「STEINS;GATE 0 [シュタインズ・ゲート・ゼロ](TVアニメ動画)」

総合得点
94.6
感想・評価
1462
棚に入れた
7330
ランキング
4
★★★★☆ 4.0 (1462)
物語
4.0
作画
3.9
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.1

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deash さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

本作はオリジナル。前作は完全なるパクリ。まだ加筆するかも

本作はオリジナルだが大変につまらない。ストーリー設定に無理がある。半端な商品価値のものなのにテレビCMを使い「シュタインズゲート正統続編!」と謳っていたことが非常に不愉快。余りにも適当なストーリーの仕上がりである。そもそも本作は外伝小説をゲーム化しただけで続編でも何でもない。MAGES、5pb、ニトロプラスは毎回こうだ。宣伝とネット自演だけで面白いとのたまっているが現実は殆ど駄作である。

もし岡部がセルンを倒すためにアトラクタフィールドの収束によるまゆりの死を受け入れて鬱になっていたのなら、そもそもそれはセルンがその世界にいたところで前作で言うところのベータ世界線ですらない。それはそもそもベータ世界線にもα世界線にも実在しなかった過去だからだ。どう見ても主人公として登場している岡部の性格と彼の持つ記憶は本作ゼロの前作である「シュタインズゲート」のものである。まずここからかなり間違っている。その内容すらも割愛されているので意味不明だが、本ストーリー上での岡部の心境は、まゆりの死を乗り越えた別の何かになっていなければならない。クリスを生かすためにまゆりの死を乗り越え、シュタインズゲートを目指す話にならねばならないのである。墓の前で泣き続けるあの岡部を肯定してしまうと、世界線は変動してまゆりの絶対死からの救出に漂流する岡部が、クリスの助言により最初のメールまで遡って元の世界線に戻すという前作のストーリーそれ自身すら実在しなくなるということに他ならない。本作になってから、完全に本編ストーリーに無関係の別のストーリーが過去に書かれているが、作中では世界観の設定をベータ世界線やアルファ世界線と設定を断定しており、矛盾をフォローすることは不可能である。岡部に前作の記憶があることがストーリーの矛盾をそのまま表している。繰り返すが、クリスが死んでいる選択をしたからこそ今の岡部があるのである。過去の事実と現在の記憶が一致しない。これに合わせるとタイムマシンのない平和なシュタインズゲートへと到達せしめた岡部の人生で最も長い2週間の奮闘はなかったことになる。なかったことにしてはいけない。ましてや、ベータ世界線に自動で移動したときに電話レンジを使って元の世界に戻った最後のメールが前作のラストのクリス宛だったなどという話では論外である。意味が分からないよ。

