2002年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメ一覧 76

あにこれの全ユーザーが2002年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2023年02月06日の時点で一番の2002年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

84.4 1 2002年冬(1月~3月)アニメランキング1位
フルメタル・パニック!(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1614)
9565人が棚に入れました
世界中の紛争の火種を秘密裏に消して回る軍事組織ミスリル。その中でも選りすぐりの傭兵の相良宗介に与えられた今回の任務は、「ウィスパード」と呼ばれる特殊な能力を持つ日本人の女子高生・千鳥かなめを護衛すること。かくして、宗介は素性を隠し、普通の高校生として都立陣代高校に転校し、秘密裏!?にかなめのボディガードをするのだが…平和な日本の生活こそが最大の敵だった!?
そんな中、陣代高校の修学旅行中に飛行機がハイジャックされてしまう。しかも、その首謀者は宗介が過去に対峙したことのある最悪のテロリスト・ガウルンであった…。


声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、三木眞一郎、根谷美智子、ゆかな、木村郁絵、能登麻美子、大塚明夫、西村知道、田中正彦
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

フルメタの始まり

{netabare}様々な工学に通じる知識を持つ{/netabare}という特別な力を持つ千鳥かなめを守るためにミスリルから派遣された相良宗介。軍隊として生活してきたために一般常識を知らず、学校に爆弾を仕掛けたり、罠を解除しようとして、色々壊したりする相良とかなめの掛け合いは面白い。担任も奮闘する場面があるけど、大変やろうな。

戦闘しているところとギャグ回のメリハリははっきりしている。ASというモビルスーツみたいなのに乗って戦うわけだが、不思議な力を発揮する。戦闘は熱いが、少し単調に感じられることもあったかも。

OPはTOMORROW。EDは枯れない花。どちらも下川みくにが歌う。後半から歌詞がどちらも2番に。枯れない花は聞いたことのない人には聞いてほしい。

1. 気になるあいつは軍曹
世界最強といわれる特殊部隊「ミスリル」。その組織に所属する相良宗介は、あらたな任務として、陣代高校に通う女子高生、千鳥かなめの護衛を言い渡された。早速、任務遂行のため、転校してきた宗介だが、平和な日本で戦争ボケをかましまくり、逆に変人扱いに…。

2. 守ってあげたい
何とか、千鳥かなめの護衛任務をこなそうとすればするほど、空回りしてしまう宗介。宗介とタッグを組むことになったメリッサ・マオ、クルツ・ウェーバーの二人も宗介に振り回されっぱなし。そんな中、学校帰りのハンバーガーショップで、怪しい人物がかなめを狙っていた!?

3. ランジェリー・パニック
ようやくかなめと仲直りし、いい関係になれた宗介。護衛任務も快調。本当にかなめを狙う組織が存在するのか?と、疑問に思いかけていた矢先、かなめの自宅に侵入する人影が!早速、侵入者を捕らえるべく出動した三人だが、これがまたかなめとの関係をぶち壊す大変なことになるのだった。

4. キッド・ナップ
前回の事件で、またまた不仲になってしまったかなめと宗介。そんな中、陣代高校は沖縄へ修学旅行に行くことになった。当然、同行する宗介。せっかくの修学旅行にもかかわらず、飛行機内でもかなめは無視、無視…。さあ到着後関係を修繕しよう、と思いきや、到着した場所は沖縄とは似ても似つかない場所であった!

5. 囁かれし者
ハイジャックされたかなめたち陣代高校生の面々。実はハイジャック犯はかなめを狙う連中だった。実験体にされそうになったかなめを危機一髪救出する宗介。その後、ASサベージを操り、脱出するものの、行く手を阻む未確認ASが…。そこから木霊する声は死んだはずの宿敵、ガウルンだった!!絶体絶命の二人!

6. STILL ALIVE
ガウルンのAS「コダール」との激戦の末、九死に一生を得たクルツ。かなめと宗介にやっとの思いで合流したとき、宗介自身もかなりの傷を負っていた。二人の負傷者を抱えたかなめ。自分たちが足手まといだとする宗介は、かなめだけでも逃げるように論すのだった。

7. ボーイ・ミーツ・ガール
クルツとの戦闘による損傷を癒し、再活動を始めたガウルン=「コダール」。再度、今度は新型AS「アーバレスト」に搭乗した宗介と対戦。「ラムダ・ドライバ」が作動せず、ピンチの宗介。止めをさそうとする「コダール」。そのとき、かなめの隠された能力が!?

8. パートタイム・ステディ
ガウルンとの激しい攻防を制した宗介、かなめたち。またいつもの学園生活が始まった。そんなある日、かなめの同級生「稲葉瑞樹」は彼氏の白井にふられた直後、友達に彼氏を紹介する羽目に…。困惑する瑞樹。そんな彼女が彼氏役に指名したのは、何と宗介だった!複雑な心境のかなめ。

9. あぶないセーフハウス
かなめとの宿題の約束を、ミッションのためすっかり忘れていた宗介。慌てて、学校に戻ってきたが、待っていたのはかなめの投げた二塁ベースだった。そのころ、成田空港の税関で奇妙な行動を繰り返す少年が捕まった。名はタクマ。この少年と謁見するため本土に降り立ったテッサだったが…。

10. ラン・ランニング・ラン
テッサとタクマを自宅に匿うになってしまった宗介。宗介と仲直りしようと訪ねてきたかなめの前に、バスタオル1枚で現れた艶かしいテッサ。宗介を挟んで一触即発の奇妙な三角関係が始まった。そんな中、タクマは着々と脱出するための策を講じるのだった。

11. ベヘモス覚醒
テロリストA21によって捕まったかなめとテッサ。彼女達が向かうのは、若者に人気のスポット有明お台場であった。二人を救出すべく後を追う宗介達。彼らを待っていたのは、この世のものと思えないとてつもない化け物であった!

