よ! さんの感想・評価
3.5
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
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十二国記の感想・評価はどうでしたか?
よ! さんの感想・評価
3.5
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
クマー さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
即位の回を見るためのアニメ
道のりを経てみると格別、以上
棗 さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
主人公・中嶋陽子が、突然やってきた麒麟・景麒によって異世界に飛ばされ、そこで成長していく物語。名前だけ知ってる状態だったので2年前に一気見したんですが、率直に言うと「もっと幼い頃に出会いたかった作品」だった。作者さん自身、十二国記という作品はティーンの悩みに応えるものとして世に出したそうですが、いやほんと、生み出してくださったことに感謝しかない作品です。私自身、陽子をいち人間として、女性としてリスペクトしているので、ここではあえて深く書きません。ぜひ観てください。合わない方や途中でダレる方もいましょうが、私は最後の陽子の言葉は聞く価値多分にあると思ってます。
作画は時代が時代だとしてももうちょい上手くできただろうと思わざるをえないです。
余談ですが、十二国記という作品の本編が完結しましたねー。
短編が待ち遠しいです。
ゆん♪ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作が好きで、アニメ化は不安があったものの、、、
作画もたまに「んん??」ってなる回もあったけれども。
この世界感を最後まで描ききってくれてありがとう!です。
原作がまだ未完なので、完結すればすべてアニメ化して欲しいくらい。
「風の海 迷宮の岸」が一番好き。
泰麒がとにかくけなげで何度見ても泣くTT
2022.8.31
十二国記ガイドブックを手に入れた!
無性にアニメ見直したくて「風の海 迷宮の岸」を見直した
なんで同じシーンで泣いちゃうんだろう。
でもめっちゃ好き!
一気に見た!泣いた!
かつくん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
最後まで付き合ってみました
ネガティブな性格な主人公とか凄く意地悪なキャラとかで
尖っているような作品は途中で観るのを断念する事が多い
のですが、正直私一人だったら最後まで観ていなかったか
もしれない
12話や24話でキャラが成長を遂げるとかを温かく見守る器
が自分にはないのでしょう
でも45話まで作ったのだから最後まで観せて欲しいと思っ
ているということは術中にはまっているのでしょうね
感想
梁邦彦の音楽は大好き
黒髪の麒麟の続きが気になる
祇園 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
とろろ さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
最新のアニメで異世界ファンタジーのジャンルはかなり広まっているけれど、古い作品を見たいとなったら十二国記はおすすめ
最近の作品にはない過酷さがある
現代の流行りとは逆行しているが、異世界ファンタジーの名作
心のあり様や生き方を考えさせられる名作
ちあき さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
たまたまTVをつけた時、この作品が放送されていました。
たしか途中から見たのですが、当時なぜか妙に話が気になりました。
原作が小説だということを知り購入。
読んで見たらすごくはまって、夜通しその小説を読んでしまいました。
世界観、ストーリー、メッセージ性、そして登場人物が成長していく過程。
人生で初めて夢中で小説を読みました。
それほどはまった小説のアニメ作品。
原作と多少違う所はあるのは残念ですが、良い作品には違いありません。
【この作品から感じた事】
自分の身の回りで起こる事、その全ては受け取り方で私達を成長させてくれるものともなりえるし、反対に卑屈させるものともなりえます。逆に言えば自分が変われば、世界の見え方も変わるのかもしれません。
自分はこういう人間だと自分で勝手に決めつけていないだろうか? まずはそこから自分に向き合うことで、人は変わることができる。そんな風に思わせてくれた作品です。
他にもいろんな名言・名シーンというか、心に響くものがたくさんありました。
24LnQZmizq さんの感想・評価
3.4
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
うわ45話もあるよ3話まで見てつまらんかったら切るかと思ったら、20話くらいまで一気に見てしまう。楽俊はメインヒロイン。尚隆×六太のカップリングにはまり、オニショタに目覚めてしまう。罪深い作品です。
