どらむろ さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態：観終わった
防衛省の子供向け広報アニメ。大人が観ても、とっても分かり易いですｗ
防衛省が制作した約18分ほどの広報番組です。
http://www.mod.go.jp/j/publication/kohoshiryo/video/anime_boemon.html
陸・海・空の自衛隊の活動と存在意義を、子供向けに懇切丁寧に解説していく感じ。
大人でも、日本国民ならば最低限知っておいても良い基礎教養だと思います。
アニメーションとしては広報番組としてなら及第点、でも実写パートがカッコイイですｗ
※我が盟友（と勝手に思ってる）うざっしー氏の紹介で観ました♪
{netabare}『物語』
……えーと、概要は冒頭でほぼ述べてしまった。
航空自衛隊パイロット、の子供達の前にボーエもんというキャラ現れて、子供達に丁寧に解説する感じでした。
いや～、分かり易くて良いですなぁｗ
陸海空の基本的な任務と存在意義（戦争する為ではなく、戦争をさせない抑止力）を一通り解説したり、海外の協力活動を宣伝したり、日米同盟の意義もサラっとアピール。
まあ初歩的な事なので全部知ってましたが、改めておさらいするのも悪くは無いです。
…本作の内容は正しいとは思うのですが、「日本の空に断りも無く土足で踏み込むことは許さん！」も間違い無く正義だとは思うのですが…ここはもっと穏便にした方が良かったかも。
例えば、泥棒さんが勝手に家に入ってきたら困るよね？だから侵入されないように日々見張ってるんだよ♪とか？
…うーむ逆に挑発的かな？ｗ
あと、「お父さんは皆の幸せを守りたいから戦ってるんだ」路線をもっと強調した方が良かった。
あと欲を言えば「陸上兵力の抑止力としての意義」をちゃんと盛り込んで欲しかったです。
「日本は回り全部海だから、戦闘機と強い艦だけあれば戦車とか要らくね？」
…という間違った「地上兵力不要論」のカン違いしている人も多少居るかも？なので。
「いくら強力な艦や戦闘機あっても100％は阻止出来ない」
「日本に陸上戦力無し→敵は空と海で勝てば勝利確定→侵略できちゃうかも？」（阻止抑止力が低い→侵略され易くなる）
「日本に陸上戦力ある→敵は空と海突破してもまだ陸で戦わないといけない」
→なので陸上戦力あると侵略仕掛け辛くなる→阻止抑止力（戦争しなくていいかも？な力が強くて平和）
…な辺りを、ちゃんと分かり易く説明して欲しかった。
…最後に、日夜、日本の平和と安全を守ってくれている自衛隊の方々に感謝と敬意を表したいです。
『作画』
作画はチープだが、広報番組としては及第点かと。
むしろ実写パートの方がカッコイイ♪
なので番組的には高評価なんですが…
あにこれ的には「アニメーションの評価」なので、実写パートは評価対象外ですｗ
（四国紹介番組の「おへんろ」みたいな作り）
※ちなみに「国籍不明機」はロ○ア機っぽい？
『声優』
ボーエもんを田中真弓さんが演じてます。
他はまあ、あくまで広報番組ですかね。
『音楽』
特に印象は無し。まあ番組の邪魔にはならないです。
『キャラ』
ボーエもんの解説は分かり易かったｗ
子供たちは良き生徒でした。
空自パイロットが勇ましかった。
実写の自衛官の皆さんカッコ良かったけれど…アニメ評価には関われないですｗ{/netabare}
