ダレイオス さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態：観終わった
終盤は置いてきぼりを食らいました。
世界観は１０００年前に地球がいったん滅びて、ある人物によって
歯車の惑星に変化したという設定の作品
主人公は高校生の男の子である日、空から落ちてきた時計仕掛けの機械人形
で見た目は女の子リューズとの出会いから始まるもので
開始はオーソドックスなある日出会った女の子との出会いから始まるもの
わかりやすい開始だと思いました。
ただし、アニメではよくある開始なので新鮮味はないとは思いました。
ストーリーは体制側や軍の悪行に主人公側が対抗し
明確な悪役に主人公が挑むものでした
主人公の男の子の７キロ先の音も聞こえるというチート能力で解決したり仲間共に
困難に立ち向かうものでしたね。
ストーリー自体はシンプルなのでわかりやすいけど
テンポは早くはないですね。
最初の事件も比較的話数をかけているのでじっくりしていたのはポイントでした。
ストーリー展開は主人公の男の子の能力は応用もかなり効くので
何でもアリだった気がしますね。
そんなことも可能なのかと便利な能力で立ちはだかる難題をクリアしていったと思います。
説明はしていましたが数々の現象は万人が納得出来る説明だったかは微妙
マリーやリューズもとても強くてバトルで敵と互角に近いくらいでいつも戦ってましたね。
個人的には主人公の男の子に関してはチート能力を持っている理由がわからないので
その点は気になりました。そういった部分きっちり描写してほしかったな
ただ、体制側が悪で非道極まりなくて、それを高校生が倒す構図なので
主人公側はある程度は強くないと歯が立たないだろうし、うーんある程度はしょうがないかなとは思いました。
序盤で気になる所はリューズが学校に通うことになるシーンがあったけど
体制側と戦うストーリ－になるのでこのストーリー展開だと、無くていい気がしたので
無駄なくだりだったんじゃないかと思いました。
そもそも学園ものぽかったのに上手く体制側と戦うストーリー展開に
出来ていたとは思えないしストーリー作りは上手くなかったのではないでしょうか
中盤以降は体制側と戦う内容でその後は色々陰謀やらあるのは、いいのだけど
ストーリー的にはあんまり盛り上がらなかったな
うーん、ピンチぽいのにデートに出かけたりとか
どうもストーリーそのものは盛り上がりにくかったかと思う。
戦闘シーンもストーリーが進めば進むほど迫力はなくなるし
戦闘アニメとしても苦しいな
主人公側はみんな天才だしチート能力で色々機械を接続した直したり
おまけに主人公側は強いと
前半こそチート能力はある程度はしょうがないかなと思ったけど
後半もずっとだからな、うーん、超人が活躍する内容だったかと
終盤は理由付けもなく、歯車を作りだしてそれで解決て・・・工夫がほしいな
主人公はただの高校生だったはずだけどいつの間にか指揮官みたいになって
マリーを説教や激励をしたりで違和感がありましたね。
そういうことを言える立場のキャラ作りを出来ていたとは思えないので
もうチョットキャラ作りを何とかしてほしかったりで
何でもありだったです。
もうチョット上手いストーリー作りをしてくれないと面白いとは思えないでしょう。
終盤は置いてきぼりを食らいました。
キャラについてはリューズは基本的に主人公の男の子に対して優しくて普段はおしとやかだけど
時より見せる毒舌が特徴的というキャラでした。
優しいけど毒舌なのは個性的に見えました。
ある日わいてきたのに主人公の男の子の学校に通えるという
ご都合主義的な展開とかテンプレートでしたね。
最初から主人公の男の子との好感度は高いので仲良くなる
過程が楽しめなかったのは残念かな
主人公の男の子は高校生だけどキャラ付けは子供向けの小学生キャラみたいに
元気のいい男の子でしょうもないことに喜んだりしたり怒ったりと子供向けな主人公に見えました。
７キロ先の音も聞こえるというチートの能力の持ち主なのも特徴
チョットお馬鹿だし途中からは幼女キャラにベタ惚れになり気持ち悪くなるので
一般的なアニメファンには向かないかなと思いました。
個人的にも後半はチョット擁護しきれない変化でした。
他にもマリーという女の子は性格がキツクて、いかにも子供向けな
キツイ性格の女の子に見えました。やってることは２０００万人の京都の人を
救おうとしているので根はいい子なのはわかるし自分のやったことに対して後悔したりとか人間ぽい所があるので
そういう部分は好きでした。そして実は仲間思いな部分はあるのでそこまでは嫌いになれないキャラなんだけど
実際の所はキツイ性格なのでこっちも一般的なアニメファンには向かないかなと思いました。
アンクルは幼女姿の時計仕掛けの機械人形で見た目は可愛かったとし性格も可愛かったです。
終盤は見せ場があるし扱いは悪くはなかったので良いキャラだったのではないでしょうか
終盤のアンクルから見た主人公の男の子とマリーとの関係性は好きでした。
作画についてはキャラクターデザインが一昔の子供向けって感じなので
オタク向けの可愛さはないですね。
特にマリーのデザインはあんまり見た目が可愛くなかったな
リューズはそこそこ可愛いデザインだったのですがそれもあって残念でした。
キャラの作画自体の質は大きく崩れることはないけど
顔の表情のバランスの悪さとか多少の作画の悪さはありました。
背景や歯車の作画は綺麗だったのですが作画はもうチョット頑張ってほしかったのが本音です。
デザインや顔の表情が残念なことが多かった。
声優さんについては癖があるキャラだったりでそれぞれのキャラの特徴は
よく出ていたので個性はありました。
シリアス時やギャグ時の切り替えも上手くて演技力時代はバッチリでした。
まとめると新鮮味はない開始から始まり
リューズとの関係もいきなり主人公の男の子と仲が良いで
１話で初めて会った設定は活かせてないし
リューズが学校に通うことになったり理由、主人公の男の子のチート能力が使える理由
など掘り下げれば面白くなりそうなネタが消化されたいなかったり
ストーリー作りは上手く出来ていなかったと思う。
数々のチート能力の説明も上手く出来ていたとは思えないし見せ方も下手でしたね。
キャラはいい所もありましたけど、違和感のある行動も目立ったな
後半の主人公の男の子の性格は抵抗がありました。
作画的にも残念で中盤以降は戦闘シーンが苦しいし
ストーリー展開は終盤はなんでもありで置いていぼりを食らいました。
正直出来のいいアニメには見えなかったし
面白いアニメでもなったです。
ただ、アンクルは可愛いですし好きでした。
