「100万年地球の旅 バンダーブック(TVアニメ動画)」

総合得点
62.8
感想・評価
13
棚に入れた
37
ランキング
4583
★★★★☆ 3.4 (13)
物語
3.4
作画
3.3
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.3

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ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

魔神バンダーとは関係…ないよね?

手塚プロ公式がyoutubeにて期間限定で配信(8/5~8/18 14時まで)。
あっ、これかぁ。
“ゾイドワイルド”のアニメが始まって間もない頃、ヲタ友が主人公のデザインを「バンダーみたい」と漏らしてたようなそうでないような。
「バンダーブックは見たこと無いなぁ」と思いつつ見てみたら…あっ、見てたわコレ。
写楽が水牢に幽閉されてたシーンは強烈に覚えてて、他の24時間テレビのアニメと混同してました。
他のシーンも色々と忘れてただけで、見てみると薄ボンヤリと思い出してきたり。
なんでこんなに記憶に残ってなかったのか考えてみると、やっぱりマリンエクスプレスに比べるとスターシステム感が弱い(写楽のシーンを覚えてたことからしても)せいかなぁ?

内容は78年の24時間テレビ内のスペシャルってことで環境破壊やら巨大コンピュータによる支配やら、説教臭いというか警鐘を鳴らしてる臭いというか。
学年誌的なノリって言えば良いのかな?
あくまで「この時代はそういうのが流行ったよね」というのを念頭に置いておかないと「臭み」がキツい。
ってか巨大コンピュータがラスボスって、この時代既にお約束だったのか斬新だったのか、どうなんだか自分にはちょっと分からない。
「殺生ダメ絶対」の思想に塗れた星出身にしては、そのテーマは途中からどこか行っちゃったような?

それにつけてもBGMよ、大野雄二なのでとってもルパンⅢ世、いつ「愛のテーマ」が流れてもおかしくない感じ。
妹のミムルは見た目Zガンダムのファっぽい、逆にゼータ見てた頃バンダーっぽいとは一切思ったことが無いのでホント忘れてたんだなぁと痛感。
一方でマリーナ姫に関しては、“ウィンダリア”のオチに対して「またか!」と思いつつもそれが何なのか具体名が出なかったのだけど、ひょっとしたらバンダーブックだったのかも?
最後の結末は文明批判というか原始共産的な…って、ポルポトの大虐殺が明るみになったのが78年の12月らしい、うわぁい。

「そういうネタって昔からよくあるじゃん」と思いつつ「じゃあ具体的に何て作品?」と考えると出てこないことってよくあるけど、バンダーブックはそれに当てはまるのが多い気がする。
「あの頃はこういうのが流行ってたよね」と、お約束や基本を踏まえるのに知っておいても損は無いかも?

投稿 : 2019/08/18
閲覧 : 282
サンキュー:

6

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