マーティ さんの感想・評価
4.3
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊の感想・評価はどうでしたか?
マーティ さんの感想・評価
4.3
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
camuson さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
私にとってのこの映画は、
廃墟での草薙素子による対多脚戦車単独戦闘シーンに尽きます。
自分は一体何者なのか?という疑問にとり憑かれ続ける鬱屈、
答えを追い続ける孤独、解放への僅かな望みをかけた無謀行為。
手足がはじけると同時に、こちらの胸も張り裂けました。
ガラスの天蓋を撃ち落とすと光学迷彩が破れて戦車が姿を現す、
生物の進化の歴史をあらわすレリーフが銃弾の穴で削られる、
などなど、前振りの演出も密度が高く意味深なのですが、
よくよく考えると、何の用途の建物なのかよくわからないですよね。
哀愁漂う音楽も素晴らしいです。
カミタマン さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
2021/11/25 投稿
同日 加筆
自分とは?人間とは?命とは?
そんなことを問いかけられます。
答えが出ない問いです。それすなわち,哲学っていうやつです。
押井監督の好きなやつですね!自分も好きですw
自分は,正直に言ってそれほど深く考えるわけでは無いのですが,こういった雰囲気が好きなのです。
結構こう言うのにコロッとだまされちゃいます^^;
「あぁ~~面白かった!!」ってなっちゃいます。
昨晩(2021/11/24)たまたま見たNHKのクローズアップ現代でピーター・スコット・モーガンという人を取り上げていました。詳しい説明は検索でもしていただくと言うことで省きますが,攻殻機動隊の世界がもうすぐそこまで来ていると感じました。
そんな現代だからこそ,本作のテーマ的な事が再び強く意識させられるようになっているのかと思います。
って,本当は難しいことはどうでも良くて,とにかく楽しめました。
なんかいい雰囲気の面白いストーリーで
作画も現在見てもレベルが高いと思います。(特に戦闘シーン,逆にキャラクターの造形は好みが分かれるかなと思います。)
音楽も素晴らしいです!
古い作品だと思って見ないのはもったいないと思います。
特に,面倒くさい話wが好きな人はぜひご視聴を!!
追記
この作品を視聴後に異世界転生ものを見ると
前世の記憶を持って転生した主人公について
色々と考えてしまったりしちゃいます。(笑)
takato さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
本作で攻殻のブランドは始まり、「世界の押井守」が始まったと言っても過言ではあるまい。しかし、共にそれらの本質とは微妙に違うものとして広まってしまった始まりだと言いたい。
本作の少佐は明らかに生に飽きてウンザリしている。生に対する倦怠という押井さんのテーマが全体を曇天で覆い尽くしている。こっから高尚で難解な攻殻であり、作家な押井守というイメージが広まってしまった。
しかし、原作のニュアンスはかなり違って少佐はわりと生を楽しんでいる(ノリが明るいし、レズビアンセックスも屈託なく行う)。ヤンマガに載ってたくらいだから、そこまで暗くも真剣すぎでもないのだ(難しいのは否定しないが)。
押井さんもフィルモグラフィーを振り返ってみれば、この人のヒット作ってみんな他人の(パトレイバーはちと違うが)キャラ人気がある明るいノリな作品を原作にしてるものばかりなのだ。うる星やつら、パトレイバー、攻殻、特に前の二つは全然重くない楽しい日常コメディーと言っていい作品だ。
つまり、押井さんはオリジナリティー溢れる作家タイプではなく、実は人気作品をアレンジする職人として、演出家として優れているタイプなのではないだろうか?。この辺の誤解が押井さんを幸せにも不幸にもしたと思われる。
問題は、いかに立ってるキャラを用意できるか?だと思われる。あと、盟友の脚本家の伊藤さんみたいに相性が良いバランス感覚がある人とタッグを組めるか次第かな。
改めて見ると、沖浦さんや磯さんのスーパーアニメーションの凄さが世界を驚愕させたのだろう。こんなに重量感、リアルさ、クールな描写が95年の段階で存在したんだから、むしろ今は退化してんじゃね?って懐古厨じゃないが思ってしまう。
ただ、TV版に比べちゃうとユーモアのない世界なのがやはり物足りないところがある。あと、よく考えるとあんまりイベントないような。
ちあき さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
攻殻機動隊がアニメとして世に出てきた最初の作品。
士郎正宗氏による漫画が、監督・押井守氏の手によってアニメ映画化されました。その内容は何とも表現しがたい部分もあるのですが、興味深いの意味でおもしろさを感じました。
TVアニメ版「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」、またそれに続く2作品もありますが、劇場版とは全くストーリーが別物ですので注意してください。
本作に続く話は、同じく劇場版の「イノセンス」です。
ただ、私にとって攻殻機動隊と言えば、まず最初に本作が頭に浮かびます。
それほど本作は印象深い良い作品だったのだと思います。
