当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「ぼっち・ざ・ろっく!(TVアニメ動画)」

総合得点
90.6
感想・評価
822
棚に入れた
3362
ランキング
51
★★★★★ 4.2 (822)
物語
4.1
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.3
キャラ
4.2

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

ぼっち・ざ・ろっく!の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

イチゴン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アニメより、バンド音楽を聴く物語

キーボードもないシンプルなバンド音楽だけど、 
作曲陣が気合いをいれまくって書いたのがすぐに分かる。

アニメのストーリーを追うよりも、音楽を楽しむアニメ。そして、バンドあるあるが散りばめられている。演奏シーンは、圧巻で、プロのひとたちも感心してた(You Tubeだけど)。

ぼっちちゃんのキャラは、まぁスパイス的に楽しめた。

BGMを含めて、音楽を聴くアニメで、大ヒットに値する価値があります。2期は、上がりすぎたハードル乗り越えられるかなあ〜

投稿 : 2024/02/25
閲覧 : 22
サンキュー:

2

うる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい!

すごく面白い!!キャラの魅力が十分に伝わる作品でした!!!

投稿 : 2024/02/09
閲覧 : 33
サンキュー:

2

ぱぴよんX さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い

お気に入りです

投稿 : 2024/02/05
閲覧 : 6
サンキュー:

1

ネタバレ

ぽんた さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:----

過大評価

最後まで普通に観れたけど流石に過大評価しすぎ
他のきらら作品と大して変わらないと思う 
演奏シーンも特別クオリティが高いとは思えなかった

投稿 : 2024/02/05
閲覧 : 49
サンキュー:

1

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ぼっち」の「成長」という共感できる核。最後に「きらら」なことが足を引っ張ったかな…。

 シンプルなキャラデザこそ本当は動かすのが難しいものだが、ぬるぬる(超絶作画な意味じゃなく)と溶けたりバグったりと自由自在に表現できていて楽しく、ちゃんと引き算の上手い演出もできて見る価値充分。作画もこれみよがしな良作画じゃなくて細部が非常によく出来ているからキャラの魅力を増しているし、特に5話のライブシーンは作画が感情をちゃんと表現できているから心動かされる。作画は見えない感情を見えるように表現できてこそ。


 それにしても、ぼっちやコミュ障を描くならマイルドでもこれくらいはやってくれないとアカンね。全然イケてない負け犬こそロックが相応しい。あと、ゲロインが出るアニメは名作!。「働きたくない!。社会が怖い!。」、「承認欲求モンスターが。」などなど早くも名言多数。


凡百の日常系以降の音楽作品との違いは、やはりぼっちの共感性羞恥、もとい見ている陰キャボーイたちも共感できるぼっちの駄目さからの成長がしっかりドラマを作れているからだろう。全て要素はその強固な核があるからこそ輝いている。それがあるとないじゃ大違い。


 5話までかなりスムーズな流れできたけど、6〜7話でなんか話が停滞してきちゃったような…。すぐライブ準備への流れで良かったような。8話で下手な演奏と上手い演奏を、説得力ある台詞に頼らない表現でできてるのがパない!。そしてなんという最終回感、或いは映画の終わり感。ピングドラムの最後の台詞をタイトルでブツっと切る鮮やかな演出だったらより良かった。まだまだ期待してます。最終回が「明日ちゃんのセーラー服」みたいだったら泣くかも。


 ん〜「明日ちゃん」みたいにはならなかったかぁ。総評すると、ギャグ良し、作画良し、演出良しな良作だったけど傑作にはなれなかったかな。5話まではかなりスムーズに物語が盛り上がっていったけど、そっから「きらら」な日常系ノリで停滞気味になってもうた。やはり熱い成長譚と日常系は相性が微妙。2クール以上やれるような話やないし。「明日ちゃん」は尻上がり、本作は先行から失速気味だった。


 やはり本気でやるからこそ悔しいことや辛いことから逃げられない。でも、それを乗り越えてこそ成長を実感できる。2期あるとしたらそういうのが見たいかな。「きらら」でそんな無理!と思われるかもだが、「キラプリ」のアオちゃんだってやってるんだから出来ないことはない!。どんどん低反発でソフトコーティングな傾向が強くなってる日本アニメだが、「ウマ娘2期」を見ればわかるように困難を乗り越えずに真の感動はそう描けない。

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 727
サンキュー:

29

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

音楽系は合わないのかな?

過去に視聴のため簡単に。

物語
リアタイで見てて、可愛いデザインと、とっつきやすいストーリー。
まあ、かわいいし面白いかなー。くらいに見てたら世間の評価がものすごい高くてびっくりした。え、同じもの見てるよね!?ってなった。
最後まで見ても並みの面白さはあったけどえ、そんなに?ってなった。

作画、声優、音楽
音楽を題材にしたさく作品なだけあってこだわりを感じた。
作画はデフォルメを多用しているなーという印象。

キャラクター
普通にいそうな高校生をちょっと脚色したくらい。
違和感とかはなく見れた。

けして悪いわけではないけど、一回見たら十分かなって作品。

投稿 : 2024/01/18
閲覧 : 40
サンキュー:

3

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

思ったよりちゃんと陰キャしてる

どうせファッションぼっちなんだろと思ってたけど見たら思ったよりちゃんと痛々しさと向き合ってて良い作品だった。
そういう題材もそうなのだが、けいおんとかよりは何かリアリティの感じられたし、ある意味、オタクという存在をメタに取り扱った即品とも言えるかもしれない。

また、一つの物事へのこだわり、アンチポピュラーの精神というものと陰キャというものは切ってもきれない関係だと思っているのだが、きらら的なソフトなやさしいせかいの中にも、そういう捻くれ者的な陰キャ的こだわりというかサブカル精神が見え隠れするところも良かった。


映像に遊びがしっかりあってアニメーションとしてとてもよくできている。

仕方ないかもしれないが主人公たちの演奏自体はあまりアクのないものになってしまっていてそれは残念。


これは完全に脱線で門外漢の勝手な暴言なのだがこのアニメで扱うような日本のロックってロックのくせに"俺たちのロック"みたいなお仲間意識がたっぷりこべりついていてクラシックほどもアバンギャルドさも素直さも持ち合わせることがずいぶん難しいんじゃないだろうか。(まあそんなものそもそも求められてすらいないんだろうけど)

また、これも関係ないがレビューを見ていると「ストレスがない」という言葉が何度も何度も出てくるのだがストレスのない人生はロックではないのではないだろうか。
レビューを見ていると「青春」、「成長」という言葉が出てくるがそんなどこの創作にもへばりついている同調圧力のような前向きさを軽はずみに口に出すことこそぼっちが嫌ったアンチロックではないのだろうか。

こういうロックとアンチロックの交差点のようなところがこの作品にはある。

投稿 : 2023/12/27
閲覧 : 106
サンキュー:

12

きゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

普通〜

流行ってるから見たけどまぁ普通に面白い
最後までは一応見続けた

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 41
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まぁまぁ

人気だから見たけど1回目は途中断念
2回目は最後まで見れたぁ〜
けいおんが傑作するぎるからこえられないけど
まぁら普通に面白かったかな

投稿 : 2023/12/19
閲覧 : 62

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ギターに人生をかけてきたんだ。君のロックを歩け!

