「境界戦機(TVアニメ動画)」

総合得点
62.3
感想・評価
101
棚に入れた
318
ランキング
4853
★★★★☆ 3.1 (101)
物語
2.8
作画
3.3
声優
3.2
音楽
3.2
キャラ
2.9

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ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

相(AI)棒

周辺国によって分割統治された未来の日本。
椎葉アモウは自立思考型AIのガイと出会う。
廃工場に隠されていたロボット型兵器のケンブを使って日本を取り戻す組織に加わる事となった。

本作品はロボアニメ。
無人・有人と分けられますが、人型兵器同士が戦います。
アモウは操縦者としては初心者。
AIガイの手助けが大きいでしょうね。
ケンブのメインシステムとなったガイ。
アモウの相棒となったガイは道標となりました。
ロボ作品を敬遠する人は多いみたいですが、人型ロボはアニメファンの夢。
現実的では無いですが、未来の技術を信用する事から始めましょう。

分割統治された日本列島。
日本周辺には中国・ロシア・アメリカなどなど、大国が領土拡張を虎視眈々と狙っています。
尖閣諸島や北方領土、竹島や沖縄などの事もあります。
まあ、将来の日本はご想像にお任せします。

椎葉アモウ・鉄塚ガシン・紫々部シオンの3人は、人型兵器を操縦。
AIを搭載している事も共通していますね。
レジスタンス組織としては必要となる戦力。
大国と渡り合うにはゲリラ行動が地味に効きます。
ケンブのAIガイ・ジュウガンのAIケイ・レイキのAIナユタは、それぞれ3人の操縦者を手助け。
AIを使った人型兵器を人間が操縦。
派手な戦闘シーンで活躍します。

1期のメインは3人のロボとゴーストと呼ばれている無人人型兵器との戦いでしょうね。
ゴーストは日本を統治している諸外国からもマークされていました。
一方、ガシンに父親はゴーストによって殺害されています。
隠岐の島に潜伏していたゴースト。
ゴーストによる被害を防ぎたかったレジスタンス組織。
3人のロボとゴーストは対峙します。
アニメ作品としてはラスト2話を使って1期を結末。
3人のロボとゴーストの戦いによってお互いに被害は出ますが、
ラストは2期への含みを持たせて終わります。

ロボ作品が苦手な人には受け入れられない内容でしょうね。
古いアニメはロボを夢のように描いてきましたが、現在の技術では難しい事も多いです。
本作品はAIを使っている事が肝です。
複雑な動きを手助けするAIの存在。
疲労が蓄積する人間では到達できない領域かもしれません。
まあ、ロボ作品は所詮SF。
未来の科学技術を信用したフィクションです。
未来の戦争は避けたいですが、未来の技術は夢ですね。
分割統治された日本列島を守るために日本人が活躍する物語でした。

投稿 : 2022/07/09
閲覧 : 163
サンキュー:

9

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