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「僕の心のヤバイやつ(TVアニメ動画)」

総合得点
79.0
感想・評価
323
棚に入れた
1082
ランキング
518
★★★★☆ 4.0 (323)
物語
4.0
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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僕の心のヤバイやつの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

nakagi rin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく尊く、微笑ましく、でもちょっぴり切なかったり。。

「僕の心のヤバイやつ」
こんなにラブコメにハマったのは久しぶりでした!
原作は桜井のりお先生による漫画作品です。

市川京太郎
「僕は頭がおかしい。 この平和で満ちた中学の均衡は常に危ういということを今は誰も知らない。 僕は血に飢えた獣のようだ。 自分で自分が怖くなる。 いつかこの衝動が抑えられなく瞬間がくるのではないか。 僕が今最も殺したい女だ。」

いや、この導入はラブコメではないでしょ!
ラブコメを感じたとしても、まさかこれほどまで完成された、尊すぎるラブコメに仕上がっていると誰が思えようかっ!

、、、1話見たら止まりませんでした。
2期まで駆け抜けた感じです。

尊さと、微笑ましさと、少しの切なさと。

とくに切なさ成分に関しては、市川君と山田さんの関係性が変わっていくにしたがって、「切ない」の意味も変化していきました。

とはいえ、終始あたたかい気持ちで視聴できる、最上級のラブコメでした!

あまりごてごてした、突飛で重大な事件なんて起こらなくても、登場人物一人ひとりのことをしっかり好きになれる作品であれば、こんなにも引き込まれる。

もしも、作品タイトルの印象だけで視聴されていない方がおられましたら、観られることを強くお勧めします!

以上、感想でした。

P.S:原作はどれくらい進んでいるんだろう、、、追いかけてみようか、、、3期を熱望しながら待機しようか、、、良い作品と出逢うといつもこんな悩みというか葛藤が付きまといますねっ!

投稿 : 2024/04/06
閲覧 : 49
サンキュー:

6

ネタバレ

れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヤバいよヤバいよ

ずーっと前から気になっていて手を出せていなかった作品。
やっと観ました。何か色々絶妙ですねこれ。

山田さんと市川くんのかわいさはもちろん
心理描写の解像度が非常に高いです。
キュンキュン成分が致死量を超えていて
観てる時多分すごいキモい顔になってたと思います(笑)

中二。人生で一番くらい恥ずかしくて面白い時期だと思います。
市川くんは結構拗らせキャラではありますが、
特に大げさでもなく、殺人マニュアルとかに影響を受けちゃうあたりも
含めて割と普通の中学男子だと思います。

非常に些細な心理描写や仕草の表現が上手いので、
作者多分女性かなと思ったらやっぱりそうでした。
でも作者さん中学男子の心理も理解できすぎてて
すごいなと思いました。

山田さんは子供っぽさと大人な一面を併せ持つ
色々と絶妙な匙加減のキャラでした。
市川くんと比較すると自分の欲求に素直で
感情にも出やすく、わかりやすくかわいいです。
この時期って女子の方が男子より少し積極的な感じもします。

山田さん市川くんのかわいさの他に
キュンとくる大きな要因だと思うのが、
この時期特有の過剰なまでに「自分の気持ちを隠す」という行動と
隠してるのにたまに出すぎて溢れちゃうという要素です。

中学校という舞台は、ほとんどの生徒は少なくとも好きな人が
いたりするはずなのに、恋愛に発展するにはハードルは
かなり高いと思います。

少し目立つと学校中ですぐにネタにされますし、
まず上手く守備を固めないとその後の学校生活が危ぶまれる
様な展開に簡単になり得ます。

みんなそれをわかってるから恋愛事情は基本隠すし、
進展速度ももどかしい程遅いです。

中学時代の自分も、、
とにかく気持ちを知られる事にビビってたので、
何か一つ進展するためのファインプレーをしたとしても
次の日には自ら進んでやらかして帳消しにするという
クソザコっぷりだったので、

市川くんはそんな昔の自分よりよっぽど大人だし
思いやりも勇気もあります。
個人的に中学生の恋愛として120点です。


続けてそのまま2期を見ます!

投稿 : 2024/04/02
閲覧 : 107
サンキュー:

27

ネタバレ

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心情描写がうますぎる

背も低く見た目は子供っぽいが考え方は大人びている中学二年生の主人公と、人一倍大人っぽい見た目をしていますが、内面は子供っぽい同級生のヒロインとのラブコメディを描いた本作。

真逆の存在同士とのラブコメという点では、かなりオーソドックスな作品ではありますが、ここ最近のラブコメ作品の中でダントツで面白かった。


その理由として挙げられるのは主人公の心情描写。

最初はヒロインを見下し、内心では嫉妬していましたが、話が進み、ヒロインの事を「好き」だと自覚し、そこからまたその人を知ることによって、様々な感情が主人公の中に生まれていく……、というように、そういった主人公の心の内が丁寧に描写されていくことによって、本作の面白さに拍車をかけています。

中学二年生という、精神が子どもから大人になりつつある年齢であるというのもまた、いじらしくもあり可愛らしい。
また、色々考えてしまう年頃である事に本作の説得力を持たしているなと思いましたね。


コメディの話に打って変わりますが、こちらもすごく面白い。
基本的にヒロインがボケで主人公がツッコミ。
その他にも、下ネタ好きなクラスメイトがボケたりする。
性に多感な時期というのが実に中学生らしい。

ヒロインは基本的に大食い関係のボケだったり、学校に禁止されてるお菓子を持ってきたり、はたまた少し抜けてる行動をしたりなど、美人とのギャップが凄い。

特に自分的に好きなのは、学校にフルーチェ(本作ではプルーチェ)を持ってきて食べる所。
さらには、最近料理にハマっているなんて言い出すのだから…、書いてるだけでも思い出し笑いしそうです(笑)


本作はラブもコメディもとても高水準にまとまっているため一見の価値はあると思いますし、何より、中学生という年齢の恋や雰囲気というものをうまく設定や話づくりに落とし込んでいるなと思いました。

正直、欠点らしい欠点は見当たりません。
強いて言えば、私一応五巻までは、キャンペーン期間をやっていてアプリで無料で読んだことがあるのですが、アニメですからやはり観たかったシーンが削られてしまっているのは少し残念でしたね。

ですが、作画もよく、原作の話を動かすのに必要なシーンはもれなく詰め込まれていたと思うので、まったくのストレスフリーで観させていただきました。

本当に面白い作品ですので、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2024/03/19
閲覧 : 43
サンキュー:

5

ネタバレ

つまみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

ゲラが酒飲んで見ると死ぬ

笑い死ぬかと思いました。

投稿 : 2024/02/27
閲覧 : 81
サンキュー:

2

ネタバレ

直感派 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すき

ほんまにすき。声優もキャラも好きだし、文学チックなのもいいし、心が傷まないのもいい。

投稿 : 2024/02/11
閲覧 : 51
サンキュー:

4

ネタバレ

煮干醤油 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ありきたり設定かと思ったがキャラとストーリーがいい!

中二病をこじらせた男の子が、一方的にクラス一の美人から好かれるっていう、都合のいい、よくあるストーリーかと思ったんだけれども、思ったより全然いい。

主人公の男子、市川くんは、通常のこういうストーリーに出てくる男の子より更に頭のネジ一本ハズレてる感じだったのだけれども、山田ちゃんにメロメロにされてしまって毒が抜けていく。

ヒロインの山田ちゃんも、普通のクラス一の美少女ではなく、芸能活動もこなすワンランク上の美少女だけれども、言動(挙動?)がかなりアブノーマルで面白い。

とにかく、主人公もヒロインもかわいくてしょうがない。

投稿 : 2024/01/31
閲覧 : 130
サンキュー:

5

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2024年1月第2期放送決定、だそうです。感想はもう少ししたら書きたいと思います。

公式サイト;
https://bokuyaba-anime.com/

以下は、眠くなりながら、あるいは睡眠中に夢の中で観ていたワタシ固有の作品イメージに対するワタシの戯言感想なので、物語の誤認や誤解を含みます、どうぞご容赦ください。

{2024年1月第2期放送決定だそうです。}
本当に素晴らしい、ラブストーリーでした。2人をずっと草葉の陰から見守ってあげたくなる。そうすると気がつけば心がじんわり温まっている、そんな作品でした。なお、公式サイトや番組の最後に表題の通りの予告が出ていて、もう来年が待ち遠しいwです。
 市川は、猟奇もの好きというチュウニを、表面的に拗らせてはいますが、おそらく育った優しい母や姉の影響のせいか、他者に思い遣りがあり機微に敏感で、以外に行動力がある、そんな少年です。山田はルックスは抜群ですが、御菓子やスイーツに過度と言えるほどに執着する少女で、周りに合わせてもらわないといけないマイペースなタイプに見えます。また、自分の外観だけに興味がある異性を直感的に判別できる能力があるのかも知れません。こんな2人は、中学生の(タブン初)恋なんだから、身近にいる優しさや楽しさを感じる人を好きになることがあっても不思議じゃないと思います。
 ワタシが視聴中最も心配だったのは、些細な行き違いから、劣等感が増幅されてパニックになり、その結果、自ら関係を強制終了させてしまわないかということでしたが、両者は、むしろ関係終了を恐れる意識が強いせいか、そんな事態は回避されていました。
 本作は純愛ストーリー系の作品を好む方にはオススメできると思います。ということで、来年1月が楽しみです。

{「【karte1】僕は奪われた 」、を観ました。}
主人公;市川京太郎CV堀江 瞬
ヒロイン;山田杏奈CV羊宮妃那

1話の題で、奪われたのはもちろん主人公のココロだと思います。かなり危ない妄想をするが勿論それはチュウニを拗らせているだけの主人公。やたら食欲があるちょっと天然ぽく楽しい人と言われると喜ぶというギャップ萌感のある美少女。2人の関係がどう発展していくのか楽しみです。

{「今一番応援したくなる、青春初恋ラブコメ」、だそうです。}
この文章のタイトルは、公式サイトのintroductionからです。チョット見てみたい気が湧いてきましたw。

投稿 : 2024/01/01
閲覧 : 66
サンキュー:

6

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

わかりやすすぎる二人。可愛いんだな~

この作品なんとなく素通りしてたんですけど
お勧めしてもらったのをきっかけに視聴しました。

観終わった感想ですけど、これは面白いっ!!
山田がとにかく可愛いすぎて・・・・
市川の心の声が自分の心のやつとリンクする瞬間が多くて
自分が思ったまんまと同じツッコみに思わず笑っちゃったり、
ドキッとする山田の行動にめっちゃキュンキュンしっぱなしでした。

回が進むごとにキャラの魅力、山田の魅力に夢中になってしまって
一気に最後まで観てしまいました。

背の高いモデルのようなスタイルの女の子 山田杏奈。
陰キャの男の子 市川京太郎が劣等感のあまり真っ先に
殺害の候補にしちゃうくらい縁のない遠い存在だった彼女。

誰にも理解されてなかった市川の少しの勇気や優しさの積み重ねで
だんだんと山田のほうが意識していく流れはとっても素敵なんです。

市川の気持ちは心の声として表現されてて常にダイレクトに
伝わってくるけど、
山田のほうは
仕草なんかで思ったことが溢れ出ちゃう娘なので、
言葉がなくても手に取るように
心の動きが伝わってくるのが可愛いし魅力倍増でした。

文化祭での「写真撮って良いかな?」からのツーショット♪
モデルだからなのか、今時の女子は普通な流れなんですかね!?
あんなツーショット宝物確定ですよね。
自分の中学時代に好きな子とのあんな写真撮れたらきっとそれだけで
幸せでいられただろうな~。

二人の距離が徐々に縮まっていく過程がとても丁寧でそれでいて
どちらか一方でなくてお互いに良いところを発見していく
エピソードがどれも素敵でした。

さりげない?ティッシュとか自転車二人乗りからのパピコとか
観ててほっこりするしドキドキする展開の連続なんですよね~。


山田が市川のことを意識するようになって、どんどん積極的
絡んでいくあたりはもう、自分も心奪われてくの体感していくようで
ドキドキだし何度も言っちゃっててあれだけど
山田のちょっとドジだけど
何でも許せちゃうような体当たりな姿はやっぱり可愛い~♪って
なります。

市川姉を含めて周りを囲むキャラも良い子ばっかりで
観てて安心出来ます。
空気が読めない?ってか折れない心が強すぎるパイセンが
一人で悪役を務めてくれてましたね。
(もはや山田や周りの子達に市川の株を上げさせるためだけに
設定されたのかってくらい引き立ててました)

学校に行くのがいつの間にかに楽しくなってた市川のことが
素直に良かったねって感じるのは、
もしかして自分も二人を見守る市川姉の心境に近い感じ
なんでしょうか!?

終盤はもちろんキュンキュンもあるんだけどどこかお前ら
わかりやすいし可愛いな~って、きっと友達の萌子と
同じような感覚もあったのかもしれません。

って少し落ち着いて振り返っててカッコつけました・・・。
実際観てる時は
何度となく「やまだ~~!!」って心の声上げながら
首筋のほくろにドキってしたり、あのふんふんって鼻息とか
メッチャ心持ってかれちゃったただのブタ野郎です~~><!

初詣のシーンも素敵でした。
市川姉の弟を冷やかしつつもなんだかんだ暖かく見守る姿。
そしてなによりあの二人で手を合わせて願掛けするのなんて
キュン死です。もう願い叶っとるやん!

