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「伏 鉄砲娘の捕物帳(アニメ映画)」

総合得点
62.3
感想・評価
203
棚に入れた
1081
ランキング
4851
★★★★☆ 3.6 (203)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.6

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☆の総合評価
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伏 鉄砲娘の捕物帳の感想・評価はどうでしたか?

自由人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感動だね

泣くことはなかったけど、おもしろかったね

最後は、感動・・・・だね

信乃がかっこいいね

投稿 : 2013/11/18
閲覧 : 223
サンキュー:

0

ネタバレ

横浜ゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

つながった!!

南総里見八犬伝をモチーフにした作品。
あくまでモチーフですね。
八犬伝はかなり昔に全部読みましたから。

結構良くできた作品です。おススメですね。

猟師の浜路、伏姫の末裔である伏の信乃の物語。
伏が人間の生魂を食らい懸賞金が掛けられている江戸。
江戸に来た浜路が兄と共に懸賞金目当てに伏を狙う。

声優陣はかなりハイスペックですね~
俳優さんいますが実力派なので大丈夫でした。
声で感情表現できる人達ですから安心です。
歌丸師匠とか竹中さん、劇団ひとりですね~
劇団ひとりって案外上手いよね。

お路が・・・Charaなんだよね。
下手すぎてビックリwww 
友情出演みたいな感じだからガマンしますか~
まぁ、笑って許してあげますよwww
良い歌を提供してくれてますからね~
イメージに合ってて公開CMから気になっちゃいました。

ストーリーは八犬伝ではないです。
ずいぶん後の後の物語としてイメージしています。
八犬伝は室町時代ですから徳川家定より400年位前です。

本編で適当に伏姫の解説をしますが、
八犬伝ではもうちょっとややこしいです。

以下はネタバレではなく八犬伝ってこんな感じってやつ
細かいとこはうろ覚えだけど、大筋はこんなのです。
{netabare}
伏姫の父に逆臣した家来の妻を殺さないと約束していたのに
その妻を殺してしまうのですけど、約束を違えたために、
殺される際に里見家を祟ると呪いをかけた。

里見家の危機の際に飼犬の八房に敵の首を獲ったら伏姫をやると約束した。
犬は敵の大将の首を獲るのだが約束は約束だと伏姫を連れ八房は山中へ。

伏姫の許婚が八房を探し出し殺害するが伏姫も負傷、
八房の生気のみで懐妊した伏姫は純潔を示すために自害。
その際に身に着けていた数珠のうち8珠が空へ上り八方へ飛び去る。

後に、体に牡丹のあざのある犬の字を含んだ名前の、
(八房には牡丹のあざが8つあったんですが、これが8つに分かれたってことですね)
8珠に刻んであった文字の浮き出る玉を
それぞれをもつ若者が8人生まれる。

これが八犬士ってやつです。

浜路と信乃は八犬伝でもでてきます。
信乃は八犬士なんですが浜路は信乃の許嫁です。
宝刀?妖刀?村雨に纏わる話があります。

アニメの中での関係性とは全く違いますので・・・
名前だけ拝借した感じですかね~

八犬伝読んで知っている人は
浜路と信乃の名前でニヤってする程度かな。


むちゃくちゃ長いし結構複雑な物語です。
物語の始まりは有名ですので知っていても良いと思います。
アニメで八犬伝に関わる話とかありますからね。
知っているのと知らないでは違った感じ方ができますので。

あとは、八犬士が集結し里見家に仕えてめでたしめでたしってか?
wwwwwww
まぁ、八犬伝の本筋はあとのコレなんですけどね~

{/netabare}

物語として抑揚もあり、動きの表現も良い。
視聴者を引き込んでゆく力のある作品ですね。

見て良かったですよ。コレは。

投稿 : 2013/11/11
閲覧 : 245
サンキュー:

2

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ビジュアル系、江戸の風景

モチーフは南総里見八犬伝。
時代は滝沢馬琴存命の江戸時代後期。
舞台はビジュアル系の江戸です。

伏と呼ばれる人と犬の血が混じった男(狩られるもの)と山から下りてきた鉄砲娘(狩るもの)との命を懸けた淡いラブストーリーです。

江戸の風景の描写が美しく、ビジュアル系といえます。
そして、人の動きに躍動感があります。
でも、ストーリーが飛躍するためわかりにくいです。
また、今のアニメと言うより一昔前のアニメと言う感じ。
面白味は少なく、感動的な場面でも特別な感動はありませんでした。

