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「ワールドダイスター(TVアニメ動画)」

総合得点
67.4
感想・評価
81
棚に入れた
203
ランキング
2395
★★★★☆ 3.5 (81)
物語
3.2
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.4

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ワールドダイスターの感想・評価はどうでしたか?

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ソシャゲ原作の演劇アニメ

この作品に付いてはソシャゲ原作で演劇を題材にした作品という事ですが、
それにしても最初に「センス」という異能力設定が有った事には驚かされたが
この辺りはゲームの設定が持ち込まれたかなとは思うのですが
でもゲームの設定を知らない視聴者側としては流石に面食らうよなって所だけど。

まあ設定の事はともかくとして内容的には王道サクセスストーリー的な感じだが、
正直に言うとストーリー内容やキャラに関しては中々魅力的だとは思うのですが、
でも、この手のサクセスストーリー的な内容を1クールだけというのは流石に物足りないというか
最低でも2クール有ればもっと面白くなりそうなポテンシャルは持ってると思うけど、
まあ物足りないと思う部分は有れどストーリー的には結構楽しめました。

【評価】

65点・2B級

投稿 : 2024/04/17
閲覧 : 6
サンキュー:

0

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

異能系演劇アニメ

{netabare}
センスと呼ばれる特殊能力を持った少女たちによる演劇モノ。
個々の持つ才能を特殊能力という形で描いている感じで、斬新な設定ではあるけれど、題材と上手く噛み合ってたかと言われると・・・。

なんというか設定が浮いている感じ。
演劇が題材な以上、真面目な作品であるのは確かなはずなのに、センスという設定がシリアス感を削いでいる気がする。
演劇という題材上、結局「うまく演技する」ことが目的だから、「特殊能力」と言っても現実的な範囲に収まってしまっていて、それならわざわざそんな言い回しにする必要ある?才能として描けば良くない?って感じ。
その言い回しがこの作品の安っぽさにつながっている気がする。
基本的に演劇の出来はセンス頼りで努力もあまり感じられない。
スポーツアニメならその特殊能力をさらに磨く、みたいな特殊能力が存在するとした提での努力などが描きやすいけど、演劇となるとそうも描きにくいよねって...。

というか、このアニメセンスという設定を大々的に出している割に主人公の能力以外空気だったし、特殊なのは主人公だけって設定の方が良かった気がするけど、そこはソシャゲアニメだから仕方なかったんだろうか。

話はこれぐらいにして、肝心の演劇パートはどうだったかというと、これもどこか安っぽさを感じる。かげきしょうじょは良かったのに。
声優の演技が悪いってよりは萌え絵と演劇の相性が悪いように感じる。
曲に関してはどれも素晴らしかったかな。

私的評価:47点
私的ベスト回:1話
{/netabare}

投稿 : 2024/02/22
閲覧 : 54
サンキュー:

1

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とりあえず鳥肌立った

『ワールドダイスター』(英語: World Dai Star)は、日本のメディアミックスプロジェクト。
2023年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送された。
当プロジェクトでの劇団の一つである「シリウス」の前日譚的な焦点を当てた内容となっている。(wikipedia)

タイトル的に「ダイ(Dai)」に意味があるのかどうかわからなかったので一応調べてみたんですが一応イタリア語で

[間]そら行け, さあ行け;頼むよ

みたいな意味あるそうなので「さあ、スターになろう!」的意味合いも込めてるのかもしれませんが、多分単純に日本語の「大」が由来でしょうかね。

一話を見た時はなんじゃこのディティール適当すぎるアニメは、という感想でした。何で鳳 ここな(おおとり ここな)の受験に静香(しずか)が付きそうことが出来るねんとか思ってましたのでラストシーンでは鳥肌が立ちました。もっと女子達がきゃぴきゃぴする美少女〇物園的な作品だと思ってたのにこれひょっとしてホラーなの?と。

ただ静香はお化け的な立ち位置ではなくどちらかというとここなのスタンド的なポジションですね。どういうわけか他の人にも見えるようになってましたし、何なら自我が芽生えて独立するような流れになってもいましたけど最終的な落としどころをどこにするのかは見えてきません。ここなの「センス」として最初は別々でリンクすることに強みがあったのに、これを無くしてしまうとなると「センス」とはなんぞやという根本問題になりそうな気も。

そして本作はやっぱり美少女動〇園。男性なんてここなのお父さんしか出てなかったんじゃないですかね。ちなみに女子キャラばかりといえど実質「女性」は人っ子一人出てこない類のアニメです。ギスギスジメジメしたところは一つも出てこないのでそういう意味では安心して見れます。カトリナ・グリーベル (Kathrina Griebel)だけは序盤でツンツンしてましたがあっさりとデレてしまいましたし。

作画はぬるぬるしてるように見せかけていますが全然してしてないです。演技中なんかは小刻みに動かしているのでセル画数が多そうに感じますが多くありませんwコマ送りで確認するとわかります。

ゲームアプリ発売が前提としてのメディアミックスアニメなようで、最終話にはおそらくゲームで活躍するであろうキャラが数人出てました。ただこれ、どうやってゲームとして遊ぶんだろう……

投稿 : 2023/10/14
閲覧 : 171
サンキュー:

6

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「かげきしょうじょ」っぽい

3話まで視聴して
ところでこの子なんだろう?ってなって
wikiで調べて「!?」ってなって
また1話から観直して
なるほどー!ってなったのもつかの間
4話でタネ明かしって・・・

もっと溜めていいんじゃない?
静香ちゃんの扱いが雑過ぎない?
って思うのですが解決早過ぎ。

アイデアも話も面白いだけに
何とも勿体ないなあって感じでした。

投稿 : 2023/10/08
閲覧 : 119
サンキュー:

