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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(アニメ映画)」

総合得点
77.4
感想・評価
1547
棚に入れた
8439
ランキング
609
★★★★☆ 3.9 (1547)
物語
3.6
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
3.9

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Banちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

どう評価したらいいのかわからない。

エヴァの世界はちっぽけな私には理解不能なのでしょうか?でも嫌いじゃないです。続き見る予定です。

投稿 : 2013/10/27
閲覧 : 218
サンキュー:

1

ネタバレ

アニスキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

シリーズ通して話の終点がワカラナイ

タイトル通りです。テレビ版から単行本まで今まで全て観てきましたが、最後どうしたいのかいいかげんはっきりさせてほしいですね。面白いんですけど…

投稿 : 2013/09/24
閲覧 : 171
サンキュー:

0

ネタバレ

正義の味方 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感動です

映画館で1回
ブルーレイで1回
観ました

正直1回目は意味が分からなかった

2回目でやっと半分は理解できたと思います

久しぶりにシンジくんのヘタレっぷりを観れて満足です

実際自分もシンジ君と同じ立場だったら同じようにヘタレていたと思いますよ

最後、シンジ君無気力状態でしたが大丈夫でしょうか

自殺するしてもおかしくなかったですよ




作画は最高とまで言うほどよかった

あれほどの作画を完成させるにはさぞ頑張ったと思います

投稿 : 2013/08/15
閲覧 : 296
サンキュー:

8

ネタバレ

-Gigi- さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

~いつか自分自身の事も変えて行くんだ・・・

初見はポカーンとしてたけど、なんども見るうちにはまってく・・・
相変わらずカヲル君はいい奴だったな・・・
ミサトさんもかっこよかったし、シンジ君を見捨てきれないところもホッとした。
ラストの赤い大地を行く3人の画がなんとも言えない。

どうでもいいけどThe Ultimate Soldierかっこよすぎる。

投稿 : 2013/08/10
閲覧 : 204
サンキュー:

1

ネタバレ

異臭漂う性格 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

序と破の設定を一切無視ですか?

旧作24話のベートーヴェン第9はもういいです。
ナディアのBGMいらねぇっす。
第10使徒ゼルエル戦から14年後・・・そんな設定いりません。
年を取らないエヴァの呪縛・・・・そんな設定いりません。
ネルフ対抗組織ヴィレ、いらねぇっす。
ニアサード起こしたネルフを糾弾するのは第3東京市民とかでやったほうが盛り上がると思うよ。
ヴンダーも改2号機も9号機も13号機もいらねえっす。8号機はマシだったか?
サードインパクトで人類滅亡後の世界・・・・
超立派な戦艦でミサトの衣服も立派。こんなの見せられて世界が滅亡しました言われてもねえ・・・・
初号機がヴンダーの原動力となって描かれず不在で6号機がサードインパクト起こして廃棄されてたって・・・
ネブカドネザルの鍵やカヲルの目的やマリ主体の活躍、加持の暗躍をすべて無視って・・・・

スピンオフは違う媒体でやってくれ。
客は破の続きを見に来たんだから鑑賞料金を搾取している以上、庵野氏含む製作者は庵野氏の所信表明通りに観客を楽しませる義務がある。
今回の脚本は誰もが予想つかないのを思いついたんだっけ?
製作者はどんだけオタクや客が嫌いなわけ?

それと作画が問答無用で汚い。もう少し綺麗に書け。本当にプロの仕事による出来具合か?
声優も宮村優子が酷い。よくぞあれでOK出したものだな。声帯鍛えていないのバレバレ。

投稿 : 2013/08/04
閲覧 : 230
サンキュー:

2

ネタバレ

tukinoshim さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ええっと‥

今回は使途が出てこないのか‥から始まり(ちゃんと見てるのかお前はと言われそうで怖いです、すみません)
最初のアスカのかっこいい戦闘シーンから何してるのかさっぱりわからず
シンジ君と同じ心境で最後までやっとたどり着くといった感じです
三人が桜流しと共に歩き出すシーンは意味もなく涙が出てきて本当に美しかったのですが‥
二回とも一人で見に行ったので「ねえねえあれなんだったの」と誰に聞くこともなくネットの考察を見てもやもやする日々が続いています

投稿 : 2013/07/14
閲覧 : 174
サンキュー:

1

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

さっぱり 理解できなかった

軍艦 空 飛んじゃ だめでしょう だめでしょう
内容 理解 できなんだ!

