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「PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
5576
棚に入れた
26360
ランキング
61
★★★★★ 4.1 (5576)
物語
4.3
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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☆の総合評価
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PSYCHO-PASS サイコパスの感想・評価はどうでしたか?

メガマインド さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

このアニメの面白さは異常だった!!

このころの主人公は若いなと感じる

新入社員感がでていてとても好き

いまではだいぶやつれた顔になってますが(笑)

SFチックで未来感ただよう現実離れした話でありますが

犯罪者を追う刑事ドラマとして非常に楽しめます。

とにかくかっこいい!!


普通に刑事ドラマとして見ごたえあるので



みんなみて!!

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 255
サンキュー:

9

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

選択の自由があるからこそ、悩み苦しむこともできる

人間の心理状態や性格的傾向を計測し、数値化できるようになった世界。あらゆる心理傾向が全て記録・管理される中、個人の魂の判定基準となったこの計測値を人々は、「サイコパス(PHYCHO-PASS)」の俗称で呼び習わした。

これが本作の設定。この設定を把握した瞬間に私が思ったことは「病んでるな、この世界」でした。心理状態が数値化、管理されていて、そのおかげで、社会の枠組みの中にさえいれば、何も心配することのなく暮らしていける世界。ある意味でそれは天国みたいな感じなのかもしれません。しかし実際に本作のような設定の世界になってしまったら、私になら、いの一番にどこかに逃げ出すと思います。心を数値化とか怖すぎます。この世界観の基、物語がどのような結末に向かうのか、色々期待しながら観ていました。

シナリオの構成やこの設定に基づく世界観は、ストーリーが展開していっても整合性が取れていて(あくまでも私の個人的見解ですが)、観ていて違和感はなかったです。
ストーリーの展開自体も良かったと思います。また上記の設定を基軸に、人間の在り方についての問いを投げかけているように思いました。

本作は現状(2017年5月現在)第二期、劇場版がありますが、一応、第一期である本作の終わり方も区切りの良い終わり方をしています。しかし私個人としてはここで終わってもらっては消化不良。続編の第二期、劇場版がどのように展開するか期待しています。


【本作から感じた事】
「私達が選択の自由があるからこそ、悩み苦しむこともできる」
人生は選択の連続です。その選択の中で時に悩んだり、時に後悔したり、苦しむことがあります。しかし悩んだり苦しんだりすることも私達の人生にとっては大事な要素の一つ。そういうことができるのも幸せのうちにあることなのかもしれません。


※追記(第二期、劇場版を観終わって)
第一期~劇場版まで観て物語全体を考えると、私は一応終わりを迎えたのかなと思います。まだまだ続きを制作できるような終わり方なので、「完結!」とまでは言えません。ただ、そこからの選択は私達視聴者が考えてもいいのかなとも受け取れました。理由は劇場版のレビューをご覧いただければと思います。

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 378
サンキュー:

18

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やはり、いいですねぇ〜

設定がカックイイ!そんで、よく生かされていると思います。
刑事が犯罪者に近い思考ができるから犯罪者予備軍扱いされている設定とかよく考えているなぁ
前半の刑事パートもいいですねぇ〜
そんで、最終回のあの終わり方もいい味だぁ
是非是非、見てほしい作品です!

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 194
サンキュー:

4

ネタバレ

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あれ…終わってる…?

―それが観終わった後の第一声でございましたとさ。
まぁ、様々に展開していくことは容易に予想できたけれども、それでも。
クォリティは高いので、納得がいっていないわけではないのだが…なんでしょうね、この感覚。不快というわけでもなかったんですが。

後々考えるに、テーマ(メッセージ)の伝え方が思いのほか優しかった、という事だろうか…槙島聖護の計画は成功し、カタストロフィの中でそれを突き付けられると思っていたもので。

無粋にもそれを言葉にするとすれば、
「人は今を良くしようと先へ歩き続けるしかない」
とでもなるだろうか。

虚淵玄を軸に考えるなら(僕のようなファンでもない限りその必要はないおだが…)「まどかマギカ」の対極に位置する作品と言えるかも。
朱は人間でまどかは神。そんな感じ。
(繰り返すが、無理に虚淵玄作品というくくりで対比する必要性のある作品ではない。感想として、である。)


ドラマとしてはほぼ満点。
ラストを含め、「ハードボイルド」「渋い刑事もの」といったキャッチをつければ、そのままのイメージになるだろう。

観て損はない、とはよくある言い回しだが、クオリティと普遍性が高い娯楽作品なので、ホントそれですな。

投稿 : 2021/09/18
閲覧 : 303
サンキュー:

4

ネタバレ

仁烏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

考えること

公安の「余計なことは考えるな」と槙島の「考える」の対比が印象的だった。
考えて選択する必要のなくなった世界はフィクションだとは言い切れない。
法律ではこうなってる、凡例がない、この罪にはこの罰だと決まっている。
今まで見た事ないこれは、何かの間違いに決まっているから無視しておこう。
今でも既に考えることを抑え込まれているようじゃない?
システムが決めてくれるから、それに従っていけば間違いはない。
でもそのシステムを作っているのはそもそも人間の誰か。
すればその人の意思によってどうにでもできる。
どうされても仕方のない事だ。
フィクションなのにリアルなところが惹き付けられ一気見できた。
ただ色々伏線回収とか処理が雑な印象を受けたので、2期も見なきゃいけないかなぁ。

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 224
サンキュー:

3

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

クールでスタイリッシュなSF

特に格闘シーンに凄く力が入っていました。
主人公の狡噛が強く、カッコいい。
ストーリーはまあ、納得いかない部分も多々ありますが
勢いで押し切ってくれる感じがあります。
2期はあの女にものすごくイラつかされましたが、
3期ではいい感じの上司になっていました。

投稿 : 2021/08/17
閲覧 : 244
サンキュー:

3

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

前半のクライマックス、絶望的で救いがない

正直、1話目で微妙と思って一度挫折しました。
再チャレンジして観ていくとどんどん引き込まれます。
面白いと思ってきた矢先、前半のクライマックスです。
そう、絶望的で救いがないです。トラウマになります。エグいです。

でも、シリアスの演出には、これくらいのインパクトのある悲劇が必要なんですね。
SFですが、妙に現実感、日常感がある話なので、この内容を描いて見せるなんてズルいです。日常で自分も巻き込まれるんじゃないかぐらいな恐怖心で寒気がしました。でも、それが演出家さんの狙いなのでしょう。
犯罪がらみの話の重みは、悲劇に比例するんだなとあらためて考えさせられました。つまり、それだけ面白かったということです。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 333
サンキュー:

11

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エンタメとしては最高。だが、何を考察しましょうか?

