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「地球へ…(テレビ版)(TVアニメ動画)」

総合得点
67.3
感想・評価
227
棚に入れた
1473
ランキング
2445
★★★★☆ 3.8 (227)
物語
4.0
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.9

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地球へ…(テレビ版)の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

きゃのぴ~ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

後半は面白くなるが序盤はつまらない

全24話のSF超能力アニメです。
1話~5話まではそんなにはっきり言って面白く無いです。
ストーリのテンポも悪く見所も余り無く、正直私は1話で2回投げました。
序盤のストーリーのあらすじは
{netabare} 主人公がコンピューターが管理する社会機構の異端分子ミュー(超能力者)
の素養が見られるとして排除(抹殺)されそうな所を人間社会に抵抗しているミューの一団のリーダー《ブルー》に救われ、次代のミューのリーダーとなってくれと頼まれるが、今まで人間社会で暮らしていた思い出、いきなりミューだとされた事による困惑で七転八倒する件。{/netabare}

6話から時系列が進み、主人公の少年時代の友達が成長した所からの話になり、少し面白くなってきます。
ここまで見てこれたら多分最後まで投げずに見れるかと思います。

18,9話辺りからストーリーが盛り上がってきて、また更に面白くなってきます。
見終わった感想としては
{netabare} 次期リーダーのジョニーの危機対応能力、状況把握能力がリーダーとして余りにも拙なすぎて中盤のエピソード辺りは見ててイライラしました。
力は絶大だがこんな優柔不断な人をリーダーとして抜擢する前リーダーブルーも見る目が無さ過ぎます。
15話ではせっかく入植して開拓して来たナスカを失う事になるのも明らかに失点、これは巫女のフィシスにもたぶんに問題があるけど{netabare}

18話以降はそれなりに面白く見れましたが、やはりジョニーの指導力の悪さが目立ちます。
{netabare}特に最終決戦時では会談を持ちかけた事でミューの一団が全滅の憂き目を見ますし危うすぎる{/netabare}
それでもまー全体的なストーリーで見れば可も無く不可も無く、それなりに見れるそこそこのアニメって総評になるかな。
お勧めとまでは言わないけれどSF物や超能力物が好きなら見たら?ってくらいかな

投稿 : 2014/04/16
閲覧 : 236
サンキュー:

1

あやさく さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すきー

何年も前にはまったアニメ。

今はやりの萌えとかがなくて
しっかりストーリー性のあるものでした。

スカッとしたり
せつなくなったり
憤りを感じることもありますが

こういう作品は見ててあきないです。

投稿 : 2014/03/06
閲覧 : 175
サンキュー:

1

naoka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これぞエスパーアニメ

超能力者と人類の戦い、、、ひいては、人類の体制への挑戦という壮大な超能力SFアニメ。
もともとは、少女マンガなので、女性向けかな?

主人公が超能力に目覚め、いやおうなしに、超能力者の集まり(ミュー)のリーダーになっていく。
その、葛藤や成長が見事に描かれています。

そして、超能力者(ミュー)と人類の戦いへとなっていきます。

そもそも、この世界では、超能力者(ミュー)は、何かしら障害があるひとが、それを補うために超能力を持ったという設定。。。。
だけど、主人公は、健康体でありながらすごい超能力の持ち主。人類と戦うべきしてあらわれたミューの戦士です。

もう一方で人類の戦士と呼べる敵(ライバル)が現れます。
彼には、大きな秘密があったのですが・・・・

投稿 : 2014/02/11
閲覧 : 367
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作は古いが、意外と新しい感覚

原作は1977年~
本作が2007年と年月をかけリニューアルされた作品。

古いアニメファンなら映画版を覚えてる方も多いのではないだろうか。
自分も当時にしては珍しく作画が綺麗であったのを覚えている。

さて、TV版のほうであるが、意外と内容が新鮮に感じられた

多分、最近ではあまり見られなくなったスペースファンタジーだからであろうか

人類から派生し、同じ生命体であるミュウ達が地球を求め人類との共存を模索する話であるが、こういうストーリーは初期のアニメやドラマで何度も使われた話である。

現在はあまり使われなくなったオールドストーリーであるが、意外と他の部分でも上手く人間性が表現されていたり、更に綺麗になった作画は高評価。

但し、作品の見せ方に荒い部分が多数あり、せっかくの面白い内容が駄目になってしまっている。

要するに次に何が待ち構えているのだろう?とか、この謎はどういう結末を迎えるのだろう?と期待が出来ないのだ。

でも、そういう荒い所があるにしても、全体は良く出来ているし、見るべき価値は十分にある

一度、ノスタルジックなアニメでもいかがか?

