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「新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に(アニメ映画)」

総合得点
83.8
感想・評価
1440
棚に入れた
8388
ランキング
307
★★★★☆ 4.0 (1440)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君にの感想・評価はどうでしたか?

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

補完作品

TV版の最後2回を補完する作品でした。相変わらずよく分からないのですが、TV版よりは考えやすいかなと思います。僕は考察できてませんが。

それにしても、シンジ君...

投稿 : 2017/07/04
閲覧 : 314
サンキュー:

6

ブラックテクノロジー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

難解

視聴者おいてけぼり
いくら思考しても決して真実にたどり着けないであろう演出は
逆に清々しい

考えるだけ考えろ
考えられない奴は観てもらわなくて結構!
というメッセージを感じる

投稿 : 2017/04/18
閲覧 : 242
サンキュー:

4

ネタバレ

レイン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これで十分。

テレビ版を見ていた人にはシト新生とこれを観ればエヴァンゲリオンは十分だと思う。
新劇場版はまた別の作品として作られているし
観る方も別物として観た方が良いと思う。
終わり方が「やっちまった」とか「わからない」とかいろいろ
言われているけど自分にはこれが物語の終わりとしてちゃんと成立してると思う。
しかしエヴァは音楽の使い方が上手いですね。
クラシックを聴かないので余計に素晴らしく感じる。
作画も素晴らしい、アニメでのCGの使い方の見本のような作品ですね。

投稿 : 2017/03/31
閲覧 : 295
サンキュー:

4

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とりあえず、これをまともな作品にして再提出しなさい

TV版エヴァの崩壊したラスト2話の劇場公開完成版らしいのですが・・・

00年度までは深夜アニメに絶対的な影響力を誇っていたのですが、
ヱヴァンゲリヲンの製作開始と中断により、オタアニメ界は解放されたように飛翔を始めました

エヴァTV版全話とこれはアニメファンの基礎知識ですが、満点はあげられません
たぶん、ちょっと真面目に作り替えれば満点です

100点満点のところ120点だからダメと言う感じの作品です(自分の中では)

でも、一応ヱヴァンゲリヲンが続いているらしいだけでも感謝ですかね
全然観ていないのですがw

すみません 一か月以内に観ますw

投稿 : 2017/03/27
閲覧 : 320
サンキュー:

10

Ra さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

"まごころ"

主人公の碇シンジは、都合よくシンジになったり、都合よく観客の半生に投影した人物になったり、そして都合よく庵野秀明になったりする。このめまぐるしい人格のロールを、あなたはTVシリーズ、また映画前半部分のAirにおいてロールしていると感じたか。"気持ち悪い"と感じたか。監督が思う"まごころ"とは、

ここから先言語化不可能

投稿 : 2017/03/25
閲覧 : 178
サンキュー:

2

ネタバレ

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終わり知らず 73点

人気絶頂期に本編では語られないままであった25,26話を映画化された作品です。
製作が間に合わず、2回に分けられての放映となった作品で、話題には事欠かない作品の一つだと思います。

映画としては、一応アニメからは進展しましたが、終わりも物議を醸す終わり方なので、完結しても伏線の回収ができていない為、謎は謎のままなので、本編と同じくらいすっきりしないというのが感想です。
R15指定された作品だったかと記憶していますので、作中の表現は刺激強目になっています。

本編を視聴しているならば、延長戦としてよりも、雨天中断からの試合再開的な位置付けなので、試合終了までお付き合いとしては、一応の着地ができるかと思います。

投稿 : 2017/03/10
閲覧 : 245
サンキュー:

2

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

当時話題の完結編だが、内容が支離滅裂。

TV版のリメイク完結編。

実際に映画館で見たが、なんとも良く出来たアニメ作品であった。
策に溺れすぎたところがある。
人類補完計画もなんか暴発した感じ。

作画の品質は凄い。
しかし、物語がなんとも。
ナディアみたいなすっきりと終わるかなとちょっと期待しました。

でもこうなんですよね。
やりすぎかな。

投稿 : 2017/03/09
閲覧 : 244
サンキュー:

4

赤緑 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

[寸評] ちゃんとした結末だけど、満足はしていない

TV版の結末を補完した劇場版。
だが、グロさと残酷さで埋め尽くされていて、気持ちの良いものではない。

結局のところ、意味のある結末なんて無かった。あえて言えば、アダムとイブ。

投稿 : 2017/02/25
閲覧 : 289
サンキュー:

5

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

死々生々

1997年に公開された劇場版。
「ヱヴァ」ではなく「エヴァ」であることに注意です。

TV版とは異なるエヴァンゲリオンのもうひとつの結末。
というよりTV版が内面世界、映画版が外面世界と言ったほうがいいかも。


私は未だにエヴァンゲリオンの人気の秘訣がわかりません。
わかったら自分で作品を書きます。

……とはいえ、キャッチーな部分がたくさんあったのも事実です。

* キャラデザインの良さ
* 思春期の繊細な行動やリアクション
* 宗教をモチーフとした設定
* ロボットではなく人造人間という設定
* クラシックの多用、長時間の静止画、字幕の利用など、既存のルールを破るアニメ造り
* 「笑えばいいと思うよ」「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げ(ry」のような印象的なセリフとシーン
* 随所で光る、遊び心のあるネーミングセンス


そして謎も多く、考察の余地が大きかったのも幸いしました。
情報を小出しにすれば続きが気になる。
謎が残れば人と内容を語りたくなる。
語ればより多くの人が視聴者層に取り込まれる。
そうして輪が大きくなっていきました。

考察は書きません。
ぐぐればいいと思うよ。


それに加え、映画版ではショッキングなシーンで話題をさらいました。
人造人間がやられたときは何か色々飛び出ますし、主人公のシンジは○○ニーを始めますし、繋がったりしますし。
重要な人物もそうでない一般人も痛そうだし苦しそうだし死屍累々だし。

あろうことか私はこの映画を学校の先生と見に行ったのです。
なんとも気まずいですよね性教育的に考えて。
しかも、帰り道に「ドウジンシ」なるものを設定資料集だと思って買いました。
家で封を切ってみると、そのエログロさに二度目の衝撃!
机の下に隠しておいたりなんかしていません。
友達に持って行かれてショックなんて受けていません。


この映画は「生々しさ」という点において、他の追従を許していなかったと思います。
「リアル」ではありません。
キャラクターの造形は大いにデフォルメされています。
ぼかして描かれることが多かったものを直接的に描く「生々しさ」です。
すでに大勢のファンのいる大衆向けアニメでここまでやるか!と。