TV版、劇場版共に「個と全体」がテーマにありますが、本作はそこに「自分とは何?」ということも考えさせてくれました。
Takaさん さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ヘラチオ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
超高度ネットワーク社会の中で、より高度・凶悪化していく犯罪に対抗するために政府は、隊長・草薙素子少佐を始めとする精鋭サイボーグによる非公認の超法規特殊部隊を結成。公安9課「攻殻機動隊」の誕生である。 ある日某国情報筋から攻殻機動隊に警告が発せられる。EC圏を中心に出没し、株価操作・情報操作・政治工作・テロなどで国際手配中の”通称:人形使い”が日本に現れるという。素子は犯罪の中に見え隠れする”人形使い”の影を追う。というあらすじ。
この作品が押井守の知名度をさらに押し上げた。
良い感じに纏まっているサスペンス。
少佐だけじゃなくてバトーやトグサも良いキャラクター。
オタクなら一度は見るべきだと思う。好き嫌いは別にして。
shino73 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
押井守監督作品。
種としての生命は、
遺伝子という記憶システムを持ち、
人はただ記憶によって個人たり得る。
様々な外部装置の進歩により、
記憶の改ざんも可能な世界にいる人にとって、
「私」を他人に「私」であると、
証明できるものは驚くほど少ない。
「私」を規定するものは何だ?
混沌の世界に展開される、
押井守×士郎正宗の哲学、娯楽との邂逅。
当時の粋を尽くして描かれる虚構と現実、
現代もなお、この作品に追い付けてはいない。
私たちの自我に対する根源的な問いかけ。
人と機械の境界線が曖昧な時代。
原初の海から生命が誕生したように、
広大な情報の海は何を生み出し育むのか!?
正真正銘、傑作シリーズの始まりです。
もう一度問わねばなりません。
「私」を規定するものは何だ?
何を持って「私」であると証明できるのか?
えりりん908 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
人は。
生物は。
およそ命あるものは。
かたちある限り、滅び去り、死に逝く。
押井守さんは、
くり返し
くり返し
そのことを考え続けているのでしょう。
そして、
ループする物語としてでなく、
ファンタジーとしてでもなく、
滅亡する定めを克服しようと、
いつも、いつも。
もがき、苦しみ、天上を見据え続ける。
そんな物語。
消えゆく肉体と引き換えにして、
ネット社会の中に、
精神とゴーストを、
生き残らせ続ける。
かたちを捨て去ることで
成し得る形而上の存在。
そんなSF世界の中に
きっと救いを求めたのでしょう。
高尚で聡明で複雑で、
それでいてシンプルな
唾棄すべき憧憬。
私には
その情動は、
人形遣いの
船上の素子へのコンタクトと同様、
聞き入れ収斂することは
叶いません。
きっとそれは
おそろしいことだから。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
スタンドアローンコンプレックスも本作も凄いが、この漫画が1989年に既に発表された奇跡を実感してもらいたい。
おそらく女性主人公では初の軍人の将校だし、インターネットに言及してるし、ポリティカルな部分でも読みごたえがあるしで「今」読まれるべき漫画の一つだ。
絵は正直クセがあり読みづらく、注釈を読まないと理解できない漫画(そんなの他にはファイブスターストーリーくらいか。。)だが、それ以上の価値があります。
※内容に関してですが、ネットのアクセスや人体改造による身体感覚の拡張によって、人々の意識やアイデンティティがほぼ無意味になり、ありとあらゆる「宗教」や「倫理」が解体され、唯一頼れるものは作中で語られる「ゴースト」
つまりは己自身の「自我」だけが頼りであるという話が全体を通した本作の確信になっています。
「そう囁くのよ。。私のゴーストが。。」というのは、人や社会が分断され孤立した際に、一体何が最後に残るのかという問いかけになっているところも見所です。
haruto さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ASKA さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作士郎正宗、監督押井守のゴリゴリのSFアニメで、
電脳、ネット、義体とSF要素満載で。
主人公の草薙素子少佐がかっこよくて。
次々に出てくる近未来の描写がかっこよく、そのうえ作画もリアルで、登場人物みんなかっこいいので最高です。
TVの攻殻も良いのですが、こちらの映画版も良さがあります。
ハンガー さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
あらすじ
{netabare}脳以外はサイボーグ化できる様になった世界で、まさに脳以外をサイボーグ化した主人公、素子は公安9課に所属している。素子は人形使いというデータから産まれた人格に関わる事件の調査に乗り出すが、人形使いを追う過程で自分は人間と言えるのかという問いに囚われ、人形使いからの誘いに乗り、彼と意識の融合を果たして、何処かへ消えてしまう。
作中で生物の定義すら曖昧と語られていたのは、技術革新が急速に進んで、交渉する余地が無かったせいだったり?
