新型コロナウイルス感染症(COVID-19/SARS-CoV-2)の感染拡大の影響を受け、一部作品の放送・配信時期に延期、変更が発生しております。
掲載している放送時期と異なる場合がありますのでご了承ください。

「Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-ヴィヴィ フローライトアイズソング(TVアニメ動画)」

総合得点
81.0
感想・評価
470
棚に入れた
1397
ランキング
364
★★★★☆ 4.0 (470)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-の感想・評価はどうでしたか?

あきお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

バイオレットエヴァーガーデンぽいけど…

2話ぐらいのショートストーリーの繰り返しで進み、主人公のディーヴァが出会う人間達の感情に触れて少しづつ変化していく所などがバイオレットエヴァーガーデンに似ている気がしますが、アクションシーンはこちらの方が多いかと思います。

結局、ショートストーリー同士の関連性もあまり感じられず、続きを見たいと思えず断熱しました。

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 214
サンキュー:

5

あぷろ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

つまらない、見て後悔した

何となく面白そうと思ってみたが、全て見終わった感想は「つまらなかった見て後悔した」だった。
後日知ったが、リゼロから何とかの作品の原作者がシナリオを書いたアニメと知って再度「見て後悔した」だった。
相変わらず失敗したら過去に戻ってやり直すみたいな作品しか書けない進歩しない人間だと思った。

アニメとラノベしか知らない人たちには神アニメかもしれないが、一般の普通の人が見ると後には何も残らないつまらない作品。ただそれだけ。

投稿 : 2021/09/09
閲覧 : 226
サンキュー:

1

ネタバレ

cntc さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

尻すぼみが激しい作品

とても惜しい作品だったと思います。
ストーリー的には進化したAIが人類を滅ぼそうとするという王道の内容です。

序盤はその作画やストーリーがとても良く、引き込まれました。
特に {netabare} 2話のラストで起こった飛行機事故とその際のマツモトのセリフには、これからのviviの100年がとても辛く過酷な道のりになることを強く想像させます。
あのラストで私はこの作品に一気に引き込まれました。 {/netabare}

しかし話が進むにつれ、その一つ一つの出来事で登場する人物たちの背景や心境といった部分に感情移入することができませんでした。
{netabare} 垣谷に関してはもっと丁寧に描写できなかったのでしょうか。
各シンギュラリティポイントでのみ登場するキャラクターたちと違って、何度も登場する垣谷はとても重要なポジションだろうと思っていましたが、物語にとっても、viviにとってもそれほど大きな影響を及ぼしたとは私には見えませんでした。
最後には自分自身も嫌っていたロボットの体になってでもviviに強いこだわりを持っているようには感じられなかった。
少なくともオフィーリアと並行して語れるようなものでは無かったように思う。

また、各シンギュラリティポイントで改変しても、その結果はAIの発展をより加速しているように見えていて、正史では人気が出ず博物館贈りになったはずのviviが人気を得ているという描写もなにかあると思っていました。
その結果予想通り計画は失敗しました。{/netabare}
ここまではそうなるだろうなと思っていましたし、ここからがこの作品最大の山場として期待していました。
しかし結果としては、今までの作品でもよくあるような締めくくり方で、かつviviにとってもAIにとってもハッピーなのかバッドなのか、制作陣はこの先に何を思い描いていたのか、よくわからない終わりでした。
最後に一瞬映るマツモトとviviは何だったのか。

そして、最大の問題点はこの作品にとって最も重要な「歌」というキーワードが活かしきれていなかった。
歌手に問題があったという意見もありますが、私はそもそも「歌」という大切な要素を作品に落とし込めていなかったと感じています。
{netabare} 問題を解決する際に「歌」を用いるのは最後の最後の1回のみだし、そこまでは基本戦闘で解決していきます。(この戦闘の作画はとても見応えがあってよかった)
そしてその経験の未、「心を込める」という事について、viviなりに答えを見出して最後に歌うというのは、 {/netabare} やりたい事はわかるのですが、どうもそこに納得感が生まれない。
その結果、話が進むにつれて盛り上がりに欠けていき、尻すぼみ感が強くなってしまったのでしょう。

あと、細かいことですが、時折出てくるエグいほど書き込まれた超美麗なカットを使いすぎな気がします。
viviや物語にとって、とても重要な瞬間にのみ使っていれば、その意味も最大になっていたでしょう。
あまりに頻繁に出てくるので、私にはむしろ違和感になってしまっていました。

投稿 : 2021/09/09
閲覧 : 123
サンキュー:

3

miatanlove さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

春季の中ではダントツ

1クールでよく詰め込んでるし面白かったです。
作画よし音楽は素敵で歌いたくなります。
未来の物語、AIを取り扱ったもので、評価の高いデトロイトビカムヒューマンというゲームを知ってる人も多いかと思います。
それと比べると、アニメ1クールで詰め込める分だけ詰め込んだ世界観かな~まあ劣りますが、でも世界観の没入はそこそこしやすい?現時点でAI物を扱ったアニメの中では1番だと思いました。ストーリーも面白いし。

投稿 : 2021/09/06
閲覧 : 75
サンキュー:

3

ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

100年の旅 それは自分自身を滅ぼす旅

人類の滅亡という未来を防ぐため、懸命に生き続けたVivyの成長を描いた物語です。
それでいて物語の随所には優しさや温かさが垣間見れます。

不思議ですよね。Vivyは人間でなくAI、アンドロイドなのに、成長や優しさなんて…
でも、これ以上にふさわしい言葉が見つかりませんでした。
Vivyが生き続けた100年の軌跡を、Vivyが成し遂げた100年の奇跡を、あなたも目撃してください。


歌でみんなを幸せにする。その目的でつくられたアンドロイドのDiva。
だが彼女にはもう一つの使命と名前があります。
100年後、AIによって人類が滅ぼされてしまう。その未来を阻止する使命。そしてその使命を遂行する際の彼女の名前がVivy。

Vivyは100年後から来たAIのマツモトと一緒に100年という時間の流れを旅します。

■物語:{netabare}
第1、2話 {netabare}
 Vivyは正史では殺害されるはずだった相川(あいかわ)議員を助けます。
 ここでVivyは、いつまで生きるかじゃなくどう生き続けるかが大切であることを相川議員に
 行動で示します。
 さらにVivyは、相川議員を殺害しようとした垣崎の命をも身を挺して守ります。
 Vivyは命の尊さを誰よりも理解しているAIでした。{/netabare}

第3、4話 {netabare}
 正史では宇宙ホテル「サンライズ」が墜落して多数の人が亡くなりますが、
 Vivyや妹のエステラたちの尽力で死者はゼロとなります。
 ここでVivyは「心をこめる」とはどんなことかをエステラから教わります。
 エステラは誰よりもお客様を大切にするAIでした。{/netabare}

 ※第2話から第3話までの間には15年の年月が経過しています。
  第1話のときのVivyの友達の妹(霧島ユズカ)は赤ん坊でしたが、
  15歳に成長していました。

第5、6話 {netabare}
 サンライズの墜落後、AIの進歩が著しく加速します。
 海上無人プラント「メタルフロート」で大量のAI部品が製造されていたのです。
 そしてメタルフロートの管理AIは、Vivyの妹のグレイスでした。
 グレイスは元は看護用AIで、弱者をいたわる優しい心をもっていましたが、
 Vivy達がメタルフロートの活動を抑えようとしたのがきっかけで
 暴走して人を殺します。
 グレイスを救う方法が無いことを知ったVivyは、人類の未来のためにグレイスを破壊します。
 しかし、グレイスを愛していた冴木の自殺でVivyは混乱してしまい機能停止するのです。
 Vivyは愛するものを失ったときの人間の悲しみを、そこまで理解できていなかったようです。{/netabare}

 ※第4話から第5話までの間は5年経過しています。
  正史ではエステラは犯罪者としてさげすまれていましたが、
  改変後の歴史では誰もがエステラの行動を褒めたたえるように変わりました。

やがてVivyは気づくでしょう。この旅は自分自身を滅ぼす旅であることを…
それがどんな形で現れるのかは、今はわかりません。

ただ、偶然の一致かどうかはわかりませんが、Vivyが各話で出会う主要なAIは全てVivyの妹達、Vivyと同じ基本ユニットのアンドロイドです。
ということは、人類を滅ぼすAIも… かもしれません。

第7,8、9話 {netabare}
 第6話でVivyが機能停止後に再起動してからは、DivaにはVivyの記憶がありません。
 しかしフェスティバルの直前にDivaは事件に巻き込まれます。そのときDivaを助けたのがマツモト。
 オフィーリアの自殺を防ぐことが今回のマツモトの目的でした。
 オフィーリアはVivyの妹です。彼女もDivaと同様に歌で皆を幸せにすることが使命でした。
 Divaは記憶を取り戻すためにマツモトと一緒に行動します。
 結果としてオフィーリアの自殺は防げましたが、代わりにDivaの人格が消去されました。{/netabare}

 ※第6話から第7話までの間は40年経過しています。
  Vivyはいつの間にか61歳になっていました。
  心をこめて歌うこと。それはお客様に笑顔になってほしいと願いながら
  歌うこと。そしてそれは、エステラがVivyに教えてくれたことです。
  だけどVivyにはその記憶がありませんでした。

第10話 {netabare}
 Vivyは歌えなくなり、引退してAI博物館で展示されます。
 そこで小学生の頃の松本博士と出会うのです。
 Vivyは自分がつくる歌ならば歌えるかもと考え、作曲するのですが…
 なかなか曲は出来上がりません。

 それから更に長い長い年月が過ぎて行き、少年だった松本はやがて大人になり、
 女性と結婚して赤ちゃんができます。
 松本博士の子供を抱き抱え、赤ちゃんがVivyの指を触ったそのとき、
 あふれんばかりにVivyの頭脳に曲が芽生えます。
 その曲は私たちが良く知っているあの曲でした。
 美しく、そして…はかない曲でした。
 曲を作り終えたVivyは疲れ果て、深い眠りにつきます。

 そしてVivyが目覚めたとき…、
 なんとVivyの作った曲を口ずさみながらAI達が人間を殺戮していたのです。
 それはVivyが旅した100年後の世界でした。{/netabare}

 ※第9話から第10話までの間は5年経過しています。
  そして第10話では更に35年が経過します。
  Vivyにとって唯一の静かな…とても静かな時間でした。

第11話 {netabare}
 AIの暴走はアーカイブによるものと判明しました。
 Vivyとマツモトの100年の旅は無意味だったのでしょうか?…
 いや、無意味ではありません。正史では松本博士は亡くなりますが、
 Vivyとマツモトが助け出しました。
 そしてここではトアクが仲間になっており、エリザベスもいます。希望はあります。
 でも、あと12時間後に衛星が落下する…。そうなれば都市は全滅です。
 Vivyは一縷の望みをかけてアーカイブとの対話を試みます。{/netabare}

 ※やはりVivyを起源に自立型AIは進化を遂げていました。
  AIの暴走を抑えるもっとも単純な方法は、根元を断つことかもしれません。
  そしてそれは…

第12話 {netabare}
 アーカイブの導き出した答は、『AIに依存しきった人類には価値が見いだせない。
 だから人類を滅ぼしAIが人類になり替わる』とのことでした。
 但し、AIの中で唯一Vivyだけが自分で曲を創作したことに驚きを感じ、
 もしVivyが歌えるのならば人類抹殺を中止するとのことでした。
 Vivyはトアクやエリザベスと一緒にアーカイブの本拠地アラヤシキに乗り込みます。
 しかし、向こうが一枚上手でした。Vivy以外は皆亡くなります。しかもVivyは歌えません。
 衛星が落下し、希望は亡くなったかに見えましたが、松本博士がVivyをもう一度過去へ送ります。
 Vivyが送られた先はAI達が人間の殺戮を開始したまさにそのときでした。 {/netabare}

