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掲載している放送時期と異なる場合がありますのでご了承ください。

「王様ランキング アニメ(TVアニメ動画)」

総合得点
76.2
感想・評価
391
棚に入れた
1187
ランキング
685
★★★★☆ 3.7 (391)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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王様ランキング アニメの感想・評価はどうでしたか?

atsu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

思いの外面白いかも、感動さえ

cllanadを彷彿とさせるものがあり多々涙が
こみ上げました。中盤から面白くなっていまし
たが、序盤はそこそこ。opも良かったです。
余裕があるときに見れば良いと思います。

投稿 : 2023/01/20
閲覧 : 79
サンキュー:

4

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

サムネのキャラがギャグタッチだったので

サムネ(挿絵)の王様が
ギャグタッチに見えたので
ギャグ系のアニメかなと
みなさんの評価、点数はよかったのですが
観たい の棚から削除するところでした

1話だけ... 少しだけ観てから
と、視聴を始めましたら
視聴したい棚からはずさなくて
本当に良かったと気持ちが一変

ギャグアニメなどではなく
まっとうな

時に切なく...
2話の最後は ウルウルと
純粋な魅力のあるあたたかな作品でした

投稿 : 2023/01/01
閲覧 : 34
サンキュー:

0

Maskwell さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見たままの王道ストーリー

良くも悪くも王道。
絵本テイストなので、作画やストーリーで面白くないと判断する人も多い印象。

個人的には、それでも感動したし面白かった。
2期のオープニングは今観ても泣ける。

投稿 : 2022/12/22
閲覧 : 52
サンキュー:

2

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ぼっちは

ぼっちは明るくて優しい王様で、一生懸命強くなろうとする姿は応援したくなります。カゲは口は悪いですが、ぼっちと行動するようになります。困難な場面でも立ち向かう勇気をもらえるアニメです。

投稿 : 2022/12/21
閲覧 : 30
サンキュー:

2

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2期が気になる!

お父さん(巨人族)が『生まれてくる子から力を奪え』的な呪いを魔神(魔人?)と結んだことによって、生まれてきたボッジ(第一王子)は巨人族なのに小さく、喋れず、耳も聞こえない。
王様になるつもりでいたが、弟が王様に選ばれてしまった。
そんなボッジがあるきっかけで旅に出て、色々な人と出会い、色々な経験をし、かなり成長。
何だかんだで王様になったんだけど、友達のカゲを追いかけてまた旅に出て、自分の国を作るぞー!的な感じで終わった。

出てくる仲間が全員いい人だし、何より2番目のお母さんがいい人すぎた…。

投稿 : 2022/12/16
閲覧 : 37
サンキュー:

1

nas さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

恐ろしく出来が良い

めちゃくちゃ好きだわ。キャラも話も好きだけどビジュアルが凄まじい。TVシリーズとは思えない雰囲気がある。2022年ベストかもしれん

投稿 : 2022/12/08
閲覧 : 71
サンキュー:

1

ネタバレ

chikuwa さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

耳が聞こえず言葉も話せない王子様の冒険ファンタジー

【感想(最終回までのネタバレあり)】
{netabare}
・絵柄から一見童話のようなほのぼの系のゆるい話かと思いきや思いっきりダークで重たい話だったり、一見いい奴そうなキャラが悪かったり悪そうなキャラがいい奴だったりと、実にノイタミナ枠っぽい大人好みの作品
・作品の知名度が低いから実際に集計したら10位以内すら厳しいと思うけど、ヒリング妃は「アニメ史上最高のママキャラランキング」でトップ狙えるくらい最高の母親だと思う。ヒリングのエピソードが出てくるたびに目頭が熱くなったし、ボッジ王子との再会シーンは最高だった
・デスハー王、デスパー師匠筆頭に魅力あるサブキャラが非常に多かった。正直ボッジたち以上にデスハーがどうなったのか知りたいから二期や原作で続きを見たいまである
・ラストのオチはきれいでいいんだけどそこに至るまでがイマイチ。{netabare}ダイダ→ボッジ→ダイダの王位変更が急すぎて(カゲの動向から推測すると数日~十日くらい?)ボッジが無責任に見えるし、カゲも仕事も見つからず爪弾きされたままで逃げるような形で旅に出てるから、二人の門出を手放しで喜べない。ボッジは水面下で旅の準備をしつつ王即位の半年~1年後に満を持して出立、その間カゲは定職に就いてみんなと仲良くしたりボッジの代わりに情報収集等旅の準備をしてる、とかがよかった{/netabare}
{/netabare}

【各話評価】
{netabare}
基本は○、良いと○→☆→☆☆と星が増える、悪いと○→△→×となる

1話 裸の王子 ○
2話 王子とカゲ ○
3話 新しい国王 ○
4話 初めての旅 ○
5話 からみあう陰謀 ☆
6話 冥府の王 ○
7話 王子の弟子入り ○
8話 夢のいけにえ ○
9話 王妃と盾 ○
10話 王子の剣 ☆
11話 兄と弟 ○
12話 戦いの足音 ○
13話 王国の乱れ ○
14話 王子の帰還 ☆
15話 冥府騎士団 ☆
16話 王の威厳 ☆
17話 不死の呪い ○
18話 神々との争い ○
19話 最後の砦 ○
20話 "不死身"対"無敵" ○
21話 王の剣 ☆
22話 魔神との約束 ○
23話 王様と太陽 △
_______________________________________________________________________________
☆☆☆☆ 超神回:1年に1回あるかないか  ☆☆☆ 神回:1クールに1回あるかないか
☆☆ 優秀回:何度も見るくらい面白い    ☆ 良回:非常に面白い
○ 並回:普通に面白い  △ イマイチ:一部面白いところもある  ×:つまらない/視聴断念
{/netabare}

【全体評価】
{netabare}
基本は各話評価の平均点、突出して良かった回悪かった回や最終回の良し悪しで多少変動

中の上  各話評価平均点 0.22(5/23)
_______________________________________________________________________________
☆:1つにつき1点 ○:0点 △:-1点 ×:-2点 視聴断念:-100点
上の上(あにこれ評価 5.0)1.3点以上:数年に1つあるかないか
上の中(あにこれ評価 4.8~4.9)1 ~ 1.3点:1クールに1つあるかないか
上の下(あにこれ評価 4.5~4.7)0.5 ~ 1点:非常に面白い
中の上(あにこれ評価 4.0~4.4)-0.2 ~ 0.5点:普通に面白い
中の中(あにこれ評価 3.5~3.9)-0.4 ~ 0点:普通
中の下(あにこれ評価 3.1~3.4)-0.4 ~ -1点:イマイチ
下(あにこれ評価 3.0)-1点以下:つまらないor視聴断念
{/netabare}

投稿 : 2022/11/05
閲覧 : 57
サンキュー:

6

ネタバレ

nloveY さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

王様ランキングというタイトルだと勘違いするじゃないですかぁ

4話までで断念です。ですので作品のことは全て憶測で語ることになります。

・まずタイトルについて
{netabare} 4話まで観た中で非常に嫌な予感がしたので気になって複数の低評価レビューを見てみたがビンゴ。
少なくとも今期では語られないのですね。情報の出し方は作品それぞれの色があって良いと思いますが個人的には3話までには何かしらの筋道を建てて貰わなければ困る。そうならないのであればストーリーラインとしての別の要素で没頭できる部分を与えてほしい、私には見つけられなかった。よくも悪くも低空飛行、例えるなら「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」と似た印象を受けた。明確に違うのはストーリーがどうとかキャラクターの心理描写だとか上記の二つにはそんなものは求めないでしょう?このレビュータイトルの"勘違い"という部分はまさにここ。王様ランキングという文言を見ると私のように今までたくさんアニメを観てきた人達は色々な想像をしてしまうと思う。もちろん良い意味で、しかし裏切られた。 {/netabare}

