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「千年女優(アニメ映画)」

総合得点
71.9
感想・評価
445
棚に入れた
2150
ランキング
1210
★★★★☆ 3.9 (445)
物語
3.9
作画
4.2
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
3.8

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千年女優の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今敏監督による、斬新なアニメーション・トリックアート

今敏監督作品。2002年。

映画スタジオの社長とカメラマンが、大御所の映画女優、藤原千代子(ふじわらちよこ)にインタビューを申し込む。
そこで、ドキュメンタリーとして彼女の回想を聞くことになるのだが……。


言うなればアニメーション・トリックアート。
インタビューの中で千代子の過去を回想していくのですが、その見せ方が特殊です。

普通、回想シーンというのは、中心となるキャラクター視点でエピソードが進み、回想が終われば元のシーンに戻ってきます。
しかし、この作品の場合は、回想シーンにインタビュアーとカメラマンがそのまま登場し、回想シーンを撮影するという、非常に特殊な表現方法がとられています。

しかも、千代子は映画女優。
つまり、「過去に映画を撮影しているシーン」を、また別の映画で撮るという摩訶不思議な見せ方をしています。

その結果、どこが回想シーンで、どこが映画のシーンで、どこが現実なのか、まったく分からなくなるという奇妙な感覚を味わえます。

唯一の救いは、カメラマンのツッコミ。
「あれ、映画撮影シーンをとってたんじゃなかったんかい」など、道案内をしてくれなければ、本当に迷子になります。
このツッコミが鋭くて笑えるのですが、それはまた別の話。

そうして、伝説の女優、藤原千代子の半生が描かれていくのですが、それで終わらないのがこの作品のもう一つの魅力。
単純な引っかけを、もう一段昇華したオチが待っています。

この映画のテーマとはいったい何なのか、女性の純真な恋心なのだろうか……それとも?

そんな疑問を最後の最後に視聴者に投げかけてきます。
ここまで徹底的に騙される作品には初めて出会いました。

そのほかにも、

・シャフト協力による演出
・シームレスな画面切り換え
・表情豊かな登場キャラクター
・平沢進氏による独特なBGM

など、見所はたくさんあります。

物語そのものを楽しむと言うより、その極めてユニークな見せ方を楽しむ作品です。

もう、ジャンル特定不能な映画ですね。
87分と短いですし、一度は観ていただきたいです。
そして、見終わったら、冒頭の数分をもう一度確認してみてください。
そこである事実に気づけば……。

{netabare}
千代子がいまわの際の回想で、あらゆる映画の中を走り回り、最後にロケットに乗って、「だって私、あの人を追いかけてる私が好きなんだもの」というシーン。
声こそありませんが、よくよく見ると、冒頭シーンのビデオフィルムに、このシーンを逆再生した映像が収められています。

また、ときどき出てくる睡蓮の花。
花言葉の「純真」は、鍵の君への想いを表しているように見えますが、おそらくミスリードです。
むしろ、この花が仏教における「輪廻転生=繰り返し」の象徴であることに注目。

すなわち、「今までやってきたインタビューすら、すべて別の映画の一部だった」のではないか?
視聴者は、ドキュメンタリーを作っているシーンを見ているのではなく、すでに完成したドキュメンタリー映画を見ているだけではないのか?
そんな、入れ子構造になっている可能性を示すオチなワケですね。
{/netabare}

「へぇ! こんな作品の作り方・見せ方もあるんだ!」と、新鮮な気分になること請け合いですよ。

投稿 : 2013/04/24
閲覧 : 701
サンキュー:

45

うらキング さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これ、アニメと言うよりは…

邦画と言った方が正しいかも。

最近流行のアニメとは
やはり少し違う感じがします。

実写では表現しきれないから
アニメの形を採った。

って言っても過言ではない…
ホントか?(←自信なし…汗)

往年の映画女優にインタビュー。

女優になった経緯、
女優業の内容
女優を続けた理由

それを

思い出話の回想シーン。
出演映画の回想シーン。
実際のインタビューシーン。

で綴っていくのだけれど
それらが全て
曖昧に繋がって流れていく。

観ている方も時々曖昧になる
『これは映画?思い出?』と。

女優の少女期、青年期、老年期を
それぞれ3人の声優が担当していて
『へぇ~』と妙に感心。

詳しい内容は
ネタバレになるので触れませんが

感想としては

さすが女優さんだな、
でもやっぱ女なんだな言う感じ^^

こういう女優さん
実際居そうな気さえしてくる。

誰かモデルがいたりして。

投稿 : 2013/04/17
閲覧 : 320
サンキュー:

7

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ホントに2001年の作品か?

