当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「七都市物語(OVA)」

総合得点
計測不能
感想・評価
9
棚に入れた
24
ランキング
7719
★★★★☆ 3.4 (9)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.6
音楽
3.3
キャラ
3.3

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

七都市物語の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

銀英伝の20世紀戦艦版(20世紀兵器で春秋戦国?)な戦記。OVA2話。面白いんだけど尺が足りなさすぎる

田中芳樹作品。地球で大災害後に航空機使えない設定で、7つの都市国家(アニメでは2国)が20世紀前半の戦艦で戦争する。
本編前に500m以上飛んだら撃墜する衛星兵器設置後に設置した勢力滅亡、以降春秋戦国みたいに群雄割拠。

【良い点】
都市国家同士が戦艦で戦争する舞台設定が上手い。冒頭字幕でちゃんと説明してくれる。
艦隊戦に戦闘機は邪魔だから、オリュンポスシステムでダメ!と。
銀英伝の白兵戦時に銃火器封じの為のゼッフル粒子みたいな、作劇の為に都合の悪い戦術禁止する上手い設定。
地殻変動でグチャグチャになった地球で架空国家が群雄割拠の戦争している世界観もワクワクする。

アクイロニア(銀英伝だと同盟ぽい?)とニューキャメロット(銀英伝だと帝国ポジ?)両陣営の主要キャラは有能で見せ場あり。
ヤン・ウェンリーぽいリュウ・ウェイとか、ラインハルトばりの名将(性格はミッターマイヤーぽい実直?)ケネス・ギルフォードなど。
尺不足だが彼らの人となりや只者じゃない有能さは伝わる。
キャラクターは銀英伝と比べると役割分担や有能無能に一捻りあり、リュウは外交、アルマリックが戦術で分担してたり、敵親玉が典型的愚将と思いきや結構侮れない策士だったり。
特にジュニアは典型的なダメ大将ではあるけれど、戦術は非凡だったり、反論してくるケネスの意見も汲みつつ捨て駒にするなど単純な無能ではない。

作画は綺麗で戦艦同士の砲撃戦など戦闘シーンの迫力は申し分ない。
音楽は主題歌は微妙だけど砲撃戦の音響が良い。(3.5点)

【悪い点】
尺が足りなさすぎる。

最低限の設定解説は冒頭であるものの、以降の世界情勢などが説明不足。
二国間で戦争しているが、二国の描写がほぼ無く、視聴者はどっちに肩入れしていいか分からない。

キャラ描写も最低限。
キャラ同士のドラマも殆ど無いため、感情移入しづらい。

戦記としても駆け足過ぎて微妙。
凄い戦術なのは何となく分かるが、過程を省きすぎていて伝わりにくい。
敵の思惑見抜いたぞ→勝った(描写が無い)この繰り返し。

【総合評価】4~5点
仮想戦記として非常に魅力的なだけに、2話駆け足は勿体無い。
評価は良い付けづらい「普通」

【余談】
飛行機禁止設定の元祖的な作品?(自分が無知なだけで前からあるかもだけど)
アニメだと「ソルティレイ」「異世界の聖機師物語」「白銀の意思アルジェボルン」などなど。
「ハイスクールフリート」も飛行技術未発達設定だけど、特に禁止理由見当たらない。はいふりだけちょっと無理があるなぁと。

投稿 : 2022/10/22
閲覧 : 112
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝46

銀河英雄伝説の田中芳樹原作のアニメ作品で、アニメ化が発表されたときはホント嬉しかったんですけど、評判が悪かったのか2巻(ニュー・キャメロット対アクイロニアの抗争)で終了しています。

原作は地上500m以上を飛ぶ飛行物体を全て撃墜するオリンポスシステムにより、航空技術が制限された地球で、七つの都市が覇権をかけて戦うという、古代中国の春秋戦国時代を未来に置き換えたような設定が魅力的な作品なんですが、正直アニメで上手く活かされたかというと微妙でしたね(苦笑)

