「秒速5センチメートル(アニメ映画)」

総合得点
87.0
感想・評価
3877
棚に入れた
17923
ランキング
145
★★★★☆ 3.9 (3877)
物語
3.9
作画
4.3
声優
3.5
音楽
4.1
キャラ
3.6
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秒速5センチメートルの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この頃の新海さんは嫌いじゃなかった(83点)

正直異様な売れっ子になってからの新海さん作品は全然駄目!という前提で書かれたレビューなので、違う見解の方は不快になるかもしれないのでブラウザバックして頂ければ幸いです。


とにかくこの頃の新海さんの美術は圧倒的!。キャラのビジュアル薄味だから、もう背景のみでキャラクターの台詞やモノローグが被っていくだけでも成立しそうなくらい語っている美術である。リアルなのに、リアルを超えて詩情を帯びてすらいる。これだけで満足なくらい。


しかし、「君の名は」以降は足しすぎて引き算が出来ていない。キャラのビジュアルも強くなり、音楽も主張しすぎ、尺もスケールも無駄に大きくなり、あ~やっぱり新海さんってストーリーテラーとしては上手くないなぁ~とわかってたこともより歴然としてしまった。


本作の頃は小品だったし、絵空事じゃない地に足がついたテーマ性もあった。本作のテーマは、あの花トリオが描き続けてきた、「あの頃」に囚われてしまっている主人公だろう。故にラストの展開は、やっと主人公が思い出から先に進める予感、心地よいほろ苦さがあって好感がもてた。


「君の名は」以降はもう…。まぁ、そっちのレビューで書いてるからもう言うまい。二度あることは三度あるだろうから、私としてはもう新海さんの映画は後で見ればいいコーナー行きです。

投稿 : 2021/04/14
閲覧 : 224
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27

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新海誠監督作品視聴8作目。オムニバス形式で描かれる男女の恋愛模様。

新海誠監督の作品は個人的に8作品目の視聴です。
他の新海作品の君の名は、言の葉の庭、「雲のむこう、約束の場所」、「星を追うこども、ほしのこえ、天気の子、彼女と彼女の猫は視聴済み&レビュー投稿済みです。

今作は1時間ほどの作品です。
主に男女の恋愛模様を3話に分けて描いています。
主人公の遠野貴樹くんの恋愛を描いています。
派手なアクションなどはないものの、雰囲気や背景などは新海作品らしさを感じた。静かな新海作品も良いなと思った。

投稿 : 2021/02/23
閲覧 : 55
サンキュー:

12

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あのころは、それくらい。

序。

{netabare}
初めてのキスは、常永遠のとばり。


この人の大丈夫になりたい。そんなトリガーを引かせるんだもの。

この人を大丈夫にできない。そんなハンマーを打ちつけるんだもの。




恋する心は、四季折々の初露。


ときに、自己愛の強欲な発露、自分かわいさへの貪欲な執着心です。

ときに、利他愛の無償の迷路、マスターキーを得たいとする聖なる祈りです。


縦を通せていた自分を、横に置かなければならないのが、恋のいざないです。

しかも、思春期の入り口にみられるジェンダー(社会的規範における性差)とセクシャリティー(生物学的性差)という二つのシナリオを同時に読ませるのです。

ステージの上の初心者たちは、難しい演出に戸惑いながら、終幕をめざして演じるのです。



恋のシナリオは、性と生の一致を求めようとします。

それは、螺旋するDNAを分かちがたく結びつけようとします。

それは、無窮の宇宙ですれ違う銀河の腕からこぼれた星のひと粒です。

初めのうちは何気ないニアミスだったのに、万が一の事態となれば、目も当てられない勢いでスパークします。

それが痛みに感じないなんてことはありえません。



いったんそのフェーズに入ってしまったら無視するなんて不可能です。

すでに制御不能なレベルになってしまっていることに八方塞がりです。

いくたびも焦がされ、時には燃えきって消滅してしまうこともあります。

でも・・・。

奇跡のようなタイミングで邂逅し、みずみずしい未来につながるときもあります。



そんな少年と少女らが見せる恋の入り口での繊細な心象を、秒速5センチメートルというシチュエーションで表現したのが本作品です。



初めてのキスは、惹きあう二人の気持ちを、秒速から光速へと一気に引き上げ、瞬時に引き剥がしてしまったようです。

手紙の通底にふれあう前に、いきなり大人の世界に飛び込んでしまった二人です。

キスの証をシェアしあえない距離に、不安と怖気が先に立ってしまったのは無理からぬことです。

それに、本心を手紙にしたためていたのなら、メールを交わさなかったのもやむを得ないことでしょう。



もしも、ともに歩む時間を、あといくらかでも持ちあえていたら、選択も結果も違っていたかもしれません。

そう、思いを馳せています。




かようなまでの恋心の離叛を、何ゆえに新海氏は、再び描いたのでしょう。

どうして穏やかな二人の魂を、すさぶ外界へと押しやり、あまつさえ隔てさせたのでしょう。

もしかしたら、ピカソが「青の時代」をくぐったように、新海氏にも「秒速5センチメートル」を必然とする心情がおありだったのかも知れません。


{/netabare}


~   ~   ~ 


rough。

{netabare}
桜の花びらが舞うシーンは、思春期への入り口。

思わしさをそっと心にすべり込ませるプロローグです。



初めてのキスは、心のむすびめと体のつなぎめ。

解きようのない問いを質し続けるボーダーラインです。



踏切の佇まいは、夢の渇きを序に置きかえる予兆。

自己耽美からの解放に胸を撫で下ろすエピローグです。


{/netabare}


~   ~   ~ 


願い。

{netabare}
その面影に狂おしいほどに焦がされるのは、恋だからこそ。

跳ねまわる心の諫めように涙を涸らすのも、恋すればこそ。

耐え忍ぶ夜に真実(みち)を見いだすのも、恋なればこそ。

すべての選択肢が揃っているのも、恋ゆえにこそ。



ですから・・・

三つの短編の、ただのひと言も聞き逃さないでほしいのです。

四人のわずかな息づかいの一つにも耳を聳ててほしいのです。



どうか、からだを伏せませんように。

どうぞ、こころが折れませんように。


{/netabare}


~   ~   ~  


それくらい ①

{netabare}
なんだか楽しげでいられたとき。

図書室の窓枠に凪ぐカーテンのささやく声は、それくらい。

踏切のうしろの君と、私とのわずかな差なんて、それくらい。



どんなにか待ちわびていたとき。

空っぽの郵便受けの扉にも、明日はきっとと祈るので、それくらい。

立つ湯気になぜか心は落ちるから、つのる望みも、それくらい。



恋しさをごまかしきれないとき。

かしこまる言葉づかいを演じても、お見通しだね。それくらい。

キスのあと無邪気もがまんできなくて、抱きしめていい? それくらい。



愛しさの行く末に震えたとき。

あてどなく温む毛布の湿りけは、だれの吐息か、それくらい。

うつし世につばくむ恋のかなしさよ。なぜ君なのと、それくらい。


{/netabare}


~   ~   ~  


それくらい ②

{netabare}
夏よりは近くに聞こえてくるひぐらしの声。

オフショアに立ちあがる波と私との息が合うなら、それくらい。



シールドを叩きつける雨粒が、止めどもなく不安を掻き立てる。

だからってカブの背中にはしっかり付いていきたいからメーターの誤差は、それくらい。



大気を震わせる轟音が、心臓の鼓動を一瞬、奪い取っていく。

蒼天をキャンバスとして往く一閃を、瞳に映せば、それくらい。




眩しすぎた 液晶の灯り。


寡黙すぎた 星の瞬き。




初めから気づいていた。

分かっていた。それくらい・・・。



誰もが、コスモナウトに選ばれるわけじゃない。


{/netabare}


~   ~   ~  


それくらい ③

{netabare}
あなたに届くようにと願った営みは、きっと千回を超えていると思います。

でも、指一本分の隔たりが、大きすぎる抜け殻に育ってしまったのです。


だから・・・。


携帯の指先の困りようは、いつからか、それくらいです。

携帯に触れたがる疼きようは、いつまでたっても、それくらいです。


{/netabare}


~   ~   ~  


それくらい ④

{netabare}
桜葉の賑やかな季節は、どんなに待ってもやってこない。

踏み出せず。

踏み越せず。

一歩めの気持ちはいつだって "秒速5センチメートル"



置き去りにしたまま手放せなくて。

見切れないままに降りられなくて。

戸惑いに手を焼きながら、境界に永くまごついていた。



僕という人間が、僕という存在に、赦罪を与えるための膨大な時間。

本心を蒙昧と扱った僕が、君への真心を憚った罪を、あがなうための遠大な途のり。



逡巡に費やしたエネルギーを、もう一度入れ直すなら、それくらい。

不実を断ち、利他愛の豊穣に満たされるまでは、それくらい。


{/netabare}


~   ~   ~  


結。

{netabare}
思春期の淡いつまづきをモチーフにして、すれ違う仄かな切なさを、前作とは比べられないほどにリアルに寄せて描いた作品です。



高樹と明里は、二人きりの世界に内向することを自分たちらしさと思っています。

同時に、情緒的に深く結ばれ、精神的に愛着しあう間柄として表現されています。

ところが、現実の振る舞いは強大で、その圧力を世界からの拒絶として、中1の高樹は受け止めてしまいます。

その決心が頑ななバリアを築き、明里と交わした約束さえも、幻影のお作法の中に押し込めてしまいます。



その後の高樹は、愛着そのものにふたを被せ、春のめぐりにも気づこうとしません。

澄田花苗にも水野理紗にも、真冬の凍りの空気をまとい、ただ遠くを見つめるばかり。

愛することも、愛されることも拒み、あたかも世界は自分を愛さない、自分は愛されない存在として、自縛を強め、心の潤いを涸らしてしまったかのようです。



初めてのキスは、内向していた2人のセカイをガラリと変革させるほどのトリガーを強く引かせたと思うのですが、同時に、外の世界に立ち向かう高樹の決意を打ち砕くハンマーにもなってしまったのですね。

そんな彼の心は、明里への思慕の想いを上回る焦燥に炙られ、深いトラウマを抱えてしまった埋み火と言えるのかもしれません。

もう一度火を熾すには、利己愛に偏ってでもそれを希求する先鋭がまず先に立ち、ついで利他愛の不足に畏縮する反動にも向きあい続けるという、アンバランスな煉獄に身を置かなければならなかったでしょう。



恋のターニングポイントの瞬間がナーバスなものになってしまうと、芽吹きにも、あるいは落葉にすら気づかないほどの強いバイアスをかけてしまうことだってあるかもしれません。

そうなれば、星を追うことも、雨情に泣くこともなく、ムスビという神契も忘れ、晴れ間にだって無関心になってしまいそうです。





高樹は、明里の言葉を二重に縒り合わせてしまったのだと思います。


「秒速5センチなんだって。桜の花の落ちるスピード。」

その物理的な速度は、彼の身体を心ごと、閉じられた踏切に括りつけてしまったのだと。



「高樹君はきっとこの先も大丈夫だと思う。ぜったい。」

その背中を押す励ましは、彼の心を身体ごと、迎えることのない春に縛りつけたのだと。




高樹の心は、明里の言葉に回帰するまでに15年を要しました。

それは、踏切に断ち切られた12歳の心が、渡り終えた身体に追いつくための、どうしても必要なプロセスだったのかもしれません。




彼のこころ根は、とても誠実で、そして愚直です。

岩舟駅の根雪は、待ちわびていた春の色を、白日夢の幻影に埋もれさせてしまいました。

種子島の南風は、弓引く想いを舞い上がらせ、無窮の狭間へと運びさってしまいました。



でも、東京での暮らしは、幻にばかり生きてきた渇きの兆しを少しずつ受け入れていきます。



ですから、私は、高樹の微笑みがとても嬉しいのです。




「あのころは、それくらい・・・。」


彼がそう思えるのなら、花びらも、違う速さで舞いはじめると信じたいのです。



P.S
{netabare} Tulipの "サボテンの花" 、聴きたくなります。 {/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2021/02/21
閲覧 : 317
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14

