をれ、 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
途中半分ぐらいまではとても面白かったような気がする
まず最初期のエンディング曲「トリカゴ」が切ない感じが出ていて、
大好きです。オープニングの曲も好きな方です。
私の印象(記憶)はそれ以外残っていません。
そんないい加減な私のレビュです、すみません。
本作はロボットのようなものを操縦して敵と戦うSFです。
管理社会の象徴として寄宿学校のようなところで生活している中学生
ぐらいの男女二人ずつの「コドモ」たちに、オニの少女が加わり
話が進展していきます。
ロボットのようなもののコックピットでは異性二人でつながるような体勢で
座り操縦します。なおこの世界で「コドモ」は戦闘要員で、使い捨てで、
「コドモ」を管理している「オトナ」にはなれないようです。
それで、何がこの物語よかったかというと、日常というには
あまりに過酷な生活の中で、彼らと彼女らが恋愛に気が付き始める
ところからの話です。「オトナ」によって禁止されている
恋愛を意識し、その意味を知らずそれをマネただけで、
記憶を消されたりといった酷い罰を受けます。
この物語の中心はかつて優秀だった「コドモ」のヒロと
過去にヒロにあったことのあるオニの少女のゼロツーなのですが。
この二人の関係がなかなか進展せず、じれったくもあり
微笑ましくもありました。
最終的に宇宙に出て行ってラスボスを倒して地球に戻ってくるのですが、
ヒロとゼロツーのままで幸せになってほしかったかなあと、思いました。
ゼロツーを、別にあーしなくても、ビミョウなハッピーエンドじゃなく、
フルなハッピーエンドの物語にした方が個人的によかったのでは、
と素人の意見です。