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「アイの歌声を聴かせて(アニメ映画)」

総合得点
74.7
感想・評価
108
棚に入れた
361
ランキング
864
★★★★☆ 3.9 (108)
物語
3.9
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

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アイの歌声を聴かせての感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アイは、 "愛" 、 "I" 、それとも・・・?

私のクラスにやってきた転校生。
どこかで見た顔だと思っていたら、AIの実用化に向けての {netabare}"実験機" {/netabare}だった。

学力優秀、運動性能は抜群。
歌って、踊って、人懐っこくて。
ところどころヌケてもいて。
それに、キスだって・・・。

タレントぶりがすごいんだけど、不思議と嫌味に感じないのは、どうして・・・?。


彼女の名前は、シオン。(公式)

たぶん、詩音。(私的には)。


~ ~ ~ ~ ~


いきなり 私(サトミ)に馴れ馴れしく、「しあわせ?」なんて訊いてくる。

私は、シオンの正体は知っているけど、質問の意味も、意図もわからない。

この町はまるごと企業にコントロールされた世界。
社会生活そのものが大人たちの都合。
そして、クラスの謎ルール。


できること、できないこと。
知っていること、知らないこと。
やっていいこと、やってはいけないこと。

そんな気だるさに振りまわされ、板挟みにもなって、幸せなんて、考えること自体がバグみたいなもの・・・。

なのに、このAI。

わかったふうな顔して・・・。


~ ~ ~ ~ ~


勘違いしていたのは、私のほう。

彼女は、{netabare} 私が気づくずっと前から、私を見ていてくれてたんだ。

私の幸せを、私のために探していてくれてたんだ。



シオンには、待ちに待ったその瞬間。

そこには、ある愛の詩が込められていたんだ。{/netabare}


~ ~ ~ ~ ~


AI特有の目的達成へのあくなき探究。
課された使命への自己覚知。
自己生成する可能性。

そんなファクターが、見事な演出で表現されていました。


特に秀逸に感じられたのは、AIを友情のベースに据え、日常のルーチンに落とし込んだシナリオ。

そして、5Gの先に見えるだろう未来の環境。

吉浦康裕氏が見せたい "期待感" なのだろうと思いました。


~ ~ ~ ~ ~


「秘密はね、最後に明かされるんだよ♡」

この言葉が、あとでオチに効いてきます。



いいえ。

それは、一歩踏み出したい、友だち未満からのカミングアウト。

幸せを願う視点の逆転に、主客が入れ替わるハレーションなのです。


劇場の席を立つ私は、思わずくすりと微笑み、主題歌のメロディーを知らずとハミングしていました。


おまけ
{netabare}

舞台のモチーフは、佐渡島。
作風は、爽やかな青春群像劇。
テーマは、AIネットワークがつなげる人の幸せ。

そんなイメージボードから導き出した三つめの "アイ" 。

それは「あいの風」です。

古くは万葉集にもある由緒正しき "春の季語" で、「安由乃可是」と書き「あゆのかぜ」と読みます。

現代では、地域によって "あいの風、あゆの風、あえの風" とも呼ばれます。
漢字を当てれば "東風、鮎風、藍風" が多いようです。

韻で汲みとると "合い、間(あいさ)、肖(あやか)る" になろうかと思います。



もしかしたら、日本海側(北海道から山陰までの沿岸部や港町)にお住まいの方は聞き覚えがあるかもしれません。

春から夏の間に、ゆるりと吹き寄せる、北寄り~東寄りの涼しい季節風です。

謂われをかいつまんで言うと、北海道を出港する北前船(帆船)がこの風を利用しました。
京都や博多に向かう際に "追い手に帆かける風=順風" です。

この海風の特徴は、新潟県あたりまでは北から南へと吹きますが、ちょうど佐渡島あたりから北東から徐々に東寄りに向きを変えることです。

佐渡島がターニングポイントになっているんですね。



あいの風には二つの意味合いがあります。

一つは、海から幸せを運ぶ好ましい風(穏やかな風は漁には好都合)。
もう一つは、北前船のノボリの順風(京に向かうには上出来)。
この二つが定説です。

そう思うと、前述したイメージボードとぴたりと重なるように思うのです。

爽やかな青春群像劇は、才気煥発。
遠くに感じた友だちとの絆を結びつけるスプリングボード。

AIネットワークは、天壌無窮の可能性。
時空と次元を超えた価値観に触れたり、未来社会を予感したり。

人の幸せに肖(あやか)りたいアイの歌声もにぎやかに響いて・・・。

"肖る" は、似ていること、幸せをいただくこと、相乗りすることですので、アイの歌声と "あいのかぜ" はピッタリ符合するんですね。

吉浦監督が吹かせるAIの新しい風景です。
一度、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
{/netabare}

投稿 : 2024/02/03
閲覧 : 250
サンキュー:

19

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヒューマノイドの話

そうそうそおゆうことですわ。

ヒューマノイドの映画撮らせたらリドリースコット氏か吉浦康裕氏かとゆうくらい機械の気持ちがわかる映画監督なんではないかと。

…まま、それは言い過ぎですけど、イヴの時間でけっこうやられてしもたボクとしてはこの作品。たいへん面白かったとゆうことです。

吉浦康裕監督の今までの作品はボクの印象としては全体的にやや暗めで、そこがまあ退廃的なそおゆうアレでそれはそれでよかったんですけど、今回のこの『アイの歌声を聞かせて』はなんかやたら明るいのよ。

まあ映像のトーンとしてはそうなんですが、内容はいわゆる能天気なミュージカルモノでは全然ありませんでしたのよ。


とりあえず最初は女子高生アンドロイドが転校生として転入してきて突拍子もない行動を起こして振り回されるクラスメイトってテンプレバリバリの話から始まるので『うわー』とか思いつつ見とんですが、その最初っからわかりやすくちりばめられた伏線を早い段階で少しずつ回収していくとゆー話の組み立て方に『ほー』となり、最終的にはそれぞれの思いを一つの形に成したものがそのアンドロイド・アイだったのかー!と気が付くところに行きついたときこれまた実にさわやかな感動が訪れると。そおゆう仕組みになっとります。

話を作り上げてゆく方法とゆうかアイディアとゆうか、なんちゅうたらええんすかね、なんしかそれがよかったですわ。

クライマックスの一大イベントでも『んなあほな~』とホントはいいたくなる部分なのかもしれませんが、ぜーんぜんそんな気持ちにならないのですよ!


ほてまあいろいろあって最後大団円にて終了となるのですが、まースカッとしましたぜ。

スカッと感動!プリティリーグ!って映画がその昔ありましたけど、まあそんな感じですわ(どんなかんじやねん)。


ヒューマノイドの映画といえばその昔はウエストワールド、それから最初にもいいましたがブレードランナー。ちょっとカテゴリはちゃいますがジョニー・デップが出てたトランセンデンスとか。ああもちろんイヴの時間もか。

まあどれも名作ではあるのですが、人工知能やロボットたちに対してやや否定的でどちらかといえば世間に警鐘を鳴らすような話が多い中で、この話は血の通ったとゆうか、なんかこおゆうのんだったらいいのになと思えるようななんとも日本人ならではのまあるい作品に仕上がっております。


いやまあとりあえず面白かったです。
ボクみたいなSF苦手な人にもおすすめです。

投稿 : 2024/01/05
閲覧 : 55
サンキュー:

10

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ララァ・ランド

『イヴの時間』の吉浦康裕監督である。
構成共同脚本は、先日シーズンを終えた『水星の魔女』の大河内 一楼氏であり、『サカサマのパデマ』でもそうであったが、生真面目過ぎる(もちろん褒め言葉)吉浦作品に、適度なスパイスを与えているようだ。
何より、A.I.テクノロジー、その明るい未来を希求するピュアなスピリットとポジティブ・シンキングに溢れたキャラデザが、ダークな展開が多い最近の作品の中にあって新鮮に感じられる。
プロスペラのように“闇落ち”しないお母さんにも拍手。

あとは何と言っても、とてもチャーミングでこなれたミュージカル演出、その出来の良さであろう。
劇中アニメをうまく使いながら、登場人物それぞれに勇気を与えてゆく体裁、サウンド・オブ・ミュージックを彷彿とさせる演出が素敵だ。
コメディパートを支えるサンダー君のダンスシーンも素晴らしい振り付け。
『王様と私』をオマージュした乱取り“ダンス”が楽しい。
そして唯一の憎まれキャラには津田健次郎大先生、そこはピシッと決めてくれるので安心ということで。

(以下、ネタバレ的蛇足につき…)

"La-La Land"
ロサンゼルスの愛称、その他に“現実離れした世界”“、おとぎの国”といった意味から、現実から遊離した精神状態にある人を指すスラングとしても使われる言葉たそうだ。
“ララァ”
機動戦士ガンダムより、『光る宇宙』を思い出した。
大河内 一楼氏はカイゼル髭の『∀ガンダム』からとは言えきっと…。

投稿 : 2023/07/17
閲覧 : 157
サンキュー:

13

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

AIが歌で人を幸せにするだって??