ドローンの法整備が間に合わなくて、今の日本ではガチガチに規制されちゃったようなものかな?{/netabare}
内容が難解で哲学的と言われるだけあって、寝落ちしたりしながら何度か観て漸く内容を理解できた口だけど、振り返ると「中身こんだけ?本当の事件はここからじゃん、、、」と不服に思う様なストーリーだった。
素子の思考の変遷や葛藤が丁寧に描かれていれば、そういう物語としてアリかなと思うけど、女心は秋の空とでも言うようにサラッと描かれていて、マジで短調。
難解と思っていたのは集中力の問題で聞き逃した雑談みたいなセリフの中でちゃんと語られていた。重要な用語は印象づける演出をすれば、そんなに難しい話でも無いんだけど、それをしないから押井監督が評価されてるんだと思うので、この辺で突っ込みはやめておく。
作画はとても良い。
少々崩れているようなところが見受けられたが、それをものともしない圧倒的に上手いカットの数々。見応えは抜群だった。
超作画を観る為のアニメと捉えられる人にはお勧めしたい。
そうじゃ無い人へは現状悩ましい。
次作のイノセンス次第かな。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
この作品の原作未読ですが、アニメに詳しくなくてもタイトルくらいは見聞きしたことのある超が付くほど有名な作品です。
本来であれば、このシリーズは第1作目である本作品から視聴するのがベストなんだと思いますが、ソースを持っていなかったのでずっと視聴することができず、流れで以下の2作は視聴してしまいました。
・攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE
・紅殻のパンドラ
どちらも記憶には残っていますが、目一杯堪能できたかと問われると答えはクエスチョンです。
その心情に至るまでの経緯や、状況を何ひとつ分からず視聴しているのだから仕方がないのですが、それがずっと心の中で引っ掛かっていたんです。
それに士郎正宗さんの作品に触れたことが無かったので、ファンがニヤリとして貰える要素が散りばめられていても気づけなかったり…
そこで登場するのが最近、如実にお世話になっているNETFLIX。
調べてみると攻殻機動隊シリーズが結構視聴できることを知り、今回の視聴に至っています。
完走して思ったこと…
1995年に上映された作品ですが、今視聴しても古さはあまり感じませんでした。
当時は相当センセーショナルだったのではないでしょうか。
そして私は、草薙素子少佐の歩んできた道程を何も知らなかったことを思い知りました。
広大なネットの海の産まれについても然りです。
しかし、サイボーグであることと不死であることは同義じゃありませんし、ムチャをして良い理由にもならないと思います。
それなのに、少佐の立ち振る舞い…あれじゃ命が幾つあっても足りないでしょうね。
何がそこまで彼女を駆り立てるのか…きっとこの辺りの顛末もいずれ分かるときが来るのでしょう。
そして視聴後にwikiをチラ見して知ったのですが、映画「マトリックス」は本作の影響をだいぶ受けていて、共通するシーンもあるのだとか…
アカデミー賞を受賞するような作品に影響を及ぼすなんて、とても凄いことだと思います。
このシリーズは、劇場版とTVアニメ版がありますが、今でも悩んでいるのは視聴の順番です。
原作既読組の方なら、視聴の順番で悩むことなど1㎜も無いのでしょう。
これが原作未読組の辛いところなのですが、折角視聴するならベストを尽くしたいじゃありませんか。
でも正直良く分からないので、時系列順に視聴してみよかな^^;?
引き続き、「イノセンス」を視聴したいと思います。
デルタ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
攻殻機動隊の原点であり,この作品に続くSF作品に多大な影響を与えたのが本作品になります.本作の特徴は「リアリティのあるSF設定」かなと私は感じています.劇中では電脳や義体,人工知能が発展している世界観が描かれていますが,車は空を飛んだりしませんし,キャラクターたちの武装も普通の実銃です.近未来チックな街中のすぐ近くにはスラム街があったりします.私はこの「過度に未来過ぎないリアル」が本作の重厚感ある世界観の基盤であり,魅力だなと感じました.