12. ワン・ナイト・スタンド
超巨大AS「ベヘモス」が起動した!暴れまわるベヘモスの追跡から逃れようと、疾駆するかなめ、宗介たちの軽トラ。追跡をかわそうと、彼らが逃げ込んだのは、国際展示場「ビックサイト」。窮地に追い込まれたその時、夜空にきらめく、一筋の閃光が…。

13. 猫と仔猫のR&R
ミスリルの本拠地「メリダ島」。ドック入りしているトゥアハー・デ・ダナンの整備に疲労困憊しているテッサ。自室に戻ったテッサが見たものは酒とタバコまみれのマオの醜態であった。怒り心頭のテッサ。マオに食ってかかり、挙句の果てに両者、ASでの決闘となってしまう。

14. 習志野は燃えているか?
信二の父親も参加する自衛隊の基地祭に赴くかなめ、宗介達一向。AS同士の卓球大会、綱引き、騎馬戦…。まるで、AS運動会である。そんな中、信二はASに乗れない制服組の父親が歯がゆくて仕方ない。ついには親子喧嘩にまで発展してしまう。何とか仲直りさせたい宗介が取った行動とは!?

15. 故郷に舞う風・前編
ガウルンはやはり生きていた!その不死身のガウルンを暗殺すべく命を受けた部隊に宗介も参加することに。部隊が派遣される場所は、皮肉にも宗介の故郷であった。複雑な思いの宗介。一方、かなめは、仲間たちと海水浴に来ていた。一人寂しいかなめ…。

16. 故郷に舞う風・中編
隊長を失った宗介達部隊。悲しんでいる暇もなく、襲い来る敵機。部隊が奪取した核弾頭を奪還すべく、銃弾を浴びせる敵機。応戦すべく体制を立て直す部隊であったが、バチストの治療のため一時撤退することに。そこは宗介が幼い頃、仲間達と共に戦った場所だった。

17. 故郷に舞う風・後編
敵にかつての同士であり、宗介の盟友だったザイードがいた!ザイードは宗介の行動全てを見透かし、裏をかいてくる。防戦一方の宗介達。激しい戦闘の中、ついにザイードvs宗介!ザイードの乗るASは新鋭機「シャドー」。絶体絶命の宗介、アーバレスト!

18. 深海パーティー
夏休みも終わりに近いある暑い日。かなめ、宗介達は文化祭の準備真っ只中であった。文化祭の予算のほとんどをしょーもない複合装甲のゲートで使ってしまった宗介。すっかり意気消沈したかなめに対して、数日間南の島に二人っきりで出かけようと誘う。さあ、まさに、ひと夏の経験!?

19. エンゲージ・シックス・セブン
デ・ダナン内、女性士官特別バスルーム。かなめ、テッサ、マオの三人が入浴中である。いつしか、話はマオの宗介とクルツとの出会い話に…。当時、マオは新しい部下を探すべく、ミスリルの訓練キャンプに来ていた。そこで出会った二人は、部下としては、はっきり言って落第点だった。

20. ヴェノムの火
米軍の施設、「ぺリオ共和国・ベルリタオブ島の化学兵器解体基地」がテロリストグループによって支配された。島に急行するデ・ダナン。施設を占拠したのは、ソ連の新型AS「シャドー」。そして…、赤い不気味なAS「ヴェノム」であった。殲滅すべく出撃する6機のm9、そんな中、一人だけ取り残されるかなめであった。

21. ディープ・トラップ
ベリルダオブ島での激戦に勝利した宗介達。しかし、「ラムダ・ドライバ」を発動できず、マオを重傷に追い込んでしまった宗介は、一人責任を痛感するのであった。心配げなかなめにもやつ当たりしてしまう。そんな中、捕虜になったにも関わらず、ガウルンは余裕の笑みを浮かべていた。

22. ジャック・イン・ザ・ボックス
「デ・ダナン」を乗っ取ったガウルン。彼が取った行動は、米軍の艦艇「コロラド」へのミサイル攻撃であった!是が非でも阻止しようとするテッサは、かなめと共振、すべてをかなめに託すのだった。方や、海底からは米軍の原潜「パサデナ」も追って来ていた。

23. 巨人のフィールド
米軍の原潜「パサデナ」に追い詰められた「デ・ダナン」。高笑いのガウルンは「デ・ダナン」の限界深度を超えて、艦を沈めていく…。そんな中、テッサの共振により、ようやく、「デ・ダナン」の心臓部、「レディ・チャペル」に、かなめがたどり着いた!!

24. イントゥ・ザ・ブルー
いよいよ宗介vsガウルンの最終決戦の時がきた! 舞台は、「デ・ダナン」。大嵐の中、激しい戦いが展開される。一方、米軍の原潜「パサデナ」からの攻撃ソナー音もドンドン大きく響いてきた! 絶体絶命のピンチ!! その時! どこからか「女神」の声が…。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 3
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ロボット&バトル作品としてはイマイチでしたが、学園コメディとして楽しめました(※第4期視聴後、追記)

TVシリーズ(3期49話)+OVA(1話)=計50話、もある西暦2000年代前半を代表する長編ロボットアニメで、2017年秋には続編となる新作『フルメタル・パニック! Invisible Victory』の放送も決まっている人気作・・・ということで、ようやく既放送分を完走しました。
(※追記:第4期は2018年4-7月の放送となりました)

◆総評
{netabare}
・キャラクターデザインはさすがに一昔前のもので、とくにメイン・ヒロイン(千鳥かなめ)が余り可愛くないのが残念(代わりにサブ・ヒロインのテッサ隊長が可愛い)。
・デザインだけでなく、個々のキャラクターの設定もテンプレの域を出ない。
・この年代の深夜アニメのひとつの特徴なのか、とくに第1期は無駄なパンチラ・シーンが多くて閉口してしまいました。
・敵ボスがただの破壊狂の小物でしかないのに、彼の話を延々と第3期の終盤まで引きずっていたのがとても残念。
・そして何よりも、既放送分だけでは本作最大の謎「ブラックテクノロジー」の真実が一向に明かされないことにガッカリしてしまいました。
・原作の方は、この後シナリオに大きな動きがあって、敵の大物やブラックテクノロジーの真実等も確り明かされていくようなので、続編にはちょっと期待したい気もするのですが、既放送分だけだど、この手のロボット&バトル作品に一般に期待されるものには全然届いていない、内容の薄さを感じてしまいました。
・本作の良さは、ロボット&バトルものとしてよりも、むしろ第2期にあるような一風変わった学園コメディとしての部分にあるように思いました。{/netabare}

