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「Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-ヴィヴィ フローライトアイズソング(TVアニメ動画)」

総合得点
84.2
感想・評価
670
棚に入れた
2057
ランキング
270
★★★★☆ 4.0 (670)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
3.9

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Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Keiner さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

良くも悪くもきれいな作品

王道SFですっきりとした設定とストーリー構成、しっかりと話を畳めているが、その分風呂敷も小さかったように思う。100年に及ぶストーリーだが、壮大なストーリーという印象はなかった。

印象的なシーンや構図がよく登場するものの、ストーリー全体の印象やメッセージ性がやや薄い。「こういうテーマかっこいいな~、こういうシーン映えるな~」みたいなパーツが先にあって、それらをあとからくっつけて構成している印象がある。製作者が描きたかった絵は分かるが、伝えたかったメッセージは弱い、そんな感じ。

一方で、個々のエピソードにはそういった「映えるパーツ」が明らかに意識して配置されていて、素晴らしい作画、演出、音楽で鳥肌が立つような盛り上がりがあった。

あとはキャラはもう一押しだったかなと。主要人物はほぼ二人だけで、どちらもちょっと陰気な感じでお話の進行が淡々としているように感じる。{netabare}後半にVivyの人格が変わってしまうパートがあるが、変わってしまった後のVivyの方が個人的には好感を持てた。{/netabare}

作画を重視する人、SF好きなら観て損はしない気がする。キャラ重視の人や明るい作風を好む人にはあまり向かない。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 37
サンキュー:

5

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

1クールドラマ作品に必要なのは取捨選択と凝縮。「火の鳥」精神が足りない。

 勿体ない作品というのが時たまあるが、本作も正にそれ。1,2話の段階では「これは…、凄い地平が開けた作品だなぁ〜」とワクワクしたがそこが最高潮で、だんだん回を追うごとにその展望は狭くなり、最後はなんか…ありがちなハリウッドSFアクション作品的なノリに…。ここまでやってターミネーター!?、ターミネーターなのか!?。結局1クールという短い時間でまとめつつ、強烈さを獲得するのに失敗してる諸作品の一つになっちゃったな…。


 短い時間だからこそ、取捨選択を通して強烈さを凝縮によって得なくてはならない。1クールアニメの典型例なら「まどマギ」、漫画ならそれこそ「火の鳥」や「デビルマン」など。「火の鳥」の各エピソードは単行本2、3冊くらいだが遥かに劇的な構成になっているし、デビルマンなんてたった5巻で伝説になった。エンタメものとしてまぁまぁくらいじゃなぁ…。気軽に見てたら思ってたより良い着地の作品だった…くらいのがまだ良かった。


 そういえば、「火の鳥」といえば「不滅のあなたへ」も残念ながらそれらが出来てないから「水っぽいプリン」状態になってしまった感じがある。大今さんは大きな話のタイプじゃない気がする。細田監督もだが、自分の資質を見失っちゃってるような…。

投稿 : 2022/07/21
閲覧 : 1677
サンキュー:

56

ネタバレ

恵み さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

近頃最強のオリジナル作

歌で人を幸せにする事、ヴィヴィはこの使命を越えた。人とAIを救い、重過ぎる百年、悲しみも悦びも全て込もって、一つの曲に。

投稿 : 2022/07/10
閲覧 : 53
サンキュー:

3

ネタバレ

マロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ストーリー&テンポの良さに惹かれたが

9話(オフィーリア編)までは文句無しの面白さ
特にメタルフロート編のラストは劇場版かと思うぐらいのストーリーと作画の熱量に圧倒されました
10話~ラストに今まで感じていたテンポの良さが無くなってしまい説得力不足を感じたので色々と惜しい作品というイメージです

投稿 : 2022/07/06
閲覧 : 85
サンキュー:

2

涼宮 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2021にここまでの神アニメが来るとは思わなかった

すごく人気だったので久々にアニメ視聴しました。1クールなのに既に2クール分の満足感。迫力満点のアクション、グダグダ感もないし感動シーンも目いっぱいです。もう既に僕の中では歴代最高評価です、あと4話楽しみにしてます。

投稿 : 2022/06/25
閲覧 : 209
サンキュー:

4

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

百年の孤独

原作未読

そら麦は踏まれ続けて強くなる。重ねた年月の重みをわずか1クールで疑似体験できる物語。
『JJ』『Ray』『CanCan』系でも断トツでハーフやミックスなどなど人種の垣根超えたモデルさん多かった気がする。そうそれが『ViVi』!
もとい…人間と高度に発達したAIとの支え合ったり反目したり、さてさて垣根超えられるかのお話。本作『Vivy』です。

 シンギュラリティ(特異点)

人間よりロボが賢くなったらどうすんだ?牙をむいてくるんじゃないか?
数多のSF作家がチャレンジしてきたお題です。良くも悪くも手垢のついたテーマなので「お手並み拝見」とかまえるSFファンも多いことでしょう。
私はそこまでではありませんが、“エモさ”の演出以上に“説得力”が求められる素材であることを承知してます。ここをおざなりにすると腰砕けになるのでございます。そんなSFの一大テーマをそのまま『シンギュラリティ計画』なる作品の根っこ部分の名付けに持ってきた勇気に拍手!です。


史上初の自立型AIが本作の主人公。タイトルにもなってるVivyさんです。そこから時は流れて100年後にAIは人類を排除し始めることとなり、そんな未来を阻止するために過去に送り込まれた、これまたロボ?アンドロイド?六面体?のマツモトとVivyが100年後の悲劇を回避するために奮闘するSFものです。
要はドラえもんがのび太くんのもとに来た理由と大差はありません。とっても馴染み深い設定です。

そんな史上初Vivyさんにプリインストールされた命令がこちら


「――私の使命は、歌でみんなを幸せにする​こと」


これを聞いていかがですか?
コンピューターの世界に“幸せ”という0か1かで割り切れない概念を演算処理する役割が与えられたことの持つ意味は大きく、Vivyも我々視聴者もそれこそ作中の時間100年かけて考え悩み感嘆する1クール全13話でした。

そしてなんでどうして人間襲うん?
この疑問に対する作品からの回答は、観てみればなんですけど不自然な感じはしません。平たく言って全般的に面白かったです。ピックアップしたい特長は以下3点↓

①2週目。最低限第1話を見返したくなる。
 {netabare}面白い作品のあるあるですね。きちんと前フリなされてる信頼感あります。{/netabare}
②景色を変えるOP。明らかにされるED。
 {netabare}OPは物語の進捗に合わせて見え方が違ってくるのです。最終話で歌詞がつく仕掛けED。{/netabare}
 {netabare}けっして長月達平作品のくせに通常OPが多いことに感心してるわけではありません。{/netabare}
③解釈の余地を残す終幕のしかた。
 {netabare}あからさまなハッピーエンドではなく、淡々とあるがままに終わった姿勢に拍手。{/netabare}


はたしてヒロインは歌でみんなを“幸せ”にすることができたのか?
完走してみての感想。“エモさ”を過度に煽らないのに適度にエモーショナルで、“説得力”にはきちんと応えてくれる筋が通ったSFの良作だと思います。



※ネタバレ所感

■名作ではなく良作と思う理由

これまで書いた内容の通り、ポジティブ評価であることは前提として、
{netabare}“アーカイブ”の人類排除の動機には説得力があっても、方法論が乱暴過ぎて納得感に欠ける。もっともこれだけ賢いんだから人類の与り知らぬところで徐々に死に至る病へと導く展開にしたらいいのにと思ってしまう。それらをせずにやや厨二ムーヴな解決方法を採択したことにやや不満を持ってます。{/netabare}

{netabare}これに関しては“アーカイブ”の描いた出来レースではないかと勘繰ってます。AIへ依存しきった人類への異議申し立てが動機でした。わかりやすいかたちでAIが暴走しそれをAIであるVivyに鎮圧させることで、人間になかば強引にAIとの関係を再定義させようとしたのかもしれません。
リープしてきたVivyに命を救われたモブおっさんがその後に、怒りをAIにぶつけているモブ青年を諫めていたのが象徴的なシーンでした。{/netabare}

{netabare}シンギュラリティ計画で特異点だとされた「相川ヨウイチ襲撃事件」「落陽事件」「メタルフロート事件」「オフィーリアの自殺」これらはこれらで意味はあったものの実際のディープインパクトは「曲を自力で作ったこと」だったとは一本取られました。{/netabare}


■機械は機械?

・{netabare}六面体に感情移入するとは思わなんだ。{/netabare}
・{netabare}ニーアランドのナビ(DIVAの相棒)もね。ナビなりに守りたかったのよね。{/netabare}
・{netabare}最後まで涙が流れないVivyも思考のパターンは人間そのものでした。{/netabare}



共存の道を探すのは残った人間の仕事です。
{netabare}最後の最後。「歌でみんなを幸せにする​こと」の使命を負ったDIVAが誕生して早幾年。同じ使命を負ったおそらく初期化されたであろうショートカットVivyが歩む道は違うものになるだろうことが強く示唆されるよいエンディングでした。{/netabare}
{netabare}個人的には優等生過ぎたかしら、と。動かなくなって博物館に展示されてる力石エンドみたいな、時間の不可逆性を我々に突きつける終わり方でも面白かったと思います。{/netabare}



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

-----

2021.06.23 初稿
2022.05.22 修正

投稿 : 2022/05/22
閲覧 : 459
サンキュー:

59

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

VIVYとマツモトさんの掛け合いが病みつき

2022/05/18 初投稿
2022/05/19 微修正

見始めて間もなく違和感を抱きました。
「AI」の定義はどうなっている?
説明されてたような気もしますが・・・迷子になってしまいました
普通AIと聞けばartificial intelligenceの省略,人工知能を連想します。(「アルデバランを歌っているのはAIです」と言う文章はちょっと例外になりますが・・・)
経験から学習し,自立的に行動する制御プログラムのイメージです。
ところが,本作ではハードウェア込みでAIと呼んでいます。
人間で言えば精神世界的なアーカイブ内(なぜ戦前の音楽室っぽい部屋?)ですら,リアル世界でのボディーの姿(しかも何故かセーラー服w)です。
100年という時間をAIに過ごさせることを考えれば,ハードウェアはどんどん進化し,新型のハードウェアにそれまでの学習という経験値を蓄積したAIをコピーしてインストールするのが自然のような気がします。
おそらくAIの高スペック化が核となるストーリーとの親和性が低い事と制御プログラムとボディーが一体型の方がキャラクターとして描きやすいという都合を優先した設定かと思われます。

