(いか)島から上京し進学高に首席入学した岩倉美津未。
柔和なイケメンに本心を覆い隠した志摩聡介らと出会い、
心を通わせながら青春していく同名連載コミック(未読)の連続アニメ化作品(全13話)
【物語 4.5点】
視聴者のトラウマをも優しく包み込むことで、
雰囲気だけじゃない、深い共感と癒やしを与える。
和やかなムードで視聴者が安心させられ、
誰もが心の奥底に秘めている黒歴史の封印が緩む。
そこへ正論で本質を突く志摩くんのキラー発言などにより傷が露わになり、
こんな痛い青春、自分も送っていたかも?と共感を呼び起こす。
トラウマについても、えぐり出して、塩を塗って衝撃を与える感じではなく、
優しく擦って、傷口を舐め合う感じ。
恥ずかしい思い出の一つや二つ誰にでもあるよ?と許され、
最後にはハッピーな気分になり、前を向かされる。
ある種の心療内科の如き丁寧なトラウマの取り扱いに多くの人が癒やされる。
こうした手順により、心の機微を分かっているという感想に繋がっていくのでしょう。
構成は15分完結二本立て或いは30分一本立て。
ピカピカ、キラキラなどと心の繊細な音を拾ったようなサブタイトルも、
心情の取り扱いがきめ細い本作ならば好感できます。
あ、因みにレビュータイトルは私のマイベストエピソードを3つ並べただけです。
工夫がなくてスンマセンw
そわそわ……2話前半。志摩くんがミカに{netabare} 外面でアプローチして来ている狙いを見抜いた上で「もう少しを肩の力を抜いてもいいんじゃない?」{/netabare} とキラー発言を決めた場面。ここで私はこのアニメは本腰入れて見ないと!と力み始めましたw
カツカツ……4話後半。美津未が真面目で不器用な高嶺先輩のスケジュール管理に憧れる話。昔、私もカツカツな時間管理で空回ったり、緩めた時間に思わぬ発見をしたりしていたので、非常に共感度の高いエピソードでした。
ポロポロ……10話後半。{netabare} 文化祭の仕事を抱え過ぎた美津未が、自分への悪評も耳にして志摩くんの前で涙するも、間もなく立ち直る話。{/netabare} 転んだ時の立ち上がり方を教えられる良エピソードです。
【作画 4.0点】
アニメーション制作・P.A.WORKS
実写作品風の柔らかい画作りを志向。
表情豊かな、但し真剣な目が時々怖いw美津未の顔芸や、花やら星やらが踊る背景演出。
コメディシーンでは結構遊びますが、キャラの頭身変動だけは絶対しない。
リアリティからかけ離れ過ぎない配慮も、視聴者の共感を保つ隠し味。
総じて見ていて、良い意味で楽な画面だったと思います。
私にとって『スキロー』は日々の生活に疲れた時だけでなく、
主張が強い他作品の映像消化に胃もたれした時にも立ち寄って一服できる、有り難い休憩所でした。
9話のトロトロな奥能登の帰省回。
東京とは対照的な、ゆったりとした田舎の空気感。
ご当地アニメで北陸三県制覇している同スタジオならお手の物です。
【キャラ 4.5点】
こんなイケメン美少女ばっかりの学校なんてリアルじゃない。
この種の青春物に対する批判でたまに見かける、
私がしょーもないな~と呆れるアンチコメの一つw
ですが天真爛漫な本作の主人公・岩倉美津未の場合は、
スクールカースト内で上手に外面を飛ばし合うのに疲れた人々ほど、羽休めにドンドン集まってくる。
{netabare} 子役時代のトラブル{/netabare} から周囲と青春を満喫することに距離を置いていた志摩くんも、
犬のサトノスケの如く楽しそうに寄ってくる♪
美津未がイケメン美少女に取り囲まれる人物相関にすら都合ではなく、
むしろ説得力を感じてしまう。
このキャラクター何気に凄いです。
江頭 ミカ。{netabare} 昔イジメられた過去と一因となった容姿へのコンプレックス{/netabare} もあって、必死に外面を作って、学校で計算高くやろうと立ち回る。
しばしば美津未と対比され、想いを寄せる志摩くんにはそういう打算もういいからという感じで警戒されてしまう。
{netabare} 「私がムカつく奴の名前をふたつ覚えてる間に 岩倉さんは親切にしてくれた人の名前をひとつ覚えるんだろう」{/netabare}
ミカは“負けイン”臭漂うサブヒロインですが、私も“心の許さじノート”をついつい開いてしまう醜い人間なのでw
私はミカにも幸せになって欲しいと応援しています。
村重結月。外面が良すぎて女子グループ浮きがち。
久留米誠。相手を決め付け過ぎて輪に入れない。