キャラ的には、滝沢馬琴の孫娘がいい感じでしたが、生かし切れていません。
それに時々、素人声優が気になります。

つまらなくはないのですが、あまり完成度の高い作品ではありませんね。

投稿 : 2013/09/25
閲覧 : 299
サンキュー:

13

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作未読ですd(`・ω・´)

面白かったよ(´ω`)
特に里見八犬伝を知らなくても視聴に支障はないです(´ω`)
 
惜しむらくは時間のなさですかね(゜ω゜)
「もののけ姫」なんかでも感じたんですが、劇場作品には上映時時間の
制約があるんですかね?
後半、ちょっぴり展開が忙しくて違和感がありました(´・ω・`)
 
全編を通して貫かれたテーマは「絆」ですかね(´ω`)
ここのところがブレなかったので、楽しめました(´∀`)

投稿 : 2013/08/26
閲覧 : 468
サンキュー:

8

ライ麦 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

うーん・・・

作画も綺麗で、キャラクターも個性がそれぞれありとても惹かれます。個人的にはやはりシノがツボですが笑
作品の設定もとても私好みで、声優も問題なし。(声が無理という方はいませんでした。)

ここまでポイントをおさえてるのですが、物語自身に不明瞭な部分が多々あったのがとても残念です。

ーーーー少しネタバレになりますーーーー
「はまじちゃん」と「めいどちゃん」がつながったっていうのであったり、長屋に住んでいた他のキャラクターや伏を狩る側であった人間が幕府の者に歯向かったりするところも理解に苦しみました。
また、ハマジちゃんとお兄さんの関係が少しギスギスしている風に見えるところも何故そのように描かれているのかわかりませんでした。

キャラはとても素敵で、(しつこいようですが)シノはすごくかっこよかったです。

投稿 : 2013/08/05
閲覧 : 263
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

南総里見八犬伝の話

アニメのやつじゃなくて昔の言い伝え的な
八犬伝の内容を今まで知らなかったから
興味もてた。

パッと見、夏目友人帳的とか蟲師とかな
雰囲気のイメージだけど
中身をあけたら思ってたのとだいぶ違っていて
よかった
おおかみこどもとかのほうが近い気がする。

投稿 : 2013/08/01
閲覧 : 243

ぴっころ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

雰囲気がいいです

いつツタヤに行っても常にレンタル中になっていて、そんなに人気あるならさぞかし面白いんだろうとハードル上げすぎました


雰囲気アニメとしてはかなりいいと思います。
声優さんがベテランの方と思いっきり棒読みな方といてこれは狙って録っていたのでしょうか?

投稿 : 2013/07/20
閲覧 : 201
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

鮮やかな映像美

とてもきれいに統一され、見ていて飽きない世界観。
キャラクターや音楽、演出もとても良かったと感じました。

しかし、ガール・ミーツ・ボーイと、一言で言える内容では
ないのだが、物語の中にそのような側面があるのに
それに至る、肝心の内面が出し切れていないように感じた。

劇場版の時間の都合上仕方ないのだろうが、キャラクターが魅力的であっただけにもっと掘り下げて欲しかったと感じた。

ジブリや映画作品が好きな方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2013/07/17
閲覧 : 159
ネタバレ

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 1.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

絞り

原作既読

原作文庫本の巻末の解説を、このアニメ映画の脚本を担当した大河内一楼氏が執筆している。
氏は、
「この作品は密度がありすぎる・・・この原作一つで、七本は映画が作れる」
と述べ、
・二つの八犬伝の関係性についての「ミステリ」
・伏の悲劇的出自などに関する「怪異小説」
・浜路と信乃の「ラブロマンス」
・浜路と道節の「アクション」
・浜路という「少女の成長物語」
等の複数のおもしろさがある、と分析している。
そのうえで、
「100分前後の映画にまとめるのは難しい」
と書いている。
それゆえに本映画は、それら要素のうち、ラブロマンスに絞って作品を仕上たのだろう。
しかし、絞りすぎだと思うのである。