制作当時「ネットは広大だわ」という素子の言葉は,今よりもっと現実感の薄い言葉だったと思います.現代社会を生きる我々にとって「ネット」は当たり前で,なくてはならない存在になりました.まだ現代の技術は作中の技術には及ぶものではないですが,「いつかこんな世界になるんだろうか」というSF作品の醍醐味ともいえる期待感のようなものを公開から20年以上たった今なおも与え続けてくれる本作品はSFという分野を代表するアニメ作品といえると思います.
退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
難解だの深いだの評価がついてまわる本作だが、
意味有りげなディテールをそこら中に散りばめて
「よくわからんけどなんか凄そうという印象
だが実のところ何にも中身はない」
という構造はエヴァと同様である。
それ故に考察など様々な楽しみ方が出来る懐の深さ
が今だに人気シリーズである理由。
悪口に聞こえるかもしれないが逆である。
こんなにカッコイイ作品はないし、
このカッコ良さがわからん奴とは仲良くなれない。
本作と原作の両方好きな立場の私の見解
原作を読めばわかると思うのだが
本作は原作から世界設定だけ借りた全くの別物。
説明を放棄しているのは一緒だが…。
原作の素子の見た目はいかにもマンガチックで
受け付けない方もかなりいるだろうし、
行動原理など含めキャラクターとして別人。
シリアス一辺倒で暗い画面のダークな雰囲気は
原作のヲタク臭さを見事に払拭させている。
ヒットさせることを考えれば完全な正解。
うる星やつらで高橋留美子を激怒させた
原作クラッシャーとしての本領発揮である。
熱心な原作ファンが監督すればこうはいかない。
ああFSSを押井がやってくれてたら…。
ちなみにパトレイバーは漫画原作ではない。
ゆうきまさみはコミカライズ担当で最初から別物。
押井守はアーティストというよりはチューナー。
不相応に集金能力に長けるという点においては
詐欺師でもあり、それが名監督の条件でもある。
エンターテイメントを楽しむということは
野暮は言わずうまいこと騙されるということだ。
解らなくて難しいという評価が散見されるのだが、
もっと気楽に楽しんでもいいのではないかと思う。
専門用語を暗記でもしないとバカにされるのか?
アニメを熱心に考察してマウント合戦なんて
本当に馬鹿げてると思う。
解釈も楽しみ方も沢山あるからこそ、
沢山の人に愛されてるということなのに。
参考までに、私の本作の楽しみ方。
多 脚 戦 車 は 男 の ロ マ ン
こんなんでいいんじゃねえの。
たこわさ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
作画は間違いなく歴代トップクラス
独特の世界観は唯一無二
複数回見てもなかなか理解するのは厳しいのでは?
初見の人はTV版から入った方がいいかも
プラント浜口 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ダビデ さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
面白くDVDを購入して何度も観ました。
戦闘シーンも最高でした!!
話しはちょっと難しく,初めて見たときはよく理解していなかったのですが,今となっては,物語性の深さに驚いています。
かまいたち さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
良い点
・ストーリー
・作画
・作品のテーマ
注意点、悪い点、留意点
●一回見ただけでは完全に理解できない
押井守作品あるある。考察や解説サイトを見てから見返すことをオススメする。
●グロシーンあり
後半にとてつもなく、グロいシーンが1つある。
苦手な人は注意。また全身義体(サイボーグ)の少佐の腕が裂けるシーンや、opでは女性の全裸なんかもあったりする。
●少佐(草薙 素子)が怖い(※個人的意見)
無表情なシーンが多いためなのか、作画の絵柄のせいなのか、初見の印象では少佐が怖いと感じた。
エ口さとか可愛さとかそういう類は0に等しい。
まぁ、“全身義体”という設定を反映した演出なのかもしれないが...
●前情報は少し必要
●終わり方
他のSF作品によくある敵を倒して一件落着!という終わり方ではない。
一回見ただけだとヌルッと終わって、“これで終わりなの?”となってしまう一因にもなっている。
総評
独特な世界観を持つサイバーパンク、SF作品として完成された作品。面白いが、初めて見る人には少しハードルが高いかもしれない。
メタトロン さんの感想・評価
4.4
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
押井版攻殻機動隊が醸し出す雰囲気は至高!
