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「指輪物語(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
7
棚に入れた
22
ランキング
7719
★★★★☆ 3.6 (7)
物語
3.8
作画
3.6
声優
3.5
音楽
3.7
キャラ
3.3

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指輪物語の感想・評価はどうでしたか?

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

指輪の前の話がアニメになるそうです

攻殻の神山さんで作るそうです
指輪の透明化がステルス迷彩と言われそうです

スメアゴルことゴクリの闇落ちに期待したい

投稿 : 2021/06/17
閲覧 : 203
サンキュー:

1

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ファンタジー系RPGの「原点」にして「頂点」

ファンタジー作品における「エルフ」や「ドワーフ」、「オーク」「ゴブリン」「ホビット(ハーフフット)」などは北欧神話やケルト神話に度々出てくる種族なのだが、この殆んどを現代的に解釈し纏めた史上初めての「ファンタジー小説」がJ・R・R・トールキンの「指輪物語」である。

ロールプレイングゲームに出てくるパーティー(旅仲間)という発想もトールキンの小説からであり、元々は「ギルガメッシュ叙事詩」も「オデッセイア」も、「ベオウルフ」「ニーベルンゲンの歌」も一人称の英雄譚であり、

「多種族が共存して暮らす世界」ではなく、怪物や魔物は単純に敵として描かれることが当たり前だった。

当たり前だが、異教の宗教はほとんど「邪教」扱いであり、「蛮族」として描かれることがほとんどである。

しかし、トールキンの小説以降は、基本は「共存」がテーマであり、現代におけるファンタジー作品のほとんどがその影響下にあることがわかるだろう。

投稿 : 2020/07/23
閲覧 : 423
サンキュー:

4

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 5.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

原作はファンタジー小説の最高傑作。時間と予算が足りていれば佳作となりえたかも知れない‥

原作は言わずもがな、現代ファンタジーの祖とも言える作品「指輪物語(※1The Lord of the Rings)」。

描かれるのはだいたい「二つの塔上」の後半、角笛城の合戦の終了時まで。ただこの作品、製作計画が完全に破綻している作品なので、時間と予算の都合が付かず、「旅の仲間下」以降の描き方がかなりぞんざいなものとなっています。

予算の圧迫のため※ロトスコープを用いたのは良いものの、後半までしっかりと描き切れておらず、実写モデルを薄暗い画面の中にそのまま登場させたり、一部分はアニメで、別の部分は実写という珍妙な場面も多々見受けられます。特に二つの塔より先はヒドイ。物語がかろうじて繋がる様に強引に場面を継ぎ合わせた様な編集で、描かれ方も仔細さが無く薄っぺらいので、原作未読の方からすれば、画面上で何が行われているのかさえさっぱり分からないという箇所もあるでしょう。完成度の高さという点で評価するならば、アニメ映画史上最低と言わざるを得ないかも知れません。

ただ弁護する訳ではないですが、前半は殆どストレス無く物語を追え、ホビット、ナズグル等の描写も原作に忠実で、丁寧に描かれている部分も有ります。中でも魔法使いガンダルフが指輪の銘を読み上げるシーンはオーバーアクションながら口調の流麗さも相まって強い印象を残します。また前半の山場とも言える"モリアのバルログ"登場シーンにも中々の物凄さと緊迫感がありました。高く評価しても良い点だと思います。

一方で、ガンダルフの盟友、魔法使いの長サルーマンの描写は頂けません。袖口に大きな折り返しの付いた真っ赤なガウンを羽織り、白髪頭(これは原作通り)にやけに釣り上がった陰険でずるそうな目、ガンダルフと比べて重みの無いしゃがれ気味の声、言うなれば偽サンタ、悪のサンタクロースという例えが相応しく、威厳もへちまくれも無い感じです。サルーマンは声で聞き手を魅了する人物の筈なのですが‥。でも何故か私、このサルーマンの登場するシーンが好きです。妙に笑えてしまう。この時点で既にパロディと割り切っているからかも知れない‥‥無残。

そしてアラゴルン。まぁ馳夫さん、もといストライダーの事ですが、キャラデザがよろしくない。顔付きに王としての高貴さが感じられないのです。歯に衣着せずに言えば悪役プロレスラー。名優ジョン・ハートを声優として起用したのも宝の持ち腐れ感が強いです。実写版のヴィゴ・モーテンセンの方が遥かにカッコいい。さらに※3金髪碧眼で出っ歯気味の闇の森のエルフの王子レゴラス、アメリカンヒーロー体型で顔はただのおじさん?の裂け谷の領主エルロンド、バイキングなボロミア、色々続きます。女性キャラも皆バンビみたいな目をしており、作画も安定しないので登場場面や衣装以外で個人を判別する事が難しい印象です。

散々酷評述べてしまいましたが、冒頭の影絵や背景美術、劇中音楽には強い魅力を感じました。(快適?な視聴の大きな助けになりました。)特に後半に流れる※4アイゼンガルドマーチは必聴かも‥。不気味さと巨大な軍隊の行進を思わせる低いコーラスがヘルム峡谷の戦いの絶望感をよく表していました。時間と予算が十分に足りていれば佳作となりえたかも知れない作品なので、残念な所に目を瞑ればそれなりに見所のあるアニメだと思います。でも決して原作ファンにも手放しでお勧めする事は出来ません。※5BBCのラジオドラマとは天と地ほどの差がある惨憺たる内容です。でも物好きな人に限って、色々な意味で冒険するつもりで1度くらいは観ても良いかも‥。

最後に一言「指輪物語もその終わりを告げる‥」で締め括るのだけはやめてくれぇ~。違う物語になっちゃうじゃないか!