2

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

普通におもしろかった

作中での「センス」が単なる一般的な意味のセンスではなく、超能力的なものだったことには驚いたが、センスの優劣が演技の優劣を決めるわけでもなかったので、異能力バトル展開にならずに済んでよかった。
内容は、演劇に対して真剣に向き合う姿が描かれていて、話の展開も普通におもしろかった。演劇をテーマにしたアニメは多くはないと思うが、話としては王道の展開だったのではないだろうか。
演劇の中で流れる曲もよかった

{netabare}作画は、演劇シーンでの作画にこだわりを感じた。ただ、カメラアングルなどをがんばったというよりは、単に動画の枚数を多くしてヌルヌル動いていただけといわれたら、そうかもしれない

キャラクター原案がMika Pikazoだったが、Mika Pikazoらしいデザインではなかったような…。もっとも、Mika Pikazoらしい絵ではアニメで動かせないだろうが

ストーリー原案が、RELEASE THE SPYCEを作ったタカヒロというのが信じられない。タカヒロ一人の力でここまでの作品ができるわけがないので、おそらく多くの人のサポートを得て完成度の高いストーリーになったのだろう{/netabare}

投稿 : 2023/09/19
閲覧 : 106
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0

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界の大スターを目指します!

全12話

「センス」という能力を持った俳優たちが、「ワールドダイスター」になることを目指す作品です。

「センス」は人それぞれ能力が違います。{netabare} (まさか「ここな」の相棒がセンスだなんてw){/netabare}

そして見どころは、演劇のシーンです。本格的でありお話の半分くらいが演劇のシーンとなっています。

中でも 石見舞菜香さん、天城サリーさん、長縄まりあさんのアニメの中の演劇と思わせないような演技に驚きましたね。

お話は、ひとつの舞台が終わって、切りの良いところで終わっています。

OPはメインキャラ全員が歌っています。EDは鳳ここな役(石見舞菜香)、静香役(長谷川育美)さんが歌っています。

最後に、センスは扇子とは違いましたねw

投稿 : 2023/09/09
閲覧 : 140
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9

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ここなに欠けてる物、教えてあげる

静香が何なの?から始まり静香がどうなるの?と中盤考え、最終手前でなるほど。。。と思わされ、最終話は盛り上がってよかったよかったで締めくくられた。
最終話の演劇の映像に演出はとても楽しめる。ここまで見続けてきたものが報われる感覚がある作品は好物。

演劇物というよりはアイドル物で、ここなの成長過程はセンスという特殊能力ですっ飛ばされてうまくなってしまうが、その分静香との関係性に焦点が当てられてると思う。
シリウスの劇団員も同様にここなと静香に焦点を当ててる分、ぱんだ知冴の回やカトリナお母さん回は物足りないというか、ここなの成長回とか八重回のように団員と切磋琢磨するような別の物のほうが…とも思えた。それでも、ここなと静香を中心に最後に向かって展開していくのはみてて楽しめた。

100点中74点

投稿 : 2023/08/31
閲覧 : 126
サンキュー:

0

アニメに覚醒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

よかったよ

内容は好きだった!キャラもかわいいし、性悪もいないので気持ちよく見れる。
特に文句もないしとても楽しませてもらいましたありがとう!!
でも、舞台をするにあたり声優さんに凄さを感じられなかった。
普通のアニメなら何の問題もないけど、舞台となるとまた難しいんだなぁと思いました。
今までで、100回以上も見直したのは『言の葉の庭』の入野自由の階段でのシーン、あの抑えきれない感情を声にあれだけのせられるのかと、映像がなくとも泣いてしまいそうなあの演技を思い出してしまって、少し物足りない気持ちはあった。
あと音楽がちゃちーですね。
ただ文句ないです!二期あれば楽しみ✨

投稿 : 2023/08/18
閲覧 : 76
サンキュー:

0

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 5.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

演劇は迫力があって良い

視聴完了

ジャンル
お仕事系+異能力

タイトル由来
ワールドな大スターを目指す物語から

設定
現代日本っぽい。
優れた役者はセンスという特殊能力が使える。

ストーリー展開
とある劇団にワールドダイスターを目指す主人公が入るところからスタート。
主人公はセンス持ちで、別人格の第三者を作り出し主人公が望む最高の演技をさせることができる。
最初は主人公としか話せなかったが、次第に周りの人にも知覚できるようになり、劇団の一員として受け入れられる。
その後成長した主人公は最高の演技をするためセンスの発現と共に封印した思い出を解き放ち、センスである少女は消えてしまう。
が最後の演劇でさらに進化した主人公は、再びセンスを召喚できるようになり、舞台も大成功しセンスの子も戻ってきてハッピーエンド。
ちなみに主人公はワールドダイスターにはならずまだまだこれから!で終わり。

感想
総評70点
良かった点
演劇シーン、映像
悪かった点
話とキャラに深みがない

レビュー
バンナム作品。
初めてみる気がするんだけどこれまでもあったのだろうか?

やはり大手だからなのか映像は綺麗で、異能力を使った演劇という設定なためとても迫力がある。
また演劇自体も、人魚姫・竹取物語・アラジン・オペラ座の怪人とわかりやすいものが多く見てて楽しい。

一方でアニメとしての話は薄く日常系に近い。
のだが、それぞれのキャラの印象もいまいち薄くなんだか全体的に薄めな作品だった。

深いことを考えず演劇シーンだけ楽しめば高評価。

投稿 : 2023/08/08
閲覧 : 98
サンキュー:

0

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悪くないけど中途半端…

全体的な雰囲気はレヴュースタァライトっぽいけどあれと比べたらトンデモ要素が減った感じ、自己啓発要素も無くなってまともな作風になったと思う。
全体的に悪くないけどもう一歩足りない。演劇に対する思いを描いた内容はあるけど掘り下げ不足なんですよね…キャラ物としても演劇ものとしても純粋に力不足でインパクト皆無。

