「神クズ☆アイドル(TVアニメ動画)」

総合得点
65.3
感想・評価
112
棚に入れた
297
ランキング
3306
★★★★☆ 3.2 (112)
物語
3.2
作画
3.0
声優
3.4
音楽
3.2
キャラ
3.4

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 最初はオーソドックスな男性アイドルものかと思いきや、かなりコメディ色の強い作品。
 死んだアイドルの幽霊が登場するなど「IDOLY PRIDE」を思い出すが、本作はコメディ
作品ゆえに湿っぽい要素はほとんどなく、幽霊である最上 アサヒもこの世に未練こそ
あるものの、基本的にはあっけらかんとした感じ。
 このアサヒが女の子というのは、ZINGSが男性アイドルであるため、視聴ターゲットを
男女両方に上手いこと広げていた感があった。

 アサヒと仁淀 ユウヤの関係性は、金は欲しいが楽したいためにアイドル活動を
やりたがらない仁淀 ユウヤと死後もステージに立ちたいアサヒの互いのメリットが合致した
取引的関係であるがそれだけに終わらず、二人での活動を通して仁淀もアイドル活動に真摯に
なっていく過程が描かれており、そういった仁淀の変化も観ていて嬉しくある。
 そして、アサヒもそのことを喜んでいるようで、そういった二人の関係性自体も変化が
生じているようで、この関係性がが好ましく映る。
 素の仁淀と、アサヒが憑依した仁淀のテンションの違い振りが面白く、中の人である
今井 文也氏の演技が良い。

 アイドルサイドだけでなく、ファンサイドにも焦点を当てており、アイドルファンの
暮らし振りや考え方を知れるのはなかなか面白い。
 こういうところは「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(以後、「推し武道」と表記)に
通じるものがあるが、推し武道のChamJamが女性アイドルグループだったのに対して、本作の
ZINGSは男性アイドルグループということで、同じアイドルファンでも男女アイドルで差異が
感じられるたのが興味深い。

 最終話はほぼZINGS二周年ライブの描写に当てられている。
 このライブはこれまでのZINGSの集大成的位置付けだが、メタ的にも1話から描いてきた
もののまとめ的な印象を受ける。

2022/09/25

投稿 : 2022/09/25
閲覧 : 123
サンキュー:

5

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