・・・ということで、本作の個人評価はそこそこに留まりました。
(※制作時期が新しくなる毎に作画・演出のレベルが上がっているので、その分小刻みに評価点数を上げています)

決して面白くない作品ではないのですが、これまで見てきたロボット&バトル系作品にくらべると、やっぱり肝心な所で内容が薄い点が惜しかったです。

(※追記:第4期『Invisible Victory(IV)』は第3期までの緩い展開を完全に覆すシビアな展開で、本シリーズのこれまでの私の見え方がだいぶ変わってきてしまいました←これは嬉しい誤算。続編が作られれば是非見たい作品となりました。)


◆シリーズ別評価

第1期   ☆  3.6 (24話) 2002年 ※シリアス
第2期   ☆  3.7 (12話) 2003年 ※コメディ
第3期   ☆  3.8 (13話) 2005年 ※シリアス
OVA    ☆  3.9 (1話)  2006年 ※コメディ
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総合   ☆  3.7 (計50話)

※追記
第4期   ★  4.3 (12話) 2018年 ※シリアス


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============ フルメタル・パニック! (第1期) (2002年1-6月) ===========
{netabare}
第1話 気になるあいつは軍曹(サージェント) ★ 相良宗介(都立陣代高校)転入、千鳥かなめ護衛任務開始
第2話 守ってあげたい ★ テレサ・テスタロッサ司令官登場、口領駅回
第3話 ランジェリー・パニック ☆ 下着泥棒、修学旅行開始
第4話 キッド・ナップ ★ ハイジャック、極東ハンカ自治州、かなめ救出作戦開始
第5話 囁かれし者(ウィスパード) ★ 続き、AS(アーム・スレイブ)同士の戦闘、3人の脱出行
第6話 STILL ALIVE ★ 続き、かなめの特殊能力(ブラックテクノロジー)
第7話 ボーイ・ミーツ・ガール ★ 続き、かなめと宗介の共同戦、ガウルン撃破、ラムダドライバーの謎
第8話 パートタイム・ステディ ☆ 偽恋人役 ※日常回 
第9話 あぶないセーフハウス ★ 人質・久我山琢磨(ラムダドライバ)、テレサ大佐と千鳥の遭遇
第10話 ラン・ランニング・ラン ☆ 続き、敵襲、人質救出作戦
第11話 ベヘモス覚醒 ★ 続き、ベヘモス起動・市街地破壊の危機
第12話 ワン・ナイト・スタンド ★ 続き、かなめに再び異変、テレサの恋の宣言
第13話 猫と仔猫のR&R(ロックンロール) × テレサvs.メリッサ ※日常コメディ回だが色々と脚本安直
第14話 習志野は燃えているか? ☆ 習志野空挺師団vs.練馬師団 ※コメディ回
第15話 故郷に舞う風・前編 ☆ ヘルマジスタン騒乱鎮圧作戦(対ガウルン再戦)
第16話 故郷に舞う風・中編 ☆ 続き
第17話 故郷に舞う風・後編 ★ 続き
第18話 深海パーティー ☆
第19話 エンゲージ・シックス・セブン ☆ 宗介&ウェーバーの入隊事情~活躍
第20話 ヴェノムの火 ☆ ウィスパード同士の共震、対ガウルン再々戦
第21話 ディープ・トラップ ★ ガウルンの艦乗っ取り事件
第22話 ジャック・イン・ザ・ボックス ★★ 続き、米軍イージス艦攻撃 ※ここで急に超能力設定をだされても・・・
第23話 巨人のフィールド ★ 続き、艦管制奪還、対ガウルン最終決戦
第24話 イントゥ・ザ・ブルー ★ 続き、後日譚{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)13、☆(並回)9、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「tomorrow」
ED 「枯れない花」 


========== フルメタル・パニック? ふもっふ (2003年8-11月) =========
{netabare}
第1話 南から来た男/妥協無用のホステージ ★
第2話 すれ違いのホスティリティ/空回りのランチタイム ★ ※京王線だったのね笑
第3話 鋼鉄のサマー・イリュージョン ☆
第4話 芸術のハンバーガー・ヒル/一途なステイク・アウト ☆
第5話 純で不純なグラップラー/善意のトレスパス ☆
第6話 押し売りのフェティッシュ/暗闇のペイシェント ☆
第7話 やりすぎのウォークライ ☆
第8話 女神の来日(受難編) ★
第9話 女神の来日(温泉編) ☆
第10話 仁義なきファンシー ★
第11話 ままならないブルーバード ★
第12話 五時間目のホット・スポット ☆{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「それが、愛でしょう」
ED 「君に吹く風」 


======= フルメタル・パニック! The Second Raid (2005年7-10月) ======
{netabare}
第1話 終わる日々 ★ 中東バリク共和国、難民救助任務、対政府軍戦
第2話 水面下の状景 × ラムダドライバの説明 ※オカルト現象が唐突で学園シーンと中東某国シーンの組み合せ方も稚拙
第3話 迷宮と竜 ★ 分断中国南京市人質救助任務、罠、ヴェノム再出現
第4話 デイライト ★ 続き、クレタ人の嘘、形勢逆転 ※敵の逃げ方が安直×
第5話 うるわしきシチリア ☆ 裏切り者ブルーノ身柄確保任務
第6話 エッジ・オブ・ヘヴン ★ テロ組織「アマルガム」、双子姉妹の組織離脱、かなめ護衛任務解除
第7話 とりのこされて ★ もう一人の護衛者、居なくなった宗介
第8話 ジャングル・グルーブ ★ 宗介ミスリル作戦本部帰投
第9話 彼女の問題 ★ かなめの追跡者たち、レナード・テスタロッサ登場、ユイラン死亡
第10話 ふたつの香港 ☆ 宗介の任務放棄
第11話 彼の問題 ☆ 
第12話 燃える香港 ★ ガウルンとの再会、ユイファン・ユイラン姉妹の目的
第13話 つづく日々 ★★ かなめと宗介の再会、宗介出撃、ヴェノムとの決戦、宗介の成長{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)8、☆(並回)3、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.8