特殊能力的な設定に関しては蛇足だったと思う。メディアミックス特有の問題点だか知らないけど、あれを無理やり入れたのは個人的に好きじゃない。ソシャゲ出すよー的なメディアミックスアニメの強みと欠点を兼ね備えただけのテンプレだったと思います。

投稿 : 2023/07/31
閲覧 : 127
サンキュー:

0

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ソシャゲ案件じゃなければ違うテイストの作品になってたかもしれない。

演劇ものだけあって演劇シーンは中の人の演技が良かったし作画もOPEDも良かった。

でもシリアスさみたいなのがあと一歩足りないという感じ。
どうしても「かげきしょうじょ」と比べてしまうんですよね。

ソシャゲ化するという事に引っ張られてライトな作品になってると思う。
それが悪いという事ではない。
かげきしょうじょみたくお堅い作品にしてしまうと食い付きが悪いと思う。
ストレスを感じない展開に可愛いキャラ、センスという特殊能力持ちというスタイルの方がゲームにとっては良いのかなと。
でも自分はかげきしょうじょみたくシリアスでリアルな路線の方が好き。
オカルト的な要素は要らないなぁ。
他のレビュアーさんも書いてるけど努力する過程が描かれてないから感情移入できない。
キャラクターの悩みとかそういう面もあまり見せてくれないし、あまりこの言葉で片付けたくないけど掘り下げ不足。
キャラの可愛さで勝負してて本番よりも日常のイチャイチャが多いスポーツアニメに近い感じ。
悪い作品ではないけど刺さらなかった。

ゲームインストールする予定は無いけど何で音ゲーなの?w
ミュージカルアニメなら音ゲーになるのはわかるけど。

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 175
サンキュー:

3

あんにゃん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

予想外

正直全く期待していなかっただけに、すごく良く感じた。
マジでアニメーションが良かった。演技シーンが素晴らしい。派手な動きや演出ではなく、細やかなディティールにまで拘った自然な動き。キャラクターの刻一刻と変わる豊かな表情。そしてそれに負けない声優さんの演技。演技の演技という難しい表現をしっかりとできていると思う。舞台を全力で描き切った作品だと思う。

投稿 : 2023/07/15
閲覧 : 109
サンキュー:

0

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後の作画は映画クオリティ

少し特殊なアイドル(役者)もの?ってジャンル。
紆余曲折、切磋琢磨しながら大スターを目指すって感じ。
演技時の作画、声優の演技は高評価だけどインパクトが薄れつつ
尻下がりなイメージ。
だけど、最後一話の作画は気合はいてった。
子供向けアニメの劇場版みたいな作画で思わず見入った。

最後一話見たら大体作品の雰囲気がわかる。

投稿 : 2023/07/14
閲覧 : 164
サンキュー:

1

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最終回の演劇シーンだけでも良いから観て欲しい

“大演劇時代”と呼ばれる一大演劇ブームが到来したパラレルワールドにて、
若手育成に力を入れる日本の劇団・シリウスから、
役者の星“ダイスター”のさらに頂点“ワールドダイスター”を目指す少女たちを描いた、
メディアミックスのアニメ作品(全12話)


【物語 3.5点】
今回タカヒロ氏は脚本ではなくストーリー原案としての参加。
ですが浅草を闊歩するゆるキャラ、本番前に流しそうめんでリラックスする新妻八恵など、
タカヒロ作品特有のゆる~い空気は健在w

それでいて主題、本作においては演劇のことになると、
カメラアングルなども意識した芝居の奥深さとか、単純に演じる技術だけじゃない配役の判断とか。
突如ガチンコモードに切り替わる極端さもタカヒロワールドの法則。
つんのめらないためにもタカヒロ関連作品の履修歴はあったほうがベターかと。


役者の才能がある種の超能力として発現する「センス」設定が特徴的。
一般にオーラなどと感覚的に表現される要素を「センス」として記号化し掴みやすくする効果はありましたし、
{netabare} ここなと静香の出会いと別れ{/netabare} などシナリオ軸には「センス」設定ならではのスパイスが効いていました。

ただガチンコ演劇モードに深入りすればする程、「センス」の一言で済まさないで、
スタッフなりの演劇観で、もっと詳述して。
もっと言えば、「センス」設定だけでなく2次元アイドル風の萌え要素もノイズに思えるほど、
演劇先鋭化への欲が出る。
ジレンマを感じる構成でもありました。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・Lerche

キャラクター原案・Mika Pikazo氏の描く少女は宝石のような瞳がチャームポイント。
「センス」を発動した役者は目が発光しますが、光らせがいがあります。

日常シーンの作画は凡庸。
感情が高まる場面では星空など背景美術も交えてギアを上げて来ますが平均レベル。

圧巻なのはやはり演劇シーン。
劇場を模型から作って背景に落とし込む。
人物作画はモーションアクターに迎えた実際の劇団員動きをキャプチャーするロトスコープ手法で構築。
制作体制からして、作中劇だけ完全に別次元の作品です。


【キャラ 3.5点】
メディアミックス展開としてはマズいかもしれませんが、
1クールアニメとしては的は絞れている。

そもそも本コンテンツはアニメで描かれた劇団・シリウスの他、
合計4つの劇団の少女たちがしのぎを削る団体戦のキャラ設定。

それをシリウスの主要6人にメインキャラを絞り込み、シリウス以外のメンバーは顔見せ程度に留める。
さらに主人公の高2女子・鳳ここな、静香の2人をメインストーリーの軸に据える。
あとは来日してつっかかってくるカトリナ(※{netabare} 光速でデレますがw{/netabare} )
“ダイスター”に最も近い小学生団員・新妻八恵を刺激薬に使いつつストーリーを展開。

