「アイス・エイジ-Ice Age(アニメ映画)」

総合得点
63.3
感想・評価
36
棚に入れた
269
ランキング
4331
★★★★☆ 3.5 (36)
物語
3.6
作画
3.6
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.6

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ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アニメが本来、子供のためのコンテンツであったことを忘れてた(苦笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
THE アメリカのアニメって感じですね。分かりやすいアニメです。ハンバーガーにポテトにコーラって感じですね(意味不明)。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
預かった親戚の子(9歳)をあやすため、我が家のなんちゃってホームシアターで一緒に見たアニメ(笑)

基本的に、私はあまりディズニー(やピクサーやらアメリカの)アニメは好きでないです。色んな意味で「押し付けがましさ」を感じてしまうからです。

「ハイ、ここ笑いドコロだよ~」「ハイ、ここ感動してね~」「ハイ、ここには風刺的なメッセージが込められてるよ~」てな感じで。

良くも悪くも、NHKの子供番組見せられてるような気分になる作品が多いです。

これは文化の違いで、優劣はつけられませんね。

日本人はどうしても、アニメの中に「リアル(現実)」をみようとしてると思います。少なくとも私はそうです。それが、細かな心理描写だったり、ストーリーの良さだったり、美しい風景だったり、整合性だったり。日本のアニメの良さに繋がっている気がします。

一方で欧米では、アニメはアニメ「フィクション(空想)」と割りきっている節があります。そもそもとして子供向けに作られてますし、「映画(実写)で実現できないことをアニメでやろう」という感じかな?ディフォルメされ過ぎたキャラが多いのも、それが理由でしょう。細かな心理描写などは、ハリウッド俳優の仕事です。以前、アメリカ人の知人がそんなことを言っていました(アメリカの娯楽の王様は、完全に実写映画ですし)。

これは、日本人と欧米人の手品(マジック)の楽しみ方に似ていますね。日本人は「タネを見破ろう」「どうなってるんだ?」という視点で手品を見ますが、欧米人は、「ウァオ! 不思議だねぇ~! ハッハッハッハッ♪」てな感じで、単純にエンターテイメントとして楽しむらしいです。むしろ、タネを推測するような会話は「不粋」なんだって。

さて、この「アイスエイジ」でも、それは顕著でした。物語の冒頭、なんの説明もなしに、なんかリス的な生き物がドタバタコメディを繰り広げます。しかも無声で。それは完全にドリフのコント的で、ミスタービーン的で、氷でスベってドーーン! てな感じです。私はクスリとも笑えませんでしたが、親戚の子(9歳)は爆笑。彼はその後も、サーベルタイガーとの決闘で息をのみ、ラストシーンでは若干の涙を浮かべていました。子供なりに、感じる部分は大きかったのでしょう。

一方私は、終始(-_-)な顔、つまりは無感動、無表情でしたねw

まあでも、喜ぶ子供の顔をみると、「アニメってこれでも良いんだな~」と、なんか「初心忘るべからず」的な気分になりました。そういえば子供の頃、トムとジェリーとか大好きだったし、9歳に「攻殻機動隊」見せてもダメだろうしw

海外のアニメならではの良さを再確認したアニメでした♪ まあ、プライベートでは絶対に観ませんがw
{/netabare}

投稿 : 2017/11/06
閲覧 : 485
サンキュー:

13

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