年明けの初詣で真似したい~~~・・・・相手いないけど。


親が恥ずかしい、姉が恥ずかしい、そんな思春期真っただ中の
市川。
受験の失敗、子供だからこそ小さくない挫折、劣等感で
殻に閉じこもってた自分を引っ張り出してくれた山田の存在。

でも山田も言ったとおり自らが勇気をだして一歩動いたことで
今があるんですよね。
山田にありがとうを伝えられたラストはちょっと感動でした!


OP ヨルシカ / 「斜陽」
大好きなんですよねヨルシカ。
なんか聴いててどこか苦しくて切ない甘酸っぱい恋心を思い出すような
感覚!?
恋をした時に何でもない夕暮れの景色に妙に感傷的になっちゃった
当時を思い起こさせる雰囲気が自分にはありました。

ED こはならむ / 「数センチメンタル」
最初聴いた時サビがYUKIの雰囲気と似てるなって感じました。
聴きやすい可愛らしいラブソングでした。

年明けに2期もスタートですね。
この二人の続きがすぐに観られるなんて♪
視聴しない理由がありません。

投稿 : 2023/12/23
閲覧 : 103
サンキュー:

27

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

中学生のもじもじ恋愛

初回放送時はタイトルから「猟奇バトル物」と勝手に思い込んで見ていたので、再放送していたのを全話再視聴した。

やっぱり名作は何度見ても面白い。
各話最後の『“桜井のりお”の解説』も良かった。


主人公の「市川京太郎」

彼はまず
「山田杏奈の名誉を守る」
「山田杏奈が不利益を被るのを回避する」
を、第一に考えて行動する。

そのあとで自分が恥を掻いたり、不利益を被ったりしてあたふたしている。


好きな相手に対して、ひたすら誠実なのがいい。(まあ、性的な興味が旺盛な中学生男子ではあるが)

このアニメ内にも出ていた『Re:ゼロから始める異世界生活』。
「リゼロ」の主人公スバルは、好きな子が困った状況になる事も平気でやる。
スバルは
「○○が好きな“自分が好き”」
なナルシストなので、「好きな子の状態」に感心がないのは、まあ当然だろう。

「リゼロ」のスバルが善人の振りをした悪人なのに対し、市川京太郎は「山田杏奈の状態」を常に気にしていて、非常に対照的だ。


おかしな行動をするマイペースな山田杏奈。それに一人で突っ込みをする市川京太郎。

それだけでも十分面白いが、山田の市川に対する「興味が好意に」変わった後。モジモジしながらもガンガン攻めてくる山田も面白い。


二期が楽しみな作品。

投稿 : 2023/11/01
閲覧 : 130
サンキュー:

16

ネタバレ

ナノトリノ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よい出来。2期も期待。

原作既読、大好きです。
丁寧にアニメ化された本作は出来栄えも充分。
2期も決まり更なる期待が膨らみます。
願わくば一期を超える二期というアニメでは珍しい部類の発展を望みます。

{netabare}
以下ぼんやりとした印象やふわっとした感情・個人的趣味嗜好だけで書きます、と前置きをした上で。

よいアニメ化でした。
だけどもっと行けたでしょうってのが第一感。
激戦区と謳われた春アニメ組でも間違いなくカースト最上位の部類でしょう。が、自分の中では春組でぶっちぎって(自分の中の)学年一位あるいは校内一(ここ3年で最高)まで狙えるポテンシャルがあると思っていました。

個人的にはアニメの絵は綺麗過ぎます。
原作絵が持っていた荒いけど生々しい身体性のようなもの、エロいとかとはまた別の、思春期男子の隣の席からグイグイ来る女子の制服越しに触れている腕から伝わってくる伝導熱とか、その体温高そうな全身からオーラのように発せられて頬に感じる輻射熱とか、別に何も匂ってくるわけでもないのに鼻腔に感じる湿度みたいな。なかなかキモイな。そういった「近さ」がアニメ化の際に削られたように思います。

原作由来の下ネタも今の時代よくやるなというレベルで映像化されていますがさすがに完全準拠は避けています。なにしろ自転車二人乗りすら厳しいご時世です。アニメ化するに当たり色々ととんがってるところは丸め込むのが順当です。
結果「刺さる」タイプだった原作が「沁みる」系にクラスチェンジしたように感じます。

この辺は個人的印象と好みの問題ですのでなんとも。
現に割と人を選ぶであろう原作に比してアニメはより広い層の支持を受けることができたようにも思います。

{/netabare}

投稿 : 2023/10/23
閲覧 : 49
サンキュー:

10

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんともヤバいふたりが・・・♡

この作品、スタート直後に、0話切りしかけてしまいました。
だって放送開始早々、主人公の市川はクラスで目立つ美人の山田杏奈を、
「いたぶって殺して鑑賞する」という暗い暗い欲望に支配されていて、{netabare}
これ、ムリ~って思っていたんですが・・・
それが、
1話終盤で、山田を守ろうと、まさかまさかの自転車投げ!www
あれ?これはちょおっと面白くなるかも?って・・・


山田と市川の二人の、セリフやキャラ設定といった描き方が、
丁寧で細やかで、
思春期男子特有の性衝動も含めて、
実にリアリティあふれる感じで。
こういうお話なら、性欲についても、
くどくならない程度に描くのが自然。
そう思える説得力があると思えました。

市川が、自分の欲望が殺意ではなく、恋愛感情だと気づいて、
知らずに涙がこぼれ落ちてしまうシーン!
私の気持ちは、これで市川に、大きく傾きました。
(正直、それまでは、陰キャでおチビさんで、
頭の中だけで言葉がグルグル回っているキモキャラでした)
「好き」を自覚してからの、市川の山田に向ける視線と行動が、
可愛くて、魅力的でした。
近くで眼に入れてしまうとドキドキ(=欲望?)が止まらなくなるのに、
それを断ち切ろうと目をつぶるとか、とても優しい。
(それでも匂いとか息遣いとかにヤバくなるけどw)
山田を思いやっての行動を無自覚的にやってしまうのに、
自分は陰気なキモキャラだから。と、一歩引いて、
スタンドプレーに走らないところが、とても誠実。

そんな市川を見て、最初は好奇心から近づいて来た山田が、
出版社での無邪気な市川の笑顔や、自分に向ける思いやりに、
好意を抱いて行くようになる過程が、とても素直で丁寧です。

「山田しか見えない!」と叫ぶ市川の言葉に、
単に黒板を見るのに山田がジャマってことなのに、
それを聞いたときの山田はもちろん、
誤解される言い方しちゃったことに気づく市川まで、
二人揃って照れまくるところとか、
笑うところなのに、キュンキュンしちゃってww

最初のうちは、ほとんど頭の中のヤバい妄想と、
言葉を発することの出来ない無言ツッコミと、
悲しい自虐的な気持ちだらけの、
市川のモノローグに縛られていたストーリーが、
山田の、無邪気で天真爛漫でドジっ子すぎる行動に振り回されて、
二人と、それを取り巻く世界が徐々に広がっていく様子が、
自然で、きれいで、可愛くて。
「ああ。中学生だなー7!」って微笑ましくて。

「マジ、キモい」という映画のセリフの練習をしていて、
市川のひと言に「もうムリ!」と笑う山田の満面の笑顔がなんとも素敵すぎて、{/netabare}堪りませんでした。


{netabare}羊宮さん、去年から活躍著しい感じですけど、
この作品でも素敵な演技で、魅力満点でした。
セリフや場面でコロコロ変わる声色って、
アニメ的には本来良くないかもですけど、
こと、この作品では山田杏奈の人物像を、
すごく素敵にしてくれていたと思います!


2期制作が決まったようで、ラストに告知が出ていて、
「キスまで〇日」と書かれていましたけど、
その手前まで、その辺がいちばん面白いし、
観ていて楽しいと、なんとなくそう思えてしまう。
できればその手前でエンドマーク打って欲しいなんて思ってしまう、
そんな二人の幼い恋物語、満喫出来たのでした。{/netabare}

投稿 : 2023/08/27
閲覧 : 296
サンキュー:

35

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

視聴完了
全12話

ジャンル
ラブコメ

タイトル由来
主人公の気持ち

設定
現代日本中学生

前置き
たまたまだが小中高大のラブコメ
(事情を知らない転校生がグイグイくる、僕の心のヤバいやつ、スキップとローファー、山田くんとれべる999)
をほぼ同時期にまとめ視聴しており、感想が歪んでいる可能性あり。

ストーリー展開
厨二病でヒロインの子を汚したいと思っている陰キャ系主人公が、ヒロインと関わることにより変わっていく話。
最後は心が通じ合ってハッピーエンド

感想
総評70点
良かった点
キャラ(主人公ヒロインもだが登場人物全員いいキャラ)
悪かった点
特になし。
レビュー
リアル中学生恋愛もの。
そのため大きく盛り上がるシーンもないが、日々の成長と展開はいい感じ。
またそれぞれのキャラと行動に違和感がなく、中学生離れの容姿を持ちモデルもこなす大人な外見な一方、校則を平気で破るが、好きな人との待ち合わせには早く来ると言う中学生らしい無邪気な面を持つヒロインや、エロ坊主などすごく自然。

印象は薄いが、面白い作品だった。

投稿 : 2023/08/16
閲覧 : 91
サンキュー:

6

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

もんもんモーーーん!

原作未読(2023.8)
中学生の王道ラブコメって感じかな。「高木さん」より中坊っぽいと思う。
ヒロイン「山田杏奈」の可愛さが80%といった作品だろうか。そういう意味でCV羊宮さんはじめ、製作側はよくわかってる作り方だと思う。
主人公の捻じれた心のヤバいやつがいつしか違うヤバさに変わっていく所なんかは拗らせ中坊らしくて良かった(もうちょぅと拗らせ具合を印象付けるEPがあればより印象深かったかな。まぁ尺の関係もあるだろうけど)。
クラスメイトの「エロ」への好奇心も自分達(相当昔だが・・・)の当時を思い起こさせた。自分なんかは相当むっつりでそういう話は興味はあっても素知らぬふりを決め込み、女子ともほとんど会話できない位奥手だった。ちょっと硬派ぽく演じてたけど、その分、友人達にはからかわれていたなぁ。
だから、この主人公の拗らせ具合はやや共感できる所もあるし、同時に意中の女子となんやかんや仲良くなれた事には羨ましくもあり、自分ももう少し当時素直だったらなぁとちょっと懐かしんでしまった(笑)。
そういう意味で甘酸っぱい青春時代を思い出せる作品かもね。

私のツボ:友の壁

投稿 : 2023/08/11
閲覧 : 87
サンキュー:

11

ネタバレ

zuru さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

なにがいいんだか?

2話まで視聴。
ヒロインが主人公に無意味に懐くのはなんだかなあ。いろいろ理由が語られそうだけど、基本的に女の子って主人公みたいなのキライだよね。

投稿 : 2023/07/31
閲覧 : 84
サンキュー:

5

ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

曲目当てで観てみたらハマった(2期楽しみ)

原作未読
1,2話は個人的に主人公のキャラがあまり好きではなく微妙、3話の展開で流れが変わり、一気にラブコメらしくなる。主人公がコミュ障のはずだが急にヒロインと吃らず喋れるようになるのは少し不自然(3話辺り)だがこの先の展開と尺を考慮すると英断だとも思える。(追記:2期あるなら距離の縮め方をもう少し丁寧に描いて欲しかった。)ラブコメでよくいる鈍感系主人公ではなく、自分を俯瞰的に見つめている所が好感。光の演出が物凄く印象的。地味に下ネタを濁さずに発言していて一驚。作画も高いレベルで安定していてキメのシーンは凄い。主人公とヒロインの絡みは今期でもかなりの癒しで久々にニヤニヤ、ずっと観ていたくなるタイプの作品。これは原作を買いたくなる...

