森の伝説ＰＡＲＴ-１（アニメ映画）の感想/評価、レビュー一覧【あにこれβ】

「森の伝説ＰＡＲＴ-１（アニメ映画）」

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7719位

タイラーオースティン さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

初めて観たのに見覚えあると思ったら

前半は短編マンガの「モモンガのムサ」を題材にしていたようで読んだことある立場としては懐かしさを感じましたが、こちらは村八分に扱われる描写といい、終盤の悲劇的な結末といい、わりとシリアスでした。

後半は土地開発で人間が木を伐採していくところとか環境破壊に対する警鐘が伝わってきましたが、動物達がなんとかしようとしている所が手塚治虫らしいと感じましたね。確かこれもマンションOBAという漫画を連想させましたが、あっちは妖怪だったのが特徴的だったかな。

実験アニメゆえセリフ一切なしでしたが、壮大なBGMといい、一つの芸術として楽しめる作品でした。

投稿 : 2022/11/16

閲覧 : 86

サンキュー：

きききき さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

投稿 : 2013/12/27

閲覧 : 184

森の伝説ＰＡＲＴ-１のストーリー・あらすじ

手塚治虫最後の作品となったファンタジー・アニメ。第42回毎日映画コンクール、第25回大藤信郎賞などを受賞している。チャイコフスキーの「交響曲第四番」に乗せて、音楽と映像のみで“自然の大切さ"“生命の尊さ"を描いた実験作。本来は4つのエピソードが作られるはずだったが、第1楽章と第4楽章の部分が完成した時点で、手塚治虫氏が亡くなってしまったため、未完の作となった。全エピソードが完成すると、ディズニー以前のアニメから、ディズニー時代を経て、ディズニー以後のテレビアニメの時代へと至るアニメーションの歴史そのものを綴った大作になるはずだった。第1楽章は、幼くして巣から落ちたムササビが大きなクスノキに助けられながら、過酷な運命に立ち向かっていく物語。手塚治虫の『モモンガのムサ』が原作になっている。第4楽章は、森を切り開き都市を建設しようとする人間たちに対して、動物たちが交渉をもちかけるお話。（アニメ映画『森の伝説ＰＡＲＴ-１』のwikipedia・公式サイト等参照）