「Yasuke -ヤスケ-(Webアニメ)」

総合得点
59.1
感想・評価
15
棚に入れた
56
ランキング
5802
★★★☆☆ 2.9 (15)
物語
2.6
作画
3.3
声優
2.8
音楽
3.0
キャラ
2.8

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ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

これなら、弥助の一生を描いた方が良かった

実在の人物で織田信長に仕えた黒人、弥助が主人公。
本能寺の変で信長が死んだ後、一人生き延びた弥助が謎の力を使う少女咲希と関わったことにより、闇の大名と戦うことになる。


弥助、信長、光秀のように実在の人物が出てきて年号も出てくるから時代劇と言えなくも無いけど、実際は魔法有りロボット有りミュータント有りの時代劇“風”の世界。


日本で作られた作品だけど、外国人監督が作った作品だから、多少クセがある。
キャラデザは日本海外半々ってとこ。咲希は日本っぽいなと思うけど、弥助や敵将は海外っぽく見える。ただ魔法を使う時、瞳だけじゃなくて目全体が光るとこは海外っぽい。


間違いなのか、わざとなのか知らないけど、ところどころ歴史がおかしい。闇の大名が北条政子だったり、伊賀の首領が服部半蔵だったり、年号は合ってたけどそのほかは史実に沿っていない。正直、もっと歴史を忠実に再現して欲しかった。


弥助を主人公っていうのは面白かったし、闇の大名や特殊能力云々を除けば設定自体は良い。
ただ、せっかく弥助を主人公にしたのなら、弥助の生涯を史実通りに描いた方が絶対面白かった。もちろんオリジナル要素はあって良いけど、魔法や闇の大名やミュータントみたいな世界そのものを捻じ曲げるようなものは受け入れられない。
一応弥助が信長に雇われるとこも回想であったけど、どうやって武士にまでなったとか、光秀以外の武将の反応とか、何だったら夏丸との恋愛を描いても良かった。


黒人に対する差別とか古い価値観と新しい価値観の対比をメインに描いているけど、今どきのアニメだと使い古されたネタだし、それを前面に押し出した作品ってよっぽど面白くない限り受け入れられないから、主張を作品に組み込んだ段階でアニメとしては失敗だったかな。
まあそれ以前に、一番最初の魔法戦争見た段階で色々察したけど(笑)


主人公の声を、黒人ハーフタレントの副島淳が演じてるけど、舞台とかをやるから肩書は俳優なんだろうけど、テレビで観てると食レポとかロケするタレントってイメージしかない。
後は信長と咲希を俳優女優が演じてる以外は普通の声優だけど、咲希の声の人、調べても名前がほとんど出てこなかったから子役か新人なのかな?
それと闇の大名に榊原さんを当てるならもう少しビジュアルを人間っぽく美しくして欲しかった。


それと回想で夏丸の弟が決闘した武士、太田牛一らしいけど、信長の第一人者とも言える太田牛一をやられモブで出したのは、信長公記に対するアンチテーゼなのかな?・・・・・・・いやさすがに考えすぎか(笑)





【各話あらすじ】
1→本能寺の変を生き延びた、武士を辞め村に住み船頭をしていた。ある日弥助に憧れる少年一郎が弥助に負けた後、咲希という病弱な少女のもとに遊びに行く。だが咲希が木刀を持った瞬間木刀が折れてしまう、その後咲希の母親一華が現れ、咲希の異変に気付く。一華を咲希を特別な医者に見せるため、弥助に船頭を頼むが、危険な旅になるため断る。その後弥助は信長に雇ってもらった時のことを思い出し、当時自分が助けた少年と女ながら武士になった女夏丸のことを思い出す。
一華が咲希を連れていく日、弥助が現れ船頭をする。だが途中、謎の四人組に会い、咲希を引き渡せと言う。弥助は二人を守るため戦うが、加勢した一華が負傷してしまう。すると咲希が自身の力を暴走させ辺り一面を吹っ飛ばす。

2→弥助が目を覚ますと一華が付けていた首飾り以外誰も見えなかった。その後弥助は二人を探し、咲希を見つけることはできるが一華は見つけられなかった。弥助は咲希が行く医者を知らないため仕方なく村に戻り、咲希には一華は死んだと言い聞かせた。一方四人組は神父の装いの男に弥助のことを報告し、再び娘を狙う。一華が死んだということにショックを受けた咲希は弥助のもとを離れてしまう。
その間に弥助はかつての伊賀攻めのことを思い出す。古きしきたりを好む明智光秀は弥助と夏丸のことを嫌っていたが、信長は伊賀への交渉に三人を差し向ける。伊賀は黒人と女を認めず、弥助と勝負するが悉く斬られる。結局伊賀は降伏せず、実力を示した弥助は信長に褒められたが喜べなかった。更に弥助を実の息子以上に可愛がる信長だったがそのせいで周囲の反感を買ってしまう。
今に戻り、弥助がいつもの酒場で飲んでいると例の四人組と神父に囲まれる。弥助は神父の誘いを断ったため戦闘になるが多勢に無勢でやられてしまう。