投稿 : 2013/11/19
閲覧 : 283

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美しい故郷「地球」

2007年4月-同年9月TV放送放放送された。全24話。
1977年1月号 - 1980年5月連載漫画を元に制作された。
1980年4月26日劇場版アニメ公開。

4クール放送を予定していた前番組「天保異聞 妖奇士」が
諸事情により2クールで終了したため後番組「ガンダム00」
(第1シーズン)までの繋ぎ番組として放送された。

あらすじ&設定。
西暦3千数百年の遥か未来。人類はスーパーコンピュータに
よる完全な管理の下、子供を教育する専用の惑星と、社会を
営む大人の惑星とに分かれていた。という設定。

14歳の誕生日に「目覚めの日」という適性検査が行われるが
それは社会人としての適性を検査し、過去の記憶を消され
洗脳されると同時に、超能力を持つ新人類「ミュウ」を発見
して社会から排除するためのものだった・・

新人類「ミュウ」として生まれた者が、そのシステムに抗い
仲間達とともに特殊統治体制から逃れ・・闘いつつ地球を
目指す・・という物語。

OP「endscape」 UVERworld 他
ED「This Night」CHEMISTRY 他


感想。

1977年新人類とか超人類?エスパー等漫画・アニメに可也
多く見られる傾向?ガンダムなども感覚的に近い。
UVERworldのOPが可也好きでUVERworldの曲を結構聴いた。

そういう人と違う個性等に優越や嫉妬や畏怖したり差別や
排除しようとする様を描いている部分は、肌の色や思想の
違い等を原因に戦争していた人間そのもので・・理不尽な
扱いを受けている者が何らかの行動を起こすというもの。

其処に感情を排した存在のコンピューターを取り入れた形
の選定というのも社会のシステム化(特に産業革命以降)の
物語に多く取り入れられたものかな?と考察してみたり。

それだけ古い漫画なのに基本は近代と変わっていない・・
捻ったり捏ねたり新しいセンスや要素を足されてるけど。

一度1980年に映画化されたものの、原作連載開始から30年
たってもアニメ化するほど良く出来た物語なのだと関心。

キャラデザやメカデザの他に原作とは諸設定の変更や構成
や演出等アニメ化に際し当然あれこれ手が入って原作通り
というものでもなく、ニュアンスなど映像で大きく変わる
ものだし、絶対に面白いというものではないけど面白い。


ジョミー・マーキス・シン:斎賀みつき
ソルジャー・ブルー:杉田智和
フィシス     :小林沙苗
キース・アニアン :子安武人
セキ・レイ・シロエ:井上麻里奈
サム・ヒューストン:羽多野渉
ハーレイ     :小杉十郎太
リオ       :浪川大輔
マザーコンピューター:折笠愛
ジョミーの母   :ゆかな
ナキネズミ    :小森まなみ
ナレーション   :若本規夫

投稿 : 2013/10/29
閲覧 : 405
サンキュー:

6

ネタバレ

ぴろむー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観てよかった

特に奇をてらっているところもなく王道といった印象。

バトルも最近のアニメに比べれば見劣りするかもですが
キャラの思いがとても伝わってきました。

思いの外評価が低くてびっくりしたけど、物語はしっかりしているのでもっといろんな人に観てもらいたいなーと思いました。
ラストじっくりみせてくれたのも良かった。


{netabare} 登場人物に本当に悪い人や歪んだ人がいないのが特徴かも。きれいにまとまりすぎてるともいえるけど、だからこそ観終わって観てよかったなぁと思えたのかもしれない。
命は繋がれていくもの。たくさん死んでしまったけど、トニー?の最後のセリフで少し救われた気がしました。 {/netabare}

投稿 : 2013/10/24
閲覧 : 282
サンキュー:

4

とりころーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

考えさせられる!!