「まんがタイムきららMAX」で連載中の4コマ漫画が原作の作品。

きらら系でバンド、となると「けいおん」が浮かびましたが、
コンセプトも雰囲気も異なりました。

全12話です。


● ストーリー
後藤ひとりは重度の人見知り&コミュ障のため、
友だちができたことがない。

バンドをすればみんなにちやほやしてもらえると思い、
ギターを始めた。

ギターが上達し、動画サイトでの人気が伸びても、
友だちはできなかった。

ギターを持って公園で座っていると、所属する「結束バンド」のギタリストを探していた伊地知虹夏(いじち にじか)に声をかけられる。

そのままライブハウスで演奏することになり、
「結束バンド」のメンバーとなる。


ギターの腕前は確かだけど、
人前や誰かと一緒に演奏することに慣れていないひとり。

「結束バンド」のメンバーと共に成長していく物語です。

ライブハウスが活動のメイン舞台なのも、
本格的でかっこいいですね。

ひとり(虹夏たちからは“ぼっちちゃん”と呼ばれている)は、
極度の人見知り&コミュ障で、キラキラした世界にとことん耐性がない。

そんなぼっちちゃんの起伏の激しい情緒を楽しみながら、
(時には「わかるよその気持ちー」と共感しながら)

あっという間に見てしまいました。

結束バンドのメンバーもそうですが、
ぼっちちゃんの良さやすごさにいろんな人が気づいていくのは、
見ていて嬉しくなります。

周りがこんなに温かいんだから、
ぼっちちゃんにはもっと自信もってほしい。笑

でも自信を持つと調子に乗って暴走する子だから、
今ぐらいでちょうどいいのかも?笑


● キャラクター
・後藤 ひとり:ギター
・伊地知 虹夏(いじち にじか):ドラム
・山田 リョウ:ベース
・喜多 郁代(きた いくよ):ギター・ボーカル

この4人が結束バンドのメンバーです。

この名前で気づくか、
各話タイトルで気づくか、

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの影響が大きい作品なので、
アジカンファンならその要素だけでも楽しめるでしょう^^

メインキャラの苗字はアジカンメンバーの苗字に由来していて、
各話タイトルはアジカンの曲名に由来しています。

ぼっちちゃんのこじらせ方はなかなか強烈だけれど、
他の3人が温かく見守り接してくれているので、
見ていてそこまでストレスになりませんでした。

3人が優しくて明るくて、そんな人たちに出会えただけで
ぼっちちゃんの世界は大きく変わりましたね。


● 音楽
OP・EDはすべて結束バンドが歌っています。
劇中曲も充実。

音楽担当がすべての曲を作詞・作曲しているのではなく、
いろいろな人が楽曲を提供しているのがまたいい。

例えば1話~3話のED「Distortion!!」は、KANA-BOONの谷口鮪さんが作詞作曲していたり。

結束バンドのアルバムを聴きましたが、
内容がとても良くて、
これはよく売れたわけだとその価値に納得でした^^


● まとめ
ライブハウスにふらっと入るって、
なんかかっこいいなあと憧れるんだけど、

初めての場所での場違い感に押しつぶされそうと思うと、
怖くてできずにいます。笑


人との出会いは人生を変える。

ぼっちちゃんはちゃんと出会うための準備をしていたのだから、
この日々はぼっちちゃんの努力でつかんだものだと思うよ。

ストーリーも楽しめたので、
続編が来ないかなと期待しています。

投稿 : 2023/12/17
閲覧 : 178
サンキュー:

21

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

友達欲しくてバンド始めました!

ずーっとぼっちの主人公、ある日テレビで見たバンドに影響されて、ギター始めたら友達できるのでは!?と始めたら…中学3年間は友達できず、ギターだけがプロ並に。
ネットに動画をアップしつつ、友達できねーかなーって憧れる日々。
公園で黄昏ていたところ、突然声をかけられ突然辞めたギターの代わりに急遽ギターを演奏することに。
1人だとめちゃくちゃ上手いのに、バンドになるとミジンコ以下になるらしく、ダンボールの中で演奏して何とかその日は終了。

何だかんだでバンドがまとまっていく。
続きが気になるね。

投稿 : 2023/12/08
閲覧 : 51
サンキュー:

2

PSvKf07387 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

陰キャならロックをやれ!

陰キャならロックをやれ!って煽りを見て視聴しました
自分はロックが好きですが似たような事を複数人のロックミュージシャンが言ってたので、ただ女子高生におっさんの趣味やらせる系じゃなくてちゃんと分かってるなって思ったからです
期待を超えてました
アニメの主題歌は人気アーティストがやってる方が好きで声優が歌ってるの興味無かったのにCD発売日に買いました
メインキャラ女子高生で舞台はライブハウスメインでBECKみたいな有名バンドのパロとかは無いけどライブハウスあるあるみたいなシーンがあり、ライブシーンがめちゃくちゃカッコいいです
主人公がコミュ障拗らせ過ぎて不思議生物系シュールギャグになるのも面白いです
ロック好きな人や4コマ系アニメ好きな人にはおすすめできると思います
後日本はまだマシですが海外とかロックほぼ終わってるので日本だけでも陰キャじゃなくても皆んなロックやろう!

投稿 : 2023/11/09
閲覧 : 46
サンキュー:

2

はちごー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2期来るかなぁ

1期でもう出しきった感は強いので。

投稿 : 2023/10/26
閲覧 : 81
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

凡庸な内容だが作り込みは深い、おすすめ度★★★☆☆

陰キャなら、ロックをやれ!

ぼっちこと後藤ひとりが虹夏やリョウと共にバンド活動に加わることになり、成り行きで過去に虹夏達から逃げてしまった喜多ちゃんもバンドに入るというあらすじ。

きらら系らしいゆるふわな作風だが、しっかり決めるところは決めるタイプ。演奏シーンのような見せ場は特に気合いが入っており、制作サイドの真剣な作り込みが見て伺える。

キャラクターはとても魅力的で、ぼっちの独特な陰キャぶり、ぼっちを取り巻く人たちの個性豊かな様子が賑やかに描かれ、自然と見る側の笑いを誘ってくれる。

反面シナリオは凡庸で特にこれといった起伏が多い訳でも無く、基本的には日常系路線でキャラがのんびりガヤガヤしているだけの光景は嫌いでは無いのだが少し平坦に感じた。

世間の高評価ほど自分は好きでは無いが佳作以上には入る部類で、面白さは保証できる作品。

投稿 : 2023/10/21
閲覧 : 50
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

成長ムーブ、自分スイッチ

内外で人気沸騰中の本作について、すでに評価は出尽くした感がある。
そうした中で、今さら追記を思い立ったのには、或るきっかけがあった。
本作を語る時、必須ワードのように頻出する「成長」という言葉をめぐって、
そうした捉え方への違和感をストレートに表明した一本のレビューに出会い、
虚を衝かれたような、衝撃に近い印象を受けたのである。

前回の投稿の中で、「自分スイッチ」などというワードを仮設しつつ
ぼっちの「成長」のニュアンスを掬い取ろうと試みた当方としては、
この点をあらためて問い直してみる義務があるような気がしたのだ。

― 果たしてぼっちは、本当に「成長」しているのだろうか?