投稿 : 2013/07/08
閲覧 : 198
サンキュー:

0

ネタバレ

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

エヴァは過去の名作

エヴァ作品である「Q」。
冒頭の約30分は意味不明の戦闘。
会話はゼロに近い。戦闘マニアが喜びそうな呼称が
続く。これが退屈なんだ・・・。

全体的には、エヴァ作品なので独特の世界観で面白いことには
面白いのだが・・・・。

ここで言いたい。
もう今更エヴァじゃないでしょ。
エヴァは神作品であり過去の名作。
テレビシリーズで人気爆発。
その波に乗って劇場版も作られた。
やっぱりエヴァだと誰もが思い未だに語り継がれる名作。

しかしだよ・・・再び映画作品を作ることは構わないが
「序」から始まり「破」で今回が「Q」。
何年かかってるんだ!
本作の次は何年後?世間はそんなに待っていません。
テレビシリーズから何年経っているんだ。

エヴァで盛り上がっているときに作品を手がけてほしい。

エヴァを超える作品は無いかもしれないが
時代は世間は、エヴァ作品をリスペクトしながら
エヴァ以外の作品を望んでいる。

今となってはエヴァは過去の名作なのだ。

投稿 : 2013/07/06
閲覧 : 287
サンキュー:

15

ネタバレ

クロッシー(・з・) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Q(謎質問おばけ緩急旧休)

まず宇多田ヒカルがすごく好きなんです。
なにせ宇多田ヒカル世代で育ったので沁みますね。歌が。
桜流しは名曲ですね。かなり好きです。引退してもなおこのクオリティーを作ってくださるというのは1アーティストとして本当に尊敬に値します。素晴らしいです。
{netabare}この劇場版Qに関してはほとんどが謎です。まずサードインパクトが起こりかけたあとの地球の様子が移されています。破を見た方はわかると思いますけどカヲル君が阻止したはずでは?!というシンジ君主体で驚きを隠せない感じになります。視聴者はかなりシンジに対して同等の感情を受けると思います。この作品はシンジ君がかなり必要悪というかサードインパクト引き起こした張本人だとして厳重にエヴァに乗ることを禁止されている世界になっています。なんというかエヴァにあれだけ乗ったのにいきなり乗るなと言われるとかなり困惑します。困惑が今回のテーマだとするならかなりうまくできていると思いました。しかし話を通してわからないことが結構出てきます。{/netabare}
批評家曰く2次創作のエヴァ作品なのではないかという案がありました。つまり誰も勝手に各々がストーリー思い描くように物語が自然と出来上がっているということです。
※つまりいくらでもこの先のストーリーを展開する事ができるということです。
ストーリー自体複雑に構成されており庵野監督は3.11の関東大震災に合わせてシナリオを書き換えたと思うのですが、正直これからの展開がよくわかりません。
結果として私はこのQを通して旧劇場版のあの理不尽なまでにわかりにくい暗いストーリーに仕上がっているんだなと感じました。先が見えない分次の作品が楽しみでもあります。

投稿 : 2013/06/25
閲覧 : 224
サンキュー:

6

ネタバレ

うぃすたりあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

予想をボコ殴りにする作品。え?加持君?誰よそれ。

何だったんだろうね、あの予告。
そんなシーンどこにも無いじゃない。
空白の14年設定でお願いしますよ庵野カントク!
絵は間違いなく:破より綺麗になってるんだが…
キャラが前作と違う。
少し貞本エヴァっぽいかな?
まぁ好きだから良いんだけどね。

投稿 : 2013/06/22
閲覧 : 150
サンキュー:

1

ネタバレ

Jonez さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エヴァというトラウマを焼きなおした作品

ワケわからない単語や概念を大量に並べて、
「何か深遠な意志に基づいて壮大な試みがなされていますよ」という雰囲気を
ただひたすらに匂わせようとしているイカ臭い子供だまし感と、
主人公に何の説明も無く地獄が展開していくストーリーは
「旧作の正当伝承」感を出していた。