色々と考えさせられるお話です。

投稿 : 2013/02/03
閲覧 : 406
サンキュー:

3

クアーレ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

文句無いです

物語
大雑把に超能力といっているのでどういうことが出来るのかがはっきりと分からないのですが、主要なミュウ達は皆タイプブルーといって、我々が超能力として「できるだろ」と思っている大概のことはできます。できることは色によって異なるらしいのですが失念しました。
構造としてはミュウ側の主人公ジョミーと、人間側の主人公キースの両視点から描かれています。
ミュウ側は、完全管理下であるCE体制により異端とされ追われる超能力者達で、逃げ、隠れ、そしてかつて人類が汚染し人が住むことの出来なくなったテラ(地球)を目指します。
人間側はCE体制を覆す存在となりかねないミュウの殲滅せんとしています。
とまあよくある逃亡劇のような物語ですが、逃亡側の規模も、追跡側の規模もデカイです。人数の規模も距離の規模も隠れる規模も違います。
また、ミュウの寿命が長いからこそ起こる世代間の対立など彼らならではの問題もあり新鮮さもあります。
ミュウ側のことばかり描きましたが、人間側にもほぼ同等の時間が割かれています。“ただ追いかけてくる嫌な連中”ではないのでご安心を。


作画
これに関してはあまりよくわからないのですが、原作を真似て描くようなものでもないので問題なく見れるのではないでしょうか。
自分はもう見慣れてしまったので分からないです。
キャラデザには少々古臭さを感じることがあったような気がしますが、違和感はあまり感じませんでした。

声優
これに関してもあまり詳しくないのでどうこう言えることはあまりないのですが、終盤に何度も泣かされました。もちろん悪い意味ではありません。いい演技だったのではないかと思います。

音楽
すばらしいです。悲しげな曲が多いですが、そういった場面が少なくないので仕方ありません。サントラを購入するくらいには気に入りました。
主題歌も非常によいです。
個人的にはOP1であるUVERworldのendscapeと、OP2である高橋瞳のJET BOY JET GIRLがお気に入りです。
見ないですっ飛ばす方もいらっしゃるかと思いますが、特にJET BOY JET GIRLの方は声の伸びがまっすぐで素敵ですので是非。

キャラ
ミュウと人間の違い、重ねた年の違い、してきた経験の違い、置かれている環境の違い、能力の違いなどからそれぞれが違う考え方を持っていて非常にいいキャラクターたちだと思います。
最近の作品にときどき見られる“展開のためだけに存在する考え方がおかしい意味の分からない登場人物”というのはいません。
それぞれがきちんと考えを持って様々な気持ちで物語に関わっています。

投稿 : 2013/01/05
閲覧 : 1119
サンキュー:

6

彰世 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作作者、監督、スタッフ、キャストの皆様の愛がこもった作品

原作は1977年、今から35、36年ぐらい前、ほんと昔の作品なんですけど、
1980年に劇場アニメ、そして30年の時を超え2007年新しくアニメ化。
名作はいつまでたっても名作。
本当に最終回終わっても、次に何が起こるかわかってても、結末がなんだったのか知ってても、見返すたびに溢れ出す感情と溢れ出る涙。
『地球へ…』、本当に話が深くすごい大好きな作品です。
アニメ最終回、本当は出来上がっていたものを「ここ、やっぱ少し違うな」と再度打ち合わせをしたり、原作の竹宮先生と一緒にもう一度話を寝る間も惜しなく練り直して作っていたらしいです。
本当にスタッフたちの愛がこもった作品です。

『地球へ…』のプレミアムファンディスクで声優方が語っているのを聞かせていただきましたが、
ジョミー役の斎賀さんをはじめ、キースの子安さん、ブルーの杉田さんなど、
皆さん本当に『地球へ…』に対し熱く、そして深く語ってらっしゃいます。
『地球へ…』は子供の頃から大好きだと何度も語ってらっしゃる斎賀さんですが、
斎賀さんのブログも『地球(テラ)の子だもの。』と、ブログ名にも地球、テラを使うぐらい、
本当に大好きなんだなーと改めて『地球へ…』への愛が感じ取れます。