この問題は多分、最終話のラストに付された例の短いシーンをどう捉えるか、
観る人それぞれの判断に帰着するのではないかと思う。
そこにさりげなく定着された、ぼっちの日常の、本当にささやかな変化。
確かにこれを「成長」とまとめてしまっては、ちょっとズレてしまうような気もする。

そこを認めた上で、以下は自分の個人的な考えになる。
重要なのは多分、実際にぼっちが成長しているかどうかといった、
そういう主観的な判断ではなく、客観的に見て本作に
「成長」という言葉で言い表せるような内実があるかどうか、
いわば"成長ムーブ"とでも呼べるものが認められるかどうか、ではないかと思う。
(もちろん、主観こそが第一。が、ここは一応、作品評価の前提としての話。)

「成長」の定義などはこの際、どうでもよいのであって、
必要なのは、その言葉が意味あるものとなるための「条件」なのだと思う。
おそらくそれは二つ。まず、当人がそれを願っているかどうか。
そして、それを認めてくれる相手が身近にいるかどうか。
・・・この辺りを作中から指摘してみると、

第2話。バイトを始めたぼっちが何とか仕事をこなしながら
「わたし、成長してる!」と舞い上がるシーン。
それから、最終話の虹夏ちゃん。人形みたいにされるがままのぼっちを見て、
「最近、成長したと思ったけど、こーゆーとこ、まだまだだな…。」

何が言いたいのかというと、結局「成長」とは、当人と、
それを見守る眼差しと、その両者の「間」にあるものなのではないか、ということ。
もしも自分が「成長」を欲していて、それを認めてほしい相手から
その言葉が聞けたとしたら、やっぱり嬉しいだろうと思うから。

本作ではバンドメンバー以外にも、店長、廣井姐さん、ファン1号2号さん等々、
ぼっちに注がれる多種多彩な眼差しが、自然に作中に成長ムーブを形成しているようだ。
ぼっちの成長が仮に微妙だとしても、四人合わせた結束バンドの進化は
明らかにストーリーの骨格となっていて、ここを見ないわけにはいかない。
この進化を「成長」と呼ぶことは、決して間違いではないと思えるのだが…。

ライブを重ねながら、ぼっちの「自分スイッチ」はバージョンアップし、
仲間の危機に際して発動する「仲間スイッチ」に更新されてゆく。
そして、それをメンバー全員が共有することで生まれる「双方向性」。
それが最高にエモく描かれるのが、最終話の喜多ちゃんのアドリブだ。

こうしたメンバーたちの相互変化は、丁寧に描かれた「成長」の過程であって、
作品の展開の中に熱くみなぎるこの成長ムーブこそが、やはり本作の軸となり、
観る人の共感と感動を喚ぶのだろう。


「自分スイッチ」

{netabare}平成が「属性」の時代だったとすれば、
つづく令和は「カテゴリー分類」の時代なのかも知れない。

「けいおん!」のメンバーが、天然、クール系、癒し系、元気っ子など、
代表的な属性を取り揃えたカタログのようだったのに対し、
本作のキャラづけは基本、「陰キャ/陽キャ」というフラットな分類になる。

陰キャの主人公、ぼっちちゃんの奇行ばかりが目立つ作品に見えるが、
どうもそれは、その陰キャぶりを楽しくいじっている制作陣のせいではなかろうか。
今回の第9話はさながら「陰キャ/陽キャ」のオーラ競べの様相を呈していて、
何となくそこに、本作の演出コンセプトが見えたような気がしたのだ。

キタちゃんの陽キャオーラ、リミッター解除。
陰キャぼっちは心神喪失の果てに、江ノ島に来てついに爆発。
すなわち、誇張程度にとどまらず、しばしばシュールな域にまで暴走する演出は、
何なら限界までいじり倒して爆発させてやれ、くらいの気合を入れて
極限まで陰キャオーラを増幅させる意図に基づいたもののようである。


"いじる"というと、面白半分に笑いものにするみたいに聞こえるが、
ここでいじられている「陰キャ」のキャラは、性格類型としての「属性」とは異なり、
その人自身とは部分的にしか関わりをもっていない。
それはいわば周囲との共犯関係で成り立つ意識化された役回りのようなもので、
外部との界面部分だけを規定する、自己の外延に過ぎないものだ。

したがって、そこをいくらいじってみせても不快にはならないし、
そもそもぼっちの場合、「陰キャ」だという自意識が過度に肥大化した結果、
元々の人見知りとコミュ障をさらにこじらせてしまっているふしがある。

だからこそ作り手は、ぼっちをいじり回す。
情け容赦のない仕打ちに見えても、それは愛情に裏打ちされたものなのだ。
と言うのも、単なる"分類"に過ぎない「陰キャ」の背後にこそ
その人本来の自己が隠されているという前提がそこにはあるからだ。


ぼっちの「成長」とは多分、殻を破るとか新しい人間になるとか、
そういったラディカルなものではないのだろう。
ライブでも本当の実力を出せるようになるといった目前の課題のように、
ずっと出せずにいた自分を出せるようになる、そういうことなのだと思う。

新しい出会いの経験の中で確実に"気づき"を重ねていくぼっちには
柔軟な受容能力が認められるし、何よりも他者に対する自然な信頼をもっている。
そして、自分を支えてくれる仲間たちに応えようとする衝動がMAXになった時、
彼女自身にも思いがけない勢いでそのポテンシャルが顕在化する。

魂に火がつく瞬間。自分へのスイッチがONになる瞬間。
この爆発こそがぼっちのロック、「ぼっち・ざ・ろっく」だ。
その時の彼女のギターには有無を言わせぬ迫力と説得力が宿る。
鳥肌もののライブシーンと、まったりシュールな日常との、
ON/OFF の切り替えが本作固有のリズムとなっているようだ。


陰キャメインにも拘らず、むしろカラリと乾いた、風通しの良い印象があるのは
こうした独特のスタンスから来ているような気がする。つまりは遊び心だろう。
(「けいおん!」の場合、ユルそうに見えて、実際には密な人間関係が延々と続き、
二期の途中で息苦しくなって挫折した経緯がある。)

随所に見られるさりげない仕込みにも作り手のセンスが感じられる。
今話では、爆発したぼっちがひらひらと宙を舞うシーンの直後に
1トンの力でプレスしたというタコせんべいをつなげる、といった具合。
ごく平凡なきらら4コマを、よくぞここまで転生させたものだと感嘆を禁じ得ない。

てなわけで・・・
あははー、素塔さん、バンドアニメなのにクソまじめすぎーーー。(by 虹夏)