個人的には、「浜路と信乃のラブロマンス」をメインにしつつも、「伏の悲劇的出自に関する怪異小説」要素を絡めて悲劇的恋愛物語に仕上て欲しかった。

以下詳細(原作のネタバレを含みますのでご注意下さい)
{netabare}
原作をラブロマンスに書き換えて表現したこと自体に不満は無い。
原作では優れた嗅覚を持つ猟師として描かれていたヒロインを、一転して女の子らしく描いたり、
「偶然ぶつかって・・・」等の恋愛のテンプレ表現を取り入れたりしたことも悪くない。
また、浜路と信乃の関係について「猟師と獲物」という明確な力関係を無くして対等な立ち位置に変えることで、
互いに惹かれあいながらも、その気持ちを行動に移せない葛藤が強調されたし、
原作には無い、兄道節と船虫の人間同士の恋愛関係を書き加えて、
上記二人の関係と対比的に描くアイデアも素晴らしい。

しかし、二人の関係で最も特徴的なのは、二人が異種族であることだ。
敵対関係にある異種族間の恋愛である以上、やはり悲劇的恋愛関係であることをもっと強調すべきだったように思う。
そして、そのような困難な関係であることを描くならば、
当然「伏」という種族の始まりのエピソードとその種族の特性(寿命など)に
もっとフォーカスしなければならなかったはず。

原作では作品全体のページ数の約30%を割いて、伏姫の物語(贋作・里見八犬伝)が描かれている。
そこでは、伏姫と犬とのエピソードが激しさと哀しさを交えて描かれ、
さらにそこで始まった因果が、浜路と信乃が出会う前に
既に終わってしまったことが明確に、しかも信乃の口から語られている。
これは、浜路と信乃が結ばれることが無いという哀しい結論を象徴するものとして非常に有用なエピソードであり、物語全体の核となる要素だと思うのだが、
本作品ではわずか3%前後の時間しか割いておらず、因果の終焉を示す明確なエピソードも無い。

氏も原作を、浜路の物語+伏姫の物語の「二重構造の物語」と認識しているのだから、
たとえラブロマンスに書き換えたとしても、原作の特徴である「二重構造」を維持し、
活用すべきだったと、個人的には思う。
伏姫の激しく哀しいエピソードの描写を簡略化してしまった本作品のラブロマンスは、
私には単層構造にしか感じられなかった。{/netabare}

投稿 : 2013/07/09
閲覧 : 286
サンキュー:

4

ネタバレ

もっさんみいねこ☆☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

伏なのに、、、

伏なのにカッコイイ!
あと、まもカッコイイ!
あと、キャストが豪華すぎる〜!!

投稿 : 2013/07/04
閲覧 : 184
サンキュー:

0

卵の殻 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

絵が可愛いらしくて江戸情緒満点

絵、特に風景(建物や街並み、着物や食べ物等)が可愛らしいです。ちょっぴりモダンで新鮮な感じもありながら、浮世絵を模した様な表現もされていて、絵を眺めているだけで楽しかったです。細かい所までよーく出来ています。

ストーリーは悪くはないですがよくある感じかな…。半分犬半分人間の若い男と人間の女の子の身分差?純愛ストーリーです。
真っ直ぐなシナリオで無駄がなく、取り立ててビックリするような設定やどんでん返しは一切なし。だから最後までさら~っと見れて、頭を使って見るようなアニメではないです。大人から子供まで楽しめると思います。どちらかというと女性向な感じです。

キャラクター格好いいです。
伏と呼ばれる犬達も主人公含む人間達もみんな芯があって「江戸の人」って感じがしました。

あと声優さんの演技がなかなか良かったです。引き込まれました。ゲスト出演?なのか、声優ではなく俳優もアフレコしていたらしいですが歌丸師匠以外全然気づかなかったくらい自然でした。

投稿 : 2013/06/27
閲覧 : 223
サンキュー:

0

ぱらっぱらっぱー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

本当に劇場で公開したのか?