ラウンダーの本拠とも言えるブラウン管工房が襲われた後で、岡部がブラウンと組むのはあまりにも筋違い過ぎる。ブラウンの感情などどうでも良く、その状況をどうにかするには結局、電話レンジで遡るほかはない。何が起きているのかを把握していないのにそのまま生活するのは危険すぎる。岡部は一体何がしたいのか。助かりたいからブラウンと組んだのか。しかしそれでもなお、時間の改変を避けて電話レンジを封印したいのか。行動原理が理解不能である。とりあえずあの時点でさっさとレンジを作り直せというしかない。また、襲撃という未知の事態に遭遇したにも拘らず、かのセルンのエージェントことブラウンは全く動いた様子がない。よくあんな所にのんびり娘と一緒にいられるものだ。娘のために自殺した前作はなんだったのか。かがりが神の声とか言い始める辺りでようやく電話レンジのことを思い出すのだが、既にブラウン管工房が襲われてから数か月が経過している。よく情緒が保てるものだと感心せざる得ない。加えてそのタイミングで留学したいなどとはどういう神経かと思う。みんなを残して海外へ行く気なのかお前は。そろそろ襲撃から時間が経ったから安全なのか。そこまで行くと鬱とかはなんら関係ない。そもそもただの電器系学生の岡部を超一流の海外の研究施設に誘うなど、普通に考えてレスキネンは怪しすぎやしないか。まず岡部ぐらいではその資格はない。紅莉栖や比屋定クラスがいた研究所である。ところで、岡部はどのようにブラウンに現状を説明できたのか理解しかねる。ブラウンはセルンの仲間に分類されるため、基本的には岡部の敵であるが、もしも岡部がブラウンが絶対服従者にしかなりえない無敵の時空支配組織、セルン以上の存在であるなら確かに仲間にできる可能性もある。しかしそれをどうやって説明したのかは謎だ。なぜなら電話レンジはないからだ。しかしそれを踏まえても、または無視してもとても優秀なブラウンは作中では何もしていない。これがもし省略的表現として計算されていたとしても、その表現がこれっぽっちも全くないのはシナリオ製作者の不手際というほかない。はっきり言ってつまらない。また、鈴羽が「もはや一刻の猶予もない」と岡部に銃を突きつけるシーンなどは、そもそも世界大戦が開始されたのを確認してから、タイムマシンに乗るという選択がまあシナリオが酷くとも妥当な線であり、実際には戦火が広がる前にDメールで過去に戻して考え直すのが望ましい。鈴羽が何にキレているのか分からない。アニメでは遡れる期間が決められているという謎の設定が追加されていたが、それでは前作のよりマシンが機能的に悪くなっている。なんとも2036年に飛ぶ前まで話が進むと、タイムリープで飛べる時間が僅か2日まで短くなっている。色々な意味で自爆である。酷くても緩急が無くてもスタジオのそのフォローは間違っている。珍しいミスもあるものだと思ったが、どなたがやってくれたやら。どうもありがとう。さて、付け加えて鈴羽の中には、世界の保険のために電話レンジを作り直させるという選択肢はないのだろうか。先ほど書いたが、謎の組織に襲われた時点で、何が起きてもおかしくはない。これがその後のストーリーを見るうえで後々までずっと気になることになる。鈴羽が屋上でタイムマシンに乗り込もうとして武装集団に取り囲まれた時にはもう何も思わなかった。このストーリーは少なくともこの1点においてはきちんと矛盾なく完成している。ところでレスキネン自身が襲撃に加わる意味はなく、また撃たれる距離に出てくるのはカッコつけすぎである。死ななかったがあれは何だったのだろうか。かがりもかなり頑丈だったがそれはこの際構わない。だが撃ち殺されたレスキネンは気絶していた。わざわざ撃ち抜かれて階段で気絶したのは何がしたかったのか?岡部というもやしに銃を奪われた以上、わざとと言うことである。ストーリーこそ回収はされていないが死なない身体なのか?気絶することで不死身をアピールしたのか?

まゆりの鳳凰院凶真が好き発言は意味が理解できないと言ってもいいくらいに伏線が足りない。何かを書き忘れていると考えるほかない。表現がヘタすぎてそう考えるほかないからである。アニメではタイムマシンに乗ったあとでメールの演出で岡部倫太郎のことはもっと好き、という言葉を追加してフォローしている。しかし、ここにも演出が足りない。簡単である。さっきまで好きの順序は逆だった。実にいいミスである。嬉しい限りだ。

紅莉栖のパソコンを解析に掛けるのは良いが、信用できる筋に頼んだのがたまたま偶然にしてダルだったとか、ストーリーが馬鹿にもほどがある。外注するなど世界を破壊せんばかりの中身を何と考えているのか。ところでダルは牧瀬紅莉栖の遺産であるノートパソコンの解析に二日もかかるらしい。こういってはなんだがほとんど知識のない自分でもパス無しでのログオンは容易い。アニメでもゲームでもosのログオン画面から全く進んでいないようだったが、そんなことはスーパーハカーにはあり得ない。すぐに破壊されてしまうことにはなるが、あのパソコンのデータのみを外部ストレージに移すのならよほどでない限り1時間以内で終わる。なのにやっていないのか、ハカーなのに。きっと正攻法では解析できない未知の技術でできたノートpcだったに違いない。ダルのキャラクターの一面であるハッカーネタの考証と正確性が甘すぎる。なんで壊されたのだろうか。結局、人類の遺産レベルのpcが壊された理由は理由はなんら分からない。奪うことは容易かったはずだ。ラボメンの総数はあれしかいない。

レスキネンに一人いるだろう、と言われるとはあ?それ誰?になるのは当たり前である。かがりが鈴羽と別れて、その時代に降りたのはただの事故である。過去と未来の自分の共作の壮大な計画とは、そこまで計算にあったというのか。