実は当方、ロックの知識は幼稚園児と変わらないレベルなのである。
(つい最近「風夏」を読んで「グルーヴ感」なる言葉の意味をはじめて知った。)
そんな私の人生初、そしておそらくは最後となるであろうロック体験が「結束バンド」。
逆に突き抜けちゃった感じがちょっとロックかも・・・。{/netabare}


2022.12.5 投稿 2023.1.4 追記 9.20 改題

投稿 : 2023/09/21
閲覧 : 1376
サンキュー:

32

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

令和の大人気作品。

【概要】

アニメーション制作:CloverWorks

2022年10月9日 - 12月25日に放映された、全12話のTVアニメ。
原作は、芳文社の『まんがタイムきららMAX』で連載中の漫画作品。
著者は、はまじあき。

監督は、斎藤圭一郎。

【あらすじ】

人の目を見れないし、どもってしまう少女の後藤ひとりは友達経験がゼロの陰キャで、
ひきこもり一歩手前。中学1年生のときに父親と見てた音楽番組で、
人気バンドのメンバーの言葉に励まされて、『バンドは陰キャでも輝ける!』と、
毎日6時間ギターの練習を続けて独学で技術は身についたが、
中学3年間でも友達が一人もできずにバンドメンバーも集まらず、
文化祭ライブにもかすりもせずに中学が終わってしまった。

高校になったら絶対にバンドやるんだ!!と泣きながら決心したひとり。
ネットの動画サイトでは「ギターヒーロー」の名前の謎の人物として、
ギターが上手いちょっとした有名人になっていた。

それが高校に入ってから一ヶ月後、クラスで友達を作れずにいたところ、
ギターケースを背負って公園にいたひとりは、
「結束バンド」というJKロックバンドの欠員の代わりとして、
急遽頼まれてライブハウスで演奏したのをきっかけに「結束バンド」に正式メンバー入りして、
ひとりの念願のバンド活動が始まる。ドラムの虹夏にベースのリョウとで3人、
一度逃げたギターとボーカルの郁代が復帰して4人。フランクな彼女たちではあるが、
コミュ障のひとりには友達付き合いのハードルは高く、ずっとソロギターやってきて、
人と一緒に演奏をするのがうまく出来ずに演奏が下手になったり、
チケットのノルマ代のためにライブハウスで慣れないバイトをやらざるを得なかったり、
うまく行かないことだらけであるが、人見知りを治して成長したいと思うひとりだった。

【感想】

なんか、令和のけいおん!とか言われてますが全然似てないですよね。
あっちのアニメはバンドメンバーよりもっと大きなコミュニティの中での日常の幸せの話。
こっちはスクールライフではなくてアマチュアバンドの活動とメンバーの心の動きがメインで、
クラスメイトとかはあくまでもランチのパセリみたいな存在。
話に関わらないモブが塗りつぶされて顔が描かれてないこともありますしね。
意図的ですけどアプローチの方向性が全く違いますね。

アニメとは関係ない蛇足ですが、結束バンドのメンバーの名前の元ネタとなってる、
アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)への好感度が低いですので視聴を避けていました。

メンバーの後藤氏がアベ●ネアベ●ネのフレーズを好んで使い続けていて、
例の事件が起きて現実に亡くなるときは不謹慎な自覚あったのか空気を読んだりと、
反権力のファッションロックであったり、
サヨク的なふるまいをしていれば仕事をもらえるのが芸能界。
アニソンが多いバンドではありますけどね。一旦そういうのは置いといて観てみました。

主役のぼっちちゃん(後藤ひとり)を演じる青山吉能さんは、デビュー作では当時のメンバーと共に、
アニメを作るのが仕事のはずなのに新人声優相手にアイドルPごっこをリアルでやっていたヤマ●ンと、
彼と結託した当時のマネージャーとの両名に合宿などで嫌な目に遭わされたそうでして、
他にもキャラデザが主人公のアイドルとキャラデザの区別がつきにくくて、
担当キャラが2Pとアダ名付けられて揶揄されてたり、
伸ばしてたロングヘアをハイパーリンクだとか言ってキャラの髪型変更に合わせて、
変な髪型に切られそうになったり散々な扱い。当時の演技も全く評価されてなかったのですが、
その後にきかんしゃトーマスで役をもらって2年ぐらい地道に頑張って、
このアニメでオーディションを勝ち抜いて大ヒットですからね。努力が報われて良かったですね。

ぼっちちゃんの内面を理解して他の候補者より攻めた演技が評価されたとか?
ちやほやされたい承認欲求モンスターの内面のマグマをときには奇声に近いテンションで表現。
そうなんですよね。人を相手にするとうまく喋れないけど独り言のときは別人の様相。
それが人前だと失敗を恐れて萎縮してしまう、他人には理解できないレベルで異常に傷つきやすい、
人見知りの特徴をやや大げさかつコミカルに表現してる青山さんは逸材であり、
デビュー作で完全に潰れてしまってなくて本当に良かったですね。

原作も読んでみたのですが、アニメではかなり演出を盛ってますね。
いわゆる、いろんなアニメで観た表現方法のフルコースみたいな感じ。
それがフリクリであったり、ナウシカであったり、かぐや姫の物語ぽかったり、
実写加工がシャフト演出ぽかったり、ぐにゃぐにゃさが湯浅政明であったり、
ドラゴンボールからの露骨な引用があったりとで、
それが元ネタからのコピペではなくてオマージュやパロディとして機能していますね。

原作の台詞の行間を埋める多彩で賑やかな演出の数々が展開を飽きさせない工夫であり、
多分それがファンに評価されていろんな賞をとったこのアニメの楽しさなんでしょうけど、
自分には煩すぎてギャグとして楽しくもなくて面白みが良く分からなかったですけどね。

ただ、それで頭ごなしにアニメの作風を否定しちゃうのも違うかもしれませんし、
単に自分が解せない人間ってことなんでしょうけどね。

まあ、このアニメが評価されてるのはギャグだけじゃなくてシリアスな部分も丁寧に演出されている。
そこも書かないとフェアじゃないですけどね。

さて、退会した、とまと子さんのレビューで興味深い部分がありまして、
ぼっちちゃんがバイトをするようになったなどの彼女の変化は、
“成長”じゃなくて“これまでの生活習慣が別の生活習慣に置き換わっただけ”
一応は原作のあとがきで“成長”ってはっきり書かれてるので作者的には成長物語であるのですけどね。

“人見知り”“コミュ症”“コミュ障”“引きこもり気質”って何なんだろう?
ストレス耐性が他人より低い人間が防衛本能で精神的に楽な方向を選択するようになること?
その染み付いた生活習慣を変えるのが本人的には精神的にしんどい。ただそれだけの話に見えます。

ぼっちちゃんは普通に美少女で教室では関わりが薄いけどイジメられてる描写が全くないですし、
両親は温かくて娘の人格否定なんて決してしないですし、家庭内での精神的な圧迫が無い。
幼い妹とは性格が合わないところがありますが。自分には何も出来ないと無駄にネガティブですが、
ぼっちちゃんを蔑んだりする人間がひとりも存在しない環境で、なにを恐れてなにに傷つけられて、
人見知りになってしまってるのか?今の経緯に至るまでの大きなきっかけがないと、
例えば頑張ろうとしたけど散々ボロカスに言われて余計に人目を気にする対人恐怖症になったとか、
何かしらの出来事がないと自分にはぼっちちゃんがちょっと意味不明で理解不能だったりします。
現実社会では本気できつい人間関係の悩みを抱えている人間は珍しくないですからね。