劇場版の限られた時間の中では難解なストーリーになってはいますが、その中で攻殻機動隊の根幹となる命題を提唱しています。
あと物語のリズムが心地よい。
タツヤ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ザカマン さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
攻殻機動隊はここから始まる
色あせない先進的な作品
じん さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
レビューはタイトル通りだ。この映画は80分という狭さながらSFの世界観、登場人物の人間関係、メッセージが詰まったまま綺麗に完結している。
この作品について語り出すとキリがないが、各所に見られる暗喩が非常に効いており、見るうちに画面の中を探して目が走り回っていた。
この作品が非常に上手いと思わせるのは、レイアウトだろう。画面の中の配置が台詞にマッチして対比を演出したり、同一性を描いているところには驚かされた。見終わってみると実は戦車の弾薬、素子の揺れ、バトーの腕、ゴミ回収業者の走り方、その全てが均整的だと気づく。
台詞と声色によって人間関係が浮かび上がるという、映像化におそらくすこぶる遠い文学的な要素がいくつも見つかっている。
エンタメ性を削っているように見えるらしいが充実感に足りないところも見つからなかった。
シリーズの中でも人を選ぶ作品とよくいわれる。確かに享受という類いのエンタメではない。
このように作られておきながら知名度は足りないような気がしている。放映からこれだけ時間が経ってしまうと話題にもならない。この映画のファンとして悲しいことだ。
この作品(原作も含め)から30年の時間が経って、専門用語も我々に近いものとなった。我々が同じく考える、登場人物の私を決定する謎の存在ゴーストについてこの作品を見ながらコーヒーでも頂こうではないか。
ぶろん さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
あらゆる作品に影響を与えた作品。
一部では神格化されるほど完成度の高い作品で、今の作品と比べても全く見劣りしない。
それを考えると、当時これが世に出た時の衝撃は凄まじかっただろう。
押井作品特有の哲学的な問答が魅力的で、物語のメリハリがしっかりしており、中だるみというものが存在しない。
各登場人物の台詞をしっかり聞き取り、理解することで深く長く楽しめる。
ニワカオヤジ さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作の、士郎正宗の漫画の方はあまり好きになれません。
・設定などの情報を欄外に大量に書き込んでおいて、読者側に世界観を絵ではなく活字で理解させようとする。
・その説明文が下手すぎる。理解できる人だけが理解してくれたら良いというような文章は、結局は文章表現から逃げているだけに思えます。
・設定を理解した上でストーリーを追ってみると、割と単純な話で拍子抜けする。
・アップルシードやドミニオンから全く進歩がない
この感想は、2018年現在ではなく、発売当時のものです。
アップルシードの1~2巻の頃は、絵も綺麗だし緻密なサイバーパンク設定が斬新だったのでよろこんで読んでいたのですが、やはり物語自体があんまり面白くないので攻殻機動隊の頃にはすっかり飽きてしまってました。
で、本映画も避けていたのですが、このたびSACを先に数話見てみると、漫画とあまりに印象が違うので、映画も見てみようということになりました。
SACもですが、本映画は士郎正宗の設定だけもらって、キャラクターの性格とかはストーリーは全くのオリジナルなんですね。これが漫画よりも整理されていて分かりやすくなっていました。
しかし、SACと比べると、少佐のアイデンティティに関する心理描写のシーンが多くて、それが当時のアニメとしては珍しいのかもしれないけどSF全般としては至って普通のテーマですので、ちょっと退屈で眠かったです。
そして少佐が人間離れしすぎて、原作のロボットより更にロボット寄りなので感情移入できませんでした。
すぐ裸になるのも、芸術感を出したかったのかもしれないけど陳腐で不快でした。
折角の映画なんだからもっとアクションを多めで、裸もラッキースケベくらいの低俗なやつにしたら良かったのに。まあそれはそれで面白くなさそうだから見ないけど(笑)
lumy さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作未読、SAC2シリーズ視聴済みです。
先にSACを見てしまったのですが、逆に正解でした。
本作は、攻殻機動隊で語られる専門用語についての
説明が少ないので(しかも当時はwikiもないw)、
SACで世界観を知っていて、ストレスなく視聴できました。
ストーリーは、哲学的で、難解ではありますが、
テーマはいたってシンプルで、SACシリーズよりも
分かりやすいかもしれません。
この世界観や作画クオリティが1995年に存在したことも
驚きですが、
「自分はいったい何者か」という問い自体が
1995年という年を象徴していたように思います。
これだけのハイクオリティな作品なので、
製作には数年かかっているはず。
その製作中に起きた様々な事件・事実を
受け止めた本作の多様性が印象に残りました。
ちなみに、私は荒巻“部長”ではなく“課長”派ですw
アオイ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
面白いが気軽に見れない
攻殻機動隊シリーズは全部見ているが、、
そこいらが欠点なのかも
ヒロウミ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
1995年公開作品?マジでっ!?原作マンガ1989年?マジっすか!?な物語。
この作品に触れるきっかけとなったのはパチスロ攻殻機動隊S.A.C 2nd GIGを打つ機会があり「タチコマ」のファニーな言動が面白くぐっと興味を引かれた。タイトルだけは聞いたことがあったがそれ以上もなく無関心そのものでした。
SF世界でゆったり流れる空気なのに至るところに撒き散らされた霧が充満しもやがかかったストーリー展開。退屈もハラハラも大きくあるわけではないがそれでも画面に食いついてしまうこの物語はマトリックスとセブンが合わさった空気感。そんな雰囲気が好きな方は事前情報無しでも楽しめる物語。この作品独自の専門用語が多いが何となく掴めると思います。
緻密に描写された世界、その世界を深く落とし込む劇中音楽、キャラクターに命を吹き込む声優さんたちの演技。Production I.G制作の近未来作品のロボットやアイテムやっぱ良い!良いぃぃぃ!