さすが「シ」と「セイ」を扱う作品と言いましょうか。
こうして描かれた「生々しさ」がさらに話題をかっさらい、とどめを刺しました。


またストーリーに終止符が打たれているのもポイント。
TV版はシンジの思考を延々と回りくどく流し続けるという、意味のわからない終わり方です。
この旧劇場版では素直に「何が起こったか」が描かれています。
設定集等と合わせていくらかスッキリしたという人も多いと思われます。

話題に劣らないBGMと作画の良さも忘れることなかれ。
『魂のルフラン/THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS-』のシングルは素晴らしい。


夕方に上映するとお茶の間は凍りつきます。
しかし、当時のファンを熱狂させるには十分な作品だったと思います。

投稿 : 2016/10/19
閲覧 : 456
サンキュー:

38

ペガサス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

壮大な引用の大伽藍

ガイナックスが満を持して世に送り出し社会現象にまでなった、日本アニメ史上に残る金字塔。

特撮ものからガンダムへと連なる作品群。
それら先達が作り出したものをリミックスして構築した壮大な引用の大伽藍。
引用でしか作ることのできない空虚さは、ラスト2話で作品そのものを崩壊させてしまった。
これは、そのTVアニメのラストを再構築した劇場版である。

庵野秀明が抱えていた空虚さは、当時のオウム事件の若者たちにも共通していたものであり、
そんな危機意識にシンクロすることで、時代の代弁者となり得た作品である。

投稿 : 2016/06/19
閲覧 : 263
サンキュー:

3

ネタバレ

エクスカリバー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

87点 TV版の終わり?

トラウマになった人も多いと聞く作品
{netabare}
このアニメロボットで戦うんだが
実はロボットは人間の複製というストーリなんで
血ドバドバエヴァの中から目玉出てきたりと
R指定ないんかよw
って内容ですが
これぞエヴァ!と賞賛の声も高く
見る人を満足させた作品
ただ最後は・・・・?ってなる
{/netabare}
個人的にはアニメ界に革命的な事したなーと感激した

投稿 : 2016/04/20
閲覧 : 305
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

瞬間心重ねたんだ・・・

開始5分で度肝を抜かれる問題作。始まりと最後の繋がりが秀逸wTV版で語られることの無かったもう一つのエンディングです。

欝屈さと爆発力が顕著に見られる作風。ATフィールドは他者との壁を置き換えた例えで、本作はそれを突っぱらい、人と人との感情が混ざり合う事を描かれている。自分と他人の壁。現実に対する認知。死んで楽になるか?耐えて生きるか?などの現実の捉え方が示唆されている作品です。

とはいえ分けのわからない部分が多々あるので一言。

{netabare} ~
                 
            ,、‐ ''"  ̄ ``'' ‐- 、
        /イハ/レ:::/V\∧ド\
       /::^'´::::::::::::i、::::::::::::::::::::::::::::\
     ‐'7::::::::::::::::::::::::ハ:ハ::|ヽ:::;、::::::::::::丶
     /::::::::::::::/!i::/|/  ! ヾ リハ:|;!、:::::::l
    /´7::::::::::〃|!/_,,、   ''"゛_^`''`‐ly:::ト
      /|;ィ:::::N,、‐'゛_,,.\   ´''""'ヽ  !;K
        ! |ハト〈  ,r''"゛  ,       リイ)|
          `y't     ヽ'         //
         ! ぃ、     、;:==ヲ   〃
         `'' へ、   ` ‐ '゜   .イ
              `i;、     / l
                〉 ` ‐ ´   l`ヽ
            / !        レ' ヽ_
         _,、‐7   i|      i´   l `' ‐ 、_
     ,、-‐''"´  ノ,、-、 / 、,_ ,.、- {,ヘ   '、_    `ヽ、_
   / i    ,、イ ∨ l.j__,,、..-‐::-:;」,ハ、 '、` ‐、_   ,`ヽ
  /  l ,、‐'´ // ',/!:::::::::;、--ァ' /  `` ‐   `'7゛   ',
 /   l  i  ´  く   ';::::::l  / /         /     ',
/     ! l      \ ';:::l , '  /        i/     ',
        
シンジのバーロー!          
             {/netabare}

投稿 : 2016/03/30
閲覧 : 640
ネタバレ

マックス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

結局ここが庵野監督のピークなのだろうか

もう何度も観ていますが物語的にはさっぱり意味が分かりません
というか監督も理解して貰おうという気がないのではと個人的には思います
当時監督は相当追い詰められてたらしく精神的にもギリギリの状況で結果この怪作が誕生したわけです
これ以降監督はしばらくアニメから離れたり「オタクよ、現実に帰れ」発言等明らかに今までの境遇を嫌悪しているような雰囲気でした(まあ結局どれも泣かず飛ばずでエヴァに戻っちゃうんですが)
結論から言えば確かに全編やたらグロテスクな表現や意味不明な心象表現が覆い尽くしているこの映画ですが、なんとなーく言いたいことは分からなくもないような…でもやっぱりわかんねー!といった感じです
現在劇場版エヴァでもこの映画の路線にシフト?しているようですが本作の狂気を超えることは無いんだろうなーと思います(まあ監督も歳が歳ですしね)
この映画でのベストシーンはやはりラストの「アレ」でしょう
観た人なら分かると思います
あと音楽は全編通して素晴らしいです「甘き死よ、来たれ」は個人的には人生で最も素晴らしい音楽の一つです

投稿 : 2016/01/23
閲覧 : 259
サンキュー:

2

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こぉれでぇラストぉおぉぉおおお!!