ネタバレ

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

鮮烈な記憶という束縛

中学1年の早春、大雪の中、1年ぶりに君に会いに行く。
もうすぐ僕は遠い町に行く。二度と君に会えないような気がする。
君に渡そうと思った手紙は風に飛ばされてしまった。
雪のため、電車は容赦なく遅れる。それでも僕は電車を乗り継ぐ。
もう日付は変わろうとしている。君はもう待っていないかも知れない。
やっと着いた目的の駅。君は待っていてくれた。

思春期の鮮烈すぎる思い出。そして思い出に縛られ続ける主人公。

この年代の感性は、人生の中で特別なものだと思う。
自分も数十年前に聞いた音楽から、未だに離れられないでいる。
現代の音楽が、昔に比べ劣っている訳ではないのは理解できても、
あの頃のような感動は湧いてこない。

とは言え、進まなければならない。
たとえ、どんなに遅い歩みであっても。

投稿 : 2021/02/17
閲覧 : 57
サンキュー:

3

ガバ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ノスタルジー

新海アニメといえばコレ(だった)。美しい音楽、背景がすべて。ストーリーはそれらに合わせるようにあれば良い。ノスタルジーです。

投稿 : 2021/02/17
閲覧 : 32
サンキュー:

1

ネタバレ

gg さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

主人公が気持ち悪い

評判だったので見てみたが、
絵が綺麗な以外、褒めるところが見つからない。

見ていて感じたのが、キャラの掘り下げができていない以前に、
この監督、人間観察できないのかな?ということ。
{netabare}
とにかく、主人公が変。
第1部からちょっと変だと思っていたが、
第2部の丘でメールをぽちぽちしているシーンとか、
言い寄ってくる女の子がいるのに、
いつまでも昔の恋にしがみついて、
思春期のリビドーをガン無視したキャラ設定とか、
ファンタジーすぎて引きました。
{/netabare}
一応全部見てしまったが、止めときゃよかった。

投稿 : 2021/02/02
閲覧 : 71
サンキュー:

3

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

童貞臭い誇大妄想を備えた非現実的物語 だと個人的に思った

何というか実直に言わせてもらえれば
現実世界という妄想を抱いた童貞の誇大妄想のように感じました

現実世界やリアルだと評価してる人が感想を述べるのですが
…正気ですか?と思いました


というのも
まるでなろう作品によくある社会弱者の異世界転生へ入る前のような話だったからです
異世界モノの入り方は現実的だったんでしょうか?

これを評価している人の言い分がちょっとよく分からないです
君の名は。の場合はSF的な要素を加えているので評価していますけど
この作品は結局単なる寝取られ物語のようにしか感じられなかったです


それで…主人公はどうしたいの?って思いました
入り方だけ真似するなら「あの花」がありますよね
あの花の場合は1クールでまとめられて最後に感動を持ってきました


ただこの作品は単なるリアルという妄想的現実路線で描きながら
寝取られてるのに会いたがる主人公のどうでもいい姿にしか見えなかったです
正直見ていて気味が悪かったです

何故この女の方は主人公に見せたがりなのか?
何故主人公はそんなに昔のどうでもいい女にうつつを抜かしたがるのか?


これらを現実的だとリアルだと評価する人は
「引きこもりニートが親が死んで仕事に復帰する姿を描いた作品」が出たとしたら忽ち評価をするって事ですよね?
そこに作画や整合性などを加えていれば忽ち良作の出来上がりです


ですから自分はとてもリアルだとも現実的だとも思えません
結局は安直なネガティブ的人生観を題材にして描かれた妄想作品の一つにしか思えなかったです
しかし、自分は君の名は。は一定の評価をしています


ですがこれはさすがに酷い作品と言わざるを得ない出来でした
リアルって何でしょうか?主人公が弱者的だったり弱者妄想で描かれた
「こんな人生は嫌だなぁと思った主人公物語を考えさせられる系に演出を変えただけの物語」
がリアルで現実的なんでしょうか?

物凄く安直的で
物凄く偏った
そんな低評価な非現実的な妄想的現実作品でした

ドキュメンタリー見て「考えさせられたぁ~」って思う人がいるドキュメンタリーより
内容の薄い作品でした
ドキュメンタリーも嘘を誇大表現した人(でっち上げ話)や最初からエキストラにやらせている事も多いんで
とてもじゃないですがこうした悪ノリ路線はリアルには感じられなかったですかね


結局これの評価している人はあまり経験が少ない人が多いように感じられます
少ない経験なものだから、「現実的だ」「リアルだ」と思うのでしょうが
経験をそれ程してきた人なら「どうでもいい他人の人生の一つ」程度にしか思わないと思います

例えで言えばヤフー知恵袋やがーるずちゃんねる辺りで相談しているエピソードくらいどうでもいい話を
誇大表現と共に暗い鬱演出している作品だと自分は思いました

「嫁が寝取られてて話を聞くと夫が良くしてくれなかった
夫である自分は確かにそういう部分もあった」
そうした知恵袋で語られたどうでもいい妄想的生々しさをところどころ演出させて考えさせられる系に持っていった
そういう中身の無い作品だと思いました



ある程度経験してきた人から見れば
「他人の人生の中の小さな時間の中の小さなエピソード」であり
それが人生を歩むうえで蟠りにもならない出来事の一つにしか思わないと思います


「NHKへようこそ!」をリアルだと思ってる人みたいなものです
あれリアルですか?NHKの主人公がいたとしたら
今だととある事をきっかけにフォロワー数獲得してると思うんで
あまり現実的には思えないです


あまり考えない人にとってはこれはリアル物語的なのでしょうが
少し考えを巡らせる人にとってはこれは妄想的で童貞的な作品だと自分は思いました


考えれる考えさせられる以前に
内容が薄くて貧弱であまり語られる部分が見当たらなかったです

投稿 : 2021/01/21
閲覧 : 78
サンキュー:

4

ネタバレ

おはな先生 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

現実に近い

経験した人も多いであろう、幼い頃のピュア恋愛と、失恋の淡く苦しい思い気持ちを切なさと一緒に描いた作品かなと。

新海誠さんの作品に多い。見終わった後のスッキリしない感じがこの作品にも現れていました。だからこそ、すごく現実の人生に近いんじゃないかなと思います。現実にそうそうすごく気持ちのいい終わり方をする恋愛ってないと思うので。