リアルなトラウマを設定すると作風が変わってしまうので今ぐらいで良いのかもしれませんけどね。
ぼっちちゃんぐらい見た目が可愛いと性格がよほどクズでないと、ほっとかれないです。
男子の視線が彼女にしょっちゅう向かったり女子に一緒に誘われたりするのが普通ですが、
あんまり漫画の設定にツッコミを入れたりするのも野暮なのかもしれませんね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2023/09/17
閲覧 : 188
サンキュー:

40

ネタバレ

Rye さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本当に回を増すごとに魅力も面白さもうなぎ登り

最初1話見た時は世間の評価がかなり過大評価なのでは?と思っていましたが、回を増すごとにその評価に見合うような面白さや魅力が存分に溢れでてきていて、これは今期の覇権と言われても凄く納得のいく素晴らしい作品だと思えるようになりました。
根暗で陰キャ設定のぼっちちゃんがバンドを通してギターの上手さはもちろんなのですが、一人の人間として成長すべき所も友達が出来、バントを結成して活動していくことによって本当に全体的に成長していってるのが微笑ましいし、何よりみんなキャラがとても魅力的で最高です!
あと、他にも他の作品のパロディなんかも結構折り混ぜられていてそこも面白い点の1つかなと思います。
この作品は前述の通りキャラクターがどれも魅力的なのですが、中でも私は伊地知星歌ちゃんが今期の全作品含めて1番大好きなキャラクターです!本当に妹思いで、ぼっちちゃんのことも凄く面倒見てあげようとする所があって、それでもちょっとツンデレな所があって中々素直になれないところが最高です!
伊地知姉妹は虹花ちゃんも可愛いし姉妹揃っ最高です!
あと、この作品はメインキャラクターがそれぞれ仲が良いのでカップリングで推す楽しさもあってそこも魅力の一つだなと思います!とにかく個人的に今期1番の作品だと思います!

投稿 : 2023/09/14
閲覧 : 181
サンキュー:

11

Acacia さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

サンキューくれー!

日本のアニメも1つの作品、24分というたった1話に
関わる人々がどんどん増え、この人たちの葛藤が
ここまでアニメーションの進化を押し上げてきたのだな
と、感じる音楽アニメの最先端「ぼっち・ざ・ろっく」

少し前に声優さんの音楽が苦手。というレビューを書いた
事があるのですが、声優さんの音楽はただ綺麗なだけで、
物足りなさを何十年も感じていました。誰が歌っても同じに聴こえて…。

ただ、今作は「綺麗」、「ふわふわ」だけでなく
登場人物が地に足を着けた詩で葛藤を叫び、
美しい歌声と共に、どす黒い胸の内を
曝け出す咆哮のような振動で、
アニメ音楽で心が動いたのは久方ぶりの
充実感を味わうことができました。
思わずTSUTAYAでアルバムレンタルしてリピートしてしまうほど

こじらせ主人公の奇行をこれでもかとコミカルに描き、
自分でも嫌なほど自覚している「承認欲求」等々
脱力の震える肩の笑いに、どこか共感と若干の孤独の震え。

冒頭で述べたアニメを作る人たちの環境は
何年も前から崩壊の警鐘を述べている方もいらっしゃいますが、
ただ観て人生に充実感を享受するだけの自分には
想像もできない立場ですが、まだまだアニメには未来がある
と信じたい一作でした。

自分もレビュー書きながらこう思ってます。
「サンキューくれー!」って(笑)

投稿 : 2023/09/10
閲覧 : 365
サンキュー:

32

マサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【70点】成長もの?バンドもの?悪くないがハッキリ言うと過大評価。

漫画原作。ギターの腕は凄いが重度な陰キャの少女、後藤ひとり(通称:ぼっち)が伊地知虹夏によって成り行きで結束バンドに加入させられたことでバンド活動を始めるという話。

ぶっちゃけ微妙。ギャグのシーンがいちいち大袈裟でくどく、ぼっちの顔芸もワンパターンで最初は笑えたが段々と飽きが来る。ストーリーもぼっちが虹夏やリョウ、喜多との出会いで少しづつ変わっていったり皆でのバンド活動を通してバンドが成長してと無難なところを突いているがそれ以上の面白さがない。

面白いことは面白いし、キャラは非常に魅力的なのだが、大絶賛を受けるほどの作品でもないとは思う。

投稿 : 2023/08/28
閲覧 : 119
サンキュー:

6

ノーマルオタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

物語は平坦だしギャグは微妙だしで、自分には全く合わなかった

総評
なんて言うか、全てが「微妙」で留まり、後半からは腹が立ってくる、そんな作品でしたね。好きな人には好きだと思うけど…それでも個人的には本当に何が面白いのかは最後まで理解不能でした。理由書いていきます。

良かったところ
 悪く言う前に、まずは良かったところ書きます。作画と声優は一級品に思えましたね。作画は昨今ではあまり見ないタイプで新鮮でしたし、声優の演技も磨きがかかっていたように感じました。正直良かったところはこれくらいしか自分には分かりませんでした…

悪い、気になったところ

・音楽について
 バンドアニメなので、楽曲もアニメの良し悪しを決めるのに重要な判断材料となります。個人的に結束バンドの中では「青春コンプレックス」とアニメでは流れませんが「ひとりぼっち東京」は好きでした。しかし、それ以外は微妙に感じてしまいました…と言うのも、味気なさと「THE普通のバンド曲」って感じる曲が多かった気がします。つまり、曲に心を揺さぶられるということが作中で起こらなかったんですね。まあこれは完全に個人の好みなのでどうでもいいです。

・アニメーションとしての魅せ方
 これ、世間的評価では一番大絶賛されている要素ですが、正直自分には「は…?」としか感じませんでした。一番思ったのは「スベるギャグ」が多すぎです。後述で書きますが、ぼざろのキャラは全体的に痛いんですよ。そのキャラ達によるかなり長く退屈に感じるギャグやらパロディーやらをずっと続けるのは本当に腹立たしく感じました。勿論、好きな人には好きでしょう。ですが、物語を重視して見たい自分にとっては本当に余計な要素です。誤解を招かないために、ギャグやらパロディーやらを入れるのは別にいいんです。苛ついたのはその多さとつまらなさ、この二点です。多くやるなら、その分もっと振りきれて欲しかったと感じます。アニメーションとしての魅せ方として擁護出来るのはバンドシーンくらいでしょうね。