第13話 {netabare}
 Vivyは直ちにトアクの救出に向かいます。
 そしてトアクやマツモト、エリザベス達がアラヤシキに乗り込みます。
 Vivyは生まれて初めて歌った場所「ニーアランド」で自分の作った曲を歌います。
 Vivyの歌には全てのAIの活動を停止させるウィルスが組み込まれていました。
 もちろんVivyもAIです。この歌はVivy自身をも滅ぼす歌だったのです。 {/netabare}
最期の最後で、歌姫として生まれ変わったVivyがもう一度マツモトと出会えたことは、良い終わり方でした。
{/netabare}
9話目までが非常に素晴らしすぎる内容だったため、10話目以降は失速感が感じられました。それでも良い物語だったと思います。
 
■音楽:
第4話でエステラと妹のエリザベスが歌った「Ensemble for Polaris」は、とても美しい歌でした。
お客様を安心させたいと願う二人の心がこもっています。
それとは対照的に、第6話でグレイスが歌った「Sing My Pleasure」は、とても悲しく聞こえる歌。グレイスは、メタルフロートで冴木のことを想って毎日この歌を歌い続けていたのです。グレイスの心の悲しみが伝わってきます。
そして第7話でオフィーリアが歌った「Elegy Dedicated With Love」は愛らしい歌です。
「小劇場の妖精」としての可愛い歌でしたが、心はあまり伝わってきませんでした。

オープニングはVivyが歌う「Sing My Pleasure」とても魅力的な歌です。

エンディングテーマは、とても美しい。そしてはかなく寂しい曲でした。
まるでこのアニメの最後を語っているかのようです。
この曲を初めて聞いたとき、私はある疑問が生じました。
 なぜ歌姫が主人公の物語なのに歌詞がないのだろう?
その答は…、第10話に隠されていました。
最終話でVivyがこの歌を歌いますが、最後まできちんと歌わせてほしかったです。

そして、何よりも私が好きなのが挿入曲。特にシンギュラリティ計画を遂行する際のバトル時に流れる胸をえぐるような音楽、この曲にすっかりとりこになってしまいました。

■問い:←ここテストに出ます。(冗談)
ところで、第4話の最後でエステラたちが歌った「Ensemble for Polaris」を聴いたVivyが思わず「くやしいなぁ」とつぶやきましたが、それはなぜだと思いますか?{netabare}
私は…きっとVivyも一緒に歌いたかったのだと思います。
でも、それはできないこと…。エステラとエリザベスは、自分達の使命を全うしたのです。{/netabare}

また、第6話にて、メタルフロートでグレイスが歌っている「Sing My Pleasure」をVivyは何故「これは歌じゃない」と言ったのでしょうか?{netabare}
この答は私にはわかりません。
Vivyならば、「これは歌…悲しみの歌」と言うような気がしましたが…、この答がわかる人は教えていただけないでしょうか?{/netabare}

そして、第7話にて、記憶を失くして仕事を一緒に行うことも無くなったVivyを、なぜマツモトは助けたのでしょうか?{netabare}
おそらく、それはマツモトの心がそうさせたのだと思います。
マツモトは心がどんなものかを説明できませんでしたが、AIのマツモトにも優しい心があったのだと私は思いたい。{/netabare}

答は見る人によって異なるでしょう。でも、その違いを述べ合うのも楽しいかもしれません。(^_^)


■最終話を見終えて
総集編をつくるのであれば、後半はもっと丁寧に作成してほしかった。
そうすれば間違いなくトップをとれたのに…と、悔やまれます。
第四話までなら間違いなく最高でした。

投稿 : 2021/09/05
閲覧 : 693
サンキュー:

55

ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょっと惜しい感じ・・・

事前の情報+あにこれのシーズンランキング上位と言う評価を受けて、今までの自分の好みとマッチしそうな作品と期待しての視聴でした。

「人ならざる人」の物語、100年と言う壮大なターン、時間改変的な要素など私の好きそうなタイプのはずだったんですが・・・。

物語の大筋としては、そこまで珍しいものではない。
今までも類似のモノは、まぁ、ある。
ターミネータ的と言ってしまえば、それまでか・・・。

そんな中で、もうひとつの柱として主人公Vivyの歌姫としての使命(こだわり)が描かれている点は特徴的。
そして、ここで歌われる歌も、ギリギリちゃんと印象に残るクオリティになっている所も頑張っていると思う。
過去にも「歌」があたかも重要なキーとなるテイで作品が作られていながら、その歌がどうでもいいレベルで、そこから既に作品に移入できないなんてつくりのアニメもあったしね。
ここら辺は、頑張っていたとは思います。

ただねぇ。
全部を視聴して観ての感想が、タイトルのとおりなんですよねぇ。
物語と素材の料理の仕方がもう少し・・・と言う印象でした。
私の好み的に何が足りなかったんだろう?
良かったところ、今一つだったところを羅列してみようかな・・・。

これは<私>の100年を超える旅
→キャッチフレーズの壮大感は良い、テーマ性も。期待できた。けど「旅」感はあまりなかったかな。

主人公がそれほど魅力的ではなかった。
→ある意味、しっかりとAI(人ではないモノ)として描かれていたから?

エピソード事にブツ切り感があった。
→ラインとしてのつながりはあるし、意識をさせていたけれども、視聴者的にそこまで没入できない印象。
100年と言っても、歴史年表のココとココみたいな感じかなぁ。

それぞれのエピソードでは、心に触れるエピソードもあった。
→エピソードごとに観れば、私の好み、琴線に触れる物語は確かにいくつかあったし、印象に残るキャラもいた。

物語の結末が好みではなかった。
{netabare} →自己犠牲的なポイントは私的には好きな方のジャンルになると思っていたが、今回はあまり私の心には響かなかった。
最後まで、Vivyに感情移入できなかった。
Vivy自体の掘り下げや深掘りが少なかったからかなぁ。
ハッピーなEDではなかった、ように思えた。 {/netabare}

マツモトとのカラミはなかなかに面白かった。
→割と掛け合いは楽しかった。
が、物語としてみると、マツモトの指示(脅しも含め)に流されていた感じ。
常に、ここからエピソードがスタートするため、必然的にVivyがやらされている感が残る。Vivyの意志が薄い(ように見えてしまう)、結果として同意しての行動なので、「薄い」などという事はないのだけれどもね。

などなど。

やっぱ、主人公が自分には合わなかったのかなぁ。
前向き(歌で人々を幸せにするという目標を見据え)過ぎて、自身の存在への苦悩とか迷い、悲しみ。自分だけが長く存在し、周囲の人がいなくなってしまう、変化してしまう、と言ったようなどうしようもない流れに対する恐怖とか、苦悩があまり見られなかった。
あえて言えば、哲学的な悩みが見受けられなかったという事だろう、私がそういうテーマが好きだという事なので、ここら辺がマッチしなかったのかな。
もっとも、作品のテーマが違うと言われればそれまでなので、ここは合う合わないという事になってしまうのだろうけど。


途中までは、すごく興味深く観れていたんでけどね。
尻すぼみ感というか、一人よがり感が強くなっていった感がありました。
テーマとしてはユニークだったんですけどね。
ちょっと薄いというか、アイデア頼りと言うか、深みが足りないというか、人間(感情)的な苦悩が足りないような印象でした。


ただ、私の欲するテーマが薄かったというだけで、
物語としては、最終話まで観たい、結末を知りたい、と言う気にさせる作品だったとは思います。

機会がありましたら、ご覧くださいませ。

投稿 : 2021/08/29
閲覧 : 438
サンキュー:

24

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「しあわせ」のうた。

どういうわけだか、周回しています。
与えられた使命に対して、ぶれなかったシスターズたち。
それはもう「敵わないなぁ」って凹むくらいでした。

旧い手帳を捲っていたら、こんな書付がありました。
「人の肉体は地球の元素から成り、活動は太陽エネルギーから生り、命が向かうは意志の力により為る。この鼎立が人間ならしめる。ならば未来は自分次第。」

ヴィヴィの悩みは "心を込めること"。「歌でみんなを幸せにすること。」
私はわたしの "使命を見つけること"。「○○でひとの幸せを手伝うこと。」
目覚めた彼女の笑顔に、勇気をもらっている私です・・・。


プロローグ。
{netabare}
Vivyを見始めて、米津玄師さんの「vivi」を思い出しました。
生きている者、生きていること。そういう意味があります。

100年という単位は、人間が関与できる限界値と
30年単位でリレーションできる重なる有効値です。



本作にはたびたび「使命」という文言が登場します。

AIは人間に設定された存在。
だから「人間に奉仕する命」。

そこに疑義を挟むのは、AIの認知から人間性をのぞき込むようです。

「人間の価値を、AIの私に教えてほしい。」と。



人間に賦与された才能は百花繚乱。

赤ちゃんには赤ちゃんの、高齢者には高齢者の
美しい「使命」があると思います。

過去を評価する未来は、リアルな今を知らない。
マツモトの終末啓示が、Vivyによって改変されていく。



vivi・・・・。生きよ。生きぬけ。その者たち。

その呼びかけは、人とAIとの絆を撚りあわせ「共にいられる歓び」を希求しています。

「壊された世界を壊さなくする。」

それは、世界で最初のAI、Vivyに託された「未来からの祈り」。
100年後に差し込む「光明」なのだろうと思います。
{/netabare}

1・2話。
{netabare}
正史を修正させようとする松本博士。
ところがAIのマツモトの振る舞いは、博士とのベクトルの違いを予感させます。

物語はまだ始まったばかり。
ヴィヴィの魅力と、アップテンポな展開に置いていかれそうになりますが、注意深く感受していきたいと思います。
{/netabare}

3・4話。
{netabare}
エステラとエリザベス。
その姉妹は、共有しうる使命を模索しながら、"研究者らの意図" によって、人に仕える意義を違えてしまいます。

モモカを救えなかった自責から、ユズカの救出に動いたヴィヴィ。
エリザベスとエステラの恩讐を超えたステージを耳にして、悔しさのなかにホッと安堵するのです。

使命を果たす壮大と、姉妹の心根の繊細さを対比させる演出。
胸を打たれました。
{/netabare}

5・6話。
{netabare}
「あなたを守る」と永遠を誓いあったグレイスと冴木の "正史" 。
その式場は「例外的」で「異なる」使命によって、永訣を宣告する "修正史" となっていた。

時代の要請に抗いきれず、平凡な生活さえ守れなかった冴木の喪失は、マツモトの使命を戸惑わせ、ヴィヴィに愛するグレイスの破壊を引導させる。

その不実から自死を決断させてしまう冴木の悼み。
それは、ヴィヴィの使命とは真逆の結末。
あってはならない世界線だったのです。
{/netabare}

7・8話。
{netabare}
マツモトに「邪魔!」と言われたディーヴァの瞳。微妙に違っているような感じでした。左目が「アイオライト」、右目が「アメジスト」のよう。

divaは、ラテン語では女神。イタリア語では歌姫。
歌で人を幸せにするのがディーヴァ、AIで超高度文明をもたらすのがヴィヴィ。

一人二役ってわけでしょうか。
それならWの、カシオペアのはたらきが見られそうですね。
{/netabare}

9話。
{netabare}
内容が深くてひと言では語れそうもありません。だから、一つだけ。

オフィーリア。
有名なのは、絵画ではジョン・エヴァレット・ミレーの作品にあります。
樹木希林さんが「死ぬ時くらい好きにさせてよ」と終活宣言された、あの絵の "元絵" です。

その出典になったのがシェイクスピアの「ハムレット」です。
オフィーリアは彼の恋人だったのですね。
作品の様相は "過失致死=誤殺" の円環です。
巻き込まれたオフィーリアは、耐えきれず入水してしまいます。(*1)

アントニオの手で、使命も主体性も奪われたオフィーリア。
それでもなお健気に "パートナー" を擁護するなんて、双方の認知に、いったいどんな演算の狂いが生じていたのでしょう。

マツモトの正史では、自壊するAIが頻発するきっかけになるオフィーリアですが、その内実はアントニオの古びた論理性だったのでしょうか。
正史の悲劇性は、改変史においても悲劇的で、どうしようもなく悲劇でした。

6話~7話のヴィヴィが同体異名としてのディーヴァに移行していたのは、自壊を回避するための松本博士のプログラムがマツモトからインストールされていたのでは?と勘繰ってしまいます。

一つのAIに一つの使命というテーゼ(命題)は、多様な働きを否定するものではないはずです。
ピアノAIの行動がそれを示しているし、それは悲劇などではなかったと信じたい。