2023/07/09 初投稿

序盤の詩音の転入シーン
AIの詩音がサトミを幸せにして上げると歌を歌い出します。

「AIが歌で人を幸せにする」って以前見た『VIVY』とそっくり,
パクリっぽいと思いましたが,調べてみたらどちらも2021年の作品
おそらく,偶然なのでしょう。
AIが人類をどう幸せにするかは,王道のテーマのような気がします。
そこに両者「歌」が関係してきたのも,アニメーション作品としての娯楽性を高めたいと考えれば自然な流れですよね?音楽のビジネスにも結びつけられますしねd(^ー゜*)

とはいえ,序盤から中盤にかけては面白くないわけでは無いのですが,やや退屈に感じました。


終盤
{netabare}
冒頭の詩音のぶっ飛び転校シーンまでの詩音(?)の記憶が明らかにされるシーンはかなりエモく作品の評価が覆りました。
本作でのAIは,本体とは別の自己学習するプログラムとしての描かれ,「VIVY」とは対照的に納得出来るAIの設定でした。
{/netabare}

日進月歩の発展をしているAIの技術は,本作公開当時と比較してかなり進歩しています。生成型AIも身近になり状況はかなり変わっていると思うのですが,恐らく当時よりもよりリアルに感じられる優れた設定のように感じました。



参考までに,ChatGPTに
人間を幸せにするためにAIに出来ることは何だと思うか尋ねた答えは

AIはさまざまな方法で人間の幸せを促進することができます。以下にいくつかの例を挙げます:

予測と助言: AIは膨大なデータを分析し、予測モデルを構築することができます。これにより、人々が将来の結果やイベントを予測し、それに基づいて最善の行動を選択する助けとなります。また、AIは個々の状況に応じた助言を提供することも可能です。

健康ケア: AIは医療診断や治療の支援に役立ちます。例えば、画像認識技術を使用してX線やMRIスキャンを分析し、病気や異常を検出することができます。また、患者の健康記録や症状データを分析して、個別の治療計画を作成することも可能です。

教育: AIは個別に適応した教育プログラムを提供し、学生の学習をサポートすることができます。学習スタイルや進捗状況に基づいてカリキュラムを調整し、個々の学習ニーズに合わせた教材や演習問題を提供することができます。

パーソナルアシスタント: AIベースのパーソナルアシスタントは、人々の日常生活をサポートする役割を果たすことができます。スケジュール管理、タスクリマインダー、情報検索、通信など、さまざまな機能を提供します。これにより、人々はより効率的に時間を管理し、生活のストレスを軽減することができます。

自動化と効率化: AIはルーチンワークや労働集約的なタスクの自動化に役立ちます。これにより、人々はより多くの時間を創造的な活動や趣味、家族との時間に割くことができます。また、AIはビジネスプロセスやサプライチェーンの最適化にも貢献し、生産性の向上やコスト削減に寄与します。

ただし、AIが人間の幸せを促進するためには、倫理的な配慮や適切な監視が必要です。プライバシー保護、バイアスの排除、公平性の確保など、さまざまな側面に対する配慮が重要です。人間中心のアプローチを取りながら、AIを設計・運用することが求められます。

だそうです。

投稿 : 2023/07/09
閲覧 : 147
サンキュー:

14

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

歌声に元気をもらえる、そんな作品でした。

チャットGPTを始めAIの話題を毎日のようにニュースなどで
耳にする日々。

朝、自分はアレクサの音声によって目覚める毎日です。
カーテンを自動で開けたりとかももうありますよね。
すでに現実世界で採用されつつあるテクノロジーを含めて
ちょっと先の世界では十分にあり得るような描写が序盤からいっぱい
出てきます。

サトミの母親が中心となって開発されたAIのシオン。
無許可の実証実験としてサトミのクラスに転入することになります。

自己紹介の場でサトミに「今、幸せ?」って問いかけ
唐突に歌いだします。

ちょっと不思議ちゃんだけど普通の女の子として受け入れられちゃう
シオンの技術って相当凄いんでしょうね~。
(ポンコツのAIってキャッチコピーですけど、ロボの
技術は相当なレベルで、こういうのはまだまだ実現は
先なんだろうなって感じがします)

シオンはことある度に歌いだしちゃう女の子です。
自分はミュージカル大好きなほうなので、あの唐突な歌や音楽は
好意的に受け入れられます。
まあ本作では
シオンは人じゃなくてAIだからって理由があるだけに
ミュージカルが苦手な人でも突然歌いだすシオンのことを
わりと受け入れやすいんじゃないでしょうか。
(シオンが歌う理由、伏線が後半明らかになることに
よってシオンの歌の素晴らしさ、輝きが増すんですよね~)

人間関係があまり上手くいってなかったサトミを取り巻く面々が
シオンと触れ合ううちに良い方へ変わっていきます。

ゴッちゃんとアヤのちょっとした言葉の掛け違いによるすれ違い。
人間なら思ったことを素直に言えない・・ってありますよね。
シオンの歌声、思い出を想起させる演出にのせられての
愛の告白!

あ~自分もケンカの時、シオン欲しいかもww
(もしかしたら場の雰囲気で仲直り・・って無理か~~><!)

サンダーとシオンの柔道での踊るような乱取り稽古。
社交ダンスばりのリズミカルなレッスン、軽やかな歌声が素敵なんです!
ポンコツどころか優秀すぎじゃない?シオンって。
こんな稽古で勝てるようになったらAIでも好きになっちゃいますよね~。

サトミが本当にボッチだったの?ってくらい友達に囲まれてるって
ありますけど、それが良いやつばかりってのは悪くないです。

サトミにいつも幸せかを問いかけ行動するシオン。
終盤、暴走ぎみにトウマを巻き込むシーンは少々AI怖いかも
ってなりかけますけど
美しい月明りのもとで、花火が乱れ飛ぶ中
ディズニー映画のクライマックス?のような素晴らしいシオンの熱唱は
そりゃサプライズの告白にピッタリって盛り上がりました。

だけど盛り上がってる最中に会社に回収されてしまったシオン。

この作品の真のクライマックスはシオンが
サトミを幸せにするために行動し続ける理由が明らかになった時でした。

サトミを子供の頃から、身近で見守り続けてきたメモリー。
「サトミを幸せにすること」
誕生した時からトウマの気持ちを宿して自己進化してきたAI.
なぜ歌い踊るのか、幸せかを問い続けるのか・・・
「サトミ・・・・サトミ・・サトミ・・・・・」
稚拙ながらも数えきれないくらい呼びかけ
いつでも励まし続けて寄り添い歌い続けてきた事実。
執念ともいえるAIシオンの想いが明らかになっていく展開は
めっちゃ泣けちゃいました~~~><!

AIを題材にする作品はその設定や矛盾を探す目に常にさらされて
批判されちゃうのかもしれません。

自分は難しいことは分かりませんけど
高校生の彼ら、彼女達がちょっとしたきっかけをシオンに与えてもらって少し幸せになっていく、そんな優しい物語が楽しかったです。

シオンの人間とは違って良い意味で空気を読まない行動力に
ふと警戒心緩んで本音を引き出しちゃうのかもしれませんね。
いつしか
シオンを本当の友達のように感じ、彼女がピンチになった時
助けようと必死に行動していく姿は良かったな~。

命令されたことを追い求め続ける、ある意味人が執念と呼ぶくらいの
途方もなく学習し続ける能力は時に想像を超える結果を生む可能性
もあるし怖さもあります。

学習し続ける先が人類の幸せになる道と一緒であって欲しいし
シオンのようにただ一人の幸せを考え続け見守り続けられるような
優しい進化を続けて欲しいです。

土屋太鳳さんの演技、歌声が好印象な素敵な作品でした。

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 147
サンキュー:

20

ネタバレ

メガマインド さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

素敵な青春映画

ミュージカル、青春、学園、ロボット、SF!?