クオリティが高すぎる^^;2001年の絵とはとても思えないですね。
ある引退した女優さんにインタビューをするところから始まって、彼女が過去を回顧していく中で、彼女の出演した映画作品とリンクしていきます。
まぁ素晴らしいですね。今敏監督は本当にこの描写を好んでいたようです。
しかし、この作品は今敏監督の他の作品と異なり、正直かなりジブリっぽい雰囲気があります。ですので、他作品より大衆受けする作品ではないかと思います。
まぁ個人的には、「パプリカ」や「妄想代理人」のような作品の方がこの人の作品なら自分は見たいと思いますが^^;
それでも、最終的にはこちらの予想を裏切る展開をして、こちら側を驚かせてくれるんですけどね。
今敏監督作品を初めて見る方は、この作品が適していると思います。
他作品も見た人にとっては少し物足りないかもしれませんね。

投稿 : 2013/03/18
閲覧 : 289
サンキュー:

2

ネタバレ

南のエデン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

たった一つの鍵を手に人生を駆けた女性の話ですw

はーい(^-^)/今回の作品は「千年女優」です。


名前から想像すると不死者の話なの?って思ってしまいますよね^^


私だけかなww


今回は藤原千代子さんの話で、彼女は一度だけ会った運命の出会いに人生を変えられちゃたんですね。


人は人生の中で何度かターニングポイントがあると言われているのですが、彼女にとってはまさにこの時だったのです。


それから、「必ず会う約束。」をするのですが、思想犯として追われている彼は、満州へ逃げると言いそこで鍵を千代子さんの預けます。


それから千代子さんはもう一つのターニングポイントを迎え女優としての仕事を選び彼と会う日を信じて生きていきます。


しかし、人生は酷ですね、時間が二人を裂きます。「老い」に苦しむ千代子ちゃんはかわいそうだったな::


この作品の視点の切り替えは独特で最初は戸惑いますが、時系列で並んでいると思えば、話は以外に見えてきますよ^^


ラストは「女性は死ぬまで女優」ということを教えてもらった気がしました^^

投稿 : 2013/02/09
閲覧 : 355
サンキュー:

10

ネタバレ

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『千年女優』作品紹介と総評

今敏監督のオリジナルアニメ作品。
今監督作品は何作か観ましたが、この作品が一番のお気に入りです。

(あらすじ)
芸能界を引退して久しい伝説の大女優・藤原千代子は、自分の所属していた映画会社「銀映」の古い撮影所が老朽化によって取り壊されることについてのインタビューの依頼を承諾し、それまで一切受けなかった取材に30年ぶりに応じた。千代子のファンだった立花源也は、カメラマンの井田恭二と共にインタビュアーとして千代子の家を訪れるが、立花はインタビューの前に千代子に小さな箱を渡す。その中に入っていたのは、古めかしい鍵だった。そして鍵を手に取った千代子は、鍵を見つめながら小声で呟いた。
「一番大切なものを開ける鍵…」
少しずつ自分の過去を語りだす千代子。しかし千代子の話が進むにつれて、彼女の半生の記憶と映画の世界が段々と混じりあっていく…。(wikipedia参照)

千代子の半生と、鍵の持ち主(”鍵の君”)に寄せた想いを綴ったドキュメンタリーとでも言いましょうか、追体験と言いましょうか…。

彼女の出演した映画作品を劇中劇(幻想世界)として組み込み、まるでオムニバス作品を観ているかの様な感覚に陥りました。劇中劇の時代設定は戦国時代や幕末、戦時中から未来までと様々で、黒澤明監督の『夢』が連想されました。(実際に、黒澤監督の『蜘蛛巣城』の有名シーンが出て来たからかもしれませんが…。)

しかし、その劇中劇は千代子の半生とリンクしているため、一つの物語として成立しています。また、その幻想世界に入り込んでしまった立花と井田が視聴者と立場が似ているため、代わる代わる世界観に対応し易く感じました。

