「ARIA The ANIMATION-アリアジアニメーション(TVアニメ動画)」

総合得点
88.5
感想・評価
1815
棚に入れた
9541
ランキング
106
★★★★★ 4.1 (1815)
物語
4.1
作画
3.9
声優
4.0
音楽
4.3
キャラ
4.2

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ネタバレ

ふりーだむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

温かく、優しいお話。 ~~全編視聴終了につき追記~~2週目終了につき追記~

いろいろな方のお薦めを受け、ひとまず視聴完了。。

ネオヴェネチアでウンディーネ(水先案内人)を目指す少女・水無灯里とその周囲の人々による温かく、優しいお話でした。

とにかく、心温まるお話ばかりで、心穏やかに見ることができました。ガンダムやギアス、NOIRなどアクションものが好きですが、こういう作品もいいですね。

とにかく出てくる人々が皆優しい。そして、一生懸命ウンディーネを目指す灯里に次々と訪れる優しい奇跡の数々。いいお話ばかりです。

続けて2期を見ようと思います。

今更ですが、最後にアテナ役で出演されていた川上とも子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

~~全話鑑賞後の感想~~

AQUAのとある街、ネオヴェネツィア。マンホーム(地球)のヴェネツィアを模した、古き街並みが並ぶこの街。
そこで一人前のウンディーネ(水先案内人)を目指す灯里の穏やかで、ちょっと不思議な日常。
藍華、アリスと共に一人前のウンディーネ「プリマ」を目指す日々。それぞれ「3大妖精」と呼ばれる優しき先輩に見守られ、少しずつ成長していく3人の物語。

とにかく私的には「癒し」というより「温かい、優しい」作品でした。それが「癒し」というならそうなのですが。心が温まるような素敵なエピソード。ちょっと不思議で幻想的な出来事。そして愛に満ち溢れた人々。見ているこちらもいつの間にかAQUAにいるような不思議な感じでした。

この物語に出てくる人々の温かさ、そして灯里のAQUAへの愛、そしてそれを包むようなアリシア、グランマの一際大きな愛。「愛」と言っても激しい「愛」ではなく人、自然、出来事を包むような優しい「愛」。見ていてほんとに心地よかった。

藍華と晃の師弟愛もよかったし、天才少女アリスを黙って見守るアテナの静かな愛。本当にこの物語は「愛」に満ちていました。
そして忘れてはいけない可愛らしい3匹のネコ社長、ぷにぷにおなかのアリア社長。美しいヒメ社長、不器用だけど元気なまぁ社長。この3匹のネコ社長も物語のいいアクセントになってました。そしてネコの王様、妖精ケットシー。灯里を見守るこの存在も忘れることができません。

そしてこの物語を締めくくる、3人のプリマ昇段のシーンはそれぞれ感動的なものでした。3人の先輩がそれぞれの手袋を取る瞬間。3人の夢が叶う瞬間が素晴らしかった。中でも、やはりアリシアと灯里のシーンは暖かい感動がありました。これを機にアリアカンパニーを去り、ウンディーネを引退するアリシア。その心がとても切なく、温かく表現されていたと思います。

そして最後の、灯里の微笑むシーン。まるで序盤のアリシアと灯里を彷彿させるようなシーン。とても良いラストシーンだったと思います。

アリシアのエピソードを描いたOVAもよかったですね。

全話鑑賞終了しましたが、近いうちにまた見たくなると思います。とても良かった。本当にこのお話に触れることができてよかった。まだ見ていない方には是非オススメしたい作品です。穏やかな話なので好き嫌いはあると思いますが。。。
そして、この作品こそ「もっと評価されるべき」作品だと思います。

心は今でもネオヴェネツィアの優しき風に吹かれています。

余談:髪を切った藍華ちゃん、ポニーテールにした晃さんとっても素敵でした^^

~2週目視聴終了につき追記~

再び「ネオヴェネツィア」の街に帰ってきた気分です。
相変わらず、優しい時間が流れる素敵な物語でした。

感動的な3期に向けての始まりの物語。

天才少女アリスや様々な優しき人々との出会い。悠久の時の流れる街で、紡がれる様々なエピソードは何度見ても優しい気持ちにさせてくれます。

再び、灯里、愛華、アリス、アリシア、晃、アテナと出会えた喜びを噛み締めつつ、3期まで再視聴したいと思います。

2週目も楽しく視聴できました。

投稿 : 2012/08/08
閲覧 : 319
サンキュー:

32

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