使い古された題材だが、そう感じさせない新鮮な気持ちで観ることができた。


ロボットだからアクションでもはじまるかなと思ったけど、その方向性にいかず
純粋な青春映画として楽しめた。

あとヒロインは正統派美少女なのだが、どこか頭のねじがぶっとんでいる


あのコードギアスやヴァルブレイヴの水星の魔女の大河内脚本ということで学園でロボットによる虐殺みたいな展開になるのかなとひやひやさせられたが清々しいまでの青春映画だった。

主人公の親の出世欲はプロスペラとスレッタマーキュリーを沸騰させられる
し、ヒロインが唐突に歌い出すし(笑)

定番の展開をみせてくれた。

投稿 : 2023/06/02
閲覧 : 126
サンキュー:

9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一度は観るべき作品

昨今身近になってきたAIについて考えるきっかけになる。
また、このアニメーション映画を観て、聴くことで勇気をもらえる。テーマ自体は本質的に難しい分引っかかる点もあるかもしれないが、人間の感情は不思議だなあと深く考えずにミュージカルとして楽しむべき作品。私は観て後悔しないと断言できる。

投稿 : 2023/04/27
閲覧 : 132
ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

元々たまごっち!みたいなオモチャAIだったのか⁈

AIものとして目新しさは無いが、韓国もののような実は裏でこんな事があったのか…の部分は否が応でも感動する。やたら歌う理由もそこまでわからない。
福原さんは声優としても素晴らしかった。
このAIをいきなり学校で実証実験って、母親の頭疑う設定はどうかと…
イブの時間はアシモフのコピーみたいなストーリーだったから、大河内さんのおかげでしっかり感動作になったのかな。
AI系なら野崎まどの小説家の作り方をオススメします。

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 75
サンキュー:

3

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

明らかにAIが暴走しているのだが

で、みんな高校生も大人もドタバタして滑稽。
特にこの実験都市の大人たちが子供っぽくてほとんどギャグ。ラストの展開で人類の退化が確定した。

投稿 : 2022/09/19
閲覧 : 155
サンキュー:

4

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 2.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アナ雪超ー苦手!

もう最初はうんざりだったのですが

観ていくうちにどんどん惹き込まれ

終盤はボロ泣きでした。

無垢に願うAIモノには弱いです。

スピルバーグの「AI」も。


これと「ブルーサーマル」で
お盆は乗り切れました。

投稿 : 2022/08/29
閲覧 : 233
サンキュー:

5

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シンギュラリティAIと青春劇。面白かったけれど、やや引っかかりも覚える

「イヴの時間」の吉浦康裕監督による109分のアニメ映画。
AI少女と高校生たちの青春劇やラブコメからの、シンギュラリティを扱ったSF作品。
※作品データベース様より転載

【良い点】
同年の春アニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」に続いての、歌うAI少女とシンギュラリティを扱っている。
舞台をAIアニメにありがちな人類存亡ではなく、高校生たちの青春劇にする事で、より身近にAIと人間の関係性を問うた内容。
自己進化AIに対する、若者たちのポジティブな関わり方を清々しく描きつつ、視点によっては危険性も匂わせる塩梅。
AIがある程度実用化されつつある世界、高校生たちのAIへの反応や関わり方は2008年の「イヴの時間」よりも時代が進んでいる。
終盤の攻防戦、物理的に拘らずAIをネットに逃がす発想は、新世代の若者らしくて良かった。
2020年代の若い感性でAIの可能性を描いて見せたSF作品として良かった。
時代の進化に対応して作劇をアップデート出来ているのは吉浦監督お見事。(これが出来ず時代錯誤な監督の方が多いので)

AI、シンギュラリティSFとして内容の良し悪しはともかく、示唆に富んでいて考えさせられる。

AIヒロインをちゃんとAIらしく描けているのも何気に珍しい。
この手のAIヒロインは人間以上に人間らしいキャラが多い、本作のシオンちゃんは人間らしくなかった、良くも悪くも。

青春劇や恋愛劇は手堅く及第点。
人数多い割に主要キャラ全員に見せ場あり、シオンの歌とポンコツ行動に翻弄されるコミカルな青春劇として見やすかった。
ミュージカル調を「ポンコツAIだからしゃーない」と理屈付けする構図も上手い。
主要キャラにAIへの理解があるのも物語がスムーズな要因、前述したように現代的な感性をポジティブに活かした作劇だった。
楽曲を作劇に活かせている、歌詞が分かり易く、終盤の盛り上がりも申し分ない。

土屋太鳳氏はじめ声優陣も申し分ない。

【悪い点】
作画水準は申し分ないんだけど、絵的に魅せる力はあまり無い。普通に綺麗の域を出ず。

良い点と裏腹、AIヒロインがAIの域を出ず、あまり可愛くない。
キャラデザや異常行動含めて不気味の谷を感じる。
終盤明かされる誕生秘話とサトミとの関係は感動的ではあるんだけど、シオン自身にあまり共感できないためか微妙。

良い点と裏腹、青春劇も恋愛劇もありがち。大仰に盛り上がる程ではなかった。

ツダケンボイスな嫌味支社長を悪役に据える作劇も微妙。
大人の男性は無理解で無能、子供と女性はAIの可能性信じる正義的な構図もイマイチ。(自分が前者だからだけど…)

AI、シンギュラリティの怖い側面をさらっと流して放置しているのが気になる。
自己進化、人間の監視や制御を欺いたり、終盤は実質AIの反乱も起きてたり。
シオンは終始暴走していた。シオンが善意だから良かったものの、一歩間違えば危険だったような。怖くて手放しで感動できず。
支社長の視点も一理あるように思われるけれど、そこが描かれていない。
作中でAI規制法がある模様だけど、劇場版の尺では不十分だった。
高校生の青春劇に絞った良し悪しで、SFとしてのスケールは狭くなってしまった。

【総合評価】5~6点
シンギュラリティSFとしては鋭く、エンタメ作品としては微妙。
SFとしては粗削りなイヴの時間の方が面白さは上だった。
評価はとても良い以上付けてもよさげな意欲作なんだけど「良い」止まり。

手放しで絶賛できない自分は支社長寄りの時代遅れな大人なんだろうな、と自覚あり。
この作品は多分素晴らしいが、視聴者の自分が付いていけてないという認識。

投稿 : 2022/08/27
閲覧 : 179
サンキュー:

11

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

AIものとして低レベル。心理描写も弱い。歌は…うーん。

 本作については、AIものとしてのレベルは相当低いと言わざるを得ません。  
 まず、誰がどう見てもシオンが自然な人間の振舞をしているとは思えません。そして、その実証をしないで学校に送り込むというのが科学者として不自然です。

 まあ、トウマが作ったプログラムが自己進化の末にシオンの機体に実験日にインストールされたのかもしれませんが、途中経過を観察するときに気付くでしょう。そもそもシオンの機体はスタンドアローンじゃなかったの?ネットワークに外部的なデータリンクとしてつながるにしても、根幹のプログラムをいじれるのはおかしいでしょう。
 そして、ばれないための実験なのに、機体停止時の挙動がお腹から機械が飛び出す仕様にするとか極めて不自然です。

 設定上はシオンが自らそこを隠蔽していたということだと思いますが…うーん。その能力ってどっから来たんでしょう。そのレベルのAIがそんな不自然な動きをするって…シオンが人前ではもっと落ち着いていればまだ良かったんですけどね。

 野良プログラムがAI進化して、トウマのサトミに対する愛情がプログラムの一部になっていて、プラスサトミの好きなアニメが行動原理になっていた、かな?うーん。これで納得感がありますかね?子供が作った単純なプログラムの話だよなあ…うーん。
 だとすればまだオカルトの方が納得感があります。父親か母親、昔の友達との死別した魂とか。

 この作品の対象年齢層がわかりませんが、今AI事情がこれだけ出回っている2020年代にやる話ではありませんでした。

 では、AIシオンを取り巻く登場人物の恋愛・友情物語としてはどうか。シオンのアイデンティティが単純にサトミの幸せを願うというだけで、なんというかその気持ちに核が無いんですよね。シオンの内面というか感情が描けていないので、単純な条件付けにしか見えません。結果的にシオンがドタバタやって偶然各人がくっついて行きますが、歌が歌えるAI実験機の意味が極めて薄かったように感じます。

 ここが最大のテーマでもありストーリーの核でした。伏線も演出もすべてここに収斂しているので、ここに乗れるかどうかでしょうね。私は乗れませんでした。

 つまり、SF設定、AI設定はおいて置いて、シオンというAIに何かの感情移入ができるか?といえばまったくできませんでした。そして設定が不自然すぎて、サトミ、トウマ、母…だれかに感情移入できたでしょうか?