3→神父は弥助を村人たちの前に出し、弥助が一華を殺した犯人にでっち上げ村人に咲希を探させる。一郎は弥助を信じるが弥助の態度を見て咲希を探す。一方四人組の半分ロシア女とロボットは咲希を見つけるが、咲希は能力を使い二人から逃げる。その後一郎たちと合流するが、一郎が弥助が一華を殺したと言ったことにより、自分が力を解放し母を吹き飛ばしたことを思い出してしまう。その後力を暴走させてしまい一郎に怪我を負わせ、咲希はその場から逃げる。一方捕まっていた弥助はミュータントだった神父から拷問を受けていた。
その間にかつてのことを思い出す。伊賀侵攻当日、信長は弥助や夏丸を連れて、伊賀の首領服部半蔵と戦おうとしていた。半蔵の動きを読んだ弥助により伊賀の軍勢は壊滅するが、弥助が何故読めたかを夏丸は知る。実は夏丸は伊賀の忍びで半蔵の部下だった、弥助は以前戦った忍びが同じ首飾りをしていたため気付き、夏丸を使い半蔵をおびき寄せていた。夏丸は弥助と戦い、弥助が勝つが弥助は夏丸を抱きしめ泣く。
ロシア女たちは倒れている咲希を見つけるが、目覚めた咲希に逆に捕らえられ神父たちのもとへ連れていかれる。ミュータント神父と咲希の戦いに、神父が本性を現し、優勢だったが、捕まっていた弥助が目覚め形勢逆転、神父に十字架を刺し殺す。四人組はただの雇われだったため、神父から金を奪い、弥助たちを後にして去っていく。

4→咲希は医者の名前が守助だったことを思い出す。守助はかつて弥助と共に戦った武士で、咲希と同じような力を使っていた。どちらにせよこの村にはいれないと考え、弥助は咲希を連れ守助のもとを目指す。その時、自分の刀を持って行く。
闇の大名は部下の黒坂に命じ、神父の死体を調べさせ咲希の能力を知る。大名の命令で黒坂は部下を率いて、咲希を探す。弥助たちは裏道を進むが途中の村で黒坂は自分たちを探すために村人を脅してるのを見つけ、仕方なく黒坂と戦う。咲希の力のおかげで黒坂を追い払うことに成功し、再び守助がいる場所を目指す。ついに守助と会う。守助は咲希の力を目の当たりにして自分達の救世主が来たと喜び、咲希と同じような力を持つ子供達も咲希を快く迎える。役目を終えた弥助は守助に自分は戦わないと言い、去っていく。
一方黒坂は闇の大名に任務に失敗したため大名に殺され、別の部下闇の将軍が咲希を追う。守助と咲希のもとを去った弥助は闇の軍勢が迫っていることをする。

5→弥助はすぐに引き返し守助たちと共に闇の軍勢と戦おうとする。弥助は守助の軍隊の大将となり敵の大将闇の将軍と会い一騎打ちを申し込む。闇の将軍は何と明智光秀だった。光秀は弥助の申し出を受け一騎打ちを始めるが、弥助はそれを破り、横から弓隊に奇襲させる。一方咲希は闇の大名からの遠隔攻撃で幽界に囚われていた。守助は咲希を助けるため意識を幽界に飛ばし闇の大名と戦いながら咲希を助けようとする。だが咲希は力を目覚めさせ闇の大名を追い返し、さらに光秀の闇属性を解除し普通の人間に戻してしまう。さらに戦場に咲希に呼ばれた例の四人組が現れ弥助たちに加勢する。弥助は普通の人間となった光秀を討ち、闇の軍勢を倒す。
一件落着かと思いきや、闇の大軍勢が現れ守助たちの拠点を襲う。四人組も黒人の男を残してやられてしまい、守助は地下を通り弥助と咲希に闇の大名を討ちに行かせる。

6→弥助と咲希は闇の大名がいる安土城に着き、大名を探す。だが途中弥助が操られてしまい、闇の大名が死んだ信長に見え咲希が大名に見えてしまう。弥助は大名と思い、咲希に斬りかかるが咲希が付けていた首飾りのおかげで正気に戻り、本物の大名と戦う。
一方守助と四人組の生き残りは塔に籠城し結界を張り敵の猛攻から皆を守る。しかし敵が巨大な融合体になり籠っていた塔に襲い掛かる。四人組の生き残りで黒人の男は守助たちの力を使い、巨大な分身を召喚し時間を稼ぐが、すぐにやられてしまい、塔の結界も解けてしまう。
一方大名は本体を現し弥助と咲希に襲い掛かる。咲希が大名の触手にやられそうになった時弥助が身を挺して守り、大名が咲希を取り込もうとした瞬間、力を目覚めさせ大名を倒す。しかし弥助は死んでしまい、咲希は悲しむ。だが咲希の涙が弥助を蘇らせ、全てが終わる。
塔を襲っていた融合体も大名が倒れたことにより崩壊し、守助たちが勝利する。弥助たちは守助たちと合流し喜びを分かち合う。黒人の男は大量の報酬をもらって去り、弥助と咲希は自分達の村へ帰って皆と和解する。
弥助はその後、夏丸の墓へ行き夏丸の弟に剣を渡し去っていくのだった。

投稿 : 2021/09/18
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