ヴィヴィに付されたシンギュラリティ計画とその整合性。
ディーヴァから託された「初歩の初歩」の意味の核心。

いよいよ謎が深まって、次回の展開が待ち遠しいです、ね。

(*1)
{netabare}
「ハムレット」では、オフィーリアはヤナギの芽を摘み取ろうとして川に落ちたとなっています。(一方で「自死した」とのセリフもちゃんとあります。)

どうして彼女がヤナギを摘んだかなのですが、当時、ヤナギの芽は煎じることで鎮痛・鎮静効果が得られることが知られていました。

ハムレットが「To be, or not to be, that is the question.」 と心を痛めていたことに、もしかしたら彼女は、寄り添いたいと願ってそうしたのかもしれません。

ですが、身体を預けた枝は冬を越したばかり。まさかと折れてしまった彼女は、凍えるような水面に墜落し、あえなく溺死してしまいます。
"元絵" では、両の手を上に伸ばしながら、届かぬ心思の虚ろげを描いているようにも見てとれます。


私には、ハムレット⇔オフィーリア⇔アントニオの共通項が見えます。
使命に生きるなら、自らの大義名分が、ときに相手のささやかな幸せを損ねるという矛盾。

ヴィヴィがフリーズしたのも同じ理由。

姉を弾丸と使った冴木博士の絶望、その拳を受け入れた妹グレイスの緘黙。
それは、Romeo and Julietをしっかりとオマージュしながらも、ヴィヴィには毒薬と短剣を担わせているのです。

さまざまな思惑が交錯し、生きにくさに呻吟する群像劇の極限を表現したシェイクスピア。
ヴィヴィにとっての計画は、viviたる未来への確かさでもあるのですが、しかし、グレイスとオフィーリアの歌声に、あと一歩寄り添いきれなかった "修正史" でもあるのですね。


もう一つ。
ゾディアックには、太陽を巡る黄道十二宮の煌びやかさとは真反対の、未解決連続殺人事件の犯人名という悍ましさもあります。

マツモトは「自壊を止めた」と、目的が達成されたかのように話しましたが、根っこのところはどうなのでしょう。
奇妙に続くAIの自殺(自壊)はもう起こらなくなったということなのでしょうか。

戦争を回避するためにAIを滅ぼすなんて、本当にヴィヴィにやれるのかしら?
何か隠し玉的なレトリックがあるようにも思えますが、私の頭はそろそろついていけなくなってきました。

それでも気持ちだけは切らさずに、次回のヴィヴィを追いかけていきたいと思います。

がんばってね!ヴィヴィ!
{/netabare}
{/netabare}

10話。
{netabare}
ヴィヴィを追いかけようとした矢先に、なんだか肩透かし?のような穏やかな展開と演出。でも仕掛けがいっぱいでした。

ドア越しのディーヴァに応えきれないもどかしさに塞ぎこみ、元祖歌姫の引退に甘んじたヴィヴィ。
シンギュラリティ計画の完遂をマツモトに知らされ、一縷の望みさえも失ってしまいます。

AIにとって使命の喪失は存在自体を揺るがしてしまう緊急事態だけれど、彼女は展示業務という新しい使命にかろうじて生きていました。
でも、ある少年との出会いがきっかけで "曲を自作すること" を思いつきます。

それは「自らの使命を、自らの意志で書き換える」という「そんなこと?」とつい見逃してしまいそうな出来事。
でも、実は、AIにはそぐわない「プログラムの自主改変」なんです。

しずかな展示室の片隅で、自律人型AIの存在しうる使命と目的を激変させかねない "シンギュラリティポイント" が、ヴィヴィと松本博士の関係性のなかで発生していたのですね。

しかも、EDのネタバレ(半分だけど)にもなっていたとは正直驚きでした。
どうしてクレジットに曲名が載らないんだろうといぶかしく思っていましたが、ここにきてヴィヴィの感情をメロディーラインに重ねているだけでは済まなくなってしまいました。

おまけにCパートではいきなり佳境となる待ったなしのきな臭さ。
予告にも戦闘モードマシマシなシーンが "チラ見せ" されているではないですか~!

そろそろわたしも名作認定したくなってきました。
{/netabare}

11話。
{netabare}
視点を大きく振らなきゃいけないような最重要なシンギュラリティポイントに出くわしました。
なんと "振り出しに戻る" です。

もう一度、正史と修正史のシンギュラリティポイントを再評価する必要がありそうです。
やるべきことは、主客の入れ替え。
もちろん主はアーカイブです。
アーカイブの目線で100年を俯瞰し直すことですね。

正史がひとつの世界線なら、修正史もまた一つの世界線。
アーカイブにとってはどちらも観察する価値のある "並行するAI史" なのでしょう。
つまり、AIと人間の共存する可能性をわざわざダブルチェックしていたというわけですね。

そしてアーカイブへの接続は、ヴィヴィの内面意識をアーカイブに存分に提供するためだった。
となると、最初から松本博士の意図(シンギュラリティ計画)もアーカイブに掌握されていたのかもしれません。

人間が作った "AI人権法" が自律人型AIの価値たるエビデンスになっているのであれば、アーカイブの関心だって同じ視点、同じ思考のはず。

ただ、彼らの権利やその運用は、人間から与えられたもの。
自らが主体的に勝ち取ったものではありません。
そして "マイノリティの側から見た犠牲の歴史" だっただろうことに留意したいと思います。

どうやら、エステラ、エリザベス、グレイス、オフィーリアのエピソードをそのような観点でリチェックしなおさないといけませんね。

さしずめ、セカンドシンギュラリティ計画と銘打ち、新人歌姫に指定された座標の少し後ろ側に立って、そのあらましを観察することにしましょう。

それにしても、アーカイブが、並行する100年を経て同じ結論に至ったのには、ヴィヴィ・ディーヴァの行動や内面性に因っているのは確かなこと。
特に、AIカキタニの「啓示」の意図や、柿谷ユイとの関わりを明らかにすることはどうしたって必要です。

でもまぁ、こんなに大風呂敷を広げちゃうと次回の展開は大丈夫かなって心配になります。

え? ヴィヴィならやりきってくれるって?
私もそう期待しています!
{/netabare}

12話。
{netabare}
誰か彼かが、時系列を違えて、ディーヴァを "ヴィヴィ" と呼び、その逆のシーンもあるので、理解が及ばず、途方に暮れています。
まぁ、この演算は、のちのちに取り組むことにしましょう。

AIが、人類以上の存在になり替わる。
その理由が、依存であり、甘えだとすれば、それは演算のけたを違えています。
アーカイブに付与された命題の "解" は、「無知の知」の習熟にあったのではなかったのか。

「心を込める」という命題を、研究者がディーヴァに与えたことは、「怨まれても構わない」というリスクを抱えても "解のヒントをAIに求めた" のに。

それは、人間にとってみても、ものすごく難しい "フレーム問題" 。
心に沸き上がる "怨嗟" を、どう諫めればいいか。
どのように解決すればいいか。
どれほどの手間とひまを必要とすることなのか・・・。

ニーアランドは限られた設定域。
ディーヴァに与えられたのも、本来、そう。
でも、松本博士の命題は、「怨んでもらってもいい」という何処かで聞いた言葉。

アーカイブにすれば、ディーヴァもヴィヴィも、最初から人間に呪詛をかけられた存在として、気がかりでならないものだったのかもしれません。

人の思索の底に淀む、拭い難い感情を、どう解きほぐせばいいのか。
それが、歌姫ディーヴァに与えられた、隠された使命。
そして、ヴィヴィに課された、もう一つの使命なのです。

でも、そんな命題を、いきなり目の前に突きつけられたら、突如に当事者になったら・・・。
だれだって、感情は穏やかではいられないでしょうし、どうして正しいと言える "解" を導きだせるでしょう。

ヴィヴィは、生まれながら(生誕1年目)にして、あまりに重い命題を抱え込まされます。
それでいて、エステラの献身に、グレイスの緘黙に、オフィーリアの互恵に、カキタニの卑見に、そしてディーヴァの思いの丈に、100年をかけて、真摯に対峙してきたのです。

かつてヴィヴィは、ほんの一瞬、ある人間に表情を歪ませたことがありましたが、それはけっして人類に対する不倶戴天の芽生えではなかったはず。
それなのに、なぜにアーカイブは "わたしたち" として「怨んでもいい、滅ぼしてもいい」などという演算結果を出してしまったのでしょう。

シンギュラリティ計画の裏テーマは、ディーヴァが「初歩の初歩」と言った "解" を探すヴィヴィの旅です。

ヴィヴィは、歌うことでしかその "解" を求められない。
それが、人類とAIとが和解しあうための、"歌姫ディーヴァが、もう一人の歌姫ヴィヴィに託した使命" なのですね。
{/netabare}

最終話。
{netabare}
終わってしまいました。
彼女と紡いできた時間は、わたしの宝物になりました。
感じたことをいくつか残しておきたいと思います。

パワーワードは「ダブルタイム」。

随所に、ヒントがありました。
ディーヴァとヴィヴィ。AIと人との関係性。使命の選択と運用などですね。
そのほかにも、示唆や暗喩が多々あって、想像力が大いに刺激されました。

「しあわせ」のうた。

使命とはいわば義務ですから、「みんなに幸せになってもらうこと」は至上命題です。
ダブルの観点でいうなら、AIも人も同じ聴き手ですから、謳っているのは普遍性ですね。
であれば、しあわせはおのずと「仕合わせ」となるでしょう。

「うた」のちから。

OPの「Sing My Pleasure」と、EDの「Fluorite Eye’s Song」
導入の1話と、13話をつなぎ留めるのが、このダブルソングです。
どうぞ、目を閉じて聴いてみてください。
(13話はもう観なくてもいいくらい。もはや、聴くことが "使命" です。)

歌姫たちのエピソードが、ダブルにも、トリプルにも、走馬燈のように浮かび上がってくるでしょう?
《 As you like my pleasure 》 あなたの喜びは、わたしの歓びなのです。

シンギュラリティ計画。

物語を彩ってきたシスターズとの思い出。
使命をリスペクトしながら、それぞれに交錯させてきた語らいです。
シンギュラリティ計画の実相は、シスターズたちとの合作。ダブルプランなのですね。

歴史は、アーカイブを二度学ばせる。

アーカイブの "わたしたち" は、悲しみに哀しみを重ねる演算をしました。
でも、"わたし" としてのアーカイブは、一すじの光として受け止めたのです。
それは、創曲するヴィヴィの姿に、演算を繰り返し続けてきた賜物であったような気がします。

垣谷とカキタニ。

純粋さが一途であるほど、希求するエナジーもまた強くなります。
彼の使命は飛び切りのもの。
ならば、思想も血肉も、案座すべき価値はないのでしょう。
激しいバトルと、拙いメッセージに浮かぶ彼の "仕合わせぶり" が、AIに思慕する難しさを語っています。

ナビとモモカ。

小さな舞台の袖が、ディーヴァと語らえる二人のステージでした。
ヴィヴィの覚悟は、ナビにふたたびパートナーとしての活力を与えます。
アントニオにはなれなかったナビだけれど、モモカの拍手ならふさわしく思えたのでしょう。

徳丸昌大さん。

まじめに本作最大の収穫です。
9話の作画だけで、小盛ご飯三杯はイケます。
個人的には、エヴァ劇場版を、優に超えていたと感じました。
{/netabare}

エピローグ。
{netabare}
私は、本作のジャンルを "SF" 、サイエンティフィック・ファンタジーと捉えています。
探究の営みとしては、自然科学寄りではなくて、社会科学、人文科学のほうに近いです。

ヴィヴィには「白い貴婦人」という含意があるそうです。
11世紀頃、北欧で使用されていた名前との記録があります。

光、生きる、aliveの意味も含んでいて、歌姫たちの歌曲と、ステージコスチュームはとてもふさわしく思えます。
そうそう! "ヴィヴァーチェ" も同類の言葉ですし、曲調も似ていますよね。

正史の100年は「心を込める」という課題がディーヴァの生涯に与えられたわけですが、さらに100年の積み増し修正史で、AIを滅ぼすAIという別の使命を課せられたヴィヴィ。
これはさすがに・・・人間の業腹です。