ヴンダー
アダムスの器
カシウスの槍
等々
新しい小道具を大量投入しては来ているが
果たしてそれをぶち込まないと形にできない話があるのかが、強く疑問である。
そして劇中では「重要さ」をただ匂わせるだけで
それらに関する説明は一切なかった。
旧作の中で「なんかすごそうな感じ」を出すためだけに
ただ並べて、後に投げ捨てられていた意味不明な単語たちと
同じ意識で投げ込まれたものなのだとしたら
十何年もかけて何してたんだという感じである。

新しいエヴァンゲリオンが大量投入されたあたりは
まぁ、グッズ展開などによる小遣い稼ぎが必要な大人の事情は理解するが
「エヴァはただのロボットではない」とアピールしてた割には
大安売りだなというのが正直な感想。
しかし、前作で仰々しく天から降りてきたMark.6まで
いきなり投げ捨てたのは驚いた。
槍一本投げただけで御役御免とは、安い。

人物相関に関しては、「世界が滅びかけて、仲違い」程度の動きで
個人間の思い入れ意外に特に深いものは感じられない。
ただ、前作でシンジに
「行きなさいシンジ君、誰かのためじゃない、あなた自身の願いのために」
って思いっきり背中押してたミサトさんが、
いきなり「お前しゃべんな」ノリで鋼鉄化している辺りは、
そりゃねぇだろという感じだった。

カオル君は、今回もワケのわからないことを口走りながら
首チョンパを食らう辺りは旧作リスペクトのセルフカバー。
彼は物語上、主人公の心を深く傷つける以外何もしていない。
実際見ていて、彼の死に心を痛める理由は
「なんかイイ人ぽかった」くらいしかない。
かわいそうなくらい安い命。

極めつけは
新型エヴァに乗って槍を二本引っこ抜いたら世界が滅びかかった。
という意味不明な修羅場。

実際のところ、重要なキャラの死や世界の崩壊なんていう究極な状況を
ここまで揺さぶられずに見ていたことは
ほかのどの物語と比較しても一度も無い事なので
逆に感心させられた。
正直、観ていて途中から「知らんがな」という言葉しか出てこなかった。

主人公シンジが、ワケもわからんままに滅んだ世界で
アスカの首を絞めて終わった旧作に
「何の救いも無い・・・」と深いトラウマを植えつけられた多くの人たちは、
「破」において、彼が世界をブチ滅ぼしながらも、自らの強い意志でレイを救う姿を見て
「これが見たかった」と思った事だろう。
そこには苦悩を超えた「愛と成長の物語」があったからだ。
しかし今作でそれらのポジティブな要素を全て捨てた上で
今一度、村八分、友達の死、世界崩壊という生き地獄を
すべて旧作と同じ解釈(解釈不能という点で)をもって主人公に体験させた。
そりゃ、トラウマフラッシュバックという感じで、
一番観たくなかったものだろうと思った。

今作において、旧作の終着点である「意味不明な地獄」という所まできたので、
実際のところ、次作こそが「誰も知らないストーリー」にあたるのだと思う。
物語的には次作に全てを託すしかない。
最初に述べた、とりあえず「凄そうだ」という匂いをだけをただひたすらにかもし出そうとする感じが、
全編通して漂っている本作は、
聞いたことも無いようなワインやチーズの薀蓄を鼻高々に述べるおっさんを見ているような
強烈な気色の悪さを感じさせた。

できれば「これは必要だったのだ」と思わせるオチを次作に期待したい。

投稿 : 2013/06/13
閲覧 : 246
サンキュー:

4

ネタバレ

esm24722 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:----

相も変わらずペラペラ。

人間描写が気に入らない。14年経ってるのに、未だに酷い。
シンジのボキャブラの少なさを改善して欲しい。やり取りに
もうちょっと繊細さを追加して欲しい。上辺ではなく。
そして中の人の声がもう限界ではないか。聞いていてあまり
気持ち良くなかった。
物語の展開は面白い。でも、エヴァが簡単に覚醒し過ぎ。
シンジを黑すことを仄めかすとか、もっと大事に管理するとか
あって良いんじゃないか。シンジがカギなのは周知の事実なんだからさ。
アスカが「ガキ」って軽蔑してるけど、周りの大人の方がよっぽど頼りなく、幼稚に見えるのは相も変わらず。
14年という設定に物語上の意味がどれだけあるのかも疑問。
やってることはTVシリーズや映画、漫画の流れから
大きく逸脱してないからね。14年間使徒は何してたとか気になる。「展開」が衝撃とか言う人多いけど、どのへんが驚き
なのかよく分からない。設定の変更は多いけど、本筋は何も変わってない。今の所子供子供騙しレベルの目先変更。
むしろこれから「14年」をどう料理するかが気になる。ほったらかしにしないことを願う。
ここまで批判ばかりしたし
2chではつまらない連呼されてたけど、動きは抜群で、話もペラペラだけど、まあこんなもんかと割り切れば総合的にはかなり楽しませてもらったかなと。2012年度no.1は間違いないとは思う。