エヴァンゲリオン完結の劇場版

アスカの最後のセリフ含め、これ全体的に、
オタクに対しての否定的なメッセージが込められているのでは?とか
色々と物議を醸したような…

これでスッキリ終わってればよかったけど、
劇場用映画4部作にいっちゃうんだよね…
商魂たくましいというかなんというか…

あ、これはミサトさん格好良かった!
シンジはいいや…

投稿 : 2015/12/26
閲覧 : 245
サンキュー:

2

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やや蛇足感が

 自分の中ではTV版で完結していたので、蛇足感が強いです。終わりも意味がよくわかりませんでした。

 

投稿 : 2015/11/23
閲覧 : 398
サンキュー:

7

まつはや さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

後半が厄介

TV版のラストを別視点から描いた完結編です。
TVシリーズは全て視聴しておいた方が良いですね。

ストーリーは終始シリアスですね。
TV版ではいくらかコメディシーンがありましたが、劇場版はひたすら戦い戦い・・です。
グロテスクなシーンも多いですね。
この絶望的状況からどうなるんだという、スリル、ハラハラドキドキが味わえます。

後半は所謂精神世界でのシンジくんの葛藤がメインとなっていて、これを理解するのは、結構難しいです。

鬱々とした雰囲気が癖になりそうです。

作画は綺麗です。
声優さんの演技も良いです。
叫ぶ演技が特に良いですね。

おすすめしづらい作品ですが、自分は嫌いではないです。

投稿 : 2015/11/13
閲覧 : 309
サンキュー:

3

ネタバレ

ダビデ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

映画館で観ました。

映画館で観て,DVDを買って,何度も観ました。
「気持ち悪い」での終わりに,衝撃を受けました。

とにかく,完結しないのだと思いますが,心の中では,生きている間に完結篇を見れることを望んでいるのだと思います。

投稿 : 2015/10/12
閲覧 : 259
サンキュー:

9

asdfqwerty さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

壊れてます。精神攻撃力が史上最強。レイがトンデモ設定すぎる。

投稿 : 2015/09/24
閲覧 : 273
サンキュー:

0

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

個人的にはコレで充分満足してるんですけども。

レビューでは無く私的な思い出話ですのでスルー願います。


 私はTVシリーズを本放送時観てた世代ですし、使徒新生もコレも劇場で見ました。
幼い時からの友人と見に行きましてね。
いい歳した男二人で映画館入るの超恥ずかしかったですw
そいつはTVシリーズの"おめでとうEND"否定派でした。
私は肯定派。
んで、コレ見終わった後に一緒に昼飯も食いましてね。
映画館の近所の昔からある食堂で。
男二人でアニメ映画観て飯食うって、書いててとても悲しいですが(汗)

んで飯食いながら、内容について話しましてね。
正直、おめでとうEND否定派でも本作見れば納得するだろと思ってたんですけどね。私はラストのアスカの「・・・気持ち悪い」で完全にK.Oすよ。
すげぇ映画だったと大満足だったんですけどね。補完計画とは何を指していたのか明確にビジュアルにされてた訳ですし不満は無いだろうと。
名曲「甘き死よ、来たれ」の被せ方も最高に映画的だったと思ったし。

 んでも、そいつは言うんですよね。
「こんなもの見たかったわけじゃない。訳判んねぇよ」と。
そいつは映画も芸術系のとか古い名作とか、すっきりしなくて難解な奴はバサッと切る奴でしたから。ホントに内容理解して無い訳じゃなくて、こんなものに金使わせやがってと言う意味での訳判んねぇ発言でしたけどね。

違う日に見に行った別の友人も微妙とか言ってて、ちょっとショックでした。TVで本放送食い入る様に観てた私達世代でも意見が割れたし否定的意見も目立ってたですよ。
そんな作品ですから、今の若い世代の方が興味本位で見たら余計に嫌悪感抱くのも判る気がします。
私は今でもとてもいい作品だったと思ってます。
正直、私の中のエヴァはこれで完結してしまったので実は新劇場版観るのちょっと抵抗があるんです。
全く展開が刷新されてる上に面白いとは聞くので、観るべきではとは思いつつ旧劇場版の感動と余韻をぶち壊されたらと思うと怖くて。だから未だにQ観てません。

以上、レビューとしては全く成り立ってませんがこの作品の事何時までも書かないのも逃げてるみたいで嫌だったので思い出の整理として書いてみました。

投稿 : 2015/06/14
閲覧 : 424
サンキュー:

11

ネタバレ

James Bond さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛憎

シンジと同じくらい焦点が当てられているのがアスカ。この作品は端的に言うとシンジとアスカの愛憎劇とも取れます。

アスカはシンジが好きだから(好意なのか依存に近いモノなのかは分からないけど)補完を拒否してシンジの他人になった。
そんなシンジは結局他人が怖くて裏切られるのが嫌でアスカの首を絞めた。アスカはそんな哀れなシンジのすべてを受け入れて頬をなでたのに
シンジが自分が受け入れられたことで勝手に自分の中で自己完結して 首を絞めるのを止めた。そんな最後から最後まで自分勝手なシンジに冷めて「気持ち悪い」

ようするにエヴァが言いたいことは
他人がいても良いじゃんってことです。はっきり言ってこんな壮大なテーマで描くようなことでも無いかもしれないですけど、人間ってメンドクサイもんですよね。
 

投稿 : 2015/06/01
閲覧 : 228
サンキュー:

3

ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

圧巻・・・そして唖然、呆然

キャラの内面描写に絞ったTV版最終2話を補完した内容。
シンプルなTV版の方が好みだけど、映像的な見所は断然こっち。
アスカ無双、人類保管シーンは圧巻の一言。ただその後が・・・w
純粋に作品を楽しみに来た観客に冷水ぶっかけるような内容。それが目的なんだろうけど。
ただ、どんなメッセージを発信するにせよ、あれは超えちゃいけないラインを明らかに超えてしまっていた。

やはり「オタクよ現実に戻れ、生身の女性を愛してやれ」とでも言いたかったんだろうか。
母性の象徴でありアニメ的女性であるレイを異様にグロい絵にしたり。
対比としてアスカは現実の等身大の女の子のように見せたかった?
でもアスカだって十分虚構の存在なわけですよ。{netabare}首絞められたのに優しく顔撫でてくれるとか天使すぎる。{/netabare}

エヴァを依存の対象とみなし、増長したオタクが増えたことを監督は嘆いていたようですが、
そういった者に対して痛烈な批判を作中に込めても、作り手の意図を飛び越えた超解釈が氾濫して、
その数多くの解釈がエヴァという作品に多大なる価値を与えてしまったのは何とも皮肉な話。
もっとも、その超解釈を呼ぶための下地が意図的に作られてる節もあるわけですが・・・

まあストーリー的には、見ててあまり気分の良いものじゃないのは確かです。
それでも今でも見返してしまうのは、BGMと絵のシンクロ率の高さなんですよね。
「よく分からんけどすげぇ」と。騙されてたまるか!という自分があっさり敗北する。
ワンシーンごとのインパクト、映像的刺激度に関しては、本作を超えるものはそうそうないかと思います。

投稿 : 2015/05/19
閲覧 : 616
サンキュー:

33

ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もう一つの結末 最後の使徒襲来

ジャンル        :SF
原作          :GAINAX、庵野秀明
アニメーション製作 :Production I.G、GAINAX
総監督         :庵野秀明
監督          :鶴巻 和哉(#25)、庵野 秀明(#26)
脚本          :庵野秀明
キャラデザイン    :貞本義行
メカニックデザイン :山下いくと、庵野秀明
音楽          :鷺巣詩郎
主人公声優      :緒方恵美
ED(#25)        :「THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS」作詞 - MASH / 作曲 - Shiro SAGISU
              / 歌 - LOREN & MASH
ED(#26)        :BMV147「心と口と行いと生活で」より「主よ、人の望みの喜びよ」
              作詞・作曲 - ヨハン・ゼバスティアン・バッハ

参照元        :Wikipedia「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」

【あらすじ】
 TV放送版未視聴の場合ネタバレするため、割愛。

【特徴】
①TV放送版24話の続き(TV放送版25話、26話とは別)
②濃密

【特徴の説明】
①本編の26話(TV放送版最終話)まで視聴し終えてからでも問題ありませんが、24話(TV放送版)→25話(旧劇場版「Air」)→26話(旧劇場版「まごころを、君に」)の順が本来のストーリー。因みにTV放送版25、26話は旧劇場版(本作)とは繋がらない。 
②一通り用語と設定を頭に入れておいた方が分かりやすいです。物語の結末の部分にあたり、2話で一気に畳みます。

【総括】
 TV放送版とは別の結末を描いた物語。しかし、多くの伏線を残した状態でTV放送版は終わるため、わだかまりが残ると思われます。もし、そのような問題が起こったとき本作を観る事で解消できます。なので、個人的な意見ですがTV放送版と本作はセットで視聴するべきだと思いました。



【蛇足1:視聴結果】

以前に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観ていたのですが
そこに至るまでの過程を観ていなかったのです。
なので今回は『Air / まごころを、君に』を視聴。


ですが
失敗してしまいました。
結局始めからの内容を覚えていない状態だったので
良く分かりませんでした。


うーん。間抜けとしか言いようがない;


私は失敗してしまいましたが
私と同じくおぼろげにしか覚えていないという方に朗報があります。
それは
『DEATH (TRUE)^2 / Air / まごころを、君に』で
TV放送での内容を簡潔に振り返ることが出来るそうなのです。
また
サラッと観たい、時間が無い、忙しい
という方はこちらを視聴したほうが良いのかもしれません。
160分。


因みにこのタイトルは
一部同じことを上でも書きましたが
「Air」が25話
「まごころを、君に」が26話
そして
「DEATH (TRUE)^2」が1話~24話の要約+α
という内容になります。


私は下調べが足りず
こちらを選べばよかったと少々後悔。


【蛇足2:思い出とか】

取り留めの無い話です。

{netabare}本放送終了から数年経った私が中学生だった頃。
今では疎遠となった友人の思い出。
当時彼はエヴァにどハマりしていた訳ですが
並々ならぬ程のマハり方だったのです。


大抵
口を開いて三言目にはエヴァの話。
そして同級生、先生
ちょっとからかい甲斐のある人物はナンバリングされ
「第○使徒襲来。デン・デン・デン ドンドン デン・デン・デンry」
こんな具合でネタにされてしまうのです。
更には彼がテスト中
「逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ」と突然呟き始める始末。
恐らく解けない問題に追い詰められてヒートアップしてしまったのでしょう。


当時の私は彼のことを「五月蝿いヤツ」とか「変なヤツ」とは思っていませんでしたが
正直「面倒臭いヤツ」とだけは思っていました。
今になって思い返すと
彼は中二病を発症していたのかもしれないと
そう思いました。
そして当時何故そんなに嵌ったのか
最近になって想像がつくようになりました。


エヴァの存在を知らず
其れ自体は中二病の彼から教えられたのですが
作品の良さ自体を彼の口から語られることはありませんでした。
もしかすると彼にとって作品の良さは漠然としていたのかもしれません。
ですがその代わり「エヴァ初号機」「綾波レイ」のキーホルダーを得意げに見せびらかし
特に綾波レイのことを何やら熱心に語っていたような気がします。


描かれる映像は過剰なまでの演出と過激な描写
そしてピッチリとしたボディースーツを着たちょっぴり艶かしいキャラクター。
年頃の少年が一度観てしまったら最後
目が離せなくなるに決まっています。
(大分失礼な想像ですが)


そしてそんな彼を思い出してふと思いました。
これだけエヴァンゲリオンが息の長い作品である訳は
私と同年代の方々が過去を懐かしむ為
改めて見直してみると各々のシーンに込められた意図が分かり
奥深い作品だったという事に気づかされるといった寸法なのだと思いました。


実際その辺どうなのでしょう。
私みたく今一度理解を深めようとリピートする人も居そうなので
それも息の長い作品にしているような気もします。
しかも先のストーリーを書ける余地を残していますしね。


以上
思い出と雑感でした。{/netabare}

投稿 : 2015/05/11
閲覧 : 588
サンキュー:

7

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ版の続きのような映画

話はアニメでカットされたとこって何度か聞いたことがあります

エヴァって奥が深いんだね
なんか調べてたらそう感じるよ

投稿 : 2015/04/20
閲覧 : 198
ネタバレ

シャシャ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大迫力!だきぁ······

ところどころ、エッチが入ってくるけれど、まぁ、子供だから、、、
とても面白いです。

投稿 : 2015/04/03
閲覧 : 236
サンキュー:

2

ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

(後編)クソウナギは許さない!

 テレビ版の第25・26話のリメイクに該当するのがこの旧劇場版ですね。
 「補完」を主人公シンジの内面から描いたのがテレビ版で、世界から描いたのが旧劇場版になっています。旧劇場版には最後の最後に追加シーンがありますが、テーマ的には一緒と言い切って良いと思います。分かりやすさではテレビ版で、エンタメ要素では旧劇場版でしょうかね。テレビ版が前提とも言えますけど。

 このレビューは(後編)となっています。『シト新生』に書いたレビューが、第24話までの内容を記載した(前編)です。読まなくても大勢には影響はないと思いますが、「三度目の挫折」のところだけは、(前編)の内容を前提しているということだけは考慮に入れておいてください。(前編)を読んでいない方は、エンディング以降だけを読む方が良いかもしれません。
 リンクは貼らないので、直接行くか、私のレビュー歴からお願いしますね。