OP 「南風」
ED 「もう一度君に会いたい」 


== フルメタル・パニック? The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 (2006年5月) ==

全1話 ☆ 3.9 {netabare}テッサ隊長主役のコメディ回{/netabare}

投稿 : 2023/02/04
♥ : 38
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

2つの世界が併存し続けた作品、バトル、掛け合いが熱い ★追記、末尾に読書感想文

アニメ観て、初めてラノベを買いました。
名作です。少なくとも自分の中では。

2クール。フルメタシリーズの第1期。
ネタバレ感想です。

{netabare}
この作品の良いところは、
・平和な日常と戦いの日常が混ざらずに生きている
・丁寧なバトルの描写
・魅力的なキャラ

悪いと思ってしまいそうなものは、
・よく死ななかったなぁ、というシーンが結構ある
・オリジナル回
・チドリ

私の中では完全に名作の部類です。
続編は皆「京アニ」の作品ですがこれは「ゴンゾー」です。作画は明らかに京アニが上ですが、作品としての出来は1期であるこの作品。というか私がこの作品が1番好き。

ロボットを駆使して闘い続ける世界に生きるソウスケ、
平和な日本で高校生活を送るチドリ、

違う世界で生きる二人があることがために、ソウスケがチドリを護衛する任務に就くことになる。
「違う世界で生きていたチドリは戦いに巻き込まれ、血の臭いの漂う世界で苦しみながらも、自分を守り続けるソウスケに惹かれ、終わりのない闇の中、彼を信じ愛することで生き延びることになったが・・・」
とかにならない所がフルメタの良いところ。

平和な日常にロボや銃器が紛れはするけど、その日常が壊れることはない。
チドリの考え方が戦いに染まることもないし、ソウスケが日常ボケすることもない。

このギャップというかアイデンティティーが保たれ続けていることがこの作品の軸なんだと思う。

バトルでは描写が丁寧に描かれていて、いきなりやられたり、逆にとどめを差すこともない。
心理的な物や考えていることも良く描かれているので、どうしてこういう動作をしているのか、ってことは簡単にわかる。
けど、テンポは程よい感じ。
ロボットが鉄をナイフで切り裂く音とかリアルでいい。
戦闘は文句の付け所がない。

オリジナル回は習志野は・・・だけど、ザイード回は好きだなぁ。あの回があるからソウスケの疲労がより増して見える。それが最終編に・・・

・・・思い出しながら感想書いてるけど、また見たくなったな。
キャラの絵柄は今っぽくないけど、濃厚な萌えやエロを求めないなら問題ない。

フルメタシリーズって売上微妙だけど、作品自体は名作だと思う。
DVDが普及してなかったからかな?BDはなかったし、DVDがやたら売れたとか聞かなかったなぁ。
・・・当時はアニメ自体、今と盛り上がり方が違ったのかも。

レギュラーキャラは敵(1人しかいないか)も含め濃かったなぁ。また見てみたいなぁ~ {/netabare}


★3年ぐらい前にラノベ全巻読み終えた時を思い出しながらの感想{netabare}
私の読書感想文シリーズ第二弾w
狼と香辛料では上手く書けなかったので、とにかくアツく書いてみますww

原作を読みたい人は~、まあ大した感想にならないので見ても大丈夫じゃないかな~
{netabare}

アニメで培ったボイスと戦闘をフル活用してたので、メチャクチャおもしろかった!!!
ご都合主義的な面もかなりあったので、
私としてはもうちょっと血生臭い流れの方が好きだったかもw

{netabare}ぶっちゃけクルツは絶対、あとベンあたりに退場してもらいたかったかもw{/netabare}

アニメだとソースケが闇落ちしかけて復活したところまで。
ここで重要なのが、ほぼラムダドライバーを使いこなせるようになったことと、
ソースケが自分の意志で戦場にも学校にも向かうようになったこと。

その後の本編の話は確か、
・シージャック、人型アームスレイブ(AS)との対決
・キョーコを人質に捕られアーバレスト再起不能、カナメがさらわれ、一方ミスリルの崩壊
・ソースケが単独でアマルガムを捜索、そのときに出会ったナミの死
・生き延びていたテッサチームと合流、ラムダドライバ搭載機レーバテインにソースケ搭乗
・ウィスパードの根源に近づきカナメ自我を喪失、クルツ死亡
・アマルガムが核兵器保有施設を狙う、テッサチームの分離
 →ソースケとテッサ×テッサの兄貴とカナメ、マオやベン×他テッサの兄貴の手下
 →マオたちはバトルで勝つが核ミサイル発射、ソースケだけが残る島に着弾・・・

アニメで観たかったシーンは、
・カナメが人型アームスレイブに一人で向かうところ
・テッサを空中でソースケとアーバレストが助けるところ
・ソースケ単独での活動
・マデューカス中佐の水中戦
・クルツの最後の狙撃
・ソースケとレーバテイン単身での上陸戦

サイドストーリーとかで観たかったのは~
・本編だが、ソースケが釣りをしている側でのマオたちミスリルガールのガールズトークw
・高校のミスコン
・会長閣下のしがらみ
などなど。


アニメ以降のフルメタの良いところは、
○ソースケたちの絶望的な状況が半端ないことwwwww
○アーバレストのAI、アルがお茶目過ぎること
○あのソースケが自己主張するようになったこと
○ミスリル崩壊後のサバサバしたテッサ(メッチャ悩みはするが)
かな。

私はこのフルメタで一番好きなのはソースケなのだが、
よくもまあ、ラストのあのシーンまでがんばったものだ。成長したなぁ~

あとテッサ。やばい、かわええのにカッコよすぎる♪
ミスリル崩壊後、生き残った仲間にアマルガムに立ち向かう前に言った。
「これは正義のための戦いではない、私の報復だ」
みたいな感じで、付いてくるか来ないかを仲間に委ねたのだが、
ほとんどのヤツがテッサの下に残った。