この作品レンタルで借りてきて観ました。正直驚きです。この作品ほんとに映画館で上映したんでしょうか?あまりに絵がショボ過ぎです。それはキャラクター造形とか絵の細かさとかではなく、極彩色をパステル調にした感じの色合いで引きの絵とか魚眼っぽい感じの絵とかいろいろ工夫しているんですが、画面から受けるこれでもかというような映画特有のすごさを全く感じられませんでした。
肝心の内容ですが、脇役のキャラの全てに均等に小さいながらも見せ場があります。まるでセリフ量まで均等に割り振っているかのようにです。制作者からすれば全てのキャラクターが愛おしいのは理解できるのですが、切るところはバッサリといかないとテンポが悪くなって観ていてつらいものがあります。
あと主人公の女の子の頭があまりに悪すぎます。『純粋と頭が悪いということはイコール』という周知の事実を映画でやられるとイライラしてしまいます。みんなそんなことは知っているんです。そこを上手く描くのが脚本家の力であり演出家の力だと思います。

この作品、故・円楽師匠が観ていたらこう仰ったでしょうね。

「山田く~ん、歌さんの座布団全部持っていって。」

投稿 : 2013/06/05
閲覧 : 220
サンキュー:

0

ネタバレ

独りのもふ公 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラよりも内容。

作画は結構よかったと思う。
人物に対しての作画はやや自分的には好み、とは
言えないが、その他、風景などが絶妙な感じだったと思う。
伏メンバーのほとんどが処分されてしまっているので
他の伏の生い立ちなどがないことからこの評価に。
でも映画だししょうがないかな、と_(:3 」∠)_
展開は誰でも結構先読みできる感じに近い。

最後のシーンは感動的。

投稿 : 2013/06/02
閲覧 : 179
サンキュー:

0

ネタバレ

trollkarl さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観がよい

作画:世界観良かったです。
キャラ:主役以外のキャラ達に??と思うことがいくつか。それがあり集中できずなとこもありました。
満足感・余韻:物語:原作未読なのですが、ちょっと無理ある部分もあり、情報を補正した後、何だかんだで良かったな、と思える作品でした。

投稿 : 2013/05/23
閲覧 : 213
サンキュー:

0

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

猟師と獲物の間には、見えない糸があるという。

里見八犬伝…の贋作のほうですね。両方とも全然詳しくありませんが。

世界観や雰囲気というか配色は良かったのですが、サブキャラがたくさん出てきすぎでいまいちメインストーリーがつかみ難かったり。

キャラそれぞれの掘り下げがちと弱いなぁってのと滝沢馬琴役の歌丸師匠に始まる声優陣以外のアテレコがちょっと…

ただ「獲物と狩人」に始まる対比の表現はなかなかに興味深かった。

charaの主題歌もなかなか物語にあっていた。声優としては残念でしたがw

投稿 : 2013/05/21
閲覧 : 248
サンキュー:

7

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これぞアニメーション!

これは本当に面白かった!!
さすがは桜庭一樹先生。
これで女の子が可愛かったらディスク買うのになw

投稿 : 2013/05/20
閲覧 : 268
サンキュー:

3

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人にあらざるものの苦しみと切ないラブストーリー

いい話だったなあ。

純愛ストーリーになるのかしら?

江戸時代が舞台だと聞いていたから,時代物かと思っていたけど,

そんなの関係なしにとても楽しく見ることができました。


●ストーリー
陸奥の山奥に住む少女,浜路(はまじ)。

山のことを知り尽くし,狩りのスペシャリストである彼女は,江戸に住む兄・道節(どうせつ)から,江戸に来るよう誘いを受ける。

江戸で話題となっていたのは,伏(ふせ)という存在。

伏とは,人間と犬のハーフで,人に危害を加え続けているのだという。

兄と伏狩りをすることになった浜路。

山路は,伏を狩ることに,今までにない感情を抱き…。


主人公・浜路と,伏・信乃(しの)。

出会いから互いに惹かれるものを感じる2人。

狩るものと狩られるものという関係に気付きながらも,心の奥に隠して気付かないふりをする2人。

心の距離を縮めることができない2人のもどかしさ…。

切ないよー。

平気で人を殺したりするので,それは少し抵抗がありましたが…。

話としてはよくまとまっていて,最後までしっかり見ることができました。

山場の展開がよくわからなくて,見終わった今もどういう話だったのかいまいちつかみきれてない部分がありますが。

将軍と伏の関係はなんだったの??