メインキャラでありながら、柳場ぱんだ、流石知冴(ちさ)の中学生コンビは、8話で軽く掘り下げられた程度。
他劇団との因縁含めて、詳しくはゲームアプリに回された感。

これでは大きな萌えの玉手箱から推しを探してもらう販促は期待できませんが、
1クールに無理にキャラをすし詰めにして物語が破綻するよりはマシです。


ところで静香には、{netabare} ここなが理想とする才能ある役者のイメージを具現化した「センス」である{/netabare} という独特の設定がありますが、
序盤は説明無しに、静香とシリウス団員の掛け合いが繰り広げられるため、
静香ちゃん団員じゃない感じなのに何で当たり前に存在しているの?何か見落としてる?
と私は不安になりましたw


【声優 4.5点】
主人公ここな役の石見 舞菜香さん。
作中劇での男役も含めた演技、歌劇への対応を求められる難役。

自分の殻を破りたいとオーディションに挑んだという石見さん。
この春アニメでは『推しの子』の天才女優役でも決定的な仕事を決めてくれましたが、
本作と合わせて殻は木っ端みじんに爆散して吹き飛びましたね。
今後、作中劇要素のある作品では欠かせない声優として重宝されると期待してしまいます。

石見さんに匹敵するくらい唸らされたのが新妻八恵役の長縄 まりあさん。
ランドセルしょったロリ萌えボイスを提供する量産型か?と油断させておいて、
{netabare} 『アラジン』{/netabare} では主役が喰われる空気感を表現する“ダイスター”級の演技。
歌唱の「センス」も上々でした。

カトリナ役の天城 サリーさんは22/7・藤間 桜役のトリリンガル。
外国語能力という特技でナナニジの中でも頭一つ抜けている感。
但し本作ではあまり馴染みのないドイツ語でしたがwただやはり発音は様になってました。
もちろん、ここなのライバルとして並び立つだけの作中劇対応も発揮。
狂気溢れるカトリナの{netabare} ファントム{/netabare} も観てみたかったです。


シリウス副主宰・柊 望有役の森 なな子さん。流石 知冴役の佐々木 李子さん。
舞台経験もあり、客席まで声を飛ばす技術を持つキャストとの共演も、声優覚醒の一因に。

声優の役者としてのセンスも花開くラストの長尺演劇シーン{netabare} 『オペラ座の怪人』{/netabare} は没入感抜群。
例え「センス」とか“ダイスター”とか、タカヒロ氏のノリとか、分からなくても、
これだけ観れば今どきの若い声優は本当に凄いと目をみはる物があるはずです。
正直、最終回の演劇シーンだけ観てグッと来てから、初回の“舞台裏”から見ていくというルートも全然アリだと私は思います。
7月からアプリ宣伝がてら再放送もしてますしねw



【音楽 3.5点】
劇団シリウスの面々によるOP「ワナビスタ!」
ここな&静香によるED「トゥ・オブ・アス」など主題歌は歌劇要素もアレンジした、
スマホアプリ対応も視野に入れたキャラソン。
2次元アイドル風楽曲としては凡庸な印象ですが、そこもフォローする声優の芸域の広さには脱帽です。

劇伴は三者による共作。
こちらも和風から洋風まで多彩な世界観の作中劇用の楽曲も分担してカバー。
舞台の流れを表現した演劇シーンのBGM、劇中歌は一度限りの使用曲も多く、そういう意味でも作中劇だけ次元が違います。

そう言えばラストの舞台{netabare} 『オペラ座の怪人』{/netabare} の劇中歌作詞には唐沢 美帆さんの名前も。
アニソンシンガー・TRUEが作詞提供者としても2次元世界で暗躍しているのは嬉しいですね。

興が乗ってきた所で、もう一回、第十二幕見てこようw

投稿 : 2023/07/09
閲覧 : 465
サンキュー:

13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夢と輝きに満ちた物語の、幕が上がる!!

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
バンダイナムコフィルムワークスの新規IPによる「“演劇”ガールズ」プロジェクトの一環として本作品が制作され、今夏からゲームアプリ『ワールドダイスター 夢のステラリウム』が配信予定なんだとか…

しかし、この作品のどこにゲーム性を見い出すのか、個人的には非常に興味がありますけれど…
あ、でもきっとプレイすることはないだろうな。
現在進行形で1作品プレイしていますので…
最近、ゲームをプレイして思うことがあります。

ゲームって結構お金がかかるんですよね( ノД`)シクシク…
そりゃ、基本無料のゲームですけれど、無課金じゃいつまでたっても強くなれないので結局課金してしまうんですよね。
しかも、有名アニメ作品とのコラボとかメッチャ上がる企画も用意されていたり…
先日まで「ゆゆゆ」とコラボしていたんですけど、コラブキャラがゲットできるのはコラボ期間だけなので、そこでゲットできなきゃ一生ゲット出来ないんです。
私は使えるお金の全てをつぎ込みましたが、結局、夏凜ちゃんだけゲット出来なかったのが悔やまれます…

って、思いきり脱線してしまいました。


20世紀、輝かしい演じ手「ダイスター」の出現によって、
演劇は世界規模の大ブームとなり、
数多の役者たちは「ダイスター」を目指し、
その頂点たる「ワールドダイスター」となることを夢見ていた。

鳳ここな、16歳。
彼女もまた「ワールドダイスター」になる夢を追い、
憧れの劇団「シリウス」の入団オーディションに挑もうとする。

ここなはそこで目の当たりにする。
きらめく才能の持ち主たちを。
舞台に懸ける覚悟と情熱を。
そして、自身に秘められた“センス”を。

光溢れる舞台の上で、夢と輝きに満ちた物語が、いま始まる――。
舞台で輝く、私だけの光(センス)