みゃー さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
小説原作、原作は未読
十二国記の魅力といえば壮大かつ緻密な世界観。
異世界ファンタジーが好きな人には是非とも見ていただきたい。
周囲の人間に嫌われたくないあまり、人と衝突することを極端に避けてきた女子校生の主人公はある理由で異世界に連れさらわれてしまいます。
その世界での主人公たちの葛藤や成長を綴った物語です。
op,ed,劇伴も世界観に非常に馴染んでます。
話数が多くて敬遠してる人は
メインストーリーの1~14話「月の影 影の海」編と、
22~39話「風の万里 黎明の空」編から見進めてみてはいかがでしょうか。
15~21話の「風の海 迷宮の岸」編と
40~45話「東の海神 西の滄海」編は外伝的位置づけとなっております。
個人的には「風の万里 黎明の空」編が好きです。
よしぺ さんの感想・評価
3.7
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
みゃーさん から紹介していただき鑑賞しました。
●オススメ度
★★★☆☆
▫作画・自己中キャラを気にしない方にはオススメできます。
●作品情報
・全45話
・2002年(4月-03年8月)
・原作者:小野不由美
・『屍鬼』と同じ著者
・NHK放送
●作品キーワード
・異世界・異文化
・王政治
・貧富・人種差別
・疑心暗鬼
・自己中心的な登場人物
●感想
世界観・物語設定は好みで楽しめました。妖魔が出てくる世界ではあるものの異能はなく『キングダム』のような中国史を感じさせるような作品であり、主人公の覚悟や成長の過程がこのアニメの大きな要因で続きが観たいと思える作品でした。
多くのレビューで『イライラ』という単語が目につくが、主人公の周りのサブヒロイン達の性格が自己中心的なものばかりでイライラさせられました。その後、改心して善い行いや成長したストーリーを描いていても感情移入できなかったため良い印象にはなりませんでした。
(もはや、うざいとすら思いました。)
私は主人公視点を楽しみに観ていたため他の登場人物の視点が億劫に感じ、その点に関してはマイナス評価です。主人公以外のメイン女性キャラが苦手で正直いらないです…。
(気持ちがわからないこともないですが、なぜか共感できなかったです。多分性格のせい。)
●最後に
世界観・物語 〇
女性キャラ ✕
という評価です。
紹介していただいた『みゃーさん』ありがとうございました!!
視聴日 2020/12/12
投稿日 2020/12/12
上位者のヒモ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
面白い。
ただ、長すぎる。爆裂に長すぎる。
サブヒロインのみの話でも5話?程度やっちゃうから
記憶がぶっ飛んでしまいそうになる。
そして結末が結構薄い。
挨拶が大事って事だけ覚えてるw
でもまぁ、見て損するということは無い。
ただ長い。
本当に長い。
爆裂に長い。
全45話ですが、体感120話ぐらいあります。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あ~にゃ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
序盤は欠点だらけの登場人物にイライラするのであまり面白くはないです。
中盤以降の慶国の再建あたりから面白くなります。
色々な立場でものを見る事で、それぞれの人が成長していく様子に共感できました。
りは さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
緻密に造られたファンタジー作品です。
ハードな世界観が好きです。
登場人物は魅力的です。
原作にも興味が湧きました。
素晴らしい作品をありがとうございます。
いつかリメイクしてほしいです。
ティビ汰 さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2020年に視聴しました。
本作は約20年前の作品ということで、どうしても古臭い感が拭えず、最初は観進めていくのに抵抗がありました。
それは画質の低さもさることながら作画や作中音楽、声優さんの演じ方(発声方法?)などが昨今とは異なるためです。
が、観進めていけば進む毎にどんどんハマっていってしまいます。
なによりストーリーの完成度の高さが凄い!
昨今のアニメと比較しても全く遜色ない、むしろ優っているような、素晴らしい作品でした!
この作品が現代の技術で改めてアニメ化されれば、
恐らくとんでもなく高い評価が付くと思いますが、本作の製作がNHKだったので正直それは難しいのかなぁといったところでしょうか。
(原作の小説は2020年現在、まだ続いているようなので再アニメ化にも若干期待をしています。)
ともあれ、本当に良い作品であることには違いありませんので、もし興味を持った方がいらっしゃいましたら、是非ご視聴してみることをおすすめ致します。
(途中で断念するにしても13話までは観てみて頂きたいです!)