投稿 : 2013/06/09
閲覧 : 210
サンキュー:

2

ネタバレ

ハッピー! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

a

a

投稿 : 2013/06/08
閲覧 : 181
サンキュー:

0

ネタバレ

コンサドーレ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

わけわからん

もう残すところ1作なのに伏線貼りすぎやろ・・・

回収できんの?

投稿 : 2013/06/07
閲覧 : 196
サンキュー:

0

ネタバレ

夜魔音 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

監督達の暴走

公開当日に観に行ったが、かなり驚いた。
監督達がやりたい放題やった気がする作品だった。
だが、相当のエヴァファンでないと物語がいきなり過ぎてわからないだろう。
いきなりエヴァがダブルエントリーになったり、予告でエヴァが丁度真ん中でカラーリングが変わったり… どうなんだと思いつつも楽しめた。
新しい使徒のデザイン、特徴、交戦シーン等も良かった。
派手に動き回るエヴァは見ていてとても面白い。
徐々に旧劇場版Air/まごころを、君に に近づいて来ていると思う。 だがその旧劇場版とは違った神秘さや面白さもあるので、文句なしだ。

投稿 : 2013/06/03
閲覧 : 187
サンキュー:

2

ネタバレ

たっくん。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:----

よくわかんないw

でだしからよくわからんかったw
破が面白かったから期待してただけに残念

次でちゃんと終わるのか期待

投稿 : 2013/05/17
閲覧 : 197
サンキュー:

0

ネタバレ

Bee@ぐーるぐる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

自分用

償えない罪はない。希望は残っている、どんな時にも。

投稿 : 2013/05/10
閲覧 : 196
サンキュー:

0

ネタバレ

たばこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

エヴァの基本に立ち返る

エヴァってアニメは一言でいうと

●「自分探し」

という、青臭いテーマを描こうとしているアニメである。

自我が芽生えて、いっぱしにものを考えはじめるようになった中学生あたりが考えそうなテーマを、大の大人が真面目に取り組んじゃっている映画なんである。

「パソコンの前に座っているお前、今このレビューを読んでいるそこのお前、お前は一体全体何ものなのか、自分自身で分かっているか?」

と問うているのである。

通常、こんな馬鹿らしい問いかけなど、すぐに考えるのを止めて、大抵の人は社会に溶け込んでいくのが健全な有り方だ。

ところが、そうじゃない人も相当数世の中には存在していて、そういった人らがこのエヴァンゲリオンに共感し、熱狂的に支持するようになる。

世の中には、シンジのように、いつまでもうじうじと自分について悩み、葛藤し、人生の意味なんかを考えちゃっているチンカス・マンカス以下の人間がそこそこな数いるのである。

そして、悩んだ結果、やりたいことが見つからず、いつまでたっても定職につかず、ニートやフリーターになって何の自己実現もできない、そんな人間が増えている。

そんな現代人に共通する「自分探しの旅」。
この病を描き続けているのが、ほかでもなく、このエヴァンゲリオンなのだ。

●悩める現代人代表 : 碇シンジ
この「自分探しの旅」ってのは割りと最近始まった、いわば現代病のようなものである。昔の人ってのは、こんなアホくさい悩みはほとんど持ち合わせていなかった。
というより、「自分」について考えたこともなかった。
なぜなら、
まず第一に、貧しかったからである。「自分探し」なんてしている暇があったら、畑を耕して稲のひとつでも植えて来い、と。そんなことやってたら、一家全滅、飢え死にしてしまうわけだ。こんな自分探しのたびなんてのは、金もちの贅沢病以外の何ものでもなかった。