●キャラクター
信乃がかっこよくていいわあー(惚れ)

素直にならないけど,しっかりアプローチしてんじゃん君ww
とちゃちゃを入れたくなるww

宮野さんの演技がまた素晴らしかったです。声もかっこよい。

道節も,おっちょこちょいで憎めないww

ただのエロい侍かと思ってたけど,しっかりお兄ちゃんしてて,高感度高いですww

そして,主人公山路ちゃん。

男の子に間違われるボーイッシュな子(1人称は俺)だけど,中身はとっても女の子。

見た目じゃなく,性格がとてもかわいいです。

とてもまっすぐな子。

あと,いつも山路にピーナッツの殻をぶつけられるおじさんが個人的にとても好きですwwww


●作画
背景がとてもきれいでした。

人物は,初め少し抵抗あったんだけど,5分もしないうちに気にならなくなりました。


●音楽
BGMがとてもよかったー。

挿入歌も主題歌(Chara)も,江戸という時代には全然そぐわない曲なのに,アニメにぴったり合っていて不思議でした。

投稿 : 2013/05/11
閲覧 : 294
サンキュー:

5

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

猟師と獲物で繋がる縁(えにし)

里見八犬伝なのかな?と思っていたら贋作の方でした。
贋作の方は全然詳しくないのですが…。
あらすじの通り、浜路という女の子の猟師と
伏と呼ばれる狩られる者の一人(一匹とは書きたくないので)信乃の縁の物語。

江戸時代という設定はあるものの、
独特の世界観の中とても爽やかな余韻が残る良い作品でした。
そんなに複雑ではないですがテンポは早めなので取り残されない様には注意してください。
(中盤以降お菓子食べながら観ていると置いていかれるかも)
手紙を上手く使った伏線や深く心を繋げるストーリー構成は感心させられました。
浜路と信乃は別にラブラブする訳ではないですが、
お互いに気遣い大切に想う愛情深さが伺えます。
恋物語ではなく愛情物語と言う感じです。
作品の「獲物と繋がる」と言う表現がとても印象に残ります。

ただ少し欲張った感がありサブキャラやサブストーリーを描きすぎて二人の物語の部分が、
目立たなくなってしまっている気がします。
もう少し二人のシーンが観たかったという欲求が残っています。
声優さんも一部、歌だけにしておけば…とか
声優さんに任せて置けば良いのに…と感じてしまいます。

ストーリー的にも一部、納得行かない部分があってチョット残念な所もありますが…。

それでも絶賛!
…っとまでは行かないにしろオススメできる当たりのアニメ映画だと思います。
観れば浜路の事を好きになると思います。
老若男女どなたでも楽しむことは出来ますのでお暇があれば一度ご覧ください。

投稿 : 2013/04/26
閲覧 : 582
サンキュー:

19

momomax さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

躍動感~切なさにうるっ(ノ_<。)~ハッピーエンド(*^_^*)

面白かったです!!
導入部分の躍動感や配色にワクワクしました。
音楽もいい!
八犬伝要素があるものは心惹かれます。

狩るものと狩られるものが繋がった。
凄く印象的です!

人にして犬であり、人間の魂を食らう性の「伏」が切ないです。
浜路の魂を食らいたくなるのを必死に耐える志乃にうるっときました。

人物は可愛い系の絵ではありませんが、浜路がキュートです。
何故か志乃の面が異様にお気に入りです!!

ハッピーエンドに終わって良かった。(*^_^*)
深く考えずに楽しめました。

投稿 : 2013/04/25
閲覧 : 533
サンキュー:

22

けんとす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

予想外に良かった!

CMでよく宣伝されていたので
前から気になっていた作品です。

江戸を舞台に
人と犬の間に出来る伏という存在を取り巻く事柄の一部始終、
という内容でしたが、
私は特に作画と音楽に心惹かれました(^^)

江戸の華やかな街並み、
BGMや挿入歌などが、
この作品に、すっと入り込ませてくれた気がします。

難解なストーリーではないので、気楽に観れるところも良いですね(^^)

P.S.
私は里見八犬伝についても知りたくなりました!
里見八犬伝を知っている方には、更にオススメの作品です!