・キャラクター
 正直これも自分にはキツかった。キャラ的にまだ大丈夫なのは虹夏ちゃんと喜多ちゃんくらいですね。不快感を感じるのは一番はぼっちちゃん。次に山田。主人公が気に入らないって時点でだいぶヤバいですが、理由書いていきます。まずぼっちちゃん。一言で表すと「めっちゃ陰キャ」のキャラです。おそらくではありますが、このアニメが大ヒットした要因の一つがぼっちちゃんでしょう。その「陰キャ」という設定が、きらら作品の中では珍しく、かつ世間的にも刺さる人が多かったのだろう。ただ、その陰キャとしてはあまりにも「痛すぎる」。陰キャってほとんどのアニメでは自己主張が弱いキャラとして描かれるんです。ですが、このぼっちちゃんに関しては、前述に書きましたが、あまりにもギャグ要員として駆り出されすぎで、かつ現実の陰キャを模したのかつまらない妄想が激しすぎです。別に可愛さを感じるわけでもない解像度が高すぎる陰キャを主人公にすると本当に不快感しか感じない。山田に関しても似たような理由です。可愛くもなく、掴みどころもないキャラなのでクセは強いですが、キャラクターとして魅力はあまり感じられなかった。虹夏ちゃんと喜多ちゃんがいたおかげですねこのアニメをなんとか完走できたのは。

・物語
 何がしたいんだ?って感じの一期でしたね。これに関しては二期で化けるかもしれないですが、一期の段階だとなんも面白くありません。描こうとしていることはわかる。「バンド仲間を通じたぼっちちゃんの成長」、これを一期では描きたかったのだろう。だが、実際はどうだろうか?確かに成長はしている。一話とはかなり変わったと思うが、その変わる過程である。そう、この作品で一番気になったのは「物語が平坦すぎる」ことだ。本当に、山も谷もないよこの作品は。「ここぼざろの佳境のシーンだよ!」って思われる箇所も、全くもってそう感じない。だいたいはぼっちちゃんが覚醒して、最後につまらないギャグで締める。それだけ。全キャラクターも特に問題を抱えてるわけでもなく、葛藤もあまり描かれない。だから、見ていても「こいつらはなんで成長してるんだ?」としか思えない。じゃあギャグアニメとして捉えるか?それにしては先ほどの通りつまらなさすぎる。だから、微妙なのだこの作品は。

 長々と書いたが、好きな人には好きだと思うので見ればいい。無味無臭のこの作品を。脳をからっぽにして眠くなれるこの作品を。

投稿 : 2023/08/26
閲覧 : 77
サンキュー:

2

ネタバレ

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個人的評価 微妙アニメ

ストーリー 5点 ギャグはなかなか面白いが基本明るい作風のきらら作品に陰キャ臭い話はミスマッチ
作画 10点 歴代のきらら作品と比べてキャラデザは劣っている。
声優 14点 それなりに頑張っている
設定 6点 主人公は陰キャという個性を出せてはいるが基本明るい感じのきらら作品には合ってない
音楽 12点 音楽は基本良い方だが歌詞のセンスが微妙に感じることがあった
総得点 47点
たまに面白く感じるけど作風が何だかきらららしくない…

投稿 : 2023/08/08
閲覧 : 122
サンキュー:

1

こま さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ぼっち・ざ・ろっく! 懐玉・玉折は良き。

昔やってたけいおん!は全話視聴済み。

1話冒頭静かなシーンが数分続くところで眠くなり1話切り。
多作品も眠くて切った作品も結構あったけどこれも同じく。

ただMAD?でやってた呪術廻戦2期OPぼっちバージョンは凄く良かった。

投稿 : 2023/08/07
閲覧 : 98
サンキュー:

2

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

名作ではないけど名盤と言いたい作品

~
 友達のいない主人公が、バンド仲間を通して自身の承認欲求と向き合うコメディ作品。原作はきらら系譜の4コマ漫画(未読)で、たしかに空気系の雰囲気が感じとれる安直なパロディもあったりしたが、アニメ化にあたってはそういう部分に頼らない構成に書き直されていて、「けいおん!」のような青春ドラマを目指した作りになっている。ただ、この作品は基本的にバンド活動を舞台としているので厳密に言うと学園モノではなく、そのため「けいおん!」とは少しアプローチが違う。むしろ、ビジネス寄りのドラマ展開になっていて、そういう意味では「けいおん!」よりもロックに向き合った作品と言える。そのせいもあってか、学園祭を着地点として捉えた場合の過程としては少し盛り上がりに欠けていて、そういった青春の部分はやはり「けいおん!」の方がキラキラしていた。では、この作品の長所は何だったのかと考えると、やはりロックに対して嘘でも真面目に取り組んだ姿勢だったと思う。それは、主人公のギターヒーローとしての使命感や、ロックに対する想い、あと、楽曲をとことんロックナンバーにこだわった点など、とくにアジカンに対するリスペクトが顕著に現れている。また、「BECK」や「TOーY」、「アイデン&ティティ」、「ファイヤー!」のような作品と比べるとロックに対する下地の弱さが浮き彫りになっていたが、この作品は空気系とロックのバランス感覚が良く出来ていて、おそらくアニメ化にあたってプロデューサーがうまく調整したんだなと思う。ただ、元々が空気系だった作品を何とか青春ドラマとして持っていこうとした齟齬は隠しきれずにいて、それは、あくあでも「ぼっち」を売りとした作品のため、主人公がぼっちから抜け出す努力や成長の描写がほとんど描かれない(描けない)点がパラドックスのようで実にモヤモヤした。あるのは受動的に変化する日常だけで、基本的に主人公の成長はギターヒーローとしてのみに留まり、冷静に考えると「ぼっち」という主根のテーマが主人公の成長を阻害している呪いのようにも見えた。そのため、小慣れた作画で描かれた陰キャネタこそは観ていて面白かったが、青春ドラマとして観る分には少し息苦しかった。ゆえに、アニメ版に限っては、コマーシャリズムを無視して言うと、女子高生ではなくて成人だった方が自然だったと思う。あと個人的に思ったのは、この作品、キャラが弱いなと感じた。無料配布されたキャラ設定のアセットをコンピレーションしたかのようなキャラクターばかりで、たった1クール足らずでキャラの底が見えていたのが哀しかった。でも、制作陣の熱意は画や音などからダイレクトに伝わってきて、それらをみんなと共有できたライヴ感は間違いなく今期一番の盛り上がりだったと思う。放送終了後に配信されたセルフタイトルアルバムは、そんな彼女たちのこれからの軌跡を想起させ、彼女たちの静かな夢を瞼の裏で夢想させてくれる。

個人的評価:★★★☆☆(3.5点)

投稿 : 2023/08/05
閲覧 : 251
サンキュー:

18

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現時点におけるガールズバンドアニメ最高傑作

この作品は2022秋アニメにおいて彗星のごとく現れて一気に人気作として駆け上がって来ましたが、
まあ最初はきらら原作のガールズバンド作品といえば「けいおん!」と似てると言われたけど
でも実際に観ると「けいおん!」とは全然似てなくガールズバンドというジャンル以外で
「けいおん!」との共通項はあまり無いかなと思います。