 攻殻機動隊SACは、当初の超ハードオタクSF原作や劇場版から脱却して未来警察エンタメものとして、本当に面白かったですね。ただ、AIの個性のような話はあったものの、ネット社会の集合的無意識という問題をかなり薄めました。

 本作は、さらにその傾向を強め、管理社会とかネット社会とかの設定と、サイバーパンク風な演出、ドーミネターというギミック、緻密なストーリーでエンターテイメントとして最高に面白い作品に仕上げています。

 さて、本作の最大の不満です。正当なやり方で色相が濁らない常森VSチートで色相に変化がない槙島。この2人のWHYが提示されません。

 なぜ、このテーマが浮き彫りにならないか。
 {netabare} それは免罪体質者がシビュラシステムを構成する理由の説明がありません。「深淵な人間の本質を示す犯罪係数の特定するためには、より高度な思考力と判断力が必要」「善悪という相対的価値観の排斥」「普遍的価値基準」という理由ですが、これ、理由になってません。
 犯罪係数とは何か?計算ロジックも統計的な裏付けもないなら、どうやって係数の定義をしたの?定義できるならAIのほうがこういうのは得意ですよね。じゃあ、絶対的価値基準は何でできているの?感覚?恣意?
 また、逆にシビュラで定義できない免罪体質を選ぶ理由って何?絶対的価値基準をもっているのがシビュラなんでしょ?ここ、トートロジーになってません?説明している振りをして、雰囲気だけじゃありませんか、と思ってしまいます。だから、シビュラシステムの存在に説得力がまったくないと感じます。{/netabare}

 だから、常森というキャラの内面に迫れません。社会の本当の問題が提起できません。なぜ常森は健全かが説明できない理由。それは犯罪係数やシビュラシステムとは何かがちゃんと説明できていないからです。
 単に今後到来するAI社会における管理の問題、自分で判断できなきゃだめだよ、みたいなところが落としどころだとしたら、最重要な「犯罪係数とは」という話は不要です。かといって、足きり基準による管理社会の、異端者の天才性、有用性の切り捨て、みたいなテーマもあまり感じられません。

 要は未来的なギミックで演出した刑事もの=ヒューマンドラマなんだと思います。
 常森は可愛いです。

投稿 : 2021/05/29
閲覧 : 353
サンキュー:

4

セシウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未来のディストピア日本を描いた佳作

 未来の日本が舞台の刑事モノです。人間の適正を判定するシステムが全てを決定する社会で、警察もそのシステムの判定に基づいて行動しなければならない恐ろしい仕組みになっています。
 捜査一係に配属されてきた新卒刑事が主人公かと思いきや彼女はヒロインで、主人公は部下の執行官とされています。しかしヒロインは元々強キャラ設定で全くヒロインしておらず主人公のように逞しく成長していきます。他の刑事メンバーや犯罪者たちは皆魅力的に描かれていて印象に強く残ります。声優さん達もそれぞれの役どころをしっかり演じていたと思います。

 街や人間の作画は綺麗です。ただし車の走行シーンなどのCGはショボかったです。BGMは雰囲気によくあっていたと思います。特にED曲が2曲とも好きでした。

 キャラは魅力的であり世界観やシナリオも丁寧で大人にオススメです。
 ただ個人的にはヒロインの声が凄く「花澤さん」していて今一つでした。世界観にちょっと合わないと感じてしまいました。続編を見るか迷ってしまっています。

投稿 : 2021/05/03
閲覧 : 264
サンキュー:

6

かとー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

難しいし、キャラに魅力感じなかった

打ち切りました。声優は豪華だけど、話がどうしても入ってこなかった‥

投稿 : 2021/05/02
閲覧 : 360
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白いけど

キャラクターにあんまり魅力を感じれなかった。
あと途中に入ってくる新キャラの掘り下げパートは 正直邪魔だった

投稿 : 2021/04/25
閲覧 : 180
ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2021.4.11

2回目2021.4.11

投稿 : 2021/04/11
閲覧 : 264
サンキュー:

0

よ! さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

精神的大人向け。年齢じゃなくて。

シビュラシステムという正体不明のシステムで、人の犯罪適合値を数値化することで犯罪者予備軍を明確に洗い出し、それを取り締まる公安警察の奮闘を描いた作品です。

ひと言で表現するならこんな感じ。

実際の物語はひと言で済ませられるレベルじゃない。
基本的にこの作品、人の触られたくない部分にグイグイ来ます。
犯罪係数というものを数値化することで明確に犯罪者予備軍を炙り出し、家畜のように管理された人間社会。
その箱庭の中で起こり得るであろう差別。
人を管理するに中って付随するであろう倫理感。倫理感に苛まれる捜査官の葛藤。色相の変化を恐れる様々な人々の恐怖。
キモいです。
人は自分が理解出来ないもの、理解したくないもの、分かっていても受け入れたくないものに触れた時、キモいと言う。

これ、キモいんです。
そこが非常に面白い。
これを見た後は少し価値観が変わるかもしれない。
自分としては、こういった作品が高く評価され、日の目を浴びられる時代になったのが少し嬉しかった。

投稿 : 2021/01/24
閲覧 : 256
サンキュー:

5

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全然グロくない!

序盤 あぁ

中盤 おお

終盤 まさに…

この話は感情さえ数値化できるようになった近未来での公安局の話
ジャンルは微グロ・刑事
タイトルはサイコパスですが、一般人の知ってるサイコパスは「psychopath」であり、本作は「PSYCHO-PASS」なので違うものとなっています。

本作は非常に面白かったです。物語はもちろんテーマや着眼点も興味深く、全体的に引きずり込まれるような作品でした。
序盤の導入はわかりやすく、世界背景や舞台背景の他に人物像までもがわかり、導入としては優れたものとなっています。主人公の性格を受け入れられるかが少し心配ですが、一話見てしまえばあとは流れで見れます。
中盤の展開は盛り上がりをみせ、シリアスも簡単なものではなく、しっかりとしたものでした。このシリアスは現代に共通するものが或るような気がして、普通に面白かったです。別に今の世の中が嫌いなわけでも好きなわけでもないのですが。
終盤はとても良く、世界観に謎を残したまま事態を解決させ、PSYCHO-PASS自体は終わらない、という視聴者の想像に訴えかけた作品となりました。