色々書くつもりだったけど他に書きたいこともないかも(4話までしか観てないから当然ですがw)

ただ私と同じ低評価のレビューを観てみると案の定、{netabare}お涙頂戴の要素が出てくるらしい。せめて「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」と同じような「王様を目指すボッチが頑張って日常生活を送る平凡な話」だったらなぁと妄想してみたり。{/netabare}

投稿 : 2022/10/31
閲覧 : 144
サンキュー:

5

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魅入る。

【First impression】
 完成度がメチャ高いのでとにかく一話見て欲しい。

 子供向けかもしれない。でも大人が観ても楽しめる作品になっている。
 レイアウトが良い。動きが良い。物語が良い。

 見ないわけにはいかないだろう。
 続きを楽しみにしています。

【Review】

友情、努力、勝利。この3つは少年ジャンプの王道ひいては、少年漫画の構成要素となっているというのはあまりにも有名。

 この作品は漫画投稿サービスから出現したということがWikipediaさんを参照すると分かる。この投稿サイト『マンガハック』調べるまで知らなかったです。
 趣味で漫画や小説を書き始めて、アニメになる時代というのも夢がありますなーなどとぼんやり思ったりしますね。

 そんな漫画の王様ランキングは画力という点ではまぁプロには及ばずというのが本音かもしれない。であるなら、なぜにここまで多くの人を惹きつけるのか、そしてアニメ化され、感動を与え、そして時間を使ってレビューしたいと思わせるまでの作品として仕上がったのか…そこを何となくお伝えできれば、それが良さを伝えるレビューとして成立すると考えたので、まぁそんな感じで書き進めていきます。

◆タイトルにして、物語のアンチテーゼ

 『王様ランキング』
 このタイトルを聞くと主人公が王様ランキングで1位を獲得するために友情をはぐくみ、努力し、勝利するという内容を想像させてくれる。
 しかし、このランキングが何をもたらすのか、いったいどういった基準を持って決定されているのか分からないまま、物語は進んでいく。
 

投稿 : 2022/10/30
閲覧 : 195
サンキュー:

6

ネタバレ

♡ェみーる米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幸福を味わえる名作

音楽がぬーと Vaundyというのと
フォローワーさんの評価が良くて手を出したのだけど

一気見してしまった
全23話

あらすじ

{netabare}
国の豊かさ、抱えている強者どもの数、
そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、
それらを総合的にランキングしたもの、それが〝王様ランキング〟である。
主人公のボッジは、王様ランキング七位のボッス王が統治する王国の
第一王子として生まれた。
ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、
まともに剣すら振れぬほど非力であり、
家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。
そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。
カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、
ボッジの人生は大きく動きだす———— 。

King Gnu/BOY(1クール)
yama/Oz.(1クール)
Vaundy/裸の勇者(2クール)
milet/Flare(2クール)

{/netabare}

ほんわかとした絵柄で子供向けかと思いきや
絵柄で救われてる
幸せってなんだろうね?という漠然としたものや
母親の愛情が理想的で
内容も不条理だったり
障がい者について考えさせられるし
描写が丁寧だし成長過程なども見られて

泣いた
私が情緒不安定だったのかもしれないけどw
ほんわかしたりぐすっとしたり
よくできてるなぁって思った
曲のチョイスもいいしね

思ったこと

{netabare}

私も障がい者なんだけど
ま、ボッジはとある理由によりそうなってるのだけど

普通になるためには
できるようになるためには
人の何倍も努力しないといけないのね

元々備わってないと
もうどうしようもなくて
普通と言われる人たちが
皆天才に見えるレベル

馬鹿にされるし自信も無くなるし
友達できにくいしまぁ色々大変
周りがいい人ばかりならいいけど
そんな都合良くもなく
私は克服するために生まれてきたのかと思ったぐらい
いくつも山があってまた山や壁があるの繰り返し

みんな幸せになれるといいね
そんな世の中であってほしい

そんなことを思った夜更けでした

{/netabare}

投稿 : 2022/10/23
閲覧 : 92
サンキュー:

10

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

風呂敷広げるのは上手い作品

とっても優しい物語な気がする。世界観とかキャラクターの過去は暗かったりするが、本質は王子とカゲの交流だと思う。カゲの暗い過去を踏まえて王子と仲良くなっていくという行動の裏付けとしてとても良い暗い過去だった
王様ランキングのトップになるには"王の強さ"も必要であるから避けてるだけの戦い方じゃダメなんだろうなぁ。面白い構成

5.6話からこのアニメの結構気になる欠点を見つけてしまった
ボッジは相変わらず良いキャラしてるし、ママとの掘り下げも良かったし、色々なキャラの身の振り方等が描かれるのはいいんだけれど、場面の切り替えが多すぎてゴチャゴチャして集中出来ない
複数の場面で同時展開してそれが後々繋がっていく様にしたいのは分かるんだけど、今の状況と何か相乗効果がないのにとりあえずここの場面映したいから映して「謎出しましたよー」的な、重要な情報を後に出すくせに期待だけさせる感じはあまり好きではない。例えるなら『ONEPIECE』のワノ国編でレヴィリーの話が数話に1回出てくる感じ
修行編でただ修行だけじゃダレるからってのも分かるけれど、入れ替わりすぎて逆にスピード感が落ちてるように見える

そして修行終わりで実践編かと思いきや更に色んなキャラの謎が出てきたり思惑が2転3転したりと、ボッジ以外にも焦点を当ててこれまた描きたい事がボヤけているように思える
肝心のボッジももはや最強となって初期のワクワク感は無くなった
戦闘に入るまでの過程はキャラの描き方が上手いから面白いんだけれど、その戦闘は超作画で迫力はあるが戦闘自体にはあまり燃えないし面白味もない。ボッジなんて手段が数個しかない言わば初見殺しみたいな技しか無く、見ていると2.3回目で新鮮さは無くなってくる
そこでオウケンというキャラと対峙して数話重ねてしまうと、更にスピードがダウンしてるように見える

それで後半はミランジョなどの過去回想があって「実はー」みたいなパターンが少し多いとも感じたし、全員平等に救う展開に先駆けての準備感が半端ないし、思いついたアイディアを全部入れて漫画描いてそうな位ゴチャゴチャしているしで詰め込み過ぎで、後で本当にまとまるのかが不安になってくる位にてんこ盛りで何話にどんな話があったとか、もはや思い出せない
それに、許す許さないの根本的な問題をキャラ達が全員一様な見解で理解しており、今までそれぞれの思惑を詳しく描いていた割にはラストの急な鶴の一声でまとめているのは中々違和感がある

キャラの描写や2話目で泣かせられる過去の描き方など上手い所は本当に上手いし、全編通してかなり好きな内容ではあったけれど、見せ方として上手い 下手がかなり両極端な作家だと感じ、実際脱サラして40代で漫画家になってそもそもweb漫画なのでそういう能力を更に生かしたり不得意な分野で舵を取ってくれる人が居なかったのかと思うと勿体無い

OP EDは本当にどれもハズレが無くて、映像も含めて魅入る。アニメOP EDとしては完璧な役割をこなしていてとても良い

いい意味で最近の漫画やアニメなどをあまり読んでいないんだろうなと見えて、それ故に現代の所謂定石やニーズから外した様な展開も多いのがこの作品の良さだとも思えて中々興味深い作品だと感じた

投稿 : 2022/10/20
閲覧 : 62
サンキュー:

9

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

絵柄から想像される以上の良作

昭和70年代アニメのような作画感で、主人公の口は逆への字型だし、主人公が聾唖&少々知的障害ありで、見ていて痛々しく、1話の半分程で切ろうかと思いました。ですが、弟との剣術試合が始まると途端に盛り上がり、最後まで物語に没頭できました。
主人公の周りのキャラがどれもクセがあり、誰が味方で誰が敵か全くわからない展開がスリリングでした。
どのキャラもみな使命感があり、結局みんないいヤツで気持ちが良かったです。
特に虐げられた主人公と、家族を虐殺された謎の生物「カゲ」の友情は心温まり、胸を熱くさせてくれました。
ですが、最弱であった主人公が途中から最強になってしまうと、アレ?そんな話でいいの?と思うことが無きにしも非ず。
「王様ランキング」がほとんど意味なかったり、いくつかの挿話が投げっぱなしだったり、魔人との契約がイマイチよく分からなかったり、チートなヒーリング能力が無かったら登場人物の大半が死んでいたでしょうし、ストーリーとしては緻密な構成であるとは言えません。
ですが、いつも殺伐な作品しか観ていない、そして殺伐な生き方しかしていない私にとっては、本作の温かみはとても癒し効果があるものでした。

投稿 : 2022/10/13
閲覧 : 44
サンキュー:

3

ネタバレ

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よかったMAD

敗北。

ほんと、これって見たら挫折味わえるんですよね。おっさんなって意識低いんかな?とか想うんだけど3回見て書きたくなるのは本物以外ないですわ。

視て毎回違うアプローチで書きたくなんだけどやっぱ敗北しかないよなー。あーでもねーしこーでもねーが、言うのがあにこれ!でもアビスやオバロ、ユーフォ
言うことなきゃ敗北って認めるのは勇気だ。

参ったってわしゃあんま言いたくないんですよぶっちゃけwでもいいもんを屁理屈で貶めるのだきゃしたくない。そりゃ矜持ですよ。

レビューできなくたって好きな作品は多数あります。鬼滅なんてみんな社会現象前に言いあってそのあと盛り上がって何で?おっせー世界wってほんと想ったwスパイとかもそうwわしら言いたいこと言った後で盛り上がるのってなんか違和感しかないんですよね♪

りあたいじゃぐろいで避けられるって想ってたけど劇場でヒットすっとニキでて
もうわけわかんねーだおら。

なら、自分の観たいの見ろよな!

小悪魔サイコ、賭け狂い、ETC、ほんと実写されるのばっかw

おめーの感性でいってくれよ!それがおもろきゃえんよwじゃねーとよみいやエガや竹原チャンネルにわしゃ行くぜ!

終わり~♪

投稿 : 2022/10/04
閲覧 : 63
サンキュー:

9

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★

2022.9.20 ★★★(3.4) 1度目観賞評価

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 48
サンキュー:

0

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

以前はネットの漫画広告でよく見た

弱すぎる上に難聴のハンディキャップを抱えた国王の息子ボッジの話。
カゲとの出会いもまた重要。彼もまた苦難の道を歩んできている。

冒険譚だったり、途中裏切りのようなよく分からない展開だったり。
なんだかんだ息子想い・兄想いだったりと登場人物の想いが錯綜しまくりで途中、混乱したが、素直に面白いと感じた。
一応、登場人物の名前が彼らの本質を表しているみたいだ。

{netabare}ボッジが巨人の息子なのに小さくて非力なのは父である国王の望みが原因だったとは。これが物語の引き金になったようなものか。せっかく、息子にも素質があるはずだったのにね。前母の死は辛かった。継母が横暴に見せかけて凄く優しくて息子想いなのは良かったけど。{/netabare}

不老不死マンの問題も解決しといてよね。
結婚の話は予想もしておらず、驚いた。


OP
BOY King Gnu
裸の勇者 Vaundy
ED
Oz. yama
Flare milet
よく見かける歌手を集めた感じ。安定している。
中でもKing Gnuとmiletが良かったと思う。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、それらを総合的にランキングしたもの、それが〝王様ランキング〟である。主人公のボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子として生まれた。ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、まともに剣すら振れぬほど非力であり、家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、ボッジの人生は大きく動きだす―――― 。


第一話 裸の王子
生まれつき耳が聞こえず、口もきけず、まともに剣すら振れぬほど非力なボッジは、第一王子でありながら、家臣や民衆から「王の器ではない」と蔑まれていた。そんなある日、暗殺集団「影の一族」の生き残りのカゲと出会ったボッジは、着ていた服をだまし取られてしまう。

第二話 王子とカゲ
幼いころから盗みを生業として生きてきたカゲ。金目のものを盗むためにボッジの後をつけ城に忍び込むが、ボッス王国四天王の一人・ベビンに見つかってしまう。一方ボッジは、異母兄弟であるダイダと手合わせをすることに・・・

第三話 新しい国王
ボッス王が亡くなり、遺言で王の跡を継ぐこととなるボッジ。しかし、ヒリングにより遺言は覆され、新国王はダイダと発表されてしまう。そしてカゲもボッジの前から姿を消し、ベビンはカゲを探すボッジに「カゲは旅に出たので二度と会えない」と告げる。失意のボッジはとある行動に出る。

第四話 初めての旅
ドーマス、ホクロと共に道中の自然を満喫しながら旅を楽しむボッジだったが、買い出しに訪れた町でカバンを盗まれてしまう。一方、新国王となったダイダの元には、新たにランクを付けるため王様ランキング協会の審査員が訪れていた。

第五話 からみあう陰謀
ドーマスによって冥府に続く穴に突き落とされたボッジ。ドーマスは罪の意識にさいなまれながら、一人その場を後にする。そしてボッス王国では、魔法の鏡によって、ダイダがボッス王の力を手に入れるための儀式が行われていた・・・

第六話 冥府の王
冥府の王・デスハーのもとに連れていかれるボッジとカゲ。ボッジを強くしてもらうために探していた人物がデスハーだと思ったカゲは、ボッジを鍛えて欲しいと頼み込む。ボッジは、その実力を見せるため冥府騎士団の隊長と手合わせをすることに。

第七話 王子の弟子入り
デスハーの弟・デスパーに弟子入りし、カゲと共に家事をこなしながら住み込みで修行をすることになったボッジ。一方、ボッス王国では、復活の秘薬を無理やり飲まされていたダイダの体に異変が起こっていた・・・

第八話 夢のいけにえ
ボッス王の強さの秘密と、ボッスとシーナの出会いが明かされる。ダイダの体をのっとることで復活を果たしたボッスは、魔法の鏡に「今、世界で一番強い人物」を問う。鏡に映ったその人物とは・・・

第九話 王妃と盾
ダイダの体をのっとったボッスと対面した王妃ヒリングは、ショックのあまり気絶してしまう。倒れたヒリングに襲い掛かる魔獣。ヒリングを守らんと応戦するドルーシは、かつてボッス王から王妃の護衛を命じられた日のことを思い出す・・・

第十話 王子の剣
デスパー奥義免許皆伝を祝うため酒場に出かけたボッジ、カゲ、デスパー。楽しく食事をしていると暴れん坊・アバン三兄弟に絡まれてしまう。相手にせず食事を続ける三人だったが、悪口を言われたデスパーがとうとう相手を殴ってしまい・・・

第十一話 兄と弟
成長するにつれ、兄・ボッジを弱者だと見下すようになっていったダイダ。どことも知れない暗闇の中で助けを待ちながら、過去の自分を思い返し後悔するダイダの前に一人の少女が現れる。

第十二話 戦いの足音
冥府での修行を終え、帰国の途につくボッジたち。一方ヒリングたちは、精鋭を集め、一足先にボッス王国へ差し掛かろうとしていた。その頃ボッス王国では、何者かの手引きにより、凶悪な冥府の罪人たちが城内に引き入れられていたのだった。

第十三話 王国の乱れ
「この国を滅ぼしたい――」明かされたミランジョの望み。それを阻もうと立ち向かうドルーシたちを、冥府の魔物、そして罪人たちが襲う。ヒリングを守るべく奮闘するドルーシだが、強敵たちを前に劣勢を強いられる・・・