二人の心が氷解していく様にも空気を和ませる“美津未効果”を感じます。
【声優 4.5点】
音響はナチュラルな演技を要求。
コロナ禍により分散収録ばかりになる昨今、
本作は大人数での同時収録を敢行し、掛け合いの空気感を醸成。
以前、プロの声優が見ると、そのアニメが分散収録か否かは判別できるとの話を目にして、
そんなの素人の私には分かるわけないwと驚愕しましたが、
本作は分散収録じゃないと言われたら、私でも何となく分かる気がします。
それくらい掛け合いに自然なリズムを感じました。
岩倉美津未役の主演・黒沢 ともよさん。
ともよさんがモノローグでナレーションも兼務した作品は鉄板の安定感ですね。
{netabare} 「テッテケ トコ次郎」{/netabare} で場を制した歌唱もお見事でした。
志摩 聡介役の江越 彬紀さん。
アップダウンが激しいヒロイン役とは対照的に、常に優しい声色。
触れられたくない心に上がり込もうとする兼近先輩に釘を刺すシーンでも、
口調が終始穏やかなのが怖いですw
そんな志摩くんが美津未たちと心を通わせた末に、
{netabare} 「俺、学校楽しいんだ」と青春の喜びを醸して梨々華に打ち明ける{/netabare} 演技の変化にグッと来ます。
奥能登も舞台になるアニメとあって方言にも力が入ってました。
美津未の母ちゃんやっとった能登 麻美子さんは石川のもんやし、
上手いのは分かっとるげんけど、
美津未の幼馴染のフミちゃんしとった諸星 すみれさんは神奈川のもんやし、
心配やったんやけど、訛りとか石川生まれのもんから見てもじゃまなかったわ。あんやと。
石川県出身の声優・三浦 勝之さんが方言監修としてフォローに回ったのも、
方言の再現性に寄与していたのだと思います。
【音楽 4.0点】
劇伴担当は若林 タカツグ氏。
会話劇を邪魔しないミニマル・ミュージック。そっと寄り添うような静かな心情曲。
バックグラウンドに徹する派手さはないが良好なBGM。
きらら日常系の劇伴同様、朝の情報番組、旅番組なんかで重宝されるのはこういう素材なので、
今後、意外な所で耳にする機会もあるかもしれません。
OP主題歌は須田 景凪さんの「メロウ」
穏やかに上げていく青春ソングに乗って、ゆる~く踊る美津未と志摩くんに毎回冒頭から癒やされる。
OPで踊る作品に外れなしの私のジンクスを再更新。
ED主題歌は逢田 梨香子さんの「ハナウタとまわり道」
Aqours声優ソロ活動のタイアップ曲とは結構エンカウント率が高くて嬉しくなります。
内容もりきゃこの優しいボーカルで“今日も何気にいい日だった”と歌われ、
今回も良いアニメだったとハッピーに締めくくられる。
フィリップ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニメーション制作:P.A.WORKS、
監督・シリーズ構成:出合小都美、副監督:阿部ゆり子、
キャラクターデザイン・総作画監督:梅下麻奈未、
総作画監督:井川麗奈、音楽:若林タカツグ、
原作:高松美咲(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
第1話から心を掴まれた。
最初から期待値の大きさで高揚感を覚えたのは、
よりもいの1話以来だったかもしれない。
「スキップとローファー」というタイトルが良い。
青春真っただ中というイメージがあるし、
深読みすれば、ローファーでスキップするのは、
ちょっとやりづらい(私だけかもしれないが)。
楽し気にスキップしようとしても、
よほど足にフィットしていないと踵が抜けてしまう。
つまり、ちょっとそぐわない組み合わせ、
少しくらい、性格の違う関係性でも、
一緒にスキップすれば、より学園生活を楽しめる。
という意味で私は捉えていた。
実際は、作者によると「スキップ」と「ローファー」の
どちらも青春にふさわしいものだったので、
組み合わせたということだったそうだ。
でも、「少しのズレがあっても、
ポジティブな思考がみんなを元気にする」というのは、
この作品の大きなテーマなので、
このタイトルは、とても内容に合っているイメージだった。
主人公の岩倉美津未は、石川県の過疎の町から
東京の進学校に主席で合格してやって来た優秀な女の子。
入学式の日、電車を乗り間違えて、途方に暮れていたところを
遅刻して登校しようとしていた志摩聡介から声をかけられる。
一緒に学校まで走って何とか遅刻からは逃れたことから、
仲の良い友だちになる。
志摩聡介は、イケメンでクラスから注目の存在ということもあり、