ちょっとグロシーンがあったりしますが、いうて肉塊が飛び散る程度です。しかも2,3度しかありません。みなさん純情な心で見ましょう。

キャラはとても好印象です。警官・犯罪者共に思考がちゃんとしており、倫理と本能のせめぎあいは見てて面白いものでした。

総監督は本広克行さん。初総監督だそうですね。
監督は塩谷直義さん。初監督だそうですね
ストーリー原案は虚淵玄さん。まどマギのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザは浅野恭司さん。初キャラデザだそうですね
劇伴は菅野祐悟さん。ダ・カーポや図書館の劇伴をされた方ですね
アニメ制作はProduction I.Gさん。うさぎドロップやギルクラを制作したところですね

作画は良かったです。
op1はTKさん作詞作編曲、凛として時雨さん歌唱の「unravel」
op2はNothing's Carved In Stoneさん作詞作編曲歌唱の「Out of Control」
ed1はボカロPであるryoさん作詞作編曲、RyoさんプロデュースのEGOISTさん歌唱の「名前のない怪物」
ed2もryoさん作詞作編曲、EGOISTさん歌唱の「All Alone With You」

総合評価 普通に面白かったので見るべき

投稿 : 2020/12/31
閲覧 : 470
サンキュー:

21

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

法が人を守るんじゃない、人が法を守るんです

機械に人が裁かれる世界を舞台に、人間の社会性や人としての在り方についての作品。
人の優しさも強さも残酷さも混ざっていて人間の本質ってなんだろうって思いました。

常守も絞噛さんも槙島も正しく見えて、すごく面白かった。

曲も好きだし、どのキャラもかっこいい!男性キャラはもちろんのこと、女性キャラも個性的でかっこいい!
どんどん仲間が消えていって、真実を知った常守がそれでも立ち向かうのは本当に強くて憧れます。常守みたいに自分をしっかり持った人になりたいです。

{netabare}見終わったあとのなんともやりきれない感じ。ラスト朱ちゃんが宜野座さんと同じことを新人に教えてるとことか、朱ちゃんの後ろに並んでるのがたった2人なこととか、、、強く逞しくなったけど、沢山のものを失った上に立ってると思うと気高い感じ。なんか言葉にできない思いが溢れてきますね、、、{/netabare}

グロいシーンもあるので苦手な人にはおすすめしませんが、そうじゃない人にはぜひ見て欲しいなって思います。

投稿 : 2020/12/14
閲覧 : 308
サンキュー:

11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

逆転の発想が光る秀作

まどマギの大ヒットで一躍アニメ脚本家のスターダムに上り詰めた虚淵玄が手掛けたディストピア作品。もちろんグロあり。

まどマギは完全オリジナル作品ということで過去にエロゲ業界で培ってきた「ビックリドッキリちゃぶ台返し」と「少女虐めてお涙頂戴」という完成された伝統フォーマットに裏打ちされた迷いのない脚本により高い評価を得た。しかしこれは視聴者を裏切る準備を万端に用意できたからこその成功。

今作は「管理社会のディストピアもの」。この設定の時点でオチはもう全てバレてるようなもの。「管理社会でみんなシアワセばんざーい♪」などに出来るはずもなく視聴者を裏切りようがない。「管理社会」のワードを見た時点で「やっぱりそんなのダメに決まってるよね」という落としどころは多少マンガやアニメ、映画を見て来た視聴者には共通認識というより常識レベルで刷り込まれている。もう今更も今更な古臭いを通り越した古典と呼べるほどのテーマでこの手の作品は過去に腐るほど存在し名作駄作も数知れず。このベタベタどころかギトギトしそうなほど手垢が付きまくった素材に対してどのような味付けがなされるのか、虚淵ファンはさぞかし期待に胸を膨らませていたであろう。誰がどうやってもn番煎じにしかならない題材をここまで大ヒットさせた彼の手腕は称賛に値するという表現が安く聞こえるほどに素晴らしい結果をもたらした。この企画は構想が落ち着くまでめちゃめちゃキツかったんじゃないんでしょうか。

管理社会万歳にも出来ず裏切り展開が完全に封じられた為に取った手法はディストピア作品にも拘らずストレートにキャラアニメに振り切るというもの。このテーマの主な客層である中高生にターゲットを絞り、中二度を可能な限り最大化する手法を徹底した。出自が他業種ならではの業界の慣例に囚われない大胆な発想。

まずガジェットをカッコよくする。
喋る、光る、変形する。過度な程にわかりやすい。ここまで開き直られたらやり過ぎを通り越してもうアッパレ。攻殻で「複雑な機構は現場に不要」をやられて以降なかなかやりづらかった事を振り切ってやってしまう。刑事ドラマなのにも関わらずバトル作品かのような大型武器で大暴れするロマン溢れる絵面を堂々とやってのける大胆な決断。重火器とも呼べるあのサイズの銃を軽々と扱う描写を見せ、チタンなんかよりも遥かに軽いであろう超金属感がこれまた未来感を演出する。

それから人名をカッコよくする。
初見ではまず読めない名前の数々。現在主流ではなくなったがCD全盛期の頃の主にヴィジュアル系アーティストを売り出す手法。難読系とも言われるいわゆる「初見で読まれたら負け」なヤツである。「L'Arc~en~Ciel 」とか絶対最初読めんだろ?常識的に考えて、というもの。群雄割拠の中でいかにインパクトを出して興味を持ってもらうかというある意味姑息なマーケティング。読み方を調べさせるひと手間を強要することで親近感を感じさせるという悪く言えば心理学の悪用。現在では難しいのは逆にストレスなのでなろうの長文タイトルのようにわかりやすく説明する手法に進化したものがフックの主流。だからこそ難読手法が逆に新鮮に映り、そしてこれを登場キャラクター全般にまで徹底採用するという思い切り。ここまでやればお見事としか言えない。