投稿 : 2023/07/30
閲覧 : 222
サンキュー:

19

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

恋愛もの

恋愛もの
中学生の恋愛ストーリー

良作

投稿 : 2023/07/27
閲覧 : 61
サンキュー:

3

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読だったが、視聴後に読破。
 ⚪︎⚪︎さん系、あるいはそれに類した構図の作品と同系統の作品だが、これらの作品の多くが
主人公とメインヒロインの1対1の関係に終始しているの対して、本作は南条 ハルヤ、足立 翔と
いったメインヒロインの山田 杏奈に思いを寄せるキャラが登場するのがちょっと違う。
 まあ、話を大きく動かすようなキャラではなかったけど。

 この系統の作品はメインの二人の関係性を主軸に描いていくため、メインキャラの魅力が
作品自体そのものの魅力に繋がっている感があるが、その点では本作のメインである
市川 京太郎と山田のキャラの立て方は見事。
 特にメインヒロインの山田が欠点だらけというところが良かった。
 この系統の作品の基本的構図は
「パッとしない男性主人公が美少女キャラに好かれてしまう」という
逆シンデレラストーリーであり、ストーリー上におけるキャラ設定という点では、
メインヒロインは欠点のない完璧美少女のようなキャラでも良いのだが、隙や穴が多いキャラは
逆に人間的な魅力が増すし、リアリティも感じさせる。
 山田のような欠点はやり方によってはイラッとさせたり、あざとくなってしまうきらいも
あるが、この辺はうまいこと山田というキャラの可愛さに繋がっているように思えた。
 加えてコメディとしての笑いどころでもあるという。

 この系統の作品は「メインヒロインがどうして主人公を好きになったか?」が
描かれなかったり、描かれたとしても割と他愛ないものであることが多い中、本作ではかなり
多くの尺を割いて、そこを描いているのが印象深い。
 個人的にはあくまで二人のいちゃつき具合を描きたいだけでその理由はあまり重要視
していない作品なら、「それはそれでいいかな」と思うし、現実でも過程などない一目惚れも
あるわけだが、本作のように恋愛感情を抱くに至る過程や、その後の二人の関係性の変化を
ていねいに描いてくれると、やはり作品世界における二人の恋愛に対する説得力が増す。
 市川と山田が仲が深まっていく過程においては、それぞれの頑張りも大きく、そういう点で
恋愛ものというだけでなく、市川と山田の成長物語の要素も強いが、ここでは二人の欠点の
多さが伸び代として良い振りになっているみたい。
 こうした関係性描写やキャラ作りのせいか、設定や展開自体はそうあるものではないのに、
作品自体はやけに生々しいものを感じる。

 付き合っているような仲の良さなのに付き合っていない状態が続いていくのは、他の同系統
作品と同じく。
 これらの作品群がなかなか付き合うに至らない要因の一つが男性主人公の自己評価の低さに
あり、本作もそんな感じ。
 ただ、本作の面白いところはメインヒロインの山田も自己評価が低いところ。
 側から見てると、可愛くてモデルもやっているスクールカースト上位の陽キャだが、
本人的には可愛いぐらいしか取り柄がないといったところなのだろうか。

 男性主人公視点中心では話が進んでいくところもこれまた同系統作品に多く見られるもので、
市川の心情はモノローグで語られることが多いのに対して、山田の心情は彼女の行動、仕草、
発言などから推しはかるところが多かったりする。
 ちなみに割と抜けているところの多い山田だが、こと市川と接近するようなことに関しては
頭が回る策士になるところが面白い。
 この市川のモノローグだが、山田のボケが多いため、山田に対するツッコミにもなっており、
笑いどころとしてもうまいこと機能している。

 市川と山田にばかり言及してしまったが、他のキャラも魅力的で、特に同級生同士の
やり取りなどはなかなか楽しかったりする。

2023/07/22

投稿 : 2023/07/22
閲覧 : 67
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7

ネタバレ

ERRUE さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最近の恋愛モノの中では良作

視聴して、キャラの内面で葛藤しているシーンも多く面白かったですね。
最近のアニメはなろうが浸食したせいか『主人公は絶対正義、脇役は所詮モブ』みたいな、ヒロインすら雑に扱う作品が多すぎて嫌気が差していましたが、今回は『良い意味』で裏切られましたね。

{netabare}
主人公は所謂『根暗の中二病』と言われる存在。自身を根暗だと認めているせいか自己主張が少ない。これも恋愛でも嫌われる要素ですが、この主人公の市川は『良くも悪くも正直な性格』で好感が持てました。

恋愛アニメでは「文武両道」の完璧超人に人気が行きがちですが、自分はどちらかと言えば『嫌いなタイプ』です。人間は誰も彼もが完ぺきでは無く欠点もあるもの。苦手や欠点を敢えて残した設定の方が自然な印象があって好きですね。

ヒロインの山田杏奈も、完璧ヒロインと思わせておいて『実はドジっ子』という面白い設定で良い意味で個性が出ていました。学校の図書室でフルーチェを食べようとするシーンは笑えましたw

やはり恋愛モノであっても『創作上の完璧超人がいない』方が自分には好みでした。最終話放送後に2期製作が決定したので、来期を楽しみに待ちますかw
{/netabare}

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 120
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14

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

文句ない傑作。後からもっと評価されるのではないだろうか

まずはヨルシカのオープニング曲最高に好き。
抒情詩的な歌詞が流れるなか、おもむろに山田が腕を上げる先に、
「うまい棒」があった・・
もう、このアニメを象徴しているかのような描写。
山田の可愛さ爆発のこのアニメ、最高に面白かったです。
というか、ヤバイです。
{netabare}
オープニングの歌詞の内容は市川の心情に合っているのかな。
最終回はそんな市川が心から素直に言った「ありがとう」。
これまでの自分を語り、自分のことを話すことのできた市川。
そしてそれを優しく抱きしめる山田。
傑作ラブコメとしての地位を確立した素晴らしいシーンでした。
{/netabare}
漫画原作も人気があるようだが、確かにそうだろうね。
謎の多い描写が多いらしく、SNSでは謎解きが流行っているそうだ。
アニメでも素晴らしい演出、音楽。欠点なんて無い。
あとから見返すと、いろんな発見がある。
中学生同士の不器用なラブコメだけど、
こんなに感動できるのは演出の素晴らしさだろう。
作画も素晴らしすぎる。
キャラに対する愛が溢れているのでは?

2期が早々に決定したようで、山田と市川の今後が見られるのは嬉しいです。

蛇足ですが、秋田書店だから職業訓練先は「秋田書店」だったのね。
「バキ」や「BEASTARS」が実名で出ているのもその辺があるんだろうね。

投稿 : 2023/07/09
閲覧 : 159
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26

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思春期ラブコメ

女性作者の作品とは思えない思春期男子のエロ事情を生々しく描く、あっいまヌイたなw前半

後半はヒロインがどんどんデレてもともと近い距離感がより密着して、いい感じになっていったな。

投稿 : 2023/07/08
閲覧 : 55
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4

ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

癖は強めだが面白さは保証できる

主人公の性格や下ネタを連想させる発言には多少嫌悪感を催すが、ラブコメとしては初々しさが胸に来る良作。なんだかんだで市川は良い奴だし山田も可愛い。サブキャラもまあまあ個性立っててキャラ面では不快感を感じたのは最初だけであとはストレスなく見られたかな。

あと脚本が反人類糞作でお馴染みの花田十輝だけど原作ありならいいアニメ作れるのか…何はともあれ2期が楽しみです!

投稿 : 2023/07/05
閲覧 : 67
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6

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ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2期まで感想我慢できない!

最終回でまさかの2期発表~!(パチパチ)
来年1月ということで、事前に決まっていた分割2クールなのか、好評を持しての2期決定なのか微妙なライン。
どっちにしても続きが見られるというのは最高の朗報だ。
分割アニメは全部見終わったらレビューというのが基本スタンスだが、あまりに良いアニメだったので我慢できず、ここまでの感想は書いてしまいたい。

個人的には青春アニメの中で所謂"高木さん系"は苦手としていたので、当初の期待度はかなり低めで視聴を始めた作品である。
実際に序盤は「可もなく不可もなく」という具合の評価であった。
ところが本作は作品全体が一気に面白くなる明確なターニングポイントが存在する。
それはヒロインの山田杏奈が主人公の市川に恋愛感情を抱く場面からだ。
具体的には5~6話の中盤に差し掛かかる付近からで、7話以降は視聴意欲も最上位となるくらい加速度的に面白くなる。
なので、今から視聴する人で、もし序盤微妙だと感じても切らずに視聴継続することを絶対オススメしたい。

自分はこれ系の作品において、主人公よりもヒロインの方が強キャラで男子にマウントを取るようなキャラクターは元来苦手であったが、本作ヒロインの山田は、見た目は中学生離れした美人なのに中身は少しポンコツでやや幼さが残る女の子なところが見事に刺さった。
あきらかにカースト下位の市川に対して、上から目線じゃなく正面から接し、淡い恋心を募らせていく過程が無茶苦茶愛おしく、あざと過ぎない天然具合もベストだった。
過去の全アニメと比較してもヒロイン力が最も高いヒロインだったと言っても過言ではないのではないか。

逆目線で主人公の市川の成長も注視すべき。
はっきり言って序盤の市川はキモい。遠くから目にする美少女を独りでブツブツ批評した上でしっかりオカズにする陰キャの中の陰キャ。
そんな彼も、やはり中盤を境に人が変わり、勇気を持って言うべきところは言う、行動すべきところは行動する芯のある男子になった。
第9話における山田からの過剰なスキンシップに対し「もしかして山田は僕のこと…でもそんなはずは…」と困惑する様子も、鈍感系主人公でもなく自意識過剰でもない中学生らしい自然な塩梅で良かったと思う。
そもそもモノローグにおける一人称が「僕」なところからして誠実な性格が見受けられ好感が持てる男の子であった(ゆえに何度かあった自慰ネタは不要に感じた)。

少し残念だった部分を挙げるなら、山田が市川を好きになった理由がやや弱かったこと。
単なるクラスメイトくらいの認識でしかなかった市川のことを「泣いてるときにお茶を買ってきてもらった」「アクシンデントで手を握った」程度でそんな意識することあるかね?っていう…
え、ある?まあ、ブサイクが美女にちょっと何かされたら落ちることは沢山あるだろうが、逆はないんじゃない?w
いずれにせよ、フィクションなんだからさ、もっと深みのある理由付けが欲しかったとは思うのでストーリーの評点だけ少しマイナスにした。
でも物足りなかったところはそのくらいかな。
それ以降の恋を育む過程は文句なし。

最終回は、小学生の頃は普通だった市川がなぜ中学で陰キャになってしまったのかが明かされるとともに、山田に出会うことで救われたことを改めて自覚、声に出して感謝を示すことが出来た重要な回。
第1話であんなキモかった市川が、大好きな子に素直に「ありがとう」を言えるようになった成長ときたら…次は「好きです」をいつ言えるかかな?父ちゃん応援しとるけん!
あ、あと!市川姉が作品を彩る最高のサブキャラだったことにも触れておかねば。
弟のことを溺愛しながらもキーホルダーをさり気なく置いていくなど、気遣いも出来る最高のお姉ちゃん。ゆかりんボイスも何気に完璧な配役だった。
物語はまだまだ続くとはいえ、1クールの締めとして切りのよい最終回であり、ラストシーンで満足感&喪失感ともに最高潮に達し、エンディングからの2期発表のエンドカードで万々歳となった。

余談だが原作者の桜井のりお先生といえば、10年以上前にハマったアニメ『みつどもえ』の作者さんということで、当時から時を経てこのような青春作品を描くようになったことは非常に感慨深い。
自分の勝手な思い込みかもしれないが恋愛経験のない漫画家さんの描くラブコメは凄く面白いと思う。…違ったらすみません(笑)
そんな先生の作品を、脚本&作画ともにこれ以上ないくらいの仕上がりで完成させたアニメスタッフも最高の仕事をしてくれた。
テレ朝深夜枠のアニメでは史上最も面白かった作品だったことは間違いなく、まだまだ上振れの余地あるアニメだと思うので1月からの続編も大いに期待したい。

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 68
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13

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

どっちがヒロインなのか

非常に面白かったので、久しぶりに感想を書いてみようと思った作品でした。映像もよかった。
山田がヒロインなのですが、見てると市川がヒロインに見えてきました。
壁ドンされ、ハグされるのは市川で、どう見ても市川がヒロインでしょ。
タイトルからして最初は闇深な鬱作品なのかと思ったけど、ラブコメストーリーでした。
2期もすでに決定したのはうなずけます。この先どう進むのか楽しみですが、原作未読のまま2期を待ちたいと思います。
姉訳の田村ゆかりさんは流石ですね、いつまでもあの声を保持し続けるのは。
それにしても山田はいつも食ってるな。

投稿 : 2023/07/01
閲覧 : 58
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18

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

箍(たが)が外れていく楽しさ

"僕の心のヤバイやつ" ってキャッチフレーズが意外とお気に入りです。

あんまりストレートすぎて。

どれほどに練られたんだろうかって。


先日、自室の本棚を眺めていたら原作コミックが置いてあって。

「あれ?なんであるんだっけ?」って、私は "山田" か。

帯の「 "尊死" 者続出の極甘青春ラブコメ‼」 に思い出しました。

そうだ。「これ面白そうかも?」って買ったんだって。

原作準拠な気持ちで少し引き気味に観てますが、アニメもなかなかの出来です。





シンプルに、市川京太郎くんと山田杏奈さんの恋愛心理のタイムラグ的日常を描いています。

設定が中学2年生なので「〇木さん」シリーズとほぼ同ジャンルなんですが、いちばんの違いはヒロイン役の山田さんの大人的ポジションとグラマラスなプロポーション。

無邪気な子ども脳なところも魅せながら、学校外のアダルティ?な世界もちょっぴり知っているっていう破壊力はなかなかのモノです。

ところで市川くんのほうと言えば、自己保全と自己変革の真っただ中で・・・。
ネガティブとポジティブなめまいに「僕は頭がおかしい」とまで勘違いしています。

そんな相互尊死に忙しいセルフィッシュな二人が巻き起こす "プレ・ラブフレンドな物語" です。





"尊死" なんてキャッチワードはちょっと大袈裟かなと思うところもあるのですが、二人の心理トレーディングは断然、面白いです。

小さな妄想が見せる変化の兆しに、大きな期待値をヤバいほどに膨らませてしまう可愛らしいユーモア。

深読みしすぎな解法と、夢にも思わない正解に、どんな点数をつけあえばいいかドギマギするコメディ。

確かに "尊死" に値するシチュエーションの波状攻撃です・・・。


私としては、今のところ漫画のほうに少し分がありそうなのですが、それは止め絵効果の大なるところでしょう。

市川くんと山田さんのキモチが「ここだったの?!それだったんだ!?」ってタイミングがガッツリ描かれるので、インパクトが大きいんですね。

お話はまだ中盤に入ったところ。
「お近づきに交錯するバイアス」と「新しい世界を織りなす嬉しさ」に、ヤバヤバ・ニヤニヤな二人の展開に期待したいなって思います。

花田さんの構成・脚本です。
深読みするほど、楽しみになります。
いや、市川くんの心の声を読まないほうが、楽しめるかもです。

karte 6
{netabare}
甘口の なくもつかめば 君がチョコ 僕は溶かした 本(もと)を守りて

チョコレートを隠した時間は、ほんの数秒でしょうけど、二人の心拍数の急上昇のほうが気になっちゃいますね。

市川くんが溶かしたものって、ナンダロ?

