「くノ一ツバキの胸の内(TVアニメ動画)」

総合得点
68.4
感想・評価
192
棚に入れた
566
ランキング
2055
★★★★☆ 3.5 (192)
物語
3.1
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 原作者が「からかい上手の高木さん」の山本 崇一朗氏だが、本作の主役であるツバキが
高木さんと同じく、おでこが広くて、それを見せるような髪型ということで、「作者はおでこ
好きなのかな?」と思ってしまった。
 で、これを書いている現在、放映中の「それでも歩は寄せてくる」の主役である
八乙女 うるしを見るに、その感はより強くなった。

 このツバキを始め、可愛い女の子が出てくる出てくる。
 数が多いとそれだけで華やかになるものの、この話数でこの人数は多すぎという感じ。
 そのために紹介だけで終わったキャラも多く、キャラの印象度はかなり差異があったかな。

 本作の重要なファクターが「男性」。
 本物は登場することなく終わったが、「あかね組」のくノ一たちの好奇心や偏見を抱く
興味ある存在として話を引っ張っていた感がある。
 もっとも後半はいささか単調になってしまった印象がある。
 過去に少し似たようなコンセプトの「恋愛ラボ」という作品があり、男性と接点のない
女子中学生が男性や恋愛などを女子だけで想像したり、シュミレートするような内容だったが、
後半は本当の男性と接する実践編とも言うべき展開になり、これにより話が広がった感があった。
 本作もそういったなんらかの変化が個人的には欲しかったが、本作を女子日常系として
捉えると、男性キャラの登場を嫌がる人もいるだろうなあ。

 舞台である「あかね組」の里に関しては、「男子禁制のくノ一の里」を登場させるための
舞台装置と割り切った方が良さそうなもので、あまり設定や世界観は細かく練り上げられた
ものではなさそう。
 彼女たちの忍術は非現実的なものが多く、更に各自の得意技が異なるということで、
異能ものに近い感が。
 この個々の得意技の違いは各キャラの個性付けにも役立っていたように思える。
 基本バトルものではないが、それでも戦闘シーンはそれなりにあり、この辺のアクション
作画はなかなか楽しめた。

2022/09/18
2022/09/19 誤字修正

投稿 : 2022/09/19
閲覧 : 126
サンキュー:

4

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