本作のテーマとしては「愛の形」ではないかと思います。
{netabare}”鍵の君”に逢いたいが為に女優の道を選ぶ千代子。最初は彼がいるであろう満州に渡る為、戦後は彼への想いと女優業を結びつけ映画に出演し続けます。映画に出演することで、彼に自分の現在の姿を見せたいという気持ちもあったかもしれませんね。

しかし、彼との再会の望みが絶たれても、千代子は女優業を続けます。それは、役を演じることを通してのみ彼と繋がることができ、彼を想い続けることが出来るから。
「私、何処までも貴方に会いに行きます」
「あの人を追い掛けている私が好きなの」
これらの千代子のセリフは、その現れだと感じました。

千代子にとって、「彼への想い」と「女優業」は切っても切り離せない関係へとなり、これこそが千代子の「愛の形」だと感じました。「愛すること」=「生きること」…一種のアイデンティティの形成ですね。

そして、もう一つ気になったのは「月」を用いた暗喩です。
”鍵の君”は月に対し、「十四日の月が、一番好きだ」というセリフを述べています。それは、月が満月に向かって満ちるからで、満月は欠けるしかないからであると。

千代子の追憶の最後の世界観は月面の世界。宇宙船に乗り込み、月面から飛び立つ千恵子の姿は、満月から飛び立つ様にも見えます。それは、月が満月から欠けていくことを意味し、千代子が死に向かっていくことを表してるのではないかと思いました。

たった90分の作品ですが、女優一人の一生が凝縮されていることに、とても感動しました。{/netabare}

この斬新な切り口で描かれた女優の人生は、アニメでしか表現出来ないことではないかと思います。
様々な作品の中で”生きた”彼女こそ、まさしく”千年女優”だと感じました。

投稿 : 2013/02/06
閲覧 : 407
サンキュー:

24

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

恋する乙女はみんな女優かもしれない

冒頭、一瞬中身を間違ったかと思ったほど
観始める前の想像と違うシーンから始まった。

ある女優が芸能界を引退して30年。
自分の所属していた映画会社が老朽化によって取り壊されることになり、
30年ぶりのインタビューを受け、現役だった過去を回想していく形で展開していく物語。

主人公である女優さん、とにかく追い続ける。
果たされない約束を叶えるために、恋した相手ともう一度逢って、
あるものを渡すために・・・

平安時代から室町、江戸、明治、大正、昭和へと、
それぞれの時代を舞台にした数々の映画の中で生きる彼女は、
ただひたすら初恋の人を追いかける。
映画の中の話と現実の話、撮影中の映画で設定された時代と現代が
交錯しながら展開されていくので、
最初は戸惑う方もいらっしゃるかもしれない。

でも、昭和を代表する往年の映画女優を主人公にしており、
見覚えのあるカットやシーンが、
思わずメモに書き出したくなるほどたくさん登場し、
実在する大女優数人をモデルにしていることがわかるので、
そこはちょっと嬉しくなってしまった。
映画好き、特に古い日本映画に詳しい人にはたまらない、
そんな部分でも楽しめる作品。

そして彼女が恋した彼の言葉、短いシーンながら魅力的なセリフが印象的。

がしかし、主人公の恋を観ているこちらも一緒に追いかけていくうちに、
いや・・これは待てよ?と。
ロマンティックな恋心を描いているようでいて、
これは違うぞ・・・と、途中で先が読めてしまったのがちと残念。

とにかく、この映画を観ながら恋とはなんぞや?と考えみると、
「好き」という気持ちはある意味「執着」であり、
好きになった本当の相手は恋した彼なのか否か。
何を追いかけ、何から逃げているか?
一番大切なものとは何だったのか? 
なぜラスト、あの場所に行ったのか?
それが分かればこの作品は成功していると言えるのかも。
賛否が分かれやすいかと思いますが、そのあたりが見所と思う。


いやはや、乙女の恋心って(汗)
彼女に共感できた方は、おそらく女優、俳優の素質を持った方かもしれない。

監督は故・今敏氏、声優は山寺宏一さん、津嘉山正種さん、
小山茉美さん、荘司美代子さんなどベテラン揃い。

投稿 : 2013/01/23
閲覧 : 528
サンキュー:

30

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

女優は女…恋に恋焦がれさまよう…女は女優…

パーフェクトブルーの今敏監督による第二作目。
伝説の女優、藤原千代子の半生をドキュメンタリー形式の回想で描いていく作品です。

彼女の取材を担当する源也&恭二、そして年をとり隠居していた千代子、
この三人を軸に物語りは進行していくのですが、
普通の回想とは違い現実世界で取材している源也&恭二も回想に介入していて、
まるで実際そこに存在しているかのような演出がなされています。
物語のほぼ全編が回想シーンといってもいいような構成で、
一定の節目までは現実世界のシーンには戻ってきません。

現実世界の人間が回想の登場人物として介入してるだけでも変わってるのに、
回想のほぼすべてが映画仕立てになっているのです、
正直、映画部分とそうでない部分の区別が私にはよくわかりませんでしたw
パーフェクトブルーを視聴された方はご存知だと思いますが
作中の撮影シーンでドラマ部分と現実がリンクしているかのような演出があったじゃないですか?
千年女優は8~9割そういったシーンで構成されるといっても過言じゃありません。
パーフェクトブルーの段階でちょっと混乱したと言っていた私ですからね…
この千年女優はちょっと難解すぎました。

映画仕立てで展開がめまぐるしく変化していくものだから非常に情報量が多く忙しい。
やっと今の流れに慣れてきたかと思ったら次の作品に突入してしまいますw
回想というよりはパラレルワールド。

物語そのものは難解に感じたのに序盤の段階でオチだけは予想できてしまった。
なので作品の印象としては伝えたいことはすごく簡単なことなのに
やけに遠まわしに伝えてくるんだなぁ、というものでした。
この作品はオチが予想できてしまうと面白さ半減かなぁ…

そもそも物語の根底にあるのが千代子の恋心なのです。
半生にわたり顔もおぼろげな一人の男との再会を夢見て千代子はさまよい続けます。
一人の男に会うための物語としては少々くどく感じてしまいオシャレすぎる印象。
序盤で千代子は女優になったのは男ともう一度会うためで実はどうでもよかったと語っていますが、
最後まで観ればそれが真実ではないことがわかります。
本当はその逆なんですよね、彼女は生まれながらの女優でどうでもよかったのは男のほうなのです。
顔もよく憶えていない男のために一心不乱に走り続ける自分に酔っていただけの彼女…
彼女にとっての恋心とは女優としての自分にささげる肥やしにすぎなかったのかもしれません。
障害が多いほど燃える恋とは言いますが彼女もそうだったのかな?
距離が縮まったと思ったらまた離れてしまう…そんな絶妙な距離感に
一人の女として、そして一人の女優として燃えてしまったのかもしれないね。

源也&恭二が回想世界に見事に介入してるのに対し、
僕のほうはそこまで介入しきれなかったのが悔やまれます。
まだまだ勉強不足ということでしょうか?
文芸作品のような小奇麗さなので手のつけどころが難しかったです。

【B72点】

投稿 : 2013/01/05
閲覧 : 278
サンキュー:

2

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人生の走馬灯

一人の女優が学生からデビューした経緯、そして時代の流れに揉まれ、戦争と復興、そして誰もが訪れる死。まぁ人生の総括ですね。物語は出演映画の場面と物語の進行が入り乱れてちょっと分かりづらいかも知れない。やたらと戦前の日本を妖怪化しようとするのは政治的な意図なのか?

投稿 : 2012/12/01
閲覧 : 324
サンキュー:

2

ネタバレ

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

藤原千代子の人生を描く壮大な物語・・・なのだが、今敏監督の作品は相変わらず見るのが疲れる(汗)

残念ながら、私程度の人間に理解できる作品ではありませんでした^^;

作画や表現の仕方は流石今敏監督と言うべき。
他に類を見ない彼の技法は、それだけで物語を輝かせます。

今回は現実と映画という二つを交差させながら圧倒的表現力を持ってして物語を構成させていました。
単に一途な恋を描く作品なんですが、それだけで終わらせないのが今敏監督。

