美しいキャラ、近未来、散っていった過去作品へのオマージュの不思議アニメギルティクラウン [GUILTY CROWN](TVアニメ動画)

名作アニメを観たいなら、「さがす」より「登録」した方が圧倒的に速い!⇛あにこれβ会員登録(無料)

「ギルティクラウン [GUILTY CROWN]」

よみがな:ぎるてぃくらうん

放送時期:2011年秋アニメ(2011年10月~2012年3月)

★★★★★ 4.1
物語:3.8 作画:4.3 声優:4.0 音楽:4.4 キャラ:3.9
総合得点 87.6
感想・評価 6726
棚に入れた人 27763
ランキング 74
「僕にはわからないんだ、みんなと何を話したらいのか。だから内心焦りながら”友達風”のものを増やして、生きてきた。」
 時は2039年。「僕」の名は、天王州第一高校に通う高校二年生桜満集(おおま しゅう)。欝屈した気持ちを抱えながら、どこか世間に覚めた視線を送る彼はクラスメイトたちとも一定の距離を保ち、ただ漠然と、平穏な日々を送っていた。学校の休み時間に交わされる退屈な会話。ヘッドホンから流れる少女の歌声。「…でも、これでいいのかな?」10年前、突如発生した”アポカリプスウィルス”の萬延によって、大混乱に陥った日本。無政府状態となったこの国は、超国家間で結成された”GHQ”の武力介入を受けその統治下に置かれることとなる。のちに「ロスト・クリスマス」と呼ばれるこの事件をきっかけに、日本は独立国家としての体を失い、形だけの自治権を与えられ、そして人々は、カリソメの平和を享受していた。スピードを上げていて走り抜けていく”GHQ”の装甲車。テレビから流れるテロのニュース。「僕にももっと、やれることってないのかな・・・・・・」しかし集の平穏である日常はある日、突然、打ち破られる。放課後、お気に入りの場所で出会った、ひとりの少女。彼女の名は、楪いのり(ゆずりはいのり)といった。集は憧れ、ウェブ上で絶大な影響力を誇る人気の歌姫。そして彼女には、もうひとつの裏の顔があった。”GHQ”からの「日本の解放」を謳い、命をかけて孤独な戦いを続ける(TVアニメ動画『ギルティクラウン [GUILTY CROWN]』のwikipedia・公式サイト等参照)

◇fumi◆さんの感想・評価

2018.06.11 20:44 ◇fumi◆の評価 | 観終わった| 387が閲覧 ★★★★☆ 4.4 評価対象: ギルティクラウン [GUILTY CROWN](TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

美しいキャラ、近未来、散っていった過去作品へのオマージュの不思議アニメ

2011年~2012年放送のオリジナルテレビアニメ 全22話 ノイタミナ枠

監督 荒木哲郎 構成 吉野弘幸 音楽 澤野弘之 キャラ原案 redjuice
制作 プロダクションIG

この作品は今回が初見ですが、注意すべきはサイコパスより前の作品だと言うこと。
見始めたときはサイコパスの二番煎じかーと思っちゃったんですが、
ちょうど一年前の作品でした。

近未来の日本を舞台にしたアクションSF作品で主要キャラは高校生です。
大作志向の作品で多くの過去作品のワードがちりばめられています。
「エヴァンゲリオン」「ラーゼフォン」「DEATH NOTE」「コードギアス」
「ゼーガペイン」「キスダム」「魔法少女まどか☆マギカ」等々。

特に、ノイタミナでロボットアニメを、と言う要望が強かったらしく、
無理やりねじ込んだようなロボット戦闘シーンがあります。
オリジナル作品ですから経緯はいろいろあって問題ないし、スパイスにもなってはいますね。

荒木監督にとっては「学園黙示録」(あの、濡れたってやつね)と「進撃の巨人」のあいだの作品で、
オリジナルと言うこともあり、相当な意気込みが感じられます。
構成には「舞-HiME」「マクロスF」の吉野弘幸、音楽は「進撃の巨人」を担当することになる澤野弘之と、
当時の一線級を集めた、ノイタミナの革命的大作だったと思います。

しかしです、名作と言うのとはちょっと違う、ごった煮作品と感じてしまいました。
キャラは美しくて素晴らしいんですが、まとめきれなかったような惜しい作品です。

OP・・かっこいいんですが、しょっぱなの「楪いのり」が歌い出すシーン、
口の動きと歌詞があってなくて「ズコー」って・・・もったいない( ノД`)シクシク…

桜満集 CV梶裕貴
つつ神涯 CV中村悠一
楪いのり CV茅野愛衣
篠宮綾瀬 CV花澤香菜
ツグミ CV竹達彩奈

登場人物は非常に多いので、確認しつつ観ないと置いてけぼりを食らいます。
物語は集と涯の二人の主人公の対立が主軸ですが、設定盛り込み過ぎでドラマ性が希薄に感じられました。

致死性ウイルスが猛威を振るった東京を遮断し、内部に取り残された若者たちのドラマと言うのは、
小松左京の「物体O」をネタ元とした「ラーゼフォン」のリスペクトかと思います。
集と涯の関係性及び外見は「クソアニメ」と名高い「キスダム」のようでもあり、
名作になる可能性を持っていた「キスダム」の広義のリメイクと考えれば、
個人的にはとても嬉しい作品です。

成功作かどうかは二周目に判断するとして、
この作品を観ることによってさまざまな感情を呼び起こされ、感慨深かったことは確かです。

物語性よりキャラの美しさ、過去作品へのリスペクト、ノイタミナ枠の革命、
を観るべき作品かとも思いましたが、もう一つの見方も思いつきました。

それは「失敗作品オタへの愛」です。

「失敗作品を総動員して創られた世にも美しい現代アート」

これが一周目の私の感想です。

分かりにくいレビューで申し訳ありません。
普通のアニメ作品とは違うことだけは理解したような気がします。

 サンキュー(32)

このレビューは参考になりましたか?
『この人をキャッチ』を押すと、この人が新たにレビューを書いた時に、アナタのマイページに通知され、見逃す心配がなくなります。 アニメの趣味が合いそう、他のレビューも読みたいと思ったら、とりあえずキャッチしてみましょう。

これらの口コミはユーザーの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら≫
口コミの内容に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

このページのトップへ

■あにこれとは?

おもしろいアニメが見たい!
アニメ選びで失敗したくない!
そんな仲間達のためのランキング&口コミサイトです。