P.S
{netabare} このシーン、物語を動かす重要なターニングポイントになっています。
12話まで観終わられたあと、もう一度、ここに戻ってきてくださいね。
{/netabare}
{/netabare}

karte 7
{netabare}
「山田しか見えない。」
中学の3年間、そんな台詞、聞いたことも、言われたこともない人間(わたし)には、尊死どころか、討死だった一里塚に塩を盛るかのフレーズです。
(言ったことは、ある。)

とにもかくにも、「見る」が、マジカルパワーワードの今回。
二人のキモチを七変化させる幾重もの伏線として、多用されていました。

クラスメイトって、最初は誰にだって see you ! だと思います。
市川くん的には、山田さんは殺◯の対象としての注視(watch)だったわけで。
look at 〜 (じっと見る)でもOKなんですが、これには(ものごとの本質を見る)って意味もあるんですねー。
てか、もはや、lock on 〜 的な立ち位置になっちゃってる市川くんなんですけどね。

ならば、山田さんは?って話です。
彼女は、市川くんを look for 〜(意識的に見ようとする)態度だし、そうなると watch にも see にも回帰してしまうんですね。
なぜって、watch は「図書室のひと時」のことですし、see には「理解する」って意味がありますから。

好きなだけでも、立派な動機。
神にもすがる一念なら、箍さえ他力で外したい証拠。
席替えは紙一重でしたが、神の一助のご褒美はしっかり授かりましたね。


もう一つは、「善処する」。
山田さんにとっては、「映画の私も観てほしい」相手は市川くん。
今は楽しく過ごせても、上映される再来年なんて、何の保証もありません。

体操服を取り間違えるとか、すんすん匂いを嗅ぐとかの「マジ、ワタシ、キモい?」どころではありません。
どんな顔して「マジ、キミ、キモい!」なんて言える山田さんなのかって話です。

わずか1日で二度もハートを撃ち抜かれた山田さん。
市川くんへの台詞に「もう言えない!」は、間違いなく春が到来したキモチでしょうね。

式典用の看板の出番は、いつだって門出を祝う春です。
その時、2人にいちばん相応しい台詞は、どんな「マジ、○○○!!」なのかしら。
だって、「善処する」は、初めての " 1 on 1の約束" なのですから。


山田さんの破顔するキモチに "尊死" したのはわたしだけ?
それに、市川くんも別の意味で "尊死" に値するタイプでしょ。

いるでしょ。
学校一のマドンナに好かれちゃう、学校一冴えない男の子って。
{/netabare}

kalte 8
{netabare}
「母のリアル&子のドリーム」

山田さんと市川くんの距離がぐっと近づいたのは、山田さんのママの頼まれもののおかげ?
それとも市川くんのお母さんとあめ玉を交換しあったウインウインの成功体験のせいかな?

お互いの健康への気遣いが一線を越えてしまうシチュエーションは・・・中学生でもぎりぎりあってもいいかなぁ?
まだ、LINEで繋がっていない二人だから、きっと身体が先に動いちゃうんだよね。

そのキモチは、大人には十分理解はできるけれど、大人だから安易に足を踏み出せないってこと。
だから・・・"尊死だ〜" って、微笑むしかなくなっちゃうんだよね。
{/netabare}

kalte 9
{netabare}
「君色オクターブ」
ここにきて、恋のコミックが劇中劇的にクローズアップです。

奥手な二人には、毎日がこけら落としのステージ。
感情を昂ぶらせたり、声を詰まらせたりする瞬間も、そんな台本をマナーブックの縁(よすが)にするにはもってこい。

この頃の私と言えば、少女コミックを男の子に渡すとか、恋バナ作品の感想を交わそうなんて、そんな発想も環境も、ぜんぜんゼロだったような。

時代が違うと言えばそれまでですが、好きな人とステディな関係づくりをするのなら、むしろ欠かせないマストアイテムなのかもしれませんね。

令和の中学生にそういうアドバンテージがあるってこと、できるってことに、まずまず羨ましい限りです。
確か、高〇さんと西〇くんも、似たようなものでしたよね。
{/netabare}

kalte 10
{netabare}
「火照るクリスマスイブ・ラブ」
山田さん、さすがに打って出ましたね。

日常が、特別な熱気とスペシャルなプレゼント感に包まれるデイト。
あれもこれも、それもどれも、ムードに全部乗せできそうなナイト。

だからアグレッシブに献身する山田さんなのに、市川くんときたら相変わらずマイペースで。
唯一、お姉ちゃんとのニアミスが、次の展開につながりそうな天の恵みになればいいけれど。

改札をぬけるときも、二人は手をつないでいたのかな?
帰宅したあとも、二人の心はLINEを贈りあったのかな??
{/netabare}

kalte 11
{netabare}
「リモートコントロールは、どっち?」

市川くんは「山田が・・・」と独りごちていましたが、「ウケ狙い」だなんて、ホントのキモチは何を狙っていたのでしょう?

それに「とりあえず友だち」だなんて、気をもたせるような遠隔操作をしたのは、市川くんのほうだったよね。

月の見えない山田さんに、見させてくれた市川くんの何気ない気遣い。
遠く寂しく想うキモチは相見互いなんだから、近く優しい喜びに満たされたんじゃないかな。


とは言え、印象操作に真っ直ぐなのは山田さんの方だったよね。
モニター越しの "肌見せ" は、まぁともかく、"直見せ" のキャミソールは、さすがに生々・アツアツで、市川くんにどれだけ思いなしているのか丸わかりです。

市川くんのコマンドに反応するのがイヌじゃなくて山田さんだったってオチも、イブの夜道の余熱と余韻のおかげで、とっても自然体。

マフラーとマスコットをお互いに交換しあえたのも、二人にはワンダフルにすぎる締めくくりでしたね。


年越しのカウントダウンは、山田さんへの正直な気持ちを、南条先輩に直接伝えた市川くんの覚悟でした。
いよいよ心と口と行いとがフルシンクロしてきそうなカウントアップの気配でしたね。

萌ちゃんの助太刀も粋だったけれど、彼の背中を押したのは、自身の純白無辜な恋心をこれ以上滑らせたくなかったのは間違いなさそうです。

「俺は山田が好き。」
控えめな "友だち宣言" から、一気に飛躍する市川くんになっていくといいですね。
{/netabare}

kalte 12
{netabare}
市川くんが、"姉とおそろのてい" で買った秋田犬のマスコット。
コミュお化けを自称するお姉ちゃんの粋な計らいが、春めく開幕を二人にしつらえてくれました。

あわやベットに重なりかけた二人のドキドキと、EDに流れた印象的なシーンの数々に、早鐘を打ちだした私の心臓。

そのさなかにまさかの2期制作の告知はあんまり嬉しすぎて、思わず「ヤバイ!」と小躍りしてしまいました。
"絶対面白くなるから!" と、太鼓判を押しておきますね。


振り返ると、各話のkalteは、自身に懊悩していた市川くんの記録タグで、自分に魅きつけたい山田さんの処方箋だったのかもと得心しています。
そんな二人の心のとばりを開く "ありがとう" の言葉は、これからを思いなすための特効薬と効くのかもしれません。

2期は、きっと3学期のイベントから始まるわけですから、アレもあるし、ソレもあるしです。
その時、二人がどんな花を咲かせ、実を成らせていくのか、ワクワクな気分に上りつめた私の心は、すっかりヤバヤバな奴になりさがっています。
{/netabare}

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 435
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29

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

変わった2人のラブコメ

ちょっと一風変わった感じのラブコメ

主人公の市川は山田をどうやって殺そうかと妄想するヤバい変人。
陰キャで自分を卑下する所があるが、心の中で山田や陽キャにツッコミ入れてるの面白い。センスあるなと思う。
根は優しくて行動力もあり不快感の無い主人公になってるのが良い。
エロに反応する所も思春期の男子らしくて好感持てる。
堀江瞬の声が合ってる。
声に特徴あるのとナヨった声の割には役の幅が広くて良い声優だなと思うようになった。

山田はモデルやってて可愛いしスタイルが良い。
それに胸が大きく中学生とか嘘だろ(笑)
あんなの同じ教室に居たらもう色々アレですよ(笑)
挙動がちょっと変わってる。
食い意地が張ってる。
声優は羊宮妃那でキャストに名を連ねていると安心できるなって声優になってきた。
個人的に声が好き。上田麗奈とちょっと被る。
演技も良いし声優人気が過熱してた頃にデビューしてたらグッと人気出てたと思う。

変わった2人が少しずつ意識して恋するようになるのが良い。
大きなきっかけは無いけど一緒に過ごすうちに好きになっていたという過程が良い。
市川の山田に対する恋心の葛藤は見てて微笑ましさすらあるし、市川のLINE等で嬉しそうにしてる山田可愛すぎる。
お互いの変人ぶりは面白いし変わり者同士惹かれ合うものなのかもしれない。

クラスメイトや市川の姉とかサブキャラもしっかりしてて面白かった。
男子はしょうもないエロトークしてるガキで、女子は恋愛トークしてたりませてて男女の差があるのは良かったが中学生というよりは高校生ぽい感じがしたかな。
気になりすぎる程の事じゃないけど。
チャラ男の先輩はもういいかな。
2期は障害なくていいと思う。
どうやってくっついていくかってのを見れればいい。

本筋とは関係ないとこで印象に残ったのは山田がテレビ出たけど出番が無かった事。
推しの子よりも簡単かつ手短に芸能界のリアルを見せてくれたと思う(笑)
可愛くてスタイルが良い女の子がいくらでも居るのが芸能界なのよね。

ラブコメはこういうのでいいんだよって感じのアニメだった。
山田は可愛いけどそれを押し付けてくる感じじゃないからくどくない。
久保さんみたいな女子特化型一方通行系ワンパターンラブコメはどうも好きになれないんだよなぁ。
個人的にラブコメはお互いが意識し合うってのが見てて面白い。
キャラクター性も大事だけど気持ちに動きがある事も大事なのかなと思う。
パッとしないキャラでも恋すれば魅力的になるんじゃないかと。

悪い所は特に無いと思う。
最初は変な2人の変な空間を見る感じだけど中盤からはラブコメとして面白くなってくる。
2期はもっと面白くなると思うので期待。

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 80
サンキュー:

10

ネタバレ

さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

なんで山田が主人公を好きになるのか分からん

モデルやってるような美少女がなんの取り柄もない陰キャを特に理由もなく好きになる…創作物とは言えなんかなー
せめて暴漢から助けてあげたとか実は幼なじみで昔仲良かったとか好意を抱く大きな出来事は必要
いやー…マジで山田は主人公のどこ好きになったのw?
下手に恋愛ものにせず2人のほのぼのコメディとかにすれば違和感なかった

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 137
サンキュー:

3

ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

水分多めな二人の恋は数センチメンタル

この作品は陰キャラなチビの市川とデカ女山田杏奈の恋……というより、半分ドン引きで腰の引きまくった市川に距離感のバグった不思議ちゃん山田がべたべた近づいた結果、二人の中で化学反応があって恋に落ちた、そういう話と捕えた


距離感
少女漫画を始め日本の恋愛ものやラブコメは手が触れるか触れないかの距離を保つ作品が多い中、この作品は違った。事情を知らない山田をグイグイ来させる為に、山田の性格や知能はああいう風になったのだろうけど、これは人を選ぶ要素に一つになっている。
最初は山田杏奈を遠くから眺め、心の中で猛烈に突っ込みを入れる市川という図だったのが、やがてグイグイ来る山田からバックダッシュしながら心の中でツッコミを入れる市川に。そして最終的にずれた山田の不思議発言に、軽く突っ込みつつ軽く優しく方向を元に戻してあげる市川に変わっていく。
市川(この漫画原作アニメ、心の中のツッコミがかなり多い!)こんな感じ。

作画
この作品の作風は、作画・キャラデザ見たまんまだ。画面も作風も水分多めで汁っぽく、体温も高そう。飴をぺろぺろしてそうなキャラも多い。特にお前だよ萌子。作中でも飴がよく出てくるし、案外重要な役割を果たしてるね。人選ぶ要素その2。

BGM(劇伴)
この作品は曲による心情表現が強めで、もちろん綺麗で感動的な曲もあったけど、一番心に残ったのは市川の疑心暗鬼な心を表現した不思議な曲だった。個性的でこの作品を盛り上げ、また他作品と差別化している。そういえば恋愛ラボでよく掛かってたうにょうにょした妙なシンセベース曲にもちょっと似てるかもしれない。


後半はちょっと胃がもたれる感じで、二人にも作品にも精神的距離感や若干のいらだちを感じてたんだけど、最終話で市川の過去が明かされて、以前からちらちら画面に映っていて部屋の中のトロフィーや賞状の秘密も解き明かされた。同時に、僕の心の中のヤバイ奴の正体や背景もしっかり描写されたし、それで市川は解放され、気持ち良い最終回だったと思う。ただ自分の中ではこの作品は綺麗に畳まれた感じがするので、個人的には2期はもういいかなって思う。