分かるよ、オレも残るよ。

カナメも悪いヤツじゃないし、むしろ好きですが、苦境の中がんばっていたがあんま変わってないw
カナメのことを暴力女って言うヤツいるけど、あれほぼ100%ソースケが悪いからw
ただ、相手が悪いからってチンピラとかナンパ男とか殴るのはどうかと思う。


もし、アニメ化されて、アーバレストがぼろぼろにされてたら、涙を抑えることできなかったな。
ナミのあのときなんて、もう・・・。

こう、ラノベの原作が結構な量の作品で最後までアニメ化された作品てあるのかな?
アニメは流行り廃りがあるからなかなか難しいので、
脳内ムービーで楽しみました。

・・・髪をおろしてメガネを外したキョーコも見てみたかったなw



ということで、
フルメタの売りは戦場と日常が混ざらず交差することなのですが、
それは長くは続きません。アニメ以降の残り半分はシビアかな。

途中までは相変わらず、ふもふもしたり、学生と兵士の二足のわらじで四苦八苦したりと楽しめる。
テッサのアプローチとかとても微笑ましいですwwwww

それ以降もテッサがかわええのですが、
私としてはマデューカス中佐の話も好き。
本当、あの人すごいです!
惜しむらくは、沈黙の艦隊でもそうだったが、水中戦ってよく分かんないんだよね。
ガウルンがダナンを乗っ取ったときはおもしろかったわ~。

ただ、そういうネタってあんまりないから、
マデューカス中佐の水中戦で、緊迫感が伝わっても、
想像力が追い付かず、その絵が思い浮かんでこない。
中佐の帽子が180度回転する様を見たかったなぁwww


この作品の大きな問題の一つはウィスパードの扱いや位置付け。
ウィスパードの利用方法の最終形態がね、もう本当、解釈が難しい。
人によっては「ふざけんな!」ってなるかも。
私は~、納得したかな。


色々ざっくり言うと、フルメタのキャラが好きで、想像力豊かならオススメw

ちなみにアナザーとか全く興味ないですw


{netabare}ぐふっ、これをコナミ感(小学生並の感想)って言うんだな・・・。

{netabare}ポン
「さ、相良軍曹!」

「まだ若き新兵よ、気にするな。問題ない」
バシッ!
「チドリ、痛いじゃないか」

「問題大アリよ!!それにこのオッサンのどこが若き新兵よ!!!」グサッ

「それは違う。彼は『ピー』歳だが経験も腕もまだまだだ。
 戦場で生き残る可能性はまずないだろう、兵士としてはまだ若い」グサグサッ

「ぐふっ、我が一生に一片の幸なし」バタリ

投稿 : 2023/02/04
♥ : 20

77.5 2 2002年冬(1月~3月)アニメランキング2位
ぼくの生まれた日(アニメ映画)

2002年3月9日
★★★★★ 4.3 (11)
136人が棚に入れました
劇場長編『ドラえもん のび太とロボット王国』の併映作品として制作された、いわゆる感動作シリーズ5本目にしてラストを飾る一本。誕生日を迎えたのにも関わらず、のび太は両親からお祝いどころかお小言ばかり食らってしまう。ふてくされて、「自分はこの家の子じゃないんだ」と家出したのび太。ドラえもんはじゃあ確かめに行こう、とタイムマシンの旅に彼を連れ出す。向かうはのび太の生まれた当日の野比家! 原作の人気エピソードを、今回もまた叙情感たっぷりにアレンジして映像化。回をこなす毎に円熟味を増す渡辺歩監督の演出が光る。
ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

雨に最初の一滴があるように、僕にも最初の一歩があった。

2002年公開の「ドラえもん のび太とロボット王国」と同時上映された。
時間は約30分ほど。
その後の短編映画はパーマンになるので
ドラえもん短編映画として最後の作品となっています。
原作はコミック2巻「ぼくの生まれた日」です


誕生日。
誰もが多かれ少なかれ、嬉しくなる日ですよね♪
8月7日はのび太の誕生日!!
この日はのび太も同じようにウキウキしていました。
なのに、パパとママにしっちゃかめっちゃかに怒られてしまうのび太。
そこでのびた達はのび太が生まれたとき
両親は生まれたことを本当に喜んでいたかどうかを調べに行くのでした。

毎度言っているような気がしますが
ドラえもんの短編映画は感動できるいい話が揃っていますよね。
30分という短い時間で、見事な伏線を張りながら
ここまで話を詰め込めるのかと、
原作、またスタッフにはいつもいつも驚かされます。

今作も例に漏れず、とてもいい話でした。
{netabare}自分の名前の由来になった木(多分ポプラかな?)を残すために
のび太が自分の大事な漫画を使ったり、
いなくなったのび太を必死に探すパパやママ、
スネ夫、ジャイアン、しずかちゃんの
心のこもったプレゼントなどなど・・・
さらにはEDののび太のパーティまで。{/netabare}
随所に優しさ、温かさが溢れてますね。
親子愛、友情・・・やはり凄く素晴らしいものです。

好きな場面は
{netabare}スネ夫が昼ごはんも食べずに一生懸命に作っていたプラモ。
それはのび太への誕生日プレゼントだったというところです。
プレゼントのための小遣いもらうために配達に行くジャイアン、
プレゼントを真剣に悩んでいる描写のあるしずかちゃん。

しずかちゃんはいつも通りですが
いつもいじめるジャイアンとスネ夫が
ここまで一生懸命に誕生日を祝おうとしてくれるなんて・・・
心にグッときますよ{/netabare}

こういった細かい伏線が何度見ても素晴らしい!!