かんぱり さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
陽子のお話を中心としてアニメ化されて、一応キリの良いところで終わりを迎えたんだけど、原作を読んだ身としては、「図南の翼」もアニメ化して欲しかったです。
ちょっと絵が古臭いところはあるけど、お話はとても面白いです。
名作といっても良いと思います。
2020.7.30
イムラ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
<2020/7/24 初投稿>
原作の小説は未読。
2002年にNHKで放送された全45話の長編アニメ。
8年前にBS-NHKで再放送された際に全部録画してBlu-rayに焼いてそのままだったのを、最近ようやく手を付けました。
・・・凄いですね。
見始めたら6日間で完走してしまったほどに夢中になりました。
うん。これは名作。
高校生・「中嶋陽子」はある日突然、学校で妖魔に襲われ、そこへ脈絡もなく現れた金色の長髪・中国風のいで立ちの麗人「景麒(けいき)」に請われるまま異世界へ・・・
という導入はよくある異世界モノなのですが、凡百の異世界モノと比べてはいけない。
世界観は。
古代の中国に近い風土・風習、魔獣、妖魔、神仙、飛仙、女仙、半獣、麒麟などが存在する、十二の国と五つの海からなる異世界です。
ちょっとだけ「海と陸の間にある」というバイストンウェルを思い出したり。
そして地理や社会の仕組み、人々の風俗・生活が尋常ではなく細かく、個性的、そして魅力的に作りこまれてます。
「映像研には手を出すな」の浅草氏もびっくりなレベル。
物語は中嶋陽子さんを中心に据えた群像劇。
そして「国造りモノ」?
戦争に比重は置かれていないのですが、代わりに
「王とは」「治世とは」ひいては「心の在り方とは」
という問いかけが続いていきます。
作品全体の印象としてはあの「銀河英雄伝説」と双璧!
とか言うと「また大げさな」と言われてしまいそうですが、少なくとも銀英伝好きならかなりの確信をもっておすすめできます。
それぐらい世界観がよく練られていますし、
キャラクターも生き生きとしているというか生々しく魅力的、
そして何より物語・シナリオが雄大で秀逸。
NHKなので1話25分と長いのですがそれが毎度あっという間。
というわけで登場人物を何人か銀英伝の有名キャラと比較しながらご紹介します。
(見た目性格が似てるというより立ち位置や考え方がなどがなんかこの人っぽい、という観点で無理やりこじつけて並べてます)
◆中嶋陽子:{netabare}ラインハルト・フォン・ローエングラム{/netabare}
か弱い真面目でおどおどした女子高生が{netabare}様々な困難を乗り越えラインハルトのような「強い王」{/netabare}になって・・・
◆景麒(けいき):{netabare}ジークフリード・キルヒアイス{/netabare}
中嶋陽子を{netabare}王に選んだ麒麟。真面目で堅物で言葉が足りないイケメン。キルヒアイス{/netabare}の方が大人だよな。
◆楽俊(らくしゅん):{netabare}ヤン・ウェンリー{/netabare}
{netabare}二足歩行のネズミ。{/netabare}性格が良くて賢い。本作で最も圧倒的に{netabare}優しく賢いんじゃなかろうか?{/netabare}もしかしたら千葉の夢の国出身かもしれない。・・・あれ待てよ?もしかして声優も同じか?
◆尚隆(しょうりゅう):{netabare}シンドバッド{/netabare}
どっかで見たことあるなー、と思ったら「マギ」の{netabare}シンドバッド{/netabare}にそっくり 笑。そういうキャラです。銀英伝で当てはめるなら誰だろう。{netabare}シェーンコップ{/netabare}というより{netabare}ポプラン{/netabare}寄りかな
◆大木鈴と祥瓊(しょうけい):{netabare}ミッターマイヤーとロイエンタール{/netabare}
女子二人です。ごついキャラではないけど、陽子との精神的な距離という意味で{netabare}二人の元帥{/netabare}にちょっと似てるかなと。
◆斡由(あつゆ):{netabare}ジョアン・レベロ{/netabare}
一見目指しているところは正しそう{netabare}なのに空回りしてドツボにはまって{/netabare}いくところが・・・
他にもいるような気もしますがとりあえずはこれくらいで。
余分なこと長々と書いてしまった気もしますが、掛け値なしの名作。
見て損はないし、銀英伝ファンなら見ないと損します。。
<追伸>
OPテーマ曲「十二幻夢曲」がインストなんですが、勇壮で映画のよう。
でもどっかで聞いたことあるなーと思ったら「パイレーツオブカリビアン」にかなり似てる。
と思って調べたら「パイレーツオブカリビアン」は2003年公開なので本作の方が少し先なんですね。
ストックトン さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
異世界ファンタジー系の作品。
歴史ものっぽい感じになってるので、それに伴ってかどうかは
わからないけど絵のタッチはちょっと古そうな感じ。
45話もあるアニメなので、視聴し終わるのにそこそこ長い期間を
要したなあ。
でもその分、かなり壮大なストーリーで描かれていた。
最初のうちはそんなに面白く感じていなかったのだけど、
話が進むにつれてどんどんと面白くなっていった感じ。
心理的な描写も結構事細かく描かれているんだけど、途中ちょっと
主人公を含め登場するキャラたちの煮え切らない葛藤の様子に
イライラしてしまいながら観ている自分もいたりして。
ただその分物語の背景も含め、しっかり描かれていたので感情移入しつつ
夢中になって観れていた。
最後のほうは、もう終わりなのかと寂しさを感じながらの視聴だった。
この手の作品の中ではトップクラスに面白いと思える作品。
まつまつ さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
Y.s さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
emanamir さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
世界観や専門用語への理解が深まるにつれて面白くなっていく。主人公の成長が最大の魅力であり、伝説の39話は毎回息を飲むほど感激する。かつてここまで深く、感動し、圧倒された神回に出会ったことがない。マジで鳥肌もの!