彼女が女優を演じた映画を通して壮大なスケールで藤原千代子という一人の女性を物語ります。

もはや藤原千代子=恋と言っても過言ではありません。

なんせ、この作品のキャッチフレーズは「その愛は狂気にも似ている」ですから。

しかし、一途に憧れの人を追いかける姿は別に変な訳でもないし、個人的には最後の展開もありだと思える。

私がこの作品に入り込めなかったのは映画のシーンを現実に入れ込むだけでなく、映画の舞台を使って現実と融合させていたことです。

例えば、月面で絵を見つけるシーン。あれは北海道に行ったけど、結局「あの人」は見つけられなかったというサインでしょう。
意味は把握できるかもしれませんが、映画の設定をそのまま抽象的な意味を導き出すために応用するのは私は余り好きではありませんでした。

映画を彼女の人生と一緒に紐解くのは良いんですが、それを融合までさせると私としては理解しにくくなるだけでした。
どうやら、私は今敏監督独特のテイストが苦手なのかもしれません。

まぁこんな風に文句言ってますけど、結局のところ、傑作に違いはないので是非見て下さい^^

投稿 : 2012/11/10
閲覧 : 344
サンキュー:

11

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

今敏監督作品なので

老女優の過去話なので、本来ならば退屈しそうではあるが、そこは今敏監督。
場面転換が速いので、いろいろな映画を一気に見せられる感じ。
でも、見ている間はいいが、見終わった後、ナンダッケ?な作品。

投稿 : 2012/09/16
閲覧 : 262
サンキュー:

0

papa0080 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

時をかける女優

自分が好きな今敏監督作品です
それでけに少々贔屓目に見てしまうかもしれないのでご注意を
何やら演劇にもなっているようです
とりあえずあらすじページを見て頂くとしてそこら辺は割愛

時をかける女優といっても実際にタイムマシンとか、そういった意味ではなく
女優として演じた作品が色んな時代という意味(といっても昭和ぐらいまでです)

物語は女優千代子さんの自身の思い出と演じた作品をリンクさせながらテンポよく展開
演じる作品の中で千代子さんは女性として恋を演じると共に自身の想いを回想してゆく

演じた作品ひとつひとつがいかにもありそうだな~と思える展開ながら
千代子さん自身とリンクさせる事によってありきたりだと思わせずに
深く静かに感慨深い見せ方をしている、まさに恋をテーマにした作品と言える

様々な時代を演じつつ自身の想いを語るという手法はたったひとつのただの恋を
何とも壮大なスケールにし、とても長い長い、タイトル通り1000年の恋の物語を見ていると感じる
少し似た感じとして実写映画タイタニックを思いださせた

女性の恋という事で男性の方には同意出来ない部分もあるかもしれないが
1000年の壮大さにいつの間にか物語に引き込まれていく事もあるかと思います
単純にすると恋のみをテーマにした作品なので楽しめない方は居るかもしれません
自分はいかつい顔ながら精神的に中性的と言われる事もあり、そのせいか楽しめました

誰にでも勧められる作品ではないと言えますが
それゆえ引きこまれればのめりこんでしまうとも言えます
蔦屋レンタル100円とかやってますしとりあえず最初の30分ぐらい見て投げてもよしです

テンポが良い為あっという間に感じましたが
見終わったあと何とも壮大な物語を見たのかと思いました
視聴後つい、ふぅ~という言葉が出て脱力感と満足感を得られました

数々の賞を受賞もしているようで作品としてとても良く出来ている事は間違いないので
その辺りのどんな賞を受賞しているかを見ておくと外れる事はないかもしれません

投稿 : 2012/09/14
閲覧 : 258
サンキュー:

5

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まぁまぁかな。

個人的には「パーフェクトブルー」の方が好き。
輪廻転生作品。
実に今敏監督らしいのだが、いつもラストのまとめ方が
いまいちなんだよなぁ・・。

投稿 : 2012/08/30
閲覧 : 242
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美しき輪廻転生、恋の万華鏡

芸能界を引退して久しい伝説の大女優・藤原千代子は、30年ぶりに取材に応じることになる
少しずつ自分の過去を語りだす千代子。
しかし千代子の話が進むにつれて、彼女の半生の記憶と映画の世界が段々と混じりあっていく…。

今敏作品の中でも結構賛否が分かれる作品です。
様々な映画の世界でポンポン場面が切り替わっていく上に、それが現実とごっちゃになってます
同じシーンがいくつもの世界でスピーディーに繰り返される、輪廻転生の万華鏡。
ただ大筋のストーリー自体は一直線で単純すぎる感がある。
しかも、ラストでそれがひっくり返されてしまいますw
ということで、色々とストーリーに不満を持つ人はきっと多いでしょう。
しかし、実はそこが見所でもあるので、その真意を探れる人なら面白いと思えるんじゃないでしょうか。