そういえば、自分の名前の由来を親に聞いたところ、
意味は名前のまんま、そして名前自体は祖父が決めたとのこと・・・
なんだかなあ・・・w
もっと凄い由来を期待していただけに少し肩透かしをくらいましたw
それでも自分の由来を知れたことはいい経験だと思いました♪

レビューを書いているとまた見たくなってきました。


ちなみにタイトルは映画予告編ののび太のセリフの一部で、
↓がそのセリフです
「雨に最初の一滴があるように、僕にも最初の一歩があった。
 誰もがそうであるように、僕にも生まれた日がある。
 ねえ、ドラえもん、行ってみたいな・・・ぼくの生まれた日」

映像もセリフも秀逸で今でも覚えているほどでとても印象的でした。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 21

75.4 3 2002年冬(1月~3月)アニメランキング3位
HUNTER×HUNTER ヨークシンシティ完結編(OVA)

2002年1月17日
★★★★☆ 4.0 (357)
2456人が棚に入れました
ヨークシンシティーでやっと再会を果たし、クラピカに笑顔が戻った9月4日。しかし、オークション会場で本物の競売品は旅団の手に・・・。 ヒソカの密告「死体は偽物!(フェイク)」OVAで、更なる復讐が始まるのか・・・!?

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

present for you

※キャラ崩壊につき、回覧注意!
























クラピー: ・・・
      何を見ている?

ダンチョ: いや、鎖野郎が女だとは思わなかった。

クラピー: ・・・私がそう言ったか?
      クリスマス、そう簡単に女と過ごせると思わぬことだな。

ダンチョ: 過ごせると思ってやいないさ。
      大事な仲間が(あにこれに)残っているだろう?

クラピー: くっ・・・!それを言うな!
      挑発を受け流せるほど・・・今 私は冷静じゃない・・・!!

ダンチョ: テレビの占いにも、このことは出なかった。
      つまり、この状態は予言するほどのこともない
      とるに足らない出来事というわけだ。

クラピー: 貴様・・・!!

レオリォ: 冷静になれ!!らしくねーぞ!!
      お前にはオレがついている!!

クラピー: それも言うな・・・!!
      まだ、認めたくないんだ・・・!!

レオリォ: 状況は五分!!
      何も進展してねーんだ

ダンチョ: 五分!?
      お前もとんだピントはずれだな
      前提が間違っているよ お前たちは
      オレに男としての価値などない
      つまり、合コンの数合わせにもならないということだ。

クラピー: 何を言っている・・・?

ダンチョ: 今朝からたたない

クラピー: なん・・・だと!?

ダンチョ: もう一度言ってやろうか?
      オレにとってこの状態は
      昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものだ。

クラピー: これ以上下らん戯言を並べるようなら
      もう一度口をふさぐぞ!!

センリツゥ: ウソじゃないわ

クラピー: !?

センリツゥ: 彼が言ってるのは全て本当。

ダンチョ: ・・・そういうことだ これは事実
      追いつめられているのは、お前たちの方だ

クラピー: どういうことだ!?
      クリスマス、女と過ごせないことを
      なんとも思ってないというのか・・・!?

センリツゥ: 彼の心音はいたって平常、動揺はみじんもないの!
       独り身への不安・恐怖・虚偽の不協和音・・・なにもないわ。
       おそらく「女と過ごせない」と思ってるんじゃない・・・!
       この音は・・・右手を受け入れている音・・・!!

クラピー: ・・・!!そ、そんなバカな!!

レオリォ: ・・・!!おい、運転中だぞ!!
      前を見ろっ!!

















ギャギャ、ギャギャ、

ガッシャーン




























クラピーの平常心はクラッシュ音とともに儚く崩れ去ったのでした・・・





☆お・し・ま・い☆ happy(*゚∀)ノ.。・:メリークリスマス*:・゚`☆、。・:*:・゚`★.・゚

※昨日の反省は微塵も生かされていませんので、ご了承ください。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 4
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

クラピカ×幻影旅団

『HUNTER×HUNTER』の中では一番好きな組み合わせ。
正直、クラピカ主役にして欲しかったと思うほど。話が重くなるだろうけど。
ゴンよりも行動動機がしっかりしているので見てて面白いです。

ストーリーは結構切ない。
組織的に正しいことよりも感情を優先する団員たちには胸を打たれました。
パクノダ最初好きじゃなかったのに……。
原作でもまだこの戦いには決着がついていないのですが、クラピカは勿論、残った団員たち(特にマチ)にも死んでほしくないなぁ。
10月から連載再開するようなので、目が離せません。このまま放置なんてことはないよね……?

ここからは疑問や考察→
{netabare}
①旅団の強さについて
  現状となっては、旅団自体強いのか微妙なところですので、旅団内での話。
  ・No.2はフランクリンなのでは?
    分裂危機の際、それまで躍起になっていたフィンクスが、
    フランクリンが反対派に回ったとたん大人しくなったため。
  ・マチは想像以上に強いのでは?(願望込み)
    腕相撲では現状No.4。
    かつ小柄なので動きは相当速いはず。フェイタンの次くらいか?
    鎖野郎追跡時、他が人混みを避けるため壁走りする中、一人だけ悠々と頭上を飛び越えている。
    能力的に一番応用が利く上に純粋に強い。
    ヒソカのお気に入り(?)。勘が異常なほど鋭い。など。
②クラピカの性別
  ずっと男だと思ってたのですが、友人に問われた時にふと考えてしまった。
  ・アニメとか見直すと確かに女っぽい仕草がある。
  ・新アニメ化したのにさらに女っぽくなった。
  ・海外ではマドモアゼルが使われる。
  ・スーツなのにネクタイしてない?(女性のパンツスーツ?)
  ・作者が性別を明かさない。男なら隠す必要ない?
  ・あの団長が性別を間違えるのか?しかも密着してたのに。からかっただけ?
  ・14巻表紙では胸はないがくびれがある。しかもタイトルで隠していた?
   胸周辺にも違和感がある。
  表紙に関しては、臍があればわかったのですが……。
  設定とか見ると男っぽいですけどね。(171cm、59kg)
  最初は男として描いてたけど、微妙になっちゃったから、
  方向転換も視野に入れてるって感じなのかな?
③クラピカの能力
  人差し指の鎖はまだ不明。他の鎖の系統から考えると変化系かな?
  クラピカが旅団討伐よりも緋の目回収を優先したっぽいので、余裕がまだある気がする。
  もしかしたら鎖は片手(5本)だけじゃなかったりするかも?

こんなところかな。長くなってごめんなさい。
{/netabare}

投稿 : 2023/02/04
♥ : 5
ネタバレ

エゴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

エンペラータイム!!