原作では知略に優れて性格がねじ曲がっている(汗)魅力的なキャラクターが色々出てくるんですけど、2巻で終わってますから(涙)
もう一回アニメ化して欲しいんですけど(う~ん)
アニメに出てこないキャラも含めて個人的に気になる原作のキャラは以下の通りです。

※アルマリック・アスヴァール
アクイロニア所属で通称AAA(トリプルA)別に歌手でもないし、メキシコのプロレス団体でもありません(おいっ)
アルバイトで衛生兵をしてた時に、負傷した中隊長に代わり指揮を執り脱出に成功した事がきっかけで軍隊に入ります。

※ユーリー・クルガン
プリンス・ハラルド所属、有能な指揮官だが排他的な性格のため、上司や同僚・部下からも嫌われている。

※ギュンター・ノルト
ブエノス・ゾンデ所属、演習の事故で松葉杖を使用している。六都市大同盟軍の侵攻を防ぐが、英雄扱いされる事に恐怖を感じ、アクイロニア→タデメッカと亡命を繰り返す。

※ケネス・ギルフォード
ニュー・キャメロット所属、誰に対しても容赦ない発言をするため、政治家や軍の上部から嫌われている。

※リュウ・ウェイ
タデメッカ所属、元はアクイロニアの評議員であり、ニュー・キャメロット軍の侵攻に際し、アスヴァールを迎撃指揮官に推薦して都市を守る事に成功するが、戦後は粛清を避けるため、タデメッカに姪と共に亡命して農園を経営する。

小説は、彼らが織りなす物語が面白かったんですけど・・・難しいですね。

補足
最後に述べたリュウ・ウェイですが、登場するキャラ的には一番この人がヤンっぽかったですね。
アニメではそこまでいきませんでしたが、ギュンター・ノルトも最終的にリュウ・ウェイを頼ってタデメッカに亡命すしますし、自分にとっても一番好きなキャラです。

投稿 : 2022/08/09
閲覧 : 149
サンキュー:

4

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

作風がまんま銀英伝(笑)

全2話のova。

原作は小説、作者は『銀英伝』の人、海と宇宙の違いはあるけど作風はまんま一緒(笑)


たかが2話のovaだけど結構面白かった、ギルフォードとアズヴァールのライバルを強調しつつ、都市間の政治的様相もしっかり描いてて、これで直接対決の派手な海戦があったら完璧だったんだけど・・・・・・多分この先にそういう展開があるはずだからぜひとも続編を作って欲しい。



【あらすじ】
・第一話
ニューキャメロットが亡命してきたモーブリッジ・ジュニアを擁してアクイロニアに攻めてくる、ニューキャメロット軍の司令はギルフォード准将が務めていた。
アクイロニアではリュウが元首のブルームに進言し同盟を結ぶためクンロンへ向かう。
アクイロニアの軍人アスヴァール大佐は動かない軍上層部に代わりヘリで補給基地へ救援に向かう、補給基地を攻めていたギルフォード准将はジュニアの言い付けを破り、補給基地の燃料に発砲し大爆発を起こさせる、爆風で吹き飛ばされたアスヴァールの部下達は上昇してしまいオリュンポスにやられる。


・第二話
リュウはクンロンとの同盟をこぎつける。
ジュニアは待ち構えてるアクイロニア軍本隊をギルフォードの部隊だけで当たらせ、自分たちは背後の川から首都を狙う作戦を立てる。
だがギルフォードは潜水艦を使った策でアクイロニア軍本隊を壊滅させる、その後クンロン軍に取られた基地奪還のため戦列を離れる。
アクイロニアに戻ってきたリュウは補給基地の一件で囚われていたアズヴァールを解放し司令官に推薦する。
アズヴァールはわずかな手勢でジュニア率いる本隊を壊滅させる。
最後リュウの手腕を恐れたブルームはリュウを捕まえさせに行くがリュウは既にいなかった。