第十四話 王子の帰還
魔物たちと壮絶な戦いを繰り広げるドルーシ。しかし健闘もむなしく、瀕死の重傷を負ってしまう。ドルーシを治療するヒリングにギガンが迫る。窮地に陥る一同の前に思いがけない救世主が現れる。

第十五話 冥府騎士団
魔法が解け、正気に戻った冥府の魔物たちを冥府に帰すべく、ボッジたちは城の地下にあるという入り口へと向かう。一方、一足先にその入り口を壊すために地下へと入ったドーマスとホクロを待ち受けていたのは、逃げた罪人を追ってボッス王国に攻め入ってきた最強の冥府騎士団であった。

第十六話 王の威厳
デスハーが明かした黒幕の名は、ミランジョ。その名を聞いたボッジの中に、幼い頃のシーナとの記憶が蘇る。ギガンを捕らえ冥府へと連行しようとする冥府騎士団の前に立ちはだかるボッジたちだが、デスハーはギガンの過去、そして彼の犯した罪を語り始める。

第十七話 不死の呪い
かつて冥府を治めた王、サトゥン。その息子であるデスハー、デスパー、オウケンたち兄弟は、それぞれが超能力をその身に秘めていた。ボッス王の城で罪人たちを探すボッジとカゲの前に、不老不死の力を持つオウケンが立ちはだかる・・・

第十八話 神々との争い
冥府の罪人たちに自ら捕らえられたボッス。牢屋へとやってきたベビンは、ボッスにその真意を問いかける。ボッスが語り始めたのはミランジョとの出会い、そしてホウマ国とギャクザ国という2つの国の悲しい過去だった。

第十九話 最後の砦
オウケンとの戦いで瀕死の重傷を負ったデスパー、ボッジ、カゲ。三人が目を覚ますと、そこは大きな川の流れる不思議な世界だった。一方、残されたミツマタに斬り掛かるオウケン。その窮地に、ボッス王国四天王が駆け付ける——

第二十話 “不死身” 対 ”無敵”
大きな川のほとりでミランジョの悲劇的な過去を知るボッジ。そして、ミランジョの心が揺れ始める。生の世界へと戻ったボッジ、カゲ、デスパーの前に現れたボッスは、瀕死のボッジに向かい、こん棒を振り上げる・・・

第二十一話 王の剣
不死身のオウケンを圧倒的な力で打ち負かすボッス。最強であることを見せつけるボッスに、ボッジはダイダの体を取り戻すため、決死の覚悟で挑み、王としてその剣をふるう。

第二十二話 魔神との約束
ボッジの手によって魔法の鏡は割られ、ボッスの魂は天へと昇っていく。そしてボッスからミランジョを託されたダイダは、現れた魔神にある願いを告げる。

第二十三話 王様と太陽
ミランジョとの結婚を発表し、これまでに犯した過ちを償うことを誓うダイダ。その真摯な姿に四天王たち臣下は驚き、思いに応えようとする。そして、新たな王が誕生する。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 78
サンキュー:

13

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見た目に反して良かった。

【概要】

アニメーション制作: WIT STUDIO
2021年10月15日 - 2022年3月25日に放映された全23話のTVアニメ。

原作は、『マンガハック』でweb連載中の漫画作品。
著者は、十日草輔。

アニメ版の監督は、八田洋介。

【あらすじ】

王様ランキングとは、高名な騎士を数多く従え、国民が多く町が発展している。
なにより王様自身が勇者のごとく強いこと!
それらを条件に恰好の王様をランキングしたものである。

↑“原作1巻より”

そして、ボッス王国があった。建国者で初代国王のボッスは巨人族の戦士であり、
本人の強さだけなら最強であるが、とある理由で寿命が尽きようとして病床にあった。

ボッス王には幼い王子が二人いて、どちらかが次期王になるのだが、
亡き前王妃シーナとの息子である長男のボッジ王子は耳が聞こえず口も利けずに、
身体が小さく極度に非力なことから、家来の信を得られず民衆からもバカにされていた。
後妻の王妃ヒリングとの息子の第二王子のダイダは厳しく育てられ努力を尊び文武両道。
大人顔負けの剣の腕前で、彼こそ次期国王にと推す声が多数派だった。

絶滅した暗殺集団「影の一族」の生き残りのカゲとの出会い。
兄に対する屈折した感情を持つダイダとの剣の勝負。
そして、ボッス国王の病死。

と、強い王になることへのあこがれを持つボッジ王子の人生の転機となる様々な出来事が、
ふりかかり、王子は成長していくことになるのだった。

【感想】

絵本のような作画の話題作というものの、リアルタイムでは興味が湧かなかったです。
「comic walker」で第1話を読んで、ボッジ王子のvの形の口が気に入らない。
と、まず商業としては上手いとは決して言えない作画で敬遠してましたかな。
それも、連載が進んでいくうちにキャラデザが良くなってはゆくのですけどね。

一見は好みでない作画や作風ですが、それでも人目を引くものがあるかも知れない?
との理由でアニメを見始めたのですが、既視感がありあり。

誰もが認める優秀でキリっとした弟と、健常者とは言えずにバカにされているチビスケの兄。
これは、こせきこうじ氏の、「ペナントレース やまだたいちの奇蹟」の山田太一・泰二兄弟!

無能だと思われていた兄が実は開花してない未完の大器で驚異的な能力を秘めていて、
それを武器に大活躍で『アイツはすげー奴だ!』と皆が口を揃えるスーパーヒーローになっていく。
んで、兄を愚鈍だと嫌ってたように見えていて複雑な感情を持っていた弟も、兄を認めていく。

他にも、そういう話を探していけばあるかもしれないですけどね。

何故、私がそういう話をしたかというと、この手の泥臭いレトロな少年漫画の因子を、
そのままに「王様ランキング」は、持っているからですね。

命令されて全裸で校庭一周をさせられて泣きながら走っていた落ちこぼれ野球部員が、
三軍の仲間と一緒に一軍を倒して自らが一軍となって甲子園で準優勝の大活躍、
プロでも万年最下位チームをセ・リーグ優勝に導いていく「名門!第三野球部」
同じ作者で、片手に障がいを持ついじめられっ子が立派な医者になっていく、
史実とは大幅に人間描写が異なる「Dr.NOGUCHI 新解釈の野口英世物語」

他の作者でも、様々な困難や嫌がらせに負けない若き寿司職人の「将太の寿司」であるとか、
モヤシみたいな少年がキックボクシングで格闘家を倒していく漫画とか、

1975年生まれの作者の心に、昔のジャンプやマガジンの作品が持っている、
努力+人情=勝利がピンポイントに刺さって、それが作風に影響していったのではないかと?
そして、一周回って令和の時代にこの手の作品の需要が再び生まれてきたのでしょうか?