まずは本作で面白かったのは主人公であるぼっちちゃんのキャラクターがとにかく笑えて
特にぼっちちゃんがネガティブの塊ゆえに奇行に走る所がギャグとして笑えますが、
ただ本作に関しては単にぼっちちゃんの奇行を笑うだけの作品というだけでなく
ぼっちちゃんの成長譚としても非常に面白いストーリーになっており、
ストーリーが進む毎にぼっちちゃんの成長が明確に見られますけど
この辺りにおけるぼっちちゃんの成長を丁寧に描いて来た点が非常に好感が持てましたね。

それとぼっちちゃん以外のサブヒロインも魅力的なキャラが多かったですが、
その中でも特に際立ったのが喜多ちゃんで喜多ちゃんに付いてはぼっちちゃんとは色んな意味で対極に位置するキャラだけど、
そんな喜多ちゃんとぼっちちゃんの絡みが個人的には非常に楽しめたと思いながら、
また喜多ちゃんに付いて言えば演奏技術は完全な素人だったけど、
でもぼっちちゃんの教わりながら最終話における文化祭のライブでは
ぼっちちゃんの事をフォロー出来るぐらいにまで成長してたのが素晴らしかったですね。

後は本作といえば楽曲全般が本当に素晴らしい曲ばかりですが、
その中でも秀逸なのが最終話の文化祭ライブ2曲目の「星座になれたら」で、
この「星座になれたら」のライブシーンは本作のクライマックスを盛り上げるに相応しい感じで
「星座になれたら」のライブシーンは正にアニメ史に残る名場面といっても過言じゃなかったです。

この作品に付いては現時点においてガールバンドアニメとしては最高傑作だと思います。

【評価】

100点・S級

投稿 : 2023/07/26
閲覧 : 98
サンキュー:

3

ネタバレ

ダマサキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

八十八ヶ所巡礼

タイトルの通り、八十八ヶ所巡礼というバンドの楽曲にはまっていたところ、そのボーカルがモデルとなったキャラが出ているということで、視聴。まぁ元々このアニメの噂は聞いていたけど、単純にバンド物としても十分楽しめた。主人公がぼっちな分、けいおん!とはまた違った趣向だが、これはこれでまた素晴らしい作品。個人的には、ボーカルとドラムのキャラの声がかなり高く感じて、ワーキャー騒ぐ場面では少し耳がキンキンした。

投稿 : 2023/07/24
閲覧 : 56
サンキュー:

3

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – バ・ギ・ボ

はまじあきの4コマ漫画 「まんがタイムきららMAX」で2018年2月号から連載中
制作:CloverWorks

陰キャで友達のいないJKがバンドに加入し仲間と交流したりアルバイトを始めたりする青春ギャグコメディ


<メモ>
ぼっちちゃんが自分の世界に入る時の妄想(いつもの発作)や褒められた時の奇行が面白い

「ぼっちと1人好きとの間には深い溝がある」っていうセリフがあったけど
陰キャでコミュ障のぼっちちゃんは1人が好きなわけではないのに自分からは声をかけられない察してちゃんという面倒な性格
そんなぼっちちゃんの家族もバンドメンバーもいい人ばかり
ギター演奏技術以外に良いところがなさそうなぼっちちゃんに優しく接するのが不思議

このアニメは音楽が最高なんだけど漫画ではどうやって表現していたんだろう?

文化祭ライブでギターペグが壊れたぼっちちゃんの変わりにアドリブで繋いだ喜多さんに感動した
半年でここまで弾けるようになるには相当練習したと思うんだけど(友達多そうだし夏休みも遊んでたのに?)
もしかしたらぼっちちゃんの教え方が上手いのかな
だとしたらぼっちちゃんは天才なのではなく努力の人なのかも知れない


高校で軽音部だったのでアルバイトでお金を貯めて友達に付き合ってもらってお茶の水にエレキギター買いに行ったこと思い出した
ぼっちちゃんみたいに上手に弾けなかったけど楽しかったな~
喜多さんパートならなんとかなるかと思ったけど無理でした
コードは難しくないけどカッティングがムズイ


<主要登場人物>
「結束バンド」
・後藤 ひとり(ぼっち):青山吉能   リードギター・作詞担当
・伊地知 虹夏:鈴代紗弓        ドラム担当 リーダー
・山田 リョウ:水野朔         ベース・作曲担当
・喜多 郁代:長谷川育美        ギター・ボーカル担当


・伊地知 星歌:内田真礼        ライブハウス「STARRY」の店長 虹夏の姉 
・PAさん:小岩井ことり         STARRYのPAエンジニア

・廣井 きくり:千本木彩花       SICK HACKのベース、ボーカル担当 星歌の大学の後輩


<ストーリー>
陰キャの後藤ひとりは「バンドを組んで文化祭でライブしてちやほやされたい」と父のギターを借り練習を始める。
3年後、毎日6時間練習したひとりは「ギターヒーロー」の名で動画サイトで人気を得るほどの実力を身に付けるも中学時代はバンド結成どころか友達ができなかった。
高校に入学したひとりは誰かに声をかけてもらえるようにギターを持って登校するが願いは叶わず、下校途中公園で落ち込んでいる時に伊地知虹夏に声をかけられる。
虹夏の所属する「結束バンド」の突然逃げてしまったギタリストの変わりにサポートギターをして欲しいという。
陰キャのため断れなかったひとりはライブハウスへついていく。
ベースのリョウから ひとり→1人ぼっち→“ぼっち” と普通の人なら嫌がりそうなあだ名をつけてもらい喜ぶ。

「ギターヒーロー」の評価は良かったので演奏には自信があったがコミ障で目を合わせることもできないひとりは走りがちでしかも素で舞台に立てずマンゴーの箱に入って演奏と散々だったが
そのままバンドに加入することになったぼっちは活動費用のためライブハウスでアルバイトを始める。

ぼっちは学校で歌がうまいという喜多郁代を「バ・ギ・ボ」(バンドのギターボーカルを探してて興味ありませんか)と声をかけるが喜多こそが逃げたギター&ボーカルだった。
ベース担当のリョウのファンだった喜多はギターが弾けると嘘をついていたことを謝り再加入、ぼっちからギターを学ぶ。

ぼっち作詞、りょう作曲のオリジナル曲が完成、店長の承認を得てライブハウスの出演が決まるが、友達のいないぼっちはチケットノルマがクリア出来ず悩んでいる時に街で二日酔いの女性と出会う。
女性はSICK HACKのベース廣井きくりでチケットを売るため路上ライブを提案される。
路上ライブで初のファンができるも初ライブは台風直撃で観客が少ない悲しいことに。
こんな天気でも来てくれた人達を前にぼっちはついに覚醒する。(虹夏にギターヒーローだとバレる)

ぼっちと喜多が通う秀華高校の文化祭で体育館で行われるステージに結束バンドが出演することに。
演奏中にペグが壊れチューニングが狂ってしまったぼっちを半年前にはギターが弾けないと逃げ出していた喜多がアドリブで助ける
3人の演奏に支えられるぼっちはどう乗り切るのか。。。


22.12.30

投稿 : 2023/07/23
閲覧 : 72
サンキュー:

9

ネタバレ

たかし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろい!