ここまではまあ他で無いことも無い。本作の特徴はまさに逆転の発想。

「もしかして管理社会って逆に素晴らしいのかな?」など到底出来ず、オチはわかってるので、いわゆる「謎」が使えない。「謎」はキャラに意味不明なセリフを喋らせて興味を引くという作劇における鉄板セオリー。人間わからないものに興味を抱くもの。「これは何か意味があるはずだ」と不安を煽ることで好奇心を刺激する手法は現在でも主流な技法。しかし今回は無効。では何をもって好奇心を刺激していくか。観ればそのまんまですが「教養主義」ですよね。ここがちょっと背伸びをしたい中高生の中二マインドをギンギンに刺激していきます。そして哲学者の名前など教科書などで聞いたことはあるが詳しくは知らないという微妙なラインをつくラインナップのチョイスの妙。この絶好のギリギリ感が素晴らしい。視聴者はもうググらずにはいられないわけですよ。この知的好奇心をくすぐるセリフの数々がいわゆる「謎」と同等の機能「知への欲求を掻き立てる」を果たしているところが今作の突き抜けた独自性でしょう。セリフを喋らせるだけでいいので謎に必要な後の答え合わせも不要、しかもどのキャラでも使えるというコスパという意味でも非常に優れた演出。知的エンタメといいますか、刑事ドラマを観ながら知識も増やせるというなんともオトクで美味しい作品。


fate/zeroは最初から中二全開で世界観も完成済みなのでキャラ同士の見栄きり合戦に終始するだけで良かったから今作よりはラクだったんじゃないかな。大作のプレッシャーは別として。まどマギの一発屋で終わらず、さらに名を挙げた虚淵さんにはまだまだ業界を盛り上げていって欲しいですね。


ただ時雨はどうしても無理。

投稿 : 2020/12/11
閲覧 : 502
ネタバレ

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スピード感あるエンタメ作品

所謂未来的な理想管理社会の誤謬と人々の葛藤を描き出すタイプのアニメ。
こういうテーマで薄っぺらにやられると耐えられなさそうだと思ったけど見てみたらエンタメとしてわりと面白かった。
虚淵さんのファンでは正直全くないのだけどやっぱりこの人はすごい力のある脚本家だなぁと感心してしまう。視聴者を退屈させない人の心を引きつけるような作品をつくる。理想管理社会の話というのは力のあるテーマだが誰もが触れたことがあり、考えたことがあるため簡単に短絡的でつまらないものになってしまう。単純に管理社会の弱点を無防備に陳列して言い立てず基本的に暗に描写で示すにとどめ、主人公を体制派に留めている点がよかったのかもしれない。それに視聴者にカタルシスを与えながら次へ次へと運んでいくエンタメの組み立てが本当にうまい。{netabare}ユキの殺害、社会体制の瓦解からシヴィラの正体の提示マキシマの逮捕と逃走{/netabare}という部分の息もつかせぬ畳み掛けが中でも白眉だと思う。{netabare}無垢な新米だった主人公が成長し、苦境に立たされてクールで理知的なキャラクタへ変貌する{/netabare}というのも定番だが盛り上がる要素だ。

自分は攻殻機動隊とかこの手のアクション刑事ドラマみたいな作品が基本的に苦手でこの作品も多分にもれず好きな作品かというと別にそうではないがなんだか作品に見させられてしまった。

投稿 : 2020/11/26
閲覧 : 266
サンキュー:

8

ネタバレ

GAMMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

近未来ディストピアの世界に泥臭い刑事モノの親近感

気づけば見終わっていた良作。

個々人のキャラクターというより
執行官という職人が
仕事に懸ける執念・情熱を楽しんで見ていた気がする。

たとえるなら『プロジェクトX』や『プロフェッショナル仕事の流儀』を
みているような楽しさ。

ディストピアと書いたように世界観が全体的にダークで気が滅入る。
特に主人公の常守(つねもり)が日本の断罪システムと
自らの信念の間で葛藤を繰り返し、回を追うごとに
目つきが厳しくなっていくのは見どころでもあり、
本作の強烈な闇を印象付けるのに一役買っている。

もし、そういった陰鬱なアクセントに加えて
・仕事人のドキュメンタリー
・刑事ドラマのような犯人とのチェイス
を好きな人ならハマる作品

私も引き続き、続編を視聴予定。

投稿 : 2020/11/23
閲覧 : 251
サンキュー:

13

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ベテラン刑事の勘って侮れません。

2012年の作品なんですね。
それにしても舞台である未来(2112年ということらしい)の設定は
今とそんなに変わらないところもあり、すごい進んでるところもあったりで、新旧入り混じった感じで、その世界観だけでも魅了されました。
人員整理するゆるキャラみたいな警察のホログラフィー?が
可愛いんだけどリアルでもそうなりそうで逆に怖い。

物語は公安局刑事課に配属された新人の女性監視官の
常守朱(つねもりあかね)の目線で様々な事件に挑みつつ展開します。

この世界では人の心理状態や性格などを数値化した
PSYCHO-PASSで判断して、その判定によって事件を起こす前で
あっても犯罪者とされてしまうなど、
人が判断していた善悪を完全にシステムに依存してます。

そんなシステムの不条理さ、怖さが、一つ一つの
事件に遭遇するにつけて徐々に、朱が体験することによって
視聴者である自分にも理解出来き、共感します。

1話の最初の事件から加害者の男の判定が追跡中の状況で変わったり、
人質になった被害者の女性までその精神状態でシステムによって
拘束対象と判断変更されたり常にサイコパスの数値が変動するため
緊迫感ありました。

刑事課の人達が持つシビュラシステムそのものの無敵の銃
ドミネーター(声は日高さんなんですね、贅沢な銃だ~)など
出てくるアイテムもカッコいい!

刑事課のメンバー(特に監視官と執行官の関係)がとても魅力的なんだよな~。

特にベテラン執行官の征陸(とっつぁん)と狡噛(こうがみ)は
経験や勘などを駆使して捜査をする姿は、カッコ良くてこの2人で
刑事物を作れちゃうんじゃないかってくらい魅力ありました!