第一話、東京から栃木の岩舟駅に電車で向かいますが、雪のため遅延。約束の場所にかなりの時間遅れることになってしまいます。現代であればスマホをもっている中学生も珍しくないでしょうから、互いに連絡をとれずやきもきしながら待つことはなくなってしまったでしょうが、舞台の設定は平成初期。まさに月9のドラマでも「すれ違い」を上手く使ったトレンディドラマとほぼ同時代。この時代設定だからできた状況だったのだと思います。また、舞台となった栃木県の岩舟駅、平成初期と異なり現在は無人駅。アニメにでてきた駅員さんもストーブももうありません。電車も時代の違いを反映して、中学生時代の主人公が乗ったものと、第三話で明里が乗ったものとは異なるものになってます。そういったものが時が経ってしまったことを見ていて実感させてきました。

何よりも好きなのは主題歌。特にアニメ終盤の主題歌に合わせた映像はとても綺麗で見入ってしまいました。

新海誠さんの作品のいいところがいっぱい詰まった素敵な作品だと思います。これからも監督の作品を見ていきたいです。

投稿 : 2021/01/18
閲覧 : 40
サンキュー:

4

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

1・2話と3話は繋がるのか?

1話と2話まで見たところではまだ理解できたのだが、3話を見てから、よくわからなくなってしまった。

というのも、1・2話と3話では、なんだか世界観が全然違うように感じたから。

{netabare}1・2話は、誰もがするような体験じゃなく、フィクション色の強い話じゃなかろうか。中学1年生の男の子が、女の子に会いに行くために東京から岩船まで一人で電車に乗り、4時間遅れたのに女の子が待っていて、帰り道にキスするような体験をする人なんて、多くはなかろう。

いっぽうで、3話の話は、過去の忘れられない恋愛を引きずるという程度に抽象化すれば、それなりに体験する人が多い話なんじゃなかろうか。

1・2話はアニメ的なフィクションなのに、3話でいきなりノンフィクション的なやや実話ドラマよりの話になって、話のつながりがないように感じた。

wikiを見たら、3つの話は別々に書いてあとからひとつにつながると思って連作にしたとあった。

しかし、個人的には上記の理由で、根本的につながらないと感じたので、変な違和感しか残らなかった。{/netabare}

スタッフロールを見る限り、制作スタッフがものすごく少数で、この人数であの背景を描いたというのは驚き。いっぽう、人物は表情に乏しいように感じた。

投稿 : 2021/01/01
閲覧 : 41
サンキュー:

1

VECCI さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

吐き気がするほどロマンチックだぜ

「あなたもこの美しさの一部です。」

見惚れる程の全身全霊フルパワー超絶背景の中に凡庸な人物を置くことによりそう言いたかったそうな。わかりにくいなオイ。でもこれを知って色々腑に落ちた。新海誠に初めて触れた一般層は「いやいやこんなにキレイなもんじゃねえだろコイツ恋愛したことあんのかどうせDTの妄想だろきっしょ」と思う層が大半だろう。そして「とても現実的。切ない。これこそリアリティ。」と思える方はこの監督の想いがしっかり届いたということでしょう。

これは救いの物語。世界丸ごと優しさで包み込む慈愛の世界。
美しい世界と美しい時間を切り取って抽出されたパッケージ。

「新海誠=背景凄い」
誰しもが受ける第一印象は、複数の作品を視聴した後も更新されない。

「自然の美しさに救われた」
この強烈な原体験から生み出される圧倒的な超絶背景。


新海誠は徹底して言い続ける。「あなたもこの美しさの一部です。」それは目の前の勝敗に一喜一憂する必要などないという、いのちの全肯定。それは製作委員会方式になった現行作品でも失われるはずもない一貫したメッセージ。新海は変わったキリッしてる奴は他人のお墨付きが無ければ誉めることも叩くことも出来ない自分を自覚した方がいい。彼は現在も何も変わってやしない。新海誠は最初から最新作まで全部キモい。だがそれでいい。それがいい。それが新海誠という漢、そしてその軌跡はかくも美しい。

投稿 : 2020/12/24
閲覧 : 112
サンキュー:

27

こま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自分と重ね合わせた時。

空想でも妄想でもなく、酷く現実的な作品。
実っても実らなくても人は誰かに恋をする。
その記憶は淡く、人によっては甘いものであり、苦いものでもある。
純粋な恋。甘美な恋。残酷な恋。空疎な恋。悪辣な恋。
それぞれがそれぞれの恋を経験する。
陶然として、盲目として、懊悩して、憧憬して、大切に保管した記憶。
この物語を観て、しまいこんだ抽斗から取り出された記憶を好きだと言えるだろうか。嫌いだと言えるだろうか。
静謐な世界に降り積もった雪と同じように積もった純粋な気持ち。
いつから大人になったんだろう。いつから子供を卒業したんだろう。
あの時抱いていた気持ちはきっと純粋なものに違いないはずだったのに。
消えたんじゃなくて、きっと忘れてしまったはずのその気持ちを少しだけ思い出させてくれる。
二人の距離が縮まらなかったのは彼が子供のままで、彼女が大人になっただけ。幻想的な恋と現実的な恋が交わらなかっただけなのかもしれない。
自分と重ね合わせた時、思い起こされる記憶は色褪せていて、当時は納得も理解も出来なかったけれど、今ならきっと、ああ、僕は子供だったんだなと美化した記憶を慈しむ事が出来る。
分かってる。ああ、分かってるよ。その記憶は縋る為のものじゃなくて、糧にするものだって。
視聴後に訪れた空虚感を埋める為に取り出した記憶は僕にとって大切なものだったと今なら言えるかもしれない。

投稿 : 2020/12/17
閲覧 : 167
サンキュー:

19

ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

季節は移ろい、心だけが取り残される

子供時代の淡い思い出。
厳しい冬の寒さ、雪景色、そして再生の桜。
切ない失恋物語である。
新海誠の恋愛は喪失感を描く時がもっとも美しい。
そこに喪失感が常に存在している。

切ない感情が未だ一人の女性に向けられている。
{netabare}成就することが出来なかった恋心だ。{/netabare}
そして季節は移ろい心だけが取り残される。
それはほんとに哀しい体験なのだろうか。
彼が大切に守ろうとしたものに共感する。