追記
なんとなく作者はねえちゃんみたいなキャラが一番好きなんじゃないかなって印象を受けた。
同クールに「事情を知らない転校生がグイグイ来る」が放送された偶然もちょっと面白い。


視聴
2023/06/18

投稿 : 2023/06/20
閲覧 : 90
サンキュー:

4

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まさに“尻上がり”。話数が進むごとに面白さがアップしていった作品。

詳細は公式でも。

「僕の心のヤバイやつ」というタイトル。ヤバイやつとは、高身長、巨乳、黒髪美少女でモデルの山田杏奈に見下されていると被害妄想を抱く主人公の市川京太郎が、心の中で山田に殺意を抱いているということのようです…

が、初回からすでに「なんだ、単に山田に片想いしているだけじゃん」となります。で、殺意とか言いつつ、持っているカッターを貸してあげたり、ナンパされているところに自転車をぶん投げて助けたりという。

なんだろう。嘘つくのやめてもらっていいですか。

って感じです。

制作は世界のシンエイ動画。脚本は「よりもい」の花田十輝さんです。

ヒロインの山田杏奈のCVは羊宮妃那さん。最近ちょくちょくメイン級で名前を見かける声優さんですね。天然系で屈託のない山田と陰キャの市川のラブコメ。どう展開するのか続きが気になるといえば気になります。

=====karte2視聴後、追記です。
{netabare}
大前提として、たいして面白くはないというのがあります。

図書室で「ねるねるねるね」を食いたいけど水がねえヒロイン。そのために、水くみ用のコップを家庭科室に取りに行く主人公。だけど、雑に「ねるねるねるね」を水道に持っていって食うヒロイン。食いカスを「あげる」って言うヒロイン。またゴミを押し付けられた主人公。でも、嫌じゃない。

どこが面白いのか、これが。
でもね、こういう「あの子が口に入れたスプーンもろた!」とか、そういう痛い中坊時代の片想いのトラウマ…まではいかないけど、そういうほろ苦い経験ってあるじゃん。そういうのをえぐってくる作品ですよね。

ジジイになった今でも、中学時代にわーってラッシュみたいになった時、ちょっと可愛い子のおっぱいが背中にあたった感触、覚えてるもん。

そういうお子様のリビドーをズバズバやってくるんですよ。汗かいてブラ透けとか、足元に可愛い女の子がいて勃起とか、経験あるでしょそういうの。それよそれ。

なので、うん、物語としては面白くもなんともないんだけど、「あー、あったなそういう性衝動」を思い出させてくれる、稀有なアニメだなってところです。
{/netabare}
=====karte8視聴後、追記です。
{netabare}
中盤からの追い上げは目を見張るものがありますね。今回も素晴らしい出来でした。

定番の傘がないイベントからの風邪ひきました、お見舞いイベント。
でも、徐々に明確になってきた山田の気持ちというのが、すごく伝わってくる内容でしたね。

構図として、陰キャの主人公と陽キャでモデルまでやるほどの完璧美少女(ただし天然)のラブコメ。しかも、山田もまんざらではないという、こんなの陰キャのオタが夢見ちゃうだろという解像度の高いストーリー。

しかも、非常に丁寧な造り。

うんうん、文句なしでした。
{/netabare}
=====karte9視聴後、追記です。
{netabare}
これは確かにヤバイやつですね。

やー、うん。よかったですね。
なんていうか、山田が市川にアプローチしだしてから、すっごく良くなっています。なんていうか、めっちゃ可愛いですね。

ちょっと評価を大きく見直しました。
うん、このまま行けば今期のトップも見えてくるかなと思います。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
序盤こそ、市川のダークな妄想が単なる片想いからの八つ当たりにしか見えず、低空からの発進といった印象でしたが、話数が進んで市川と山田の関係が近くなってからは右肩上がりで面白くなっていった感じです。

アニメは創作なので、あまりにも現実的すぎるとリアル世界がフラッシュバックして楽しめないわけですが、本作はほどよく「こんなことがあってもおかしくない」と思わせるレベルのリアリティなので、市川への没入感が大きいんですよね。だから、手の届かない高めの美人・山田の市川に対する好意が、なんかドキドキする形でこちらに伝わってくる。

これはもう、さすがの花田十輝脚本と言わざるを得ないです。

作品全体を通して、制作スタッフが原作を面白くアニメ化しようという意欲を感じる出来。これも、さすが“世界の”シンエイ動画といったところでしょうか。

2期も決定とのことで、続きが待ち遠しい作品になりました。
{/netabare}

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 302
サンキュー:

15

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

陰キャの僕を見下してるはずの女子が、ただの残念美少女だった件。。@1話目

公式情報は
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
市川京太郎は殺人にまつわる猟奇本を愛読する、重度の中二病男子。同じクラスの美少女・山田杏奈をチラチラと見ては、ヤバめな妄想を繰り返していた。 そんなある日、山田が市川の聖域・図書室にやってくる。一人だと思い込み、大口でおにぎりを頬張ったり、機嫌よく鼻歌を歌ったりと、思うままに振る舞う山田。予測不能な行動を繰り出す姿に、市川は徐々に目が離せなくなっていき……。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:桜井のりお(秋田書店「マンガクロス」連載)
監督:赤城博昭
シリーズ構成・脚本:花田十輝
キャラクターデザイン:勝又聖人
色彩設計:柳澤久美子
美術監督:黛昌樹
撮影監督:峰岸健太郎 竹沢裕一
編集:肥田文
音響監督:小沼則義
音響制作:マジックカプセル
音楽:牛尾憲輔
制作:シンエイ動画
主題歌 OP:「斜陽」ヨルシカ
ED:「数センチメンタル」こはならむ
{/netabare}
キャスト{netabare}
市川京太郎:堀江瞬
山田杏奈:羊宮妃那
小林ちひろ:朝井彩加
関根萌子:潘めぐみ
吉田芹那:種﨑敦美
足立翔:岡本信彦
神崎健太:佐藤元
太田力:福島潤
原穂乃香:豊崎愛生
市川香菜:田村ゆかり
南条ハルヤ:島﨑信長
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1話ずつの感想


【karte1】僕は奪われた
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
重度の中二病中学生・市川京太郎には殺したい女がいる。クラスメイトの美少女・山田杏奈だ。市川は山田の美しい死体姿を妄想し、自己嫌悪を繰り返す毎日を送っていた。ある日、市川にとっての聖域・図書室に行くと、なぜか大口でおにぎりを頬張る山田の姿が。思いもよらない出来事に動揺を隠せない市川。さらに山田は授業の資料を作り出すも、切るものが見当たらない様子。またしても予想外の行動に出る山田に市川は……。
{/netabare}
感想
{netabare}
陰キャで中二病患者の中学生・市川京太郎クンは
イラッとすると、相手を殺す妄想するようなヤバいやつ。。

クラス1の美少女・山田杏奈に対しても、自分を見下してるって思って
殺してやりたい衝動を感じてたんだけど、いつもの隠れ家の図書室に行ったら
彼女がそこにいて、美女らしくないおにぎりの食べ方をしてて
目が合ったら、口をもごもごさせながら、何か言ってきた。。

市川クンは、今が殺すチャンスか?って思ってのぞいてたら
給食食べたばかりなのに、パーティーサイズのポテチを食べはじめたり
ゴリラっぽい鼻歌を歌ったり、かと思うと、繊細な一面が見えたり
意外な彼女の日常が見えて来た。。

それでいつの間にか殺したい気持ちが消え
逆に、守ってあげたくなってきたんだけど
杏奈の涙を人に見せないようにするため、人のポスターを切り裂いたり
ナンパされてる杏奈の近くに自転車をつっこませたり、ってゆうおはなし。。



陰キャの僕を見下してるはずの女子が、ただの残念美少女だった
ってゆうところからはじまる日常ラブコメ。。


杏奈は、女子校とかだと珍しくないタイプの子だと思うんだけど
美人はおしとやかで丁寧、とか思ってる男子には意外だったのかな?

天然な杏奈と、市川クンの実況とツッコミがおかしかった^^

ただ、キャラデザのせいか、ナンパされて困ってるはずの杏奈の表情が
あんまり変わってなかったり、作画はちょっと微妙かも。。


市川クンが、ヤバい妄想をするってゆうのは、ちょっとこわかったけど
実際に動物とかを捕まえてひどいことをしてた、
とかじゃなかったら、大丈夫かな。。こわいけど。。

それから、図書室で鼻歌歌ったら、注意されそうな気がするのと
授業の発表の時、人の発表した紙をやぶいたら
先生から絶対注意されると思うんだけど
どっちにも注意する、先生みたいな人が出てこないのが気になった。。


あと、アニメとかではよくあるけど
ナンパで、逃げようとする女子の手を取ったりするのは
本当にされたら怖いから
当たり前のようにするシーンを入れるのは、止めた方がいいと思う。。

そう言えば前にYouTubeか何かで聞いた「LINEとか教えて?」って言われたら
「ちょっと待って、今裏垢作るから」ってゆう断り文句がおかしかったw

あと、杏奈がSNSをSMLと勘違いしたフリしたところは
友だちの買い物に付き合ってて、その子が洋服を見ながら
「エロイムエッサイ。。」って、呪いの言葉みたくつぶやいてたから
気になって聞いたら「L、M、Sサイズ」って言ってた、ってゆうのがw
{/netabare}
{/netabare}
【karte2】僕は死んだ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
数少ない居場所である図書室に、市川はまたしても山田の侵入を許してしまう。しかも今日の山田は“練って美味しい”アノお菓子を持ち込んでいた。ウキウキ顔で袋を開ける姿に、市川の心のツッコミが止まらない!また蒸し暑いある日の図書室では、暑がりの山田が市川の扇子で顔を仰いでいた。扇子からいい匂いがするからと、市川にも嗅がせようと手招く。市川がおずおずと扇子に顔を近づけると、そこには衝撃的な光景が。
{/netabare}
感想
{netabare}
パート1は、杏奈が図書室で、ねるねるねるねを作ろうとするおはなしで
水を汲みに行っては途中でこぼし、をくり返して、見かねた市川クンが
こぼした水を拭き取ったり、コップを取りに離れた家庭科室まで行ったり
何も言わずにやるのが、イケメンだった◎

それにしてもこの前のポテチと言い
杏奈がゴミを自然に市川クンに渡すのって、ただのおばかなの?
それとも友達だと思って軽い気持ちで渡してるのかな?

あと、ねるねるねるねは、大人向けもあるくらいだから
別に中学生が食べたっていいよね^^


パート2は
市川クンが、杏奈が図書室にお菓子を食べにくる理由を考えるおはなしで
結局、親友のちひろがアレルギーでお菓子を食べれないから、気を使ってる
ってゆうことだったみたい。。

そんなに親友思いなら、せめて学校にいる間は
お付き合いで、自分もお菓子を食べるのをやめる
ってゆうのが正しい気がするんだけど^^


男子が汗でぬれた女子のブラウスの下を気にしたり
それを確かめに行こうとする足立クンを止めるため
市川クンがわざとカッターを落としたりして
それが効果あるかはわからないけど、そうゆう気もちは良いと思う◎

杏奈たちが、涼しいから職員室の前に行こうとしてたのは
どうせなら、分からないところを相談しに職員室に入っちゃう
ってゆうのもいいかもw

あと、おんぶごっこは、くっつくからよけい暑いと思う^^;


パート3は、文化祭の準備のおはなしで
クラスの出し物のお化け屋敷の背景を手伝ってた市川クンが
お墓の家名が「山田」になってることで、男子たちから責められるんだけど
実は穂乃香が書いたのに、かばって自分のせいにしようとするの。。


市川クンが自分のクラスのことなのに他人事みたいにしてたり
穂乃香の胸に見とれて、指示だけ出して何もしてないのが気になったから
ちょっとかわいそうかもしれないけど
無実の罪で責めらたくらいでちょうどよかったかも^^;

杏奈が市川クンに「ごめんね」って言ったのは
今回の件に自分も絡んでるから、ふつうの感覚だと思うけど。。


パート4は、文化祭当日
ナンパイセンこと南条先輩と友だちが、杏奈のグループに
いっしょに回ろうって来て行っちゃって、市川クンが後をつけるの。。

途中でジャマが入って、迂回するつもりで入ったクラスの展示が
「80年前の僕らの街」で、スルーして廊下に出たら杏奈とバッタリ。。

おもしろいか聞かれて、つい「うん」って言っちゃって
いっしょに昔の地図を見てたら、彼女がいろいろ話しかけてきたり
写真撮ろうとしたら、彼女が記念写真と間違えて
市川クンのスマホでペア写真を撮ったりのラッキーイベント発生^^


南条先輩がチャラいけど、実はいい人ってゆうのが良かった^^

記念写真は「撮った写真送るからアドレス教えて」ってゆうのが
自然な流れかも。。

それにしても、今のところ
南条先輩を排除しようとする市川クンが
ただのストーカー状態なのが気になる^^
{/netabare}
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【karte3】僕は抱きしめたい
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
モデルをしている山田は、同級生男子の注目の的。思春期まっさかりの足立翔は、友達の神崎健太・太田力と共に「女子にエッチなことを聞く」ゲス・オブ・ゲスゲームをおっぱじめていた。山田やその親友・小林ちひろ達女子に、声をかけようとする足立。山田にそんなことを聞くなと、市川も冷や汗をかきっぱなし。さらに足立は市川に、山田へメモを渡してほしいという。メモの中身は下世話な内容に違いない。どうする市川――!?
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで、杏奈にメモを渡してくれってたのまれた市川クンは
どうせHな質問でも書いてあるんだろう、って思って
自分が描きかけのヒロインの絵を代わりに渡したんだけど
彼女はそれを気に入ってくれたみたい。。

そのせいか、体育の時間に市川クンの方を見てて
ボールを顔の正面で受け止めちゃった。。

鼻血が止まらず保健室に行った杏奈を、つい追いかけちゃった市川クンは
ベッドの下にかくれて様子をうかがってたんだけど
明日の撮影をキャンセルすることになったみたいで
お母さんに電話しながら泣く杏奈の涙につられて、もらい泣き。。

そのあと、杏奈の落としたパスケースに自分があげた絵が入ってるのを見て
市川クンは、自分が杏奈のことが好きなことに気付いた。。


翌日、杏奈が鼻にバンソーコ貼って学校に来て
ママやマネージャーさんをがっかりさせてくやしがってるのを見て
市川クンは、彼女が自分たちよりちょっと大人に感じた。。

でも図書室で、お菓子を食べてニヤついてる杏奈は
いつもの杏奈だった、ってゆうところでオシマイ。。



杏奈は、ふだんは、お菓子をひとり占めしてたり
鼻のバンソーコに、字を書かれてもあんまり気にしなかったり
くだらないことで先生にしかられたり、ちょっと子供っぽかったりするけど
お仕事のことになると、責任感が強いみたい。。

さいごに、市川クンが残したティッシュを見てたけど
書かれた字を見て、彼の字だって気が付いたんじゃないかな?


