「泣きたい私は猫をかぶる(アニメ映画)」

総合得点
72.6
感想・評価
134
棚に入れた
646
ランキング
1092
★★★★☆ 3.7 (134)
物語
3.5
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.5

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ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ファンタジー+ラブコメでおもしろかったし、よかったけど、おはなしはどこかで見たような。。

公式のINTRODUCTION
{netabare}
『ペンギン・ハイウェイ』のスタジオコロリドが贈る、長編アニメーション映画第2弾。 猫 の世界を通して繰り広げられる、私を見つける青春ファンタジー
第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作『ペンギン・ハイウェイ』で賞賛の声を浴びたアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」。新進気鋭のクリエイターがあつまる注目のスタジオが手掛けた、長編アニメーション映画第2弾作品『泣きたい私は猫をかぶる』。

監督は、「美少女戦士セーラームーン」『おジャ魔女どれみ』など90年代アニメを支えてきた、日本アニメ界の重鎮・佐藤順一と、スタジオジブリを経て現在はスタジオコロリドにて数多くのCMや映像作品に参加、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆。トップクリエイターと新世代の注目すべきクリエイターがダブル監督としてタッグを組んだ。
脚本は、日本中が涙した大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や、『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』、ほか自身が監督を務めた『さよならの朝に約束の花をかざろう』など確かな描写力で定評のある脚本家・岡田麿里。
声の出演は、実力派女優でありながらアニメファンを公言、声優へのリスペクトも強いことで知られ、これまで『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などの話題作にも出演している志田未来と、「東京喰種トーキョーグール」「ダイヤのA」「鬼滅の刃」など人気アニメ作品に多数出演、声優界で絶大な人気を誇る花江夏樹が、多感で繊細な中学2年生のムゲと日之出をダブル主演で務める。また主人公・ムゲを「猫」世界へと導く謎のお面屋・猫店主に山寺宏一、ムゲと日之出の担任教師におぎやはぎの小木博明ら豪華キャストがそろった。
そして本作の主題歌はネット発音楽シーンで大注目のヨルシカが担当。メロディアスかつエモーショナルな音楽性と、まるで小説を読んでいるかのように綿密に築き上げられた世界観でリスナーたちを釘付けにしており、先ごろオリコンが発表した『2020年 ネクストブレイクランキング』で世代別10代・20代で2位を記録、「第34回日本ゴールドディスク大賞」でベスト5・ニューアーティストを受賞するなど話題の2人組バンド。
書下ろしとなる主題歌「花に亡霊」は本作の世界観を音楽で表現しており、物語をより深くより鮮やかに紡いでいる。

新時代を切り拓く2020年にふさわしい渾身の長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』がいま、生み出される―
{/netabare}

スタッフ{netabare}
監督:佐藤順一/柴山智隆
脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン:池田由美
演出:清水勇司
作画監督:加藤ふみ/横田匡史/永江彰浩/村山正直/薮本和彦/石川準/藤巻裕一/植村淳/小峰正頼/橋本尚典/石舘波子/加藤万由子/小野田貴之/田澤潮
美術監督:竹田悠介/益城貴昌
色彩設計:田中美穂
CGディレクター:さいとうつかさ
撮影監督:松井伸哉
編集:西山茂
音楽:窪田ミナ
主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサルJ)
企画:ツインエンジン
制作:スタジオコロリド
製作:「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
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キャスト{netabare}
笹木美代:志田未来
日之出賢人:花江夏樹
深瀬頼子:寿美菜子
伊佐美正道:小野賢章
笹木洋治:千葉進歩
水谷薫:川澄綾子
斎藤美紀:大原さやか
坂口智也:浪川大輔
猫店主:山寺宏一
楠木先生:小木博明
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感想

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公式のあらすじ
{netabare}
私はあたなの力になりたい。好きって言われたい―

笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。
そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった・・・。

それは、猫の姿になって 大好きな日之出に会いにいくこと。

実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた猫の店主から、「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。
普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。
≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。

猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。
ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、≪人間≫を捨て≪猫≫として生きるよう迫られる・・・