他コメにもあるように、とにかく最初の数話が重々しく、過酷なので少々難あり。自分がまだ十代の頃初めて見たときはリアルすぎる異世界の厳しさに苦痛を感じた上に、主人公の優柔不断さ、悲観的な台詞や行動にとにかくイライラしてしまった。他の緩い異世界アニメでは大体主人公が楽観的(または最強)すぎて感じないけど、もし本当に異世界に無理やり飛ばされてしまったら、そりゃこういう反応になるよな…と大人になって見返して思った。
しかし6話以降から最高に面白くなっていく!そして、この最初の数話があるからこそ主人公の成長っぷりがたまらない。見にくいと言えば見にくいかもしれないが、この数話は物語を見ていく上で絶対になくてはならない。
他に欠点があるとすれば、麒麟をもっと優美な生き物として描いて欲しかった点くらいかな。
今までの人生で一番好きなアニメです。続編を永遠に待っています。
明草飛 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ダビデ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
なるほど、他の方の評価のとおり、前半だけだと、ちょっと、評価が低いかもですが、後半の評価は高めですね。
現実世界もリンクしてるので、ローファンタジーの要素もあるけど、ファンタジー要素もふんだんにある、異世界転移のハイファンタジーで、古代中華的な国の統治の話。
独特なテイストで、画も独特なテイスト。
全45話と長く、前半の月の影、影の海が総集編を入れて14話、次の風の海、迷宮の岸が総集編を入れて7話と、ハマる話まで21話あるのですが、後半を楽しむためのプロローグとして頑張って通過しなければですね。
「風の万里、黎明の空」もその前半、若干まどろっこしい話の進み方ですが、気が付いたらハマってました!
そして、なるほど。他の方のレビューのとおり、続編があるのかどうか、気になるというのが、感想の本音ですね。
あと、総集編がただの総集編でなく、良い感じです!
Jun さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ato00 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
普通の女子高校生の前に突然現れた不思議な男。
あれよあれよという間に古代中国風の異世界に連れて行かれる。
そして、ついには・・・と言うお話。
慶国を巡る話がメインですが、この世界には十二の国があります。
それぞれの国に壮大なドラマがあり、アニメではその一部が描かれてます。
私は、この世界観に深く引き込まれました。
国と人との関わり、ひいては長の在り方等様々な示唆に富む話に感銘を受けました。
ここから余談です。
それはまだ私がこの世界に足を踏み入れる前、つまり一般人だった時。
出張先のホテルでこのアニメをたまたま目にし、異国情緒溢れる雰囲気とその独特の世界観にハマってしまいました。
当然、アニメはすべて見、原作もすべて読んでしまいました。
私がこれほど熱中したのは、後にも先にもこの作品だけですね。
だから、この作品は、私にとって特別な思い入れのあるアニメなのです。
<追記;再視聴>
18年ぶりに新刊が発売とのことで、復習のために再視聴。
やっぱりすごいこのアニメ。
深い内容がわかりやすく描かれています。
<月の影 影の海(1~14話)>
{netabare}人の顔色を伺う優等生陽子。
景麒につれられ、異世界へ。
しかし、トラブル発生。
人に裏切られ、妖魔に追われる日々。
5話まではとても見てられない鬱展開。
そこに半獣楽俊が。
陽子にとっての救世主。
人を想うナチュラルなおもいに陽子の心が次第に溶ける。
陽子の成長物語といった本編。
最初泣いてばかりだった陽子が徐々に景王の振る舞い。
しかし、庶民に寄りそう姿勢に変化なし。
楽俊の言う通り、王となった陽子の収める国を見てみたい。
為政者次第で国の在り方が変わる。
天が支配しているとは言え、それはものの道理ではないだろうか。
利己より滅私。
そんなことを強く思いました。{/netabare}
<風の万里 黎明の空(15~21話)>
{netabare}十二国記世界もう一人の主人公泰麒こと高里要の物語。
要が日本で神隠しにあった1年間に何があったのか?