その原作が、アニメの制作能力の高い「WIT STUDIO」の手で理解されて良いところを伸ばされる。
それで、表情豊かにキャラクターが生き生きとしたアニメとして磨きがかかっていますからね。
キャラクターが叫びまくり、目や鼻から流す液体の量が多すぎであるとも思いますけどね。
仮に下手なスタッフなら、キャラの心が響かない駄作・凡作なアニメで終わってた可能性が高く、
原作に対して誠実かつ実力のあるスタッフに恵まれた作品であるとは思いますね。

主役のボッジ王子役の日向未南さんも良かったですね。
「賢者の弟子を名乗る賢者」のルミナリアの演技は全く記憶に残らなかったのですが、
こちらでは、台詞がほぼ言葉になってないのに、声だけで感情表現が豊かでしたね。

自分としては、脱獄してきた敵数人がボッス王国を襲ってきて、
そのバトルシーンが長くて中盤がだれた感が否めませんが、
総合的には良作だとは思いますね。

・思いは違ってても、顔が悪くても、頑張る奴は嫌いになれない。
・海よりも深い母親の子供への愛情。

舞台装置に役割が近い民衆の描き方は画一的で流されやすい愚民そのものではありますが、
名有りキャラの感情や行動には、きちんと心に響くものがありましたね。

まあ、罪と罰の話が、アイツは可哀想な奴だからソイツの罪を俺が背負っていくという話が、
現実であった殺害事件の加害者と被害者の話とそぐわずに、
それで違和感が拭えなくて微妙に思えることがあったり、
(他にも同じテーマでキャラを扱っている作品は数多存在しますが)
あきらかにモデルがわかる某国の歴史的事実や事件に基づく民族性の酷さの話を、
写真などの資料をそのままに作画してアニメの第18話にぶちこんできたりで、

ふと、アニメの世界への没入から現実に引き戻されると、
んんー?と思うことが、このアニメでありましたね。
キャラが魅力的に描けている良い作品ではありますが、
そういう理由で少しだけ物語の評価が下がってしまいました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/09/25
閲覧 : 131
サンキュー:

34

ネタバレ

runa21 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界は優しさで満ちている

全く期待していなかった本作、
たまたま知り合いに勧められてしぶしぶ見たのがきっかけだけど、
とても面白かった。

面白かったのに、なぜかレビューを書けない。。。


この物語があまりにも複雑すぎて、
この複雑さがこの物語の面白さであるのだが、
それをうまく表現できないんですよ。


このシナリオのとてもうまいところは、
ボッヂとカゲの視点から見る物語なので、

はじめ、彼らの周りにいる大人たちは、
「なんて意地悪で、性格の悪いやつらなんだ!!!」
と思っていたが、

ボッヂとカゲが成長し、
意地悪だと思っていた人たちと再会した時に、
彼らの言動の裏から感じ取れる
優しさや、心配しすぎるあまりの厳しさだったことがわかり
彼らを憎むことができない。

どんなに「ひどい」と思う人にも、
その人の過去や、その人を大切に思う人がいて、
不思議と「悪い人」がいなくなっていくんです。


様々な争いや、
たくさんの人が犠牲になったり不幸になったりするのだけど、

それなのに、
その人の最初の行動理由が、
「優しさ」や「思いやり」からくるものだとすると、
憎み切れなくなってくる。

人々の争いの種は
お互いの「優しさ」や「正義感」がぶつかっておこるものだと
しみじみ感じさせられました。


おそらく、それを感じ取れるのは、
主人公であるボッヂが「耳が聞こえない」という設定だからでしょう。

耳が聞こえない。
そして巨人族でありながら体が小さくひ弱。
強い王に守られている国でありながら、
王子がこれで大丈夫なのか?

普通だったらそれを言葉になんて出しません。
でも、ボッヂは耳が聞こえないので、
その言葉を人々は彼に平気でぶつけてしまうんです。

でも、聞こえないけれども
口の動きで彼らが何を言っているのか
理解してしまうボッヂは
傷ついていながらも、気にしないふうをよそおい、
必死で笑顔を浮かべているんです。

自分なりの「強さ」を持っていても
その「強さ」がボッヂの国では評価されない。

精神的にも肉体的にも傷つきながらも、
笑顔でいようとする姿に、
カゲが初めて気がつき、
ボッヂの友人になるところから物語が始まります。

カゲという、友人兼理解者を得たボッヂは
まだまだ裏切られたり、殺されかけたりしながらも、
必死で生き抜いて、
「強さ」を手にしていきます。

こうして苦労を重ねたボッヂだからこそ、
誰かの傷ついた心とか、優しさに敏感になれるんでしょう。

そして、そんなボッヂを応援し続けた視聴者もまた、
「なんか・・・憎み切れない・・・」
という感じになっていくのかもしれない。


まだ解決していないこともある中物語が終了したので、
続きがあるのかな??

続きがあるのなら、
さらに成長していく彼らをぜひ見たいです。


個人的には、王妃様がすごく好きで(笑)
絶対にまた出てきてほしいです。

投稿 : 2022/08/27
閲覧 : 110
サンキュー:

11

桃ちん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

久々

レビューしたくなる作品。

作画に耐えれるのなら名作の部類かと。

作画も一昔前のディズニーアニメ見れるならいけるはずw

戦闘シーンのアングル等はかなりコダワリを感じました。

声優陣も豪華だし、何よりOPもEDも主題歌が素晴らしい。

1話目をまず観てみて、続きが気になったら沼りますよきっとw

投稿 : 2022/08/26
閲覧 : 80
サンキュー:

7

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「俺だあぁぁぁぁぁっ!!」

「これからどんなことがあってもお前の味方になりたいんだ・・・。」


って言われたら・・・、あなたならどうですか・・・?
私なら、痺れちゃうなぁ。
そういう事が言える人物、言える決心(覚悟)に。


私はいわゆる実写の連ドラとかよりも、アニメーションの方が好きです。
もちろん実写の映画やドラマとかも観るのですが、どこかの国の学芸会のようなドラマにはうんざりしているタイプの人間です。
どちらが優れていると言う訳ではないのですが、実写は役者の演技で表現をします。もちろん編集や演出カット割りでも表現をフォローするのですが、メインは演技力です。その演技力が・・・だった場合はもう、観ているこっちが恥ずかしくて観ていられません。

その点アニメーションはすべてが制作者の表現のために使われます。すべてが創作物(人工物)であるからです、あえて言えばかろうじて声優さんの演技が役者的表現力の発露の場であって、全てのリソースがその場面で伝えたい事(表現したい事)の為につかわれるのです。
風の動き、光の当たり方、キャラ、背景の色、全てです。
そこに気が付けた時、それが伝わってきた時、本当にアニメはスゴイ、おもしろいと感じています。

で、何が言いたいかと言うと・・・。
さて、この作品ですが、思った以上に良い思い、良くない思い、優しい思い、邪な思い、意地、プライドと言った「人の思い」が飛び交います。
そんな中、作画っていう目線で観ると特徴的ではありますが、あまり「良い」とも言えない作風ですよね。
私は「なぜだろう?」って考えながらみていました。
いわゆる、美しい、綺麗と言う作画からは離れ、線太で子供っぽいトレス線。キャラも私的には、かわいらしいようで、意外と微妙(これは観る人によって感じ方が変わるかなぁ)。どのキャラも萌えとかカッコいいとか言うラインからも少し外れている。

ただし、私には
『それぞれのキャラクターの行動やしぐさによって、心の動きがよく伝わってくるような気がしました。』

私は、主人公がセリフをしゃべらない中での各キャラの心の動きを伝わりやすくするために、この作風が選択されたのではないかとの結論に達したのです。
キャラクタが心の声を発している時に、カッケーとかキレイーとか萌え~はノイズになる場合があるからです。
そっちに着目し、そちらの方が印象に残る場合もあるでしょうから。
あくまでも、個人の感想です、なのですけどね。

と言いながらも、物語が進んでいくにつれ、各キャラクターの行動については、いささか疑問の残るものも多く…。

それこそ、良い思い、邪な思い、裏切り、矛盾、迷い、決意、優しさ・・・、いわゆる本質的な意味で人間らしい心の動きのオンパレードです。

私的には、このボッジという主人公は、あまり好きなタイプではありませんでした。
感情移入や共感という意味でも、実は最後までちょっと冷めた見方をしていたように思います。
主人公として、様々な思い、苦労の中で成長していくわけですが、常に頭の中では、いわゆる「持っている人」感がぬぐえなかったのです。
もちろん、いろいろとハンディキャップを持っていたり、不遇な目には合うのですが・・・。
どうしても「王族」的なもともと選ばれた人間である感が好きじゃなかったのかもしれません。
そして、本人の「王様になりたい」という、理由もちょっと漠然としていたので、なんでそこまで王様になりたいんだ?この子はと何度も反芻していました。