恋に生きる一人の女優の生涯を壮大なスケールで描いています。
ただ単純なメロドラマでは終わらないところが、この映画のミソですね
あまり書きすぎるとネタバレになるので、抑えておきますが
女優・・・というか女という生き物をずばっと描いた名作です
どう感じるかは人それぞれですが、「女の人向け」の映画かもしれませんね。

作画や音楽などもろもろのクオリティは素晴らしい
また昔の邦画ネタがかなり仕込んであるので、映画に詳しい人なら面白く見れるかも知れません。
かなりマニアックなアニメですが、一見の価値はあります。

投稿 : 2012/08/13
閲覧 : 368

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

何がいいたいんだコレ

つまんないの一言だな。
それから意味不明。
作画さいこー^-^

投稿 : 2012/08/06
閲覧 : 202
ネタバレ

オパマ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ハイレベルな作品なんだが・・・。

●良い点
作画も演出もハイレベル。

監督さん、スタッフさんの力量が高いことが伝わってくる。

次はどういう展開に成るんだろうと、物語に惹き込まれていく。

●不満点
{netabare}ラストシーンの「彼を追いかけている自分が好き」という、セリフで、それまでの感情移入を根底からひっくり返された。

エヴァの劇場版で、アニオタを否定して冷水を浴びせかけてきた庵野さんと同じじゃないか?

それにしても、たった一言でそれまでの丁寧な作りの作品を投げ捨ててくるなんて・・・。

ある意味凄い。{/netabare}

投稿 : 2012/04/17
閲覧 : 270
サンキュー:

1

じーぱんたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんか

不思議な展開の仕方をするアニメです。

何かを追いかけるっていいことですね。

投稿 : 2012/03/16
閲覧 : 259
サンキュー:

0

あじかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一番大切なものを開ける鍵・・・・

今敏監督の作品の中でも比較的、ストーリーが分かりやすい作品だと感じました。

やはり今敏監督は、物語の進め方というか、見せ方が面白いと改めて感じました。女優の主人公の昔話の中で、役が変わっていく瞬間がとても自然に表現されいていて、見ている側も自然とストーリーの中へ入っていけました。

最後の終わり方には、唖然とさせられましたが、伏線の回収上手していて、綺麗にまとめられているなと感じました。

1時間半ぐらいで見れるアニメ映画です。少しでも気になった方、見ることをオススメします!

投稿 : 2012/03/01
閲覧 : 278
サンキュー:

5

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

“鍵の君”は居るとか居ないとかじゃないんだ!鍵の君は“確かに居た”んだ!

本当に面白い作品、本当の名作をお探しのアナタ!m9(^▽^)
そんなアナタ様にオススメの作品がごぜぇますぜぇぇぇ!!!
もう知ってたらごめんちゃい(^ω^)テヘペロ


ジャパニメーションを代表するの偉大なアニメ映画監督を4人決めるんであればそう、この故・今敏監督こそが4人目にふさわしい御方であろうことでしょう!


オイラが小賢しく言っても説得力nothingですが

第5回 文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門大賞
第6回 カナダ・ファンタジア映画祭 最優秀アニメーション作品賞 芸術的革新賞
第33回 シッチェス・カタロニア国際映画祭 最優秀アジア映画作品賞
2003年度 東京アニメアワード 劇場映画部門最優秀作品賞
第57回 毎日映画コンクール 大藤信郎賞
第8回 アニメーション神戸 作品賞 劇場部門

とまあ国内外からの絶賛の嵐をみればどんだけ評価されている作品なのか一目瞭然!(キリッ


お話は伝説の大女優と呼ばれた藤原千代子なる人物の半生を振り返る形で進む


千代子の人生と共に千代子が出演した数々の映画の名場面が回想され、その一つ一つが日本映画史のパロディのような側面を持っていてそれだけでも十分に楽しめる要素アリです


しかしながら物語の根幹にあるのは“いつも何かを追いかけるような千代子の切ない眼差し”その瞳が追うものとは一体なんなのか?
年老いた千代子のインタビューに訪れた二人のテレビマンは謎に迫っていく