このままずっと、彼のそばにいたい。でも、《私》に戻ることができなくなる――
自分が誰に支えられているのか。大切なものに気がつくとき、二人の世界が変わり始める。
{/netabare}
感想
{netabare}
ざっくりしたあらすじは↑を見てね☆彡


ムゲはお母さんが家出して、捨てられたって思ってて
お父さんが新しくいっしょに暮らし出したカノジョの薫さんとも
あんまりうまく行ってないみたい。。

賢人クンはお父さんが死んじゃったのかな?
陶芸工房をやってるおじいさんとお母さん、お姉さんの4人暮らしで
お母さんから進められる進路のことで
自分の意見をはっきり言えなくって悩んでる。。


明るくしてるけど、あんまり人の世界にいたいって思ってなかったせいか
ある晩、妖怪っぽい猫のお面屋さんから、かぶると猫になれるお面をもらって
猫になってクラスメートの賢人クンと知り合って
猫の太郎になって賢人クンにかわいがられる気もちよさを知ったみたい。。

それで賢人クンに恋して、積極的にアタックしてったんだけど
人のムゲは冷たくされるだけで
ムゲは猫になって賢人クンのところに入りびたるようになったの


そんな猫になってたときに、賢人クンが
何でもはっきり言えるムゲがうらやましい、みたいなこと言ってるの聞いて
賢人クンになぐさめる手紙を書いたんだけど、クラスの男子にからかわれて
恥ずかしく思った賢人クンから、キライだ!って言われちゃった。。

それに、がんばって明るくしてるのに、薫さんにも
笑ってないで言いたいこと言えばいい、とか言われちゃって
とうとうキレて、猫になって家出しちゃったんだ。。


そのまま賢人クンのところに行って
ずっと猫のままでいいかな。。って思ったらお面屋さんがあらわれて
人の顔を取られて、人にもどれなくなっちゃった。。


それで3日間帰ってこないムゲのことをみんなが心配して
賢人クンも探してるの知って、ムゲは人にもどりたいって思ったんだけど
ムゲの顔は薫さんの猫に取られて、ムゲの代わりに学校に行ってたの。。

薫さんの猫は薫さんがムゲと仲よくなって幸せになってほしかったみたい。。

でも、自分の猫がいなくなって悲しむ薫さんを見てて
薫さんの猫も猫にもどりたいって思って、賢人クンに本当のことを話して
元にもどしてもらうためにいっしょに猫の世界に行ったの

そこにはお面屋をさがしに来てたムゲもいて
薫さんの猫は人の顔を返したんだけど、ムゲは元にもどれなかった。。

ムゲが元にもどっても、あんまりいことがないから
本気で元にもどりたい、って思ってないのが原因みたい。。


そこに、早くムゲを猫にして残りの寿命を取ろうとして
お面屋が追いかけてきて、猫の姿のムゲと賢人クンは逃げまわるうちに
おたがいに支えられてることに気がついて
ムゲは本気で人にもどりたい、賢人クンももどしたい、って思った。。

そしたら猫の世界で知り合った、元は人だった猫たちも助けてくれて
ムゲは人にもどれて、おたがいに告白した。。ってゆうおはなし



おはなしはよかったけど、ラブコメ成分がたりなかったかも?

ムゲも、つらいのガマンして明るくしてる設定はよかったんだけど
ただのおばかでガサツな少女みたくなってて
悩みみたいなのがあんまり伝わってこなかった。。

それでおはなしが、ちょっと薄くなってた気がする。。


あと、後半のお面屋との追いかけっこが
ムゲが元にもどれるのは分かってるのに
引っぱりすぎてとちゅうであきてきちゃったかも。。

猫になったムゲはかわいいんだけど
人にもどったムゲと、賢人クンがいっしょに逃げた方が
いつの間にか2人が手をつないでた。。
みたいなラブコメっぽいシーンを入れられて、よかったかも?って



全体的にはよかったんだけど、何となく岡田麿里さんがジブリの
「耳をすませば」と「猫の恩返し」と「千と千尋の神隠し」
を見たあとすぐ脚本を書いたみたいな
どこかで見たようなおはなしになってたみたい。。
{/netabare}
{/netabare}

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投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 364
サンキュー:

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