美津未の周りには多くの人が集まるようになるのだった。
美津未は天然で真っ直ぐな女の子だが、
他人の行動にも思いを馳せることができる。
他者の立場を想像し、慮れる。
他者をフラットな視線で見つめ、
良い部分を発見することに長けていた。
しかし、そんなふるまいや考え方は、
長年やってこなかった人にとって、眩しすぎる。
嫉妬心と憧憬。
そのあたりの機微を上手く見せているのが「江頭ミカ」という
キャラクターだった。
ミカはごく普通の女性の感覚を掬い取ったような存在。
「村重結月、こういうあからさまな美人は誘いたくなかったな」
「ラッキーだったね、岩倉さん。そのまんま受け入れてもらえて。
私みたいに食べたいもの我慢して、キラキラした部活に入って、
キラキラしたグループに入って、
そんな努力しなくても良かったんだもんね」
「飛び切りの美人でもなければ、純粋で真っ直ぐにもなれない。
私を一体…誰が選ぶ?」
幼い頃は肥満児で周りから馬鹿にされていたミカは、
自分を良く見せるために多くの努力を積み重ねてきた。
食事を制限する。キラキラした生活を送るために、
部活にバレーボールを選び、必死になって練習した。
ファッションのことも勉強し、隙のない着こなしができるようになった。
人の顔色も女性特有の男子にまつわる嫉妬や妬みも敏感に察知して、
対処できるようになった。
ある意味、ミカも高嶺副委員長と同じように、
全てのことに愚直に取り組む人間なのだった。
しかし、ミカの場合、これまでの経験によって
出発点で「他者は信用できないから、
つけこまれないようにしなければならない」という考えが、
人間的な根幹になっている。
そして、作者にとって「典型的な女子」という位置づけで
捉えられているのではないだろうか。
群像劇として描かれているこの作品だが、
結月や誠とは、心情の捉え方の深みが
一段階違うように感じる。
それだけ重要なキャラクターということだろう。
{netabare}5話では美津未とミカのふたりが、
1年生が使用日となっていた昼休みの体育館で、
上級生から理不尽な扱いを受ける。
ミカはルールを守らない上級生の苗字を
「心の許さじノート」に刻み付けるが、
美津未は助けてくれた上級生の名前を覚えていた。
そのことに気づいたミカは、自分の思考を反省する。{/netabare}
他者との関わり合いには、すれ違いも「悪意」も必ずある。
そのことを踏まえた上で「いかに私たちは真っ直ぐに生きられるか」と
いうことを問いかけているようにも思える。
ここが、おそらく大切なテーマのひとつなのだろう。
美津未と志摩の淡い恋心を描きつつ、
美津未とミカを徹底的に対比している。
とはいえ、ミカ以外のキャラクターの描き方も丁寧だ。
結月の美術の展示での想い。
誠の偏見と友達に対する考え。
高嶺副院長の学園生活における理想。
志摩の他者との距離感や母親との関係、達観した思考。
どのキャラにもしっかりとしたバックボーンがあり、
そういう意味でもとても好感が持てる。
美津未という理想的な生き方。
失敗ですらプラスに変えていくしなやかさを見ていると、
心が浄化されていくように感じる。
P.A.WORKSの演出も好感だった。
スイカを食べる音でのどかな時間の流れを表現したり、
キャラの心情の見せ方も良かった。
そして、多くの人が指摘している
OPの美津未&志摩のダンスシーン。
初めて観たときから釘付けになったほど、
可愛くてセンスのある動きで、作り手の才能を感じた。
(2023年8月6日初投稿)
カミタマン さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
2023/08/01 初投稿
石川県の中学からT大を目指して東京の高偏差値高校へ進学した(首席)主人公の話だとか
もっと受験勉強が前面に出てくるのかと思いきや
普通w
「つばめ西」を我が母校の名前に変えても全く違和感ない感じw
イベントへのモチベーションの高さとか
「ああ!あんなだったよなー」って感じ
懐かしいw
美津未の周りの女子達との関係や
志摩くんとの関係とか
色々キュンキュンします
「君に届け」っぽい感じ,美津未と志摩君が爽子と風早君に見えるw
レオン博士 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
雰囲気の良さが心地よくて、充実した高校生活感が良く出ていましたね!
毎日が楽しかった高校生活の想い出が次々と浮かんできて、とても楽しかったです!