‥駄文のお読み頂きどうもありがとうございました。


※1:実写映画版の邦訳タイトルは「ロード・オブ・ザ・リング」となっていますが、直訳すれば"指輪の王"となってしまう。中国語訳もほぼ同様の意味"魔戒之王"ですが、それじゃあ冥王サウロンの事を指すみたいになってしまいます。これは誤訳にも等しいと私は思っています。原題のRingsの指す様に、最初の定冠詞付きの"The Lord"は3つと7つと9つの指輪の全ての主、延いてはその所有者という意味合いが強いのです。すなわちこの"The Lord"は"One Ring"を指します。The Lord of the Ringsが一つの指輪を巡る様々な人々の数奇な運命を描く物語ならば、瀬田貞二氏による"指輪物語"という訳は至極妥当な、私的には名訳と評しても良いと思ってます。

※2:モデルの動きをカメラで撮影し、それをトレースしてアニメーションにする手法。ディズニーのアニメ映画「白雪姫」とかでもこの方法が採用されている。未熟なアニメーターでもリアリティのある動画製作が可能となるとされているらしい。実際には人物の動きに剛柔が表れず、軟体動物の様に見えてしまう印象があります。

※3:原作のエルフの大公"金色のグロールフィンデル"の役割を担った為、この様な外見描写(金髪碧眼のところのみ)になったのかも知れません。私的には原作のグロールフィンデル登場シーンはかなり好きなのでアニメ化されなくて良かったのかもとも思います‥。でもレゴラスが犠牲になってくれて、喜んでいいのか悲しんでいいのか? それにしてもグロールフィンデル不遇な人です。実写映画版でも同じ役割をアルウェンに奪われるし‥。ナズグルの首領アングマールの魔王さえ尻尾を巻いて逃げ出す程の実力者なのに‥(涙)

※4:私が勝手にそう呼んでいただけで正式な曲名は「Helm's Deep」作曲はレナード・ローゼンマン氏によるもの。「続・猿の惑星」や「トワイライトゾーン」の作曲家としても有名な御仁です。

※5:原作本編のみならず追補編からの引用も数多く、トム・ボンバディルのお話などいくつかのエピソードは省かれているものの、原作を踏襲した上での非常に完成度の高い構成。(グロールフィンデルもしっかり登場)実写版のビルボ役でも知られる、舞台役者、俳優としても高名なイアン・ホルム氏がフロド訳として出演、素晴らしい声です。

投稿 : 2016/09/02
閲覧 : 503
サンキュー:

8

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

旅の仲間 までで終わりだし

子供の頃、ファンタジー小説の金字塔と知り指輪物語を近所の書店で取り寄せましてね。大昔の話ですw
そんな頃にたまたまレンタル屋さんで発見しちゃったんですよ、コレを。

マジかよ~指輪物語だよ~見るしかねぇよ~なんでテープ1巻で終わりなんだか怪しいけど。
ってな感じで早速借りて・・・・

なんともサイケな感じでアレなんですが、中身は確かに指輪物語でした。
が当然テープ1巻で完結する訳もなく。
海外のアニメすから当然英語+字幕。
なんだか ストライダー!ストライダー!!と連呼してたのが耳にこびり付いて今でも忘れられません。馳夫さんの事のようですが。
小説では馳夫、コレではストライダー、映画では名前のアラゴルン。
昔の翻訳だからしょうがないけど馳夫ってw

まぁ私の思い出話は置いといて、

コレは見なくていいですw

投稿 : 2015/04/26
閲覧 : 457
サンキュー:

3

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2021/07/06
閲覧 : 72

backbeard さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2014/11/06
閲覧 : 146

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指輪物語のストーリー・あらすじ

ディズニー・プロなども方法論的には取り入れていた、一コマずつ実写フィルムをセルになぞる動きのリアルな“ロトスコーピング"の技法を全面導入して、「フリッツ・ザ・キャット」のアニメの反逆児バクシがよりによってトールキンの幻想サーガに挑んだ。結果はリアルさが勝って物語世界に入らせず、映画的には大惨敗。日本の国造りの神話とも通ずる、霊力に支配されたいにしえの世界を舞台に、危険な魔力のある指輪を所有してしまった少年の、それを永遠に葬り去る旅の物語は原作本、そしてピーター・ジャクソン監督の三部作にて是非ご堪能下さい。(アニメ映画『指輪物語』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1979年7月14日

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