「プリンセス・プリンシパル(TVアニメ動画)」

総合得点
85.9
感想・評価
979
棚に入れた
3926
ランキング
214
★★★★☆ 4.0 (979)
物語
4.0
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

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rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一番今期で放送を待ち侘びていたTVアニメ。今期イチの導入回と言い切っても構わない!

#01「case13 Wired Liar」
少し大袈裟込みで申すとOPに驚いた。これまで流れたCMには梶浦さんのテーマ曲のみ、OPとED曲が殆ど流れていなかったから、流れる曲のイメージが全く想像できなかった。ところが流れたOPはこちらの想像を凌駕するほど圧倒的にカッコいい!それもちゃんとプリプリにしっかり馴染んだ曲調な上、これ単体でヒットしたって不思議じゃない完成度。OP映像も『ロボノ(『ROBOTICS;NOTES』)』の野村和也監督と豪華だし、OPクオリティだけでも今期破格の一つじゃないかな?それにここまで前情報が一切ゼロゆえ感銘したのは、個人的に去年の映画『シン・ゴジラ』以来だし、間違いなくリピートOPするのもはや不可避ですw
勿論OPだけでなく本編1話も既にすごい!大河内さんらしく導入回の見易さと世界観の説明が今回もとてもスムーズ。それでいて諜報に身を投じる少女スパイの表裏を動き・表情・抑えた台詞で描いていたりと、さすがとしか言いようがない安定した書きっぷり。最終回までこのクオリティ、ぜひ保ってほしいですと願わずにはいられないほどぶっちぎりで面白い!
橘正紀監督の演出もピッタリだった!この人“ノイタミナ”枠のアニメ『東京マグニチュード8.0』の監督なのを忘れていて、改めて調べたら“成程。納得!”でした。マグニチュードは1話以降、視聴を逃してしまいましたが、あのアニメの第1話のリアリズムはすごいですよ。一瞬で日常が脆く崩れた後半パート、TVアニメらしからぬ迫力と迫真ぶりで、3.11を経たからこそ鮮烈に響いてきてます。
今作も舞台設定自体は架空のイギリスですが、スチームパンク的世界を在りそうと思わせる実在感の演出はやはり侮れないですよ。“斬鉄剣!?”って心の中でツッコむ場面もありましたが、派手と地味のアクションパートの使い分けも臨機応変。つまり飽きがまったく来ないぐらい、まさに“プロ”の仕事でした。〆も諜報に生きる故の“日常的な場面”なのも、媚びてない感じがして個人的にはかなり好きです。生死を握る職業で甘々な幕引きだったら、多分興ざめしてアニメを冷めた目線で見てたでしょうし。
『Fate』という巨大な牙城に拮抗しうる存在なるか?『メイドインアビス』と共に注目すべきアニメでしょう。キャラ感想は2話以降で書けるよう精進しますw

※注:Void_Chords feat.MARUの「The Other Side of the Wall」と本アニメのBlu-ray、買おうかちょっと迷ってます。

#02「case1 Dancy Conspiracy」
#03「case2 Vice Voice」
#04「#case9 Roaming Pigeons」
#05「case7 Bullet & Blade's Ballad」
#06「case18 Rouge Morgue」
#07「case16 Loudly Laundry」
#08「case20 Ripper Dipper」
#09「case11 Pell-mell Duel」
#10「case22 Comfort Comrade」
#11「case23 Humble Double」
#12「case24 Fall of the Wall」

投稿 : 2019/04/01
閲覧 : 288
サンキュー:

12

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