第二に、宗教が心の底から信じられていたからである。どんな宗教にしろ、宗教ってのは「人生の意味」を所与のものとして人に与える。「自分はなぜ生きているのか」「自分はなぜ存在しているのか」、そういった問いに対する答えがあらかじめ、完全に決まっていて、だからこそ悩む必要などなかった。キリストでも、アッラーでも、仏陀でも、ゾロアスターでも、天皇でも、なんでもいいが、そこらへんのお偉いさんが勝手に決めていて、それを勝手に皆信じこんでいたわけだ。だから、悩む必要なんて皆無だった。

第三に、厳然たる「ご近所づきあい」が存在していたからである。人とのつながりが、半ば強制的に担保されていたのが、昔の環境だ。なんせ、昔は農業とか工業っていう「ものづくり」が主流で、というかほぼそれが全てで、だからこそ、「ほかのもの」を作っているご近所さんと「おすそ分け」して助け合いながら皆生活していた。いやがおうにも、集団の中の自分の役割ってのは明確になるし、自分が人の役に立っているっていう実感もあった。

とまあ、かなり脱線気味だけど、こんな具合で、昔なら「自分」について考える必要はなかったんである。

ところが、現代ってのは全く状況が違う。

まず、皆そこそこ裕福だ。食うには困らないって人が大多数だろうし、まして、「餓死しそうっす!やばいっす!」なんて状況はそうは無いだろう。裕福だから、時間がある。自分について考える余裕があるのだ。

また、宗教なんて幻想もあらかたぶち壊されている。現代人で、心の底から「神様」を信じているナイーブな人はそうはいない。あらかじめ人生の意味が与えられないわけだから、自分で見つけないといけない。けど、そんなもの簡単に見つからないから悩む。やりたいことなんてないのに、なぜか生きている。なんのために生きているのか考えだすのだ。

そして、ご近所づきあいなんて面倒くさい代物はもう存在しない。おすそ分けなどしなくても、とりあえず金さえ稼げば、物はもちろん、どんなサービスも金で買える世の中だ。仕事も形の無い「サービス業」が主流の世の中だ。だから、他人と無理して付き合わなくてもよい。会社では上っ面で接していればよくて、プライベートでは一人っきりでも何の問題もない。他人とのつながりが薄い。つまり、孤独なわけだ。孤独だと、もちろん自分について考えはじめる。

かくして、現代人は幸か不幸か、「自分」について考える環境が完全に整ってしまった。
「自分」について気付かない幸せだった昔とは違うのだ。

その代表が「碇シンジ」である。

この碇シンジ、やりすぎだろっていうくらい自分について悩むw
自分の存在意義とか、他人が自分のことをどう思っているとか、自分は何をしたいんだろうとか、なんでほかの人は自分の気持ちを理解してくれないんだろうとか。
ウジウジと、いつまでも、どこまでも悩み続ける。まさに「ATフィールド全開!」なんである。

しかし、ご存知のとおり、この問いに「答えはない」。
少なくとも、仮に答えがあったとしても簡単にはそれは見つけられない。

エヴァってアニメは、この「不毛な自分探し」をする現代人を、碇シンジというキャラクターを通して表現しようとしている。

●シンジを徹底的に孤立させる
随分と前置きが長くなったけど、ようやく「エヴァンゲリオンQ」という映画の位置づけについて述べる準備が整った。
このエヴァQ は、前作エヴァ破でちょっとだけ自分探しの旅から抜け出せそうになったシンジを、一転、ぼっこぼこにして、徹底的に苛め抜くために作られた映画だ。

エヴァ破において、シンジは自分の存在意義、エヴァに乗る意味を見つけた。それは、綾波という大切な人を助ける、という単純でそれでいて、シンジにとっては自分の存在を肯定させるに十分な理由づけを持つことができた。
「大切な人を守るために自分はエヴァに乗るし、そのために自分は存在している」

これは例えるなら、「家族のために仕事をするサラリーマン」とか「子供のために頑張る主婦」とかと同じようなモチベーションで、自分探しに対する割とシンプルな結論だ。

大事な誰かのために、自分という人間は存在していて、そのために仕事をする。
大事な綾波を救うために、自分という人間は存在していて、そのためにエヴァに乗る。

こういう構造だ。分かり易いし、共感を得やすいシナリオだ。だから前作のエヴァ破は、理解が得られやすく、エンタメ要素も手伝ってか、割と高評価だったんじゃないかと思う。

ところが、そんな単純な答えで「自分探し」が終わるはずがないw
だったら、現代人は皆幸せだw
だから、エヴァQでは、徹底してシンジをいじめる必要があった。
シンジの「自分探しの旅」はまだまだ終わらせないぞ、とw
そういうわけだ。