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品のどこにゲーム性を見い出すかは分かりませんが、見方によってはメッチャ美味しい作品です。
「演劇」がテーマなので、作品に登場するキャラは演目に合わせて色んなキャラを演じることになります。
言い換えると、キャラを演じている声優さんの色んな演技を目の当たりにすることができるんです。

本作の主人公である鳳 ここなを演じるのは、まなてぃ、こと石見舞菜香さん。
つまり、まなてぃの色んな演技を目一杯堪能することができるんです。
これって、考え方によってはメッチャ美味しいお話ではありません…?
他にも、長谷川育美さん、天城サリーさん、長縄さんや大空直美さんらが出演しているんです。
と考えたら、物凄~く興味が出てきたんですけど…^^;

私はリアルの演劇には疎いですが、この作品は面白かったと思います。
誰もが渇望する主役の座…
でも、それを演じることのできる役者はたった一人。
だから、その主役の座を巡り、情熱と才能がぶつかり合う…
それがアニメとしての演出の効果も相まって、ヤバイくらい心が揺さぶられるんです。

ホント凄いですよ。
全力全開の演者さんたち…
この作品では「センス」という言い方をしますが、この「センス」にスイッチが入った演者さんのヤバさはこれまでの比ではありません。
尋常じゃない集中力と自分の得意技で自分の領域に誘導し観客を魅了していく…
私も何度も引っ張られましたので…^^;

この作品の主人公は鳳 ここななので、物語の構成的にまなてぃに物語の核があったのは理解しています。
ですが、それを差し引いてもまなてぃの演技は素晴らしかった…
今でも十分凄いと思いますが、まだまだ人気が出る声優さんなんだと思います。
陰ながら応援していますが、無理をして体調だけは壊さないで下さいね。
自分自身の身体が原資なのですから…

オープニングテーマは、劇団シリウスの団員たちによる「ワナビスタ!」
エンディングテーマは、鳳ここな(まなてぃ)、静香(長谷川育美さん)による「トゥ・オブ・アス」

1クール全12話の物語でした。
いやぁ、しっかり感動させて貰いました。
ゲーム…気になります。

投稿 : 2023/07/09
閲覧 : 95
サンキュー:

9

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ソシャゲ縛りのセンスという概念が、登場人物のキャラクター性を破壊している。

 12話(最終話)まで観ました。2023.06.27

 かなり、作画も物語も良かったです。演劇ものをしっかり作ったなぁ〜という感じです。

 ただ、ソシャゲの宣伝という性格上、ゲームでは重要と思われるセンスという概念を挿入しているのが良くありませんでした。

 キャラクターの努力が描けて無いと、「梨花」さん他、他のレビューアー様が書いていますが、作中、センスによってキャラの能力と個性が決まっているので、努力描写がうまく出来ていません。

 劇中、センスは進化すると言及されていますが、種別が変わる描写はありませんでした。

 ゲームだと、個性ある能力のキャラクターを鍛えて組み合わせてバトルするような遊び方を想定しているのかもしれませんが、個人として演劇に参加しているアニメでは、キャラクターの成長描写を妨げるファクターでしかありません。
 
 センスの権化のような静香も良くありませんでした。設定上、主体性のある人間とも言えず、何となく、ラストは主人公とワールドダイスター目指す流れになっていましたが、努力と成長の描写は不可能でしょう。

 青春群像劇には努力と成長描写が必要ですが、センスがキャラクターの能力と個性を固定化してしまいます。

 RPGでは、キャラの役割が厳密に決まっているため、戦士は体力と物理攻撃力を上げる閉じた方向にしか成長しませんが、主体性のある人間は、思考錯誤しながら努力して成長していきます。

 本作品の登場人物は、センスのせいで、人間としての主体性を奪われているところに、青春群像劇としての物足りなさがあると思います。

 キャラ造形は魅力的なのに、中身が伴ってないのがとても残念でした。

……………………………………………………………………… 

 8話まで観ました。2023.06.02

 地味な舞台演劇をアニメ化した意欲作なのですが、同期の推しの子に比べると、芸能に対するヒリヒリ感が足りません。

 芸能界は何故売れるのかが誰も分からない、無理ゲー的な地獄の生き残りレースをしている世界です。売れるアイドル、評価される役者の正解はありません。

 本作品では役者の凄さをセンスという特殊能力で説明してしまうのが評価の分かれる所です。

 難しいかもしれないですが、演劇論とかの蓄積はあるはずなので、作品に落とし込めれば良かったと思います。

 演劇を分かりやすくするために、センスという概念を使用しているのでしょうが、視聴者もそこまで馬鹿ではありません。

 作画も頑張っているのですが、演劇の世界の深さを描ききれていないので、次回が気にならないところがつくづく残念です。
………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2023.05.04

 演劇やっていると、センスという特殊能力が発動するようです。

 4話まで、良く主人公のセンスの意味が分かりませんでした。あまりのことに脳がついていって無かったというか…。

 念やスタンドみたいなのがいきなり出てくるとか、理解が追いつかないですよ。

 このセンス、下手をすると演劇自体を否定しそうです。観客に幻覚を見せるとか、一人何役も演るとか、感情をイジるとか、とんでもない能力もありそうです。

 実際、主人公のセンスは、現実世界に干渉できます。犯罪にも使えます。いや、犯罪以外に有効な使い道が思いつきません。

 なんか…、演劇などやっている場合か!?という印象しかありませんが、今後どんなスタンド使いが出てくるのか楽しみです。

投稿 : 2023/07/03
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あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

しずかちゃんが見える子ちゃん

イマジナリーフレンドってなんだ

見える子ちゃんが最初はここなだけが舞台俳優仲間にまで見えるとか、実態ないはずなのに触るし、抱きしめるし、普通にきみわるい。

いきなり歌い出すタイプは大の苦手ジャンルにこんな感じを乗っけられ、うわーっとなった、なぜか全話見てしまい、なんで完走したのか謎。

投稿 : 2023/06/28
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ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

