「エガオノダイカ(TVアニメ動画)」

総合得点
63.2
感想・評価
202
棚に入れた
701
ランキング
4384
★★★☆☆ 3.0 (202)
物語
2.7
作画
3.0
声優
3.3
音楽
3.2
キャラ
2.9

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ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好戦、反戦、厭戦、非戦などについては私はコメントしません。(12話めまで視聴済)

全12話視聴記念書込
物語が全体としては破綻しなくてヨカッタ。昔のガンダムみたいに退場者がどんどん増えていくシリアスな物語ですが、この戦争をどのように終わらせようとしているのか、といった点に興味があったので最後まで見続けることができました。尺がまるで足りてないようなので、かなり努力や工夫をしているようですが、それでも細かな点で説明不足や腑に落ちない流れを感じることも少なくはなかったです。そういった問題があったかもしれませんが、物語が全体としてのメッセージ性というか主張を持っているみたいで、それが何か知りたかったので何とか完走できました。
 11話目ぐらいから明らかになってくるユウキ様がやろうとしていることは、「人が多数死ぬので戦争は最悪である。戦争を止めさせるために、全ての機動兵器を機能停止させる。その際に生活のためのエネルギー供給まで止まってしまい、生活レベルが当面低下するだろうがやむえない。もちろんハンドガンや素手での殺し合いは止められないが、それでも今は次善策として有効な筈。」この作戦は運にも味方されたようで何とか成功した。予期せぬ結果として、全クラルスを停止したら自然エネルギーを収集してクラルスに集積していたナノマシンが機能停止したので、結果として植物の生育が順調になり、収穫が増加してラッキーだった。
 もちろんこれは地球じゃない異世界で、特殊条件下でのみ成立するお話ですが、現実世界の戦争であらゆる兵器を一度に敵味方を問わず機能停止させるなんてことは、おそらく不可能でしょう。しかしそれでも現実世界でも通用するメッセージを本作は発していると思います。私のような頭の軽いものが理解する本作メッセージは、エガオ(=平和)は、様々な種類の多数の犠牲の結果で、容易には得られないし、個々人がそれを追求すれば合成の誤謬のようなジレンマに陥る可能性もある。しかし、かと言ってその追及を止めることもできない。政治の役割は重い。といった程度です。もちろんこの問題に対する最適解を私は持ち合わせてはいません。



-以下私用感想メモ(愚痴ツッコミの列挙かもしれません。)-
OP曲/ED曲について(03/26/2019)
OP曲の歌詞で結局蝶の羽をむしるのは誰なのかよくわからなかった。私でもわかる程度の歌詞にして欲しい(これはお願い)。
 ED曲は、冒頭が終わって語りが入った瞬間、あまりにも意表を突かれたせいか、理由もなくプッと吹出してしまった。語りのあるアニソンをあまり聞いたことがなかったせいなのかもしれないが、ワタシ的に何度聞いても違和感を払拭できない。理由はわからないがタブン音楽が中断されたように感じるからだろうか。もしそうだとしてもラップやる雰囲気じゃないしなぁぁw。ということで音楽評価点は辛めですが、酷い曲や悪い曲じゃないです。歌詞の内容は字で見るとこのアニメの世界観を余さず歌っていると思います。ただワタシ的にこの曲を聴くのはニガテなだけです。


1話め、感想時の題;お姫様が出てくる戦闘ロボットもののような。。
何だか面白そうな感じがしました。
次回予告が不穏な感じがしましたが。。早くも退場者が出るのでしょうか。。

2話め、(1/23/2019)
オイオイ、チミが死んだら泣く人がいるだろう。これじゃ結局笑顔から一番遠い結果じゃないか。そんな満足そうに満面の笑みを浮かべて横たわっている場合じゃないだろ。

3話め、(1/23/2019)
個人と軍とそのチーム、子供にはその区別はつかないだろうから、こういう結末もさもありなん。で、新任隊長さんはフリーダム過ぎやしませんか。厭戦主義もわからなくはないではないですが、何故その制服を着ているのと尋ねられたら、どう答えるのでしょう。特定の目的を持った組織に入ってその目的に反するかもしれない行動をとれば、その組織内から制裁を受けます。似たようなことをして、そのせいで左遷され、危険度高な特殊任務を与えられたという事でしょうか。見ず知らずの子供の方が身近な同僚よりも大切なのでしょうか。

4話め、(1/30/2019) 改題;戦争がテーマのような。。
僅かな人を助けようとして、助けられないばかりか、さらなる犠牲を増やしてしまう。この責任を幼い王女に問うのは酷過ぎるだろう。この場面の主な意味は戦争の冷酷さを示したのだろう。
  一つだけイヤな予感がします。尺が足りなくなって、あるいは非論理的で、非現実的平和主義のせいで、結末がこの世界観的に短絡的になってしまうのではと、危惧しています。ここまでのお話のトーンだと杞憂に終わりそうな気もしますが予断を許しませんw。このお話を最後まで見守りたいと思います。

以下各話毎の私用メモは省略します。

投稿 : 2019/03/26
閲覧 : 419
サンキュー:

16

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