まず、このエヴァQ、前作からいきなり14年の時が経過しているw
かつ、シンジだけは14年間眠り続けていたので、シンジ一人だけが14年後にタイムスリップした、といったほうが分かり易い。
慣れ親しんだ世界から一転、いきなり14年の時間を吹っ飛ばされる。
まずこれで孤立するw
あまりにむちゃくちゃで、強引なやり方だけど、とにかくシンジは孤立させられるw
さらには、ミサト、アスカと、タイムスリップ前は仲良くしていた人らに、ぼっこぼこにいじめられる。赤の他人に対する以上のミサトからの冷徹な態度に加え、アスカには理由も分からぬまま増悪をぶちまけられ、「ガキ」と罵られる。助けたはずの綾波も、レプリカに入れ替わり、初期状態のサイボーグに戻ってしまうし、極めつけは、孤独な中でようやく見つけた友人カオルも、おなじみ「首チョンパ」で死んでしまうw
とにかく、前作から一転、シンジの「自分の存在を肯定する」理由となりうる、大切な人らとの関係性がばっさりと断ち切られ、再び完全な孤立状態に追い込まれる。
そして、孤立状態に戻されたシンジは痛々しいほど苦悶し、おびえ、再び自分について悩み始める。

エヴァQは、改めて「悩める現代人代表:シンジ」という基本に立ち返るための映画なんである。

個人的には、「ああ、いつもの代わり映えのしないエヴァか」というガッカリ感と、シンジの「孤独感」を演出する手法が割かし強引で安直だったこともあって、とてもじゃないがもろ手を挙げて面白いと言える映画ではなかった。

投稿 : 2013/05/10
閲覧 : 675
サンキュー:

17

ネタバレ

ベガ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シンが楽しみ!

公開初日に映画館で見て特に迫力に驚かされました。前作の破から大きな変化があり次回のシンが楽しみになる内容だと思いました。

投稿 : 2013/05/02
閲覧 : 170
サンキュー:

1

ネタバレ

habanero さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

またこれか

映像的にはなかなか凄いなと正直思った。
しかし物語はまたしても意味不明な状況に陥った。これはテレビ版と似たような展開だ。

これはエヴェ商法なのだろうと思っている。中盤から徐々に突拍子もない方向へ進み、終盤では何が起こったのかもわからないまま終わった事にする。要するにお前ら勝手に物語を補完してくれって事なのだ。うまく補完して情報発信した人は優越感に浸れるから良かったでしょ?となるし、制作側としても収集が付かない状態にオチを用意する手間も省けるし、情報を小出しにして何年にも渡って作り続けられると思っているのだろう。

しかし良く出来たディティールを有していながらも時代遅れ感は見え隠れしているから、そろそろ終わりだね。

投稿 : 2013/05/01
閲覧 : 206
サンキュー:

3

ネタバレ

hirofumi09 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い!

新たな設定で、エヴァのパイロット以外成長している…

良くわからないことが多いが
それがエヴァの良い所かもしれない。

次回作は是非見たい

投稿 : 2013/04/29
閲覧 : 254
サンキュー:

2

ネタバレ

ChupaChups さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

驚きの連続!

本当にびっくり。
まずもうね、何がどうなってるのか意味がわからなかった。
まさにシンジくんと同じ心境でしたね(;´∀`)

そりゃ、あんな状態にしたのが自分自身だって言われたら俺だってそうなっちゃうよ・・・・

TV放送版、旧劇場版、漫画、新劇場版、それぞれ最後の方は違いますが、このQでは思いっきり変わっていて面白かった。

いろんな人が酷評していますが個人的には楽しめました。
早く次が見たいですね~

投稿 : 2013/04/26
閲覧 : 242
サンキュー:

1

ネタバレ

ちゃいにーず☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

むっ難しい、、、

話が飛びすぎて理解することにかなり時間がかかったし、まだ理解できていないところが多すぎる
次でちゃんとはっきりしてほしいでごわす

投稿 : 2013/04/20
閲覧 : 226
サンキュー:

5

ネタバレ

おかず台 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

サードインパクト

評判はあんまり良くないようだけど、個人的には最初から意表を突かれたその内容はなかなか面白かった。
これでTVシリーズでの24話までを繰り返したことになるわけだ。
(セントラルドグマへの突入など、細部は違っているがメンツや「2号機と戦闘」等大まかには合ってる)

いや、フォースインパクトを起しかけた所が旧劇場版にもかかってるのかな?