ディスクの中で語られる監督と竹宮さんの手紙には涙なしでは聞けませんでした。

自分もこの作品が大好きなんですが、ジョミーのみならず、いろんなキャラの成長、
そして受け継がれる意思。本当にいい作品でした。
個人の願いですが、今の軽い感じのアニメや萌狙いのアニメは正直苦手で、
もっとこういうアニメが増えればいいな…と思ってます。

最後に、宇宙規模で『地球へ…』にありがとう!!

投稿 : 2013/01/04
閲覧 : 484
サンキュー:

7

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ただただ涙が溢れて止まらなかった。。

そういえばものすご~く昔、まだオタクという言葉も定着していなかった頃、オタだった長姉が原作マンガを所有していたなぁ~3
たしか、雑誌っぽい粗い紙のA4サイズで、紙が真っ茶色になるまで納戸の中に放置されていたのだ。
そして、いつの間にかなくなっちゃったんだよね~
何べん読んだだろう、あのマンガ?
同時期に映画も公開されたけど、原作ファンだった姉が舌打ちする位の、ヒドイ出来だったらしい。。

竹宮恵子といえば、「風と木の詩」等、BLモノの先駆けとして有名な少女漫画家だけど、SF漫画家として高名を馳せた時期もアリ。彼女のSFモノの代表作が本作「地球へ・・・」だけど、同系列では「アンドロメダ・ストーリーズ」等が挙げられる。
「アンドロメダ」も原作本があったよーな気がするけど、「地球」より先に処分されたみたいで、その内容はうろ覚えだが、どちらも遜色無く面白かったよーな。
ファンタジー物として、「イズァローン伝説」を最後に読んだのがいつだっけなぁ?
コレは良く出来たファンタジーストーリーなんだけど、BL的表現は「風と木」に勝るとも劣らなかった;;

ごめんなさい、アニコレの骨子からズレてしまった。。
原作者、竹宮恵子のマンガはどれも面白かったけど、上記のよーに、たいていBL的表現が絡んでくる。
ただ、「地球へ・・・」や「アンドロメダ・ストーリーズ」等のSFモノに関しては、少年誌「月刊マンガ少年」で掲載していた関係上か、竹宮流BL表現は珍しく無かった。
唯一、主人公ジョミーのシャワーシーンだけが、風木っぽくて竹宮臭が漂っているなぁと、ションベン臭い子ども心に苦笑した記憶がある。

再度になるが、当時ものすごい前評判で作られた映画は、原作ファンには大変残念な仕上がりだった。
その後ン十年が経過し、ナンで今ごろリメイク?と首をかしげながらも郷愁にかられ、TVの前に座った2007年。
原作と少々違う部分はあれども、ようやく素晴らしいアニメに生まれかわって、原作を読んだ者として本当に嬉しかった!!
やっぱりキース、昔と変わらず、一番好きなキャラだなぁ~3
非情な堅物エリートとして振る舞っているけれど、その実、誰よりも情が深くて人間らしいのだ。
こんなイイ男、好きにならない方がムリだよ~~;;

ラストには、ただただ涙のナイアガラ。
そうでなくとも、EDの切ない調べには、勝手に涙がダラダラ流れてきて、老いた母にアキれられたのが、もう5年前か~3
色々あったなぁ、あの頃。。
ワケもなく涙が止まらなかったあの時も、なんとなく原作に触れた少女期の自分と今の自分を重ね、色んな感情がブワッと湧き上がっきて、堰き止めきれなかったダムのように、ただただ涙が溢れて止まらなかったんだよネ。。

さすがにちょっとクラシックなSFだけど、作画もキレイな良作でした。
う~ん。。でも当時はキレイさに感動したけど、今ちょっと観直してみると、ちょっとなぁ。。アニコレフレンドのメッセ・エッヘンさんのレビューを読んで、もういっぺん確認してみたら、おっしゃる通りの作画評価でした;ただ5年前当時はえらく感激したので、作画★4.0のままとさせていただきマス;;