猟奇的な事件が多くて苦手な人(自分も苦手なほうです)もいるかと
思いますけど、展開が面白すぎて気になって観ちゃいますね(笑)。

前半ラストで黒幕の槙島によって朱の親友が殺されてしまう
シーンはちょっと衝撃でした。
友人を殺そうとする槙島へなんどもドミネーターを向けるのに
発射判定が出ずに打つ事が出来ない。
安全装置のない散弾銃を槙島に渡され、システムでなく自分の判断で
殺してみろと挑発されるものの、システムを裏切ることが出来ずに
苦闘しながら目の前で友人を失ってしまいます。

こんなにも切迫したシーンでも自己判断で銃が撃てないって
いかにシビュラシステムが浸透してる世界なんだなって思い知らされるシーン。
そしてあまりに無力な朱の絶望感に涙出た~。

前半EDのEGOISTの「名前のない怪物」はとっても雰囲気にあってて
毎回聞くのが楽しみでした。
Netflixで観てるとちょいちょい勝手に飛ばされ
かけるので、ちょっと待った~~って慌てながらリモコン操作してました(笑)

後半は槙島がシビュラシステムの世界を破壊すべく色々と
仕掛けてきます。

そしてシビュラの真相にたどり着いた槙島。
彼らを追っていた、かがりが局長(シビュラ)に
殺されてしまいます。
自分達が得体のしれないシステムに従属していた事実に
「くそ野郎~~」って死んでいくかがりのシーンは本当に背筋が
ゾクゾクっとくるくらい衝撃だったし、かがり死んじゃったよって
悲しかった。

槙島を取り込もうとして逃がしてしまってからのシビュラシステムは
朱に真実を明かして協力をせまったり
正体がわからなかった時より若干、詰めの甘さを感じるしょぼい
システムな感じがしちゃったかな。

後半は槙島と狡噛の頭脳戦。
追い詰める時に流れてくるBGMもドラマ観てるみたいでハマります。

シビュラの真実を知った朱もシステムと取引きするほどになっていて
めっちゃ頼もしく奮闘してます。

あれだけの殺人を犯す槙島は許せないやつだけど、シビュラについて
ぶっ壊すという点については納得してしまうし、
なにより、強くて頭が良くてなお銀髪(全体的に白のイメージ)で
イケメンなキャラは敵だとしても魅力あります。
思考を読み合う狡噛(全体的に黒のイメージ)との対決は常に
興奮したし背筋ゾクゾクでした。
この2人は白黒のイメージもそうですが表裏一体でどちらもカッコ良くて
シビュラシステムが役不足に思えちゃうくらい凄みありました。

未来設定なのに、結局は一対一のタイマン、武器はナイフってのが
渋くて良い。

槙島との戦いのさなか
宜野座を命がけで守って死んでしまうとっつぁん。
この未来の世界である意味一番人間臭くて良いおやじだったのに
死に方までカッコよすぎだよ~~。
かがりに続いてとっつぁんまで。 
まじでこれ以上メンバー死なないで~って観てました。

槙島を殺した狡噛は最後まで生きててくれましたね。
次のシーズンも出てくるのかな?

結局何事もなかったのように残ったシビュラシステム。
その真相を知ってしまった朱は今後どうするのか気になります。

新人監視官に指示する朱(すっかり一人前以上の監視官です)。
執行官になった宜野座を含めた新しい刑事課の姿を描いたラストは
次を期待させるに十分な終わり方でした。

あと後半ED「All Alone With You」ももちろん飛ばさないで
欠かさず聞いてました。こっちもカッコいいんだな~。
EGOISTが好きで正直、楽曲あるだけで冷静に判断できないで
評価上げちゃってるとこあるかもです(笑)

投稿 : 2020/11/04
閲覧 : 311
サンキュー:

38

ネタバレ

アトイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

狡嚙と最後の敵の対立がかっこいい

内容がグロい回もあるけど、結局最後の二人の対決が決着するところまでがかっこいい

投稿 : 2020/10/27
閲覧 : 187
サンキュー:

6

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damian さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

徐々にパワーダウンも十分面白い

※3期まで見た感想です

1期は狡噛と常守のキャラクターがよく、
犯人役の槙島も魅力的でした。

2期は狡噛がいなくなってしまい、
犯人役の鹿矛囲も槙島と比べてかなり魅力に欠けます。
何より、新キャラ霜月がとにかく嫌いでした。
ただ全体的なストーリーはそこまで悪くないと感じました。

3期は主人公が慎導と炯になり、
キャラクターは割と好きでしたが、
サイコメトラー要素が強くて
純粋にPSYCHO-PASSを見ている気がしませんでした。

良かったのは、霜月が2期ほど悪くなかったことかな。


期を追うごとにパワーダウンしている感は否めませんが、
全体的には面白いと思います!

投稿 : 2020/10/23
閲覧 : 235
サンキュー:

6

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フィコンパ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まだスタート地点ですね。

各々個々の存在が有り、多々の犯罪が有りましたが、結局は槙島聖護と禾生壌宗or細呂木晴海の掌で動いていた。更に人類はシュビラシステムの思い通りに、そんなタイプですね。
まぁ続編が有るのでどうするのか期待しながら鑑賞します。

投稿 : 2020/10/18
閲覧 : 242
サンキュー:

10

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ドミネーターがカッコイイ

この作品はとにかくドミネーターがカッコイイ!
モードによって形状が変化するのもカッコイイですよね!

犯罪係数?の判定にはやや疑問があるけれど、犯罪を犯す前に対処出来ることは理想の社会ではあります。
そういった意味では面白い作品だと思いますが、グロシーンがやや多いかな…

投稿 : 2020/10/12
閲覧 : 195
サンキュー:

3

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jolljoll さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スタイリッシュサイコ野郎

シビュラシステムという統治機構が存在する未来の社会が舞台です。人々はシステムに先導された人生を歩んでいます。本作はそのシステムが犯罪者及び犯罪者予備軍と断定した人達を主人公達が検挙していくという、いわばSF仕立ての刑事モノです。
高尚な変態(?)が色々登場します。作品タイトルに違わず、まさにサイコ野郎といった輩と出会うことが出来るでしょう。
変形するドミネーターは特撮ヒーローものに出てくる武器のようで、童心を刺激されます。
最後に征陸が宜野座を庇うところなど、お約束だけど感動的です。
しかし、最後のシビュラシステムがたくさんの脳みそだったというのは少しインパクトに欠けたように思います。ラスボスが脳みそというのはルパン三世のマモーですでにやっていますし、この作品のラストにしてはあっさりし過ぎていたように感じました。脳みそをもってくるにしても、もう少しグロテスクに描けていれば、後味の悪さが残って最高でした。

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 219
サンキュー:

6

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

犯罪が無くなるには?