遅くてもいい、確実に前へ。
これは再生と癒しの物語である。

桜花抄を見る。
夕方知らない番号から電話があった。
それは昔、一緒に野球をした仲間だ。
地元で飲んでいるから今から来れるか?
突然すぎて参加は出来なかったけど、
あだ名で呼ばれている皆の声を聞いて、
会ってもいない数十年の時が埋まった。
人生とは不思議なものだ。

僕はなぜか桜花抄だけ見返したくなり、
そうした。

投稿 : 2020/10/26
閲覧 : 676
サンキュー:

109

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

降りしきる雪になにを思ふ

2018.2.12記

桜の花の落ちる速度を冠したタイトルなのに雪模様の印象がすこぶる強い私。

君の名は。で新海監督を知り過去作品にも興味を持った口です。
私が言うのもなんですが、ひとつの作品がきっかけで過去作を辿る観客がいることは元々のファンにとっても嬉しいことなんじゃないでしょうか。作品を共有できる仲間が増えるというかなんというか。
「にわかが!」と捨て置かず共有母体が増えることを良しとしてくれると嬉しいです。

新海監督の紡ぐラブストーリーは、雰囲気が共通してます。
すれ違い・モノローグの多用・美しい作画・その他諸々一貫してる印象を持っており、そこに潔さみたいなものを感じます。けっこう好き。
他に「言の葉の庭」も観ましたが、もどかしい感じ、内に内にこもる感じは好きな人にはたまらないですね。固定ファンが多いのもうなずけます。

作品レビューに戻りますと、個人的には第一章が好きですし初見の方は堪能してほしいポイントです。
{netabare}降雪で電車が遅れることは、日常でもよくある一コマなのですが、たどり着けそうでたどりつけない焦燥感と時間が経過するにしたがってのあきらめに似た感情が生じてくるあたり、雪と鉄道の描写がきわめて耽美的で観る者を惹きつけます。{/netabare}
以降第二章から終章まで、第一章でのインパクト(衝撃的なシーンがあるというわけではない)をいい意味で引きずりながら作品全体のトーンを崩すことなくエンディングを迎えた印象ですね。

短めの作品の割には、鑑賞後の余韻がそこそこある良作だと思いますので、観て損はないと思います。



視聴時期:2017年12月

-----

2018.02.12 初稿
2018.09.08 修正
2020.10.25 タイトル修正

投稿 : 2020/10/25
閲覧 : 262
サンキュー:

59

あきお さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

切ない…

リアリティがあってとても好きです。
特に子供の頃のストーリーがとっても良いです。
恋愛は時と場所と思い込みのタイミングなんだと再認識して、それが切ない…

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 110
サンキュー:

3

ネタバレ

もぐもぐ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

虚しい

「秒速120mなんだって。」(劇団ひ◯り風に)
「え、なに?」
「恋に落ちるスピード(ヒトの神経系の情報伝達速度)」

アマーイ!というわけで1話と2話はすごくピュアな恋愛アニメで、女の子が可愛いな〜ってくらいの感じで観てたのですが、やはり色々言われている3話が一番心に刺さりました。
それまでの場面との対比が秀逸で、特に喫煙の描写だけで主人公の彼が色々うまくいってなさそうなのが伝わるのはすごい。
自分は禁煙5年目だけど、吸ってたころと現在を比較すると体型だけじゃなく性格も変わったような気がします。普段摂取する物質が変化するだけで人格や思考など人間そのものが変化してしまうのかも。いずれにしろ彼が変わってしまったことを示すには十分でしょう。

たぶん本当につらいことって、悲しいことじゃなくて、悲しみすらも感じられないことなんじゃないかな。彼は、自分のことをとてもからっぽだと思っていて、そこに強く共感した作品でした。
だからぶっちゃけ、山崎まさよしさんの曲は作品のイメージとかけ離れている印象を持ってしまいました。
ラストの微笑は、からっぽの自分を受け入れて、がむしゃらに前向きに生きていく気持ちのあらわれ。だとすれば、kinkiの『愛されるよりも愛したい』の方がまだ作品に合ってると思いました。雰囲気は合ってないけど。

投稿 : 2020/09/18
閲覧 : 73
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3

ネタバレ

ナイアガラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ史に残るラストシーン

今までアニメでの、駅のシーンや、
電車すれ違いシーンの中で、最も印象に残っていたのは
映画『海が聞こえる』の吉祥寺駅での
ヒロインと再会を果たすシーンだったが、
それを越えた衝撃を受けた。

全編通して見ていると
『まぁ、居ないよな、居ないよ、居ないはず…』
と男性視聴者は思ったのではないだろうか。

あの印象的な、
時間をかけた電車のすれ違いシーンで、
主人公は焦りながらも、
今までの人生を文字通り振り返り、
視聴者の『でももしかしたら居るんじゃないか』という
淡い期待と同じ様な事を抱いていたに違いない。
※でなければ、電車が過ぎ去るまで待たなかっただろう。

だが

やはり

あの日に確かめ合った恋人はもう居ないのだ。

踏切は上がり、確かに二人の間の空を断ち切る・

そして、過去に捉われるのをやめ

断ち切った踏み切りの影から
明るい未来へ踏み出すカットで映画は終わる。

当時見終わった後
『うわーーーーーーーーーーー…だよなぁ…』
と脱力したのを覚えてる。
アニオタ界隈でも
『見ると一週間は鬱になる」
と言われる所以である。

もしかしたら女性の方には理解されない内容なのかもしれない。

男は本当都合のいい馬鹿な恋愛脳をしていて、
いつまでも元恋人は自分に気があると思い続けてしまうんだよなぁと
改めて身につまされるストーリー笑
※よく言われる、恋愛の上書きと個別保存の男性女性の違い

この3部作は本当に印象的で、実に人間らしい視点と、
構図が素晴らしく、物語の没入感が半端ではない。

それは意図的に、
主人公の年齢の身長に合わせた
アイレベルでのカットを多用しているからだ。
例えば
・誰も居ない学校の廊下
・駅の待合室に主人公が入り視線をストーブに向けるシーン
・帰りに買い食いしながら主人公を見つめるシーン
等々…上げればきりがない。
さらに夢なのか、現実なのか、
曖昧になるような幻想的な美しい描写を繰り返す。
このふり幅も視聴者を飽きさせない魅力の一つだ。