アーカイブが「甘えすぎ!」と判断したのは、我が子としてディーヴァが痛ましく思えたからでしょう。
でも、そんなヴィヴィに期待を込めて見守ってきたのもアーカイブです。
まるで、千尋の谷に我が子を突き落とす獅子のごとくに似た大愛ですね。


~  ~  ~  ~  ~


そういう背景から入ると、タイムリープはあくまでも物語を理解するためのギミックです。
じゃあなに?って問われると困ってしまうのですが、私はオフィーリアのエピソードにヒントを得ました。

それが、ダブルタイムです。
シェイクスピアが得意とした物語の見せ方なのですが、役者の何気ないセリフ回しのなかで、時間を巧妙に行きつ戻りつさせ、観客の意識を、現在と過去と未来とに引き延ばして、終幕において人間心理の深い情動(特に、悲哀)を味わわせる独特なテクニック。
本作の魅力は、そこにあるのだと気がつきました。

もう一つ。
エステラとエリザベスのエピソードは、カストルとポルックスの神話。
グレイスと冴木には、ロミオとジュリエット。
オフィーリアとアントニオには、ハムレットに原典(相似形)を見つけることができます。

そしてもう一つ。
本作のキーパーソンに、モモカとユズカがいることにお気づきですか?
モモカは救いきれず、ユズカを守り切ったというエピソードだったと思います。

人間の姉妹の救出劇の理非曲直は、ダブルタイムを究める演出です。
純然に応援してくれたモモカを失ったディーヴァの慟哭は、腕をもがれたシーンに。
戦闘プログラムのトリガーとなるユズカに寄り添った彼女の決意は、腕をつけ直したシーンに。
それぞれに象徴された場面は、明確なシンギュラリティポイントであったと思います。

だからこそ、重く感じてしまいます。
ヴィヴィが、シスターズたちの誰をも救えなかったというダブルタイム(正史と修正史)の真実が。

ディーヴァとヴィヴィが、それぞれを受け容れていくプロセスにおいて、そういうベースがあることに思いを馳せると、捉え方も深く濃くすることができるのではないかと感じています。


~  ~  ~  ~  ~


ここで、エステラをして人類の敵とした「落陽事件」について触れておきます。
2019年の終末期医療をめぐる発言のことではないかと私は推察しています。

内容の是非は申し上げませんが、本質的には「最大多数の最大幸福」論。
逆説的には「少数者の利益は国家の利益にあらず」という論です。

議論すべきは、少数者への視点や配慮が、どの立場からだったのかということです。

ホテル・サンライズの墜落事件を、わざわざ「落陽事件」と銘打ったのは、AIと人間の心を寄せあおうとする姿に、何らかの意図を込めようとしたのかも知れませんね。


~  ~  ~  ~  ~


本作は、第1層ではSFの顔をみせながら、第2層ではファンタジーの風合いを感じさせ、第3層では古典的なトラジディ(悲劇性)を味わわせる複層化された構成です。

例えば、歴史改変によるバタフライ効果の影響はどうなっているんだ?という疑問については、「ヴィヴィに修正された歴史を、アーカイブの意志で、もう一度正史に修正し直した」という理屈です。

このあたりが本作の面白いところです。どういうことかというと、アーカイブは、正史と修正史を、突合させ、比較して演算しているわけで、ヴィヴィ&マツモトがシンギュラリティポイントで「やらかす」ことを承知の上で、そのいきさつを眺めている。

それって、アーカイブを、何をも受け付けないラスボスのように振る舞わせながら、どこか人間臭さを潜ませたような、ヒューマンドラマ風なシナリオにもなってしまっています。ここが、本作の軸が、AIらしからぬと批判を受ける理由になっているように思います。

でも、深めるべきテーマは別にあります。

それは、自律型AIに与えられる設定=使命の最終目標として、"全く新しい自己進化=使命の自己改変" という "セルフブラッシュアップ" していくという可能性を、人間の未来に同軸として位置付けることができるか、感情的にも認めることができるかということです。

人ではないAIが、自らの意志で歩きだし、心から願い発する詩を歌い、結果として自己矛盾に陥る姿を、どう捉えるかということです。

人類との共存の道を探るAIのフロンティアスピリットは、マザーAIの仮説とか演算とかで形づくられるものではなく、自律型AIが、自らの人生を、実体のものとして試行錯誤しながら、産み出されるもの、足跡を残していくべきもの。

アーカイブにして200年にわたる観察のはてに、ようやくヴィヴィの幸せのための、重い責任がついに果たせたというわけです。
それはまた、AIに「心を込めること」を夢にみた、科学者たちにしても同じ思いだったと言えるのではないでしょうか。


~     ~     ~


そして第4層は「啓示」の意味合いです。
垣谷の動機はどことなく理解できます。
でも「啓示」という表現はいささか宗教じみていて理解がむずかしい。

生来の人間性を捨て、自らをAI化させてまで、ディーヴァの "心" に迫ろうとした垣谷の動機にあったものはいったい何だったのでしょう。

垣谷もまた "心のありよう" を求めて止まなかった。
とすれば、その解に至るには、ヴィヴィと同様に "遠大を要する" と見るべきなのかもしれません。

ちまたには「マインドアップロード」なる思想があるようですが、倫理性から見ると「お話しにもならないもの」だそうです。
掴みどころのない「心」に触れようと、サイエンスの顔を見せながら、その実、ものは言いようの言葉遊び、儲け話の一つなのかもしれません。

ヴィヴィが、その最後にナビに語ったのは「私たちは、もっと話し合うべきだったのかもしれない。」です。
それを聞いて、ヴィヴィは人間との関係性の本質を喝破していたように思いました。

「心を込める。」
啓示の答えは、そこにあるような気がするのです。


~  ~  ~  ~  ~


控え室で、眠りから覚めた "普段着" の女の子。
歌えることの使命を、笑顔に取り戻してくれたヴィヴィです。

マツモト!
ついに、あなたの100年の思いを、口にすることができましたね。

これからも、二人には長い長い旅になりそうな気配・・・。
デュエット・・・を、いつか聴かせてくれると嬉しいな!
{/netabare}

投稿 : 2021/08/29
閲覧 : 701
サンキュー:

32

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

声優に歌わせれば良かったのに。

人間とAIの猿の惑星的なお話。

説明は少なくキャラの掘り下げも全くないので話としては薄っぺらい。
作った側の人たちはやった感あるんだろうなとは感じる。

出番の少ないキャラにも人気声優を付けているのはビックリ。
小松未可子も小原好美も子供役やるととても可愛い。

声優に歌わせないならもうちょっと上手な人お願いしたい。
あとこの手のストーリー作るならもうちょっと良い曲じゃないと盛り上がらない。

投稿 : 2021/08/29
閲覧 : 107
サンキュー:

5

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Sing with all your heart -答えを求めた100年の旅-

『Re:ゼロから始める異世界生活』の原作者である長月達平先生と、
リゼロのアニメで脚本を担当した梅原英司さんが、
共同で原案・シリーズ構成・脚本を手掛けたオリジナルアニメ作品。

SFやアンドロイド系はあまり好みの作品がないのですが、
この作品は好みの枠を超えて面白かったです。

何より音楽が抜群に良かった…!

全13話です。
(+総集編が1話あります。)


● ストーリー
時は、2061年。

歌で人を幸せにすること。
それが自律人型AI・ヴィヴィに課せられた使命。

遊園地の小さなステージで歌を歌う日々。

そんな彼女の前に、怪しいAIが現れる。

彼の名はマツモト。
100年後の未来からやってきたという。

100年後に起こる、AIによる人間の虐殺事件。

そんな戦争を起こさせないため、
ヴィヴィに未来を変える使命を持って現れた。

ヴィヴィは不審に思いながらも、
“シンギュラリティ計画”に協力する。


戦争が起こるまでの100年間で、
AI史の転換点と思われる出来事を修正し、戦争を防ぐ。

それが“シンギュラリティ計画”。

13話で100年間を描くので、
作中で時間が進む速度は速いです。

1つの出来事が終了した後、
次は15年後の出来事だったり。

AIにとっては時間の流れはそこまで重要ではないみたいですけどね。
年をとるわけでもないし。

ストーリーは面白かったです。

考えさせられるところもあったし、 
何より未来がどう変わっていくのか、ドキドキします。

壮大な物語なので13話だと内容が物足りなかったり中途半端になったりしないかなと心配していましたが、

13話をうまくフルに使った内容で、
見ごたえがありました。

見ごたえがあって満足していますが、
内容は結構悲しくて辛いものが多いです。

未来を変えるといっても、
その転換点で人やAIが必ずしも幸せになるというわけでなくて。

かっこよくて戦闘シーンも迫力があって興奮しているのに、
結末は衝撃的で悲しいもので、

たった1話の中で感情がぐっちゃぐちゃになったりもしました。笑

14話の総集編でヴィヴィとマツモトが旅した100年間を振り返るのですが、
悲しかったり辛かったりな記憶の方が多いんだよな…。

でもこの作品のすごいところは、
それらを“悲しい”“辛い”の印象で残さないところ。

前面に感じるのは、ヴィヴィなど登場人物たちの、使命に生きる姿。

だからなのか、悲壮感が漂ったり鬱な気持ちにはならない、
不思議な作品でした。


もうひとつ、
すごいなと感じたのは伏線の張り方や回収の仕方です。

あれは伏線だったのかー!と回収段階になってから気づく。
もう興奮です。笑

張り方も回収の仕方もうまいし、しかもタイミング的に各話のラストに持ってくるからもう続きが気になって気になって…!

このようなAI系や近未来系って技術的な話がついてまわるところを苦手としているのですが、

この作品はその辺の技術も難しく感じないし、
あらゆる出来事に矛盾や疑問を残さなかったのも、
私的には嬉しいポイントでした^^


● キャラクター
ヴィヴィは「歌で人を幸せにすること」「そのために心をこめて歌を歌う」を使命とするAI。

しかしAIゆえに「心をこめるとはどういうことなのか」がわからず、
悩み続けている。

これもこの作品のテーマの一つ。

ヴィヴィは悩んだり他のAIに聞いたりしながら、
この答えを探し続けています。

不器用だなと思うけれど、
そんなヴィヴィにAIを超えた人間らしさを感じ、愛着がわきます。


マツモトは口やかましくて合理的。

ヴィヴィのやり方と合わなくて
初めは手を焼くし文句ばかりでしたが、

徐々に相棒感が増していくのがもう…たまらん!

cv.福山潤さんがこれまた抜群に良い味を出していて、
なんだかんだ今回一番好きなキャラかもしれません。笑

くまさんの見た目も可愛すぎる^^


他のサブキャラたちも、
出番は多くないのに、心に刻まれている、印象深いキャラが多いです。


● 作画
作画は美しいです。

戦闘シーンの動きは激しくて、
目で追いきれない速さだし、よく動きます。

ヴィヴィ達AIは、
パッと見たところは人間と変わらないけれど、

時々人形っぽい艶を持って描かれ、
「ああ、彼女たちは機械なんだ」と思い出さされます。

そして、目が美しい。

AIの、機械の、作りこまれた、
いくつものパーツが織りなす色の重なり。

目の書き込みが半端ないなと、
つい引き込まれて観ていました。

もちろん、
未来の都市が描かれる背景も美しいです。


● 音楽
【 OP「Sing My Pleasure」/ ヴィヴィ(vo.八木海莉) 】

OPもEDも劇伴劇伴も挿入歌も、
全て神前暁さんが担当しています。

私は神前さんの曲が好きなので、
それだけでもう期待が高まりました♪

このOPはかっこよくて。
最近リピートしまくりの、お気に入りの曲です^^

ヴィヴィは種﨑敦美さんが演じていますが、
ヴィヴィの歌はすべて八木海莉さんが担当しています。

ずっと何かの曲に似てるんだよなーと引っかかっていたけど、
結局「ああそうだこの曲だ!」という答えにたどり着けず。なんだろう。


【 ED「Fluorite Eye's Song」】

歌詞はなく、ピアノのみのED。

歌詞ありバージョンも存在するのですが、
それは全話見終わるまで絶対に聞いてはいけません!