色々と考えさせられる作品でした。

何人も殺したりする凶悪犯。
子供にひどい虐待して死なせる親。
そういうニュースなどを見ると、犯罪者になる人を犯罪起こす前になんとかできないのかなって思う時がたまにあります。


この物語も、たぶんそういう考えを元に法律を作って犯罪予備軍と思われる人をシヴュラシステムというものを使って逮捕しているんだと思う。

でも、事前に逮捕ってなると、疑心暗鬼や自暴自棄になって逆に犯罪を犯したりする人も出てくるかもしれない。

無理やり頭で押さえつけたとしても、反発して逆効果になる恐れもある。


一番いいのは犯罪者を生み出した環境などを研究して、そういう環境にならないように対策していくことだと思うんだけど、そう考えるとやっぱり教育って大事なのかなと思う。それから貧困対策なども。

でも、この作品を見て一番大事だと思ったのは、人と人とのつながりだと思いました。


宜野座と征陸のわだかまりはシヴュラシステムが原因だったし、槙島がみんな孤独だと言ってたけど、シヴィラシステムの一番の欠点は、人と人の信頼やつながりを壊してしまうことなんじゃないかと思った。

槙島だって、相談できる人がいたり周りの人との暖かいつながりがあったら、こんな思想にはならなかったんじゃないかな。


それから登場人物それぞれが、槙島のような悪役でも自分の信念みたいなものを持って行動しているところが良かったです。


このシリーズは3期まで続いてますが、グロいのが苦手な私は、これ以上視聴すると色相が曇りそうなので、やめておきます。。

投稿 : 2020/09/13
閲覧 : 296
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28

キウイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

読書家の観点から

個人的な事から話すと、自分は長いあいだ小説やドラマや映画を見てきたタイプでアニメーションには疎かった。せいぜいお付き合い程度に庵野秀明くらいまでしか見ていなかった。

でもここ数年は気付くとアニメーションばかり見ている。本やドラマも見るけどそれらと比較するとアニメーションは内容が圧倒的に濃く、圧倒的に骨組みがしっかりしていて現代をきちんと反映している。圧倒的にさぼっていない作品が多いような気がする。

アニメーションに比べると最近の小説は悲しいかな自慰かもしれない。しこしこしてるのを褒めろと言われてもなぁ。しこり方が斬新!と褒める他ない‥みたいなジョーク抜きでそれくらいの惨状にあると思う。

PSYCHO-PASSのマキシマさんも狡噛さんもよく古典小説を読んでる。それがまた興味深い。
よくまあすらすらとマックス・ウェーバーやガリバー旅行記の引用が的確に出てくるものですね。こんなにきちんと古典を理解してる人、読書家周りにはちょっといないんじゃないの‥と思ったり;(理解していない引用はどこかまたシコシコ臭がしたりしますがそれがまったく無い)
活きの良い引用に興味がわいて引用されていた古典本をついメモしてしまいました。

なんでアニメーションばかり面白いんだ?と考えたんですが、昔は小説が最新発信機だったんですよね。才能は小説に集まった。それしか発信機が無いんだからそれは当たり前だったのかも。今の時代にパスカルがいたらはたして本という発信機を使用したかなと思ってしまいました。

話はずれますが(ずれ続けてますが)脚本の虚淵玄さんは映画GODZILLAの3部目で悦にいってる自分に酔ってるとディスられているのをよく見かけました。しかしそれはなんとなく分かる。
PSYCHO-PASSやマドマギでは虚淵さんの文学哲学臭みたいなモノが良いほうに針が振れて昇華していたものが、GODZILLAでは学問寄りに針が強く振れていた。魅せ方でこうも感じるものが違うものかと思いました。

以上。
要はとても面白かった。
という感想でした。

投稿 : 2020/09/02
閲覧 : 303
サンキュー:

17

ネタバレ

ksk84 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

圧倒的な世界観

元々は友人の紹介から見た本作品。

個人的にはかなりの神作品…( ̄∇ ̄)

キャラクターのカッコ良さ、隙の無いストーリー、そして緻密に作り上げられた世界観。

抜け目なく、ずっと面白いです(笑)

何度も見たくなりますね、この作品は。
それでいて飽きない。

感想書きながら、また見たくなったきたなー(笑)

<内容(「oricon」より)>
西暦2112年。新任監視官として、公安局刑事課一係へ配属された常守朱(つねもりあかね)。
朱の部下となるのは、監視官と同じくドミネーターを与えられながらも、犯罪を理解して予測できるがゆえに高い犯罪係数を持つ執行官の、狡噛慎也(こうがみしんや)たちである。
朱は初日から失態とも取られかねない異例の対処をしてしまい、もう1人の監視官である宜野座伸元から厳しい言葉を受けながら、狡噛に励まされて成長を重ねていく。

だがやがて、未解決の「標本事件」に酷似した、女子高校生の猟奇殺人事件が起こる。
これまで朱と捜査に当たった事件でも、狡噛は影で犯罪を支援する者の存在を感じ取っており、その人物が標本事件の裏で暗躍していた「マキシマ」ではないかと考えていた。そしてついに、数々の犯罪者を影で操っていた槙島聖護(まきしましょうご)が朱の前に姿を現す。
しかし槙島は、凶悪犯でありながらシビュラにその犯罪動向に見合った犯罪係数が計測されることのない、特異な体質を持っていた。
朱は目の前で槙島に親友を殺害されながら、ドミネーターでは確保も射殺もできず、逃亡されてしまう。

投稿 : 2020/08/12
閲覧 : 228
サンキュー:

7

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ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

フリガナふってください

錚々たる顔ぶれによるオリジナルアニメ


これは確かに面白い!


ずいぶん前にレビュアーさんからお薦めいただきながら、3期開始を機にやっと観ることが出来た一品。
総監督の本広克行氏。2期からはシリーズ構成冲方丁氏とむしろ一般層に名の知れた御仁がクレジットにあることに驚きます。


設定・世界観。良く作りこまれてます。西暦2112年の日本。現代テクノロジー起点でありえそうな技術の進化を辿りつつも、現代とは全く異なる価値観を有したおよそ100年後の我々の子孫たちの物語。

価値観の変化についていけず取り残された者も登場します。技術の進化が人間の行動や考え方に影響するさまやそれを土台に法が整備されていった果ての近未来SFとして説得力のある作りになってます。
また、哲学者や有名本からのフレーズの引用が目立ち、それをキャラに語らせ視聴者に考察を促すなど、虚淵玄氏の手グセみたいなものなのか、彼の脚本なりの楽しみ方も用意されてます。