千代子はその謎の秘密が10代の頃に出会った“鍵の君”なる人物への一目惚れにあることを語る


やがて千代子の口から語られる思い出の数々は現実と映画の内容が混濁して、リアルとフィクション、真実と妄想の境界が曖昧になっていきインタビュアーの二人を困惑させていく・・・


一人の人間の一生涯を追う、というアニメでは珍しい構成の大河的な作品です
これはネタバレにならんと思うんでガッカリされてもレビュワーとして悲しいんでハッキリ言っちゃいますがw
【恋に始まって、恋に帰結する映画】なんですw
こーゆーのニガテな方は絶対に見ないで下さいw本当にw大好きなのでw
ぼーっともしてられない内容なんで是非じっくり見れる時にチェキってください


監督は先述のとおりに今敏
当時インタビューでFF(ハリウッド版)について聞かれて「とても醜悪な映画だと思います(キリッ」と答えたこともいまはむかし
「お気に入りの映画は?」と聞かれて「そりゃ自分のが一番だと思ってますよ(笑)」って言っちゃうそんな監督がカッケーっすw


脚本は夏目友人帳とかキノの旅の村井さだゆきさん、演出はローゼンとか紅の松尾衡さん、音響は三間雅文さん


繊細な背景美術への拘りを感じる一連の今敏監督作品でしゅが、作画も必見です
降りしきる雪の中を駆けるシーンなどはもはや伝説
ってか全部凄すぎて解説しきれないwww


そしてこの作品から今敏監督作品にひとつの転機をもたらしたのはやっぱり平沢唯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃwなくてw平沢進さんの音楽でしょうw
監督自身、「平沢さんの音楽が好きなので平沢さんの曲がラストに来るような作品にしたかった」と述べているほど
ってそんなこと考えて作っていたらホントに平沢進さんキターー(゜∀゜)ーーというなんとも運命的な巡り合わせにワロタw
二人の【天才】が起こした科学反応でマジ他の追従を許さぬ素晴らしい一作に仕上がってますね
エンドロールに入った瞬間に悶絶するか号泣するか失禁すること間違いなし!(おまw









このレビューをもって改めて、ついとういまびん(´・ω・`)

投稿 : 2012/02/29
閲覧 : 455
サンキュー:

23

ネタバレ

木山P さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

すごいのだ。

アニメ藝術の限界を超えているのか、僕にはよくわからなかった。

投稿 : 2011/08/17
閲覧 : 314
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0

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うつくしい話

ただただ、美しい話だなと思っていたら観終わってしまった。

投稿 : 2011/08/16
閲覧 : 384
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2

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

趣味ではないけど高クオリティ

一人の女優の、一途に想い人を追いかけ続けた半生の物語です。
老いた自身の過去を、取材を受けながら、まさしく「女優らしく」思い返しつつ進行します。


正直、全然趣味が合いませんでした。
虚像と現実がめまぐるしく切り替わる演出も、暗いストーリーも、妙にリアルでアニメらしくない絵柄も、全然好みじゃありません。


ですが、それでも最後まで飽きずに見られたのは、恐ろしくレベルの高い作画と豪華ベテラン声優陣の演技力!
これに尽きます。
実に映画らしい、アニメというより「邦画」でした。


私の嗜好にあいませんが、客観的にみて、
ストーリーは破綻なくしっかりしているし、演出も秀逸な質の高い作品だと思います。
好みに合いそうだ、と思う方は見ておいて損なしです。

投稿 : 2011/07/15
閲覧 : 435
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8

sobako777 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

スピード感ある展開なのだが、イマイチ物足りない

大ヒット作だけあって、ロマンチックな物語にすっきりとまとまっていて、スピード感もあり、求心力も充分なのだが・・・久々に見直してみて、やはり物足りなく思った。ロマンの始まりが、納得できるほどの深さで描ききれていないのだ。スタートを切る前に走り抜けられた感じだ。

投稿 : 2011/06/11
閲覧 : 393
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0

shisune さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

だって私…

主人公の藤原千代子の半生をインタビューを通して思い返していく、というお話。
場面の移り変わりがおもしろいんですが、若干混乱しました(最初だけ)。
千代子の一途な恋心がなんとも言えません。