そうならアスカと二人っきりになって終わった旧劇場版のその後が次に見られるということにもなるのか。
それはそれで楽しみだな。

投稿 : 2013/04/18
閲覧 : 296
サンキュー:

3

ネタバレ

ネッシー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

初見のときは、なんだかよくわからん…戦艦とかいらん…初号機でないし…新しい用語がよくわからんし、中二っぽい(元々エヴァは中二っぽいけど)…次回予告のエヴァ2+8号機カッコ悪…という感じだったけど、2回目見たらなんかおもしろいようにかんじてきた。
新しい2号機のうでがグレンラガンっぽかった。

投稿 : 2013/04/04
閲覧 : 177
サンキュー:

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TDD さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ラストがすごい

ラストシーンのアスカがシンジを見付けた時、最初肩で息している(=走って来た)のを隠すために一度離れるのに萌えます。

投稿 : 2013/03/25
閲覧 : 247
サンキュー:

1

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瑞稀君◎ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろいの一言に限る

やっぱりエヴァ最高!って思えましたねw

まさかの展開に驚かされました

絵がとても奇麗で、引きづり込まれる

音楽は宇多田ヒカルさんで とても素敵でした

はやく次回作が見たいです

投稿 : 2013/03/22
閲覧 : 193
サンキュー:

3

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にゃるろっと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

シンジ・・・(´;ω;`)

投稿 : 2013/03/19
閲覧 : 210
サンキュー:

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

物語に置いていかれた

「破」から時間軸が大きく離れ,その説明が詳しくなされないので物語に置いていかれた.その後も追いつくことができず,旧作のようなシンジとカヲルの関係が進んで行く.「Q」ではネルフと反ネルフ組織による対立軸があり,その因果関係が不明なためストーリーが理解しにくくなっている.

キャラクターたちが旧作とは置かれているシチュエーションが異なっても,その選択が似ているため同じような結末を呼び込んでいる.

ミサトやリツコの容姿は時間によってより大人になっているが,アスカはそのままなので何かしらの秘密があると思われる.また,アスカがシンジを引っ張っていくポジションになっているので,次回の完結編に期待したい.

投稿 : 2013/03/03
閲覧 : 185
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ani love さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神話になってる!

話の内容は難しすぎでつかみにくいものの、さすがエヴァというような作品でした。
次の作品にも期待しています

投稿 : 2013/02/26
閲覧 : 212
サンキュー:

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのストーリー・あらすじ

前作『破』終盤で描かれた「ニアサードインパクト」から14年後。葛城ミサトをはじめ旧NERV職員らは、反NERV組織「ヴィレ」を結成し、NERVのエヴァを殲滅すべく活動していた。ヴィレは、式波・アスカ・ラングレーの乗るエヴァ改2号機と真希波・マリ・イラストリアスの乗るエヴァ8号機の2機によって、衛星軌道上にNERVが封印していた初号機を強奪する「US作戦」を実行する。改2号機は Evangelion Mark.04「コード4A」数体から妨害を受けるが、8号機の援護射撃でそれを突破。さらに初号機とともに格納されていたMark.04「コード4B」の迎撃により窮地に陥るも、一時的に覚醒した初号機によって助けられ、初号機とともに地球へと帰還する。(アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2012年11月17日
制作会社
スタジオカラー
主題歌
≪ED≫宇多田ヒカル『桜流し』

声優・キャラクター

緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、石田彰、立木文彦、清川元夢、三石琴乃、山口由里子、長沢美樹、子安武人、優希比呂

スタッフ

原作:庵野秀明、 総監督:庵野秀明、監督:摩砂雪/前田真宏/鶴巻和哉、副監督:中山勝一/小松田大全、脚本:庵野秀明、主・キャラクターデザイン:貞本義行、主・メカニックデザイン:山下いくと、総作画監督:本田雄、作画監督:林明美/井上俊之、特技監督:増尾昭一、総演出:鈴木清崇、色彩設定:菊地和子、美術監督:加藤浩、CGI監督:鬼塚大輔/小林浩康、撮影監督:福士享、編集:李英美、音楽:鷺巣詩郎

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