ヨークシンシティ編(幻影旅団編)
{netabare} ゴン・キルア・レオリオは
ヨークシンのオークションに出品される
「G.I」を落札するため、様々な方法で金稼ぎを試みる。
一方クラピカは、同胞の眼を回収するために
マフィアのノストラードファミリーに入団し、護衛団の一員となる。
時を同じくして幻影旅団の団長・クロロは旅団員を召集し、
オークションの商品収奪を実行する。{/netabare}

ヨークシンシティ編では
幻影旅団が登場するので大好きです。

ハンターのキャラで好きな
クラピカが活躍していたので楽しめました。

心理戦も面白くてハンターの中で一番好きな作品になりました。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 1

74.6 4 2002年冬(1月~3月)アニメランキング4位
名探偵コナン 16人の容疑者!?(OVA)

2002年1月1日
★★★★★ 4.1 (10)
81人が棚に入れました
2002年のOVA作品。

小さな事件を巡って、レギュラーキャラクターが容疑者となる内輪ミステリー。

『名探偵コナン SECRET FILE Vol.1』にも収録されている。

71.1 5 2002年冬(1月~3月)アニメランキング5位
おジャ魔女どれみドッカ~ン!(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (106)
820人が棚に入れました
『おジャ魔女』シリーズの第4弾。
ハナちゃんはどれみママたちと一緒に小学校へ通いたいがために、自らのすべての魔力を使って急成長してしまい、水晶玉を割って魔女の資格を失ってしまった。小学6年生になったどれみたちは、ハナちゃんが魔女に戻れるよう修行を手助けする。
一方、先々代の女王は自らが人間界で味わった辛い思い出から生まれた「悲しみの茨」に捕らわれたまま眠り続けていた。どれみたちは、先々代の女王の悲しみを癒す方法を見つけるために試行錯誤を繰り返すが、茨は次第に成長し、深い悲しみが魔女界や人間界を覆い、皆の気力をなくさせ始めてしまう。
どれみ達は、そうした幾多の苦難に加え、小学校卒業を前にそれぞれの複雑な家庭事情や将来のことについても悩み、答えを見つけ出していく。
ネタバレ

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

大団円

物語序盤、修学旅行などの学校行事があったこともあって、いよいよ群像劇度が増してきます。
ほとんど「さわやか3組」か「中学生日記」の領域。魔法は完全に二の次です。だがそれが良い。

プリキュアシリーズでは僕ら"大きいお友達"に配慮して(?)なのか、恋愛描写は極力避けられています
(おジャ魔女シリーズよりも未就学児を意識しているからでもあるだろうが)。

甘酸っぱい青春描写を見ていて思い出したのはkeyです。
「CLANNAD」とか好きな人にもお勧めしたいシリーズす。ドラマ的には、特に48・49話は涙をこらえるのが大変です。49話の演出だけ妙に抒情的だなと思ったら細田守さん演出か!
{netabare}雪が降ってる静けさを強調するためにBGMはほとんどなく、たまに流れるチャイムやBGMはぶつ切りで視聴者を画面に引き込みます。シャーペンの芯が折れたり、どれみがはづきの手を握るシーンや、はづきが自分の頭を小突くカットは必見です。49話だけでもいいから是非見てほしい!{/netabare}



すっかり精神的に大人になってしまったどれみたちだけだと物語が動かないので、
中盤辺りは特に成長したハナちゃんがトラブルメーカーとして最大限機能しています。

飛鳥ももこを成長したハナちゃんだと勘違いしていた僕ですが、成長したハナちゃんもやっぱり出てきましたね。大谷育江さんの演技がとにかく最高で、大谷さん無双全開です。
あざとすぎるバンクもとにかくカワイイ!

馬越嘉彦さんによるキャラクター造形も、ますます丸みを帯びてきて最高です。このスタイルが「ハートキャッチプリキュア」につながるんですね。あと、どれみたちが観ている特撮番組
「バトルレンジャー」に出てくるバトルピンクの技がお尻パンチという・・・(笑)



"魔女は年を取らない"ことから起こるドラマなんて・・・相変わらず重い!未就学児というよりは、どれみたちと同じ小学校高学年を対象にしていたとしか思えない重厚感であふれています。
やはり1期から継続して視聴してもらうことを前提にしていたのでしょうか。

50話で明らかになる衝撃の事実!{netabare}今井由香さんにはどの時点で教えられていたのか非常に気になる、あまりにも長い伏線!まあ、声優絶対音感があればエンドロールが"?"でもオタクは気が付いたのかな?{/netabare}



オヤジーデの声が代わってしまったのは少し残念でしたが、40話に出てくる佐倉未来(魔女をやめた魔女)の声を原田知世さんが演じているというキャスティングはグッドでした。

BGMや挿入歌のすばらしさもシリーズ全体を支えていました。特に好きなのは"魔法でチョイ2"と"ドキドキの魔法"です。CDはプレミアがついちゃっているので、ストリーミングとかでの復活を待ってます。



「おジャ魔女どれみ」といえば佐藤順一さんが評価されがちですが、五十嵐卓哉さんの貢献も今回改めて強く感じました。脚本家さんの名前も気になった人はチェックしたりと、
今後のアニメライフに少なからず影響を及ぼしそうです。





P.S.シリーズ通して、姉妹であっても"きょうだい"という呼び方で統一していたことには何か意味があるのでしょうか・・・意図的なことだと思うのですごい気になります。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 3

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

伝説、ここに極まれり!。女児アニメを超えた歴史的な大傑作。

国民的に人気シリーズとしてずっと続いた「おジャ魔女」はここに完結(OVAは外伝的なやつ)。


長期シリーズは、えてして続くうちに惰性になって見る影もなし…になりがちだが、本シリーズは回を重ねるほどに進化し、最高なところまで昇りつめて終わった奇跡的な傑作。


終盤の各キャラ回はみんな号泣ものだが、細田さんが演出の「ずっとずっとフレンズ」はヤバすぎる。


えっ?、これ劇場版ってくらいクオリティーが凄い。40話もそうだが、この頃の細田さんカムバ~ック!。


プリキュアも素晴らしいが、女児向けアニメ恐るべし!と教えてくれたのは本シリーズなので、必ずオールタイムベストに入り続けるでしょう。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 13