投稿 : 2013/04/16
閲覧 : 203
サンキュー:

2

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

パンクな江戸末期と逞しい女達の生き様を詰め込みまくった奇妙なロマンス

原作は『GOSICK』の桜庭一樹
監督は『忘年のザムド』の宮地昌幸
音楽は同じく『ザムド』で(本人曰くの)異化効果を演出するBGM、というものの制作に挑戦したという大島ミチル
脚本に『プラネテス』の大河内一楼


原作は「南総里見八犬伝」を新解釈し、伝承は史実にあったものだ、として扱っているのが特徴
江戸末期を舞台にした里見八犬伝の後日譚とも言うべき内容です
そして滝沢馬琴(里見八犬伝の著者、江戸末期に実在)自身とその娘が「里見八犬伝という物語そのもの」や「今作の一連の物語」は自分達が読み物としてまとめあげた“贋作”である
という〆の作品でもあります


映画で描かれるポイントはかなり的を絞っています
人と犬の混血であり、人を喰らう【伏】と呼ばれる男、信乃
田舎から江戸にやってきて偶然に信乃と出会った猟銃使いの少女、浜路
この二人の足跡を追う物語となっています


人と犬
狩る者と狩られる者
男と女
いつかは相対しなければならない二人の、ちょっと切ないラブロマンスがメイン










と、まあその辺りはかなり好印象ではあったのですが・・・
実際は少しサブキャラクター達のエピソードが詰め込みまくられてて路線がややブレ気味っす
伏である身を隠して吉原の遊郭で太夫にまで上り詰めた女、文芸家を目指してかわら版の執筆に打ち込む読売の少女、働き盛りに子供を授かったことで戸惑う若女将、、、
浜路の人生の道標となっていく、多くのサブキャラクター達ですが、江戸末期という女性の社会進出がままならなかった時代を生き抜く女達の姿が、あからさまな女性応援歌っぽく描かれていて、本来のラブロマンス的な方向性から風呂敷を広げ過ぎじゃないかと思います;


また、かのokamaさんも関わっているキャラクターの造形やファッションや江戸の町並み等など・・・
全体的にお洒落でパンキッシュな世界観が目を引きますが、これが絶対に逆効果;(銀魂をイメージしていただけると解り易い?)
クロックパンク、エレクトリックパンク風に史実よりもやや先進的に描かれた今作の江戸時代で、滝沢馬琴や終盤のカギを握る徳川家定といった実在人物の登場は説得力が薄い;
実在人物を扱うのであれば世界観そのものの改変という部分はもっと注意を払ってほしかったと思います;


そしてイチバンの痛手は実は声優さん;


寿美菜子、宮野守をはじめとし豪華声優陣による素晴らしい名演技
またゲスト出演したとしてお茶の間のニュースでも話題になった竹中直人、劇団ひとり、桂歌丸師匠は思いのほか良い仕事をしてくれて文句の付けようが無かったのです


問題なのは宮本佳那子さん、charaさん、その他子役といった“ド素人勢”
恐らくは主役級の配役にも本職声優を扱わないジブリなどでは気にならないポイントのはずが、今作では本職声優に混ざってアテレコしたため実力差が歴然としてしまった感があります;
実際に寿、師匠、宮元、charaの4人で会話する場面があるのですが、寿と師匠だけが上手すぎてほとんど別次元の人間にwww


charaさんは今作とマッチした素晴らしい主題歌を提供してくれているだけあって、逆にガッカリ感がハンパ無いwww









散々に言いたい事言ってみましたが;
原作と違って浜路という女の子が【ちゃんと可愛く描かれている】のが大切な評価ポイント
観終わったときに「浜路可愛いよ浜路」
そう思えていればいいのではないでしょうか?

投稿 : 2013/03/05
閲覧 : 849
サンキュー:

23

setuna さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

伏 鉄砲娘の捕物帳

静岡では公開は1月の下旬です。

PVを観て凄い何かに惹かれたような気がして・・・
面白そうなので観てきます。

投稿 : 2013/01/05
閲覧 : 218
サンキュー:

1

ネタバレ

ものぽらいざ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

同時期に公開された映画アニメと比べても遜色ない作品

面白かった。

恋物語と伏一族の存続が大きなテーマになっていたが、様々な視点が丁寧に描かれていた。

原作とはいろいろな面で異なっているが、違った良さを出していた。

滝沢馬琴の孫の冥土が女の子になっているが、男よりも女の方がヒロインの浜路との友情をわかりやすく説明できる。{netabare}あくまでも恋物語は浜路と信乃だからね。{/netabare}

また、原作は、江戸の町並みは和洋折衷のゴシック調をイメージしていたり、季節は冬だったりと鉛色のダークファンタジーのイメージだが、映画では、江戸の川辺の風景はヴェネチアをイメージしていたりと和から逸脱したイメージで描かれているものの指向性は異なり、季節は春にして、より恋物語を強調している。