あにこれだと150位なんですね。ガタガタ物語&ロボダサなコー◯ギアスやS◯Oよりこれ間違いなく面白いと思うんだけどなぁ。
このシリーズ完走前からべた褒めしちゃってますが完走後再評価しようと思います。このシリーズの公開順序をご存知の方はご一報ください。
劇場アニメから出てしまっが故にエヴァほどの知名度を得ることができなかったのかもしれないが劇場アニメだからこそあるこのクオリティ。Production I.Gであれば大きな差異無く制作しただろうけど1年早く公開されていたらどうなっていたのか見物でもある。
タチコマいつ出てくるんやぁ?
windnaut さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「人形使い」を追う群像劇
すべてのセリフ(本当にすべてのセリフ)を記憶する必要がありその記憶が次のセリフの理解につながる、知識の積み重ねと達成感を味わえる作品。実をいうと攻殻はおしゃべりがうまい女性の方が男性より向いてる作品かもしれない。
あまりにもシビアな作品で薦めづらいがこれも私の中で5本指に入る神アニメ
以下シーンごとの記録と感想、ネタバレの塊:
起承転結、起の章(秘密会談参加者ゴーストハック事件)
{netabare}
シーン1:とあるビルで
{netabare}
{netabare}
内容(つかみ):亡国外交を建前に国の重要プログラマーを拉致するところを公安六課が制圧、外交官は免罪できる手形を持ってたので。プログラマー流出防止のため「公安九課」(草薙素子=少佐)が武力介入、外交官はその場で射殺。六課と九課の立場を少しながらあらわにした。そしてOPへ。
{/netabare}
感想:
ワクワク
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
{/netabare}
シーン2:エレベーターの中
{netabare}
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内容:六課の偉い人と九課のボス荒巻の会話。日本はつい最近政権交代があった「アベル共和国」の政府に援助金を続けるか断つかの立場にいるが。日本側はアベル共和国の新リーダーは先がないと判断。新政権は金も自力で手に入れたわけでもなく、援助金は歴史上日本が圧力をかけてたことの贖罪だと認識されてるので感謝もされないので日本の立場としては援助を切りたい。だがもう一つの問題はアベル共和国の元軍事部門のボス「マレス大佐」が日本に亡国してる件。そこでアベル共和国と日本は「秘密会談」を主催し、日本側の交渉目的としてはマレスを渡すことを条件に援助を切るか、マレスを渡さず援助を続けるか(絶対に選びたくない)の2択を迫ることだが。実際のところ日本はマレスを国外追放して援助も切りたい。だが世論的には正当な理由もなく表向きにマレスを追放できないところ。偉い人がエレベータを降りる際の一言‘亡国の件ありがとう 表向きの人(六課)は手を汚せないからね’
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感想:
ここ1分のシーンでさりげなく出てくるマレスというキーパーソンとアベル共和国。記憶が正しければ映画で登場するわけではないが。物語を理解する上で絶対に知っておかないといけないキーワード、事件の黒幕は目的を果たすためいろいろな事件を繰り出してくるが、自分がやってるとバレないためマレスの名を使い、一連の事件はマレスを中心に動いてるように公安に見せる。ちなみにここで六課は公安の表部隊、九課は裏部隊と説明された。
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ね、メモ帳ないと無理でしょ。「マレス」と「アベル共和国」と「秘密会談」に気づかなかった人はこの時点でもう後の事件がなぜ起こってるのかわからなくなちゃうの。その人たちはここから起きる一連の事件に一貫性を見だせなく。公安九課が日常的になんとなーく起きてる事件解決してるように見えてしまうのがこの作品の怖い所。
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シーン3:観察室
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内容:公安は世界を跨いで活躍する悪名高いハッカー「人形使い」がすでにネット端末の隅々に介入していて秘密会談の妨害工作を仕掛けてくると疑い、参加者全員に網を張っていた。その頃、読み通り会談に参加するはずの通訳官が電話回線を通じて「ゴーストハック」されてしまった。使用されたウィルスは旧式のHA-3。バトーと石川が逆探知を通じて発信源を追ってるとのこと。少佐は合流命令を受けつつベッドに横たわる金髪で上品な成り立ちの通訳官、そしてモニターに映る彼女の脳スキャンを振り返って見ていた。