 それでは、(後編)スタートです。


三度目の挫折:{netabare}
 二度目の挫折後のシンジのヘタレっぷりを旧劇場版で確認し、そのままその後の展開まで話を進めます。
 エレベーター前、ミサトとの別れのシーンから。シンジのセリフ。
「僕はダメなんですよ。人を傷つけてまで、殺してまでエヴァに乗るなんて、そんな資格はないんだ。僕はエヴァに乗るしかないと思ってた。でもそんなの誤魔化しだ。何も分かってない僕にはエヴァに乗る価値もない。(中略)僕には人を傷つけることしか出来ないんだ。だったら何もしない方が良い!」

 プロットの「自信→成長→挫折」を集約したところですね。「野球しかないと思っていた」けど「もう野球をしたくない」って言っています。これが「ツールの否定」ですね。同時に「自分は野球をする価値もない」と「自己否定」をし、「何もしない方が良い」と「存在意義の喪失」もしています。大きな挫折がきちんとセリフに表れています。
 間違えてはいけないのは、この段階では「死にたい」ではなく、「何もしたくない」ってことです。何もしない結果としての「死」は許容していますが、積極的に「死にたい」のではありませんよね。その主体性すら持たないのです。

 「他人のクセに。何も分かってないクセに!」と続けるシンジに対して、ミサトは「他人だからどうだってのよ!」と前置きした上で、自身の体験を語り、こう伝えます。
「もう一度エヴァに乗ってケリを付けなさい。エヴァに乗っていた自分に。何のためにここに来たのか、何のためにここにいるのか。今の自分の答えを見つけなさい。」

 エヴァに乗る道を選べとは言っていませんよね。あくまでも「自分にケリを付けるために」「手段として」もう一度エヴァに乗れって言っています。「もう一度野球をやってみて、情熱が戻らないのなら辞めればいい。野球以外の道を選択してもいい。答えが出ればいい。でも野球から逃避してしまうのだけはダメだ」ってことです。「ツールの否定」はしてもいいけど、逃避という「自己否定」はダメなんです。それは「喪失感」をもたらしてしまいます。
 チャレンジした後に「やるやらない」を決めたのならば、それは「あなたが自分一人で決めたこと」だから「価値のあること」なんです。その価値を認め、「自己否定」を払拭することが、「喪失感の回復」と「自己肯定」につながるんです。ミサトはシンジをその決断ができる一人の大人に成長させようとしています。だからこその「大人のキス」ですよね。

 それでもなおシンジが主体的になれなかったのは、二度目の挫折の後だからです。一度目の挫折の後にこのシーンがあったのならば、シンジは能動的にエヴァに乗っていたと思います。なぜならば、このアドバイスは、一度目の挫折のときの「自分で決めろ」というカジのものと同じだからです。ミサトはシンジの心情を汲めてないんじゃありませんよね。何度挫折を繰り返そうとも、「逃避をせずに決断すること」以外に解決策はないんだ、と伝えようとしているんです。
 この後、シンジはエヴァ(母親)の導きでエヴァに乗ります。そんなシンジを待ち受けていたのは、逃避していたために救出できなかったという事実、三度目の挫折「アスカ」です。

 『エヴァ』におけるシンジの「自我崩壊」っていうのは、限りなく「死」に近いものですよね。旧劇場版だけを見てしまうと分かりづらいかもしれませんが、ここに直接到達したわけではありません。自分の存在意義を失ってしまったという大きな挫折がもたらす「喪失感」。そして、その「喪失感」が二回続いたときの「絶望感」。さらに三回目の挫折が到来したときの「絶望感のその先」が極論としての「自我崩壊」や「死」になっているんです。
 三度目の挫折の後に初めてシンジは「死んじゃえ」と言いますよね。「絶望感」としての「何もしたくない」の先は、「死にたい」や「死のう」ではなく、「死んじゃえ」だと説明されています。「絶望感」から来る主体性の無さを引きずりながら、死を求めるようになる。きちんと変化を付けて、ここに到達していますよね。

 同じ挫折を三回も描いてここまで極論にまで振れることができたのは、「謎が解かれない謎解きロボットもの」という過剰なフィクションだからです。これと同じ内容を野球マンガや恋愛ものでやっていたら、非難轟々阿鼻叫喚になっていたと思います。「謎が解かれない謎解きロボットもの」というツールがもたらした成果の側面ですね。
{/netabare}

エンディング(シンジの救済):{netabare}
 テレビ版第1話からの単純化したプロット「自信→成長→挫折→再起」を、少し砕いた上で再度確認します。
 「自信→成長→挫折(トウジ)→再起(カジ)→挫折(カヲル)→再起(ミサト)→挫折(アスカ)→再起(ユイ)」ですね。ちょっと長いけど、挫折と再起の繰り返しだと分かれば大丈夫です。

 最後のユイのところは、正しくはユイを結論とした総力戦です。みんなでシンジに語りかけます。
 きっかけはカヲルの登場からです。その後はミサトとレイが「もうやめてもいいのよ」とLCL化を許容します。でもアスカだけはシンジとのLCL化は「死んでもイヤ」。そして、シンジが、虚構への逃避であり他人を存在させない「僕一人のユメ」を語り出します。それに対して、レイは「それは夢じゃない、現実の埋め合わせ」だと言い、「夢は現実の続き、現実は夢の終わり」だと説きます。

 夢と現実の関係は分かりづらいかもしれませんが、書き起こせば単純そのもの。「現実→夢→現実→…」のループです。これは、プロットの「挫折→再起→挫折→…」を言い換えたものですね。夢破れて現実に直面したとしても、そこに死があるわけではないよ、新たな夢を持てばいいじゃないか、という「希望」の話が『エヴァ』なんです。これは(前編)を掲載した総集編のタイトルにもなっていますよね。『シト新生』は、ツールとしては『使徒新生』ですが、テーマとしては『死と新生』になります。死んでも新生すればいいじゃない、という極めてポジティブな結論ですね。

 で、この最後の「再起」は『エヴァ』という作品の特殊性に挙げられるところです。作品にはジャンルという枠がありますよね。このしがらみからは普通は抜けられないんです。野球マンガでは、野球で挫折しても野球で再起するんです。ワンピースのルフィは、挫折しても海賊をやめられないですよね。しがらみを取り払うことは敗北に等しいんです。
 でも、『エヴァ』は違うんです。ツールは所詮ツールだとしか見ていませんから、「謎が解かれない謎解きロボットもの」を続けることにすらこだわってないんです。もうエヴァから下りちゃえよって結論を出せるし、それを許容しようともするんです。だから、作品自体を壊す「メタフィクション(実写)」ができる。シンジの「僕一人のユメ」という虚構を壊すために、チルドレンに本当の夢を見せるために、「アニメの世界」という虚構を壊すことができるんです。