とてつもなくすごい演劇シーン

衝撃の第1話ラスト。
いや、まさかと思ったけど、見返したら確かにそうだ。
他人にはまったく話しかけていないのだ。最後まで気が付かなかった。
だから「不思議なおねえさん」と言っていたのか。
衝撃展開で始まるこの作品だが、どうやら「センス」という
特殊能力を扱える世界のようだ。
実際の俳優の演技をトレースしているのだろうか。
演劇の動きがアニメとは思えない出来栄え。
特に音がすごい。本当に劇場で収録したのだろうか?
{netabare}
アラジンのラストシーンは秀逸。
元の演技があるにせよ、わずかな時間で、わずかな所作で、
わずかなセリフで感動を演出する凄さ。
アニメである必要あるのか、とは思うけど、それを表現できる、
ということがとんでもなく素晴らしい。
演劇アニメの新境地を切り開いたかのようなすごい作品だ。
最終話のオペラ座の怪人も素晴らしかった。
{/netabare}
「センス」という特殊要素がありながら、
演劇一本で押し切ったところが、本作品の素晴らしい点と言える。

投稿 : 2023/06/27
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クソアニメの魔女 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大味なストーリーの演劇アニメ。ストーリーさえ許容できれば楽しめると思います

4話まで視聴
演劇を主題にした作品。雰囲気としては歌劇が題材の作品であるかげきしょうじょにやや近いです。かげきしょうじょと明確に違うのは才能をゲーム的なスキルに置き換えたセンスと呼ばれる特殊能力を活用して演劇の質を高めていく点。これが良くも悪くもこの作品の象徴になっています。
作風としては意識高い系のカトリナがいるからか一見シビアなんだけど、見てみるとそれ程重くもないという中途半端な感じ。意識高い風を装いながらも難しいところは全部すっ飛ばしてしまっているセンスがご都合主義的で作品を軽くしているのだと感じました。
みんな頑張っているオーラは出しているんですが、この手の作品における登場人物の魅力を裏付ける肝心要の稽古のシーンはほぼゼロ。4話までだとほぼここなとカトリナの表面的なやり取りに終始し、ぶっつけ本番でオーディションや公演に挑戦みたいな流れになってしまっています。
主人公であるここなはバディである静香抜きだと魅力を感じ難いのが厳しい。今のところ不快感は無いけど特別な魅力も無いという凡庸なキャラ。多分静香ありきで意図的にそうしていると思われるのでもう少し先を見てみないとちょっと判断に困るキャラでもあります。
カトリナはセンスを除けば他の作品にもよくいる、かつて大失敗を演じてしまった意識高い系の性格がキツいエリートキャラで特筆することはあまり無いと思います。
他のキャラはまだ掘り下げがあまりされていないのもあり、先の話を見てみないことにはよく分かりません。

現状はかげきしょうじょとは対照的なライトな作品だと思います。

8話まで
序盤に抱いた悪印象は中盤になっても変わらず。努力を押し出さない青春系は微妙の一言。この作品は問題の解決が全部キャラが元々持っているセンス頼りなのが悪い意味での軽さを助長している気がします。
とにかく稽古など、努力を描くシーンが少な過ぎて登場人物が成功していく場面が薄っぺらいです。
かげきしょうじょでは演者自身の顔が無いと批判された憑依型の演技を活かそうとする試みとか、望有の青臭い上昇志向に起因する、八恵ワンマンの悪い流れを新人であるここなが断ち切るアラビアンナイト編のストーリーなど、光る部分は多いのですが、やはり努力を蔑ろにしてしまうのはこの手の作品ではあまり良くないと思います。

最終回まで見ました。
感想としては凡作だと思いました。ストーリーの運びが結構雑で、ここながとんとん拍子でチートレベルの強さになっていきます。前から言ってるけど努力や苦労をする描写が足りてない。一応してるんだろうけど描いてないんじゃ分かり難いです。
あと個人的な不満としてはカトリナの扱い。彼女のピークは序盤3話のツンツン状態で、ここなに心を許してからは空気レベルの活躍になります。終盤のオペラ座の怪人編のオーディションだとセンスを制御しきれないくらい役に入り込むいわゆる覚醒描写がありますが、すぐにそれを超えるインフレをここながしてしまい、結局あっさりと敗北。サラッと流されました。静香が一回消えたのにすぐに戻ってくるのももうちょっとやりようがあったと思う。
劇自体はどれも結構質が高いです。あと要所要所でしっかり劇をやっているのはアニメ化範囲においては人間関係の描写に終始していたかげきしょうじょには無い評価点。視聴者のニーズにはしっかりと応えている作品ではないでしょうか。
致命的なマイナスは無いものの、雑さが目立つ大味なストーリーなのでエンタメ作品と割り切って楽しむのが吉だと思います。

投稿 : 2023/06/27
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Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タカヒロらしい作品としては評価

ブシロードが企画して舞台化もしたのが「少女歌劇スターレビューライト」
フッツエンターテイメントが制作したのは「ゲキドル」
そして今作はバンナムが立ち上げた少女歌劇作品になる

メインクリエイターに「ゆゆゆ」「リリーザスパイス」
を手がけたタカヒロ
シリーズ構成に「かぐや様」シリーズの中西やすひろ氏と
アイマスやラブライブのようにバンナムとしては第3のヒット作を
期待していたんだろう

ソシャゲ展開しているので本来はメインのシリウス以外も
複数の少女歌劇団がライバルとして登場するけど

あえてシリウスのキャストにフォーカスしたのはよかったと思うし
テンプレではあるけどそれぞれキャストに愛着はできた

しかし設定年齢見ると主役のここなと静香が高校生
ぱんだと知冴が中学生で一番演技力ある八重は小5((((;゚Д゚)))))))