市川クンのやさしさが、ジワってくるおはなしだった☆
{/netabare}
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【karte4】僕は心の病
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
山田への気持ちに気づいた市川。今まで以上に彼女の姿を目で追っていると、同じように山田のことを気にしているクラスメイト・金生谷倫が目に留まる。彼女は山田の鼻にバスケットボールをぶつけた張本人。気まずくて、まだ謝ることができずにいたようだ。山田の友達・吉田芹那と共に、山田と金生谷の様子を見守るが……。そして放課後、市川が新品の自転車で帰宅していると再び山田と遭遇。しかも、「乗せてって?」と頼まれて――!?
{/netabare}
感想
{netabare}
2人の距離が近づいて来るおはなしなんだけど
ボールをぶつけた金生谷倫が、杏奈にあやまりたくてもあやまれない
ってゆう状況の中に、市川クンが巻き込まれるってゆう感じで
ざっくり3パートってゆう感じかな。。


パート1は
杏奈が給食のミルクを残して、図書室でフルーチェを作ろうとするんだけど
雑なやり方を見てた市川クンが思わず止めて、2人で化学室に行くんだけど
そこで先生に見つかって怒られたおはなし^^;

はじめの方で市川クンが「恋愛は脳のバグだ」とか言ってたけど
バグってゆうより本能に近くって、恋愛を否定する方がバグな気がする。。

せっかく付き合ってくれたのに
市川クンには指に付いたフルーチェの味見をさせただけ、ってゆうのがw

でも、これだけお菓子とか食べてても太らないって、もしかして病気?
にゃんの家族が去年、診断されたんだけど
バセドウ病になるといくら食べても太れなくって
女性だと目が大きくなって、美人に見えることもあるみたい。。

そんな感じだと、友達がお菓子を食べれなくても、食べちゃうとか
人に分けないってゆうのも、ただのボケって笑えないかも。。

それで、倫が図書室であやまるチャンスを待ってて
それに気づいた市川クンが部屋の外に出ると
倫の友だちの吉田芹那が、心配してついてきてた。。

杏奈は倫に気付いて、顔入れ替えアプリに付き合わせて遊んでたけど
倫がボールをぶつけたことを謝ったら、はじめて知ったみたいで
自分の方こそゴメンって謝ってたけど、ぜんぜん気にした様子じゃなくて
見てて、すがすがしかった^^

そのあと、倫をけしかけてた芹那が倫に謝ったり
市川クンにまで謝ってたけど、反応がかぶったせいでチッて舌打ちされて
市川クンが悪いみたいになってたのは、かわいそうだった。。


パート2は、市川クンが自転車を押して帰る途中
コンビニから出て来た杏奈に見つかり、2人乗りをたのまれるおはなしで
何と!パピコをシェアする事態が!?と市川クンが思ったら
杏奈がくれたのはパピコの「パ」の部分w

そして、杏奈から、バスケ部をやめることになった事情を聞いて
市川クンが所属する、情報処理部にしようかな?って相談されたけど
気のないフリで返事。。

交番の前に差し掛かって、市川クンが迷ってると
杏奈から好きなパピコの味を聞かれて「コーヒー味」って答えたら
「変化を恐れるタイプだね」って言われて、「自分は元もと心の病だ!」
って自分に言い聞かせ、交番の前を2人乗りで駆け抜けた。。

最後は杏奈に、2人乗りのお礼を言われ
パピコを1本もらった時のびっくり!の、市川クンのリアクションと
彼に「パ」の部分を渡されたときの杏奈の笑顔が良かった☆


パート3は
図書室のゴミ箱から学校に持ち込み禁止のお菓子の袋が発見され
この前のフルーチェ事件の犯人の杏奈がうたがわれ
職員室に呼び出されるおはなし。。

杏奈がお菓子を禁止されると、図書室に来なくなる
と思った市川クンは、何となく悩んでると
姉の香菜につき合って入ったバーガーショップで
杏奈たちのグループを見かけたんだけど、もちろん知らんぷり。。

街で声をかけられる話をしてたけど
にゃんもひとりで街を歩いてると、必ず声をかけられる気がする。。

たぶん、あやしい宗教とか、キャッチセールスだと思うし
立ち止まると断れないから、見かけたらうつむいて全力で通りすぎてたけど
1度しつこい人に腕をつかまれたことがあって、何か叫んだか覚えてないけど目の前が暗く座り込んだら、近くのおばさんが声をかけてくれて助かった。。

それからは絶対、ひとりでは街に行かないことにしたけど
腕をつかんでくる人がいるなんて思ってもみなかった。。

それで市川クンは、香菜が話しかけてくるから注意を引かないように
何か買ってくるって席を立ったけど、杏奈がついてきてて話しかけられた。。

お姉さんだってゆう話になったら「自分は一人っ子だから友だちになりたい」
って言ってきて「ツイストソフト食べたい」ってゆう割には
お金持ってきてないし、トイレってゆうのも言い訳みたいで
結局、市川クンが気になって来ただけだったりして?

そして、シャカチキをたのむと
ついでにツイストソフトまでオーダーしちゃったけど
結局、彼女に渡せないまま通りすぎた。。

そして、呼び出された当日
気になって職員室の前にいたら、杏奈が声をかけてきて
付添いで中に入ることになった。。

杏奈に事情を聞く先生に、市川クンはよく分からない弁護をしてたけど
ふだん無口な市川クンが、一生懸命話したことで先生がよろこんで
今回はそれ以上ツッコんでこなっくって良かったw

お礼にアメをくれるって言って、2種類出したけど
市川クンが取ったのを見て、子どもだな、ってw

そして「山田でいいよ」って言い残して去って行ったところでオシマイ^^



徐々に2人の性格とかが分かってきたみたい。。

美人だけど、細かいことは気にしない大らかな性格の杏奈と
よく気が付いてそうゆう杏奈を放っておけない市川クンってゆう感じかな。。

性格だけだと、にゃんの両親に似てるかも?
結婚するとうまく行きそうw
{/netabare}
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【karte5】僕らははぐれた
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
職業見学に向けてクラスではグループづくりの真っ最中。市川は足立に誘われるも、人数の問題を建前に山田ら女子と合流しようということに。運よく山田と同じグループになれるかと喜ぶ市川だったが、関根主導で女子による男子の容赦ないドラフト会議が始まる……。さらに放課後、市川は図書室で山田と原さんが楽しそうに話しているところに遭遇。萌えマンガ的な空気が醸し出されるも、話題は恋バナ。会話が気になって仕方ない!
{/netabare}
感想
{netabare}
職業見学に行くことになって、班分けは仲の良い者同士で6人ずつ。。

残された市川、足立、神崎、太田クンの4人の男子は
杏奈の4人グループと、穂乃香の4人グループに分かれて参加することに。。

ってゆうわけで、男子と女子のかけ引きの結果
神崎、太田クンたちは穂乃香のグループに
市川、足立クンたちは杏奈のグループになった。。

神崎クンが、もう少しで杏奈たちのグループに入ることになりそうなのを
杏奈が、穂乃香といっしょにさせてあげようとするところとか
市川クンが化学の成績が良いのに悪いフリをして、杏奈に気付かれてたり
市川クンは身長が低いだけでイケメンだし、意外にスペック高いのかも?


・出版社
・ファストフード
・パン工場
・長崎ハット
・コンビニ

の5つの職業に6人ずつだと、2年3組は30人なのかな?

どうでもいいけど長崎ハットは
「長崎ちゃんぽん リンガーハット」のことだと思うけど
どうしてそこだけ「ラーメン店」とかじゃないのか気になったw


そして、図書室に穂乃香を呼び出した杏奈。。

杏奈は穂乃香に恋バナをせがみ
神崎クンといっしょに遊びに行く仲だって聞き出した^^

そして穂乃香の逆襲で、杏奈には今までカレシがいたことが無い
ってゆうのが分かったけど、記念写真を撮ったせいで
本棚の向こうで市川クンが立ち聞きしてたのがバレたw

その時、ダイエット中の穂乃香が、チョコパイは食べてて笑っちゃったw

穂乃香は、市川クンになら聞かれても大丈夫って言ったあと
「2人はいつも図書室にいるの?」って聞いてきて
「仕事が無い時はだいたい」ってゆう杏奈と、言い訳する市川クンを見て
いろいろ察したみたい^^

「進展があったらおしえて?」って聞く杏奈に
「お互いに」って言って去ってくところもおかしかった^^


後半は雨の下校時、杏奈が、市川クンのところに来て
傘を買いにコンビニ行くから、合羽を貸してほしい、って言い出すの^^

でも、彼女はカバンを忘れてって
中にお財布が?って気づいた市川クンが届けに行くと、、
傘代わりに両手を彼の上に差し出し、カバンに入ってる財布を取ってくれ
ってたのむから、中をさぐると折り畳み傘が出て来た。。

杏奈は「それは壊れてて」って言い訳してたけど
お財布を渡すイベントを済ませて学校に戻ると、傘はふつうに使える。。

市川クンは、傘忘れイベントをやってみたかったのか?
お菓子が欲しかっただけかで悩んでたけど
お菓子なら、傘さしてコンビニに寄ればいいだけだから
目的は1つしか考えれないよね^^

帰ってきたらさっそくチョコミントアイスを出して
「市川はチョコミント好き?」って聞いてきた。。

テキトーに答える市川クンに「じゃあ私はどっちでしょう?」って聞いてきて
チョコミントアイスを差し出し「別のがいい?」って聞く杏奈に
彼は、自分が本等に心の病にかかってる、山田が好き、って気づく。。

そして別れ際、さっきの質問の答えの「大好き!」を叫ぶ杏奈に
市川クンは「チョコミントがなー!?」って生涯一大きい声出した。。


職業見学の日。。

秋田書店に来た6人だったけど
みんなのボケと、そのボケに市川クンが心の中でツッコむのがおかしかったw

「バキ」の生原稿に、見たい思いをかくしてクールにしてた市川クンを
杏奈がみんなをかき分けて前に出してくれたり
エレベータで接近して来たかと思えば
じっと見つめて来たりのイベントがあったりで、2人の仲も接近^^

そして、帰りの駅で市川クンがトイレに寄ったら
待っててくれた杏奈以外の4人は先に行っちゃってて
「僕らははぐれた」ってタイトル回収でオシマイ。。



はぐれたって言っても都内だし、ケータイくらい持ってるよね?