物語の中でも、ある段階までは受け身なキャラでしたので、もやもやしていたという事もあるかもしれません。

とは言え、この作品自体の物語の流れには興味がありましたので、最後まで視聴は続けたわけなのです。


物語自体は、非常に登場人物それぞれの思惑が絡み合い、複雑な動きをしていきます。
これは、とても見ごたえがありましたね。
その中で、それぞれのキャラの行動、思惑、感情の動きに、視聴者側も引き込まれると思います。

後半戦に入ってくると、それぞれのキャラの過去エピソードがカットインされ、さらに複雑さは増していきます。
そして、この物語の大きな流れと原因が見えてくることになります。
コレもまた、この物語を深く、太くしている要因だと思います。
そして、ここでも、登場人物の様々な思い、理由が開陳されるのです。
それぞれの、それぞれの理由があった・・・という事になります
(あたりまえですね)。


さて、相変わらず物語を詳細に書く気が無いので、あいまいな文章ばかりになってしまうのが私の悪い所なのですが、この作品、ひときわ説明がしづらいので、是非お時間を作ってご覧いただくことをお勧めいたします。


あえて、この作品で特に印象に残ったことを最後に。

「やっぱ、かーちゃんつえー。結局、かーちゃんのありがたさにはかなわん」

そして、とある鉄道アニメより一言。

「そして、少年は大人になる・・・」

投稿 : 2022/08/25
閲覧 : 97
サンキュー:

19

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

子供向け

っというのなら
自分も子供なのかな
結構な年だけど

絵が単純っぽく
それでも観てみて1、2話で切りそうに。。

しかし観ていくと2回に1回は泣いてる感じでした

もちろん思いつきはしませんが
あまり見たことがない発想とかは無い感じ
でも組み合わせやキャラの感情がなんかぐっと来て引き込まれ。

主人公のボッチよりカゲが主役のような感じ
主人公が話さず側近が感情を語ったり表現するのはどろろや不滅のあなたのよう
でも能力無しと思われたボッチの能力開花がかなりキーになったのは事実

不滅の。。よりこちらの方が国営放送むけな気がするけど。


あと影の主役というかヒリングが
高飛車王女ではなく、必死にお母さんになろうと試行錯誤してる女性のようで
彼女の頑張りや心情に結構泣けました


結局ランキングは?という批評もありますが
出てきた王様の強さランクがわかりやすいってだけでそれでいいかな的な印象

単純な感じの絵本のような絵でしたが
ボッチとボッスの戦いはこの作画で結構みせたのが凄かったです

オッドタクシーでも絵が単純なのではなから観る気がなかったのけど面白かったのでこちらも危なかった。。


面白い作品でした
2期も楽しみです


※王様が出てくる話でopは王がつくKing Gnuなのがツボとあってたのと、最初のedの歌詞がカゲの頑張りと被ってぐっと来てました

投稿 : 2022/08/19
閲覧 : 93
サンキュー:

7

ネタバレ

ブリキ野郎 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは凄すぎる

アニメ全話見終わった。

正直、絵だけで観るのをやめていたのだけれど、これを1話観ただけで、ガラッと評価が変わった。

もう何がなんやらですよ。良過ぎて笑
最初は背景絵のなんと簡素なとか思っていたし、キャラクターもなんと簡易なキャラクターかと思っていたけれど、まぁ凄いわ凄いわですよ。
キャラクターの奥深さや、表情の作り込み、この世界観に合った背景絵、優しさ溢れるストーリーにただただ涙腺が崩壊し続けましたね。

ディズニーかな?と思うキャラクターの簡素さだったけれど、いやこれがなかなかアクションシーンになると凄い作り込みなんですよ。
もう自分の言葉で何を言っても素晴らしさは伝わらないので、ともかく1話だけでいいから観てみて欲しい。

個人的にはヒリングという、主人公の(意地悪そうな)継母の愛が深すぎて泣きまくった。
鼻と胸が尖りすぎな件。

ほとんどのキャラクターが善人ばかりなのは、子供向けかな?って気もしたけれど、まぁそれもこの作品らしさってところだろう。

この作品にはマイナスの付けようがない。
ジブリや新海誠作品のようにメディアで大々的に宣伝される商業特化アニメなんかと比べ物にならないほど、素晴らしいアニメ。
この作品はもっともっと評価されるべきではないだろうか。

投稿 : 2022/08/19
閲覧 : 80
サンキュー:

3

かつくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

毎回見る度に

子供に読み聞かせている間に自分が夢中になっていた、そんな素敵
な絵本ような作品

1話1話見る度に主人公のおかれた環境や心優しさに胸がうたれます
(我慢出来ずに涙しちゃうこともしばしば

今期はライバルも強い作品が多いですが、決してダークホースでは
ない十分に本命になれそうなそんな予感でレビューせずにいられま
せんでした。

話の中身で十分勝負出来る名作ですよ

是非見てください

投稿 : 2022/08/11
閲覧 : 183
サンキュー:

7

DB さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

子供むけ童話のようなキャラデザだけど話としては面白そう!という最初の期待はどこへやら、物語としては前半から失速して最後まで回復することはありませんでした。そもそもタイトルの王様ランキングってなんやねん、って感じですね。
サブキャラも含め、ストーリーが大人も納得できるような深みを感じられなかったです。小さな子供が見るならまあいけるかな、でも朝やってませんよね・・・

投稿 : 2022/08/05
閲覧 : 73
サンキュー:

3

hidehide さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

優しくありたい、と思いました…

作画が絵本の様で、見易くもあり、
ネーミングが
ボッジ=ぼっち カゲ=影 ダイダ(第二王子)=代打
ヒリング= ヒーリング ミラージュ=ミラー ホクロ=ホクロ、
そんな意味合いなのか、
そんな所も絵本の様で、少し笑ってしまいました。

酸い甘い、優しさ厳しさ、強さ弱さ、妬み嫉み、
欲深さ貪欲さ、愛情、憎悪、などなど、
凄く、
『人間』らしい人々を集めた作品だと感じました。
身の周りにいるであろう、いるかもしれない、
そんな人々の集まりでしたね。

ですが、
基本、みんな、優しいのだ、と思います。
カゲ、の様に、心根は優しかったり、
四天王の数人の様に、
ひっそりと優しかったりする者もいましたが。
中には、
立場ゆえにそれが許されなかったり、
命令には従わざるをえなかったり、
大切には思っているが、更に大切な何かの為には
傷付ける事は避けられなかったり…

ボッジ。いわゆる、障害者、なのですが。
ボッジに対して厳しかったり、
嫌悪感を出していたりする者程、『手話』を使える事。
…本当に、嫌悪しているのであれば、
手話など、覚えよう、出来る様になろうとするでしょうか?
ボッジに対し、
何か、どこか認めていたり、『そう』でありたいと
思うからこそ、なのではないかな、と。

自身も、何か、誰か、に優しくなれているだろうか…
そうでありたいな、と思いました。

これは、
新たなる一歩、を踏み出して終わりなのでしょうか。
ボッジとカゲ。
ありがちな、『旅に出て強くなる』とかは望みませんが、
この2人の、この先が本当に楽しみになりました。
そのプロローグとしての23話、なら、
それこそ、凄い作品だと思います。

余談として。
ヒリングがいなければ、結構なカンジで、
割と大勢、命を落としているかと思いますが…
彼女の『…っしゃ〜!治してやんよ!!』的 回復魔法、
好きですね。

投稿 : 2022/08/03
閲覧 : 78
サンキュー:

9

ネタバレ

Keiner さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

愛の深いキャラたち(全員)

登場人物のほとんどすべてを丁寧に掘り下げていて、悪役、味方役からモブに至るまで、すべてのキャラクターに背景と動機を与えていて、行動に説得力とリアリティがあった。

重要な特徴だと思うのは、物語の中でたくさんの戦いや悲劇が描かれているが、すべて、それぞれのキャラクターの純粋な愛情の結果だということ。だからこそ、そういった争いの解決策、救いとなるのが、主人公ボッチの深い共感と優しさだったのだと思う。

