「プリンセス・プリンシパル(TVアニメ動画)」

総合得点
85.9
感想・評価
979
棚に入れた
3926
ランキング
214
★★★★☆ 4.0 (979)
物語
4.0
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

美しき女子高生スパイたちの躍動。

東西に分裂したロンドンで繰り広げられる、
少女たちのスパイアクション!

舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分断された
アルビオン王国の首都ロンドン。
伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校
には、5人の少女たちが在籍していた。

彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、
スパイ活動を展開。
変装、諜報、潜入、カーチェイス……。
少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を
飛び回る。

「私たちは何?」
「スパイ。嘘をつく生き物だ」
(公式サイトより)

というお話。

初回は、共和国へ亡命を望む王国の研究者
エリックを、王国側の妨害に遭いながらも
無事保護します。かくまったのは、5人の
通う高校。
そしてエリックは、入院する妹も一緒に
亡命させたいと言う。しかし、実はエリックは
王国側のスパイだったという展開。

ハードボイルドな雰囲気。アクションの作画や
キャラデザも高いレベルで、非常に期待できそう。
今期の上位争いは間違いありませんね。

=============第9話視聴後、追記です。

サブタイトルに「case ◯」として、時間軸が
話数によってバラバラとシャッフルしています。

まあ、あえて時間軸どおりに進めなくてもいい
作風なので、これはこれで。

作画のクオリティも、ストーリーも維持したまま
終盤まで来ました。このままフィナーレまで
テンションが落ちずに続いてほしいです。

=============最終話視聴後、感想です。

女王を亡きものにし、プリンセスをクーデターの
首謀者として始末するというコントロール・
ジェネラルの目論見を潰すという11、12話でした。

全編通じて、やや暗めの配色。作風を上手に
表している印象でした。
作画は最後まで力の入ったもので、キャラデザも
好ましいものでした。

細かくエピソードごとに、ほぼ1話完結のスタイルも
劇伴も、かなり「ルパン三世」を意識した造りと
いう印象でしたし、それが上手く作用していて、
「女の子しか出てこない」設定を、安易に萌えだけに
振らない内容だったのは高く評価できます。

第2期が来てもおかしくない終わらせ方も
良かったですね。非常に満足した作品でした。

=============2018.07、追記です。

アンジェのCVを担当した今村彩夏さんが6月末を
以て声優業を引退されました。
すごく残念です。

2019年公開の劇場版はどうなるのでしょうね。
さすがにアフレコはまだでしょうし、主役のCVが
交代するのでしょうかね。

投稿 : 2018/07/04
閲覧 : 355
サンキュー:

20

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