pister さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態：今観てる
今観てる
7話までの感想
{netabare}最近よく見る異世界転生モノのダメなことのひとつに、大した障害も無く転生者がその世界でNo.1になるってのがあると思う。
せめて自分と同じ転生者が複数居るなら良いのだけど、自分以外に競う相手ナシの「参加人数1人の競技（原住民はエキストラ）」で1位になって得意満面にされても見てるこっちが悲しくなる。
で、この作品では、その問題には関与しない──まぁ転生してる訳じゃないし、異世界人にスゲースゲー言われつつも当の主人は現実の世界では別にNo.1になるでもなし、そこら辺のイヤミが無い。
異世界ってタイトルに付いてるけど他の異世界転生モノと同列に見てしまうのは違うと思う。
更に──これはあくまで自分がそう感じ取っただけの独りよがりな解釈でしかないのだけど、スリル要素も含んでて飽きがこない（※）。
どこら辺がスリルかというと1話で登場した赤の竜、神様なのかな？
その神様の寵愛を受けて庇護を受けてるって設定だけど、もし、万が一、料理造りに失敗して機嫌を損ねるようなことをしたらどうなるんだろ？
庇護解除されて焼き殺されるのかね？
本編でそういうエピソードが有る無しに関わらず、そういうリスクと常に隣り合わせで物語が進行してるってのは充分スリル足りえるし、自分は好きです。
ってかね、1話で赤の竜エピソード持ってきたのはさすがだと思う（原作からその順番なのかも知れんが）。
これが3話や4話に持ってこられてたら、多分試聴切ってたんじゃないかな。
とはいえ※印部分で「飽きがこない」と書いたけど、それも6話くらいが限界かな？
そろそろちょっとしたことでもいいからアクション（アクシデント？）来ないかなー、と思ったところでの7話で黒の竜登場。
うおスッゲェなぁ、タイミングバッチリ…シリーズ構成の力になるのか？ペース配分上手ぇ。
今後それがトラブル起こすかどうかは不明だけど、新たな緊張感が投入されました。
ドキドキワクワクってことは無いのだけど、普通に面白い。
しっかしアレですな、死を司る神だからといって途端に食べ物が腐るワケじゃないんだね。
まぁ腐敗は菌が増殖することなので菌も生き物である以上、そういうことにはならないってことなのかな？
多分無理な食べ物は生きてる状態をそのまま食べる系──白魚の踊り食いとか…洋食屋には馴染み無いか。
一方フルーツなら…果実は種子を拡散させるためのもので、種子を「生き物」と考えるなら、これは死ぬんじゃないかな？
ってことで黒エルフが居るとフルーツ系の料理がダメになる（腐るのではなくて組織が崩壊してグズグズになるとか）くらいの描写はあっていいんじゃないかなー？と思ったり。
まぁ無いか。
そっちよりも、厨房の除菌に凄く重宝されそう。
と、褒めたところでツッコミ。
せめてメニュー一通り食べてから1番決めようよ。
こればっかしは違和感。{/netabare}