物語のラスト、おもいっきり、監督に突き飛ばされましたね~。
五キロくらい吹っ飛ばされた気がしました。
まさに衝撃のラストです。
最後のシーン、思わず声に出してしまいました(笑。
ものすごい裏切りです。

なんといっても今敏監督。万人におすすめできる良質のアニメーションです。
ほんとに、もっともっと監督のアニメを見たかったです。

投稿 : 2011/05/24
閲覧 : 1002
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4

もちすい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

淡くて激しくてしたたかな

とある大女優が自分の人生を“恋心”という部分に焦点を当てて振り返る、という物語。

終始インタビュアー&カメラマンの二人組みとの会話~回想シーンという映像が続くのですが、女優ということで、回想を映画の演技シーンになぞらえて、さらには回想にも二人組が入り込んでくる、という、実験的で、かなり奇抜な映像表現がこの作品の特徴です。

これ、本当に面白い表現だと思うし、この題材とこの表現を組み合わせることを前提にした脚本は完璧すぎるぐらいうまいんですけど、回想と演技のシーンを重ねるということは、どうしても視聴者にとっては感情移入の妨げになると思われます。
回想に入り込んでくる二人組も、説明役、場面転換のアクセント、と効果的な働きもしているのですが、やっぱりこれも感情移入したい人にとってはノイズになってしまいます。

ということで、映像表現としてはとても面白いのですが、同時にあまりの奇抜さに面食らってしまって、全く作品に入り込めない、ということになる可能性もあります。
私の場合は初見がそうで、2回目に観たときにやっと落ち着いて観れました。

あとは感情移入を求める人も注意が必要です。
感情移入できないこともないですが、かなり女性向け、しかも対象年齢高め、と、ものすごく観る人を選ぶ作品です。

とはいえ、今敏さんの作品は、アニメーションという媒体に対してのアプローチがあまりにも個性的で、多くのアニメ作品とは全く違ったベクトルを持っているので、合う合わないは別として、「こういうアニメもあるんだ」と、観ておいて損はないと思いますよー。

投稿 : 2011/03/27
閲覧 : 840
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13

草風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

恋って素敵

不思議な雰囲気の映画でした。
恋した人を追い続ける主人公が、
切なくて素敵です。
これぞ、乙女心!

投稿 : 2011/01/09
閲覧 : 359
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3

御宅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/02/01
閲覧 : 6

ニキータフルチショフ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/21
閲覧 : 6

あーーー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/29
閲覧 : 6

暴走インコ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/03
閲覧 : 8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/28
閲覧 : 47
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千年女優のストーリー・あらすじ

芸能界を引退して久しい伝説の大女優・藤原千代子は、自分の所属していた映画会社「銀映」の古い撮影所が老朽化によって取り壊されることについてのインタビューの依頼を承諾し、それまで一切受けなかった取材に30年ぶりに応じた。千代子のファンだった立花源也は、カメラマンの井田恭二と共にインタビュアーとして千代子の家を訪れるが、立花はインタビューの前に千代子に小さな箱を渡す。その中に入っていたのは、古めかしい鍵だった。そして鍵を手に取った千代子は、鍵を見つめながら小声で呟いた。「一番大切なものを開ける鍵…」
少しずつ自分の過去を語りだす千代子。しかし千代子の話が進むにつれて、彼女の半生の記憶と映画の世界が段々と混じりあっていく…。(アニメ映画『千年女優』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2002年9月14日
制作会社
ジェンコ / マッドハウス
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E5%B9%B4%E5%A5%B3%E5%84%AA
主題歌
≪ED≫平沢進『ロタティオン[LOTUS-2]

声優・キャラクター

荘司美代子、小山茉美、折笠富美子、飯塚昭三、津田匠子、鈴置洋孝、京田尚子、徳丸完、片岡富枝、石森達幸、佐藤政道、小野坂昌也、小形満、麻生智久、遊佐浩二、肥後誠、坂口候一、志村知幸、木村亜希子、サエキトモ、野島裕史、浅野るり、大中寛子、園部好德、大黒優美子、山寺宏一、津嘉山正種

スタッフ

原案:今敏、 監督:今敏、企画:丸山正雄、、脚本:村井さだゆき/今敏、キャラクターデザイン:今敏/本田雄、作画監督:本田雄、音楽:平沢進

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