だったら見学は終わったし
杏奈は傘を忘れたフリまでして、市川クンといっしょにいたかったんだから
後は2人だけの時間になって良かったかも^^
{/netabare}
{/netabare}
【karte6】僕は溶かした
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
職業見学の帰り道、市川と山田は電車に乗り遅れてグループからはぐれてしまう。みんなに声をかけなかった自分のせいだと思わず泣いてしまう山田。そんな山田に市川がとった行動は……。そんなドキドキの職業見学から数日後、市川は掲示板の前で深刻な顔をした山田を見つける。視線の先には「図書室で飲食禁止」の張り紙が。お菓子を食べられないなら山田が図書室に来る理由もない。つまり……2人の時間も終わりってこと!?
{/netabare}
感想
{netabare}
みんなとはぐれた市川クンと杏奈だったけど
杏奈は「自分のせいだ」って言って泣き出し
市川クンは自販機で紅茶を買ってご機嫌取り。。

受け取った杏奈は、赤くなってうつむいてたけど、市川クンが
「自分がもっと大々的に宣言してから行ってれば。。」って言ったのを聞いて
想像したらおかしかったみたいで、笑い出した。。

そして市川クンが、杏奈から距離を置こうと離れようとしたら
バックパックをうしろから捕まれ
「またはぐれるから!」ってささやかれた。。

そして穂乃香たちの班の話から、穂乃香と神崎クンの恋バナになり
「同じクラスで付き合うの凄いけど、私は秘密なほうが楽しいと思う。。」
って言ったあと「市川はどう思う?」って、彼にフってきたけど
テンパった市川クンは、テキトーな返事。。、


朝、市川クンが昨日の話をするとお姉は「その話はもう聞いた」って
言いながら「最近学校楽しそうだね^^」って。。

彼が「そんなことない」って自分に言い聞かせながら学校に着くと
校門で杏奈が待ってて「今日は早退だから」って
この前の見学の時に話してたマンガを渡してきた。。

重大なネタバレをサラッと話す杏奈に引きながらも
市川クンは本を受け取り、いっしょにクラスに向かおうとする杏奈に
「誰かを待ってたんじゃないの?」って聞いた。。

彼は、杏奈が待ってたのが自分だって気付いてないし
そう言われた杏奈も、彼を待ってたなんて言えずに、また校門に戻った。。


杏奈が「今日は早退するから図書室には行かない」って言ってたから
市川クンが油断してたら、急に彼女が来て
貸したマンガを読んでない、とか文句を言ってきて
モメてるうちに彼女の胸が彼にぶつかって、2人で「ごめん」。。

去ろうとする彼女を、市川クンはつい呼び止めちゃって
口に出たのは「明日学校くる?」。。

杏奈は「絶対行く、図書室も行く!」って返事。。


家に帰った市川クンは、彼女から借りた「君色オクターブ」を読み始めたけど
集中できずに頭に入って来なくって、次の日、読んだか聞かれて
「いや、まだ。。」って言葉をにごしてたら、その様子を見てた足立クンが
市川クンを呼び止めて、杏奈に好きな人がいるか聞いてきた。。

市川クンは、杏奈をHの対象にしか見てない様な足立クンの話を聞いて
不快感がわいてくるのを感じたけど、自分の中にも同じ気持ちがあって
自分は本当に杏奈のことが好きなのか、また悩みだした。。

そんなことを考えて図書室に行くと、杏奈が掲示板に見入ってて
見ると「図書室内飲食禁止」のポスターが大きく張りだされてた。。

杏奈は、自分はお菓子の袋を図書室のゴミ箱に捨ててないのに
急に張り紙がされた経緯が気になって、市川クンを連れ
職員室の図書委員の先生のところに行くと、アメの包み紙が落ちてたって。。

それを聞いた杏奈は、何も言えなくって、2人で図書室に引き返すと
「元々リスク背負って食べてるから、張り紙があったって特に変わらない」
って、聞いた市川クンがドン引きする中、チョコを食べ始めた^^

それで彼が「さっきの先生に見つかったらまずい」って言おうとしたら
ちょうど先生が来て、市川クンは見つからないように
チョコを持つ彼女の手を思わず握りしめたら
先生は生徒同士のじゃれ合いと思ったか、咳払いしてすぐに行ってくれた。。

杏奈の手には溶けたチョコがついてて、市川クンは、洗うように言ったけど
彼女は彼を追い払うと、その手をなめてた^^;

別れ際、市川クンは、彼女が図書室に来る理由がなくなるのにもかまわず 
「今後お菓子はひかえた方がいい」ってマジに忠告したけど
相変わらず杏奈は図書室に来てて、お菓子を食べてたw

「お菓子はちゃんと控えることにしたよ。。3分の2に!」ってゆう彼女に
「量の問題じゃないんだよ。。」って言いかけたけど
変わらずに図書室に来る彼女に、市川クンはちょっとホッとしたのかも
ってゆうおはなし^^



サブタイトルの「溶かした」は
もしかしてチョコと、彼女の心、の2つにかかってるのかな?

好意を持ってる男子が、手を握ってきたりしたら
ただの好きから、大人の好きに変わってもおかしくないよね^^


Cパートに、おまけのエピソードで
市川クンが杏奈のゴミを持ち帰った話があったけど
彼は「図書室のゴミ箱だと、問題が起きそうな気がしたから持って帰った」
って、答えればよかったんじゃない^^
{/netabare}
{/netabare}
【karte7】僕らは入れ替わってる
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
イベント行事も案外悪くないと感じ始めていた市川。今日は体育の持久走。並んで走る市川と山田だったが、山田は体操着を前後逆に着ていることに気づき、その場で腕を抜いて服の前後を入れ替え始める!思わず目が離せずにいる市川。一方で山田も、市川のゆれる前髪から覗く右目を初めて見たと笑いかけきて……。その後、教室に戻るも山田は間違って市川のジャージを着ていた!市川はこの事実を一刻も早く伝えようとするが――!?
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで
やたら、杏奈の胸が揺れるところを映すのが気になったけど
こうゆうシーンを入れるノルマとかあるのかな?


今回は、市川クンが、杏奈は芸能人なんだ、ってイシキする回だった。。


ネットで秋野杏奈を検索して
バラエティ番組に出てるのを発見したんだけど
今週分はちょうど終わって見れなかった。。


体育の持久走では、杏奈が体操服を後ろ前に着てるのに気づいて教えたら
走りながら直すのをちらちら見たり。。

その時、市川クンが預かったジャージが自分のと混ざり
授業中杏奈が、自分のジャージを着て授業を受けてるのに気づいて
早く取り換えなきゃ!ってドキドキするイベントがあって
お昼にやっと保健室で着替えたりした。。

その時杏奈は、知らなかったフリしてたけど
誰かの前に出るときは、いつも名前を隠してたから
もしかして確信犯だったのかも^^

市川クンに返す前に匂いをかいでたから、そうかもって^^


そして保健室で身長測定ごっこをしてたら
杏奈がつまづいて、体重測定までしちゃって
見た?見ない!見たでしょ!?。。って言い合いってゆうかイチャイチャw


市川クンは、クラスの男子が、杏奈が映画に出るって話してるのを聞いて
さびしげにしてる杏奈が「愚民との階級の差に一抹のさびしさを感じている」
んだって考えてたけど
杏奈がそんなこと考える性格じゃないって、まだ分からないのかな?


それから席替えで、杏奈が斜め前に座ったせいで黒板が見えない市川クンが
隣の席の穂乃香のノートを見せてもらうためにくっついたら
杏奈がやきもち妬いて荒んでたのがおかしかったw

(穂乃香は)優しいしほわほわだし可愛いし。。って
市川クンにイヤミを言ってくる杏奈に「授業中。。山田しか見えない。。」
ってゆうとカン違いしてたみたいだけど「。。から、黒板が見えない」
まで聞いて、自分のカン違いに気付いたみたい^^

そして席替えは最終的に、市川、足立クンが一番前に2人並んで座って
その後ろに、穂乃香と杏奈が座ることになった。。


放課後、いつものように図書室に集まった2人は
市川クンが映画の件を杏奈にフったせいで
杏奈の役作りの協力をすることになって、人がいない狭い倉庫に行った。。

映画の公開が、再来年の春ころって聞いた市川クンは
その頃、杏奈といっしょにいられるかどうか考えてたけど
「見てくれる?」って聞く彼女に「見られるように善処する!」って
言いきったら、彼女はよろこんで、セリフの練習は終わり。。

好きすぎて「マジキモい」って言えなくなっちゃったからみたい^^


杏奈が出てる「発見!コロンブス学園!」を見た市川クンは
彼女のセリフがひと言も無かったことに、ちょっと安心したんだけど
きっと彼女は傷ついてるから、なるべく触れずにおこうって思ってたら
次の日友達に「けっこう映ってたよね」って自慢する彼女がいた。。

最後は市川クンが、悪ふざけする杏奈を見ながら
あれで良しなら、山田の大女優への道は遠い。。めちゃくちゃ遠い
って、つぶやくところでオシマイ。。



杏奈は体重計を気にしてたけど、52~53キロくらいかな?
身長のわりには痩せてるって思うんだけど、モデルとしてはギリなのかな?
でも、気にするわりに
ダイエットしよう、ってゆう気がぜんぜんないのがうらやましい^^

まだ中2だし、もしかしてまだ身長が伸びるかも?


杏奈はセリフが無かったって、市川クンは安心してたけど
一流監督の映画に、セリフのある役がもらえるってすごいし
ゴールデンタイムの番組にレギュラー出演してるって
実はかなりの人気があるんじゃないかな^^
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【karte8】僕は夢を見た
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公式のあらすじ
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地獄の三者面談の日がやってきた。母親と一緒にいるのが照れくさい市川は陰から様子を伺うが、そこで山田と母親が話しているところを目撃する!気が気でない市川をよそに、2人の会話は弾んで……。また雨の日の放課後、山田の忘れ物を届けに行った市川が雨に濡れたせいで熱を出してしまう。ひさしぶりに学校を休みひとりで家にいると、突然チャイムの音が。門の外に見えたのは山田の姿で……!?
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感想
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アバンで千尋がカゼで休んで、相方がいなくなった杏奈が萌子にからむと
萌子は胸をもんできて、キレた杏奈がアンタッチャブル・エリアを発表
ってゆうおはなしがあって、今回の枕噺(伏線)になってたみたい^^

それにしても、触っちゃいけないとこ多すぎw


そのあと杏奈が、宿題をちゃんとやる自慢をはじめて
その秘密を見せに、ちひろを図書室に案内すると
ちひろはちゃっかり市川クンに勉強教えてもらってて、杏奈がやきもち^^

その時、杏奈が市川クンの話をよくしてることがバレたw

杏奈が変ってゆうので、ちひろが話した
顔に付いたクリームを、クリームで取ろうとした話はおかしかったw

それを聞いて笑う市川クンにちひろが
彼がふつうに笑ったり、話してるだけで、ちょっと感動してて笑ったw


そして三者面談で、市川クンの次が杏奈だから
市川クンが来るのを待ってる市川ママのとなりに杏奈と杏奈ママが座ってて
厳しい杏奈ママが杏奈の姿勢を叱るたび、市川ママが姿勢を正しててw

そして市川ママが「京ちゃん。。」って言ったのを聞いて、反応した杏奈が
市ママを見つめてから自己紹介がはじまり、アメの交換w

杏ママが、また注意してたけど、これだけ注意されてたら
そのうち、聞いても、またか。。って思うだけになっちゃいそう。。


図書室で、杏奈が「市川ママめっちゃかわいいね」って言って
交換したアメをテーブルの上に置いて勉強を教わってたら
急に先生が来て、市川クンが「アメ隠せ」って言ったら
耳も感じやすかったみたいで、びっくりして逃げるようにして転けた。。

市川クンはとっさにアメを隠して
その場は杏奈がうずくまっただけで済んだけど
アンタッチャブル・エリアに耳が加わった。。


雨の日、カッパを忘れた市川クンが自転車で下校中、傘を持った杏奈に会い
いっしょに帰ろうか、ってゆう話になったけど
杏奈はこれから仕事だってゆうから、結局市川クンはひとりで帰ることに。。

別れてしばらくして、自転車のかごに、彼女の買い物袋を発見した市川クンは
中身を見て、女子にとって無いと困るものかも?って思って
急いで駅に向かうと、彼女はまだそこにいた。。

「明日でも良かったのに」って杏奈は言ってたけど
市川クンのやさしさを感じたみたい。。


次の日、カゼで休んだ市川クンが
大小の杏奈に襲われる悪夢を見て目が覚めると、呼び鈴が鳴り
知らんぷりしようと思ったけど、カメラで外を見てみると杏奈がそこに。。

急いで出て見たら、給食のいちごババロアを届けに来てくれてて
つい、お茶でも?って呼び止めちゃった。。

お湯をかけた市川クンは、汗のにおいが気になって、部屋に着替えに行ったら
そこで気を失って、杏奈に介抱され、抱きしめられる夢?を見て気が付いたら
お姉がいて、ババロアと杏奈のメッセを渡してくれた。。


熱が下がって学校に行こうとすると、お母さんが
昨日の夕方、杏奈が家の前に来てて、市川クンの容体を聞いてきて
明日には行けるって答えると涙を流して笑って帰って行ったって話し
「少し変な子ね」って^^


登校中、杏奈に会って、夢を見てた話をすると
「どんな夢?」って、しつこく聞いてきた。。

ちひろが来て、杏奈ののどの調子が悪そうなのに気づいて
「おととい、ババロア食べずに持って帰ったし。。」って
あのババロアが杏奈の物だったことをバラしても
市川クンは(山田でもカゼひくんだな。。)って思っただけ。。

いや、市川クンのが写ったんだと思う^^



夢だと思ってたけど市川クンがヒロインしてたね。。
ハダカで倒れてる彼を介抱する杏奈はドキドキだったかも^^

気持ちの伝わってくる、良いラブコメだと思けど
その分、杏奈の天然なところが目立ってて、良いアクセントになってそう^^
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【karte9】僕は山田が嫌い
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公式のあらすじ
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山田に突如、「LINEやってる?」と尋ねられた市川。“友達がいなくてもLINEくらいやるだろ!”と心のツッコミをいれながら、ついつれない態度を取ってしまう。そして教室では、山田の友達・関根萌子が、彼ピ欲しさからクラスの男子全員とLINEを交換しようと言い出す。名案とばかりに山田は、さっそく市川に声をかけようとするも、関根はそれを遮る。しかも関根が市川とLINEを交換して楽しげな様子。そんなふたりに山田は――!?
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感想
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あらすじ↑のおはなしで
市川クン目線のおはなしなんだけど、主役はどう見ても杏奈の方。。

ラインを交換したい杏奈が、それとなく言い出そうとするんだけど
からかわれてる?って思う市川クンが
冷たくするから言い出せなくって遠回り。。ってゆうおはなしだった。。


言い出せなかったせいで杏奈は
萌子が先に市川クンとライン交換してイラッ!としたり
無理やり、好きでもない男子と交換させられそうになった時
市川クンの奇声に救われたりした。。

ナンパイセンの南条先輩から、ゲームを誘われた時
守ってくれるはずのちひろが落とされて
それは私狙いだ、って言い出せなくって
彼女と気まずい雰囲気になったり。。


図書室で市川クンに話しかけてると、南条先輩の取り巻きの子がやって来て
カレシがいるかを聞いてきたから「いない」って言ってるのにしつこくて
誤解されそうだから大きな声を出して、市川クンに向かって否定したら
その子には杏奈は市川クンが好きだって伝わったみたい。。

それで南条先輩を連れて戻って来たから、杏奈は市川クンを引き寄せ
顔を近づけ、抱き合ってるっぽいシーンを2人に見せたけど
市川クンは、杏奈が何をしたかったのか分からないでいた。。

そんなことを考えながら市川クンが歩いてると
ちひろが萌子に、南条先輩は杏奈を釣るためにちひろを利用した
って言われてて、彼は
杏奈も南条先輩を避けるために自分を利用した!って思いこんだ。。

それから市川クンは図書室にも行かなくなり
教室でも杏奈をロコツに避けるようにしてたら
逃げるように帰ろうとする彼の手をつかみ
人気のないところまで行くと、いきなり壁ドン!