これらAIには設計段階から明らかな格差が設けられているようです。ドローンのような機種(マツモトさんはこれの発展系でしょうか?)作業用ロボット的な機種。人間に近い形はしているが個性の無いからくり人形のような顔の機種。そしてカースト最上位にVIVYの様に人間と区別できないような容姿(というか,おそらくワンオフで注文主の好みに合わせ作られた容姿)を与えられ,機動性や強度など過剰な程のスペックを与えられたもの。(100年後の世界では警備タイプ?など男性タイプもあり量産されている模様)劇中ではAI人権法が制定されたという描写がありますが,どのタイプのAIにも人権が与えられたのでしょうか?そして,カースト最上位の機種については100年後を除けば女性タイプばかりで,なんとなくアダルトな用途にも対応可能な設計なのかと推測されます。人間(男)とAI(女)の結婚というのもありましたし・・・

AIの設定に引っかかりを感じながらも,作品にあっという間に引き込まれました。
とりわけ,核になるヴィヴィと松本さんのキャラクターが声優さんの演技と相まってたいへん魅力的でした。(ただし,ヴィヴィの見た目に関して自分は今ひとつと感じました。むしろエステラの方が魅力的に見えたのですが,やはりヴィヴィは第1号なので造形にこなれていない感を出したのでしょうか?それとも単なる自分の趣味の問題なのでしょうか?w)

ストーリーも謎や伏線をちりばめ,回収しながら2話1セットくらいのペースでテンポ良く進んでいきました。
個々のエピソードに関しては,特に中盤くらいまではすごく面白く感じました。
中盤以降は詰めの甘さというか,尺の足りなさがかなり気になりました。
端的な例を挙げると,{netabare}終盤に複数回タイムリープをしますが,物語冒頭の1回のみならまあそれほど気にならなかったのですが,さすがにタイムリープについての技術的な説明が全くされないまま,繰り返されるとご都合主義が過ぎるように感じました。{/netabare}
一方で秀逸に感じたのが,「歌でみんなを幸せにする」という使命!これはなかなか深い使命に感じますし,それをあえて史上初の自立人型AIに使命として与える事の意義はなかなかのセンスを感じます。プログラムには解けない曖昧な命令です。AI(人工知能)の学習の蓄積によって何をゴールにするかが初めて定義される類いの使命をあえて与えたわけです。もう少し掘り下げても面白かったかも知れないポイントです。
シンギュラリティー(Singularity)とか阿頼耶識とか厨二心を刺激するような単語もちりばめ雰囲気作りは悪くなかったと思います。

作画はたいへん綺麗だし動きもすごかったと思います。特にアクションに関しては,「進撃の巨人」や「甲鉄城のカバネリ」の経験値を生かした素晴らしい作画でした。ただし「歌でみんなを幸せにする」AIがなぜ?と思いはしましたがw得意な分野を生かすことは商業的に成功するためには欠かせないと思うので,これでいいと思います。

音楽面はさすが神前暁です。BGM,EDは良かったです。EDはすごくいい曲なのですが{netabare}何かが欠落している感じでした。とおもったらああ!そんな仕掛けが!!8話で作曲者名に変化が起こり,最終話挿入歌として完成します!しっかりと主人公が「歌でみんなを幸せにする」AI設定を生かしています。{/netabare}
しかし,ボーカル付き楽曲になると,設定がアイドル的な歌手AIなので自分の趣味としてさっぱりささらない楽曲ばかりで残念でした。ディーバ(歌姫)という本名よりヴィヴィという愛称を優先させた設定に引っ張られたのでしょうか?


総合的に面白いか?勧めるか?と問われれば,

答えは

「面白い!!見るべき!!」です

自分としての一番のおすすめポイントは

ヴィヴィとマツモトさんの掛け合いです

自分としては,「キャラクターの掛け合いの魅力を堪能させてくれる」そんな作品です。

評価の星の数はオリジナルアニメという点を加味しています。

投稿 : 2022/05/19
閲覧 : 226
サンキュー:

30

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

設定

意外な設定で面白い。音楽も良い。

投稿 : 2022/05/18
閲覧 : 71
サンキュー:

6

ネタバレ

カモミール さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.5 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

キャラクターやメカニックデザインが好きになれなかった

AIの暴走とタイムリープは目新しいストーリーでも無く。肝心な歌はイマイチ。脱出ポッド内で着ている宇宙服のヘルメットのデザインが一昔前の様で好きになれなかった。
全体的に近未来のメカニックのデザインがイマイチ。
ヒット作を作っている製作陣なのに、どうしてこうなった?感が…。

投稿 : 2022/05/11
閲覧 : 111
サンキュー:

1

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

AIの主人公を起点に未来を想像する物語

世界観:8
ストーリー:7
リアリティ:6
キャラクター:6
情感:7
合計:34

あらすじ

「私の使命は、歌で、みんなを幸せにすること」
史上初の自律人型AIとして生み出され、複合テーマパーク”ニーアランド”で活動するヴィヴィ。「歌でみんなを幸せにする」という使命を与えられたヴィヴィは、ステージで歌っている最中、マツモトと名乗るAIの接触を受ける。困惑するヴィヴィに、マツモトは「共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間の戦争を止めてほしい」と協力を求め――。
(公式サイトより)

当方の近況について(作品に直接関係ないので閉じておきます)
{netabare}あにこれでのアニメ感想投稿は久しぶりです。
ほぼ休止期間にもサンキューをいただいた方々には御礼申し上げます。
仕事は相変わらず多忙で、更新頻度はもちろんアニメ視聴機会も僅かなので、当面は年に数作くらい視聴・UPできれば御の字かもしれません。

ちょっと脱線すると、あにこれでサンキューを頂くことは素直に嬉しく、モチベーションになっていたのですが、そのためにアニメ視聴を増やし、作品への思い入れの差により、中身の薄い感想を書いてしまうことも当然にありました。
(これは良作ばかり見過ぎて平均点が高くなりすぎなところへの配慮もありましたが。)
仕事が多忙になったのは事実ですが、他の趣味やプライベートも色々とあって、自分のアニメ評価軸ができたことに満足したことで離れていたら、これが全然書けなくなってしまいました。

私のあにこれ参加は2015年くらいで、新参者の当時にメールでやり取りさせていただいたOZさんやゆりなさん等とトータルでのサンキュー数が同じくらいにまで来られたのは光栄なことですが、(特に交流が深かったわけではないですが)去ってしまわれ、最近の作品についてのレビューが見られなくなることはやはり寂しいもので、自分も同じ道を辿っているようで、少し思うところがありました。
私のレビューは感想駄文にすぎませんが、批判ばかりになってしまうものを除き、しっかり書ける作品については更新したいと思っています。

これまでの期間では他に、鬼滅遊廓編、王様ランキングの1クール目や、タクトオーパスを視聴しましたがスルーですね。
それから、ちょうど今週になってアニメ視聴意欲が出てきたので、今期の期待作を調べ、SPY×FAMILY、パリピ孔明を視聴してみたところ、楽しめているので、これらはレビューできるかもしれません。
また、レビューを楽しんでいただける方はサンキューなど反応いただければ幸いです。
(メッセに対応できるかは状況によりますので…すみません){/netabare}

さて。レビューに入っていきます。
最近はアニメ視聴自体がめっきり少なくなっていたので、原点回帰して、あにこれでの評価の高い作品を視聴することにしまして、昨年のテレビアニメで評価が高く、ジャンプ系や話が続き物を除いたところ、本作がピックアップされた経緯です。
ほとんど情報を入れずに見たので、自分の好きな時間経過のある物語だったのは嬉しい誤算でした。

世界観からですが、本作は楽曲が良かったですね。OP曲の「Sing My Pleasure」は登場が3話か4話だったと記憶していますが、飛ばさないで毎回聴いていました。どんなに気に入る曲も初めに聴いた時はそうでもないものですが、今回も同じで、はまったのは終盤になってから。

きっかけは、たまたまYoutubeのグレイスver.の小玉ひかりさんの弾き語り(https://www.youtube.com/watch?v=7yNzSBcx1xw)を視聴してからでした。(「感謝と宇宙一杯の花束を」の歌詞センスに脱帽)
また、それを期に、本作は楽曲の歌い手が既に名のある歌手ではなく、Youtubeで有名曲の弾き語りをカバーしているような方を多数採用していることを知りました。

{netabare}エステラとエリザベスの歌った「Ensemble for Polaris」、オフィーリアの歌った「Elegy Dedicated With Love」等、いずれも素敵な歌声で、(既に他にも例はあるのでしょうが)こういう形で歌手デビューの道が開けるという可能性があるのは素晴らしいですね。

ED曲「Fluorite Eye's Song」はインストゥルメンタルでこちらは飛ばしてしまいがちでしたが、終盤になってヴィヴィの作曲した曲とわかり、最終話で歌詞が乗ることになるという仕掛けがありました。欲を言えば、この曲にもう少しパンチがあれば尚良かったかもしれません。

作画は全体的にはそこまで優れた感じはなかったですが(鬼滅を見て目が肥えすぎている…)、時々とても描き込まれていました。

人間とAIのシンギュラリティポイントという舞台設定は興味深く、どんなに人間がAI(ロボット)に、人間に反抗しないためのプログラムを組み込んだとしても、人間がDNAを操作しようとしているように、AI自身がプログラムを書き換えることは可能になるのでしょうし、火の鳥のように、複数のAIが自分の正しさを主張して戦争になる、という可能性も考えられ、なかなか現実味のある未来の問題のように思います。

ストーリーは、上記のシンギュラリティによる問題をテーマに見せつつ、「心を込めるとは何か」(心とは何か)、という問いかけをしているところがメインテーマでしょう。

2話区切りで進む「DARKER THAN BLACK」のような構成で、それぞれ、相川議員襲撃事件、落陽事件、メタルフロート事件、オフィーリアの自殺、といったシンギュラリティポイントで正史を修正していくことになり、それぞれの時間は飛び飛びになっているので、ほぼ2話完結で話は進みます。

初見時はかなり速く感じて感動しにくかったのですが、2周目以降、4話に感動できるようになりました。限られた時間の中で必要な伏線や細かい描写(例えば、相川議員襲撃事件で相川議員を救出中、相川議員の眼鏡に細工をしてヴィヴィを警備AIに見せかけているとか)をしていて、それぞれにアクションシーンが入ってきて盛り上がりもあり、練られた構成であると感じます。そこはオリジナルアニメの強みを活かせていたのではないでしょうか。

リアリティにも関係する設定としてのストーリーについて。本作はシンギュラリティポイントの事件を防ぐ(正史と同じにしない)ことで未来を変えようというお話なのですが、例えば相川議員の殺害やオフィーリアの自殺をその日に防げたとしても、後日実行されてしまう可能性は非常に高いように思われますし、ひとつ歴史を変えたとして、修正史の世界線では正史と異なる出来事が少なからず起きて連鎖していきますので、次のシンギュラリティポイントを事前に特定することは最早不可能ではないかと思われます。アラヤシキ(アーカイブ)のAIが、修正史を正史に近づけたというのもそれ自体おかしな話で、AIも他の世界線を認識することは通常できないはずです。