原作を知る世代の方には、ひときわ感慨深いアニメでしょう。
原作を知らない方も、漫画&アニメ史に残る本作、ご興味があればぜひどうぞ~(^ ^)

投稿 : 2012/10/31
閲覧 : 825
サンキュー:

19

ネタバレ

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

正直にいおう、名作を陳腐化したシリーズ。それでも素性の良さ、面白さは隠せない。

原作をなぞろうとしたのか、あるいは独自性を出そうと試みたのか、理由はわからないのだが、シリーズ構成としては難有り、各話別の脚本についても、もう少し練られていればという印象を受けた。テンポは緩いし、編集も凡庸なのだ。

登場キャラクターの位置付けは適切で魅力的だし、ブレない物語の一貫性を担保しているのは、原作譲りの素性の良さだ。文明のありよう、種としての継続性を模索し、我々は人類の持つ軛を解き放てるのか、作品の持つテーマは重厚だ。

少し、泣いた。
{netabare}
最初の8話ぐらい=ぬるい導入だが不可欠な部分

まんなか=間延びした印象が拭えない。密度が粗い。

最後の8話=いい意味で見るものをうまく裏切る展開が続く。
{/netabare}
というように、それぞれで違った印象を持った。

全体を通じていえば、{netabare}

物語の設定と展開、切り替えはなかなかよかったのだけれども、予算の都合か、いかんせん静止画が多いのと、キャラクターに表情がなさすぎるのは、2007年制作ということを考えあわせれば酷評とは言えないと思う。CG、スケール感の表現などもいまどきとしては稚拙なレベル(5年前なら妥当なレベルかもしれないが)。

少なくとも絵では、コミック原作を一定レベルで昇華することは制作側に与えられた一種の使命みたいなものだとボクは考える。紙芝居なら原作で良いのだから。

それでも、中盤以降ラストまでに、何度も心を揺さぶられるストーリーが待っている。精緻なブレのない原作を逸脱しなかったのは評価できる。

少し長い作品だけど、最後まで見通してください。
正直なところ、もう少し、原作に敬意を表してまじめに制作してほしかった。

しつこいけれど、大円団はなかなかのもの。

{/netabare}

蛇足:原作について(4年前ぐらいに書いたもの)

正直今まで、無視していた。竹宮恵子じゃねぇかと。3月にもらったのを5月に読んでみたが、あれー、1977年でこんなに出来てるコミックSFがあったんだなと感服しちゃっいました。疑似SFじゃなくて、本物でした。
SF本流でいけば、「スラン」と「ファウンデーション」を足して2で割ったかんじかな。当然、作者は確実にこれらは読んでいます。それでも内容は実にお見事です。これまでの御無礼お許しください。

投稿 : 2012/10/31
閲覧 : 392
サンキュー:

10

ネタバレ

!?!? さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

あああああああああああああ!!!ジョミーカッコ良すぎ
あんな生意気だった子が凛々しくなって…涙腺崩壊

投稿 : 2012/10/01
閲覧 : 264
サンキュー:

0

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

鬱の枠では括れない

鬱、そういえばそうかもしれません。
ですが、この作品内容の密度が半端ではありません。
銀河英雄伝説の時も感じましたが、無駄だなと思う回が無く、24話という枠に異常な程きっちり入り込んでいます。
どうやら原作は随分と前のもののようですね。
そのせいかどうかは分かりませんが、絶望的な描写がかなり多いです。これが鬱だと言われる原因でしょう。
でも、これは自分個人の意見ですが、人間というものと紳士に向き合おうとしたときいわゆる鬱と呼ばれる描写にならないわけがないと思います。
そういう場面でしかリアルな人間の感情や形は表に出ないからです。
それに世代交代が作品中であることも重要なポイントでしょう。
親子の関係や世代の受け継ぎが作品のテーマになっているもので失敗した例は相当少ないと思います。
ただ本当に惜しいのは、この作品が最近のアニメの流行からかけ離れていることです。
濃すぎる内容と女性キャラへのこだわりの少なさ、それに残酷な描写と現代アニメで倦厭される要素をフルで持っています。
明らかに見る割合が少ないでしょう。
ですが、こういう作品は売れるために作っている気があまりしないので僕は好きです^^;
もっと評価されるべき、というより評価されないとおかしい作品の一つでしょう。
僕はおすすめです。まぁこれもあまり大手を振っておすすめ出来る作品ではないような気もしますが^^;

