をれ、 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
映画版も視てみました。
公式サイト
https://yurucamp.jp/cinema/#top
アマプラ特典で視られるようなので、さっそく視はじめましたが..開始2分で飯テロに会いw、お腹空きましたので、夜食を物色しに台所に行ってきます。
その後、終わりまで視てみました。本作ではキャラ達は高校生ではなくて、いわゆる社会人(この言い方ワタシ的にキライです)で、皆お仕事に就いています。今の時世、一人ぐらい実家からあまり出ない人がいても..って思いましたが、まあそんなことはどうでもイイです。
流石に大人になったので、おバカ(関西ではあふぉ)な言動や行動は少ないないです。その代りといっては何ですが、キャンプ場を開くという目標(夢レベルかな)に向かって高校卒業後一時期疎遠だった野クルメンバーが結集します。生来のコミュ力や現状改善能力を発揮し、完成が目に見えましたが、あることのせいで完成が遠のきます。そしてついに..っていうお話でしたが..。
高校生の未来のキャンパーに、なでしこが的確なアドバイスをしているシーンを視て、何故かチョット寂しさを感じました。キャンプ初心者だったこのコがもうキャンプ達人になってしまっているので、もうかつてのようなおバカをやらかしてはくれないんだろうと思ったからです。
人の推すかと言われたら、夢物語よりもリアるなお話しを好むならば、受けて入れてもらえる気がします。その理由は、まるでPA制作作品のお仕事シリーズのようなマジメさの強い作品で、見方によっては面白みに欠けるかもしれませんが、そのマジメさ故に夢物語じゃない現実味があるからです。ワタシ的にそこが本作の美点だと思います。キャンプ場を作るというある意味夢物語を現実的なお話に落とし込んだら、こうなるのはワタシ的には自然だと考えます。