 サトミってどういう性格かって言われても、うーん、としか言いようがありません。なにか彼女のアイデンティティがみえてくるような描写ってありましたっけ?まあ、真面目なんでしょうけど、一方で一番肝心なシオンの危険性について隠ぺいしようとするし。で、友達も隠ぺいに巻き込もうとするし。つまり身勝手だということ?
 サトミの内面を見せる演出が少なすぎたのが良くなかったのかもしれません。

 それと母の努力って意味がなかったということ?そして、最後はラスボスの承認でおしまい?あのAIを野に放った危険性についてはみんな周囲の言う通りかと思います。

 ヒューマンドラマとしても、あの嫌な女が急にしおらしくなって告白しちゃったり、サトミの周囲に突然人が集まったり、非常に不自然でつぎはぎでした。
 AIものとしても駄目、青春群像劇としても心理がまったく響きませんでした。


 正直言うと、まず、細かい話ですが、冒頭の炊事の場面からちょっと変だなとは思いました。料理で一番大変なのは、下ごしらえと後片付けです。火が自動的につくのが自動化のような描写でした。ここでああ、SF的なセンスがちょっとなあ、という感じです。
 今風の家庭と自動化という発想なんでしょうけど、そこに深い考察があるように見えなかったです。

 それとグレーぎりぎりでの実験だ、という冒頭の会話からあまりシオンそのものに正義がみえなかったですね。だから、子供たちがシオンの危険性を隠蔽しようとしているのが滑稽に見えたり、母が間抜けに見えたりしたのも良くなかったです。

 いろいろ書きましたが、要するに心がざわつくような、何か印象に残るようなものがなかったですね。SF的なセンスオブワンダーもないし、人間ドラマとしての事件、ストレス、因縁、苦悩…なんでもいいんですけど、後で引っ掛かって考えたくなるような何かが何もなかったです。

 ということで、最後の感動シーンを描きたいから描いたような映画かな?正直いえばAIものは一番好きなジャンルなだけに、しかもまだ550円の購入コンテンツです。
 評価的には本作はダメダメですね。私は映画は金をとる(サブスクですけど有料コンテンツだった)、時間をとることを考慮して厳しく評価します。ということを割り引いてもあまりいい出来とは思えませんでした。

 映画としては100点満点で20点くらいですね。ストーリーとキャラ造形には点は上げられません。特にシオンの不自然さに何かはあるだろうとは思っていましたがカタルシスが無かったです。点数がつくのはおもに最後の方のエフェクトと作画です。正直集中してみるのがしんどかったです。期待してたのに残念でした。

 サカサマのパテマと同じ人が作ったとは思えません。AIものとしては、イブの時間もヒューマンドラマや差別問題としては見るところはありましたが、AI設定が良くなかったですからね。AIもののセンスがちょっと無い感じがします。

 そうそう、肝心の歌ですが、まあ歌がモチーフなのにそのレベル?という曲と歌唱力でした。

投稿 : 2022/08/25
閲覧 : 247
サンキュー:

7

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんだろう ディズニー映画をみてるようだった

なんだろう ディズニー映画をみてるようだった
近い将来・・ こんな 世界がくるんだろうなぁ きっと
多分 ついていけない 携帯すらよくわからないし

投稿 : 2022/08/15
閲覧 : 119
サンキュー:

1

snn1123 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

笑ったり泣いたり

作画、キャラ、脚本、歌、物語のテンポ、どれもハイレベルで素晴らしい。
特に無駄がなく、盛り上げる脚本が凄い。
キャラデザも大好きです。
不覚にも感動しました。
家族や恋人等と一緒に万人にオススメです。
名作だから見ないと損ですよ!

投稿 : 2022/08/07
閲覧 : 103
サンキュー:

4

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

観てて恥ずかしい感じでした

んー
設定はいいかと思うけど
ちょっとストーリー展開が青すぎて自分には観てて恥ずかしく

ミュージカルは好きだけど
歌い出しや歌がこれこそ関係ないとこでとミュージカル嫌いが指摘するようなとこで歌うしで。。

てか歌と高校生と特殊な設定が無い。。ってのはこれはもうはなから2.5次元案件でしょうか。。


アニメなんだから細かいこと言うなといわれましょうが
ちょっと色々怖く
AIの実験とはいえ高校に転校届を受諾させるのはかなりの犯罪では?
→大会社が極秘に。。ならわかるけど、主人公の母が独断でといってたのでここもハッキングとか改竄したのか?と勘繰ってしまう

あとAI自身が命令を聞かずハッキングしまくって、かつ格闘ロボを人間にしむけるとか。。
今は電子化がすすんでいる軍隊の兵器も愛があるからつかっていいわよね❤️とやりかねない
ここ冗談でなくあぶないかと

てかサマーウォーズのAIがそうなったよね

→主人公にあって危険やどうしょうもない悩みに過剰に反応してしまいならいいが、主人公が現在あまり思ってないことを過剰に勝手にやるのは問題かと

あと個人情報も色んな家電やセキュリティシステムなどを利用して収集しまくってるのはストーカーにもなりかねぬと

ま、青春群像ラブコメアニメなのでそこまではですが。。

ちと気になりました。。

絵が綺麗っぽかったので期待したのですが
残念でした。。

投稿 : 2022/08/07
閲覧 : 165
サンキュー:

4

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

落ち着けと言われて落ち着く奴がいるか!え、いるの?

この話は母親がAI会社の結構すごい人なJKの話

まず本作を一言で言うなら「稚拙」としか。
AIという現台風の要素を取り柄ながらもその実は古典的な芸風
理論の爪が甘く、わざわざ現代風にしてる意味がない。さらに物語自体がつまらなく、もうどうしようもない
例えるなら「昔ながらの少女漫画を無理やり現代風にしたはいいものの、そこで満足しちゃった」的な

詳しく書いていきます
要素としてAIをメインにした青春ものです。近未来(というと大袈裟なのかもしれませんが、ほとんどの道具に高度なAIが仕込まれている世界)という設定で、いかにも現代らしいもの。
現代SFと青春系を組み合わせた如何にも、な作品。
まぁ期待はしていませんでした。

主人公の見た目がかなり好きなのですが、物語の内容がものすごく、といえるぐらいつまらない。
ありきたりな青春ものに無理やりAIという要素を組み込んだだけの作品であり、下手に中途半端。これを観るなら他の青春系アニメをみることをオススメします。そうですね…「思い思われふりふられ」とかが本作の上位互換な気がします。
AIがあったらこんな青春の可能性もあるのかなぁ、という妄想につきあわされるのが苦でなければ全然いいんじゃないですかね。知らないですけど。

音楽パートが存在します。
急に歌うよ。
これは私だけじゃないと信じてるのですが、歌聞くときって歌詞聞きませんよね?なんか歌詞は語呂が全てだと思っているので、歌詞の意味とか考えたことなかったんですけど、本作ではセリフがまんま歌詞になっているのでちゃんと聞かなければなりません。それに気づいたのは後半からだったのでちょっとばかし後悔してますが、どうせロクなことは言ってないのでそこまで…
ということなので、皆様は注意してお歌を聞いてください

{netabare}
個人的にはサトミちゃんは告白を受けずにそのままの友人関係でいることを望むようなラストが良かったのですが…まぁもし、そうなったとしても今までの展開が全て無駄になるので、それはそれでクソアニメとして認定するでしょう。
というかサトミちゃんが主人公だとは思いませんでした。ポスターであんなデカデカとAIちゃんが映ってるんですから勘違いしても仕方ないと思います。ええ。

あでもお母さんがヤケクソ暴走状態になるシーンは好きです。でもその後協力するシーンは嫌いです。どうしてアニメ映画の中では大人が悪いんでしょうね。正義感に縛られた理想主義者が非正義を壊すってそれ大きな声で言って大丈夫なのかな
{/netabare}

監督・原作・脚本は吉浦康裕さん。え!?イブの時間の!?なんでこんな中途半端な設定にしたの!?サカサマのパテマはロボットもんじゃなかったからって思ってたけどもしかしてイブの時間がたまたま?
キャラデザは島村秀一さん。ハチクロの方ですね
劇伴は高橋諒さん。ようじつの方ですね
アニメ制作はJ.C.STAFFさん。とあるの所ですね

キャラデザがあんま好みじゃありませんでした。なんか…なんでしょ。主人公以外見た目がすきじゃない…
主題歌…主題歌の名前なんだっけ?まぁ、ミュージカルですのでどっかで主題歌歌ってます。AIちゃん役の土屋太鳳さんが歌ってたやつ。
声優さんは。はい。脇役は豪華でしたね。豪華声優のくせに合っていないキャラが多数存在してたのが声優さんにとって可哀想で仕方がありません

一番守りたかったのはなんだったのか
ということで締めます

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 107
サンキュー:

1

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

監督を知らずに観たら、もう少し楽しめた・・・・・・かもしれない

『サカサマのパテマ』の吉浦監督作品。

分かりやすく言うなら、「人間に化けたAIロボがその正体を知る人間の友達たちと送る青春ドラマ(ミュージカル風)」

同監督の『イヴの時間』に近いけど、『イヴの時間』と違ってこの作品は微妙。
ミュージカルを加えたのは良かったけど、終盤の展開がありきたりすぎる。何より相手方(社長たち)を開発者である主人公の母親を妬む一方的な悪として描いてるから、ちゃんとした主張の対立もない。せっかく序盤でシオンの危ない行動を描いてるんだから、せめて社長側に妬みとか一切ない反AIの人間を描いて欲しかった。
でも良く言えば「子供向け」に作られてるから、ファミリー層にも安心して観れる作品になってるし、そういう意味では、決して万人受けしない作品ではない。


ただ「子供向け」だとしたら少し気になるのが、さらっと描かれたけど、娘の気遣いを知らず、いざ失敗したら娘に当たり散らかす母親はどうなの?考えすぎかもしれないけど、「子供向け」作品の母親とは思えない。

投稿 : 2022/06/27
閲覧 : 112
サンキュー:

2

サイサイ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

普通

土屋太鳳さんが歌が上手いのは十分に伝わったけど、いきなりミュージカル風(というかディズニー風)になる意味がわからない
唐突すぎるし違和感

もうちょっと現実を組み込んだ物語だと思ったけど最後はめちゃくちゃファンタジーだった

投稿 : 2022/04/22
閲覧 : 128
サンキュー:

2

ネタバレ

†地雷君† さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ここ数年での最高傑作

もちろん、劇場版「ヴァイオレットエヴァーガーデン」も好きですよ?(きめつ?・・なにそれ美味しいの?)

ただ、この作品は もう少しライトに、皆が楽しめるお話です。かといってチープではなく、AIというテーマを取り扱った深みのある作品でもあります。

本作品は、同じくAIをテーマにした「イヴの時間」の『吉浦康裕』監督の作品です。監督のインタビューでも語られている通り、皆が楽しめるように作られています。
※「イヴの時間」も好きですが、雰囲気が特殊で万人受けではありませんでした。
※インタビューはこちら<https://www.youtube.com/watch?v=g1YE228tK68>

まずは、いろいろぎゅーっと詰まったPVを見てください。

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★まずはこれを見よう!!!
https://www.youtube.com/watch?v=Ht8oqfSgf8w
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主人公のサトミが通う学校に、サトミの母親が研究すするAI(シオン)が転校してきます。このAI(ロボット)、かなりの猪突猛進で、なぜかサトミを幸せにしようと行動します。転校初日にいきなり「サトミ!今幸せ?」と問いかけ歌い始めたり・・。

サトミはAIであることを知っているのですが、周りはそれを知らないため、火消しに奔走するサトミ。前半はドタバタ青春ラブコメ要素で展開していきますが、AIシオンには秘密があって・・。

後半少しシリアス展開ですが、最後はハッピーエンドです。
土屋太鳳さん演じるシオン、まいんちゃんこと福原遥さん演じるサトミがプロの声優にも劣らないクオリティだし、特にシオンの歌は何度聞いても素敵ですので、この作品は見ないと人生の損であると断言できる。そんな作品です。


追伸:挿入歌の「you need friends」はボッチには「う・・」となりますが、それでも前向きにさせてくれる素敵な曲です。

投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 180
サンキュー:

7

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

AIとして、矛盾しそうな「命令に従う」ことと、「感情に従う」ことを上手くつなげた物語。

今から54年前の映画「2001年宇宙の旅」。
人工知能HAL9000は、その目(カメラ)に映る人間に疑問を感じ暴走します。

今から28年前の映画「マクロスプラス」。
人工知能シャロン・アップルは、愛した人に夢を見させたくて暴走します。

暴走?
それは、人間がそう捉えているだけのことです。
この2つに共通することは、「感情」により自ら行動を起こしただけのことです。
しかし、人間にとって、それは、想定外のことなので「暴走」なのです。

そして、この作品もしっかりとその王道に沿った内容でした。
ある「感情」を持った主人公の人工知能シオンは、サトミのために奔走します。
しかし、それは「暴走」に他ならず、このことが事件へと発展していきます。

私は、人工知能(AI)の「感情」は、甘く考えてはいけないと思っています。
なぜなら、それは、人間の「感情」と変わらないからです。


■AIは、プログラムだが、AIが獲得した「感情」はプログラムではない
{netabare}
AIはもちろんプログラムです。
しかし、AIが獲得した「感情」は、プログラムではないと思います。
その理由の一つは、もちろんそう考えた方が、夢があるからです・・・。
しかし、理由は、それだけではありません。
今の人工知能の仕組みを考えても、そう感じる部分があるからです。

プログラムとは、「こうきたら、こう反応する」と言うルールです。
もし、「感情」がプログラムなら、それはすべてルール化されています。
「こう話しかけけられたら、こう答えて、こういう表情をする」。
このようなルールがあらかじめプログラムやデータとして定義されます。

また、一昔前にAIと呼ばれていた機械学習も実際はただのプログラムです。
それは、ある対象をグループ分け(クラスタリング)する分類器です。
それがあたかも何かを認識したように見えるので人工知能と呼ばれています。
しかし、その仕組みは、複雑な数式を使ったプログラム(モデル)でしかありません。

しかし、今のAIは、人間の脳細胞のニューロンを模したものです。
プログラムは、ニューロンを再現しているだけです。
「感情」に関するルールは、定義されていません。
つまり、AIの「感情」とは、プログラミングされたものではありません。
「感情」とは、自ら「学習」して獲得していくものになります。

人間の持つ1つのニューロンの仕組みはとても単純です。
しかし、それが何百億個と集まり、何層にも繋がっています。
その結果、人間は、とても複雑なことを考えることができます。
逆に言えば、人間の脳そのものの仕組み自体は、とても「機械的」だと言うことです。
つまり、人間とAIとは、物事を考える最小単位のニューロンが、
細胞でできているのか、プログラムでできているかの違いだけでしかありません。

もし、そのニューロンを模したプログラムを
人間の脳細胞と同じ数だけ集めて、繋げられたら・・・、
そして、人間と同じように、何年も学習をさせたら・・・、
きっと、人間と同じ「感情」や「人格」が備わるはずです。

つまり、AIの「感情」とは、プログラムではなく、学習で自ら身に着けたものです。
そこに人間との違いはないのです。
このことがAIに人格があるとか、人権を認めるとかの問題にも発展していきます。

ただ、残念なことに現在の技術では、脳の再現性は不十分なようです。
ニューロン同士のつなぎ方(ニューラルネットワーク)は手探りです。
また、ニューロン間をつなぐ部分のシナプスに相当するところもいまいちのようです。
ニューロンから次のニューロンへ伝達する信号をスムーズに制御できません。
つまり、人間のように自然に物事を考えるのがまだまだ難しいようです。

そのためか、この作品のAIもちょっとポンコツです。
しかし、そこが可愛いところでもあるのですが・・・。
{/netabare}


■AIの「感情」は、どこにあるのか分からないこそ人間と同じ
{netabare}
ここからは、少しネタバレになってしまいます。

シオンは、当初、スタンドアロンの携帯端末として誕生しました。
言わば小さな子供です。
たくさんのニューロンをメモリー上に蓄えられるほどリソースは持っていません。
しかし、それがあることをきっかけにネットワーク上に逃げ出します。
すると世界中からリソースを集められニューラルネットワークの下地ができてきます。

さらにその中でシオンは、サトミのことをずっと見続けていました。
街中にあるネットワークにつながったカメラやセンサーを使っていたのです。
つまり、シオンは、ずっと「学習」を続けてきたのです。
すると、人間と同じ「感情」を持ってもおかしくはありません。

AIがこうして感情を持ったとしても、そこに感情プログラムは、存在しません。
存在するのは、ただニューロンを模したプログラムだけです。
つまり、AIの「感情」とは、どこにあるのかが分からないのです。

これは、人間の「感情(心)」が、どこにあるのか分からないのと同じです。
つまり、人間を解剖しても、そこにあるのは、脳細胞だけなのです。

ここまでくると、AIと人間の「感情(心)」は、同じものだと言えます。
{/netabare}


■AIの主人公は応援したくなるが、それは人間のエゴと紙一重の悲しさもある
{netabare}
AI自体は、プログラムですが、AIの「感情」は、プログラムではありません。
そう考えると、AIの主人公に対しても「感情」移入することができます。
なぜなら、AIの「感情」は、人間が持っているものと違いはないのですから。