泣いて「怒ってるの?なんで!?」って聞いてくる杏奈に市川クンは
自分が前に行ったことを気にしてる?って思って
「違う」ってひとこと言って去ろうとすると杏奈が「ごめん。。」って。。

それで、うまく利用しようとした奴に嫌われてプライドが傷ついたか?
って思いかけたけど、泣いてる彼女を見て、こいつはそんな奴じゃない
って、やっと気が付いた。。

自分がそう思うのは、どうせ手に入らないのに好きになるのがこわくって
近づいてくる彼女を嫌いになる理由が欲しかっただけだって。。

それで
避けてるように見えたのは用事があっただけで、怒ってたわけじゃない
って伝えたら、杏奈がハグしてきた!

それで「仲直りのハグ。。近いのイヤだったよね?ゴメン!」って
離れようとする彼女のうでをつかんで「イヤじゃない」ってゆうと
杏奈はハグを続けた。。

そして、いっしょに帰る道で
関心のない話を続ける杏奈に市川クンが
「やっぱり山田とは、好みや感性が違うんだな。。」って考えて
ムリに話題を合わせようとしたら、話が冬休みの計画に変わった。。

市川クンが借りてたマンガを返すと、どこが良かったか聞かれ、答えると
杏奈も、自分もそこが良かった♪って盛り上がり
月曜日に続きを持ってくるって言って別れたんだけど
持ってくるの忘れた。。

「じゃあ明日」ってゆう杏奈に市川クンが
「明日から休み」ってツッコんだら
「待ち合わせて渡す!」って、自然な流れでライン交換を申し込んできた^^

その夜、ラインで話しながら、明日の待ち合わせを決めると
もう今日になってた。。ってゆうところでオシマイ^^



壁ドンからの熱いハグ!って、市川クンが完全にヒロインになってた^^

クリスマスイブだから、ただマンガを貸して終わり、なんてならないし
それだけのためにわざわざ、洗足駅近くから渋谷まで行って
待ち合わせなんかしないよね^^

ステキなデートになるといいな☆彡


あと、おとりに使われたちひろが、萌子からネタばらしされるところが
冗談みたく描かれてた分、痛かった。。
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【karte10】僕らはゆっくり歩いた
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公式のあらすじ
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マンガの続きを山田から借りることになった市川。待ち合わせ場所はクリスマスイブの渋谷。いつにも増してかわいい山田は、少し照れながらも市川を繁華街に連れ出す。オシャレなカフェに入るものの、慣れない空間に気後れした市川は、小さなやらかしをいくつも重ねてひとり落ち込んでしまうのだった。その後、山田の服選びの買い物に付き合い、試着室の前で彼女を待っていると、よりによって市川の姉・香菜が来店してきて――!?
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感想
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よくある、男子が女子の買い物につき合うってゆう感じのデート回で
後で市川クンが反省してたけど、すごく卑屈になりすぎだと思った。。

待ち合わせの時間より早く来た杏奈が、本物かどうか確かめるとか
「初めてのデートは。。」って言ってるのに、これがデートだと思ってないし
彼女は自分のことをただの友だちだとしか思ってない、と思うんだったら
格好つけないで「お金持ってないから、コーヒーで」って言えばいいのに。。

そして、服選びでお姉さんと出会いそうになって
思わず隠れる、ってゆうのも卑屈。。

杏奈が食べてる動画を取ってたら「実物も見て」って
アゴをクイっと持ち上げられるとか
どう見ても、友だちにはしないと思うんだけど。。

あと、おごられてマイナスポイントになってたけど
今回は完全に、市川クンがヒロインになってたと思う^^


服の試着で、試着室に連れ込まれてドキドキは
ラブコメとかでよくあるけど、男女いっしょに試着室に入るって
多目的トイレの渡部さんじゃないけど、絶対やっちゃダメだと思う^^;

杏奈が「いつならいい?」って問いつめるところは
背の高さや、杏奈の耳飾りが市川クンの目の位置に来てなみだみたく見え
大人が子供をイジメてるみたいに見えた。。

似合ってるって言われて、試着してた服をあっさり買っちゃう杏奈は
モデルや、ゴールデンタイムの番組にレギュラー出演してるって
事務所から、大人並みのお給料とかもらってそうだから
やっぱり立場は市川クンがヒロインよね^^


後半、連れまわしたことを謝る杏奈に
自分はイヤなことははっきりゆうから「楽しかったんだと思う」
ってゆう市川クンは、オドオドしてたけど言いたいことを言ったし

電車の中で握られた手が離れた時に、自分の方から手をさし出したところは
積極的じゃないけど、はじめのころの卑屈さがだいぶ変わってきたみたいで
良かった◎


杏奈が「よいお年を」をって言いかけた市川クンを止めてたけど
年内にまた会うフラグを立てたのかな^^


前から何となく思ってたけど
このおはなしのヒロインって市川クンの方だよね^^
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【karte11】僕らは少し似ている
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公式のあらすじ
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年の瀬のファミレスに、深刻な顔で黙り込む市川がいた。腕には包帯。隣には関根、そして「ナンパイ」こと南条ハルヤの姿が……。時間は4日前に遡る。市川は家族で秋田の実家に帰省していた。山田とLINEをするようになった彼は、雪景色の写真を彼女に送ると約束する。ところがよい写真を撮ることに夢中になってしまい、足を滑らせ腕を骨折してしまう。夜、そのことをLINEで伝えると、すぐに山田から“ビデオ通話”の着信があって……。
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感想
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あらすじ↑のおはなしで
秋田で骨折した市川クンは、ウケ狙いで杏奈に報告したら
心配した杏奈から、ビデオ電話がかかってきたんだけど
秋田のいなかで夜になんか出歩いたら、クマでも出てきそうな。。

通話中、杏奈の謎の動作の指示は、マンガのシーンをなぞったのかな?

骨折して、早目に帰ることになり
市川クンは杏奈に、おそろいで犬のマスコットを買った。。


マンガを返すついでに、それを渡しに出たら
杏奈の方から犬を連れてやってきた。。

犬の名前を紹介するとき「犬だよ」って笑っちゃったw

かと思うと、市川クンに犬に命令出させて、自分で芸をしちゃうw

ベンチで、2人で手を握りながら
マフラーは市川クンに上げるつもりだったって言ってたけど
好きでもない男子に、こんなことする女子っていないよね^^


そして南条先輩にコンビニで運悪く出会った先輩に
萌子といっしょにファミレスに連れてかれ、杏奈のアドレスを尋問され
きっぱり断った。。

それにしても、他の人から杏奈の連絡先をしつこく聞き出そうとするなんて
怖いよね。。ちょっと寒気がしちゃった。。

こうゆうのって、絶対教えちゃダメなヤツだよね。。
もし聞かれたら「直接本人に聞いてください
本人がイヤだったら、僕も教えられません!」って、断るべきだと思う。。

市川クンははっきり断ったから、萌子からも友だち認定されたみたい^^

そして、萌子を送って行くって言いわけして2人で店を出て、歩きながら
市川クンは萌子に「俺は山田が好き。。かな」って言えたから
声が聞きたくなって電話したら、送って行ったはずの萌え子が入って来て
すぐに電話を切ったけど、いつかコクろうって決めた。。



だんだんラブコメらしくなってきて
市川クンもちょっとはっきり言えるようになってきたみたい^^

でも、杏奈はかわいくて、性格も悪くないけど
割とだらしないってゆうのが分かった^^

市川姉じゃないけど、付き合うなら
周りが見えてしっかりしてる萌子の方がいいんじゃないかな?

実際、萌子が友だち認定してくれただけで
好きになりかけたくらいだから
これから市川クンが女子と平気で話せるようになってきたりしたら
杏奈以外の子にも目が行きそうで、ちょっと不安かも^^;
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【karte12】僕は僕を知ってほしい
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公式のあらすじ
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新年を迎え、一緒に初詣へ行こうと約束した市川と山田。市川は家族で参拝した後に会うつもりでいたが、約束の時間のだいぶ前から待っていた山田を見つけて驚く。山田が市川の家族に挨拶すると、そのままみんなで参拝することに。さらに山田のことが知りたい香菜は、山田を市川家に誘う。愛弟と山田の関係に可能性を感じた彼女は、恋のキューピッドよろしく、卒業アルバムを開きながら弟の小学生時代を語って聞かせるのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
まあ、あらすじ↑の通りで
家族と行った初詣で、杏奈とのアポは30分ずらしておいたから
「大丈夫だろう」って思ってたら、彼女は早く来て待ってて家族と鉢合わせ
ってゆう感じだったけど、ふつうだったらお母さんがツッコんできそう^^

お父さんは市川クンと杏奈との関係には、関心なさそうに見えたけど
あとでこっそり、お母さんに聞いてたりするのかも^^

でも、市川家ではツッコミ役は、お姉さんが受け持ってた、ってゆうか
事情を知らないお姉さんがグイグイ来た感じw

家に連れてってアルバムを見せながら、市川クンの過去の話をしたから
彼がお受験に失敗し、ヤバい本を読んでたせいでクラスデビューにも失敗して
1年の時は、よく学校を休んでたみたい。。

グイグイ来るお姉さんと、グイグイ来る杏奈にはさまれて
困る市川クンがかわいかった^^

1年の時や小学生の時もかわいかったけど
ヤバい本が好きになったのは、いつごろからだったんだろう?

女子って、人にもよるけどちょいワルくらいの男子が好きな子が多いから
市川クンもあんまり、気にすることないかも☆彡




市川姉がからんできて
市川クンが杏奈に“心の中のヤバイやつ”のことを知られたけど受け入れられ
癒されたってゆう感じのおはなしだったのかな。。

初対面で「お姉ちゃんって呼んでもいいですか?」って聞く、天然な杏奈と
あまりに意外でキモくなるお姉さんがおかしかった、ってゆうか
今回はお姉さんがグイグイからんできて
杏奈とのやりとりで、いつもの倍くらいおかしかったw
{/netabare}
{/netabare}
 

見おわって。。


よくある「高木さん」系学園ラブコメだったけど
「高木さん」よりずっと、主人公の内面を出してる感じ。。

自分を悪い人間だって思いこもうとすることで
心の中のバランスを取ってた市川クンが
クラス内ヒエラルキトップにいる様な、自分とは正反対のキャラから好かれ
受け入れられて、癒されて行くおはなしだったみたい。。


主人公でぼっちな市川クンがウジウジしてるうちは
それほどおもしろくなかったけど
後半、ヒロインに対する思いが固まって来て
いろんな人がからんでくるようになって、おもしろくなってきたみたい^^

最後はこれから、ってゆうところで終わったから
2期があるといいな☆彡





.

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 357
サンキュー:

48

ネタバレ

og3jar さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

俺ガイルに匹敵するかも・・・

中・高生の頃の女性への不信感を思い出した。バレンタインデーはセクハラデーだと思っている。山田杏奈殺害計画も、彼女をよく知らなかった市川君には、心のバランスを取るには必要な事だったと思う。

でも、それは一種の妄想だと、このアニメは教えてくれる。自分の心を守るためのバイアス。

心を守るためのバイアスが、自分を逆に閉じ込めている。そこから抜け出すには『成長』しかない。でも、『成長』と口で言うのは簡単だ。『成長』には塗炭の苦しみが伴う。

だから、苦しみを伴わない『成長』を希望して、山田杏奈を求める需要があるのだと思う。

最後に2期の告知があったので、凄く嬉しかった。

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 109
サンキュー:

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僕の心のヤバイやつのストーリー・あらすじ

市川京太郎は殺人にまつわる猟奇本を愛読する、重度の中二病男子。同じクラスの美少女・山田杏奈をチラチラと見ては、ヤバめな妄想を繰り返していた。 そんなある日、山田が市川の聖域・図書室にやってくる。一人だと思い込み、大口でおにぎりを頬張ったり、機嫌よく鼻歌を歌ったりと、思うままに振る舞う山田。予測不能な行動を繰り出す姿に、市川は徐々に目が離せなくなっていき……。(TVアニメ動画『僕の心のヤバイやつ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ

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