をれ、 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
南極になんか絶対行きたくないw。
以下は、寒いところも、船旅も苦手。そんな私が何だかこの作品は自分に
どうしても合わないなぁ、と思いながら書いた駄文です。
その理由は、自分でもよく分かりません。
おそらく自分が絶対やりたくなくて、その上絶対にできない南極観測
に出かけるという話には、興味が持てないのかもしれません。
とは言え、毎週楽しみにしていましたw。
4人のヒロインのキャラ設定は現代的で、こんな女子高生がいても不思議はないという気がしました。背景は海や雪原がとてもキレイでした。4人の女子高生ヒロインは費用を捻出するためにバイトしたり、芸能関係の仕事を取ったり、さらに南極での作業を想定した訓練をしたりと大変です。そして南極に行く途上、外洋を航海する舟に乗るわけですが、これが揺れて大変です。さらに南極ではいろいろな作業も待っています。それなのに、彼女たちは一生懸命取り組みます。それは自分を変えたいから、だと物語中で。説明されています。なるほど、南極で肉親を捜したい人は別として、残りの三人は自分を変えるための最短経路あるいは近道だとは私には思えません。他にもっと簡単な方法があると思います。
それでも確かに、高校生ぐらいのこの時期、何事でも一生懸命取り組み、それを周りの大人が見守るというのなら、生涯の財産となる経験が得られることは間違いないでしょう。たぶん、そういうことなのでしょう。
それで、何を楽しみに見ていたかというとヒロインたちの努力や人間関係の変化、それにヒロインたちが本当に変われるか、ということに興味がありました。そしていろいろ笑えるところも多くあり、そのせいで気楽に見れたせいもあり、完走することができました。