例えば、グレイスのパートで、人間とAIの結婚がシンギュラリティポイントとされていましたが、AIが本作ほどに精巧に作られる時代には、人間とAIが、戸籍上の婚姻関係を結ばずとも、事実婚状態になるケースは多数想像できますし、他に誰もいない教会?で挙げられた結婚が歴史の転換点になるとは思えないのですよね。

AIを滅ぼすのであればシンギュラリティポイントで歴史を変えるとかではなく、アラヤシキを直接攻撃したり、AI発展に貢献した技術者を消すことのほうが重要だと思われ、その視点を持つと、AI発展側に立つ人や組織というのが当然出てくると思うのですが、あまり登場しません。

シンギュラリティ計画を設定と見なしてしまえば大きな抵抗はなく視聴できたものの、こういった観点で、手段としてのシンギュラリティ計画や高所からの視点で物事を語るマツモトに、やや違和感がありました。緻密な構成にもかかわらず、本作の点数が伸びなかったのはそういった理由からではないかと思います。

あと、リアリティ面について、AIは額を合わせることで、情報交換ができるというのがありましたが、あれはエモさを出す演出で、無線なら離れていても可能だし、有線ならケーブルでやるっしょ、と思いました。

キャラクターについては、マツモトがコミカルで良かったですが、主人公のヴィヴィ(ディーバ)も含めて、キャラ自体に魅力を持てるまでに至れずでした。

ヴィヴィは歌姫AIなので、多少派手なドレスを着用することは自然であるものの、アニメあるあるですがサービス的に露出度の高い服装なのは、キャラの性格も踏まえるとちょっと気になりました。小学生が社会科見学に訪れる博物館での衣装には配慮してほしいですね。
その関連で、女性型のロボットの胸の大きさは、基本的にはマネキン程度になるのだろうなとか、乳首は不要なのでアニメ的には露出OKなんだろうなとか、余計なことも考えてしまいました(笑)

情感については、4話のラストがMAXだったでしょうか。全体的に、個々のエピソードが短いのと、ロボットが主人公なので共感がややしにくいと感じました(AIが感動的な言動をしたとして、それがAIの感情から来るものなのかが理解できない)。2周目で7点に上げましたが、初見の方には6(ほっこり)くらいが期待されるレベルと思います。

ヴィヴィがメインテーマである「心を込める」ことをどう消化(昇華)していくかが、本作の成否を左右する見せ場だったと思います。落陽事件において、エステラの「お客様に笑顔になってほしいと願うこと」という解釈を聞いて、ヴィヴィの「悔しいな」という言葉につながったように思いましたが、最終的に彼女が見いだしたのは「思い出と一緒に歌うこと」でした。

アニメでは、過去のシーンを被せながら、歌を流すことでそれを表現することは可能です。しかし、その回答では不足だったように思いました。人間らしい心とは何かについて、状況によって解が異なるような気もしますが、個人的には「共感力」が重要だと感じています。

心ある人間かどうかについて、相手のことを慮れるかという角度で評価することがありますし、「人間性」という言葉がどういう意味で使われるかを思えば、そんなに変な解釈ではないかと思います。
(私の子供の話ですが、劇場版鬼滅のラストシーンで全く泣きません(涙)。アニメの感動シーンで泣けるようになるのも人間性の成長が必要であり、全うな人間としての他者への共感力がまだまだ足りないのだと思います。)

ヴィヴィの回答は自我を超えられていない点で、エステラの相手の反応を前提とした解釈よりも見劣りしているのではないか?と思ってしまったこともまた、本作の惜しい点ではなかったかと思います。

この議論自体、博士が言うように「言葉遊び」かもしれませんし、ヴィヴィの歌を担当した八木海莉さんが、この点を「思いを込めた歌が相手に届いてその人の心に残ること」とインタビューで語っているので、やはり、歌は良いのですけれども。{/netabare}

展開が速く、7話あたりでは話についていけるか不安になるかもしれませんが、終盤はしっかりと時間経過のある作品としての伏線回収等を楽しめる作品で、見て損はないかと思います。

(参考評価推移:3話4.1→4話4.2→7話4.1→8話4.0→9~13話4.1)
(2022.3~4視聴)

投稿 : 2022/05/09
閲覧 : 229
サンキュー:

26

overnao さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

4話完結なら覇権取れてた

放送開始当時はかなり期待していました。最終話まで見た感想としては、脚本をもうちょっと頑張ってほしかったという印象です。

ざっくりとターミネーター的なプロットの作品です。遊園地で働くAI搭載美少女ロボットが100年後のAIによる人類の虐殺を阻止するというのがあらすじです。誤解を恐れずに言えば、ヴァイオレット・エヴァーガーデンやplanetarianに近い雰囲気の作品です。

この手の作画と演出と音楽がイケてるSFアニメオリジナル作品って、ストーリーが絶妙につまらないというのが定番なんですが、5話まで見た限りではかなり洗練されたストーリー展開でした。
世界観が壮大なサイバーSFでありながら、話が難しくなく、テンポよくストーリが―進み、登場人物のAIが結構情緒的で人間臭さがあって視聴者が共感できるので、作品全体のバランスが良いです。全体的にどこかで見たことがあるようなストーリーなんですが、そこがむしろ良いポイントです。既存のSF作品の王道展開をいい感じにアレンジしてアニメというフォーマットに落とし込んでいるのです。ターミネーターっぽいストーリーラインにアルマゲドンっぽい英雄的犠牲展開、宇宙船が大気圏で燃え尽きてゆくシーンはガンダムっぽかったり、歌がテーマの近未来SFっぽさはマクロスかギルティクラウンを連想させますが、決してパクリという雰囲気もせず、各要素をうまいこと取り込んで新しい作品に仕上げてしまっているのがすごいです。

作画・キャラデザに関しても若干触れておくと、アンドロイドをアンドロイドっぽく描いているのが評価できます。目の瞳がカメラのレンズのように描かれていたり、髪の質感が金属っぽかったりして、人間とアンドロイドのディティールが描き分けられています。アンドロイドの顔の作りもいわゆる萌系の美少女というよりは、無機質な美人といった雰囲気で、実際にどこかの企業がアンドロイドを設計したら、コンプラ・マーケティング的にこんな顔に設計するだろうなあと思えます。

本作の音楽プロデュースはハルヒや物語シリーズでおなじみの神前暁氏が担当しており、音楽演出面も特筆すべきポイントです。主人公Vivyが歌うオープニング曲(声優と歌手が別人のマクロススタイル)や、3話、4話で流れる宇宙をテーマとした神秘的かつ哀愁漂う楽曲は相当印象に残ります。

このままコケずに最終話まで完走すれば歴史に残る作品になると思います。かなり期待してます(ここまで、5話時点の感想

追記: あにこれの今期アニメ総合ランキング1位(映画含まず)になってますね。よかったよかった。古参ぶれそうです笑

追記2: 6話で結構雰囲気が変わりました。ヨクワカラン謎の安っぽい戦闘シーンが挿入と主題歌ゴリ押し演出によって世界観が陳腐化してしまった印象です。とはいえ提示されているテーマは依然として硬派なポストヒューマンSFという感じで、物語の本筋まではブレていないようですが、、、今後に期待...

追記3: 最終話まで視聴した感想です。1話〜4話のストーリー展開が洗練されていて良かったですね。4話で完結だったら覇権取れてた。5話以降も悪くはないですが、色々粗が目立ってきました。無理矢理気味のストーリー展開、安っぽい戦闘描写・演出、時代設定がよくわかんないSF描写(ヒューマノイドが実用レベルに達している未来で、人間が荷物運びのような雑用をしてたり、50年経っても町並みやテーマパークの技術水準に変化が見られなかったり)etc...という感じです。当初は歴史に残るアニメになるんじゃないかと思いましたが、今の評価としては「好き嫌いが分かれる隠れた名作」くらいのポジションでしょうか。4話までが良すぎたのでハードルが上がってしまったのかもしれません...。

投稿 : 2022/05/05
閲覧 : 1270
サンキュー:

21

エスペランさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

AIの発達した先にあるものについて

AIが発達し自立型AIと人間の関係、心とは何かを主人公の歌姫AIを通して考えていくある意味王道のAIものです(アクションと歌でエッセンスを加えていますが。)。
歌姫が主人公ですので楽曲が何個も差し込まれていますが、ちょっと自分には合いませんでした。

投稿 : 2022/04/27
閲覧 : 74
サンキュー:

4

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『知』あれば『心』備わる。これさえ受け入れれば素晴らしいSFヒューマンドラマ

あーもうみんな「『ターミネーター』の審判の日か」だの「『仮面ライダーゼロワン』の滅亡迅雷.netですね」だの好き勝手言いやがって……その通りだよ!!(笑)
なにしろこの作品、かの作品らを彷彿とさせるAI(人工知能)による人間の「虐殺」から物語が始まった。人類とAIの全面衝突……正に「審判の日」そのものである。
しかし『ターミーネーター』はその戦争のキーマンとなる人物をAIの送り込んだ殺人ロボットから守り正史に繋げるというシリーズだが、本作はその逆だ。
いずれ人類に牙を剥くAIを滅ぼす。そのように歴史を「修正」するために100年後の未来からAI「マツモト」が送り込まれる。その送り先は────

【ココが面白い:歌姫AIと未来のAIによる異色バディアクション(1)】
未来から送り込まれたAI・マツモトは『暗殺教室』の殺せんせーなどを演じた福山潤が演じており、見事なハマり役をしている。自信家で慇懃無礼(いんぎんぶれい)な口調を早口でこなし、時折出てくる真面目トーンで重要なワードを視聴者の脳に刷り込ませていく。よくあるただ鬱陶しい人工物キャラクターとは一線を画しており、どこか『魔法少女まどか☆マギカ』のキュウべえのようなキャッチーに隠れた残虐性も見え隠れしている。
そんな彼とバディを組むのが「歌でみんなを幸せにする」という使命を持って生まれたばかりの自律人型AI・Vivy(ヴィヴィ)である。
歌でみんなを幸せにする……この“幸せにする”という部分がロボットに課されるものとして非常に曖昧な部分だ。使命を果たすには「人のように心を込めて歌う」必要がある。自律してはいるものの、頭はAI故に“心”とは何なのか答えを決めあぐねている。そこに悩み試行錯誤する姿こそ極めて「人間」に近いのだが、ステージで披露する歌唱と笑顔は未だパフォーマンスのプログラムと音階データに従っているだけである。故に人とのコミュニケーションでは表現が固かったり会話を取り違えることも多い。1話の彼女はあくまで「プログラム」だ。それが100年後の未来からやって来たマツモトとの会話の差でよくわかる。
さて、そういうわけで自分の使命に取り組むという点で暇ではない彼女。他のAIの使命を手伝うわけにはいかないし「AIは1つの使命に殉じ、複数の使命を持ってはならない」という法則もある。しかしマツモトはこう食い下がった。
「確かに今生きている人々は100年後には生きていないかも知れません。しかし彼らの子孫、あるいはこれから生まれ出るあなたの聴衆はどうでしょうか?』
これはこの時代、自身が満足に活動できるボディがまだ無い故にヴィヴィに頼らざるを得ない彼の口車でもある。しかしヴィヴィの使命は「歌でみんなを幸せにすること」。“みんな”とは当然、人類────現在を生きる人々も未来に誕生する人々も指す。破滅の未来を回避しなければヴィヴィの使命はAIにとっては僅かな100年で達成することが出来なくなってしまう。
自身の使命を拡大解釈したヴィヴィは口うるさいマツモトの導きによって100年の歴史に点在するAIの過剰な発展要因を1つ1つ取り除いていくことになる。
バディもので片方が機械ならもう片方は人間である方が両者の違いが出て面白い。その違いの面白さを「現在と未来」という技術の差で表現することで「機械同士のバディ」という斬新な切り口で物語の口火を切っており、非常に興味が湧く内容となっている。