舞台装置についても少し・・・
嗜好/適正/性格/感情などなど心理状態や性格傾向みたいなものを定量化/数値化する巨大監視システムで治安維持される近未来が舞台。

その巨大な監視装置は〔シビュラシステム〕と呼ばれ、算出される〔PSYCHO-PASS(サイコパス)〕の値によって、職業/結婚相手が決まるのです。
とりわけ“ドミネーター”からはじき出される“犯罪係数”で閾値を超えた者は“潜在犯”という扱いとなって、隔離されたり処分されたりのふんちゃらかんちゃらと設定を読み込むのも楽しい作品でした。


2~3話ざっと目を通しての印象。

 {netabare}気持ち悪っ{/netabare}

意思決定のほぼ全てをシステムに依存した社会への違和感は相当なものです。
{netabare}第3話八王子での社内いじめ容認描写が“はじめの嫌悪感”でした。作品のテーマとなり得るものです。{/netabare}
違和感といえばこれまた数話進んでからの印象。本作唯一の不満と言っていいかもしれない。

 {netabare}名前覚えられねー{/netabare}

一人か二人に留めておいてくれてたら助かるのですけどね。画数多いのも考えものです。

{netabare}■フリガナ必須の面々
狡噛慎也(こうがみ しんや):CV 関智一
常守朱(つねもり あかね):CV花澤香菜
宜野座伸元(ぎのざ のぶちか):CV野島健児
征陸智己(まさおか ともみ):CV有本欽隆
縢秀星(かがり しゅうせい):CV石田彰
六合塚弥生(くにづか やよい):CV伊藤静
禾生壌宗(かせい じょうしゅう):CV榊原良子
佐々山光留(ささやま みつる):CV浅沼晋太郎
槙島聖護(まきしま しょうご):CV櫻井孝宏
王陵璃華子(おうりょう りかこ)CV坂本真綾
泉宮寺豊久(せんぐうじ とよひさ):CV長克巳

{netabare}狡噛→鴻上 征陸→正岡 六合塚→国塚 だとやっぱり雰囲気でないのかな。姓名の姓で遊んでます。
しばらく“かがりくん”は脳内でEDクレジットと一致しませんでした。老化かしら。{/netabare}{/netabare}



全22話。
作品冒頭で感じた嫌悪にも似た違和感はそのままヒロインの葛藤と意を同じくしていく事になります。


お隣Chinaの“社会信用システム”の実例もあって我々もイメージしやすいシビュラなる仕組み。
“顔認証技術”でChinaは世界のトップを走り監視装置として実運用されてます。

独裁国家での実例ゆえに負のイメージがつきまとうのはしょうがないとして、この作品ではその一方で恩恵があることもしっかり描かれております。

負の側面のみを強調するわけではない。現実的で説得力があり特にこの点を高く評価してます。


 シビュラに支配された世界の受容と否認


考えさせられる社会派作品です。好みでしょうがたまには重いのもいいもんですよ。
深みのあるテーマが骨格だとして、展開されるのはクライムサスペンスになるんでしょうか。


 サスペンス要素てんこ盛りの緊張感のある展開


狡噛と槙島の対立構図。頭脳戦やグロ描写をスパイスに手に汗握る展開が待っております。

白状すると、作品の落ち着きどころと思っていたポイントがわりと早め{netabare}(第16話。1話アバンにもあった狡噛と槙島の対戦のとこ){/netabare}にきてしまいました。展開が読めないことも魅力になるでしょう。

音も良曲。キャラ絵も嫌いではありません。
シビュラに対してどういう視点で向き合っているか?キャラの視点が必ず描かれそちらも様々。足を引っ張る要素が少ないため、純粋に物語に没頭できる作品。
傑作といってよいと思います。


続編楽しみですね。これから2期→劇場版といって現在(2019年10月)放送中の3期まで追いつくつもり。
2期から参画の冲方丁さんがどんな物語を見せてくれるのでしょうか。その後が気になるキャラも複数います。楽しみでしかありません。




※ネタバレ所感というより余談

■受容と否認

「最大多数の最大幸福」を追い求めたらこんなんなっちゃいました、な世界でした。効率最大化すると余白がなくなっちゃって息苦しく感じます。無駄があるって素晴らしい。


{netabare}CASE 1 泉宮寺(100歳超えサイボーグ)の取材シーン。

論理的に正論をかざす泉宮寺と反論控えめながらも嫌悪感を隠さないインタビュアとの対比が面白い。

「そらあんたの言ってることに間違いないんだろうけどさー」

論理的であることは大切でありそこを無視してはなにも始まりません。ただし施策に落とし込む時に確実にやらかすのは感情部分を無視した時です。{/netabare}



{netabare}CASE 2 されど受け入れられる仕組み

シビュラへの信頼が大前提となる社会。社内いじめスルー所長(第3話)、公衆の面前で撲殺(第14話)を見るにつけ負の部分が目立ちます。
一方で「治安維持」「失業率低下」に資する仕組みとして国民が受け入れてもおります。その信頼に揺さぶりがかけられる終盤の展開は見ものでした。

さて現実世界でも遡ること20年前。「監視社会になる」との触れ込みで市民団体と言論人が強固に反対したものがありました。

 条例による「防犯カメラ設置」の推進

です。反対意見の論旨は「プライバシー侵害」。プライバシー侵害の懸念よりも治安の維持を優先し、20年後の現在、そのことが検挙率の向上やスピード逮捕に寄与していることに異論はないでしょう。
細々と反対は続いてますが、今となっては「監視されて不都合なのはもっぱら犯罪者だろう」との合意形成がなされてる世の中です。

我々も受け入れているのです。


その延長で、ドライブレコーダー搭載が昨今のトレンドでしょうか。
なにかことが起これば証拠物件として前の車と後ろの車とのドラレコ対決が始まることでしょう。搭載有無により証拠能力に差が出るため普及も進むはずです。裁定は保険屋と警察が行います。今後はドラレコ映像の解析技術も上がり、ナビの位置情報をもとに同時間帯に走行中だった車両を割り出して警察が情報提供を依頼するといった未来も想定されます。

単なる記号情報のカメラ映像でも運用を見据えると意味合いが若干変わってまいります。
防犯カメラの場合は被疑者特定やアリバイ判定とあくまで捜査のための公共利用目的。
ドラレコの場合は公共目的に加え、保険比率や賠償金など個人の利害関係が色濃く絡んでくることになります。微妙に違いが生じるのです。