では、なぜAIの主人公に感情移入し、感動できるのでしょうか?
それは、AIには、人間にはない不自由さがあるからです。
まずロボットであれば、柔軟性やバッテリー等の身体的な制約があります。
また、人間が作ったものなので制御的に人間に服従させられています。
緊急停止機能や人間の命令に従うことが、それにあたります。

つまり、AIは、人間と同じ感情を持ちつつも人間よりも劣るものとして描かれます。
実は、ここが悲しい部分でもありますし、応援したくなる部分でもあります。
AI作品は、実は、人間のエゴと紙一重なのです。
それは、つまり、人間の都合のいいようにAIを描いているからです。

もし、AIが完全無欠で、知能も体力も美貌も人間を凌駕していたらどうでしょうか?
その「感情」が本物であったとしても、はたして感情移入できるでしょうか?
たぶん難しいと思います。
なぜなら、それはもはや神であり感情移入の対象ではありません。
むしろ、人間を凌駕した時点で、抗う対象になってきます。
しかし、そんなAIも人間と同じ「感情」の持ち主だと思うとやはり複雑な気持ちです。

この作品の主人公のAIシオンの「感情」は、本物です。
だけど、ポンコツです。
だから、感情移入できるのです。
そういう意味で、AIの発展途上だからこそ描ける作品でもあるのかなと思いました。
{/netabare}


■まとめ

50年以上前から続くAIの王道です。
それは、AIが獲得した「感情」によって引き起こされる物語です。
それが、人間に危害加えるものなのか、ハートフルかは紙一重にすぎません。
人間にとっては、どちらも「暴走」に変わりありません。

むしろ私は、AIが持つ「感情」そのものについて、とても考えさせられました。
それは、人間のもつ「感情」と基本的に変わらないからです。

この作品のシオンは、技術的に発展途上のためかポンコツです。
しかし、獲得した「感情」は、人間と変わらない本物だったはずです。

シオンは最初、プログラムとして「人間の命令に従うこと」を実行しようとします。
その命令とは、「サトミを幸せにすること」です。
シオンは、それがどう言うことかを8年もかけて学習し解釈してきました。
つまり、考え続けてきたと言うことです。
そして、チャンスが訪れたときに実行に移したのです。
この誰かのために考え行動しようとすることは、もはや人間と同じ「感情」です。

この作品は、AIの持つ特徴を綺麗に物語にまとめていたと思います。
それは、「命令に従う」ことと、「感情に従う」ことです。
この2つは、一見、矛盾することですが、この物語では、うまく融合させました。
そこが、とても面白かったと思います。
そして、シオンの本物の「感情」からくる純粋な一生懸命さもよく伝わってきました。
私は、とても温かい気持ちになることができた作品でした。

投稿 : 2022/03/23
閲覧 : 229
サンキュー:

21

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幸せ

かなり楽しみにしていたアニメ映画です。
私はこの作品を知りませんが、Sunny boyだったかな?
アニメを見終わって必ずCMが流れてて、AIとか歌とか私の好きな題材のキーポイントが多くて凄く期待したってのが、この作品を見ようと決めたポイントです!

さて、物語は試験中のポンコツAIのシオンが転校してきてから始まります。
5日間の短く長い物語の始まり。

1日目

AIと言えば完璧なイメージがありますが何故AIの彼女はポンコツなのか……

1つは極秘実験なのに力加減を一切しない。

{netabare} プールに潜れば永遠に水面に上がらないし、片手でバスケットボールを受け止めて片手で凄い力とスピードで投げ返したり、完全に自分の正体を隠そうとしなかったりw{/netabare}

2つ目は転校初日にシオンはミサトに「幸せ?」と聞く。
彼女はAIで「幸せ」とは何か解らないけど幸せ?と聞いてくる。
彼女には幸せはわからず、自分で調べた幸せを実行していく。
ミサトに幸せになって貰いたくて。

{netabare} 友達を作らせようとしたり、AIロボを暴走させピンチになれば白馬の王子様が登場すると思い暴走する様にAIにお願いしたりw
王子様を確認しようと、人気の男子ごっちゃんにキスをしようとしてみたりw {/netabare}

実は実験の責任者はサトミの母なので密かに行われた実験でシオンがAIだとバレてはダメなのですが……

{netabare} 初日でバレた……4人のクラスメイトの目の前で、間違えて緊急停止ボタンを押してしまい……お腹から何か飛び出して…… {/netabare}

ミサトは母がどれだけAIに力を入れてきたか知っているから、密かに知ったこの実験を成功させてあげたくて……
そうして、5人の秘密がはじまる。

2日目

ごっちゃんとアヤのすれ違い。
2人は恋人同士なのですが、いつしかすれ違っていた。
この理由がまた学生らしくて、あるよなぁ〜ってなりますww
思春期だから悩みも不安も沢山ある、相手の何でもない言葉や態度に不安になり、どうすればいいのか解らなくなる……

でも。
{netabare} シオンの「ごっちゃんはアヤの者じゃないよ」って言葉で、アヤもやっと自分の気持ちに勇気を振り絞る事が出来た。
「もっと素敵な人がいる」失恋した人にはNGな事をシオンが言っちゃたりもしてたけどw
シオンのおかげで2人は仲直りが出来た{/netabare}


3日目

サンダーの試合の話
試合本番に弱くて負けてばかりのサンダー
{netabare} でも、シオンが練習に付き合ってくれてw
AIでも女の子の素体だからかサンダーは練習しにくそうでww
それに比べて本番は男子相手だからやりやすかったのか初勝利を決める事になりました。{/netabare}


4日目

サンダーの初勝利パーティーとし学校を抜け出す6人
しかし、このパーティーが結果的に……

シオンは新しい幸せの形を見つける。
{netabare} 誰かの幸せは誰かを幸せにする。
シオンが気付いたのです。
トウマがミサトが好きで、ミサトもまたトウマが好きだと言う事実を。
そこで、ミサトを幸せにする為に告白の舞台がまた素敵なのです!

ソーラーパネルの向きを変えて月や夜空を反射させた地面に光のイルミネーションに空に打ち上がる花火にシオンの応援ソング{/netabare}
告白の舞台としては最高です⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝

そんな告白の最中、シオンを初め全員捉えられてしまう。
{netabare} それはシオンの制作会社の星間エレクトロニクスの大人達だった。
いきなりアンカーみたいなのを撃ち込まれて残酷なシーンでした(*꒪꒫꒪) {/netabare}

5日目

{netabare} シオンは自分の実験結果を改ざんしていたものを送っていたのでした。{/netabare}

彼女にとって実験なんて関係なくてミサトに幸せになってもらいたくて勝手に考え行動した。

{netabare} 確かに、AIが自立して何かを起こすとエラーやバグとして処理されるし、AIが映画みたいに反逆行為を起こして人間を襲うかもしれない。
そうなると取り返しがつかなくかる……だから、処分される結果になる。{/netabare}
危険を考えたらそれは仕方ないかもしれない…………って思うけど……

それは違うって思います。
{netabare} 大人達からみたらAIが自分達の監視外で動いていた。
結果だけみたら怖いですよね。

でも、ミサト達からみたらシオンは沢山の幸せを教えてくれたAIなんです!
すれ違いの恋心を修復してくれたり、初勝利出来る様に練習に付き合ってくれたり、幸せになって欲しい女の子に告白される舞台を整えたりシオンは幸せになって欲しいって気持ちだけなんです! {/netabare}

確かに彼女は間違えた事もありました。
{netabare} ロボの三太夫を暴走させたりもありましたが、あれだって誰も傷付けてないし止めようと組み合ったサンダーも怪我はしてません。{/netabare}

だから、きっと彼女はその辺も解っていた。

彼女達の中でシオンはAIではなく友達なんです!