投稿 : 2012/09/21
閲覧 : 403
サンキュー:

6

Mille さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっと評価されるべき、壮大SFアニメ

大人にも子供にも心からオススメできる、壮大SFアニメ。

キーワード:宇宙・異能・戦争・環境・夢・地球
系統:スペースオペラ、感動系、ヒューマンドラマ、(社会風刺)

ありがちな設定って思いました?
・・・いいえ、これがまた深いんです。
最終話はほんと泣ける。。。


アニメのストーリー構成が大人の事情などで簡略化などされてしまっているのが残念ですが、
原作の本筋はしっかり残されており、全体的には満足。
隠れた良作だといえますね。


・・・っと、詳細の感想は、また後日に。

投稿 : 2012/05/23
閲覧 : 368
サンキュー:

2

迷い猫Z さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

意外に良かった!

宇宙を舞台にしたアニメを見たことある人なら先の読める展開でつまらなく感じる人もいるかも知れません。
しかし、内容はすごく良いと思います。
人間の持つ様々な感情がうまく描かれています。

投稿 : 2012/05/01
閲覧 : 292
サンキュー:

kogane336 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作

いわゆる名作ですね、間違いはないです。

投稿 : 2012/03/28
閲覧 : 268
サンキュー:

2

らびえぬす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

女性漫画家作品とは思えない良作

女性漫画家を馬鹿にしているわけではありません。
ですが、SFでここまで話を上手く纏めて破綻していない、アニメは珍しいと思います。

世代を受け継いでいく長~い話ですが、テーマが一貫しており安心して観賞することができました。

線は細いキャラ群ですが、みんな意思が強く感情移入してしまうキャラもいました。

古い原作なのでアレですが、今でも十分通用する内容のアニメだと思います。

投稿 : 2012/01/23
閲覧 : 296
サンキュー:

2

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

古い作品なので

背景描写や声優のしゃべり方など古臭さは否めませんね。でもストーリーがしっかりしているので、今見てもそれなりに楽しめます。

投稿 : 2012/01/15
閲覧 : 308
サンキュー:

1

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

さすが日本のSFを作り上げた作品(原作)だけあって、内容がしっかりしてます。アニメ化されたのは最近ですが、原作の方はかなり古く、作画が昔風になってますが十分楽しめると思います。
このアニメ見てると評価の高いアニメになる為に、作画や音楽は勿論なんですけど、内容もキーポイントなんだなぁってシミジミ感じました。

地球という概念を捨てて宇宙単位で話を展開させて行く。今では珍しいことではないですけど、このジャンルを開拓するのは大変なのは良く分かります。
特に宇宙規模の物語にすると矛盾点が出てきやすくなります。なんで宇宙に行けるのか。地球を離れた訳。重力や燃料、宇宙での移動方法。これらの科学的要素は宇宙規模の物語を描くにあたって必要不可欠になってきます。
これらの条件を克服し、また規模が大きいなかでも共感できる要素を取り組むという難易度の高い作品の第一号がこの「地球へ」だと思います。
正直、上の挙げた最低条件は簡単に克服できると思います。新たな資源や宇宙生命体の侵略など、理由などどうにでもこじつけられる。
重要なのは規模を大きくすることで話の落ちが付けにくくなったり、矛盾が生じたりしないことです。
魔法少女まどか☆マギカはその後半の超進展から少し観客を置いてけぼりにしてる点があったと思います。
また、マクロスFのように歌で全ての問題が解決!っというのも少し無理があるような気がします。