序盤の展開や作劇は非常に美しく、ボッチとカゲの関係は尊いとしか言いようがなかった。

一方で、中盤以降は{netabare}ボッチが急に物理的に最強の存在となり、少しテーマがぼやけてしまった感はある。ボッチの優しさが問題を解決していくというパターンは変わらないものの、その背景にはどうしてもボッチ自身の武力があると思わざるを得ず、リアルと言えばリアルだが、少し寂しくも感じた。{/netabare}

また、全員掘り下げる性質上、主要人物がむしろ空気化する傾向があり、カゲなんかは途中からかなり空気。

終盤は{netabare}絶望的にテンポが悪くなる。地獄の門からの軍勢を食い止めるところとか、もはや牛歩戦術かというレベルで話が進まず、意味が分からなかった。もう少し時間の使い方を考えてほしかった。{/netabare}

通じるところだが、バトルをどの程度描きたかったのか、推したかったのか、ちょっとわからない。やはりバトルをかっこよく、となると、デザインの部分がネックになると思うし、個人的にはドラマ重視にしてほしかったが、すごい作画で尺も使ってバトルするので、そういったところがテンポの悪化に繋がったのかなとも感じてしまう。

とはいえ、キービジュアルだけ見て敬遠するのはもったいない、美しいお話だと思う。ぜひ1,2話を見てほしい。あると思うので、二期が楽しみ。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 67
サンキュー:

7

ネタバレ

レド少尉 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ホクロって名前適当で可哀想w

偽ナッパみたいなドルーシが四天王最強ってマ!?

投稿 : 2022/07/27
閲覧 : 134
サンキュー:

3

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ボタンの掛け違い

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
良いアニメだと思います。

基本は、「少年の成長と旅立ち」という、超王道のストーリー。一見すると、NHKやジブリでも通用しそうな、安心安全の世界観。

ただそこに、多くの不幸や悲しみ、残酷な現実なども混ざり合い、単なる児童アニメにはない深みがあります。大人でも楽しめるというか、大人だから楽しめるというか。

本作は考察しがいがあるアニメなので、久々に考察系で真面目に書いてみました。主に、人物描写について思うことを書きました。相変わらずクソ長いので、大変申し訳なくは思います(苦笑)。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作の特徴として、登場人物が「全員不幸を背負っている」「全員他者のために動いている」ことと、それが、「どれもこれも上手くいっていない」ことがあると思う。

例えるなら、オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」のようなものだろうか。尤も、「賢者の贈り物」に比べれば、清廉でもないし、幸福でもないけれど。

私は、本作の面白いところは、人物描写の巧みさにあるように思っていて、どの人物も実に「人間らしい」のだ。

日頃から、高い教養と倫理性、社会的制限の元に生み出されたキャラクターを見慣れている我々現代人は、ついついキャラクターに整合性を求めてしまう。しかし、本来の人間は「支離滅裂」なことが普通なわけで。近代の純文学などでは、そういう人物描写がよくみられた。

利己的で、情動的で、短絡的な人間。それでも、100%の悪人とは断罪しきれない人間。大宰作品なんかが分かりやすい。

本作のキャラクターが、なぜ、他人のために動いているのに、誰も上手くいってないかというと、「他人のため」がいつの間にか「自分のため(自己救済)」になってしまっているからではないだろうか。多分、本人すら気付かないうちに。

皆さんの身の回りにもいませんか? 人を救うのが趣味や生き甲斐みたいになっていて、それはとても素敵なことなんだけれど、ちょっとウザがられている人。

簡単に言えば、「余計なお世話」。

論語に、「己の欲せざる所は人に施すこと勿れ」という有名な一節がある。幼小中学校の先生は当たり前のように「自分がやられて嫌なことは人にやるな」「もし自分がやられたらどうか考えてみなさい」と言うが、これは間違いとまでは言わないが、正しくはないと思っている。

本来は、「人の欲せざる所は人に施すこと勿れ」だ。「己の~」は、あくまで価値観が自分の側にある。自分が良いか悪いかはさておき、本来は、「その相手」がどう感じるかを見とる洞察力や想像力こそが、正しい意味での優しさなんだと思っている。

本作の登場人物は、正にこの「余計なお世話」が多い。特に、

ミランジョがボッスを子に転生させようとすること。ボッスがミランジョの魂を救おうとすること。

の2つは分かりやすい。どちらも別に、(今となっては)本人は特に望んでいない。そして、ミランジョがボッスを転生させたいのも、「自分がボッスと共に永久に生きたい」からだし、ボッスがミランジョを救おうとするのは、「自責の念」からだ。彼らはそれを死の間際に気付くけれど、それまでは「相手のため」を免罪符に、悪行の限りを尽くす。

なぜこうなったかというと、ボッスもミランジョも、過去に大きな悲しみを背負っており、そうして胸に空いた穴を、「何か」で埋めなければならなかったから。2人にとってそれは、「互いを救う」ことだった。(宗教なんかもそうだけど、本当に怖いのは、ご立派な大義名分の為にどんな手段でも正当化してしまう、どこまでも盲目的で利己的な人間なんだと思った)

これは、本作のヒロインとも言える活躍をした、ヒリングにしても、少しそういう部分が見える(ちなみに、私が本作で一番好きなキャラはヒリングです)。

序盤、ヒリングがボッジに冷たくあたっていたのは、「無能」な「我が息子」が王位につくことで、かえって苦しむのではないかという、親心(愛情)から。実に母親らしい思考。ただ、ボッジは単純に王になることを応援して欲しかった。

一方、ダイダは、母から「王への期待」をかけられているが、それは、「ボッジの代わり」であり、「ボッジを救う手段」だと(ヒリングの深層心理に)気付いていた(だって、ヒリングの性格上、もしボッジが優秀だったら、実子という理由だけではダイダを王には推薦しないだろう)。

正に、「代打」だと自分を卑下していたのである(本当は優秀だから、期待され、手をかけられなかっただけだが)。

だから、必要以上にボッジを見下し、いじめたのだ。あれは、母親の愛を独占したいという寂しさや、母の深い愛を受けるボッジに対する劣等感からの行動なのだろう(基本的にいじめっ子は、親からの愛情が不足している者がなりやすいという研究結果もある)。

ヒリングがあそこまで息子に大きな愛情を抱いたのも、実は、夫であるボッスからの愛情不足があるのだと思う。2人の夫婦間系は破綻までいっておらず、表面上は良いのもしれないが、実は、冷え込んでいる。

だって、旦那は仕事(王様)ばかりに熱心で、自分以上に亡妻を愛していて、更に心のど真ん中には別の女(ミランジョ)がいる。旦那はそれを上手く隠しているつもりだろうが、女性はそういうところに敏感だ。

ヒリングは根が良い人なので、そういう「満たされない思い」を「子に愛情を注ぐ」ことで埋めていたし、ダイダも、「足りない母の愛」を「ミランジョに頼る」ことで埋めていた。こういう歪なバランスの上で安定している関係は、何か1つのキッカケで崩壊するものだ。

だからまあ、最終話でダイダはミランジョを妻とし、ヒリングはドルーシと良い感じになったのだろう。ダイダのような男が、母性的なものを求めて姉さん女房をもらうのも、ヒリングのような女性が、無骨だが一途に自分だけを思う男性に惚れるのも、ままあることだろう。

この辺の背景を絡めないと、最終話の突然の展開に驚き、場合によっては嫌悪を抱くかもしれないが、私は、本作を「弱き、哀しき、不完全な」大宰的なキャラによる話と捉えていたため、そういう「利己的で、情動的で、短絡的な人間」を愛おしいと思った(これは、近代文学好きならではの歪んだ思考ですねw)。