法案化するでもルール化するにせよ一括りにすることの難しさを感じます。そんなものを一律で一定の指数で測定可能としたのがシビュラ。
無理がありますし、無理があることを作中で触れてます。
衝突も生むでしょう。保険屋と警察の現場検証つまり人間の判断がいらなくなって、算出された結果(数値)が全て。あいまいさやグレーゾーンの遊び部分が消えることになります。
納得できないと2010年代の私たちは思ってしまいますが、作中ではそうではなく判断を委ねて生殺与奪の権すらシステムに与えております。

シビュラの本格運用は作中年度の30年くらい前からのようですが当然前段階があります。
100年かけて合意形成を重ねていった結果、一見安定してるように見えても制度疲労を起こし飽和点を迎えつつある。事ここに至るまでどんな過程を経てきたのだろうと考えるのも楽しい作品でした。{/netabare}
 


※以下、完全に無駄話

{netabare}CASE 3 それでも気持ち悪いのは気持ち悪い

思い出話。私が“AI”という単語をはじめて意識したのがファミコン版『ドラゴンクエストⅣ』。
ボス相手にクリフトがザラキ連発したり
 ※注 効くわけないのに即死呪文を唱えること
はぐれメタルに呪文唱えたり
 ※注 打撃攻撃で1PずつHPを削るお作法を無視すること
具体例を挙げればきりがないほどプレイヤーの意図を無視しまくるためマニュアル操作に還っていく。人工知能との出会いでした。

あれから20数年。技術の進化は原体験を覆してくれるほどには未だ至らずです。{/netabare}



{netabare}CASE 4 能力の低下

これも思い出話。とある管理部門長さんとのやりとりで伺った自動計算に頼ることの弊害について。
制度や法律に照らし合わせて演算の仕組みや根拠を理解することがなくなる。すると新たに社内の制度を作る場合に路頭に迷ってしまうと。そうでしょうね。中身を知らないのだから。

EXCEL(この際LOTUS1-2-3でもOK)の登場で経理部門のパートのおばちゃんが涙をのんで会社を去っていった一方で、人件費の削減に繋がりました。
効率化名目で多くのビジネスが成り立っているのは承知しつつ、人材能力開発の機会を奪うというジレンマがあるというのです。

さらに効率化の先にあるだろう究極の形。判断や意思決定を人ではないなにかに委ねることは21世紀初頭の人類には抵抗があるのです。{/netabare}




不完全で難儀なこともあるけど、ときおり道を誤ることはあっても、お茶目な人間同士でお付き合いしていきたい私です。



視聴時期:2019年10月

-------
2020.07.03追記

今月からのあおり運転防止に資する法律の施行に伴いドライブレコーダー需要がいっそう高まることでしょうね。さらに9ゆくゆくは「個人の資産力によって証拠能力に差が出るのは不平等」とか言っちゃって衛星追尾その他ドラレコの代替となるものが政府や自治体によって整備されちゃったりして(^_^;)


2019.10.29 初稿
2020.07.03 追記

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 978
サンキュー:

76

ネタバレ

シン さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

怖い未来

シビュラシステムによって、適正や職業が決められる世界。そして犯罪係数によって、罪を犯してないものでも裁かれる世界。
それによって人間は平和と安心を手に入れたはずだった…

かなりエグくて怖かったけど、先が気になる展開でとてもおもしろかったです。
グロ耐性が低いので、グロい場面は目をつむり、グロい台詞は心に蓋をして深く考えないようにすれば何とか耐えられました。それでもサイコハザードの場面はキツかったですが…

システムによって安心を手に入れたはずが、それによって考えることを止めてしまったせいでイレギュラーな存在に弱くなってしまう、目の前で人が傷つけられてるのに思考停止で何もできないっていうのが恐ろしすぎます。

公安局のメンバー一人一人に過去から今に至るまでのドラマがあり、その葛藤に考えさせられます。特に宜野座さん親子。とっつぁんの死は泣けました。宜野座さん色々と辛すぎます。

ラスボスの槙島も、敵として魅力的でまさにこの世界だと無敵のキャラ。ただそのわりに最期はちょっとあっさりしていて残念でした。

この世界はどこに向かっていくのか、免罪体質にどう対処していくのか。続きも追いかけたいと思います。

投稿 : 2020/07/27
閲覧 : 256
サンキュー:

12

ネタバレ

ありさ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

脚本「虚淵玄」。これだけでもう面白い。

評価にオール満点をつけた作品。それほどに良かった。
内容はSF要素があるものの、リアリティさと一切笑いのないストーリーが素晴らしい。
若干大人向けかな、と思うアニメです。(子供には見せられないですね。)

ただ、脚本が「虚淵玄」ですので、苦手な人は苦手かなと。
鬱とグロが苦手な人は、避けた方がいいです。

※以下、続編を含むネタバレが若干あります。(ただの愚痴)
{netabare}
正直、本作が偉大すぎて、続編がだんだんと面白く無くなっていくのが悲しすぎる。
脚本「虚淵玄」はすごかったんだなと本当に思います。
特に、PSYCHO-PASS3には、もう目も当てられない・・・。
{/netabare}

主人公の朱音ちゃんが、「鬱陶しい」と思って途中で断念する人もいると思います。
しかし、それを乗り越えると素晴らしいエンディングが待っているので、是非ご視聴あれ。

投稿 : 2020/07/08
閲覧 : 276
サンキュー:

6

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PSYCHO-PASS サイコパスのストーリー・あらすじ

人間の心理状態や性格的傾向を、即座に計測し数値化できるようになった世界。あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は 「良き人生」 の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心の在り方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われるようになるこの計測値を人々は、
「サイコパス(Psycho-Pass)」の俗称で呼び慣わした。(TVアニメ動画『PSYCHO-PASS サイコパス』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2012年秋アニメ
制作会社
プロダクションI.G
主題歌
≪OP≫凛として時雨『abnormalize』、Nothing's Carved In Stone『Out of Control』≪ED≫EGOIST『名前のない怪物』、EGOIST『All Alone With You』

声優・キャラクター

関智一、花澤香菜、野島健児、有本欽隆、石田彰、伊藤静、沢城みゆき、櫻井孝宏、日髙のり子

スタッフ

ストーリー原案:虚淵玄、キャラクター原案:天野明、 総監督:本広克行、監督:塩谷直義、脚本:虚淵玄/深見真/高羽彩、キャラクターデザイン・総作画監督:浅野恭司、ドミネーターデザイン:石渡マコト、色彩設計:上野詠美子、美術監督:衛藤功二、3D監督:佐藤敦、撮影監督:荒井栄児、編集:村上義典、音楽:菅野祐吾、音響監督:岩浪美和

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