「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||(アニメ映画)」

総合得点
84.1
感想・評価
429
棚に入れた
1964
ランキング
293
★★★★★ 4.2 (429)
物語
4.0
作画
4.4
声優
4.3
音楽
4.2
キャラ
4.1

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

88. さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

終わったけど終わってない

【なぐり書き】【未清書】


TV版、劇場版視聴済み。

TV版放送時は赤ん坊だったので、エヴァシリーズを劇場で見たのはこれが初めてになります。

あくまで私の主観的な感想ということで。


まず、上映時間が長い。3時間という長丁場だったので、飲み物も飲まずに見てましたが、正直3時間があっという間でした。

見終わって最初に頭に浮かんだ感想が「無」でした。
決して面白いとか面白くないとかそういう意味ではないです。なんというか、これが庵野監督のエヴァなんだなっていう感想でした。


序盤は、エヴァパイロットたちの日常シーン。
幸せとは何か、生きるとは何か。何をして何のために生きるのか。なんで生きているのか。うつ病患者が言いそうなセリフを並べてみました(自分調べ)が、何気ない日常シーンは大好きなので、良かったです(語彙力不足)
綾波(そっくりさん)はしっかりと日常生活に馴染んで、日々を精一杯生きているのと対照に、鬱のシンジくんは毎日何もできず、日々死にたいと願いつつも実際には死ぬ勇気がなくてただただどうしようもなく日々を過ごしているこの構図がなんともグサグサと来ました。
そして、生きていたい人が死んで、死にたい人が生き延びる、という構図はなんとも言い難い理不尽なこの世を表しているようでこれもまたグサグサときました。
ちなみに、ホク波ポカ波が見れてとても満足したのと、シンジくんに無理やりレーション食わせる長丁場カットがめちゃくちゃ好きです。あのシーンのカット感動しました。

中盤終盤、庵野監督っぽい演出が幾度もあった。
舞台のセット演出とか、セル原画とか。
ああいう既存の枠に囚われない演出は大好きなので今回も見れてよかったです。

音楽もめちゃくちゃ良かった。若干歌が多いなとは思いましたが。



肝心のストーリーは、まぁ、正直よくわからなかったです。
大部分は旧劇を踏襲していたと思います。

でも、正直わからなくてよかったと思っている自分もいます。
これは庵野監督が30年近くかけて作ってきた言うなればエヴァの集大成であって、もはや庵野監督の人生観と言っても過言ではないと思います。
それをたかだか3時間ぽっちで無関係の一般人が理解しようなんて、無茶な話だと思うんです。

まぁ、表現者なら他人に理解されてこその作品だろという人もいると思いますが(笑)
作品作りなんてほとんどがオナニーみたいなもんなのですから、私は私のエヴァの解釈があり、他の人には他の人のエヴァの解釈があっていいと思うんです。
きっとこの作品には解釈の正解はなくて、それぞれ自分の中にある今このときこの時点の解釈が正解なんだと思いました。


長いことかきましたけど、面白いかどうかと聞かれると、その人自身によると思うので、なんとも言えないです。気になるなら他人の意見に左右されずに自分で観てみて、考えて、面白いかどうかの答えを出したほうがよいと思います。



最後に……

裸シーンパンチラシーン結構あったので良かった!!!!!!!!!

投稿 : 2021/03/08
閲覧 : 198
サンキュー:

5

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

88.が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