ネタバレになるので書きませんが、このストーリーは「ああ、成るほど」と頷けるような終わりだったと思います。
やはり後味って大切ですよねw
是非見てもらいたいアニメの一つですね。

投稿 : 2012/01/08
閲覧 : 285
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

壮大なSF大作

原作の漫画は古いですが、アニメ自体はそこそこ新しいです
自分は原作を見たことはあるんですが、内容はあまり覚えてなかったので、アニメは新鮮な気持ちで見れました。

人間とミュウとの戦いを描いたSF大作
ミュウというのは人間の突然変異体のようなもので超能力らしきものが使えます
彼らは激しい弾圧から逃れるため、植民惑星から脱出し故郷である地球を目指します。

とにかくスケールが大きく、SFとしてはとても魅力的な設定で
さらに主人公の成長、人間関係、そして人間とミュウとの戦い・・・そういったものをよく描けている
壮大なストーリーに心奪われました。
なぜもっと評価されないのだろうか・・・
かなり見応えのある良作なので、SFファンじゃなくても見て欲しいです

投稿 : 2012/01/01
閲覧 : 362

peko さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人類とは愚かな生き物だ。

斎賀みつきさんをはじめとする豪華声優陣が織りなす、
人間とM(ミュウ)との世界…。

どこに触れてもネタバレになってしまうのですが、
主人公ジョミーの成長、そして天才キースの運命が複雑に交わっていきます。
(なんとへたくそな説明…;;)
それぞれの世界が、それぞれが何を想い、何を大切にしているのかがとても上手く描かれていて、【地球】への想いが伝わってきます。
たくさんの死を背負って生きていく二人には、
主導者としての覚悟ゆえ、あるいは背負っているものの重さゆえに、時に優しく、そして残酷になれるのでしょうか。
次世代へ託す二人の想いを感じてほしい作品です。
最後に
「観て良かった」
と心から感じた作品でした。

投稿 : 2011/10/15
閲覧 : 346
サンキュー:

6

mfqSQ44309 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

投稿 : 2023/04/03
閲覧 : 10

vzyXN69958 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/03
閲覧 : 8

ちーたら さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/03
閲覧 : 11

ハル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 16

こげぱん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/04
閲覧 : 22

LYS さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/04/23
閲覧 : 27

蛍火 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2021/04/11
閲覧 : 29

MELTINA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/07/22
閲覧 : 35

DZeJT07578 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/03/22
閲覧 : 62
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地球へ…(テレビ版)のストーリー・あらすじ

現代から遠く離れた未来―S.D.(Superior Dominance:特殊統治体制、西暦3千数百年)の時代。人類は環境破壊により滅び行く地球を再生させるため、植民惑星へ移住した。コンピュータ管理により整然と生きる人類。その一方で疎まれる、特殊な能力を持つ「ミュウ」という存在。彼らは過酷な弾圧の中で政府の目から逃がれ、息を潜めながらも自分たちの存在意義を考え、そして地球への帰還を夢みていた…。ミュウのリーダー、ソルジャー・ブルーは、アタラクシアに住む少年ジョミーを自分の後継者として選び、夢を託す。(TVアニメ動画『地球へ…(テレビ版)』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年春アニメ
制作会社
東京キッズ / 南町奉行所
公式サイト
www.terra-e.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%B8
主題歌
≪OP≫高橋瞳『JET BOY JET GIRL』≪ED≫CHEMISTRY『This Night』

声優・キャラクター

斎賀みつき、杉田智和、子安武人、小林沙苗、井上麻里奈、羽多野渉、増田ゆき、小杉十郎太、浪川大輔、喜多村英梨、杉山紀彰、高城元気

スタッフ

原作:竹宮惠子『地球へ…』、 監督:ヤマサキオサム、脚本:西園悟/堺三保/根元歳三/出渕裕/大野木寛/佐藤大/森田繁、キャラクターデザイン:結城信輝、コンセプトデザイン:出渕裕、メカデザイン:石津泰志/柳瀬敬之/松本秀幸、美術監督:吉原俊一郎、色彩設計:金丸ゆう子/すずきたかこ、撮影監督:廣岡岳、音楽:高梨康治

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