 そして、シンジは再起へと向かいます。
シンジ「きっと逃げ出しても良かったんだ。でも、逃げたところにもいいことはなかった。僕がいないのと同じだもの。」
 これは「僕」のいない「逃避」はダメだけど、「僕」がいれば「逃げ」てもいいんだという話ですよね。そこに主体性や決断があるかどうかが大事なんです。「自分にケリを付けさえすれば、その先で出した答えには価値がある」というミサトのアドバイスに対するシンジからの返答に該当します。

シンジ「僕の心の中にいる君たちは何?」
レイ「希望なのよ。人は互いに分かり合えるかもしれない、ということの。」
 「僕」がいればそこには「希望」があるんだ。これは人間関係にも適用されます。アスカへの返答ですね。他者への依存ではなく、自立した個人同士の共存を目指せるはずだってことです。

ユイ「全ての生命には復元しようとする力がある。生きていこうとする力がある。生きていこうとさえ思えば、どこだって天国になるわ。だって生きているんですもの。」
 レイの言葉を借りれば、夢の終わりは「死」ではなく、現実としての「生」です。この「生」こそが生命が持つ復元の力、すなわち再起の力のなんだと言っています。生命それ自体が根源的に「希望」の力を持っているのです。
 そしてユイは、人の心とともに、エヴァと無限に生きることを選択します。人が持つ「希望」の力が尽きないように。

 これでシンジは現実へと復帰を果たします。「挫折と再起」「絶望と希望」「死と生」「虚構と現実」という作品のテーマがこのエンディングに集約されていました。辛い挫折を乗り越えたシンジの「心の補完」の達成です。
{/netabare}

エンディング(シンジとアスカ):{netabare}
 アスカの立ち位置って超特殊ですよね。だって、シンジのコピーですよ。エヴァを自分の存在意義と定め、エヴァで複数回の挫折を経験し、自己喪失に陥る。同じどころか先んじてすらいますよね。一般的には、成長譚では主人公の成長を強調するために、主人公と同じテーマを抱えたキャラって置けないんですよ。でも、この特殊性がこのエンディングを導いてるとも言えるんです。アスカは、シンジより先に再起を達成していますよね。サードインパクトが始まる前に、シンジと同様に、母親の手を借りて再起をします。

 アスカの再起の過程は、大量の「生きなさい」というポジティブと、少量の「一緒に死んで」というネガティブで構成されています。「絶望」は少なく、「希望」は多い。シンジの再起の過程と同じです。アスカは、これを踏まえた上で、ATフィールドの意味を理解し、「傷つけ合うもの」ではなく、「自分を守ってくれるもの」だと結論付けています。ポジティブとネガティブの両面を持つ母親の手を借りて、シンジより先にポジティブな結論に到達した。LCLに溶けたアスカが戻って来れたのは、どんな挫折があっても「ATFが守ってくれる」という「希望」を持っていたからに他ならないと思います。ATFは「傷つけるもの」なのかもしれませんが、「守ってくれるもの」でもあるんです。

 そして、新たな世界には、「希望」を持った少年少女が残りました。
 ATFを「傷つけるもの」と考え、他者と自分が傷つくことを恐れていたシンジは、初めて主体的に他者を傷つけようとします。自分が傷つくことを覚悟して。他者と本当に分かり合うために。「シンジにまたがるレイ」と同じ形を再現する。
 ATFを「守ってくれるもの」だと考えるアスカは、これに抵抗しません。
 シンジが歩み寄り、アスカがそれを許容する。繰り返されてきた傷つけ合いの螺旋に、終止符が打たれました。
 「まごころを、君に」、そして「I need you」です。

 というのが表読みです。お次は裏読み。

 この最後の首絞めの意義は上記の通りですが、あった方がいいのは当然ですけど、いらないっちゃいらないですよね。旧劇場版は、三度目の挫折というプロットが追加されているだけで、やっていることはテレビ版と何も変わりません。テレビ版のラストの「おめでとう」は、シンジの現実への復帰で再現されていますよね。「全てのチルドレンにおめでとう」だとしても、チルドレンであるシンジとアスカの二人を写せば充足できてしまうんですよ。でも、わざわざ首絞めを追加した。こういう露骨な追加っていうのは、監督からのアンサーだって相場は決まっているんですよ。

 庵野監督は『エヴァ』の中で、非常にポジティブなメッセージを送っていましたよね。「挫折したっていいじゃない。死ぬなんて言うくらいならやめちゃってもいいんだよ。自分を見失わなければいいんだよ。今見えてる世界以外にもたくさんの希望があるんだから。」って。「虚構から出ていけ」と「現実には希望があるよ」は、コインの裏表であって、結論としては「希望」を見せようとしている。だから「全てのチルドレンにおめでとう」って言ったんですよね。

 でも、大量の称賛の裏では、ノイジーマイノリティが騒いでしまったわけですよ。テーマではなく、ツールのところで。「俺は楽しんで見てたんだぞ!なのに何も解決しないで終えやがった!裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったんだ!」
 「父さんと同じに裏切ったんだ!」とまで言ったかどうかは分かりませんが、これは第24話でシンジに代弁させることで終わってますよね。その上で、第25話と第26話があって、庵野監督はメタフィクションを通して「エヴァだって所詮ツールだよ。虚構の一部だよ。気にしないで現実に帰ってポジティブに頑張ろうぜ!」と言ってたわけです。
 それなのにいつまで経ってもノイズは止まない。だから「お前らいい加減にしとけよ!」と首を絞めたんだと思います。


 え?違うの?? まぁよく分からないけどそんなところで私は解釈してます。
 でも、庵野監督には更なる誤算が待っていたんですよ。結局解決しないからノイズは止まないし、今度は私みたいな人が結論を棚に上げて騒ぎ立てるわけです。「私のアスカに何してんだコラ!」「アスカいじめるのも大概にしとけよ!」と。
 蛇足ですけど、新劇場版は大団円に近いハッピーエンドだと思いますよ。「首絞めエンドはやりすぎた、ゴメン」ていう庵野監督の贖罪エンドになってるはずだから。旧劇場版では、視聴者のリアクションに対して悲観した姿勢を見せてたけど、新劇場版ではそれを乗り越えたエンディングを作っているんだと思います。庵野監督の成長譚としてね。ハッピーエンドになってたら、裏読みの妥当性が証明されると思っています。
 違ったらあれだね。ノイズがんばるよ。テーマを汲んでも、アスカが笑顔で終わるまで反省なんかしない!
{/netabare}