またシナリオも秀逸。
理解最優先の様な直接的なセリフや出来事を描くことを避け、
現実で起こりうる範囲内での、センスあふれる印象的なワード、
小さな奇跡を重ねていき、登場人物たちの物語を紡いでいく。
なぜ、第一章で手紙をお互いに渡しそびれたのか…
なぜ、あのロケットの話をお互いの唯一の共通の話題にしたのか…
なぜ…と静かな描き方で視聴者の感性を揺さぶってくる。

そして、これは結構話題になった演出だが
随所に、1つの背景等が2つに分かれてるカットが多い。
1つだけ、お教えすると、夕方の空が電線や、
ロケットの雲で分けられている。
これは明らかに章によって、登場人物の二人が
結ばれることは無い事を暗示しているのだ。
ぜひ、作品を楽しむ1つとして探してみてほしい。

男性は特に落ち込むこと間違いない映画だが、
良い振り切り方の作品ともいえるので
ぜひおすすめだ。

※物語評価が満点じゃないのは、原作ではもっと詳細が描かれている
未来へ向くことになったエピソードがあるのだが
出来ればそこも描いてほしかったが、この3部作ならば
致し方ないかなとも思い小しだけ減点。

※評価者へ手引きとして
よく、物語の結末が
・思い人と結ばれる
・勝利
・復活
等のみが、「ハッピーエンド」と思い込んでる方が
いるがそれは、貴方の主観という事を理解しよう。
つまり人それぞれで、評価基準に入れてしまうと、
感想の域にとどまってしまい、好き嫌いでしかない。

ハッピー=幸せとは別れや敗北の中にもあり。
登場人物の歩みの中にあるものである。
この作品で言えば、
淡い期待と思い人を、残酷に切り捨てられることで
未来への一歩を踏み出した、ともとれる様にラストは描かれている。
これは不幸なのだろうか?救いが無いのだろうか?
考えてみて欲しい。

投稿 : 2020/09/04
閲覧 : 145
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6

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんだかなぁ..理解できない。

いわゆるアマプラで、特典視聴を視てから暫く、半年ぐらい経った気がします。現在(2020/08/30)は会員特典外です。今まで放置していましたが、特に何かあった訳ではないですが、この下書きの感想を〆たくなりました。下書き感想が30本を超えたせい(ry。

視聴当時の印象はあまりよくありませんでした。でも、名作あるいは有名作品なので、ワタシがこの作品の本質や意義や価値を理解できていないだけだと思います。また本作を楽しむためには、視聴者各自のある種の経験や思い出が不可欠なのかもしれませんが、おそらくワタシにはそういうものが欠落している可能性があります。なお、自分ではその欠落に気が付くことができませんし、それが欠落であると感じることもありません。

 まず、中学生以前の恋の思い出を大人になっても引きずっているなんて常識的には無い気がします。自分が思っているから相手も思っている筈とかもまるで、理解できません。目の前からいなくなってしまえば、別の人が気になり始め、そちらに夢中になり、過去のコトになってしまうと思います。それから、小学生の時の未熟な恋と大人になってからの恋を、同列や延長線上のモノとして扱うのは、納得がいきません。別物だと思います。
 最後に、そんなに長く思い続けていたのだったら、急にそれを諦めたりもできないのではとも思いました。なので、ワタシ的には、最初のお話が、美しい情景とともに描かれていたのが印象に残っているだけで、本作のほとんどはまるで腑に落ちませんでした。
 有名作品を視れてヨカッタとは思いますが、ワタシ的には正直かなりガッカリしました。人に推すかかと聞かれたら、首を横に振ります、特に大人には絶対推さないでしょうね。

投稿 : 2020/08/30
閲覧 : 85
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7

ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なぜこんな終わり方をする・・・

この映画は三話構成の映画です。

貴方がまだこの映画を見ておられないのであれば、
そしてあなたが、映画で感動や愛情や喜びを得ることを期待されているのであれば、
三話目は見ないことを強くお勧めします。
そうすれば、見終わった後、夢を膨らませ、幸せな気分に浸ることができます。

絵はこの上なく美しく、音楽も大変すばらしい。
第二話までであれば、自信をもって多くの人に推薦できます。

第一話では、主人公の男の子や相手役の女の子の心に大いに共感しました。
二人とも純粋で、一生懸命で、相手のことを思いやっており、
とてもすがすがしく感じました。

第二話は、男の子に片思いをしている女の子の話です。
男の子は第一話に出てきた子です。
片思いの女の子がとてもけなげで、ちょっぴり切ないです。
男の子には好きな人がいるので、決して振り向いてはくれません。
男の子は、第一話に出てきた女の子のことをすごく大切にしています。
第二話を見終わった後、これから先の展開が楽しみになってきました。


映画とは、観客に感動や喜び、楽しさ、夢を与えてくれるものだと私は思っています。
疲れたときや落ち込んだ時には、映画から元気を与えてもらえます。
(他の理由で映画を見られる方、ごめんなさい)

自分勝手な主張で申し訳ありませんが、
監督さんには、元気を失くしたり生きる気力を失くすような映画を創っていただかないよう、お願いします。
{netabare}
2019/2/24追記
実は、第三話は、私自身も思い当たることがあるのでつらいです。

都会でコンピューター関係の仕事をするということは(他の仕事も大差ないと思いますが…)
自由な時間があまりなく、仕事以外は寝ているか食べているかが殆どです。
寝ているときも、夢の中でプログラム解析をついついしてしまいます。
そして障害の箇所に気づくと、汗びっしょりで急に目覚めます。

だから私的なことを考える余裕があまりありません。
ついつい身内に冷たくなります。
そして、少しずつ疎遠になる。

そんな現実があるにせよ、
私は空元気でも見せかけでもいいので、笑っていたい。
そうすることで相手の人が安心してくれるのなら、それが良いと思っています。
{/netabare}

投稿 : 2020/08/29
閲覧 : 1197
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85

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

初は忘れられない

視聴前 どういう

視聴後 ??