【ココが面白い:歌姫AIと未来のAIによる異色バディアクション(2)】
人類とAIの関係に大きな影響を与える事件に首を突っ込むということで、只の歌姫ガイノイドには身に余りそうな荒事が彼女らを待ち構えている。時として────と書くよりはネタバレすると常にヴィヴィは戦うことになる。みんな大好きバトルアクションが物語の中心だ。
主人公がロボットだからこそ、時として人体骨格駆動を無視して動くカポエイラやガンカタアクション、そして容赦のない破壊描写が迫力のある戦闘シーンを生み出しており、アクションシーンにしっかりとした見ごたえが生まれている。
作画も素晴らしい。ややムラを感じるが敢えて、だろう。ヴィヴィを人間らしく見せる時は美麗でありつつもアニメアニメした作画を、そして機械らしく見せる時は観る者を唖然とさせるような劇画調にしている。どちらも美しい出来だ。とくに満月を背景にビルへ跳び移るヴィヴィの姿は1枚絵として額縁に飾りたいクオリティがある。
そして脚本。本作は『Re:ゼロから始める異世界生活』の作者でもある長月達平氏の原案ということで物語を上げて落とす手法が多く取り入られており、それが本作のテーマの1つ「歴史改変」と非常にマッチしている。
未来の果てを平和に導くからこその非常な決断の連続。事件に関わる人やAIとの邂逅と死別。そして歴史を変えてしまったことで本来、零れ落ちることのなかったAIと人の命。全ての事象が「歌でみんなを幸せにする」使命を持つヴィヴィに重くのしかかり、物理的にも精神────集積回路的にも負担をかけていく。その一端を2話という早い段階で見せてくれる所から本作の内容が非常に濃いことが判る。
{netabare}ヴィヴィが最初に絆を結んだ人間の少女・霧島モモカ。彼女に間もなく訪れる死はAI史にはまるで影響を及ぼさない。むしろ助けることで歴史が予測不可能な方向に修正されるかも知れない。だからマツモトは妨害した。ヴィヴィのボディを破壊してでも。
『歴史で起こる純粋な事故ひとつひとつに構っている暇などないのです。全てはAIの過剰な発展を阻止し未来の戦争を回避するために……ここからあなたの100年の旅が始まるのです』{/netabare}
2つのAIは決して仲良く歴史改変をやっていくわけではない。任務優先のマツモトの口車に不本意ながら従うヴィヴィ。人を幸せにするために予測不可能な行動に出るヴィヴィに慌て「もっと合理的に動け」と罵るマツモト。2つの凸凹コンビが互いの使命を優先し、衝突したり足並みを揃えたりする様はコミカルでもシリアスでもあり、そして熱いものを感じさせてくれる。

【そしてココがすごい!:シンガーソングライターの歌唱力と意味深長な劇中歌(1)】
ヴィヴィを始めとした「シスターズ」というキャラクターたちには著名な女性声優がキャラボイスを、そしてキャラの歌唱には本職のシンガーソングライターがボーカルを務めるという2役体制をとっている。とくに主人公のヴィヴィは演技力が高い種崎敦美さんと本作でレコチョク上半期ランキング2021に1位ランクインという華々しいデビューを飾った八木海莉さんのタッグとなっており、両者の声質のシンクロがヴィヴィというキャラクターの魅力をさらに引き上げた。
OP「Sing My Pleasure」は、アップテンポのリズムに乗せた滑かな歌い回しに、ご本人は少し気にされているようだが少し鼻にかかった裏声(ファルセット)が本作のテーマのとなる「AIの使命」の儚さと「100年の旅」の壮大さを歌った詞やメロディーにとても良く合っている。1位に入ったのも納得の神曲だ。
{netabare}そしてこの曲は第5・6話の「メタルフロート編」の劇中歌にもなっている。ヴィヴィの持ち歌の1つであり人間・冴木博士と看護AI・グレイスの想い出の歌。正史で初めて人とAIの結婚を成し遂げる筈だった2人はヴィヴィとマツモトの歴史改変によって引き離されてしまう。
海上無人プラント・メタルフロートのマザーAIとなったグレイスから流れるSing My Pleasure……これを冴木博士は「グレイスが助けを求めているんだ!」と解釈しヴィヴィに助力を求める。ここからは非常に意見の分かれる部分だ。2人のプロポーズまでの馴れ初めも明かされた冴木博士にはとても感情移入しやすく、さすればスマホからBOTのように流れる抑揚の無い歌にもグレイスにまだ“心がある”と思い込んでしまうだろう。
しかしヴィヴィは結論づける。{/netabare}
{netabare}「これは歌じゃない。M達やグレイスが歌っていたものに比べればただの……音階データだ」
この時点でのヴィヴィは歌に心を込めることを、歌そのものではなく歌う理由や状況に見出していたと考えられる。自分はニーアランドに訪れた人を笑顔にするために、サンライズ編のエクセラはお客を安心させるために、そしてグレイスやMは“サプライズ”として使い訪問者を喜ばせるために────。
故に垂れ流しの歌には心がこもっていないと、そう演算したのではないだろうか。{/netabare}
{netabare}ヴィヴィはメタルフロート=グレイスの破壊を決意する。彼女とマツモトの進軍、それを阻むセキュリティによるスカイチェイスにもBGMとしてSing My Pleasureが使われ、本作を象徴する非常に印象深い曲となっていた。 {/netabare}

【ココがすごい!:シンガーソングライターの歌唱力と意味深長な劇中歌(2)】
一方、ED「Fluorite Eyeʼs Song」はずっと歌詞が無いインストゥルメンタルとして各話を締めていく。「まあ時たまこんなEDもあるよな」といった感じで聞き流していたのだが、第10話から最終話にかけて驚くべき使い方がされた。
{netabare}劇中ではAIであるヴィヴィが作曲したものとして登場する。元来、AIという機械に備わっていないものは「創造性」だというのが通説だ。機械は私たち人類が生み出した工程をなぞることしか出来ない筈であり、これまでのSF作品も概ねその説に倣ってSFを描写してきた。その固定観念が崩される。
AIだって作曲が出来るのだ。何かを生み出すことが出来るのだ。これまでの経験と出会い別れてきた人々への想い。それら全てを創作に込める────“心を込める”ことは血の通う人間の特権というわけではない。そんな本作のメッセージが終盤でより鮮明に写し出されていく。{/netabare}
{netabare}そして最終話。作曲されたFluorite Eyeʼs Songに遂に歌詞が付く。
《人の幸せのために────》
出だしから、誰のための歌かをハッキリさせたヴィヴィらしい作詞だ。
100年後にAIが人を殺すのは人類の発展がこれ以上望めないため、AIが人類に成り代わるためと、実に手垢のこびりついた捻りのない理由であった。だからこそヴィヴィも捻りのないストレートな想いを歌に乗せる。人とAIは共存すべきだ。私たちAIは人の幸せのために稼働するんだ。自分は少なくともそのために今日まで動いてきた。
Sing My Pleasureの壮大さも残したバラード。視聴者にとっては1クール、ヴィヴィにとっては100年の「積み重ね」を歌い上げる本曲と使用されたクライマックスシーンは感動────と書くよりも、このピアノアレンジが本作のEDにずっと使われてきたことに大きな“納得感”を得られる。{/netabare}


【他キャラ評】
霧島モモカ
{netabare}個人的に「登場人物の死に大きな意味を持たせている作品は名作」と思っていて、本作もその例に漏れず。2話という早すぎるかつ飛行機事故という瞬間的な退場は物語の残酷さも彩りながら、ヴィヴィと他のシスターズを分かつことにもなったのではないかと考えられる。
エステラにはオーナー、エリザベスには垣谷ユウゴ、グレイスには冴木博士という「個人」が自身の使命の中でも最優先として組み込まれていて、ヴィヴィは霧島モモカがそれに該当していた。そんな彼女を早々に喪うことでヴィヴィは初めて「人類総体」を救うシンギュラリティ計画に専念することが出来たのだと思う。悲しい考察ではあるが…… {/netabare}

ナビ
{netabare}ボディもなく、マツモトに阻まれるばかりの不憫な役回りが続いていたけど最期の最後で持っていきましたな……。
どこまでいってもナビはディーヴァというヴィヴィ本来の名前・使命のサポートAIであり、だからこそヴィヴィがシンギュラリティ計画という歌姫から外れた行動をとっていたことに怒りを顕にした。それは「心配」という、かつて自分が否定していた立派な感情だ。{/netabare}
{netabare}AIが人類に成り代わるというのならヴィヴィはそのための歌姫であればいい。それで彼女自身が無事でいられるのなら。
ヴィヴィを阻むためにモモカのホログラムまで使うシーンがとても切ない。呼び方を間違えたのはわざとだろう。だってヴィヴィはディーヴァで、ヴィヴィはシンギュラリティ計画を使命に持ってしまったAIなのだから、「どうしてもヴィヴィと呼びたくなかった」筈だ。{/netabare}