私は、人間らしい人間が好きだ。そして本作のキャラクターは、実に人間らしい。

話は少しずれてしまったが、ドーマスがボッジに寄せる思いと行動も、デスハーやデスパーがオウケンに寄せる思いと行動も、本人の願いとは少しずつズレているように感じ、

「本質的に優しい人間達の、他者を思いやる尊い行動が、悲しみを背負うことで僅かに感覚を狂わせ、まるでボタンを掛け違うように、悲劇を生み出してしまった話」

のように感じた。これが、本作における主たる感想である。

さて、そんな中、主人公のボッジだけは、「他者の理屈」で動いている。アドラー心理学によると、「共感とは、自分の価値観に合うものを見つけるのではなく、他者の価値観で物事を見聞きすること」だそうだ。

ボッジは、耳が聞こえないため、幼少期から周りを見渡す洞察力に長けていた。そして、口がきけないため、自分の思いを表現することが苦手になった。さらに、力が弱くいじめられたため、他者の弱さに寛容になり、共感的に他者を受け入れる素養をもった。

穿った見方をすれば、それが彼なりの「処世術」だったのかもしれない。

そんな彼が歪まなかったのは、彼が多くの愛情に包まれていたから。父、母からの愛情。継母からの愛情。師匠からの愛情。そして唯一足りなかった、友からの愛情。

それらは一部を除き、本質的な意味では「無償の愛」とは言えなかったが、ボッジはそれを最大限好意的に受け入れている。一昔前、「鈍感力」という言葉が流行ったが、その力が強いのだろうか。

確かに、多くの愛情を受けた子供は、他者を受け入れ、自分を見失わない。多くの挑戦と失敗が出来る。

それはそうのだが、如何せん、ボッジの境遇の辛さと、彼の人柄の良さが乖離しすぎていて、ここに「ご都合主義」を感じてしまった方も多いのではないだろうか。私はそうである。

私は本作を「純文学のような人間らしいキャラに魅力がある」と評したが、そういう意味で、一番「人間らしくない」のがボッジである。

たくさんの人物の歪みや悲しみを、まるでスポンジのように一手に引き受け、包んでしまう優しさ。それはもう、「王の器」を飛び越えて、「神の器」とすら思ってしまう。

ボッジが子供だったのもいけなかったのかもしれない。本来、子供なんて自分の理不尽を周りに撒き散らすのが役割で、それを受け入れるのが大人の役目なのに、本作はその逆。そこが、自分的には一番受け入れ難い部分だった(よって☆4)。

それだけに、ボッジがドーマスに見せた、恐怖と怒りの感情は、大変見応えがあったし、ボッジを「人」らしくしてくれた。ああいう場面が、もう少しあっても良かったと思う。

いや、なにも「歪んだ主人公」を見たいわけではない。性急すぎるのだ。ボッジの最終形態は今のボッジで良いとして、「強さ」も「優しさ」も、もっと時間をかけて獲得して欲しかったのである。

私は本作を観始めた頃は、「ジブリに、2時間映画にまとめてほしい」と思ったが、途中から、「世界名作劇場みたく、1年はやってほしい」と思うようになった。

本当は、ボッジとカゲの友情を丁寧に描き、たくさんの街を旅し、幾人もの「善」や「悪」に触れながら、葛藤し、次第に成長するボッジが観たかった。

尤もそれは、「今後」に描かれる部分だろうし、むしろそれかそが作品の主題で「王様ランキング」に関わるのだろう。

そういう意味で、作品のエピソード0(旅立ちの前)だけでここまで描き切れている本作は非常に優秀な作品だし、今後に期待がもてる作品だと思う。
{/netabare}

投稿 : 2022/07/24
閲覧 : 262
サンキュー:

30

ネタバレ

けす さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

お涙頂戴の駄作

異常なほど評価されてたので観てみましたが、過大評価もいいところでした。
序盤のツンデレ母の話くらいまでは面白かったのですが、それからはお涙頂戴の展開ばかり。2〇時間テレビばりに泣かせる意図が見え見えで冷めてしまいました。登場人物全員のストーリー全てで泣かせにきてるが為に全部が薄っぺらい。やりすぎです。バトルものとして観ても緊迫感もない緩いストーリー。主人公が最強になり回復系のキャラもいるから絶対死なないという安心感を与えてしまっています。

また、伝えたいところとしては、優しさは世界を救う!的なことなのでしょうが、自分を殺そうとした人物を許すことが優しさなのでしょうか?私はそうは思いません。罪を起こした人々にはそれ相応の罰が必要な訳で。その人にも悲しい過去があるから仕方ないよねで許す展開が私にはどうにも納得できませんでした。手のひら返しのオンパレードで、優しさによって人は変われるみたいな展開も多すぎです。設定がガバガバすぎてついて行けません。22話で悪魔の願いを横取りして勝手にミランジョを生き返らせた挙句、結婚宣言までしたアホ兄弟には思わず失笑してしまいました。
とにかくここまで酷いアニメは久しぶりです。
おすすめしません。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 95
サンキュー:

5

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

結局人間は、弱くて脆いから何かに縋る。

このアニメはよく感動ものや、お涙頂戴のストーリーだと批評する人が多いですが、私的に本アニメの本質は、人という生物が根本的に弱いから、脆いから、何かに頼ったり、縋ろうとするというものであると感じました。

そしてこの作品の主人公はそれらを一身に背負った不幸なキャラクターです。
剣さえまともに持てず、耳も聞こえず、王子であるにも関わらず、市民からは馬鹿にされたり、王様として頼りないと言われてしまいます。

しかし、物語が進むに連れて、弱さを強さに、脆さを仲間や努力で補い、縋るのではなく縋られる側、即ち万人に頼られる王様になろうとする、物語の本質に対してアンチテーゼを唱えるキャラでもあります。

そういった本質を持っているため、少年漫画のように熱い展開も多いです。ただ、戦闘シーンは大味ではあるため、そこは注意点として挙げられるでしょう。
(一部例外はあります)

また、キャラクターの心情や、なぜそのような行いをしてしまったのかが丁寧に描写されており、ストーリーにおいて、決して視聴者が置いてかれるというのはありえないでしょう。

また、原作のような等身がおかしな事になっていたり、ということも無いので、安心して観れます。

童話のような見た目なので、児童向けと勘違いされる方もいるかもしれませんが、中身は上記のような、しっかりとテーマ性を持っている作品です。
絵柄や前評判などで敬遠していた方も、ぜひ1度ご覧になってはいかがでしょうか。

私はカゲの声優が、まさかの村瀬歩さんでびっくりしました。女声からちょっと低いダミ声まで何でもいけますね、あの人…。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 62
サンキュー:

6

いちぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間が書いた作品とは思えない。

絵本風の作画も相まって世界観に引き込まれるタイプのアニメ。

心を痛めるシーンが多すぎる。
残虐、非道と言う訳ではなく、純粋に視聴者の心痛めつけるかのような。言葉に出来ないような感情を大きく揺さぶられる。
その為、没入して見るタイプの人にはあまりおすすめ出来ない。


また、1部のキャラクターの行動原理が具体化、言葉にされていなく心理描写のみになっている。

アニメーションや本に縛られてる人には理解出来ない部分なので、賛否が分かれると思う。

投稿 : 2022/07/17
閲覧 : 93
サンキュー:

4

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王様ランキング アニメのストーリー・あらすじ

国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、それらを総合的にランキングしたもの、それが“王様ランキング"である。主人公のボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子として生まれた。ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、まともに剣すら振れぬほど非力であり、家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、ボッジの人生は大きく動きだす———— 。(TVアニメ動画『王様ランキング アニメ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年秋アニメ
制作会社
WIT STUDIO
公式サイト
osama-ranking.com/

スタッフ

原作:十日草輔(ビームコミックス/KADOKAWA刊)

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