ストーリーが圧倒的に面白いというわけではないが見せ方が良すぎる
ぼっちちゃんの変わろうと色々なことに挑戦していく姿に感動した

投稿 : 2023/07/19
閲覧 : 90
サンキュー:

3

ネタバレ

カール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

萌えの皮を被ったヒーローアニメ

原作未読。

ピンチになると覚醒するのが、
ヒーローアニメのお約束。

アムロはニュータイプになり、
孫悟空は超サイヤ人になり、
ぼっちちゃんはギターヒーローへ変身する。

いままでいくつかの
ガールズバンドアニメを視聴しましたが、
主人公は基本天才設定。

気がつけば楽器が弾けて、
気がつけばバンドを結成し、
気がつけば曲が完成している。

この作品の開始時で、
ぼっちちゃんのギターの腕前は、
相当なものでしたが、

それは、
甘酸っぱい中学3年間の
貴重な時間を生贄にし、
等価交換によって得られた演奏スキル。

暗闇の中、
たった独りでギターと向き合ってきた、
修行の賜である。

ただ代償として、
対人スキルは全く育たず、
目を覆いたくなるような
ぼっちライフを送ることになるのだが。

この一見コミュ障の昼行灯のダメ人間が、
仲間がピンチに陥ると、
絶体絶命の窮地の中、
封じ込めていたリミッターが外れ、

ギターヒーローの旋律を奏で始める。

今までひたむきに培ってきた努力と経験が、
土壇場にて開花する瞬間にこそ、
人々は王道のカタルシスを感じるのである。

しかし、
毎回この演出をしだすと、
「そろそろ印籠出んじゃねぇ」と、
水戸黄門みたいになるんで多様は禁物。


ありがとうございました。

投稿 : 2023/07/15
閲覧 : 59
サンキュー:

7

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

猫背の虎が一歩踏み出す時

最初に書いた「のんのんびよりのんすとっぷ」で☆4.9をつけて以来
320作品以上上回ることはなかったが
遂に私のレビューで満点を出させた怪物

イントロダクションできらら原作、女子高生がバンドを組む話
誰しもが「けいおん!」をよぎったことだろう

私はどうすみ分けしたか確かめるような気持ちで
第一話を観た

「なるほどBECKを女の子にするとこうなるのか」

ハロルド作石の大ヒットマンガでテレビアニメと実写映画化されている
バンドもののフロンティアと思われる傑作

主人公ぼっちが成り行きでバンドのギタリストになるのは
コユキとおんなじ導入だし

OPの青春コンプレックスを聞いた瞬間に
ゴリゴリの硬派を見せるんだろうと想像できた

隠キャ特有の圧倒的自己否定
数多の空想で悦にトリップするものの
フェイストゥフェイスで完全に舞い上がって
身体が震え上がる

僕らがヲタクと呼ばれた頃は
ぼっちとおんなじマインド持っていた人は多かったよな

ピーキーさを出しすぎるときららのコンプライアンスに触れるから
この作品はキャラの配置で工夫してきたと思っている

結束バンドのメンバーはギタリストジャージ属のぼっちと
変人、金欠、独創性高いベースのリョウさんのダウナー組と
まとめ役で誰とでもフラットに話せるドラムの虹夏先輩と
JKのロールモデルでキターンビームが眩しい陽キャ代表
ギター&ボーカルのIKUYO!\(^o^)/

ぼっちのギターテクとそのポテンシャルを見抜くのは
いつも酒浸りでライブで機材壊してしまうきくり

色分けの強いキャラだからこそ
やっていることをオーバーめにしても成立してしまう

ちなみにぼっちが虹夏先輩と喜多ちゃん家に呼んだ回で
パーティサングラスに「今日の主役」タスキかけて出迎えていたが
私も似たようなのを新谷良子さんのライブや水樹奈々様のファースト武道館で
やりましたけど何か?

特に評価したいのはぼっちの変化とリンクして
結束バンドの楽曲も変わってきている点

ギターと孤独と蒼い惑星やあのバンドは
攻撃的で強い言葉が歌詞のフレーズに入ってくる

マグマが吹き出して一気に爆発するようなイメージ

実在するアーティストで言うと30代男子以上は
誰か一人は泣きながらカラオケを熱唱するカリスマ尾崎豊
女性だと家入レオさんなんか近いと思う

最終話で演奏された忘れてやらないと星座になれたらは
ぼっちがバンド活動を通じた楽しさがニュアンスに入っている

忘れてやらないは江ノ島回をまんまインスパイアしているし
星座になれたらも強い言葉はありつつも
期待をしているようなフレーズに聞こえる

喜多ちゃんの歌い方も前の二曲は声を低く強い言い切りを強調し
後発の二曲は普段の高さにあげて可愛いイメージ

ラジオで長谷川育美さんは「かなり意識して歌った」と
語っているけどここまで変えてくるとは思わなかった

私史上文化祭傑作回はハルヒの「ライブアライブ」だったが
この作品が塗り替えてくれた
最後のぼっちがやらかしたダイブ未遂なんて最高にロックだよw

タイトルは青春コンプレックスの歌詞を引用して付けてみた
猫背の虎はぼっちにふさわしい表現だと思う

でも彼女はただバンドを組む仲間を待っていたわけではなく

毎日押し入れでギターを練習し
ギターヒーローとして思い切って一歩踏み出したからこそ
この出会いと今に繋がっているんだよね

ライブ中のトラブルを次々切り抜けるのも
一歩踏み出した勇気があるから
でもバイト辞めるの言い出せなくて卒倒しちゃうんだけどw

これは個人的な思いだがもし二期が作られるのなら
みんな高校卒業してBECKのアメリカ編
日本のアーティストだとフラワーカンパニーズみたいに
車一つでライブハウス巡りしてインディーズやってる結束バンドが見たいな

相変わらず初対面では溶けるぼっちが
ハンドル握ると高速200キロ出しちゃうくらい
キマっちゃうシーンとかあったらおじさん号泣しながらサムズアップしてるw

投稿 : 2023/07/06
閲覧 : 196
サンキュー:

24

次の30件を表示

ぼっち・ざ・ろっく!のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ぼっち・ざ・ろっく!のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ぼっち・ざ・ろっく!のストーリー・あらすじ

“ぼっちちゃん”こと後藤ひとりは 会話の頭に必ず「あっ」って付けてしまう極度の人見知りで陰キャな少女。 そんな自分でも輝けそうなバンド活動に憧れギターを始めるも 友達がいないため、 一人で毎日6時間ギターを弾く中学生時代を過ごすことに。 上手くなったギターの演奏動画を“ギターヒーロー”としてネットに投稿したり文化祭ライブで活躍したりする妄想なんかをしていると、 気づいたときにはバンドメンバーを見つけるどころか友達が一人も出来ないまま高校生になっていた……! ひきこもり一歩手前の彼女だったが ある日“結束バンド”でドラムをやっている伊地知虹夏に声をかけられたことで、 そんな日常がほんの少しずつ変わっていく――
(TVアニメ動画『ぼっち・ざ・ろっく!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年秋アニメ

このアニメの類似作品

この頃(2022年秋アニメ)の他の作品

ページの先頭へ