残念な点は声優。桂歌丸とCharaは力不足。サブストーリの一つを担う役柄だったが、素人を採用するのであれば、このサブストーリは省いても良かったかも。

Charaが歌うテーマソングの「蝶々結び」はこの恋物語にぴったりで良かった。

{netabare}
手紙がキーアイテムとなっている。
浜路を江戸に呼び出す道節からの手紙。凍鶴から子供への手紙。そして浜路から信乃への手紙とその返信手紙。すべての手紙は届き、新しい生活へ導いている。

そこで、同じ監督作品の亡念のザムドのナキアミと同じで字が読めないヒロインと言うのは意図的ではないと監督は話していたが、どうしても対比してしまう。そう、「言葉はいつも心に足りない」は今回はどうだったのかと。

またこの監督は対比を多用する。
男っぽく元気な浜路と女形で寂しさをまとう信乃。最大の見所はその信乃を助ける浜路のシーン。後方で爆発が起こり、結っていた髪がほどけて、女っぽくなった演出は良かった。

どうしても浜路視点で観てしまうが、信乃視点で観るのが一番面白い。それは心の動きが一番激しいから。人が憎い、自分を先入観なしで見てくれる浜路が好き、人はいいな、生珠を食べる自分が嫌い、人が嫌い、と。そして最後に手を差し伸べる浜路。素敵な恋になるのは必然です。
{/netabare}

ああ、惜しむらくは公開時期が悪かった。もっと話題作になっていただろうに。

投稿 : 2012/12/04
閲覧 : 343
サンキュー:

5

hilfe1802 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まあまあ面白い、小説風

設定とか物語の展開部分であれ!あれ?おかしいなと感じる部分はあるもののまあなんとか見れます。あんまりついて行けなかったのかもしれないです。

投稿 : 2012/10/28
閲覧 : 274
サンキュー:

2

とろろ418 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

雰囲気が好き

公開日は2012年10月20日。

小説『伏 贋作・里見八犬伝』が原作。
著者は桜庭一樹さん(女性)で、『GOSICK』という作品が既にアニメ化してたはず。
私はこの方の作品に触れたことがないので、作風などはわかりません。

脚本が大川内一楼さん(『コードギアス』の人)なので、少し気になってます。
あとは、単純にPVの雰囲気が良かったですね。
密かに期待しています。

投稿 : 2012/09/18
閲覧 : 222
サンキュー:

3

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/20
閲覧 : 6

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/18
閲覧 : 6

ぱぴこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/26
閲覧 : 7

nana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/04
閲覧 : 11

プーチン さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:----

投稿 : 2022/09/25
閲覧 : 17
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伏 鉄砲娘の捕物帳のストーリー・あらすじ

時は江戸時代。伏と呼ばれる若者による凶悪事件が頻発し、その首に幕府は懸賞金をかけた。伏とは──人にして犬、体も心も獣のよう。ひどく残酷な面があり人々から恐れられる一方で、犬の血なのか驚くほど人懐っこいところもあるという。ちっちゃな女の子だが腕利きの猟師、浜路は浪人の兄に誘われ、伏を狩りに山から江戸へやってきた。獣の臭いに敏感な浜路はすぐさま伏に気づき追いつめる。そんな浜路のまわりをうろつく瓦版の読売、冥土から、浜路は伏にまつわる世にも不思議な物語を聞く。そして冥土に誘われた場所で、一匹の伏をみつけた浜路。追いかけるうちに、伏とともに江戸の秘密の地下道へと落っこちる。真っ暗闇の中で、狩るものと狩られるものによる特別なひとときがおとずれた――。(アニメ映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2012年10月1日
制作会社
トムス・エンタテインメント
主題歌
≪ED≫Chara『蝶々結び』

声優・キャラクター

寿美菜子、宮野真守、宮本佳那子、小西克幸、坂本真綾、野島裕史、神谷浩史、水樹奈々、藤原啓治、阿部敦、浜田賢二、梅津秀行、納谷六朗

スタッフ

原作:桜庭一樹、 監督:宮地昌幸、脚本:大河内一楼、ビジュアルイメージ:okama、人物設計:橋本誠一、音楽:大島ミチル

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