【総評】
ロボットSF、タイムリープ、そして歌……使い古されもう擦り切れてしまいそうな3要素をここまで上手に料理した作品は本作が初めてではないだろうか。
時を遡って来た者とそれに振り回される者というバディの構図、歴史改変というどう転ぶか予想のつかないシナリオ導入を最初に見せることで視聴者の興味を惹き、そこからAI(ロボット)の“心の探究”を終始、切り込ませていく。そのバランスが絶妙で各話の内容が非常に濃い味に仕上がっていた。
本作のAI(ロボット)はとても感情的で殆ど人間と相違ない。「心なんてない」「心ってよくわからない」と言っている側からもう既に感情を露にするシーンが挿入されることもある。それを「機械らしくない」「SFとして間違っている」と揶揄する輩もいるが、本作にはむしろ『生きとし生けるものだけが心を持つ』という私たち人間の常識が只の思い上がりではないのかというメッセージ性を私は強く感じた。
AIは人工物といえど「知能」であり、私たち人間と遜色なく物事を判断したり記憶したりできる。生物の脳みそとの違いは外部からの電子的干渉を受けやすいという点くらいしか無いだろう。そして本作の主人公であるヴィヴィは最後に心を{netabare}「記憶」{/netabare}と定義づけた。想い出、経験などと言い換えることもできるが、そういった“外部刺激”の蓄積が感情や性格といったものの基盤になる。それが“心”なんだ、と言いたいのではないだろうか。であれば生物だろうが機械だろうが『知』あれば『心』も備えられる。そこに可笑しな点は一切見当たらない。そこさえ受け入れてしまえば本当に素晴らしく情緒あるSFヒューマンドラマとして楽しめる。限りなく人に近い存在となっているAIを「人」として扱い守ろうとする動きもあれば都合良く「物」として扱う場面もあり、それがごちゃ混ぜになっておぞましい描写すらも描かれる。本作には、遠い未来に訪れそうな人とロボットの関係について考えさせられるようなシーンがふんだんに詰めこまれているのだ。
歌もテーマにしてるだけあって聞き惚れるものばかりである。音楽の良さ・悪さというものは私に専門的な知識が無いのでどうも具体的に評しづらいのだが、ソワソワと鳥肌が立つように身体が反応を示す曲は本作で久々に聴くことができた。通常のOP・EDだけでなく1話「My Code」や第3話の「A Tender Moon Tempo」、ヴィヴィ(Vo.八木海莉)のみならずエステラ(Vo.六花)とエリザベス(Vo.乃藍)のツインボーカル「Ensemble for Polaris」などの特殊な劇中歌も演出と相まって目頭が熱くなる良曲ばかりであった。
本当に強いて欠点を書くならば、オリジナルアニメ特有の“斬新さ”が感じられなかったのが少し残念。どうしても『ターミネーター』や『アイ,ロボット』、アニメ作品なら『攻殻機動隊』シリーズなどを想起してしまう世界観・設定ではある。ただそれは逆に長所でもあり、そういった作品が好きな人には刺さる作品とも言え、正に「王道」で誰にでも解りやすいSF作品だと評することができる。

投稿 : 2022/04/26
閲覧 : 163
サンキュー:

20

ネタバレ

たむじゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

上質なSF作品 ~2021年春アニメNo.1~

【評価】
点数:89点(100点満点中)
ランク:S
※点数の算出方法やランクはプロフィールをご覧ください。

【総評】
高クォリティな作画と音楽から繰り出す、上質なSF作品。
個人的には、2021年春アニメNo.1です。後述しますが、6話でマツモト号に乗ってグレイスを破壊しに行く一連のシーンは、まるで映画を見ているような迫力でした。
ただ、この6話までが右肩上がりで面白すぎた反動か、以降はどうしても失速気味に感じてしまい、SSランクには至らず。とはいえ、文句なしの名作だと思います。

【ここがポイント】
まずは、マツモト役の福山潤さんの声です。
マツモトはサポートAIという立ち位置のキャラで、人間っぽくてもいけない、ロボットすぎてもいけないという、非常に難しい役だったかと思うのですが、それを見事に演じていたと思います。あの矢継ぎ早に繰り出すセリフが、この物語のテンポを作っており、心地よかったです。
そして、自分がこの作品に引き込まれた主な要因のもう1つが作画です。
さすが、進撃の巨人などを担当したWIT STUDIOさんといったところで、作画のレベルはかなり高いです。また、時々出てくる劇画チックな画がシーンの印象付けにつながっており、この作品のレベルを1段も2段も引き上げていたように感じました。

【好きな回】
第6話「Sing My Pleasure -あなたを愛する-」
圧倒的にこの回が好きです。
終盤、OP「Sing My Pleasure」をBGMにグレイスを破壊しに行くシーンは、あまりの疾走感に心を奪われます。
ここで2021年春アニメの覇権は、Vivyだと確信しました。

投稿 : 2022/04/22
閲覧 : 268
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13

ほらいぞんちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

1本の映画でいい

おもしろかったけど1本の映画でいいなと思った。
王道というか展開は起承転結ちゃんとしてた。

投稿 : 2022/04/10
閲覧 : 69
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2

ハル さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021年度No1

久々に神アニメに巡り合いました。ストーリーもSFの王道な感じですが、面白く、劇中で使用される曲がどれも神曲です。 ハルヒ、化物語等を手掛けた神前氏らしい素晴らしい神曲です。

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 75
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2

Usotarou さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦闘作画、音楽。めっちゃいい

AIが時空を旅してAIによる虐殺を止めるお話。

戦闘シーンは本当に殴っているかのような音がした。殴られている対象が人間だったりAIだったりするけどどちらもリアルを追求したような音で臨場感あふれる戦闘だった。
特にアクションシーンはスピード感もあったしかっっこお買ったしキャラの走り方もリアルというか性格が出ているというか、こういう走り方までこだわるアニメは大好物ですね。

OP、ED、作中曲がすごい良かった。壮大で儚くておしゃれでノリノリでめっちゃ良い。サブスクで探して定期的に聴いてる。

ストーリーはタイムスリップとか時空関係が苦手だったからわかりづらかった。でも曲と戦闘シーンと主人公の心の模様だけで十分楽しめた。

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 80
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3

kuu0616 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かなり心にきた、、

まずこの作品ハッキリ言って良作です。
一話時点では「歌を歌うAIロボットの話しなのね」くらいにしか思っていませんでした。
ですが話数を重ねるに連れてvivyがホントに感情があるように思えてくるのと、作画のメタリックな髪や人間に寄せるとよりは人間の理想形のようなキャラクターデザインがごっちゃになって視聴者にどちら側の立場にも立たせないような感じがとても良かったです。
またvivyはAIなんで容姿は変わらず周りの環境や時間だけ過ぎてゆく、アニメではなかなか味わえないその人のやるべきこと、産まれてきた意味、一時の栄光も時が達消える感じが人間ではなくロボットで見れるのはなかなか胸に来た。
自分の解釈だけど血の描写を人間が赤でロボットが青なのを同時に見せて人間と共存できないようなに見せてるのかなあと思った。
そういった演出や視聴者に伝えたい感情が少なからずある作品だと思うので対比や強調されている演出を探しながら見れるのもこの作品のいいところだと思うので気になった方はぜひ見てほしいです。

投稿 : 2022/03/23
閲覧 : 210
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12

maako さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

松本とヴィヴィのやり取りが良き

1クールアニメの割には内容濃くて良かった\(^o^)/
最後が少しもったいない気もするけど1クールなら仕方がないのかなと!
絵も綺麗だった!
こんな未来が来そうだなって思ってたからサクサク観れた( ◜~◝ )

投稿 : 2022/03/17
閲覧 : 86
サンキュー:

3

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もどかしさがいいのかな

こういうタイムリープものでしかもAIで、淡々と修正していきより良い世界になっていくかと思いきや、何か変わったのか?という疑問とAIなのに躊躇したり落ち込むような描写が多いので、もどかしさをずっと感じながら最後まで観た。

そして、未来はきっと大して良くなっていないのだろうと想像する。
ただもしもという小さな望みすらない世界にはなっていない気もする。

犠牲は多いし視聴後すっきりした気持ちにはなれなかったけど、それがすごく現実的で有り得そうだし、上手くバランスが取れていた結末なのかもと思った。

投稿 : 2022/03/15
閲覧 : 115
サンキュー:

5

ネタバレ

けす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

‪✕‬‪‪音楽アニメ 〇戦闘アニメ

3点。
まず1点目。内容については、微妙と言わざるを得ない。1クールながらよくまとめた方だとは思うが、詰め込みすぎて視聴者を置いてけぼりにされる感覚だった。シーンを追うごとに10年やら20年やら経っているため、スピード感についていけなかった。やはり1クール作品で壮大なストーリーをやるのであれば取捨選択をし、ある程度厚みを持たせることが大切だと思う。感動シーンであろうところで全く感情移入ができなかった。
2点目。タイムリープについてはシュタインズゲートを視聴した人からするとツッコミどころが多かったのではないだろうか。まあ焦点の当て方が違うから仕方ないのであろうが、どうしてもタイムパラドックス起きないのか等常に疑問を拭えなかった。もう少し緻密に設定を練って欲しかったのが素直なところである。
3点目。音楽が最大のテーマでありながら、その音楽が微妙だった。悪くはないのだが、主題ならもっと金かけるべきでは?澤野さんあたりの巨匠を抜擢するべきだと思った。

一方で素晴らしかったのは、なんと言っても作画である。非常に美しく、特に目の虹彩の描き方には惚れ惚れした。戦闘シーンは非常に迫力があり、個人的には1番戦闘シーンが美しかったアニメだと思う。もはや戦闘アニメに変更して描き直してくれと思うくらいだ。

投稿 : 2022/03/13
閲覧 : 199
サンキュー:

5

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Vivyと松本と100年の旅を

2021年4月放送アニメは面白いアニメが多く、どの作品も素敵でしたが1番を選ぶなら、この作品!
私がダントツで面白く共感出来たアニメ(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧
最初はテロの後の様な残酷な世界で燃え盛るステージでアンドロイドが歌っている不気味な始まり方で100年後の未来から始まる。

そこから、100年前に遡り物語は動き出します。
テーマパークの歌姫AIディーバに謎のAI松本が接触してくる。
そして100年後の未来を変える旅が始まる。

では、ディーバことVivyとマツモトの違いに感じた事。

松本は実にAI的な考えを持っています。
無駄な事はしない、効率重視、言っている事は正しくて目的の為に手段は選ばない(*꒪꒫꒪)

Vivyは人間的な考えを持つAIです。
彼女を見ていると凄く優しくて人間的な心を持っているAIなのですが、戦闘時の動きをみるとアンドロイドなんだなぁ〜と感じたりもします。(*´˘`*)ニコッ
走ってるシーンはそれを1番感じたりしました。


さて、必ずこの手の作品がテーマにする「心」
私は私達が今生きる世界のAIが心を持っているかは解りません…………

では、この作品のAIはどうだろか?
心を持っている気がします。

では、マツモトにAI的なイメージ、ディーバ事Vivyに人間的なイメージを持つ理由を説明しながら心について考えながら、レビューを描きたいと思います(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧

ディーバの友達で人間のモモカ。
半年前に迷子の彼女を救う事から友達になる。
ディーバをVivyと呼ぶのは彼女だけでした。
そして、ナビと言うAIはディーバのサポートAIです。
ナビは迷子のモモカを救ったのはプログラムに書き込まれていると話します。