キャラクターの性格やクラスメイト同士の距離感ややり取りにリアリティがあって、これぞ高校生!って感じ
クラスメイトって言ってもあんまり話さない人のことは良くわかりませんよね、外から見た印象だけで勝手にこういう人なんだろうなーって想像して
でも人前に出している自分なんてその人のごく「一部」でしかなくて、本当に親しい人の前でしか見せない「大部分」をみんな隠し持っている
そんな「見せかけのキャラクター」と「人に見せないキャラクター」の両面を分けて描くことでリアリティのあるキャラクターを描いているのがこの作品の面白いところだと思う
みんなそれぞれ悩みを抱えているけど唐突にシリアスなイベントを起こして主人公がおせっかい焼いて解決させるんじゃなくて、
みつみや仲間達とのかかわりで各自が自分の悩みと向き合って前向きになろうとしているところが自然だし、キャラクターに共感ができて良かった
アニメに出てくる街に出てきた田舎者って、田舎者ばかにしすぎ!っていうようなわざとらしいキャラクター多いけど、みつみの「街に出てきた田舎者感」は絶妙でした
1話でみつみが快速電車に乗って降りる駅間違えるのとか、巨大な駅で迷子になるとか田舎者あるあるすぎ!
私は電車すらないド田舎から街に出てきたので、初めて一人で都会に行ったときに帰れなくなって泣きました。。。
たくすけ さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
Mi-24 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
うおお さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ともよさんの感情表現がとても上手く、主人公に好感を持てた。
女子サイドの青春と葛藤の連鎖が繊細で共感できた
めろん さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
主人公の黒沢ともよさんの演技
上手すぎて感動した。
あらためて黒沢ともよさんって
演技力がはんぱないって思った!!
キャラひとりひとりが人間味あって好き。
ヤマナ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
全体的にコミカルかつ軽快なテンポで進みとても見やすい作品。
登場人物もみな魅力的でこんな人いそう、こんな悩みありそうとリアルな
学園生活を描写していて懐かしい気持ちになった。
OPもとてもよく印象に残った。
恋愛要素は薄く友達関係とかの方がメインだった印象。
ただ、インパクトが弱く印象に残った話が特になくサラーッと見てしまう。
名作ではなく良作って感じ。あぁよかったよー、とは言えるけど自分から勧めはしないかなーって作品。
青春を味わいたい、あの頃に戻りたい人におすすめ。
BLEU62 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
コミックでも気になっていた作品。主役の声優さん(黒沢さん)がイメージぴったりでした。
teji さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
taka_2 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
能登から上京して高校から都内に通うことになった主人公の岩倉さん。入学式初日から迷子になってあたふたしているところに、同じ学校の制服を着たイケメン男子高校生が声をかけてくる。
これ完全にラブコメじゃん!!っておじさん期待したけど、そうでもなかった件。田舎と都会、純粋と洗練の裏に隠された打算の対比もあるし、高校生なんてまだまだじゃんと思うけど、すでにいろんな過去を背負ったそれぞれのキャラが深堀されてて面白かったです。
ウェスタンガール さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
私は普通列車が好きではない。
単に時間がかかるというだけではなく、乗り降りしてゆく人たちを眺めているだけで疲れてしまうのだ。
元々体が弱く、加えて人付き合いが苦手、特技もない。全ては生活のためと独り言ち、地方回りのルートセールスの日々を思い出す。スマホなどなかった時代である。時間帯で変化する人間模様に想像を巡らせてしまう癖も手伝って疲れてしまうのだ。そんな中、小中高生(ローファーたち)の何気ない会話に救われる思いがした。そんな時を思い出した。
そうだ、A列車で行こう!
特急列車は望めなくとも、快速列車で、時に乗り合わせる人との時間を楽しみながら。
スキップイットである。
mimories さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作未読。
残念だが終盤に評価を落としてしまった。
最後に待ち受けていたのがボスじゃなく三下のチンピラだった…みたいな部分がホント残念でならない。その部分だけは何の深みもない陳腐な話でキャラを殺してしまったと思う。
一方でそこを除けばかなりの良作と言える。途中までは観ると毎回気分が良くなってたし、作画はサスガP.A.と思わせてくれた。ハナシ以外もいろんな箇所で面白いと思った。
普段つまらないオリアニを量産してパワーの無駄遣いを続けるP.A.WORKSだが、力を持った原作さえあれば原作をより魅力あるものにするポテンシャルがある。はからずも今回はソレを証明してしまった格好。
今後オリアニやるなら、ちゃんとした話を書ける人でやっていただきたい。このままだと一部に浸透してる残念なレッテルがライト層にまで広まりかねないので。
この作品自体は途中までとてもオススメ。
anikorepon さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
雁 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
主人公の垢抜けないような微妙なビジュアルは私的にあんま好みじゃない。とはいえ2人の視点から織り成されるシナリオは少し爽やかさのあるタッチで青春の複雑さを描写出来ていて、わりと雰囲気的には好みに感じた。
めちゃくちゃ面白いというわけではないが無難には面白いタイプ。
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