ひょっとしてモデルは南◯山少女歌劇団ですかw
黒沢ともよさんキャスト入っていないから狙ってはないな

我流の演技でダメダメメインヒロインここなと
ブレーンとして演技指導する静香
母親がワールドダイスターでありドイツ人の美少女カトリナ
序盤はこの3人の関係性を重視した話になっている

オーディションでカトリナに勝って八重の相手役に抜擢された
ここなは相手に合わせる芝居をしてしまい埋没

静香は注意しようとしたが「八重と共演できる事が嬉しい」
と話すここなに言い出せず一時的に離れてしまう

ここなが周りを評価を見て目が覚めて
静香を探して演技指導してもらいここなのアラジン像を創り上げた

このやりとりがのちの二人の別離となり
最終回の「ゆゆゆ〜勇者の章」に繋がるのだが

まずみんなが口にするワールドダイスターが
何を基準としているかわからない

過去回想をよく使うタカヒロ展開も
尺とりすぎて今の取り組みがみえないから
余計ワールドダイスターが見えてこない

最終回で八重がダイスターとして評価されて
しょっぱいトロフィーもらっていたけど
要はオスカーみたいなのでいいのか?
演劇だとエミー賞になるか

物語はガバガバだがキャストの舞台演技はいい
特にここな役の石見さんがオペラ座の怪人で演じた
ファントムの声は声優の可能性を広げる高評価
くぎゅみたいに男の子役のオファーもらえるかもね

まあ悪い作品ではないですし見れないものではない
薄いガバガバ設定さえ目を瞑れば

投稿 : 2023/06/27
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うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャラは作りこんでるけどストーリーが…と思ったらもうすぐリズムゲームが出るのね

ミュージカルスターであるワールドダイスターに憧れて劇団に入り成長していくお話。

「センス」という独特の必殺技みたいなものがある。

主人公役が石見舞菜香だと物足りない。
この手のアニメだと声が張れる声優を使わないと臨場感が足りなくなる。

投稿 : 2023/06/26
閲覧 : 97
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Rye さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

声優泣かせのアニメ(中途半端すぎて酷い)

3話まで視聴してますが、この作品構成が悪いというか、キャラに感情移入させる気がない気がします。
まず、肝心な演劇シーンに至っては自分が演劇に対する知識が疎いのか、全く作中の観客と同じような感情になれず、もっと言うと、正直あの演劇シーンを見ても特に何も感じられません。
ここがとても悪い意味で大きなギャップを生んでいて、演劇シーンが来ても個人的には逆にシラケてしまうレベルです。
ただ、このひとつの原因としてキャラの掘り下げが無さすぎることが挙げられると思います。
主人公である鳳ここな1人とってもそうですが、稽古のシーンや役者になるためにしている努力なるものが殆どと言っていいほど作中で描かれていないため、キャラクターたちの苦悩や葛藤などのシーンが来ても正直、努力してる描写がないので、中々感情移入できない上に、{netabare}スキルなんて{/netabare}訳の分からないもので、ピンチも難なく乗り越えられてしまうのだから、本当にこの作品が物凄く薄いものに感じてしまいます。
正直この作品は本格的に演劇をするつもりも無さそうに思えてきましたし、かといって、訳の分からない方向に振り切るつもりも無さそうなので、本当に中途半端で訳の分からない謎だらけな作品だなと言うのが、3話時点での感想です。
正直、静香がまだ謎キャラクターだから見てるだけで、この謎がなかったらそもそも3話切りしてるレベルの内容です。

追記
もう切りました。
あまりに酷い。
声優さん方が真剣に演技してても、シナリオが酷すぎて、全く感情移入できないし、所詮ゲームのために作られた前座ってぐらいにしか思えないし、音ゲーにするにしてもアイドル物にしたら他と差別化が図れないから、無理やり演劇に落とし込みました感が凄すぎる。正直散々宣伝なりラジオなりやりまくってたのに、ここまで内容が良くないのは予想外でした。
残念の一言です。

投稿 : 2023/06/26
閲覧 : 259
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3

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

さすが、タカヒロ先生!

途中まで見ていると「センスがないわ」の意味を取り違えます。
そして、今回もいい意味で裏切りながら王道のストーリー!
いいね!

投稿 : 2023/05/29
閲覧 : 129
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をれ、 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

それがセンスなのね..。

公式サイト;
https://world-dai-star.com/anime


{それがセンスなのね..。}
その後何話か視ましたが、観客を惹きつける、ソレがよく分かりません。
分からないなりに楽しいかというと、落ち込んで鬱状態な人を見たくないです。ワタシ的に我慢しないといけないようなので、本作にワタシではムリなようです、なので視聴を断念します。


{演劇ガールズプロジェクト・メディアミックス作品のようです。}
 まず、頂点があって、それ以外の全てが敗北者になる、という風な雰囲気にワタシは合ってないです。それに、蹴落とすかディスるか以外のコミュニケーションがほとんど見られないような雰囲気にもワタシは合ってないです。本作はワタシの思うアイドルものの要素が色濃くでています。ワタシ的に、視続けているといろいろリアルの出来事を思い出して、胃炎が悪化するかもしれません。演劇には全く興味はないですが、キャラ絵がカワイイので視続けたい気持ちもありますが、残念ながら本作のクオリティや価値とは関係なしに、極私的な理由で視聴を延期します。

投稿 : 2023/05/22
閲覧 : 152
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2

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:----

ソシャゲ化もされた演劇アニメ

最初タイトルからして土日昼間に放送されてそうなバトルものかなんかかな?と思っていたら演劇を題材にした作品でしたか。

OPとEDは個人的に好みだったかな。ただ、肝心のストーリーの方はそこまで刺さらなかったかな。いわゆる努力をする要素に欠けていて、個人が持っている才能や個性を全面に出したものとなっていて、個人的には見ていて共感出来るものではなかった。