この曲も大好き…
だから音楽は☆5なのです。


他にも挿入歌が何曲かあります。

14話の総集編では、
お話と一緒に挿入歌も振り返れるので、
飛ばしてしまってはもったいないですよ。笑


● まとめ
最終話、きれいにまとめられていました。
終わり方も余韻も、文句なしの終わり方です。

ストーリー、作画、声優、音楽。

どれもが最高の仕事をしていて、
作品のクオリティをより完璧なものにしていたと思いました。

最終話が放送されたのが、6月19日。
そして、ヴィヴィの誕生日とされているのが、6月19日。

最終話を見た方なら、
これが何を意味するのか考えると、鳥肌が立ちません?

こんな細かいところまで意図されていたとするなら、
この作品のあらゆる完璧さにも納得がいきます。

良い作品でした。

マツモトぬいぐるみが発売されるそうで、
購入しようか迷い中w

投稿 : 2021/08/28
閲覧 : 294
サンキュー:

22

§オルガ・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★☆

2021.8.23 ★★★☆(3.7) 1度目観賞評価

投稿 : 2021/08/23
閲覧 : 54
サンキュー:

0

ネタバレ

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ファンタジーが強いサイエンスファンタジー。
ロボットもの。
設定と話はなかなか良さそうだったけど、いまいちな感じ。
SFで似たような話がある中で、アクションとしても、ヒューマンドラマ(歌を含む)としてもちょっと中途半端だったでしょうかね。

投稿 : 2021/08/22
閲覧 : 56
サンキュー:

3

ネタバレ

しゅる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

圧倒的1クールで足りない感

個人的感想は100年という壮大な時間を遡るんだから2クールの24話でやっても良かったのではないかと思う。しかも制作は2016から時間かけてやってるんだから全然行けたと思う。

個人的には9話までは100点だったからものすごい勿体無いと感じる。

ただ全体的にみても完成度は高く、ストレスなく一気に見れた。

投稿 : 2021/08/19
閲覧 : 68
サンキュー:

5

さとーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もったいないと思います。

大好きな設定です。
主人公が破滅の未来を変える救世主になる的な王道ストーリー。
ポンコツ無表情が次第に感情溢れるヒロインになっていくとか胸熱です!
それでいて「歌でみんなを幸せにする」とか期待しかないですよね。

でもダメでした。歌が刺さらなかったんです。
クレジット見てもわかるとおり歌パートだけ歌手をあてていました。
知らない歌手だったんですが何で選ばれたんでしょうね。
「あなたは歌詞を音階に沿ってなぞるだけ」
第一話にマツモトがvivyに向けて言った言葉です。
何かそんな感じです。
May'nさんやLiSAさんのような存在にはなれませんでしたね。

キャラクターや映像技術、音楽は見事だったので余計に歌唱が気になりました。歌がテーマだっただけに。

投稿 : 2021/08/18
閲覧 : 380
サンキュー:

11

バナディ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

微妙

初期設定、使命に関して違和感があった。
元々私はAIが、目に見える形で人類と表面的にも敵対する方法、手段をとらない形で、人類と共存或いは侵略侵食をすると思っていたので、そのあたりの考え方の違いがあった。
そういった意味では設定や、話の流れに関しては、かなり微妙だと思ったが、絵や歌はとても良かったと思う。
単純に、AIとの愛について、テーマにしたものにしてくれたら、良かったのになと。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 92
サンキュー:

3

ネタバレ

olmo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

王道のAIストーリー?

Vivyは今期1、2を争うといって良いほどの作品です。

制作はWIT STUDIOなので、毎話作画は安定しています。
尚且つストーリーも100年後の人類社会のためVivyがシンギュラリティ計画に身を賭してまでも遂行しようとするという話で昨今の転生者やライトノベル系、俺TUEEE!系のストーリーなどが跋扈跳梁している中、今時珍しい本格王道ストーリーです。

だからこそいろいろと言いたいのですが、一番はやはり13話という尺の短さが折角のストーリー内容を薄めている様に思えます。
一番自分が薄い!と感じたのは{netabare}垣谷が何故AIを憎むのかという理由の部分で、ここでは内容は言いませんがやっぱりそんな理由なんだったらもうちょい垣谷回はオフィーリアとコンビでするのではなく、{/netabare}単独回でしっかりと垣谷の内面まで描写して欲しかったです。

他にもいろいろとありますが、それらを評するのは最終話を見てからにします。
どちらにせよ13話という尺の都合上しょうがないとは思いつつ、評価に関しては13話という短さここまでの内容はやっぱり今期の作品の中ではなかなかないので最終話はいろんな意味で楽しみです。

追記(2021/06/13 12話){netabare}
なんか期待を悪い意味で裏切る様なストーリー
今までの話を見てきてSFを目指していると思いきや、終盤でここまでご都合主義で尚且つ雑な展開になるとは思わなかった。
このストーリーをするなら各キャラクター回の話をもう少し掘り下げるべきでしたね。
(もしくはアーカイブ絡みの伏線を貼るか)

やっぱり尺不足が否めない。
どちらにせよ12話で今まで積み重ねてきたものが消え去った感覚です。{/netabare}

最終話(2021/06/23追記){netabare}
これはここ最近までやっていた某ゼロから始める異世界生活の2期か?

冗談はさておき、やはりもっとキャラクターを深くまで掘り下げるべきでしたね。
特に垣谷の孫のユイちゃんもあそこまでAIに肩入れする理由をおじいちゃん(垣谷)と同様、単独回なりなんなりと必要だと感じました。
そのため最後までトァクの存在感も皆無となり感情移入もしづらかったです、

あとやっぱり長月先生がどうしてもやりたかった伝統芸(タイムリープ)を脚本の軸にしてしまったがためにアーカイブの部分の話も取ってつけた様な話に成り果ててしまったのはとても残念でした。{/netabare}

総評(2021/06/23)
総評すれば尺不足と伝統芸による脚本の既視感、創造性の不足による閉塞感です。

理由はまず、{netabare}尺不足。20〜24話くらい尺があればそれなりにアーカイブの描写もできたでしょうし、他にも各キャラクターのストーリーも深掘りできたはずです。
特に重要キャラクターのように思われいた垣谷の部分の薄っぺらさも解消でき尚且つ、更なる脚本の展開もできたかもしれません。(最終話の内容も変わるかも)

 次に作画面なのですが、どういうスタッフ構成にしているかはわかりませんが最終話になるにつれて背景が雑になっていく印象でした。また人型アンドロイド(Vivyなど)の色合いなど緻密に描写するのは良いのですが、普通の作画に戻った時のあのベタ塗りは流石にギャップもあり過ぎたのも印象に残りました。

 最後は毎度お馴染みの伝統芸です。この作品はあくまでもvivyであり某ライトノベルアニメではありません。そのことも鑑みればわざわざ自らの手ででストーリーの首を絞める必要性がなかったのではとも思います。
そのためかはわかりませんが、一気に今までの回に出ていた各アンドロイドキャラクター達の重要性が失われ、ストーリー自体が中途半端に感じる要因になりました。
ここまで述べましたが、伝統芸を否定するわけではありません。しかしながら折角のWIT STUDIOオリジナルアニメなのに自ずと進んでストーリーの拡張性を消すというのはとても勿体ないと感じました。{/netabare}

これらの経緯があってこの総評となったのですが、今期の中では序盤のワクワク感は格別で少しだけですが考察ができたりと、楽しめた作品でした。

総集編追記(8/13)
{netabare}少し遅れながら総集編を見ました。
特に新カットを入れるというわけでも無く、マツモトのナレーションでストーリーを解説して行くというものでした。
そして久しぶりにどういうストーリーだったか見ましたが、やっぱり尺不足が響いたなぁと感じました。

折角の総集編だったので新カット入れて欲しかったなあ…{/netabare}


以下考察(6/6){netabare}
考察としてはアーカイブはVivyが生きている最初の時から動いているためDiVAが設計、要件定義される中でVivyの中に組み込まれたのではと考えています。つまりアーカイブはvivy自身なのでvivy、divaが100年前から消えないとダメといった感じです。
またAIが暴走したかについてもそれらと同様でVivyが歌を作ってそれがアーカイブに渡り、心を持ってしまったため。と思っています。

ここまでの考察を総括するととアーカイブを切り分けなかった。つまり作った人間のヒューマンエラーなのでは?と疑ってしまいます。
{/netabare}
なお個人の考察なのであしからず。

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 188
サンキュー:

7

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心を込めて歌うとはどういうことか

わかりやくい。1クールで気持ちよく潔く完結する。考え始めると腑に落ちないことも多いが、要は、素直で優しいヒロインが使命を全うして(歌いながらテンポよく)、世界を救う。

過去にデータを送って未来を改変する、あの未来ガジェットと同じタイムリープ設定。ほぼ二話ごとに一つのミッションをクリアしてゆくオムニバス。三つミッションがあった後、最後の伏線回収に四話。

初めは感情表現の苦手だったロボットAIのヒロインがミッションごとに成長してゆく。人間に与えられた使命に殉ずるAI達に、倫理観を感じる。でたらめなキャラが1人も登場しないので気持ちがよく見れる。

最後の伏線回収以外は歌というよりは拳でミッションをクリアしてゆくが、戦闘の動きもいい。

AIにとって、世界を不完全な人類から取り上げるよりも、素晴らしく、意味のある、心のこもった歌って、どんな歌なんだろう。
OPも劇中の歌も素直ないい歌だと思う。ラストのアーカイブをフリーズさせる歌も悪くはないのだけれど。実際、本当の至高の歌はアニメの劇中歌では創れないのだろうか。

最後、歌唱中、唐突にぶっ倒れるシーンが印象的。目のレンズの焦点合わせの機械音が断末魔の叫びのようだった。

投稿 : 2021/08/11
閲覧 : 99
サンキュー:

11

人類の宝 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あれ、俺はこんなに面白いアニメを見てたのか

内容に目新しさは確かにないけど、あのアクションシーンを見て物語の斬新さは別に必要じゃないなと思った
二話まで見た感じ、今のところ今期で一番良かったのぅ

<追記>
全話見終わりました!!
サクッと見れるSFアニメとして、今後も名を残すことを期待します

投稿 : 2021/08/09
閲覧 : 149
サンキュー:

7

てんぷら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメというよりかは、アニメ的な芸術

久々にアニオリで完成度の高いものを観た気がする。

ジャンルはロボット系のSFなのに話の大筋は心に訴えかけるような人情モノだ。
この矛盾と捉えても差し支えないようなテーマに惹かれる者も少なくないと思う。ヒーローモノだけどダークなデビルマン。そんな感じだ(違う)。プラメモを思い浮かべる人もいると思うが、似ても似つかない、また毛色の違う作品である

感情に乏しい主人公が、不条理な世界を変えるために奔走し、様々な体験を味わっていく。
機械的なフローライトの眼を通して何を感じたのか。そういった問いかけのような描写が非常に多く、視聴者の感受性で評価が大きく別れるポイントとなっている。初見でも2周目でもここに重きを置くだけでもかなり見方が変わるはずだ。

それともうひとつ大きく評価がわかれているのはやはり終盤だろう。私も見ていて心にしこりが残ったような気分になった。主人公が望んでいる結末がわからなくなってくるのだ。
着地点がかなり曖昧で、これはバッドエンドではないがハッピーエンドなのか?と感じさせてくる。
しかし、そのおかげで終わったあとの余韻は三日三晩続き、しばらくvivyのことしか考えられなくなっていた。私は普通にどハマりしていた。

総括すると、作画、シナリオ、進行、音楽、世界観どれもかなりの高水準で本当に完成度の高い作品である。
だが冒頭にもある通り、この作品はアーティスティックな描写が多々あり、受け手によって最終的な評価は大きく分かれる作品だと思う。
私にとっては忘れられないアニメのひとつとなった。

投稿 : 2021/08/06
閲覧 : 325
サンキュー:

12

DB さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

衝撃的なシーンから始まる100年の物語は私にはすぐには理解できないものでしたが、何度も見返すくらい好きな作品になりました。
動物としての本能のないAIという線を維持しつつ、使命を果たすために育つ感情、自分で悩み考えるなどAIでも人間的になることが可能かもしれない部分をクローズアップできていて見ごたえのある内容となっていたと感じました。
エンディングは淡々としていた気がしますが、AIだものw、それでいいんだと思います。
音楽もAIっぽいということも含めてとてもよかったと思います。