プログラム……この世界のAIには、1つの使命を課せられている。
ディーバなら歌で沢山の人を幸せにする事。
でも、テーマパークのロボットだし、あれだけの科学が発展している世界なら迷子誘導や園内の緊急時対応プログラムくらいなら多分組み込まれている気がします(*꒪꒫꒪)

でも、ディーバはマツモトのセリフの「心ない人型パソコン」だと言う言葉に「だからなんなのですか!」と返す彼女は、しっかり怒れてる時点でも怒りと言う心があるのだと思います(ノ△・。)

そして、園内での爆発事故の人助け。
園内の事件はプログラムと言われたらプログラムでもあるけど、ロボットは「もしも」で動くのかな?
これは松本の未来の証明としての情報だったけど……私には、やっぱり心がある様に見える。


AI命名法の成立には相川議員の死亡が関わっている。
{netabare} 彼の死を回避する1歩として組織のトァクから命を狙われる彼を救うことが第1の使命。
この100年後を変えるための未来回避をシンギュラリティ計画と呼ぶ {/netabare}

相川議員を組織から守る最中、敵の組織の人間をディーバ事Vivyが助けます。
(以下Vivyと表記)

園内ならプログラムがそうさせたかもしれない……でも、ここは園内ではない。
{netabare} それでも、Vivyは助けた……彼女は使命(歌で沢山の人を幸せにする)だからと言うけど、沢山の人(敵味方関係なく)にVivyは自分の歌を聞いてもらいたい。{/netabare}

でも、それはVivyが無事にいる事が大前提なのです( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)

それでも身を呈して救った。
自分が壊れちゃうかもしれないのに?
自分が壊れたら使命どころではなくなる。
それでも、救ったのは彼女に心があるから。
カッコイイ言い訳です(*/∇\*)キャ

そして、残酷な事故が起きる。
{netabare} 飛行機事故で友達であるモモカが死んでしまう!Σ(  Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
Vivyは救おうとしますが、マツモトはそれに反対し力づくでVivyを抑え込む……未来改変には関係ないから余計な事をするなと……
それでも身体を引き摺りながら届かない空の飛行機に駆け寄ろうとした姿を見るのは凄く辛くて( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
きっと、1番守りたかった命だったのに………{/netabare}

松本がAI的なイメージが強いのがまさにこのシーンです。
Vivyは逆に救いたくて人間的な1面を感じるシーンです。
これだって救いたいのは心があるから……


宇宙ホテルの話。
この話はVivyに超超超共感をしたエピソードです。
今回の事件の黒幕と思われるAI「エステラ」宇宙ホテルサンライズを落下させたオーナーにて史上最悪の欠陥AIと呼ばれるエステラ……

彼女は凄く優しくてそんな人には思えない。
だって宇宙ホテルの前オーナーが無くなってもホテルを経営したいって頼み込むくらいこの場所が好きな彼女が、そんな事件起こすかな?
彼女の気持ちを聞いた時に彼女には本当に心がある様な気がします。

Vivyも、エステラが悪い様には思えなくて、ウイルスやハッキングで暴走をした可能性も探ろうとする。

でも、松本は早く壊そうとする。
{netabare} エステラに偶然拾い上げられたマツモトはいきなり躊躇なくウイルスを打とうとする。{/netabare}
この辺りでも松本のAI的な考えやVivyの人間的な原因を探ろうとするあたりも心があるからの様に感じます。

この物語、エステラを破壊すれば終わるけど、そんな簡単な物ではありません。
例えばVivyの立場になって、対象を壊せと言われた場合、壊せるだろうか?

そのAIに悪意がないのに?
本当か嘘か解らない情報で?
起きるか起きないか解らない事件の為に?

無理です……私もマツモトの様に割り切る事は出来ません……壊せと言うなら確信が欲しいです。
だから、中々作戦に踏み切れないVivyには共感出来たし人間らしさを感じるエピソードでした(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

{netabare} ここで実はモモカの妹のユズカと出会います。
モモカは救えなかったけど妹は救ってあげたい。
{/netabare}
そんな気持ちが今回はVivyに戦う理由を与えた様に見えました(*ᵕᴗᵕ)ウンウン

ラストの{netabare} エステラが残って落ちる宇宙ホテルの起動修正する為に残るのは少し感動しました。
最後に妹のAIエリザベスとも会話出来ましたし、避難する乗客を安心させようとする姿も凄く切なくて……最後まで凄く良いAIでしたね。{/netabare}

Vivyがエステラに聞いた「心込めるとは何か」エステラにはそれが解っていた。
だからVivyはその事が「{netabare} 「羨ましいなぁ」 {/netabare}って言葉が自然と出たのかな。


次はAI施設メタルフロートの機能停止

そして、もぅ1つテーマがAIと人間が結婚……

人とAI……私は誰かの恋は否定しない派です。
どんな恋もその人が選んだ恋なら応援してあげたいと思うからです。
でも、人とAIは私達の世界では感情移入が難しいですよね。

そして今回はその恋人AIがメタルフロートの重大人物。
メタルフロートの世界はロボット達の世界って感じで、何だか可愛い(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
この子達の世界を停止しちゃうの?

{netabare}サプライズとか仕掛けてくれるし、人間が見てこれは可愛いとか、人の感想を気にしたり、人間が訪れた時のイメージは人間の子供達が楽しそうで、この世界のロボットは使命を前提に人の事を凄く考えてくれてるんだなぁ〜って、優しい世界に見えちゃうなぁ(* ॑꒳ ॑* )♪ {/netabare}

でも、停止しない訳にはいかないよね。
その為に居るのですから。
{netabare} そして、博士からメタルフロートの秘密を聞き恋人AIの使命がメタルフートの管理AIに書き換えられてコアになってしまった事を知る {/netabare}

それを聞いた歌姫ディーバは必死に考える。
{netabare} 救い出す方法を……それでも救い出す事が出来ない……だから、決意する。
彼女を壊す決断をする

彼女が、歌姫のディーバの歌を好きで居てくれたファンだと知った上で、ディーバでは殺せなくてもVivyとして、AIを殺すAIとして。 {/netabare}


博士は本当に好きだったのでしょうね。
{netabare} AIを好きになったのではなくグレイスだから好きになった。
だから、博士の生きる理由は彼女を救い出す事……博士にとってグレイスと同型機は沢山居るかもしれない。

でも、それじゃダメなんだ……想い出を共有したグレイスじゃないと……グレイスも博士だから好きになったって言ってたし……
そこに恋する気持ちは本当にあったんだよ。
人間もAIにも恋する心は確かにあるんだよ! {/netabare}

グレイスの使命は人の命を救う事……
{netabare} 使命は書き換えられてしまったけど、メタルフロートのロボット達はグレイスの意思をしっかり継いでいて……サプライズで歌を歌ってくれるロボット達の中々にも生き継いて……

でも、戦闘後は博士は自殺をしてしまう。
生きる理由と意味を見失ったのだ……
Vivyの両手はグレイスの青の血と博士の赤い血に塗れて……人を救うために戦って来たのに目の前で人を救えないで凄く残酷な描写でした。{/netabare}

ここでVivyの物語は幕を閉じてしまいます……

{netabare} 彼女は1度目の機能停止を迎える。

再起動を果たした彼女はVivyとしての記憶は無く歌姫とディーバとして暮らしていました。
以前の面影はなく全てに自信満々な彼女。
周りから信頼され尊敬される存在へと変わって居ました。

マツモトと再開するも記憶はなく……でも、マツモトとの口喧嘩も以前よりも同等に意見をぶつけて居ましたねw {/netabare}

さて、そんな最中で起きる事件はAIの自殺。

{netabare} Vivyは再起動したらしく私の最初の感想はアンタ誰?でした……
自信に満ちていてライブの中心に居て人当たりも凄く良くて。

実は彼女はディーバでVivyやディーバ時代の彼女ではなく再起動したディーバの別人格。
いや、人格と言うか……ディーバとしての記憶はあるけどVivyとしての記憶はない……それは……多分、博士の自殺にショックを受けて以前のVivyはVivyとしての記憶伏せた…… {/netabare}

最初は見ていると寂しくなりました。
何だか、違う彼女を見ているみたいで……

{netabare}マツモトとも以前とは全然違い対等に口喧嘩もよく言い合いしていましたし、むしろマツモトよりも色々と上手でしたねw
でも、ディーバは以前の記憶はなくて…{/netabare}
でも、大切だったと言う違和感だけを残ってて……


そこでマツモトに2人の関係を聞く。
そして、ぶつかり合いながら協力関係になりオフィーリアの自殺を止めようとするも……
{netabare} ディーバは敵の罠に……マツモトは今は居ないはずのオフィーリアのパートナーのアントニオと接触する。 {/netabare}

ディーバも戦闘は迫力がありました。
以前のVivyではなくても今のディーバに戦い方が……戦闘プログラムは身に付いていますね。
そして、この戦いでは2人が本当に協力しあえて戦えている気がしました。

一方、オフィーリアとアントニオ……彼らはパートナーであり理解者でもあった……
{netabare} そして、多分……いゃ、きっと感情があった。
それは、恋愛感情……
アントニオは使命よりも……オフィーリアも使命よりも歌をつうじて惹かれて行った。

一方、ディーバは打ち込まれた人格更生プログラムが完了を迎えようとする。
それはディーバの消去……彼女の死{/netabare}

でも……彼女は、それでも使命を果たそうとする。
それが彼女の産まれた意味で

ディーバはVivyに扉越しに話かける。
彼女の「私の歌声に足りなかったものが見つかった。」って言葉は、やっぱりVivyが必要だって言われた気がします。
やっと、1つになれる安心感。

「喧嘩しながらでもいいから」
そう、良いのです。
喧嘩しても……喧嘩をするのはお互いの意見を言い合える証拠。
そうやって成長するのです。
人もAIも。

{netabare} 「全部託すわ、私の使命もこの先の未来も」
彼女は居なくなってしまう訳じゃない……託すのだディーバはVivyの傍に居てくれている……姿は見えなくとも、言葉は届かなくても。

「貴女悩んでるんだって?どうすれば、心を込めて歌えるようになるのかって、解らない?私の歌を聴いても」{/netabare}

これは解釈によるけど……
{netabare} 私には、Vivyの頑張って来た記憶も記録も確かにあって、その中で沢山の人やAIに出会って、沢山の人の心やAIの心に触れていきた。

心には形がないし明確に見えないからVivyは気付けなかったけど、心は間違えなく彼女の心に根付いていて……ディーバが心を込めて歌えていたのは、その心が彼女の中で間違えなく芽吹いて居たからかな?って。

彼女はラストライブを「今日は完璧以上」って言っていたけど、それは、自分の心にあった違和感を払拭できて、自分が心を込めて歌える理由と自分に足りなかったVivyの存在に気づけたからかな?って……
{/netabare}