おまけ&雑記:{netabare}
 前編後編合わせると、相当長くなってしまいました…。お時間を取らせて本当に申し訳ないです。何とか短くしようと結構削ったんですけど…ダメでした。テレビ版レビューに誘導できなかったのは(前編)に書いた通り、全然違うことに使っちゃったからです。無計画が祟ってしまいました。長くなってしまったので、全体の構成を一応まとめておきます。

(前編)
テーマとツールは別物だよね。テーマが分からなくなっちゃうなら、ツールを無視しちゃえばいいんだよ。
具体化と一般化をすれば、シンジが抱えてるテーマが見えてくるよね。
大きな挫折は一度でもキツイよ。二度目なんて絶望です。 
シンジはヘタレ過ぎじゃないよ。妥当なヘタレだよ。14歳なら尚更ね。
(後編)
三度目の挫折とかもう無理よ。そりゃ「死んじゃえ」になっちゃうよ。
あれ? エンディングを書かないと、ほとんどテレビ版の話になって…orz

 つまり、エンディング以外のところがメインね。内容的には、エンディングとそれ以外で分割したかったんですけど、「三度目の挫折」が旧劇場版の内容だから仕方なく現在の分割案となりました。
 こんなに長くなってしまったのは、説明のためのツールに具体化と一般化なんてものを採用したからですね。これで分かったように、大体いつもツールのせいなんですよ。だから私は悪くな(自重)。

 ちなみに、私はこのレビューで『エヴァ』って作品の結論を出したかったわけじゃないよ。こう整理したらこう読めましたってだけ。もちろん適当なことを書いてるつもりはないけど、私の意見に迎合する必要なんてないからね。


 もうあきらめてるから以降はダラダラ書くよ。新劇場版の話も含むから未視聴の方はここでお別れです。長文に付き合って下さいましてありがとうございました。既視聴で、お暇な方だけもう少しお付き合いください。
{netabare}
 テレビ版レビューでも書いたけど、「①自信→②成長→③挫折→④再起」のプロットって新劇場版でも同じだよね。序はヤシマ作戦までだし、破は大成功で終わって、Qは居場所の喪失とエヴァの放棄が描かれた。あともう一作でしょ。起承転結でちょうど四部作になってる。ツールや演出がどうなるかは分かんないけど、もう結論は見えてるよね。

 挫折と再起の繰り返しのプロットのところだけど、組み替えると別の側面が見えるよ。挫折の原因は<トウジ・カヲル・アスカ>だよね。で、再起は<カジ・ミサト・ユイ>になってる。子供たちのトラブルを大人たちが導いてあげるって構造になってるよね。アスカの救済もお母さんだし。
 Qで冬月がシンジと将棋を指していたのは、ここに理由がありそう。かなり長い時間を使ってたから、庵野監督が強調したいところなんだろうね。四作目を見る前に確認しといたほうが良さそうだよ。

 ちなみに、カヲルは第24話では友達(子供)で、旧劇エンディングでは父性なんだろうね。レイも同様。二人の魂はアダムとリリスなんだよね。レイはゲンドウからアダムを奪ってリリスと融合する。そして、カヲルとレイに分離する。父性を奪って父性と母性へ分岐したんだろうね。 レイは「碇くんが呼んでる」からリリスに戻っていった。子供を救うために大人になる。父性と母性がチルドレンを救済する。子供を救うのは大人の役割なんだってことだろうね。
 テーマが読めるとツールも読めてくるよね。まぁ『エヴァ』の設定に関しての知識は全然ないから、頓珍漢なこと言ってるかもしれないけどね。
 本文でも触れたけど、アスカの対比先はシンジだよ。シンジを読むためにはアスカが必要だし、アスカを深めるためにはシンジを理解しないといけない。アスカを主人公にしても、シンジと同じ話が作れるからね。
 で、この二人の対比としてレイがいるんだよ。「エヴァしかない」のは三人とも一緒だけど、レイは異常だよね。シンジからは「そんなこと言うな」アスカからは「人形じゃない」と否定されるほどの異常さ。だけど、レイにユイを投影させてるから、母性につながるよね。丁寧にレイを描いたからこそ、カヲルに「君は僕と同じだね」って言わせたんだよ。だからカヲルが父性を担えるようになるってことね。
 シンジとアスカは、父性と母性の投影がないから救済される子供側(チルドレン)なんだろうね。


 別にエヴァが嫌いな人にを好きになれとは全然思わないけど、良さが分からないのはもったいないと思うよね。エヴァのテレビ版が1995年でしょ。そのあとエヴァと同じポジションに来れたのって2011年のマドマギくらいかな? 15年周期なら人生であと数本巡り合うだけだもんね。そのうちの一本が欠けるのはやっぱりもったいない。

 このレビューでは散々ツールは関係ないって言っちゃったけど、ツールのとこも楽しいよね。よく分からないけど派手で楽しい。私がエヴァを好きになった原点はここだから、分からないまま終わっても構わないよ。
 Qも楽しかったよね。派手な演出も同じプロットを繰り返すところも「エヴァだなぁ」って思って見てた。しかも、視聴者にもシンジと同じ居場所の喪失感を突きつけたでしょ? もうエヴァには自分の居場所がないなって思わせた。視聴者をシンジと同じポジションに落とし込んだ。ぶっ飛んでるなと笑ったよ。映画一本丸々使ってやることじゃないよね。作品の中の整合性より、現実の中で整合性を取ろうとしてる。叩かれるのは想定済みだったろうね。叩かれるまでが既定路線なんて頭おかしい。すごいよ。謎解きなんて消し飛んだよ。私は四作目がどんな終わり方でも満足できると思ってるよ。
 あ、やっぱりウソ。みんなで野球やって終わるのはイヤです(笑){/netabare}{/netabare}

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 589
サンキュー:

3

ネタバレ

くかす さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想

旧劇場版の完結

{netabare} NERVへの攻撃、アスカ復活、シンジの葛藤、そして弐号機の破壊、ラストなど衝撃的なことが多くおもしろいです{/netabare}

アニメ映画とは思えないグロさと怖さ
葛藤シーンやラストもエヴァっぽくて良かったです

投稿 : 2015/03/17
閲覧 : 202
サンキュー:

10

うっしっしー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ハッピーエンド

TVアニメ版25話、26話で行われる人類補完計画を具体的に、別の視点から描いた作品です。

何も言う事はありません。星5です。

投稿 : 2015/03/11
閲覧 : 218
サンキュー:

1

Dr.コトォ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

誰の中にでもある世界

まごころを君に。という、
まさにそのタイトルそのものだと思います。

心の奥に隠したはずの汚れた感情、欲望、生、死…
90分という短い時間の中で、
新世紀エヴァンゲリオンという作品のすべて、
あるいは人間という生物のすべてが描かれているようでもあったと思います。

この作品について特に際立っているのは、
作り手(主人公)の精神性が他者ではなく自己に向かっている事です。
人物を絵に描いて表現するアニメであるにも関わらず…です。
非常に私小説的だと思います。

アニメにおいて「自己」を徹底的に表現するために、他者を排し、生きる場所を捨て、
全てを無に還した世界が自己にとってなんであるかを視聴者に見せつける…。

そんな表現はそもそもナンセンスだ、描く必要は無い、
そこまで考えるような事は求めていない、という声もあるのでしょう。

しかし…自分が感じた事ですが、
自分自身について、限界まで考えたりして、自分の中に潜り込んでいる時には
周りに何も無くなったような感覚に陥っているような気がします。
世界に自分一人しかいなくなったような感覚でしょうか。
それを絵で表現すれば、おそらくこうなるだろうと。

劇中でも間接的に表現されてはいますが、これはただの「絵」です。
でも「絵」だからこそ表現できた事だと思うのです。
だからこれを見ている間は、自分もまた自分自身の中に一人で潜っていく、
そんな時間と場所を与えてもらっている感じです。

人は独りでは生きていけないとはよく言ったものですが、
人であるが故に一人でなければたどり着けない場所があるようにも思える…
だからこんな作品群が存在しているのだと思います。
作ろうと思う動機付けはあるはずだと。

だから、できれば忘れたくないです、このアニメは。
この先もずっと心の片隅に置いておきたいですね。

投稿 : 2015/03/09
閲覧 : 300
サンキュー:

11

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

25・26話のリメイク

テレビの最終回のシンジくんのモノローグなどが
なくなり壮大なエンディングで迫力あります。

ちょっと気持ちワルイ描写とファンタジーが
混じり合う混沌とした終わり方です。

思春期の少年の微妙な心の揺れや死と再生と
エロティシズムみたいなものが濃厚な感じの
作品でした。

配給:東映

1997.7.19公開

投稿 : 2015/02/20
閲覧 : 346
サンキュー:

6

ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒトとヒトが触れ合うために必要なコト

【一言紹介】
本編で語られなかった世界の
本来のエヴァワールド
の終わりであり、始まりの物語

【考察的なもの】
{netabare}
ヒトとヒトが、わかりあえないなら
ひとつになってしまえばいい
と魂がすべて
液体化し
混ざり合う。

シンジは願う
ヒトとヒトがわかりあえなくても
別々の個体だから
話ができる、手を繋げる
やはりそうゆう世界がいいと
願った。

そして世界は終わり
世界は始まって行く。

{/netabare}

【貴方への返事】

{netabare}
相手に嫌われた、好かれた
っていう気持ちも
自分の思い込みから創り出されてるモノであり

相手の本当の心は触れられない
だから

二足歩行になり
手で触れ合えるようになった。

だけどヒトはわかり合いたいが故
心を持つようになった

その手でさえ
ヒトを傷付けるナイフを
持つようにもなった。

だから
今度は言葉を使うようになった
心を伝える手段を創った

だけどその言葉すら心を傷つけ合う



口が一つなのは
自分の口がケンカしないように
一人とだけキスが出来るように

心臓が両胸についてないのは
抱き合ったときに二つの鼓動がわかるように

一人じゃ欠けてるように
一人でなど生きていかないように


(歌 オーダーメイド/RADWINPS ニ息歩行/DECO*27)


さぁそれをわかったうえで

私はどうするか
相手と
傷つけあうことも、
理解しあえきれないことも
全てわかっている

それでも誰かと一緒にいたいと思う願いを
やめることはできない。
それは貴方も一緒じゃないのかな?

覚悟はいつだってしてるんだ
だけどいざとなるとヒトって
傷付いて逃げ出しちゃうもんだよね

私はそう、逃げたよ。
だって生きて、
ヒトと話をしたり
手を繋ぎたいもの。

ATフィールドいつでも
中和出来るわけじゃない。
私はシ者じゃないんだからさ。
神様じゃないから
いつも人に気を使ったり
言ってること
全部受け入れることは出来ない。


だから私は


傷つけあっても、わかりあえなくても
話がしたい、一緒にいたい、手を繋ぎたい。
それだけでいいと思うんだ。。
{/netabare}

投稿 : 2015/01/29
閲覧 : 452
サンキュー:

31

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新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君にのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君にのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君にのストーリー・あらすじ

最後の使徒は倒された。しかしながら現実に対処できないシンジは固く心を閉ざしてしまう。そして約束の時が訪れる。ゼーレは自らの手による人類の補完を目指し、戦略自衛隊による攻撃をNERV(ネルフ)本部に仕掛けてきた。戦闘のプロに抗う術もなく血の海に倒れていく職員達。その絶望的状況下でミサトは、シンジは、アスカは、レイは、生き残ることができるのか?そして人類補完計画とは?人類の存亡をかけた最後の戦いが、今始まろうとしている。(アニメ映画『新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1997年7月19日
制作会社
GAINAX / プロダクションI.G
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%...

声優・キャラクター

緒方恵美、三石琴乃、林原めぐみ、宮村優子、石田彰、山口由里子、立木文彦、清川元夢、山寺宏一、関智一、岩永哲哉、優希比呂、長沢美樹、子安武人

スタッフ

原作:GAINAX、 総監督:庵野秀明、監督:鶴巻和哉/庵野秀明、≪Air≫脚本:庵野秀明、絵コンテ:鶴巻和哉/樋口真嗣/摩砂雪、キャラ作画監督:黄瀬和哉、メカ作画監督:本田雄、色彩設定:高星晴美、美術監督:加藤浩、撮影監督:白井久男、編集:三木幸子、音響監督:田中英行、制作担当:松井正一/西沢正智、演出:鶴巻和哉/庵野秀明≪まごころを君に≫脚本:庵野秀明、絵コンテ:庵野秀明/樋口真嗣/甚目喜一、作画監督:鈴木俊二/平松禎史/庵野秀明、ビジュアルウォーターアーティスト:摩砂雪、作画監督補佐:古川尚哉/吉成曜、色彩設定:高星晴美、美術監督:加藤浩、撮影監督:白井久男、編集:三木幸子、音響監督:田中英行、制作担当:松井正一/西沢正智、演出:鶴巻和哉、庵野秀明

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