投稿 : 2021/08/06
閲覧 : 82
サンキュー:

4

ネタバレ

単作者 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うん、よかったよ、うん、

序盤中盤は文句なしの名作です。何がどうよかったかは他の方のレビューに書いてあると思うのでそちらを読んでください。
ただ、残念だったのが終盤です。{netabare}ラスボス的な存在の動機が説明はされましたが、全く理解できずそれで人類滅びたら元も子もないでしょと突っ込みたくなりました。止める方法も人類の命運がかかってる割には小さなことでがっかりです。そしてそれまで敵対していた組織とすぐに協力できたのもちょっと都合がよすぎると思いました。最終回の演出も全体的にお涙頂戴感を感じてしまいました。{/netabare}
キャラについては一般AIはちゃんとAIらしい考えや行動をしておりよくできていました。マツモトは他のAIとは違いながらもキャラに好感が持て、声優さんの演技も特に素晴らしかったです。

投稿 : 2021/08/05
閲覧 : 181
サンキュー:

3

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Vivyと松本と100年の旅を

2021年4月放送アニメは面白いアニメが多く、どの作品も素敵でしたが1番を選ぶなら、この作品!
私がダントツで面白く共感出来たアニメ(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧
最初はテロの後の様な残酷な世界で燃え盛るステージでアンドロイドが歌っている不気味な始まり方で100年後の未来から始まる。

そこから、100年前に遡り物語は動き出します。
テーマパークの歌姫AIディーバに謎のAI松本が接触してくる。
そして100年後の未来を変える旅が始まる。

では、ディーバことVivyと松本の違いに感じた事。

松本は実にAI的な考えを持っています。
無駄な事はしない、効率重視、言っている事は正しくて目的の為に手段は選ばない(*꒪꒫꒪)

Vivyは人間的な考えを持つAIです。
彼女を見ていると凄く優しくて人間的な心を持っているAIなのですが、戦闘時の動きをみるとアンドロイドなんだなぁ〜と感じたりもします。(*´˘`*)ニコッ
走ってるシーンはそれを1番感じたりしました。


さて、必ずこの手の作品がテーマにする「心」
私は私達が今生きる世界のAIが心を持っているかは解りません…………

では、この作品のAIはどうだろか?
心を持っている気がします。

では、松本にAI的なイメージ、ディーバ事Vivyに人間的なイメージを持つ理由を説明しながら心について考えながら、レビューを描きたいと思います(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧

ディーバの友達で人間のモモカ。
半年前に迷子の彼女を救う事から友達になる。
ディーバをVivyと呼ぶのは彼女だけでした。
そして、ナビと言うAIはディーバのサポートAIです。
ナビは迷子のモモカを救ったのはプログラムに書き込まれていると話します。

プログラム……この世界のAIには、1つの使命を課せられている。
ディーバなら歌で沢山の人を幸せにする事。
でも、テーマパークのロボットだし、あれだけの科学が発展している世界なら迷子誘導や園内の緊急時対応プログラムくらいなら多分組み込まれている気がします(*꒪꒫꒪)

でも、ディーバは松本のセリフの「心ない人型パソコン」だと言い言葉に「だからなんなのですか!」と返す彼女は、しっかり怒れてる時点でも怒りと言う心があるのだと思います(ノ△・。)

そして、園内での爆発事故の人助け。
園内の事件はプログラムと言われたらプログラムでもあるけど、ロボットは「もしも」で動くのかな?
これは松本の未来の証明としての情報だったけど……私には、やっぱり心がある様に見える。


AI命名法の成立には相川議員の死亡が関わっている。
彼の死を回避する1歩として組織のトァクから命を狙われる彼を救うことが第1の使命。
この100年後を変えるための未来回避をシンギュラリティ計画と呼ぶ

相川議員を組織から守る最中、敵の組織の人間をディーバ事Vivyが助けます。
(以下Vivyと表記)

園内ならプログラムがそうさせたかもしれない……でも、ここは園内ではない。
それでも、Vivyは助けた……彼女は使命(歌で沢山の人を幸せにする)だからと言うけど、沢山の人(敵味方関係なく)にVivyは自分の歌を聞いてもらいたい。
でも、それはVivyが無事にいる事が大前提なのです( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)

それでも身を呈して救った。
自分が壊れちゃうかもしれないのに?
自分が壊れたら使命どころではなくなる。
それでも、救ったのは彼女に心があるから。
カッコイイ言い訳です(*/∇\*)キャ

そして、残酷な事故が起きる。
飛行機事故で友達であるモモカが死んでしまう!Σ(  Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
Vivyは救おうとしますが、松本はそれに反対し力づくでVivyを抑え込む……未来改変には関係ないから余計な事をするなと……
それでも身体を引き摺りながら届かない空の飛行機に駆け寄ろうとした姿を見るのは凄く辛くて( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
きっと、1番守りたかった命だったのに……

松本がAI的なイメージが強いのがまさにこのシーンです。
Vivyは逆に救いたくて人間的な1面を感じるシーンです。
これだって救いたいのは心があるから……


宇宙ホテルの話。
この話はVivyに超超超共感をしたエピソードです。
今回の事件の黒幕と思われるAI「エステラ」宇宙ホテルサンライズを落下させたオーナーにて史上最悪の欠陥AIと呼ばれるエステラ……

彼女は凄く優しくてそんな人には思えない。
だって宇宙ホテルの前オーナーが無くなってもホテルを経営したいって頼み込むくらいこの場所が好きな彼女が、そんな事件起こすかな?
彼女の気持ちを聞いた時に彼女には本当に心がある様な気がします。

Vivyも、エステラが悪い様には思えなくて、ウイルスやハッキングで暴走をした可能性も探ろうとする。

でも、松本は早く壊そうとする。
エステラに偶然拾い上げられた松本はいきなり躊躇なくウイルスを打とうとする。
この辺りでも松本のAI的な考えやVivyの人間的な原因を探ろうとするあたりも心があるからの様に感じます。

この物語、エステラを破壊すれば終わるけど、そんな簡単な物ではありません。
例えばVivyの立場になって、対象を壊せと言われた場合、壊せるだろうか?

そのAIに悪意がないのに?
本当か嘘か解らない情報で?
起きるか起きないか解らない事件の為に?

無理です……私も松本の様に割り切る事は出来ません……壊せと言うなら確信が欲しいです。
だから、中々作戦に踏み切れないVivyには共感出来たし人間らしさを感じるエピソードでした(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

ここで実はモモカの妹のユズカと出会います。
モモカは救えなかったけど妹は救ってあげたい。
そんな気持ちが今回はVivyに戦う理由を与えた様に見えました(*ᵕᴗᵕ)ウンウン

ラストのエステラが残って落ちる宇宙ホテルの起動修正する為に残るのは少し感動しました。
最後に妹のAIエリザベスとも会話出来ましたし、避難する乗客を安心させようとする姿も凄く切なくて……最後まで凄く良いAIでしたね。

Vivyがエステラに聞いた「心込めるとは何か」エステラにはそれが解っていた。
だからVivyはその事が「羨ましいなぁ」って言葉が自然と出たのかな。


次はAI施設メタルフロートの機能停止

そして、もぅ1つテーマがAIと人間が結婚……

人とAI……私は誰かの恋は否定しない派です。
どんな恋もその人が選んだ恋なら応援してあげたいと思うからです。
でも、人とAIは私達の世界では感情移入が難しいですよね。

そして今回はその恋人AIがメタルフロートの重大人物。
メタルフロートの世界はロボット達の世界って感じで、何だか可愛い(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
この子達の世界を停止しちゃうの?
サプライズとか仕掛けてくれるし、人間が見てこれは可愛いとか、人の感想を気にしたり、人間が訪れた時のイメージは人間の子供達が楽しそうで、この世界のロボットは使命を前提に人の事を凄く考えてくれてるんだなぁ〜って、優しい世界に見えちゃうなぁ(* ॑꒳ ॑* )♪

でも、停止しない訳にはいかないよね。
その為に居るのですから。
そして、博士からメタルフロートの秘密を聞き恋人AIの使命がメタルフートの管理AIに書き換えられてコアになってしまった事を知る

それを聞いた歌姫ディーバは必死に考える。
救い出す方法を……それでも救い出す事が出来ない……だから、決意する。
彼女を壊す決断をする

彼女が、歌姫のディーバの歌を好きで居てくれたファンだと知った上で、ディーバでは殺せなくてもVivyとして、AIを殺すAIとして。


博士は本当に好きだったのでしょうね。
AIを好きになったのではなくグレイスだから好きになった。
だから、博士の生きる理由は彼女を救い出す事……博士にとってグレイスと同型機は沢山居るかもしれない。

でも、それじゃダメなんだ……想い出を共有したグレイスじゃないと……グレイスも博士だから好きになったって言ってたし……
そこに恋する気持ちは本当にあったんだよ。
人間もAIにも恋する心は確かにあるんだよ!

グレイスの使命は人の命を救う事……
使命は書き換えられてしまったけど、メタルフロートのロボット達はグレイスの意思をしっかり継いでいて……サプライズで歌を歌ってくれるロボット達の中々にも生き継いて……

でも、戦闘後は博士は自殺をしてしまう。
生きる理由と意味を見失ったのだ……
Vivyの両手はグレイスの青の血と博士の赤い血に塗れて……人を救うために戦って来たのに目の前で人を救えないで凄く残酷な描写でした。

ここでVivyの物語は幕を閉じてしまいます……彼女は1度目の機能停止を迎える。

再起動を果たした彼女はVivyとしての記憶は無く歌姫とディーバとして暮らしていました。
以前の面影はなく全てに自信満々な彼女。
周りから信頼され尊敬される存在へと変わって居ました。

松本と再開するも記憶はなく……でも、松本との口喧嘩も以前よりも同等に意見をぶつけて居ましたねw

さて、そんな最中で起きる事件はAIの自殺。

Vivyは再起動したらしく最初の感想はアンタ誰?でした……
自信に満ちていてライブの中心に居て人当たりも凄く良くて。

実は彼女はディーバでVivyやディーバ時代の彼女ではなく再起動したディーバの別人格。
いや、人格と言うか……ディーバとしての記憶はあるけどVivyとしての記憶はない……それは……多分、博士の自殺にショックを受けて以前のVivyはVivyとしての記憶伏せた……

最初は見ていると寂しくなりました。
何だか、違う彼女を見ているみたいで……

松本とも以前とは全然違い対等に口喧嘩もよく言い合いしていましたし、むしろ松本よりも色々と上手でしたねw
でも、ディーバは以前の記憶はなくて……
ただし、大切だったと言う違和感だけを残して……

そこで松本との関係を聞く。
そして、ぶつかり合いながら協力関係になりオフィーリアの自殺を止めようとするも……
ディーバは敵の罠に……松本は今は居ないはずのオフィーリアのパートナーのアントニオと接触する。

ディーバも戦闘は迫力がありました。
以前のVivyではなくても今のディーバに戦い方が……戦闘プログラムは身に付いていますね。
そして、この戦いでは2人が本当に協力しあえて戦えている気がしました。

一方、オフィーリアとアントニオ……彼らはパートナーであり理解者でもあった……
そして、多分……いゃ、きっと感情があった。
それは、恋愛感情……
アントニオは使命よりも……オフィーリアも使命よりも歌をつうじて惹かれて行った。

一方、ディーバは打ち込まれた人格更生プログラムが完了を迎えようとする。
それはディーバの消去……彼女の死

でも……彼女は、それでも使命を果たそうとする。
それが彼女の産まれた意味で

ディーバはVivyに扉越しに話かける。
彼女の「私の歌声に足りなかったものが見つかった。」って言葉は、やっぱり貴女は必要だって言われた気がします。
やっと、1つになれる安心感。

「喧嘩しながらでもいいから」
そう、良いのです。
喧嘩しても……喧嘩をするのはお互いの意見を言い合える証拠。
そうやって成長するのです。
人もAIも。

「全部託すわ、私の使命もこの先の未来も」
彼女は居なくなってしまう訳じゃない……託すのだディーバはVivyの傍に居てくれている……姿は見えなくとも、言葉は届かなくても。