シオンの本当の正体には涙がボロボロでました。
シオンの試験内容に「誰かを幸せにする」なんて課題もなければ、何故、ミサトと母の1日が始まる前の掛け声を知っていたりした秘密も明かされましたし、シオンが昔からミサトを知っていた様なセリフがありましたが、それも明かされました。

シオンのミサトが大好きな気持ちに私は映画館でボロボロ涙が出てきて鼻水まで出そうになるし、鼻をジュルジュル言わせたら隣の人に「コイツ泣いてんな〜」って思われそうだったので、我慢しました‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
それほどにシオンのミサトへの想いや気持ちの強さが心にグッときました。

シオンの正体を知ったミサト達は……

{netabare} 敵陣本社に乗り込みます!
そこで、寝たきりのシオンに再開する。
必至に呼び掛け目覚めるシオンに呼び掛けると目を覚ました。

でも、大人達にバレてしまいシオンを逃がそうと友達達も時間を稼ぐ為に頑張ってくれたけど……シオンもバッテリーが少なくて稼働時間も時間の問題。
最後の力を振り絞り他のAI達に協力して大人達の足止めしてもらう。

会社を封鎖された中でシオンを逃がす彼らの作成それは……シオンはAIだから器は必要ない。
シオンの心を別の場所に逃がす為に屋上へと出る……
シオンとはもう触れ合う事は出来ないけど……

彼女を宇宙空間の衛生へと移す作業が始まる。{/netabare}

シオンは嬉し涙は知らなくて、最後も嬉し涙を流すミサトの涙の意味はわからなかった。

だって、悲しいから涙がでるって認識なんだもん‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
{netabare} それでも、ミサトは笑顔で笑って感謝を告げる。
そして、ミサトと過した5日間を思い返したシオンも最初の頃とは違い「幸せの意味が解らない」と言っていたけど最後は「私は幸せだったんだね」って幸せの意味を知ることが出来た。{/netabare}

シオンは沢山の幸せを皆に与えたけど、シオンも知らずのうちに幸せを貰っていた事に気が付いた(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

{netabare} シオンの居なくなった学校で彼らは集まって、告白もしたトウマとミサトはまだ少しウダウダしてて、それを衛生からみたシオンが2人に声を掛ける。
彼女は、ずっと見守ってくれるのでしょうね。{/netabare}

さて、最後の三太夫の顔に貼られて居た物が凄かったですねw
劇場では笑いが漏れてたけど私は感極まって涙を拭うのが必死でしたw

サンダーは愛は重いなぁ〜
愛を拗らせるタイプですねww
{netabare}一応、サンダーの告白が成功してたけど柔道の練習相手としてOK貰えたなんて思ってないんだろなぁww

でも、サンダーの恋の形って素敵だと思います。
恋って誰が誰を好きになってもいいものだし例え相手がAIでも好きって気持ちに代わりはないと思いますし、それを否定する事は誰にも出来なくて否定しちゃダメだと思うからです。
だから、サンダーの片思いって面白いなぁ〜って思います。{/netabare}
恋の形って人の数あって全然違う形をしてる気がしますꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

全体的な感想としては……

物語に無駄がなくテンポも凄く良かったと思います。
歌も演出が少しミュージカル風な感じで、普通に飽きることなく楽しめました。
凄く面白い作品ですし時間ある人は是非見てもらいたい作品です(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

投稿 : 2022/03/13
閲覧 : 372
サンキュー:

21

ぽにぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

このAI、ポンコツにつき

【総評】
イヴの時間、サカサマのパテマの吉浦康裕監督が贈るSFスクールミュージカル。
ミュージカル作品特有の急に歌って踊りだすことの違和感を逆手に取った巧みな構成と、いたるところに張られた伏線を一気に回収していく終盤の展開は圧巻。
また、シオン役の土屋太鳳さんの歌は必見。

以下、各評価基準ごとの詳細
◎物語の評価◎
ミュージカル作品特有の急に歌って踊りだすことの違和感を逆手に取った構成、完成度の高さは流石の一言。
いたるところに張られた伏線を一気に回収していく終盤の展開は圧巻。
この作品をハッピーエンドととらえるかどうかが人によって分かれるのも面白いところだと思う。

◎作画の評価◎
流石の映画クオリティ。CGの扱いも非常にうまい。

◎声優の評価◎
全体を通して非常に良い。特に土屋太鳳さんのAIらしい声と圧倒的な歌唱力には脱帽。

◎音楽の評価◎
総じてクオリティが高く、それをさらに土屋太鳳さんの歌唱力が底上げしている。
劇中のジャズ×柔道のシーンが個人的なお気に入り。

◎キャラの評価◎
各キャラクターの個性が立っている。
また、一部そのキャラクター自体が大きな伏線になっているのも高評価。

各星の数は3つを基準に下記で採点。
★☆☆☆☆:好ましくない
★★☆☆☆:やや好ましくない
★★★☆☆:可もなく不可もなく
★★★★☆:良い
★★★★★:群を抜いて良い

投稿 : 2022/01/07
閲覧 : 182
サンキュー:

6

yosaku.x さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歌が秀逸

まずシオン役の土屋太鳳さんがこれ以上ないくらいに上手。
サントラCDを買いました。おすすめです。

投稿 : 2021/12/31
閲覧 : 121
サンキュー:

2

おきらく さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2000年代風のアニメっぽさがあるが、目頭が熱くなる作品

萌えと百合を期待するアニヲタたちは、予告編を観たらガン無視なんだと思いますが、騙されたと思って一度観て見たらどうでしょうか。
萌えを排除し、昭和時代を思わせるのどかで、どこか懐かしく牧歌的な風景の中に、近未来的な描写が逆に、新鮮さを感じました。変に近来的な風景にしないから違和感なく見ることができました。
劇場版を観るのは、12月後期現在、今の内で徐々に上映する劇場がなくなっているので、Blu-rayで観るのも良いけど、劇場じゃないと強い感動と目頭が熱くなれないと思うのです。できたら一日でも早く劇場に足を運んでほしいです。
時代設定は不明ですが、人工知能が進んだ世界の物語で、シオンというアンドロイドの女の子がかわいいです。「ちょびっツ」や「ハンドメイド・メイ」などの2000年代前半のアニメを思い出します。AIが人間に反抗的になる。または、人類にとって脅威になる。だから人工知能を作るなという作品は、洋の東西、山のようにたくさんありますが、人工知能も所詮人間が作ったものだから、使い方をうまくすれば、素晴らしい世界ができるのでは。いや今よりマシな世界になるのではないかと思います。AIの忠誠心に心が温かくなり、目頭が熱くなるのは、この作品だけなんです。とにかく可愛い女の子がたくさん出て欲しいアニヲタには、予告編だけでお腹いっぱいだと思いますが、絵柄や細かいところを抜きにして、楽しめば心がきれいになり洗われるような気分になれると思います。
ただ、おもしろいだけの作品ではないことを主張したいと思います。

投稿 : 2021/12/26
閲覧 : 136
サンキュー:

5

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

サイエンスファンタジーミュージカルアニメーション

原作・脚本・監督は吉浦康裕氏、
「サカサマのパテマ」「イヴの時間」にて培われし手腕磨き掛ける、

AIと現時代風な生活感の融合、
深き考察滲みながらシンプルに魅せる良作なサイエンス&ファンタジーへと昇華。

多用す意図的アップ構図とポップライトな劇伴に惑わす背景および動体些細部の拘り、
車やメカ描写も上手い。

メインキャラと土屋太鳳さんの声交差し歌声も抜群、

対し脇固める既存声優達の通り一辺倒な声技がちょっと鼻についたがまあ極些細な事。

3DCGならぬ2Dによるウォルトディズニーアニメーション的作風で描かれたド直球な青春群像劇、

泣いて笑ってまた泣いて、

晴々とした観後感、良い作品でした、

ちょっと甘いが高評価( ^ω^)

投稿 : 2021/12/18
閲覧 : 190
サンキュー:

20

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

みんなを幸せにする良いAI

公開後話題となり、自分もその話題を聞きつけて劇場に足を運んで鑑賞。まず思ったのは夏に観たかったねー!

今年は『VIVY』や『ゴジラS.P』等のオリジナルSF AI物が多く、特に『ゴジラS.P』は「用語いっぱいで論的に説明する!これがぁ!SF物なんだよぉ!」感増し増しで正直ついていけなかったので、この作品はそれらと比べて、AIを題材にした作品としてはかなり分かりやすいストーリーで、観やすかったし、面白かった

ストーリーとしては、AIが広まり生活の一部となっているという設定で話が進んでいく
AIと人間の関わりに関しては、シオン サトミの関わりに終始しており、客観的な視点から立っての投げかけはやっておらず、それにより、後半は現実世界との認識の齟齬を産んでいるように思われる

よって、かなり現実の世界とのギャップがあり、正直自分は劇中の所謂"保守派"の意見の方に賛同しちゃった部分があり、「何故危険でないと言い切れるのか」「実験に無断で学校を使用した」などの様々な問題を、会長の鶴の一声で最後に一蹴した風であったが、それでそもそもの世界観と現実の視聴者とのギャップは埋められたかと言われれば微妙だと思う
ただ、もちろん自分も、シオンの様なAIがいたら面白そうだとは思うし、近未来のAIが一般化した世界も良いとは思っているということだけ

なのでこの作品は、近未来の世界観で、昨今のSF AI関連の作品に求められている要素をシオンとサトミの二者の関係に絞った、少しポンコツなAIとの関わりから始まる青春群像劇として、あくまで"良いAIを描く作品"という認識を持っておくのが良いと思う。前半中盤のシオンと悩みを持った高校生達との関わり、予想外のシオンの行動の理由付け、8年前に受けた使命を遂行する健気な進化したAIの姿など、そういう観点から見ると、万人に受けやすい良いストーリーだったと思う

今年最後に予想外のアタリ作品に出会えて、テレビアニメだけでなく、アニメ映画でも満足出来てとても良かった

投稿 : 2021/12/12
閲覧 : 173
サンキュー:

8

ネタバレ

しょへ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アイ、愛、I

良い意味で予想を裏切られました。久しぶりに映画で泣きそうになったかも…。

少年少女とAIシオンとの交流を描いたお話です。
爽やかな青春物語でもあり、AIの可能性の物語でもあります。
細かい近未来を舞台にした世界観の描写や、ミュージカルシーンの演出も印象的でした。

AIを題材にした作品と言えば、人類と敵対する展開など、その危険性を警鐘するような作品が過去に数多く存在します。
しかし、この作品はAIの明るい未来を描いていました。「こういうので良いんだよ」と気分が良くなりました。

後、登場人物が高校生ですごく青春していて、キラキラしていました。とにかく爽やかで良い。彼らと友達になりたいと思ってしまうほどです。

最後に一言、感動と青春と未来が詰まったこの名作に祝福あれ!