そう、蓬山に帰還し、泰王を選んだのでした。
陽子が蓬山の女仙と語り合う形で物語は進行。
つまりはすべて回想で構成されます。
この話を聞き陽子は十二国記の定めを感じただろう。
話数も少なく、あまり進展はありません。
泰麒もうじうじとはっきりしません。
ただ、声がくぎゅだから可愛いったらありゃしない。
泰麒にすがる海客の少女。
この少女が後に陽子にとって重要な存在になる鈴とはね。
この時は気づきもしませんでした。{/netabare}
<書簡(22話)>
{netabare}書簡っていうと重々しいが、要はボイスレターです。
陽子と楽俊間の書簡。
二人の信頼関係をひしひしと感じることができます。
この世界に来てまもなく王になった陽子の苦悩。
「風の万里 黎明の空」の序章となっています。{/netabare}
<風の万里 黎明の空(23~39話)>
{netabare}アニメ「十二国記」のクライマックスです。
陽子の他に二人の主人公が登場します。
一人が海客大木鈴。
言葉が通じぬまま、才国で虐げられる日々。
采王に助けを求め、慶国新王陽子を目指し海路慶へ。
もう一人が先の芳国公主祥瓊。
父である峯王を殺した月渓の慈悲により国外追放。
気の強い供王の下女になるも出奔、慶国新王陽子を憎み陸路慶へ。
この二人は生まれも育ちも性格も違うけれど。
どん底から脱出しようとして行動するところは同じ。
そして、未熟な振る舞いや考え方がそれぞれの出会いにより変わります。
特に祥瓊はあの楽俊と出会い、劇的に変わります。
その変化は表情に如実に表れ、険しく醜い顔つきから穏やかで凛とした美人に。
楽俊の知性と物腰の柔らかさが人を変えるのだろう。
出会いはいつでも偶然の風の中です。
慶では陽子が悪戦苦闘。
国を知るために単身民の中へ。
そこで、国の内情を知ることに。
そして、反乱軍に助力することになります。
鈴と祥瓊も紆余曲折ながらも別組織の反乱軍へ。
最終的には3人が合流し、決戦となります。
もちろんラストは水戸黄門的な展開に。
その爽快さはまた格別です。
陽子の王としての資質が垣間見えた本編。
ワイルドに磨きがかかったように思えます。
王の威厳も備わり、決断力も。
二人の友も得、順風満帆です。{/netabare}
<乗月(40話)>
{netabare}芳国のその後です。
王と麒麟を失った芳国。
仮王へと望まれる月渓の苦悩はいかばかりか。
そんな月渓の元に景王陽子の親書を携えた慶国新将軍が。
そして今や慶国に仕える祥瓊の手紙も。
将軍との会話や心のこもった文のおかげか。
民衆の想いを熟慮した月渓は決断します。
宮中での祥瓊の歌が好きだった月渓。
そのことを将軍から聞いた祥瓊の惜別の涙が胸に迫りました。{/netabare}
<東の海神 西の滄海(41~45話)>
{netabare}延王小松尚隆登極から20年。
国は持ち直すも未だ政情は安定せず。
その中心は元州。
収めるは父州候に代わる斡由。
延麒をさらって、延王に勝手な要求を突きつける。
景王陽子に延王が語りかける形で物語は進行。
遥か昔の出来事に己を諫める延王。
民のために国を治める。
この信念が揺るがなければ、この治世も安泰だろう。
民を忘れた為政者の末路は必然。
己のプライドの前に偽善の仮面は剥がれ落ちる。
人は変わるもの、初心を忘れてはならない。
そのために、たまには自分を見つめ直す機会は必要なのです。
景王陽子の治世もまだ始まったばかり。
すばらしい英知と信頼のおける人材はいくらでも必要。
楽俊が慶の大学へ転入したのは朗報でした。
陽子を支える存在となるだろう。
陽子の柔らかな表情が印象的でした。{/netabare}
<おわりに>
ここでアニメは終わりです。