どうやらソシャゲ化もされたそうでCMでバンバン宣伝していてなるほどと感じましたが、それゆえにキャラがたくさん登場するものの、主要キャラ以外は把握するのに難儀しました。個人的には総じて微妙だったかな。

投稿 : 2023/05/22
閲覧 : 91
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3

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タカシ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

面白くないねぇ…

もうちょっと音楽要素とかぶち込むと思ってたけど見ててまったくテンション上がる見どころも無いし
アプリ出すから宣伝しようと出したけどって迷走してる
ゲーム意識で無駄にキャラ増やしたから個人のエピソードもほぼ出来ないしダメな塊

投稿 : 2023/05/08
閲覧 : 125
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mimories さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

意識が低い

 
4話途中で断念。

まず、主人公の意識が低い。最終的にダイスターだかワールドダイスターになるのか知らんけど…。これだけ意識の低いキャラが将来スターになるのだとしたら、観てるコッチはビミョウな気持ちにならざるを得ない。いや売れない地下アイドルでもお前なんかより全然頑張っとるわ…的な。

それもこれも内容の雑さ。あまり考えてない練られてもいない説明する気もない。
まず、彼女らが立つ舞台の大きさや凄さなどを微塵も感じさせてない。なんでここから世界的役者を目指すのか理解できなきゃ凡作一直線。
主人公は「憧れの」という劇団の主役までやってるキャラを1ミリも知らん描写をわざわざ突っ込むわ、ホント雑すぎてアタマが痛い。
作画も間違ってる部分あるしビミョウ。音楽自体は悪くないと思うが急に歌うし。ヘタクソか。

こういう作品はキャラが頑張って成長して目指す舞台に立つのが楽しいのかと思ってたが、センス←とかいう異能だけで片付けてしまうせいでキャラに全然魅力が備わらない。当然感動もない楽しくもない。監督さん今後は頑張ったほうがいいかと。

いろいろと意識が低いので断念。

投稿 : 2023/05/01
閲覧 : 522
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大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観たい

タイトルださ… からの、意外と内容の悪くなさ。驚かされると評価は上がりますね

数ある溜まっているアニメの中で、これから見たのは…
切れるかな? と期待したからです。
・基本的にアイドルものは好みじゃない
・タイトルがダサい
といった理由でつまらなそうに思ったので。
まあ視聴した結果としては、悪くなくて少なくとも即座に切れるような内容ではなかったです。

絵は、なかなか頑張ってますね。ヒロイン達はしっかり可愛いです。
ヒロイン達の演技の良さに説得力があった。
演出ありきな所もありますが、それも含めてメインヒロイン達が良い演技をしているのは伝わりました。
そして、1話最後の裏切り。なるほど、だからあの子はエントリーできなかったのか。
なんでエントリーしていないのか不思議でしたが。
主人公のうじうじっぷりはちょっと苛つきましたがまあ1話ですからね。
とりあえず即座に切るクオリティでは無かったです。

まあそろそろ本数がやばく、物理的に見きれない、録りきれないとなったら本数次第で諦めます。

…で、最後にタイトルのダサさ。
ダイスター… 大スターですね。最初気付きませんでした。
大スターって言葉、そういえばもう死語じゃないですかね。

一応ググると多少記事もヒットして、あれ、まだ使う人居るんだ、と思ったくらいです。
石原裕次郎や加山雄三を大スターと呼ぶのは違和感ないんですが、今の人気俳優を大スターと呼ぶと違和感バリバリですw
いつから大スターって呼ばなくなったんでしょうかね。

まあアイドルものではスターという言葉がしばし使われるので、スターだけならそこまで違和感無かったんですが、大スターはなぁ…。

まあ舞台設定はあえて20世紀、まだ大スターという言葉が現役だった時代に設定しているので、わざとやっているのは見ればわかりました。

現代なら配信とかYoutubeとか、他にも稼ぐ方法はいくらでもあり、逆に舞台というのはそこまで力が無いわけですから、時代を昔にするのはわかります。
というわけで見た後にはある程度納得はしたのですが…。
でもダサいものはダサいですね。

投稿 : 2023/04/11
閲覧 : 213
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2

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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」あたりが好きな方なら。

詳細は略。制作:ラルケ。メディアミックスプロジェクト作品で、ソシャゲが出るらしいです。

うん。何も語ることがないです。
のっけから、本渡楓さんかと思ったら石見舞菜香さんだった主人公が、大スターになりたいなりたいってな感じで、ああ、さよけ、としか。

ワンチャン、いろんなサブスクに同時配信されていたら観たかもしれませんが、最近やけに独占だの単独先行配信だの余計な茶々を入れ始めたDMM.TVが単独先行配信なので、もうけっこう。

ま、こういった声優ドル売り系のアニメは、定期的に出しておかないとマネタイズできないといったところなのでしょう。ということで、需要あるところに供給あり。需要の適用外の僕は外れておきますね。

投稿 : 2023/04/10
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1

kumanogawa さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/02/18
閲覧 : 4
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ワールドダイスターのストーリー・あらすじ

20世紀、輝かしい演じ手「ダイスター」の出現によって、演劇は世界規模の大ブームとなり、数多の役者たちは「ダイスター」を目指し、その頂点たる「ワールドダイスター」となることを夢見ていた。 鳳ここな、16歳。彼女もまた「ワールドダイスター」になる夢を追い、憧れの劇団「シリウス」の入団オーディションに挑もうとする。 ここなはそこで目の当たりにする。 きらめく才能の持ち主たちを。 舞台に懸ける覚悟と情熱を。 そして、自身に秘められた“センス”を。 光溢れる舞台の上で、夢と輝きに満ちた物語が、いま始まる――。 舞台で輝く、私だけの光(ルビ:センス)(TVアニメ動画『ワールドダイスター』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ

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