「劇場版『Fate/stay night Heaven’s Feel』 第二章(アニメ映画)」

総合得点
83.6
感想・評価
406
棚に入れた
2218
ランキング
312
★★★★★ 4.2 (406)
物語
4.1
作画
4.5
声優
4.2
音楽
4.2
キャラ
4.2

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ネタバレ

星ノ海酩夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Fateシリーズに求めていた物がここにあった気がします。

第一章を大晦日にながら作業で見てしまったので若干記憶が朧気ではあったのですが、観てる間に「あ〜…」となったので、前作曖昧な人でも置いてけぼりになるようなことは無いと思います。

ただ第一章は無印staynight視聴済みじゃないと設定を集める流れが早すぎてついていけないと思うので、アニメ版は見ておいた方がいいと思います。

映画第一章は文句はないものの個人的に全然話が進まないな〜って思い、不評だったのですが、第二章は凄かったです。映画館に見に行ったのですが、まず流石のFate。映画館が2月中盤になっても長蛇の列。そして内容、作画、BGM、主題歌……全て文句無しでした。

若干話を端折ってるという点は否めないですが、映画を三部分けしてるだけあって要点はしっかり掴めていて、戦闘シーンもしっかり戦闘してるキャラの位置関係などちゃんと描写されていて食べていたポップコーンをこぼしました。

間桐桜が主軸で描かれている作品ですが、イリヤとバーサーカーの強く結ばれた絆に関してもしっかり描かれていてバーサーカーの戦闘シーンでは自然と涙を流していました。

また原作は本当に未プレイなのですが、桜が淫語{netabare}(処女では無いこと){/netabare}を使うとこも映画内でやっていたので、どの層からも支持を受けたいと考えたFateというより、Fateシリーズを愛してきた成人や中高年層のための作品なんだなと感慨深く思いました。元の原作は年齢制限有りのゲームなので、この辺誤魔化されるとモヤモヤするなぁと思っていたので少しスッキリしました。

セイバーと共に聖杯を巡って数々の戦いと直面する正規ルート、衛宮士郎個人で戦う場面の多く、遠坂凛と協力して最後まで歩むルートとは違い、今作は聖杯戦争の源の存在”間桐桜”を大切に思いつつ、戦いを終わらせたい衛宮士郎の葛藤が描かれた最後に相応しい話だと思います。

BGMもFateシリーズではお馴染みの梶浦由記さん。
そして主題歌は第二章の内容にマッチしたAimerのI beg you。本当にキャスティングが豪華で完成した映画だと思いました。

最終章、この章を超えられるのか正直心配ですが、楽しみにしてます。

投稿 : 2019/02/23
閲覧 : 265
サンキュー:

4

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