投稿 : 2020/08/09
閲覧 : 196
サンキュー:

1

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今から続編を作って欲しい

銀河英雄伝説、アルスラーン戦記で
有名な田中芳樹の短編小説ですね。
題材的にアニメにするのにぴったりでした。
これからもでも良いから続編か、
完全リメークを作って欲しいくらいです。
(アルスラーン戦記も2期まで放送されている事ですし、、、)
1クール12話なんか、ちょうど良いくらい。

確か設定がとてもSF的でした。
天変地異により人類は激変し、
月面都市にて世界を統治する政府が
(地球に対して)一定以上の高さを
飛行するのを禁じた世界。
その世界は7つの国に分かれていましたが、
それぞれの国の政治家、軍人の戦いを描いた作品でしたが
OVAではその7国の中の2カ国(2人)の
戦いで終わってしまいました。
どちらも田中氏らしい知略戦でOVAとして、十分面白かったです。
(ただ1話60分以内だったので、物足りなさがあった)

投稿 : 2016/10/21
閲覧 : 352
サンキュー:

5

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝79

銀河英雄伝説の田中芳樹原作のアニメ化なんですが、評判が悪かったのか2巻(ニュー・キャメロット対アクイロニアの抗争)で終了します。
原作は地上500m以上を飛ぶ飛行物体を全て撃墜するオリンポスシステムにより、航空技術が制限された世界で、七つの都市が覇権をかけて戦うという、古代中国の春秋戦国時代を未来に置き換えたような設定が魅力的な作品なんですが、正直アニメで上手く活かされたかというと微妙でしたね(苦笑)
原作では知略に優れて性格がねじ曲がっている(汗)魅力的なキャラクターが色々出てくるんですけど、2巻で終わってますから(涙)もう一回アニメ化して欲しいんですけど(う~ん)
アニメに出てこないキャラも含めて個人的に気になる原作のキャラは以下の通りです。
※アルマリック・アスヴァール
アクイロニア所属で通称AAA(トリプルA)別に歌手でもないし、メキシコのプロレス団体でもありません(おいっ)
アルバイトで衛生兵をしてた時に、負傷した中隊長に代わり指揮を執り脱出に成功した事がきっかけで軍隊に入る。
※ユーリー・クルガン
プリンス・ハラルド所属、有能な指揮官だが排他的な性格のため、上司や同僚・部下からも嫌われている。
※ギュンター・ノルト
ブエノス・ゾンデ所属、演習の事故で松葉杖を使用している。六都市大同盟軍の侵攻を防ぐが、英雄扱いされる事に恐怖を感じ、アクイロニア→タデメッカと亡命を繰り返す。
※ケネス・ギルフォード
ニュー・キャメロット所属、誰に対しても容赦ない発言をするため、政治家や軍の上部から嫌われている。
※リュウ・ウェイ
タデメッカ所属、元はアクイロニアの評議員であり、ニュー・キャメロット軍の侵攻に際し、アスヴァールを迎撃指揮官に推薦して都市を守る事に成功するが、戦後は粛清を避けるため、タデメッカに姪と共に亡命して農園を経営する。
小説は面白かったんですけどねぇ・・・

投稿 : 2015/11/28
閲覧 : 342
サンキュー:

6

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2021/07/22
閲覧 : 43

Grant さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/09/22
閲覧 : 79

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2015/06/25
閲覧 : 99

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 157

七都市物語のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
七都市物語のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

七都市物語のストーリー・あらすじ

田中芳樹原作の小説をOV化。総監督は「タッチ」や劇場版「アンパンマン」シリーズで有名な永丘昭典。アクイロニアという祖国を追われた主人公、モーブリッジは辺境の地ニューキャメロットで亡命生活を余儀なくされていた。祖国を取り戻すことを糧に生活していた彼は、アクイロニア奪還を計画するが…。(OVA『七都市物語』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
1994年6月22日

このアニメの類似作品

この頃(1994年6月22日)の他の作品

ページの先頭へ