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感想:映像作品は小説などの活字と違って文字に頼らない表現ができるのって本当に素晴らしいなと思ったシーン。「ゴーストハック」って作中には説明されてないんだけど、モニターに映る脳スキャン、通訳官の頭に刺さった電極、取り出された脳殻。なんとなく「他人の脳にハックする」ことだとわかるし。ここの通訳官の容貌を覚えていたら次のシーンで強い違和感を覚えることになるだろう。
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シーン4:装甲車の中で
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内容:少佐とトグサと装甲車での会話。人形使いは一度に複数のゴーストハックをすることからそのコードネームが付いたらしい。この事件に対して少佐の意見は人形使いが旧式ウィルスでハックした訳はマレスがスポンサーで疑いを避けたいから、だがマレスは人形遣いに利用されている一人にすぎない。それにトグサは「根拠もないんだし考えすぎじゃない?」と返答。少佐「そう囁くのよ、私のゴーストが」。そして少佐はトグサが愛用してるリボルバー拳銃「マテバ」に不満の意思、チームを組んでるから火力制圧がいいザツタバにしてほしいと。そしてほぼサイボーグ化されてない所帯持ちで本庁出身のトグサを九課に編入した理由に「組織も人も特殊化の果てにあるのは緩やかな死、それだけ」と挙げた
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感想:トグサ―!攻殻シリーズで大好きなキャラクター。鋭い観察力と電光石火のひらめきの持ち主でやさしい。マテバは殺傷能力ひくいから人を殺さず捕まえる警察時代の名残かな?このシーンは攻殻シリーズの名セリフがいっぱい出てきて大好き。
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シーン5:ゴミ回収場
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内容:ゴミ収集員の男が公衆電話を通して通訳官にゴーストハック。男は妻と離婚して娘に浮気を疑われているらしい。男はバーで出会ったプログラマーに離婚の話をしたら「障壁破り」を手に入れて他人のゴースト(脳)に侵入することが可能になった。それにポイントを変えながら侵入すればバレないことも教わっており。石川とバトーが逆探知で現場到着したのも男たちがゴミ収集を終え去っていった後のこと。途中すれ違っておりバトーがごみ捨ておじさんから男が公衆電話を利用してたことを知り、すぐさま清掃車を追うことに。
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感想:バトーすげぇ!なぜ気づくし、普通ドライブしてて清掃車なんて気にしないでしょ。ここで「シーン3:観察室」の伏線を回収してるんだけど。一つは公衆電話でもう一つはゴミ収集者と通訳官。この組み合わせはどう考えても釣り合わない。強烈な違和感に襲われた私でした。ゴーストハックで記憶を変えられてるんじゃない?―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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シーン6:再び装甲車で
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内容:少佐が収集員が実行犯だと知り清掃局のネットにアクセスしゴミ収集車のルートをゲット。バトーに次のポイントへ、石川に男の自宅へ先回りするようオーダー。一方男は同僚に自分の家庭の写真を見せようとしたが同僚から「他人の家族写真見る趣味はない」と拒否されてしまう。その頃清掃局から電話が入り自分が追われてることを知りポイントを一つ飛ばしてプログラマーに会うことに決定。少佐もそれを確認し次のポイントへ向かう。バトーは予定してたゴミ収集ポイントから疾風のごとく現場へ駆け向かうのであった。
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感想:クールに見えて実はドジっ子な少佐に吹いた(笑)バトーは「だからもぐれっつってんだ」で完全に夫気取り、和む。一方少佐はクールでそれを無視しオーダー出し続けて華麗に躱していったけど、こういうやり取りがあるとキャラが生きるなって思った。男の家庭写真でやっぱり本当に通訳官の家族か疑う自分。
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シーン7:某公衆電話の前で
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内容:電話ボックスの前にはグラサンかけたプログラマーが防壁破りを設置していた。
公安の存在を察知した彼は懐に隠したサブマシンガンを取り出し直ちに発砲、清掃車はタイヤの爆音とともに転倒、尾行していた装甲車もそれを追うように共倒れに。そしてグラサンは弾倉取り換え装甲車めがけてオート連射で固め打ち。装甲車は風穴開けられ満身創痍。まもなくして爆炎があたりの壁を真っ赤に照らした。そこにバトーが到着。とっさに脱出した少佐は引き続きバトーとともにグラサンを追跡。トグサは収集員2名を逮捕。