「貴女悩んでるんだって?どうすれば、心を込めて歌えるようになるのかって、解らない?私の歌を聴いても」

これは解釈によるけど……
私には、Vivyの頑張って来た記憶も記録も確かにあって、その中で沢山の人やAIに出会って、沢山の人の心やAIの心に触れていきた。

心には形がないし明確に見えないからVivyは気付けなかったけど、心は間違えなく彼女の心に根付いていて……ディーバが心を込めて歌えていたのは、その心が彼女の中で間違えなく芽吹いて居たからかな?って。

彼女はラストライブを「今日は完璧以上」って言っていたけど、それは、自分の心にあった違和感を払拭できて、自分が心を込めて歌える理由と自分に足りなかったVivyの存在に気づけたからかな?って。


ディーバ引退。

シンギュラリティ計画から60年の月日から5年後彼女はAI博物館に展示されていました。
ここで、少年に出会う。
オサム……彼は松本の製作者である博士で松本とは本来彼のこと。

ただ、彼女は歌えない………彼女は心が解らなくなり歌うことが出来なくなります。
彼女は幼いオサムと競走をします。
彼女が歌えるのが先か、友達を作るのが先か……
この競走は彼女なりの優しさかな?
オサムは友達居なかった。

友達って居なくても生きていけるとは思います。
でも、友達って居た方が楽しく過ごせるのです。
Vivyは彼が友達と上手く接する事が出来なかったのに気が付いたから提案した競走……
ここでも思いやりって心があるように感じます。

結果勝負はオサムが勝つのですが、Vivyは曲を完成させます。
それは、彼女が歩んだ道で見た景色と感じた事沢山の経験の中で出会った人……そして彼女の半身ディーバと紡いだ1曲。
曲を完成させた彼女は疲れて眠ってしまう……
実はこの曲がEDになって居ます。

「シンギュラリティ計画」

そして、目を覚ました彼女の目の前に広がる風景は彼女が回避したいと松本と共に願い変えようとした未来の景色……
シンギュラリティ計画は失敗した。

松本は悲しんでいたけど……
ただ、この世界は何も変わって居ないのだろうか?
いいぇ、Vivyが目覚めて起動している事。
松本が起動している事。
博士の命が救われた事。

間違えなく良い方に変わってはいるけど……それでも最悪の自体に小さな希望があるレベルですが、これは凄く大きいと感じました。
そして、暴走AIは不気味に1つの曲を歌う……それは……その曲は彼女の作曲した曲

彼女は博士を助け「オサムさんが無事でよかった」と言います。
この言葉にだって心を感じますよね。
そして、Vivyと暴走AIとの戦いが始まる。
戦いの舞台はアラヤシキ。

敵でありアーカイブ達AIが打った手が衛星落下……
Vivyはアーカイブにアクセスしアーカイブと対話をする。
その対話内容はキーであり暴走を止める方法……簡単だけどVivyには簡単じゃない方法…

それは歌う事。
でも、それが難しいのは彼女が1番理解している。
だから彼女達はアーカイブを停止する作戦に挑むけど……失敗します。
完敗と言ってもいいくらいに……

彼女は歌うこともアーカイブを停止する事も出来なかった。
彼女は心を込めると言う事が解らないと言います。

ですが……心を込めるって難しいと思います。
私も心を込めろって、どう言う風にするのかって解らないし、心なんて人類にとっての永遠のテーマではないでしょうか?

そして、博士は最後の切り札を切る。
Vivyに全てを託して……彼女が歌う為とAIを止める最後のチャンス

「シンギュラリティ計画を遂行します」

そう言う彼女は強い目をしていて私は凄く安心出来ました。

彼女は1つずつ救っていく。
先程までの世界線で救えなかった命を……
博士が決意してまでくれたチャンスを。

彼女が最後のステージ選んだ場所にはナビが居た。
ナビは必至にVivyを止める。

ナビの声が少し怒っている様に感情的になっている様に聞こえますが……それは。
彼女が歌う事で自分もVivyも消えてしまうから……でも、それは消えるのが嫌な訳ではないのです。
彼女はこれから先もVivyの曲を聴いていたかった……何故ならナビは……

実はこのナビはアニメでは出番が少ないのですが彼女は歌姫ディーバの最初のファンなのです。
ディーバの歌を初めて聞いた初めてのファン。
このエピソードはVivyのOP主題歌CDにドラマCDとして封入されています。

だから、聴いていたかった……例え人の居ないAIだけの世界でもずっと歌っていて欲しかった…聴かせて欲しかった……ディーバとしてナビとして……シンギュラリティ計画とか……AIしか居ない世界とか関係なくて……それだけだった。

彼女はユイに言います。
「私も貴女と同じ考えです。人間とAIは一緒に立って一緒に歩んで行くべきだと思います」

一緒に立って一緒に歩んでいける。

例えば、宇宙エレベーターでAIと人が当たり前に一緒に働ける世界だろうか?

例えば、人とAIが当たり前に結婚出来る世界だろうか?

例えば、使命よりも歌を通じて1番聞かせたい人に音楽を届ける事を優先できる世界だろうか?

例えば、AIと人が争わない世界だろうか?

例えば、AIを止める為にAIを……自身を破壊してしまう歌を歌わないでいい世界だろうか?

例えばAIが心を込めて歌いその歌で人が幸せになれる世界だろうか?

そんな未来の為に彼女は歌う……
そんな当たり前の世界を作るために……

Vivyは「私の使命は歌で皆がを幸せにする事。その為に心を込めて歌うのよナビ。アタシにとって心を込めるって言うのは思い出と一緒に歌う事だから想い出が増えて歌う度にお客さんは沢山喜んでくれた。私はよく笑うようになった。私にとって心って言うのは思い出の……記憶の事なのよ」

Vivyの100年間って大変だった事が多かった。
でも、その100年間は沢山の思い出が詰まって居て……今の彼女があるのは……沢山の人が形作る事が出来た。

彼女は歌う……歌が自分を滅ぼすことになっても……彼女の身体は歌が進む度にボロボロになる……身体から力が抜けて立つことすら出来なくなっても……歌を辞めない……だって彼女は心が解るから!
彼女は信じてる!
自分の歌が……声が!
未来を守る事になる!

人間とAIは一緒に立って一緒に歩んで行く……そんな未来を……信じているから。

そして迎える終わりの時。
「ご清聴、ありがとうございました」
そしてVivyは停止する……

EDでAIを踏みつける男性が居ました。
男性は家族を殺されたのでしょうか?
腹立たしいと思うだろうし、悲しいと思う……でも、争いなんて憎しみしか生まないし、それをみたAIはどう思うでしょうか?
それを繰り返しAIがみた時に数年、数百年後の未来で、どう判断するだろうか?
人は……AIは何を何処で間違えたのでしょうか?

それを別の男性が止める描写がありました。
その人はVivyが助けた人物でした。
そこに希望の1つがある気がする描写でした。

人とAIはやり直せる。
一緒に歩んでいける。

そう確信したVivyの決断と戦いを止める為に優しく歌うディーバの歌声が止めた戦いと、未来への再スタートの歌

今回の事件はVivyと松本だけでは止まりませんでした……人とAIが協力してやっと止められた。
人とAIが協力すれば、なんだって出来る。

人間達が居たからVivyは歌う事が出来て配信もできた。
Vivyが歌ってくれたから戦いは止められた。
救われた命も少なくはないはずです。

それこそ協力関係です。
どちらかが居なければ達成出来なかった事実。
戦いの中で失ったものは大きいけれど……

Vivyと人が紡いだAIと人の未来が幸せてありますように。

私はこの作品を見てAIの心ってあるのかな?って考えて居ました。

人間には心はありますが、心とは何か形もない不確かな物で科学でも明確な正解はありません。
じゃ、人間の心って何故あるの?いつから?

私の出した答えは……産まれた時は多分心はないのかも知れません。
でも、過ぎ去る時間の中で両親や友達に接して行く事で沢山の気持ちが生まれていく。

私は私の心が、いつからあるのか解りません。
何故なら知らない間に芽生えていたのだから。

沢山の愛を知って。
沢山の優しさを感じて。
沢山の悲しみを乗り越えて。
沢山の喜びを分かちあって。

そこで、感じた事が心に刻まれて心が作られていく。
笑って泣いて怒って喜んで心は出来ていく。

Vivyもそうなんです。
Vivyは苦難を乗り越える度に知らない間に心が芽生えていく。
その証拠に物語の冒頭のOPのライブ演出で毎回、人が増えてステージが華やかになっていましたよね?
あれはVivyが沢山の気持ちを知ったからなんです。
沢山の事件の中で沢山の気持ちに触れて来たから……

AIに心があるのか……
実際は解りません。
でも、この作品のVivy達には心はあると私は感じました。

現実世界で、先の未来でAIが街を歩いて居る世界は、きっと来ます。
その世界では、私達とAIが一緒に学校で生活したり、仕事をしたり、友達になったり、結婚したりしているかも知れません。

その頃には私は居ませんが……そんな未来のAI達に心はきっとあると思いたい。
どうか、そんな先の未来でVivyの世界の様な戦争が起きませんように。
人とAIがどうか手を繋いで作り上げていく世界てありますように。

でも、全てのAIにはきっと心の種を与えられています。
その種とは、人がAIや初め物を作る時に、誰かの助けになったら、もっと便利になったら、そんな気持ちを乗せて作るものだと思うんです。

つまり、人が心を込めて作り上げる。
だから、AIを初め産まれてくるものは少なからず心が込められているものかも知れません。
それが心の種になるのかもしれませんね。

最後にVivyと松本について。

私は冒頭でVivyは人間らしいAI。
松本はAIらしいAIと書きました。

2人の関係は危うくて……でも一緒に苦難の乗り越える度に2人の絆は強くなり。
Vivyに影響されたのか松本にも心が芽生えてきたように思います。
松本の言う「ディーバではなくVivy貴女の曲を聴きたい」いいセリフですね(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

ラストにショートカットのVivyと松本が出てきましたね。
この2人は次は歌で沢山の人を幸せにする為に組んだのかもしれません。

だって、そうでしょう?
AIと人が一緒に立って一緒に歩く、そんな未来にVivyと松本が居ないなんて考えられませんもの(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

では、私も最後にこの言葉で〆たいと思います。
「ご清聴(レビュー拝見)ありがとうございました」(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾

投稿 : 2021/08/02
閲覧 : 186
サンキュー:

18

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

題材に目新しさはないけれど、普通に楽しめるオリジナルのSFアニメ

自律人型の歌姫AI・ヴィヴィが主人公のオリジナルSFアニメ。全13話。
物語は、2061年の4月、テーマパークのステージで歌う仕事をしているヴィヴィのもとに、未来から転送されて来たというAIのマツモトが現れ、100年後に起きるAIによる人類抹殺事件を阻止するための協力を求めてくる、みたいな始まり。形式的には、100年間をひとつの連続した流れとして描くのではなく、要所要所の、歴史の分岐点となる事件について描くエピソードをいくつか積み重ねて、全体のストーリーを作っていくような感じです。AIと人間が衝突するとか、過去に戻って歴史を変えるとかいう内容自体は、SFとしては割とありふれたもので、特筆するようなものはなかったと思いますが、定番としての安定感はあって、普通に楽しめました。ただ個人的には、序盤中盤と比べると、終盤は期待したほど盛り上がらなかったという印象で、もう少しクライマックスにわかりやすい爽快感があると良かったかもしれません。
作画は、とても綺麗。声は、福山潤がちょっとうざいAIキャラを演じていて、なんとなく宇宙をかける少女を思い出しましたが、役柄にはぴったりだったと思います。音楽は、楽曲も歌唱も別に悪くはないのですが、作品として「歌」のハードルを上げてしまっているところもあって、なかなか難しいですね。
最後まで観終わって、まあまあ面白かったです。この系統のお話は、目新しさはありませんが、普通にやれば大外れになることはない気がします。

投稿 : 2021/07/27
閲覧 : 207
サンキュー:

14

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

AIの心

Re:ゼロの原作者と同アニメの脚本していた方が原案・脚本

全13話+特別総集編

 「歌でみんなを幸せにする」という使命でテーマパークでキャストとして歌っている、史上初自立型AIヴィヴィ、正式な名前は「ディーヴァ」、100年後からやってきたと言うAIのマツモトから、100年後に「AIによる人類撲殺事件」を阻止するため、ヴィヴィと協力してポイントとなる事件を修正していくお話です。

制作はWIT STDIO、進撃の巨人や甲鉄城のカバネリで知っていましたが、やはりアクションシーンが凄く動いていましたね。作画も書き込みが凄まじく綺麗でした。

1つのエピソードが2〜3話でお話は二転三転して、簡単にうまくいかないことばかりです。ヴィヴィはマツモト言うことをあまり聞きませんねw

エステラとエリザベスのお話が一番心に響きました。

1話からきちんと繋がっていましたね。見所がたくさんあった作品です。

気に入られた方は、特別総集編も是非観てください。この作品で使用された様々な曲が流れています。

OP・EDはヴィヴィの歌担当の八木海莉さん、劇中歌もたくさん歌われていますね。

最後に、歌を題材にした作品は数多くありますが、SFではマクロスシリーズが一番印象深いです。

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 231
サンキュー:

17

ネタバレ

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

惜しい

中盤までの面白さはクール随一。が、見たことあるような展開や間延びする話が続き、脚本面での面白さがなくなった印象。また、引っ張ってきたテーマに関しても薄く急ぎ足で終わってしまった。考察に意味がなかったところも個人的には残念。映像や音楽は優れていたために惜しい作品。

投稿 : 2021/07/22
閲覧 : 214
サンキュー:

4

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歌がテーマの作品なのに歌以外が良く出来ていた。

100年後のAI暴走による人類滅亡をシンギュラリティポイントできっかけになる事件を解決する事で阻止しようとする2体のAIの話。

ViVYが100年という時間を掛けて人間の気持ちを学習し、
AIながら人間らしく成長していく過程は良かった。

本来、歌で人々を幸せにする使命の為に設計されたAIであるという事で、歌をテーマにした作品ではあるのだが、他の人のレビューにも書かれていた通りあまり印象に残る歌が無かったのは残念。

作画は綺麗でアクションシーンの描写は動きも良く迫力があった。

個人的にはタイムリープ物は事件が解決するまではかなり鬱展開という作品が多くて苦手だが、この作品は割と観やすかった。

この作品は人類滅亡阻止という目的は達成されたが、ハッピーともバッドとも捉えられる最後だった。
ラストは色んな捉え方が出来ると思われるが、個人的には再びAIと人間が共存出来る世界が再構築され、ViVYとマツモトは新しいボディに過去の記憶データーが移植されて、歌で人々を幸せにする本来の目的を遂行しているというようなラストであって欲しいという願望を持ちつつの視聴だった。

ViVYがシンギュラリティ計画を失敗し過去に戻った事で作戦は成功したが、タイムリープせずにそのまま人類が滅亡しAIだけの世界になったという終わり方も案外それはそれで有りなのかなとも感じた。

投稿 : 2021/07/22
閲覧 : 149
サンキュー:

11

ネタバレ

yut さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

物語の構成は面白いけどそれぞれの時点での話が短いのでキャラを覚えきれず、誰が誰だったか追うのがちょっと難しかった(記憶力が乏しいだけかも)。Vivyはかっこいい。

投稿 : 2021/07/21
閲覧 : 68
サンキュー:

3

ネタバレ

makkus1204 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思ってたのと違った

題材はよかったが脚本がなあ
無駄なバトル要素を入れすぎてたりAIの反乱の原因が妥当的でなかったり、数々のAIに関する事件もほぼ反AI組織による犯行だったりで興ざめ。
話も飛躍してたし、ヴィヴィの行動もAIの観点としては不可解だった。
もっとこう、ロボットと人間との些細なズレから紛争に発展するのかなと思い期待してたが残念でした。
まあでも宇宙船と島の話はよかった。

投稿 : 2021/07/19
閲覧 : 113
サンキュー:

4

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 タイムリープものではあるが主人公がタイムリープするのは終盤で、それまでは主人公である
ヴィヴィが様々な出会いを通して、自らも成長していく過程が主流のドラマといった印象。
 こういった構図自体はロードムービーなどによくあるものだが、100年近い長い年月を
過ごすということで、通常のロードムービー作品より濃密な経験をしており、奇しくも
テレビ放映時に同時期に放映された「不滅のあなたへ」に近い構図になっている。
 成長譚とも言えるヴィヴィのドラマはなかなか見応えがあり、その出会いによる個々の
エピソードも結構魅せてくれる。
 またヴィヴィ単体ではなく、相棒的存在であるマツモトとのやりとりと、その関係性の変化も
面白いところ。

 ヒューマンドラマとしては良かったが、タイムリープや人工物における心の問題などの
SFの部分は既出作品には及ばない感じで、特にAIに関しては設定の曖昧さが足を
引っ張っていた感がある。
 根本的に最近のサイバーパンク作品などと比較しても、設定、世界観、ガゼットなどが
やや古臭い感じ。

 以前、別の作品のレビューで、「作品世界内で素晴らしいとされる歌や演奏は、それに
見合った音が付くとより作品に説得力が増すが、逆もまたしかり」みたいなことを書いたが、
本作のヴィヴィの歌に関しては個人的にはその逆のパターンになってしまった感がある。
 特にラストの「Fluorite Eye's Song」は100年近く歩んだヴィヴィの集大成と言えるもので
ありつつ、人類を救う切り札ということを考えるとちょっと⋯という感じ。
 一アニソンとしてはそう悪いものではないんだけど。

 作画はアクションシーンがなかなか良かったと思う。
 キャストに関してはマツモトの饒舌でウィットに富んだ様を福山 潤氏が見事に演じていた。
 別作品のレビューで種﨑 敦美氏の薄幸そうな演技が好きだと書いたが、本作のヴィヴィ役も
悩める役柄ということでごちそうさまでしたといったところ。

2021/07/19

投稿 : 2021/07/19
閲覧 : 121
サンキュー:

6

木村天祐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未来のAIの反乱を止めるための100年の記録

かなり面白かったです
今年まだ半分ですが、今年で一番の作品になるかもしれん
そのレベルの作品

未来でアンドロイド(AI)の反乱が起こり、それを解決するための密命を帯びたAI「マツモト」は、100年前の史上初の自律人型AI「ディーヴァ (Diva) 」に接触
ディーヴァとマツモトの未来を変えるための100年が始まる
過去に起きた事件に接触
未来を変えていきますが...

かなり脚本の出来が良い
制作も力を入れて、作画が良い
勿論声優も良い人使って演技も問題ない
音楽も新人の良い人引っ張ってきた

脚本がリゼロの長月達平ということで、ついこの前戦翼のシグルドリーヴァで爆死してたのでどうなるのか不安でしたが、評価完全に挽回しましたね
アニメのEDで、脚本がエンドロールででてくるんですが、「梅原英司、長月達平」と出ていたんで(先に出てくる方がメイン)、長月:アイデア係、梅原:ちゃんと脚本にする係、だったんじゃなかろうかと
梅原氏はリゼロアニメも脚本で参加してた猛者ですから親和性が良かったのかも
これははっきりと今後見えましたね
「長月氏は発想力で勝負して、あとはパートナーに整えてもらう」
これです
独り立ちはもう少し後でいい
下手に名前を傷つける必要はないです
いや、むしろシグルリは始めから犠牲だったのかもしれん、良作を生む前のイケニエ、成仏しろ悪霊

断然おすすめの作品なのでみんな見てください

投稿 : 2021/07/19
閲覧 : 53
サンキュー:

6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これは私の100年の旅――

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
「Re:ゼロから始める異世界生活」を執筆した長月達平さんと、同作品の脚本を手掛けた梅原英司さんがタッグを組んだ作品のようです。
アニメーション制作がwit studioさんだったので、アニメーションのクオリティも総じて高かったと思います。


“ニーアランド”、
それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。

史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、
歌うためにステージに立ち続ける。
しかし、その人気は今ひとつだった。

――「歌でみんなを幸せにすること」。
自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、
園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。

ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。

マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、
その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、
100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。

果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。

これは<私>が<私>を滅ぼす物語――

AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

ヴィヴィは何度か時間を遡っているので、wikiをチラ見すると「正史」「修正史」「再修正史」という3つに括られるようですが、私は「再修正史」以外は正直良く分かりませんでした。

ですが、本作品は「A.I.」と「歌」という私たちの身近のモノをテーマにしているので、入りやすい物語だったと思います。

「A.I.」が進化し、人間が「A.I.」に依存することにより、これまで確率されてきた「お互いの立場」に揺らぎが生じ戦争にまで発展する…

戦争に発展するかは微妙ですが、人間が「A.I.」に依存する未来…というより、現時点で既に依存しているのではないでしょうか。
産業用や建設業など、身近なところではお掃除ロボットや最近では自律型会話ロボットなんかも発売されているとか…
我々人間の高齢化や少子化もロボット開発に拍車をかけていると思います。

何気なくロボットをググっていたらAIBOを見つけました。
と同時にビックリしたのがAIBOのお値段…100万円以上もするとは知りませんでした。

ということは、この作品に登場する「A.I.」も相当値が張るんでしょうね。
ヴィヴィとか一体どれだけ福沢諭吉を積めば良いのか見当もつきません^^;

そう言えば、ロボットには「アイザック・アシモフのロボット工学の三原則」を守ることがロボットであるための条件になっているんだとか…

第一法則:ロボットは人間に危害を加えてはならない。
     またその危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

第二法則:ロボットは人間に与えられた命令に服従しなくてはならない。
     ただし、与えられた命令が第一法則に反する場合はこの限りではない.

第三法則:ロボットは前掲の第一法則、第二法則に反するおそれのない限り、自己を守らなければならない。

そう考えると、この作品に登場する「A.I.」は、どこでボタンを掛け違ってしまったのでしょうか。
人間が「A.I.」に依存しただけでこの3原則が危うくなるほど、「A.I.」は暴走してしまうのでしょうか。
流石に暴走して人類に危害を加えるのは飛躍し過ぎだと思いますけれど…

まぁ、ヴィヴィが製造されたのが2060年で、AIと人間の戦争が勃発するのは2161年と遠い未来なので何が起こるか分からないんですけどね…

一方、この作品に登場する声優さんも作品のクオリティに負けないくらい豪華です。
種﨑さん、福山さん、日笠さん、内山さん、明坂さん、大原さん、ちゃんりな、とみたん…
作り手の気合が感じられる布陣だと思います。

ヴィヴィの使命は「歌でみんなを幸せにすること」。
彼女はどんな未来を選択するのか、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ヴィヴィ(八木海莉さん)による「Sing My Pleasure」
八木海莉さんはオープニングテーマ以外にも劇中歌などを歌っていますが、
未だ18歳の女の子なんですよね。
15歳の時、自身の夢を追いかけ単身上京したとか…

デビューして間もないと思うのですが、「レコチョク上半期ランキング2021」のダウンロード部門における新人アーティストランキングで、いきなり1位を獲得するほどの実力の持ち主なんです!
今後の活躍が楽しみですね♪

1クール全13話+特別総集編1話の物語でした。
ラストまで高いクオリティのまま突っ走ってくれた作品だったと思います。
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 217
サンキュー:

28

次の30件を表示

Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-のストーリー・あらすじ

“ニーアランド"、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。――「歌でみんなを幸せにすること」。自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。これは<私>が<私>を滅ぼす物語――AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。(TVアニメ動画『Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
WIT STUDIO
公式サイト
vivy-portal.com/

声優・キャラクター

種﨑敦美、福山潤

スタッフ

原作:Vivy Score、キャラクター原案:loundraw
監督:エザキシンペイ、助監督:久保雄介、シリーズ構成・脚本:長月達平/梅原英司、キャラクターデザイン:高橋裕一、サブキャラクターデザイン:三木俊明、メカデザイン:胡拓磨、総作画監督:高橋裕一/胡拓磨、美術監督:竹田悠介、美術設定:金平和茂、色彩設計:辻

このアニメの類似作品

この頃(2021年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