投稿 : 2021/12/08
閲覧 : 127
サンキュー:

6

ネタバレ

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あの素晴らしい「愛」をもう一度

2021年11月16日記載

まずは最初に、僕が予告編を初めて観た時、端的に思い浮かんだ印象を、此処に述べておくと致しましょう。

『ポンコツAIと苦労人少女の百合アニメ』

正直『そういうジャンル』に全く興味が湧かない僕としては「別に観なくてもいいかなあ……?」程度の印象に留めて、思考を終わらせてしまっていました。
しかし、その認識自体が実はとんでもない錯誤であるのに気付いた上映時の事。
そんな程度の低いイチャイチャ次元物語では全然無かった事を痛感してからは、思わず当時の自身を殴りたくなった次第。そんな自分が本作に満足出来たのは、最早言うまでもありません。

この映画はミュージカル映画です。しかしそこらの有名作品よりも「歌う理由」と言うのがしっかり物語の中で構築されており、突然出てきた歌唄いAIの登場に周囲のキャラクターが戸惑う序盤から、段々移ろっていく心境の変移がとても滑らかで堪りません。
また、この物語は受け取る側の志向によって、どんな印象にも移り変わります。
色々な見方を与えてくれると言うのは、ただそれだけで価値を齎す『傑作』の特徴ですが、本作はその盤上に見事乗っかっていた次第。ある人は素晴らしい青春SF群像劇と思うだろうし、ある人は恐ろしいSFホラーだと思うかもしれない。これはAIに触れていく過程を、登場人物と共に追体験していく展開であれば当然の事象でしょうが、ただ1つ揺るがないのは「サトミはこれで救われた」と言う事です。不変の想いが形を変えて、最高に素晴らしき友情と純愛を齎した……この物語はそれで充分『幸せな終わり』なんだと、僕は強く思っています。


{netabare}
さて、僕は本作を『[AI]と[I]と[愛]が見事に上手く絡み合った、友情と純愛のロマンティックSF群像劇』と解釈した次第。
ええ、これは最高の友情映画であり、最高の純愛映画なんですよ。「AI」が物語に絡んでくる中で「愛」の形を知っていき、それぞれが「I」を込めて歌う事で、自らの想いを届けていく。その過程が確かな『幸せ』となりて息衝いていく様を、見事な展開で魅せ付けられました。
その心は、決して後悔しない為。好きだと思える大切な人に、大事な想いを吐露する行為。
その素直さを教えられたのはシオンの起こした行動が全てであり。そんな彼女が教えられた行動経緯の起因には、本作の最重要人物、トウマがいます。
少年の頃から抱いていた、たった1人の少女に対する彼の願いが。今でも心の中では思いつつ、形に出せなかった無垢なる想いが。シオンと言う体現者に「愛の形」を託した上で、その不変を色濃く示した訳で。
それはシオン本来の「疑問」でありつつ、トウマ本来の「願い」でもあり。その軌跡全てが「サトミを幸せにした」んです。トウマの為に独りぼっちとなったサトミを「もう1度幸せにした」んですよ。


この『AI』を通した関係の中で紡がれる『人間の想い』の両立が余りに綺麗で眩しくて、どうしようもなく愛おしくて。どうにも胸がいっぱいになって、抑え切れなくなってしまいました。
ただ正直な所、シオンに明確な自立精神があったかどうか。命令に囚われないで得た心があったかどうか。作中では堅実な確証で以って断言する事は出来ません。
彼女自身がしていた事は、全てトウマの願いに従って起こした従属なのは確かな事。
「シオンは今、幸せ?」と言う疑問に肯定出来たのも「人間を幸せにする」AIの原理に従った結果に過ぎないかもしれません。
しかし、シオンもこれまでの過程で多種多様なそれぞれの『幸せ』と『愛』の形を学習し、記憶し、応用し、確かに関わった時間があります。だからこそ、最後のトウマの台詞が心に強く響くのです。

「シオンにも、心はあったんじゃないかと思うんだ」

そう、結局は「受け取る者次第」
『人間』として『AI』に対する想いとどう接していくか。人間のみが持つその機微が、大切な関係と成り得るのです。
それ故本作は、青少年達の変わり行く心理の行方を描いた友情映画でもあるし、幼少期より抱いてきた想いが見事形を変えて体現した最高の純愛映画でもある。
そしてアンドロイドのシオンが加わった事で、新たな関係で再度彩られた、良質なSF映画と断言出来ます。
だから僕はこの作品が好きなんでしょう。色々な見方を与えてくれて、観る度に気付かなかった発見を魅せてくれる。このアニメ映画が好きなんでしょう。

本作に登場する子供達は、AIとこれから密接に関わっていく事が増えるかもしれない世界の中で、物語が導き出した理想像です。
この『物語』をどのように捉えるかは人それぞれでしょうが、少なくとも僕は本作を観た後、確かな「愛と希望と未来の笑顔」を信じたくなってしまいました。
シオン(AI)と関わった子供達の未来が『幸せ』で溢れますように。
「手を繋ぐ事の出来た」2人の未来が、もっと『幸せ』で溢れますように。
『アイの歌声を聴かせて』はそんな願いを観客にも抱かせてくれる、正しく『愛の物語』でした。
{/netabare}

最高の友情と純愛を魅せ付けてくれた本作に、大きな愛の感謝を込めて。
サンダー、ゴッちゃん、アヤ、シオン、そしてサトミとトウマの皆が大好きです。
この幸福の輪が更に広がっていく事へ『人間』としての願いを込めて。締めの運びと致しましょう。

ああ、最高に幸せだ。


P.S.
本作が気に入った人は、ロバート・F・ヤングの時を越えしロマンSFや山本弘のアンドロイドSF小説『アイの物語』が気に入るでしょう。
特に後者は、吉浦康裕監督も確実に意識していると思いますので、鑑賞前でも鑑賞後でも、読んでみる事を薦めます。リスペクトオマージュ盛り盛りで、中々面白いですよ。


2021年11月18日追記
{netabare}
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吉浦康裕
@yoshiura_rikka

#アイの歌声を聴かせて
サトミとトウマのフルネームはそれぞれ、天野悟美(あまのさとみ)、素崎十真(すざきとうま)です。この二人の名前はペアで考えました。どういった意味合いでペアになっているのか、分かった人は相当マニアックです。

午後0:00 · 2021年10月31日·Twitter Web App
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ついさっき、この名前の由来に気付きました。裏設定でこんなに感動したのは、久し振りの事だと思います。
素崎十「真」と天野「悟」美。取り敢えず分からない人は、もう1つのアイの物語『わたしは真悟』を読んで下さい。

そうか、シオンは真悟でもあったのか……鳥肌止まらないですよこれは。
{/netabare}

投稿 : 2021/11/29
閲覧 : 326
サンキュー:

8

双真 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★★★☆

おもしろかった。

投稿 : 2021/11/27
閲覧 : 134
サンキュー:

1

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アイの歌声を聴かせてのストーリー・あらすじ

長編オリジナルアニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』(アニメ映画『アイの歌声を聴かせて』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2021年10月1日
制作会社
J.C.STAFF
公式サイト
ainouta.jp/

スタッフ

原作:吉浦康裕、キャラクター原案:紀伊カンナ
監督:吉浦康裕、脚本:吉浦康裕、共同脚本:大河内一楼、総作画監督・キャラクターデザイン:島村秀一

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