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感想:このグラサンがMatrixのMr. Smithの原型なんじゃないかと思う。少佐が上から回り込む前にちゃんと指令を出してたりと細かいところが圧倒的に多いから展開がスムーズなのが素晴らしい。会話が少なくて息抜きができる貴重なシーン。バトルシーンは休憩タイム。
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シーン8:バトルシーン
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内容:バトーはモニター一面の壁に浮かび上がる人影に向かって発砲。グラサンは正面対決を避け裏道に逃げ込む。裏道を抜けた後人山人海の中に微か響く衝突の音、淡く光る人影。バトーは声を上げ光学迷彩を着用するグラサンを川に追い込む。そこへ屋上で待ち伏せしていた少佐が揺れる小舟をサブマシンガンで狙い撃ち。水花四濺と共にグラサンが姿を現した。グラサンは少佐に向かって掃射のお返し。ひるんでる隙に、対岸の塞城に逃げ込んだ。水でぬれた光学迷彩はもう使い物にならないと判断。無口のままそれを脱ぎ捨て無機質の塞城を抜けるとグラサンは撒いたとしめて安堵の笑みを浮かべる。そして同じく光学迷彩を使用される少佐にぼこぼこにされるのであった。地面に接吻を強いられたグラサンは「吐くことはない」とプライドの咆哮。それにバトーは「自分の名前も知らねぇ野郎が、偉そうなことぬかすな!馬鹿!」と一喝。赤い血が流れる人形は哀れである。
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感想:市場のシーン作りこみすごい、バトーとグラサンだけでなく民間人の表情動きも描きこまれて滑らか。途中ミカンが降ってきたり、箱が崩れたり、鶏が跳んだり。逃げる人々、薙ぎ倒された人々。驚愕の声、恐怖の神色、こわばった顔、苦しみの表情。人中を駆ける疾走感。そして時間差で演出に深みを出すターレ。それらすべてが25秒に圧縮されていて。セル画書き込みの濃さから昔見た「マクロスプラス」のゴースト戦を思い出す。そして最後、バトーの言葉からグラサンは加害者でありゴーストハックをうけた哀れな被害者でもあることがわかる。
グラサンの声優さんには100点あげたい。少佐に関節外されたり顔面ワンツーパンチからの回し蹴りのコンボを食らって倒れるときの発音は日本のものではなく中国のもので。起き上がりはなまりを感じさせない程度の日本語。後で調べてみたんだけど松山鷹志さんってすごい数のアニメに出ていて驚いた。
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シーン9:
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起承転結、承の章
起承転結、転の章
起承転結、結の章
工事中
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他人の電脳をゴーストハックして人形のように操る国際手配中の凄腕ハッカー、通称「人形使い」が入国したとの情報を受け、公安9課は捜査を開始するが、人形使い本人の正体はつかむことが出来ない。そんな中、政府御用達である義体メーカー「メガテク・ボディ社」の製造ラインが突如稼動し、女性型の義体を一体作りだした。義体はひとりでに動き出して逃走するが、交通事故に遭い公安9課に運び込まれる。調べてみると、生身の脳が入っていないはずの義体の補助電脳にはゴーストのようなものが宿っていた。(アニメ映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』のwikipedia・公式サイト等参照)
田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大木民夫、玄田哲章、生木政壽、家弓家正
原作:士郎正宗(講談社刊『ヤングマガジンKCDX』)、 監督:押井守、製作:宮原照夫/渡辺繁/ANDY FRAIN、プロデューサー:水尾芳正/松本健/KEN IYADOMI/石川光久、絵コンテ:押井守、脚本:伊藤和典、演出:西久保利彦、キャラクターデザイン・作画監督:沖浦啓之、作画監督:黄瀬和哉、メカニックデザイン:河森正治/竹内敦志、銃器デザイン:磯光雄、美術設定:渡部隆、美術:小倉宏昌、色彩設定:遊佐久美子、撮影:白井久男、編集:掛須秀一、音楽:川井憲次、音響:若林和弘
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詳細不明
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ジャンル:OVA
放送時期:1995年12月8日
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