ディーバ引退。
{netabare} シンギュラリティ計画から60年の月日から5年後彼女はAI博物館に展示されていました。
ここで、少年に出会う。
オサム……彼は松本の製作者である博士で松本とは本来彼のこと。{/netabare}

ただ、彼女は歌えない………
{netabare} 彼女は心が解らなくなり歌うことが出来なくなります。
彼女は幼いオサムと競走をします。
彼女が歌えるのが先か、友達を作るのが先か……
この競走は彼女なりの優しさかな?
オサムは友達居なかった。

友達って居なくても生きていけるとは思います。
でも、友達って居た方が楽しく過ごせるのです。
Vivyは彼が友達と上手く接する事が出来なかったのに気が付いたから提案した競走…… {/netabare}
ここでも思いやりって心があるように感じます。

結果勝負は{netabare} オサムが勝つのですが、Vivyは曲を完成させます。
それは、彼女が歩んだ道で見た景色と感じた事沢山の経験の中で出会った人……そして彼女の半身ディーバと紡いだ1曲。
曲を完成させた彼女は疲れて眠ってしまう……
実はこの曲がEDになって居ます。{/netabare}

「シンギュラリティ計画」

そして、目を覚ました彼女の目の前に広がる風景は彼女が回避したいとマツモトと共に願い変えようとした未来の景色……

シンギュラリティ計画は{netabare} 失敗した。{/netabare}

{netabare} 松本は悲しんでいたけど……
ただ、この世界は何も変わって居ないのだろうか?
いいぇ、Vivyが目覚めて起動している事。
松本が起動している事。
博士の命が救われた事。

間違えなく良い方に変わってはいるけど……それでも最悪の自体に小さな希望があるレベルですが、これは凄く大きいと感じました。
そして、暴走AIは不気味に1つの曲を歌う……それは……その曲は彼女の作曲した曲

彼女は博士を助け「オサムさんが無事でよかった」と言います。
この言葉にだって心を感じますよね。
そして、Vivyと暴走AIとの戦いが始まる。 {/netabare}
戦いの舞台はアラヤシキ。

敵でありアーカイブ達AIが打った手が衛星落下……
Vivyはアーカイブにアクセスしアーカイブと対話をする。
{netabare} その対話内容はキーであり暴走を止める方法……簡単だけどVivyには簡単じゃない方法…

それは歌う事。
でも、それが難しいのは彼女が1番理解している。
だから彼女達はアーカイブを停止する作戦に挑むけど……失敗します。
完敗と言ってもいいくらいに……

彼女は歌うこともアーカイブを停止する事も出来なかった。{/netabare}
彼女は心を込めると言う事が解らないと言います。

ですが……心を込めるって難しいと思います。
私も心を込めろって、どう言う風にするのかって解らないし、心なんて人類にとっての永遠のテーマではないでしょうか?

そして、博士は最後の切り札を切る。
{netabare} Vivyに全てを託して……彼女が歌う為とAIを止める最後のチャンス {/netabare}

「シンギュラリティ計画を遂行します」

そう言う彼女は強い目をしていて私は凄く安心出来ました。

彼女は1つずつ救っていく。
{netabare} 先程までの世界線で救えなかった命を……
博士が決意してまでくれたチャンスを。

彼女が最後のステージ選んだ場所にはナビが居た。
ナビは必至にVivyを止める。

ナビの声が少し怒っている様に感情的になっている様に聞こえますが……それは。
彼女が歌う事で自分もVivyも消えてしまうから……でも、それは消えるのが嫌な訳ではないのです。
彼女はこれから先もVivyの曲を聴いていたかった…… {/netabare}

何故ならナビは……

実はこのナビはアニメでは出番が少ないのですが

{netabare} 彼女は歌姫ディーバの最初のファンなのです。
ディーバの歌を初めて聞いた初めてのファン。
このエピソードはVivyのOP主題歌CDにドラマCDとして封入されています。 {/netabare}

だから、聴いていたかった……
{netabare}例え人の居ないAIだけの世界でもずっと歌っていて欲しかった…聴かせて欲しかった……ディーバとしてナビとして……シンギュラリティ計画とか……AIしか居ない世界とか関係なくて……それだけだった。{/netabare}

彼女はユイに言います。
{netabare} 「私も貴女と同じ考えです。人間とAIは一緒に立って一緒に歩んで行くべきだと思います」

一緒に立って一緒に歩んでいける。

例えば、宇宙エレベーターでAIと人が当たり前に一緒に働ける世界だろうか?

例えば、人とAIが当たり前に結婚出来る世界だろうか?

例えば、使命よりも歌を通じて1番聞かせたい人に音楽を届ける事を優先できる世界だろうか?

例えば、AIと人が争わない世界だろうか?

例えば、AIを止める為にAIを……自身を破壊してしまう歌を歌わないでいい世界だろうか?

例えばAIが心を込めて歌いその歌で人が幸せになれる世界だろうか?{/netabare}

そんな未来の為に彼女は歌う……
そんな当たり前の世界を作るために……

{netabare} Vivyは「私の使命は歌で皆がを幸せにする事。その為に心を込めて歌うのよナビ。アタシにとって心を込めるって言うのは思い出と一緒に歌う事だから想い出が増えて歌う度にお客さんは沢山喜んでくれた。私はよく笑うようになった。私にとって心って言うのは思い出の……記憶の事なのよ」{/netabare}

Vivyの100年間って大変だった事が多かった。
でも、その100年間は沢山の思い出が詰まって居て……今の彼女があるのは……沢山の人との出会いがあったからこそで。

彼女は歌う……
{netabare} 歌が自分を滅ぼすことになっても……彼女の身体は歌が進む度にボロボロになる……身体から力が抜けて立つことすら出来なくなっても……歌を辞めない……だって彼女は心が解るから!
彼女は信じてる! {/netabare}
自分の歌が……声が!
未来を守る事になる!

人間とAIは一緒に立って一緒に歩んで行く……そんな未来を……信じているから。

{netabare} そして迎える終わりの時。
「ご清聴、ありがとうございました」
そしてVivyは2度目の機能停止する…… {/netabare}

EDでAIを踏みつける男性が居ました。
男性は家族を殺されたのでしょうか?
腹立たしいと思うだろうし、悲しいと思う……でも、争いなんて憎しみしか生まないし、それをみたAIはどう思うでしょうか?
それを繰り返しAIがみた時に数年、数百年後の未来で、どう判断するだろうか

でも、別の男性が止める描写がありました。
その人はVivyが助けた人物でした。
そこに希望の1つがある気がする描写でした。

人とAIはやり直せる。
一緒に歩んでいける。

そう確信したVivyの決断と戦いを止める為に優しく歌うディーバの歌声が止めた戦いと、未来への再スタートの歌

今回の事件はVivyと松本だけでは止まりませんでした…… {netabare} 人とAIが協力してやっと止められた。
人とAIが協力すれば、なんだって出来る。{/netabare}

人間が居たから{netabare} とVivyは歌う事が出来て配信もできた。
Vivyが歌ってくれたから戦いは止められた。
救われた命も少なくはないはずです。{/netabare}

それこそ協力関係です。
どちらかが居なければ達成出来なかった事。
戦いの中で失ったものは大きいけれど……

Vivyと人が紡いだAIと人の未来が幸せてありますように。

私はこの作品を見てAIの心ってあるのかな?って考えて居ました。

人間には心はありますが、心とは何か形もない不確かな物で科学でも明確な正解はありません。
じゃ、人間の心って何故あるの?いつから?

私の出した答えは……産まれた時は多分心はないのかも知れません。
でも、過ぎ去る時間の中で両親や友達に接して行く事で沢山の気持ちが生まれていく。

私は私の心が、いつからあるのか解りません。
何故なら知らない間に芽生えていたのだから。

沢山の愛を知って。
沢山の優しさを感じて。
沢山の悲しみを乗り越えて。
沢山の喜びを分かちあって。

そこで、感じた事が心に刻まれて心が作られていく。
笑って泣いて怒って喜んで心は出来ていく。

Vivyもそうなんです。
Vivyは苦難を乗り越える度に知らない間に心が芽生えていく。
その証拠に{netabare} 物語の冒頭のOPのライブ演出で毎回、人が増えてステージが華やかになっていましたよね?
あれはVivyが沢山の気持ちを知ったからなんです。
沢山の事件の中で沢山の気持ちに触れて来たから……
{/netabare}

AIに心があるのか……
実際は解りません。
でも、この作品のVivy達には心はあると私は感じました。

現実世界で、先の未来でAIが街を歩いて居る世界は、きっと来ます。
その世界では、私達とAIが一緒に学校で生活したり、仕事をしたり、友達になったり、結婚したりしているかも知れません。

その頃には私は居ませんが……そんな未来のAI達に心はきっとあると思いたい。
どうか、そんな先の未来でVivyの世界の様な戦争が起きませんように。
人とAIがどうか手を繋いで作り上げていく世界てありますように。

でも、全てのAIにはきっと心の種を与えられています。
その種とは、人がAIや初め物を作る時に、誰かの助けになったら、もっと便利になったら、そんな気持ちを乗せて作るものだと思うんです。

つまり、人が心を込めて作り上げる。
だから、AIを初め産まれてくるものは少なからず心が込められているものかも知れません。
それが心の種になるのかもしれませんね。

最後にVivyとマツモトについて。

私は冒頭でVivyは人間らしいAI。
松本はAIらしいAIと書きました。

2人の関係は危うくて……でも一緒に苦難の乗り越える度に2人の絆は強くなり。
Vivyに影響されたのか松本にも心が芽生えてきたように思います。
マツモトの言う「ディーバではなくVivy貴女の曲を聴きたい」いいセリフですね(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

ラストに{netabare} ショートカットのVivyとマツモトが出てきましたね。
この2人は次は歌で沢山の人を幸せにする為に組んだのかもしれません。 {/netabare}

だって、そうでしょう?
AIと人が一緒に立って一緒に歩く、そんな未来にVivyとマツモトが居ないなんて考えられませんもの(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

でも、もしかしたら同型機種なだけかもしれません。
例えそれでも、彼女達が紡いだ未来は平和で人がAIの歌を楽しめる世界になっている証拠です。

Vivyとマツモトのシンギュラリティ計画は成功したのです。
彼女達の紡いだ未来が、これからも平和でありますように。

では、私も最後にこの言葉で〆たいと思います。
「ご清聴(レビュー拝見)ありがとうございました」(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾

投稿 : 2022/03/13
閲覧 : 440
サンキュー:

37

ネタバレ

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

AIの暴走に立ち向かうAIの成長。

人間によって「歌姫AI」として作られたDiva。その使命は客の笑顔のために歌い続ける事。そのためには「心をこめて」歌う事。しかしAIであるが故にその意味がわからなかった。ある日、Divaのもとに100年後の未来から「マツモト」と名乗るAIがやってきて、100年という長い旅(ある重大な任務)が始まる事になる。Divaだけに音楽は良し。近未来SFだけに映像も良し。AI暴走系ってアニメ以外にもあるけど、その中でもこのアニメは、AIと人間の共存する未来に向かってそれぞれが成長していくのがすごく感じられました。

投稿 : 2022/03/02
閲覧 : 66
サンキュー:

2

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

沸騰するBLUE BLOOD

【あらすじ】
{netabare}「歌で人を幸せにすること」を“使命”とする史上初の自律型AIヴィヴィ。
未来からやってきたAIマツモト。
人間とAIの戦争を阻止するための<シンギュラリティ計画>
100年の旅を描いたオリジナルアニメ。{/netabare}

【物語 4.0点】
脚本・構成の長月 達平氏&梅原 英司氏は『リゼロ』の原作&一部脚本のタッグでもある。
『リゼロ』は主人公が熱いセリフで転換点に作用して、数百年の宿命などぶっ飛ばす、
運命を変える言葉の強さを感じる作品。
対して本作は論理や演算では説明しきれない心情を掘り起こし重視。

歴史の”特異点”に介入すれば、個人の運命という支流は変えられるが、
時代の本流を変えるには、長期に亘って根本的な課題に取り組むことが必須。
AIが”心を込めて歌うこと”とは?が終始問われるが、
心とは何か?など結論の出ない難題であり、
余韻はスッキリ感より、宿題を背負わされた重々しさが上回る。

一方で、心象世界ではセーラー服姿の萌キャラ?ヴィヴィ。
ド派手なアクション、ヴィヴィ&マツモトの凸凹な掛け合い(笑)など、
エンタメ性は上々で、勢いに乗れるパワーは十二分。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・WIT STUDIO

言葉を忘れて見惚れる満天の星空など背景美術もまた、
論理や演算で説明できない現象の存在を意識させる。

適宜、差し込まれる陰影まで描き込まれたAIの"人物描写”は迫力十分。
AIの身体が機械であることを思い出させる瞳のズームが
心の有無や在り処を視聴者に問い続ける。

人間の血は赤。AIの血(オイル?)は青。
その青が際立つ画面構成が心の有無が怪しいAIの浸透を象徴するが、
青空は変わらず心を洗う。
色彩もテーマ深化に寄与。


アクションシーンはSFメカ銃撃戦もあるが、
往年のカンフー映画も想起させる高速肉弾戦も目立つ。
10話の戦闘でふっと飛ばされた歌姫AIがピアノに激突し鍵盤が鳴る演出も、
如何にもアクション映画的で爽快かつ、
論理で煮詰まった争いが心を壊すシニカルな暗喩も苦い。


【キャラ 4.0点】
ヒロインの歌姫AI・ヴィヴィ。"使命"に準じるAIに心などあるのか?
「歌で人を幸せにすること」が使命のヴィヴィは100年愚直に、
心を込めて歌うとは?心とは何か?考え続ける。
循環参照でもしかねないこのキャラ自体が特異点。
(けどもっと凄いと思うのは近未来の戦闘プログラムさえ入力すれば、
100年間、一線級の戦闘力を保持し続けちゃうヴィヴィの性能とそれに耐え得る素体なんですけどねw)

ヴィヴィを後継する歌姫AIたち"シスターズ"、
AI史の転換点を象徴する各エピソードの登場人物&AIも示唆に富む。


強烈に作品を牽引したのはAIマツモト。
青いクマのぬいぐるみや、浮遊するキューブの姿で毒舌を浴びせるのも印象的でしたが、
可変キューブ型戦闘兵器としてもカッコいいのが得点が高いです。


【声優 4.5点】
歌姫AIは演者と歌い手を別々の人が担当。
演者は大人っぽいセリフで"使命"を全うする無機質な面を。
歌い手はあまりビブラートを当てないボーカルでこれから心を理解していく純朴さをフォロー。

特に主役のヴィヴィは道中別人格が顕現するなど難役となったが、
種崎 敦美さんが淡々としたボイスの中でも、
徐々に心情の発生も予感させる匙加減で魅せる。

ヴィヴィのボーカル担当の八木 海莉さんは新人歌手。
その成長曲線が、ヴィヴィ自身が心を込めていく過程にリンクするかの如く。


AIマツモト役の福山 潤さん。
ろくに口も動かない素体に合わせ、軽妙に韻も踏むマシンガントークで
ギャグから世界観ナレーション役までカバーする高等芸。
噺家並の個性を表現し、やっぱりAIにも心が?と期待させておいて、
計画優先の人でなし発言も突き刺して来るなど、終始、視聴者を翻弄。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は神前 暁氏ら音楽制作集団・MONACAの面々。
SFらしいシンセサイザーもアレンジされるが、
ここぞの場面ではストリングスを押し出した「Vivy―Unrivaled―」などで盛り上げる。

OP主題歌はVivy(八木 海莉さん)「Sing My Pleasure」
出だしコーラスの先制攻撃力抜群なメロディラインで、
100年を駆け抜ける推進力を付与する優秀なOP。

EDにはボーカルなしのピアノ曲を当てる。
密度の濃い音、歌の後に、スッと落ち着ける貴重な時間。
他でも広まって欲しい流れです。
もっともこれは終盤{netabare}ヴィヴィがAI初の作曲として歌詞を乗せる演出上の意図ですが。
EDクレジットで10話より作曲者が神前 暁氏とVivyの"共作"になるのが心憎い演出。{/netabare}

その他、挿入歌も含めて、全体的に、小難しくSFを哲学する前衛的なサウンドより、
普遍的に心に響くジャンルや音を見直していくスタイル。
但し単純明快な音ゆえ{netabare}心無き暴走AIでも「Fluorite Eye's Song」を変調して歌唱可能で、
合唱しながら人類を殺戮して回ったのはトラウマw{/netabare}


【感想】
人がAIの進化を恐れるのは、性急な時代の流れに呑まれて理性が喪失するとの懸念から。
合理的な思考が混線して対立不可避と思い詰める前に、
ちょっと立ち止まって心とかについて考えてみれば良いのでは?
100年が走馬灯のように過ぎ去る怒涛の展開の中で、
ちゃんと頭によぎらされた着想が貴重な良作SFアニメでした。

ご清聴ありがとうございました。

投稿 : 2022/02/24
閲覧 : 300
サンキュー:

35

Vivy さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

AI物で一番好きです (普通に一番好きかも)

後半がつまらないと言っている人の気持ちがわからない。
小説まで買っちゃいました。

投稿 : 2022/02/22
閲覧 : 133
サンキュー:

5

aikawa さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新しいアニメ

映画を思わせるような演出も多く1話毎の情報量が凄まじいです。
設定は凝っていますがそれを伝える手段は簡潔でわかりやすく脚本の素晴らしさに気がつきました。
長月さんと梅原さんの親和性の高さに驚き何気ない会話シーンのセンスがずば抜けているものを感じて見返してもその度に面白いです。
アニメ史に残る傑作と言っても過言ではないと思いました。
素晴らしいオリジナルアニメをありがとう。

投稿 : 2022/02/20
閲覧 : 53
サンキュー:

3

ネタバレ

napi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白かったけど

原作はもっとストーリーの密度が濃いのかな?という印象。色々詰め込んだために全体的に厚みがなくなったようなストーリーだった。
ただ、テンポ良く展開も楽しめたし、vivyはじめキャラクターたちは魅力的で応援したくなる。
ただ、歌はもっと力入れていいのでは?少し残念な感じが否めませんが、エンディングソングの仕掛けは良かったです。

投稿 : 2022/02/03
閲覧 : 127
サンキュー:

2

みや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2021春アニメで1番よかったです

最終回のcパートの意味が分からず心残りですが、すごく面白いアニメでした。話の内容的に2期は難しいと思いますが2期があると嬉しいですね...
個人的には大満足です。

投稿 : 2022/01/25
閲覧 : 190
サンキュー:

5

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ヴィヴィとマツモト

2022.1.16 視聴完了。

「歌でみんなを幸せにする」使命をもつAIのディーヴァ。
未来からやってきたというAIのマツモトに
AIによる暴動がおこる未来を変えるため
ヴィヴィとして歴史を変える手伝いを頼まれる。

まあまあ面白い。
特にマツモトの存在がいい。
欲を言えばラスト数話をもう少し丁寧に作ってほしかった。

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 168
サンキュー:

15

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

歌がなぁ・・・

オリジナル作品(2022.1)
個人的に「ゾンサガR」の後に視聴したのが良くなかったんだと思います。
物語とか全然悪くないし、キャラや声優さんも良かったと思います。ただ、演出と作画がちょっと・・・。場面展開や時間経過を解りやすく、風景とかホワイトアウトとか使っても良かったんじゃないですかね。継続した場面かと思ったら1年後だったりしておやっ?と思う所もありました。その辺りに拙さが垣間見え作画も特に顔がうまく表現できない感じの所も見えました(敢えて、BOT感を出していたのならすいません。でもそれなら、笑顔、笑顔というフレーズもややおかしい気もしますが)。
そして、この作品の歌なんですが・・・弱い。これわざわざ歌は別の方を当ててますよね?上手い、下手じゃないんですよね。あれだけ作中歌を入れているわけですから、それなりに力入れてるって事ですよね?場面場面でこちらに届けようとしてるわけですよね?まして、物語を通じて歌とは?みたいな流れなわけですから・・・。演出でどうにかっていう感じでもないんですよね(そもそも演出はそこまでの力をこの作品は持ち合わせていないように見える)。まぁ大人の事情なのかも知れませんが、キャラと乖離してるというか、全く響かなかったというのが残念です。これは冒頭で言ってますが「ゾンサガR」のあとのせいかも知れません。ちょっと勿体ないなぁ。
あと、マツモト役の福山さん良かったです。むしろ彼の存在で観れたとも思ってます。

私のツボ:サンライズ=コロニー落としかよ!

投稿 : 2022/01/15
閲覧 : 159
サンキュー:

7

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Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-のストーリー・あらすじ

“ニーアランド"、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。――「歌でみんなを幸せにすること」。自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。これは<私>が<私>を滅ぼす物語――AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。(TVアニメ動画『Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
WIT STUDIO
公式サイト
vivy-portal.com/

声優・キャラクター

種﨑敦美、福山潤

スタッフ

原作:Vivy Score、キャラクター原案:loundraw
監督:エザキシンペイ、助監督:久保雄介、シリーズ構成・脚本:長月達平/梅原英司、キャラクターデザイン:高橋裕一、サブキャラクターデザイン:三木俊明、メカデザイン:胡拓磨、総作画監督:高橋裕一/胡拓磨、美術監督:竹田悠介、美術設定:金平和茂、色彩設計:辻

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