この話はとある小学生と中学生と社会人の話
ジャンルは恋愛・学生・社会人
まず本作を見る際に注意してほしいのは「好き嫌いはっきりわかれる」です。私は嫌いですが。
さて新海誠といえば現在(2020・6)では思春期特有の心の葛藤や悩みなどを表現することで有名ですが、当時は本作が第三作で前作は「雲の向こう、約束の場所」だっやので現実味を帯びた作品という印象は少なかったわけです。そんな中に投下された「秒速5センチメートル」は非常に視聴者を驚かせました。生々しすぎる話をメインに時間軸を三分割にわけ人の推移をこと細やかに、かつ残酷に描写しています。
ラストは非常に賛否両論ですね。私は否定派なわけですが。ありふれた現実の展開(だと思っている)ですが、ドラマチック的な主人公の人生と自分を重ねて共感を得させようって魂胆ですかね。全然意味分からないですけど、深読みしすぎですかね。とりあえず全く面白みのない展開で嫌いです。

監督・脚本・原作・絵コンテ・演出・キャラクター原案・美術監督・色彩設計・撮影・編集・3DCGワーク・音響監督は新海誠さん。キャー大変。
劇伴は天門さん。
アニメ制作はコミックス・ウェーブ・フィルムさん。

作画は素晴らしく文句のつけようがありません。ただ現実を忠実に再現するより架空空間を大胆に描く方が私は好きです(何様w)
主題歌は山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」

総合評価 まぁ私は嫌い

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 192
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13

ネタバレ

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

純文学のように心に残る原風景

主人公貴樹が綴った私小説のようなナイーブな物語。
美しい背景と声優の呟くような演技で、
普通の深夜アニメとはちょっと違った雰囲気をまとっています。


この二つの要素と最後の「One more time, One more chance」の
非常にドラマチックな演出で、どこかそういう純文学的な何かを楽しんだと思える作品です。



三部に分かれていて、これもまた純文学的な雰囲気を醸し出してくれます。



「桜花抄」

この思春期の初恋はすばらしく、
お互いがもう少しだけ勇気を振り絞ればあるいは、、
いや、お互い十二分に発揮したから{netabare}キス{/netabare}まで至れたのかもしれない。。

そんな転校を繰り返して人間関係をうまく作ることができない二人の
ガラス細工のような恋心がなんとも心を打つ物語です。



「コスモナウト」

種子島の風景が心に残りました。
毎回かなえと一緒に下校していた田舎道。

個人的に小さい頃、夏に帰省してた母方の田舎の風景と重なり、
自分が旅する際に探していた風景はあの頃見た風景なんだなと気がつきました。



「秒速5センチメートル」

ラスト主題歌がかかる演出は驚くほど感情を揺さぶります。
今までのアニメでは見なかった、最後にタイトルを表示する演出は
音楽と合わさって、なにやら心地よい感動と余韻をもたらしてくれます。



今作で新海監督は純文学をアニメ的な解釈でどう落とし込むかとチャレンジしたと感じました。
純文学の持つ、「芸術性」をアニメ表現での背景の美しさや、
自然、特に空や太陽の演出に置き換えて表現したのではないでしょうか。



ただ、太宰や三島のような大傑物の私小説と比べると、
主人公の人生はわざわざ1時間も使って視聴するには平凡ですね。

スキャンダルで当時では考えられないような話を、
美しい文章とともに紡いだ「仮面の告白」。
芸術として昇華される条件なのかもしれませんね。

投稿 : 2020/07/27
閲覧 : 56
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6

ネタバレ

クロ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

必死に、ただやみくもに空に手を伸ばして、あんな大きな塊を打ち上げて。気の遠くなるくらい向こうの何かを見つめて。

イケメンが一途→純愛、切ない
ブサメンが一途→ストーカー
という感じで批判できてしまう作品。

1・2部で中高生を中高生として描けてない、そのせいで3部の主人公がただの
社会不適合者に見える。

中学校・高校の子どもは多感であり、毎日が刺激的である。その中に生きる子達
にとって良い過去は良い思い出以上のものではなく、自身を囚えるものではない。
思い出に囚われるということは大人になり人生の孤独に気付き、その時初めて起こる
事なのである。

その気持ちを中高生が体験するのはあまりに不自然である。なぜなら彼らの人生はあ
まりに前向きであり(否定的な意味ではない、大人はその煌きを羨ましくさえ思う)
思い出から価値を見出すことができないのだから(する必要もない)。

子どもの幸せを享受した後に初恋に囚われる、つまりカナエや他の女の人と付き
合った(ている)が、ふとしたきっかけで初恋を思い出し...という展開ならまだ
納得はできた。

子どもの純愛が描けてないのは致命的。

投稿 : 2020/07/15
閲覧 : 92
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3

pow777777 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

細部まで映像のこだわり

観ようと思ってて、数年経ちました。やっと最後までみたーって感じです。
雑感
主人公が社会人になるまでを3部作で上中下巻としたかんじの作品
ストーリーはちょっと陰キャな主人公くんが少年時代の初恋に思いを馳せながら生きていく感じの普通?のお話。
もうちょっと疎遠になっていく過程を演出してほしかったな。

私的見所は、大道具、小道具、人工物の背景描写。細部に至るまで気配りされてる感じと、ブランド表示(マクドナルドなどなど)によるリアリティ。あとは、新海監督の透明素材の表現。綺麗です。
自然風景は普通に綺麗だけど普通。
音楽は主張していなくてこれも綺麗です。
あと劇中で流れる山崎さんの歌のインスト、ラジオから流れるリンドバーグとか、いい味出してますね。

投稿 : 2020/06/20
閲覧 : 76
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5

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2016.12.31以前

2回目2016.12.31以前

投稿 : 2020/04/23
閲覧 : 109
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0

けやき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好きな人が分かれる作品

何とも言えない切なさがあるので私は好みな作品です。

投稿 : 2020/04/04
閲覧 : 95
サンキュー:

3

yosshi____ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

難しいが良い作品

主人公とヒロイン2人の恋愛とその後で、お互いがどうなっていくか。自分は一度見ただけではなかなか理解出来なかった。とても良い作品だと思う。

投稿 : 2020/02/08
閲覧 : 118
サンキュー:

2

ネタバレ

のき さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

圧倒的な作画、バイブルの如く愛される作品

3人の少年少女を中心に心理的、物理的な距離をテーマに描いた恋愛作品です。
作画、ストーリー、音楽と新海節全開と言える作品で、個人的には新海監督の最高傑作だと思います。
世間では君の名は。の監督となっていますが、本職はこの手の作品だと思います。
分からない人には分からないと思いますが、刺さる人には心の奥底まで響くバイブルのような作品です。
小説版が本作の補完となっていますので、併せて読めば作品を更に深く理解できます。

投稿 : 2020/01/28
閲覧 : 90
サンキュー:

5

ネタバレ

Yusuke さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

力技

作画がとても綺麗で、序盤と中盤は世界観に引き込まれて見られたが、終盤の主題歌での力技で泣かせようとする演出が自分には合わなかった。

投稿 : 2020/01/12
閲覧 : 98
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

恋がちって落ちてく速さのことかな。。秒速5センチメートル

小学中学のときの同級生のあかりちゃんを思って
忘れられないまま大人になったたかきくんのお話し。。

絵がとってもきれいで光ってた☆

おはなしは1話目がにゃんはいちばん好きだったなぁ
{netabare}たかきくんがあかりちゃんに会いに行こうってきめて
すぐに会いたいけどなかなか会えないの。。

それでにゃんも
ほんとに会えるの?って
だめかも。。って思いながら見てた

いろんなこと思い出したり
でも会いたい!ってゆう気もち

それでやっと会えて
2人の気持ちが通じてたって分かったとき。。

キス♡

着くまでがとってもながーく感じちゃって
ほんとにドキドキして待ってて
やっと会えたとき
にゃんはうれしくって泣いちゃった。。

それで桜がきれいでそれで。。(ぐすん)

でもね
もう会えなくなっちゃうのかなぁって
帰るときに。。(はぁ。。)


2話目もよかった

たかきくんのことが好きで
でもたかきくんは。。ってゆうお話で
かなえちゃんの思いがつたわってきた

サーフィン。。だめ⇒サーフィン。。うまくのれる。。
ってゆうのが
きっとたかきくんのことだったんだなって。。

いいお話しだった。。


でも3話目
にゃんにはよく分からなくって
さいごダメダメでおわっちゃって。。
(あっ。。うたはよかったよ)

きっと大人の人が見ると
ああ。。
こんなこともあったなぁ。。とか
なつかしいなぁ。。とかって思うのかな?

でも
にゃんが見おわって思ったのは

男子が失恋しちゃって
だんだんダメ男子になってくのを
桜みたいにきれいにさいてたたかきくんが
(たかきくんって高校のときはかっこよかったよね)
そのあとちって落ちてくのとくらべたのかなぁ。。って

そのときってすぐにダメ男子にならないで
10年以上かかってダメダメになってくのが
秒速5センチメートルみたいにゆっくりと~って
そうゆう意味なのかなぁって。。

桜の花びらが地面に落ちるのって悲しいし
失恋してからかっこよかったたかきくんが
ダメ男子になってくのも悲しい。。


もう1つにゃんが思ったのって
桜って春だから青春のことなのかなって
青春がおわる早さが秒速5センチなのかも
{/netabare}
そんなお話しだったのかなぁ。。

にゃんは2話までだけのほうがよかったって思ったケド
大人になったらかわるのかも。。

みんなのレビュー読んでたら
そうかもって思った☆

投稿 : 2019/12/09
閲覧 : 1440
サンキュー:

306

ささみジャーキー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

つまらない

最初から最後までつまらない。さすがに現実感がなさすぎ。きれいな絵の演出で伝えようとしていることの内容が薄すぎる。

投稿 : 2019/12/05
閲覧 : 143
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2

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人生のすれ違いを切なく表現しています。

桜花抄・コスモナウト・秒速5センチメートルという
三部作で構成されているのは,
いまさらネタバレにもなりませんが,
全体的に幸福感や満悦という言葉が
全く当てはまらないですね。

「人生のすれ違いで,貴樹のけだるさの中を漂っていく」
とでも表現したら良いのでしょうか。

終始切なさが漂います。

〇「桜花抄」では,1年ぶりに会いに行くというのに
うれしさがにじみ出ていないし,
雪に阻まれてやっと会えたという感激より,
やっぱり,切なさがひしひしと伝わってきます。

手紙を風で飛ばされたことを言い出せずに
明里と貴樹はこの先二度と会えなくなります。

幼い二人には,ここから食い違っていく
人生の歯車にどうしようも太刀打ちできません。
(中学生が一晩帰らなかったら周りが
心配するという突っ込みもありますが。)

〇「コスモナウト」では,花苗という身近に
自分のことを思ってくれる人がいても,
気づかずにまた「気持ちがすれ違ってしまいます。」
暗に明里のことが,まだ心のどこかに,
引っかかっているかのように。

(あてもなく携帯のメールを送るふりをするのは
けっょく花苗に勘違いを与えるだけでしたね。)

〇「秒速5センチメートル」(桜の花びらが落ちる速さ)では,

「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった。」と
彼女に振られます。

まだ明里のことを探し求めているかのようです。

新海誠監督は「距離と時間がテーマ」と
DVDの最後で自らコメントしていますが,
運命のいたずらで引き裂かれた主に,
4人の「すれ違い」に注目してみました。

山崎まさよしの歌「One more time, One more chance」が
主人公が,あてもなくさまよう様子に,ぴったりでよかったです。

投稿 : 2019/11/20
閲覧 : 131
サンキュー:

7

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秒速5センチメートルのストーリー・あらすじ

東京の小学生・遠野貴樹と篠原明里はお互いに対する「他人には分らない特別な想い」を抱えていた。しかし小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことが無くなってしまう。貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木の明里から手紙が届く。それをきっかけに、文通を重ねるようになる2人。しかしその年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。鹿児島と栃木では絶望的に遠い。「もう二度と会えなくなるかもしれない…」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。(アニメ映画『秒速5センチメートル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2007年3月3日
制作会社
コミックス・ウェーブ・フィルム
公式サイト
5cm.yahoo.co.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%92%E9%80%9F5%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A1...
主題歌
≪ED≫山崎まさよし『One more time, One more chance』

声優・キャラクター

水橋研二、近藤好美、尾上綾華、花村怜美

スタッフ

原作:新海誠、 監督:新海誠、脚本:新海誠、作画監督:西村貴世、美術:丹治匠/馬島亮子、音楽:天門

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