世界大戦の開始と共に、電話レンジのために岡部はセルンへのハッキングがみそだと伝える。それに対する比屋定の反応はこうである。強情だから聞きたくなかったが、もうそれどころではない、紅莉栖がしたこと、やったこと、状況を出来るだけ教えてくれ。つまり何だ。それはなんだろうか。要するにお前の見栄やプライドは世界より重かったというのか。それと、岡部曰く、セルンにハッキングすれば電話レンジは出来るとのことだが、それも違う。ダルがシステムの一部に入ってから、セルンが自分の意志でブラックホールシステムにアクセス許可を出したのである。(なぜ開放されたのかの理由は結局、回収されていない)つまり本来ならあそこまで行ったら世界はもう救えない。当然、2036年から2週間づつ戻る事もできるわけが無い。

2036年については言うまでもなく2036年にタイムリープしていたらおかしい、の一言。未来の岡部を同定した方法がわからない。ただただ意味不明である。本人の記憶にすらない意識不明の岡部の場所にどうやって送ったのか。そこをまあいいかとしたとしても、記憶は元より過去に送ろうとしていた訳であるが、そこからいきなり記憶喪失でタイムリープマシンが動かなかった時点から捕まるまでの記憶がないとは、見事としか言いようのない記憶の消え方である。ストーリーの都合という他ない。なんともきちんと繋がっている。そんなバカなとすら言いたくないが、しかしはっきり言う。パクリ元のライトノベルのネタ同志のすり合わせに過ぎない。

ロシアのヘリのミサイル対策が何もされていない。岡部はただタイムマシンをミサイルが通り過ぎたのを目視したに過ぎない。


世界を騙すには過去から世界を変えねばならない。一度失敗しなければならないビデオメールの理屈は結局回収できないところまでストーリーが破綻した。最初のお前を騙せはそもそも他の作品のセリフを盗用している。そのため、きちんとした対応はできなかっただけである。タイムリープ作品の制作は難しい。コピー売り如きにはできないと言っていいだろう。ほかのユーザーと同様に、かがりがクリスに似ている理由が何もないなどとはさすがに思わなかったし、自動でリーディングシュタイナーが発動するなど、突っ込みたいことは山積みである。最初のシュタインズゲートで残された沢山の謎は一つも回収されないままなのが驚きというしかない。そもそもタイムマシンでまゆりと鈴羽を送り出せたのなら、岡部がBC18000年まで迎えに行く未来自体がありえない。メチャクチャなラストという他ない。

また余談ではあるが、本作のストーリーも半分程度は前作と同じくパクリで作られていて、しかも元作品の残りかすの部分を多用しているため、自分では全く作れない連中では理解不能な話になりがちなのも頷ける。前作の話の良い部分はそもそもライトノベルの完全なるパクリだが、それにしてもそのパクリのおいしい部分ばかりを丸ごと否定する今作には頭が下がる。わざわざひどいものにした志倉千代丸には感謝の念しか湧かない。

金さえ払わせてしまえば、あとは野となれのMAGESと5pbとニトロプラスらしいと思うしかない。ちなみに、以上の三企業は毎回ゲームの宣伝ばかりが過剰で中身が全くないのが特徴の最悪企業である。買ってはいけない。三社のソフトのアマゾンの評価は軒並み☆4つなのだが、信じがたい行為だと思う。こんな最低なゲーム企業グループはひとつも知らない。ちなみに雑誌、ホームページ、ブログ、掲示板などをはじめとした自作自演や広告は角川に外注している。書き込み量が一位のこのランキングについても死ねばいいとしか感じていない。というかもうバカそのものである。頭の程度も知れる。小学生レベルの頭でよくもこれまで社会で生きてこれたものかと称賛を送る。カドカワにいるのだろうが目の前で直にバカにしたいものである。気持ち悪い。流石はフィギュアヘッド(隠蔽しているつもりらしいがこいつはただのエロゲ屋である。もちろん、ウィキなどは全て嘘。因みに志村としおの息子は一般人である。)を作ったメーカーと言える。MAGES、5pb、ニトロプラスを含めた千代丸の過去が嘘すぎて紅莉栖より俺が開頭してクソかゴミでもぶち込みたい。カドカワって気持ち悪い。よくできるものだ糞デブ。

あーなんかこの書き込みの後に俺の棚がメチャクチャにされたけど元に戻っちゃったーなんでかなー、しかしカドカワはだっせえなー死なねーかなー、生きてる価値ないよなー(2018,11,9)

投稿 : 2020/06/26
閲覧 : 1649
サンキュー:

15

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