後の供王、おてんば珠晶の昇山を描く「図南の翼」
この話が個人的には一番好きです。
また、泰王と泰麒のその後も気になります。
18年振りの新刊で十二国記はほぼ完結するとのこと。
これを機にリニューアルし、アニメの完結も強く望みます。
そうなればきっと名作大河アニメとなるでしょう。
はなぬゆ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
疑似歴史大河ファンタジー。前半部は陰鬱で見るのが辛いが、主人公が成長していく過程が秀逸。この手の作品としては最高峰かと。ただ続きがないのが残念。原作が断続的なので、貯まったところで、アニメ化を期待したいです。
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作小説はEpisode8の「黄昏の岸 暁の天」まで購読。
ただ実質第一巻のミステリー小説「魔性の子」や、
短編集等は未読なので、読了率は七割程度でしょうか。
私が異世界転生ストーリーを物色する際は、
チート、ハーレムより、厳しさや世知辛さが目立つ異世界をつい選択してしまいますが、
その嗜好の礎を築いたのは『十二国記』の読書&視聴体験で間違いないと思います。
文明レベルはせいぜい中世中国の随唐レベルでしょうか。
流されて来た“蓬莱”(日本)の普通の“海客”に至っては言葉から通じない。
貧困や妖魔が蔓延る異世界で生き残るのは容易じゃありません。
萌えだのハーレムだの望むべくもなく、
強いて癒やしがあるとすれば、モフモフなネズミの半獣・楽俊(らくしゅん)くらいしかいない。
(楽俊には本当に癒やされます。本物の知性は人の心を救うのです)
流石に選ばれし主人公くらいは超人的な能力を獲得しますが、
それらは無双するための無償提供ではなく、重たい責務や使命と引き換え。
“天帝”が人に作り与えし、この異世界。
子が木に実り生まれ落ちる。
領土面積がほぼ均等に対称形に配された十二の国家。
と言う異様な概要が創造主の存在を確信させる世界観。
十二体の麒麟(きりん)とそれらに選ばれし十二人の王。
漢字の姓名に官職名。建物、衣装、風俗。
設定の骨格は古代中国風の伝説、君主観などでしょうか。
ただ本作は上辺だけ拝借するのではなく、君主の徳とか、器量とか、
心の風景が、国家の盛衰を左右し、国土の有様を決定付ける。
中華王朝の精神的支柱になった部分にまで向き合っていると唸らされます。
官として“昇仙”した人々には天から不老長寿が付与されますが、
彼らは永遠にも等しい時間を、
己の不徳が、国土の荒廃に直結する重圧を背負って生き続けねばなりません。
それでも官はまだ、嫌になれば辞めれば良いのですが、
王に至っては、麒麟と共に国家と一蓮托生しなければなりません。
人々の心情と国家の命運が一体化した本作では、
世界について考えていけば、必然、人の心を深く掘り下げることになります。
その描写は人間が目を背けたくなるような、
人の心の不完全で卑しい部分まで容赦なく炙り出します。
ですが、その痛みを伴う心理描写にこそ私は強く惹かれ感動するのです。
清くあれ。正しくあれ。人を信じよ。偽善をするな。
凡百の道徳はそう説諭しますが、人間はそう簡単に聖人君子にはなれません。
強い権力を与えられれば堕落したり腐敗したり、
責務に耐えかねれば諦観し政治や民を放棄したり。
不信が裏切りを生み、それがさらなる不信を招く。
所詮、人間なんて打算で動く生き物でしょう?
疑心暗鬼に陥ったその浅ましい心は、僅かに差し出された救いの手をも払いのける。
大体、全能であるはずの天は、何故かように中途半端な人間に世界を託したのか?
天は人を掟で縛って弄んでいるのではないか?絶対なる天が人を救えば良いじゃないか!
そんな恨み言も出るのが人間なのです。
本作はそれらを全部受け止めて尚、人間は如何に生きるべきかを問い続ける。
その懐の深さが、世界の広さ以上のスケール感を生み出しているのだと思います。
いくつかの原作エピソードのオムニバスで構成されたアニメ版。
中でも私のお気に入りは「風の万里 黎明の空」
{netabare}景国。己の未熟さ故、官吏の顔色ばかり窺って、自己嫌悪に苛まれる景王。
才国。蓬莱から流されて来て百年。“飛仙”からの苛めが続く中、
“海客”の自分だけが蔑まれていると言う不幸病をこじらせ、
同じ海客の王・景王だけが希望と捻くれる鈴。
芳国。行き過ぎた法治主義により苛烈な厳罰を民に強いる王である父の庇護の元、
不自由も何も知らず過ごしていた環境から、父王の打倒により転落し、
恨み辛みを募らせ、同じ年頃で景王となった少女を逆恨みする祥瓊(しょうけい)。{/netabare}
心に割り切れない感情を抱えた三者三様の女性の運命がやがて交錯し、
心と景国に光が差していく、大河ドラマ感が堪らない名エピソード。
特に長い心の不穏と国の暗雲が続いた末に晴れ間とフレンズの和が広がる、
第三十九話はゼロ年代前半のアニメシーンの中でも、私の心に残る神回です。
正直、本作の心理描写に刺され、抉られながら、全四十五話の長旅を完走するのは
しんどいと挫けそうになることもあると思います。
原作既読組だった当時の私も、最初の「月の影 影の海」上巻末尾に当たる、
ドン底シーンをもう一度喰らうのが嫌で、
放送当初は、原作とは違うキャラが出るから云々と言い訳して逃げ回っていたくらいですw
(アニオリの二人のメインキャラ男女は元々原作者に構想があった設定だったそうですが、
付け加えられた絡みはそれなりに不自然で評価は可も無く不可も無くw)
けれど長く苦しい旅路の果てに、きっと人生の糧になる感動が得られると思うので、
どうか三十九話までは、何とか辿り着いて欲しい。
来月、18年ぶりの続編長編小説(全四巻)刊行を前に改めてオススメしたい。
人のあり方について深く問われる傑作大河ファンタジーです。
tomledoru さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
長い話で,いくつかの章に分かれていて,見ていくのに根気がいりますが,ある程度話が進んでいくと,コツコツと見ていくのにはよい作品です。
異世界物にしては珍しく,ヨーロッパ風や魔法世界風ではなく,中華風のお話で,12国すべての話までは及びませんが,いくつかの国々での体験・冒険を経ながら主人公は,次第に地位を高めていきます。
戦記物という側面より,庶民の中に入って政治や外交を進めていく,水戸黄門か暴れん坊将軍のようなものを連想しました。例えとしては変かもしれませんが,知将物語です。
サブの親友の立ち場(親友から好敵手そして親友へ?)が今一つよくわからないところだけは,引っ掛かりましたけれども。
NHKにしては,(らしい?)壮大なスケールの物語なので,見ておいて損はないと思います。
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周囲に合わせるだけの日々を送ってきた平凡な女子高生・中嶋陽子。
ある日、ケイキと名乗る人物に連れられ、たどり着いた異世界。 そこは、十二人の王と十二頭の麒麟によって治められる十二の国々からなる不思議な世界だった。なぜ自分はここへ連れてこられたのか、ここはいったいどこなのか、異世界でケイキとはぐれてしまった陽子は疑問を抱えたまま、生き延びるために見知らぬ世界で生活することとなる…。(TVアニメ動画『十二国記』のwikipedia・公式サイト等参照)
久川綾、石津彩、うえだゆうじ、子安武人、相沢まさき、山口勝平、鈴村健一、岡野浩介、釘宮理恵、勝生真沙子、ゆかな、藤原啓治、進藤尚美、石田彰、若林直美、桑島法子、高山みなみ、山崎和佳奈、鈴木れい子、西村知道、平松晶子、川上とも子、千葉千恵巳、大川透、中田和宏、野島健児、西凜太朗、松本保典、大倉正章、家中宏
原作:小野不由美、キャラクター原案:山田章博、 監督:小林常夫、脚色:曾川昇、キャラクターデザイン:田中比呂人/楠本祐子、コンセプトデザイン:森木靖泰/宮本治雄/若林厚史/清水恵子、美術監督:東潤一、色彩設定:佐藤祐子、撮影監督:松本敦穂、音楽:梁邦彦、音響監督:柏倉ツトム、アニメーションプロデューサー:本間道幸/押切万耀、プロデューサー:末川研、制作統括:渡辺俊雄/吉國勲/柏木敦子/ 冨永慎一
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