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

名作です。最終回は泣きます。

プリキュアのやる前にやってたニチアサ女児向けアニメ。
ですが、感動できる話が多いです。
最終回付近はほぼ泣いてました。
これに限らず1作目から4作目まで泣ける話が入っていて、とても感動できます。ちゃんと1作目からシリーズ重ねるごとにキャラが成長しているのもいいですよね。ちゃんと次のシリーズになると学年が上がっているんです。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 19

70.6 6 2002年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ラーゼフォン Rahxephon(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (538)
3190人が棚に入れました
翼ある巨神が歌うとき、世界の調律がはじまる…。
21世紀の初め、日本の首都・東京は外部侵入者の『MU(ムウ)』により、その全体を半球状の物(東京ジュピター)によって外部から隔離されてしまった。
それから数年後、東京に暮らす神名綾人は模試会場へ向かう途中、電車事故に遭う。助けを呼ぼうとした綾人はその途中で神秘的な少女『美嶋玲香』と出会い、彼女に導かれるまま、東京の地下神殿にたどり着く。
その時、突如東京上空に現れた巨大な「何か」が放つ「歌」に共鳴した綾人は神殿内で倒れてしまう。混濁した意識の中、綾人が囁いた言葉、「ラーゼフォン」。そのとき何ものかが覚醒する。綾人こそ、この世界運命を握る鍵である時間調律師…MUとこの世界を変革する能力を持った人間だった。綾人が真の目覚めを果たし、巨大な神像"ラーゼフォン"と一体化したとき、世界は崩壊の淵に立たされる…。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

こういうアニメが好きな人専用。

2002年1月21日 - 9月10日放送された。全26楽章。
2003年「ラーゼフォン 多元変奏曲」が劇場映画化された。
原作・監督は出渕裕。キャラクターデザインは山田章博。

"神名綾人"が謎の少女の導きで神像型ロボ"ラーゼフォン"
と出会い、人類と侵略者"MU※ムウ"との戦いに巻き込まれ、
徐々に自分の望み・運命・使命に目覚めて世界を調律する
までを描く物語。

監督の出渕は。「勇者ライディーン」のオマージュと公言。

各話は「楽章」。「歌」に感応するロボ。パイロットは「奏者」
と呼ばれ音楽に可也傾倒した内容。

RahxephoneのRahは"太陽神"Phonは"声"Xe"は未知"を繋げて
"神の未知なる声"。
キャッチは「美と神秘に彩られた究極のSFロボットアニメ」


2013年2月全世界は消滅し東京だけが奇跡的に生き残った。
都内に住む人々はそう教えられ疑わずに暮らしていた・・

2015年7月4日の朝、"神名綾人"は地下鉄の脱線事故に遭い、
地上に出ると"防衛軍"と"謎の戦闘機部隊"とが激しい戦闘
を始めていた。其処で遭遇した同級生の"美嶋玲香"の導き
で"ラーゼフォン"と出逢、少年は大きな謎に直面する。

感想・・1クール以上やる意味が解らない作品だった。
纏めるのも引き延ばすのも下手な作品にしか感じない。
人間不信の鬱屈で陰湿・陰険を煽る目的の描写が多い。


1話はジャブ。軽く物語の世界観のズレを描写。
2話目は習った常識の世界と真実の世界の二つがある説明。
"ラーゼフォン"と出逢い。新しい世界との反目。
3話目は撹乱。3分掛からない説明を"肝心な事"は解り難く
逸らかした回り諄い言い方で敵意と不信感を持たせる描写
が多く歪な人格の人間による歪で鬱屈した描写で煽るだけ。

4話は確執を深め敵対心を煽る待遇の描写や主人公の特殊
な存在であるアピール・・理不尽さを必死に煽る描写・・
5話目は誤解を解こうとする協力者等の描写・・2分で済む
説明をせずに・・強引にラブコメモード設定に押し込む・・
中学生向けの内容・・物語の逸らかしの連続構成。

6話は20年程の世界の違いの"ギャップ"を中心に"TERRA"の
現状などの補足。世界観の補足。謎の計画。エゴの煽り・・
設定や演出が子供向けすぎる・・

7話良くある脳天気な切れ者風メディア系人物の介入・・
表裏の有る陰険で鬱屈した人物像の煽りで憂鬱・・
高校生ってこんなにも未成熟で馬鹿だっけ?って疑問が・・

8話水着回。ラブコメ。彩り回。過去の因果の説明。
此処で概ねのネタバレ。恋愛絡みでの終焉路線が明示。

9話また子供じみた陰険煽り・・水着回・・ハーレム。
恋愛絡みの駄目押し伏線。人間関係泥沼予告描写。

下野紘さんの演技に良い時と悪い時の斑がある・・
と思って調べたら・・2001年声優デビュー。 2002年の
ラーゼフォン(神名綾人)テレビアニメデビュー作だった。

以降洗脳?記憶改竄云々の沼っぽい精神の世界。
神名麻弥の声優は音楽担当 - 橋本一子で素人演技。

12話で終わったほうが印象濃く面白かったかも。
退屈で同じ趣旨の描写が諄くて感性を疑われてる感じで、
此処まで愚鈍で感受性が鈍くて未成熟な高校生の視聴者
が多いとは思えない・・小学生に見せたくない内容だし
中学生だと鬱すぎないか・・大人向けには稚拙すぎる。

物語は結構良い様に感じるけど構成や演出が良くないと
感じてしまった・・イデオンのオマージュというより・・
あれとかそれのパクリ作品のパクリを捻じ曲げた感じ・・

ゆっくりと進むが・・同じ様な趣旨の演出を繰り返す・・
正直見飽きて退屈になってくる・・視たいのは結末だけ。

キャラデザやメカデザは結構良い雰囲気で世界観の設定
等も結構好きだけど非常にハマりにくい作品。

16話にして未だ嘘つき云々。TOKYO JUPITERに真実云々。
以降また精神攻撃のような描写・・18話で恋話回帰。
19話もぱく・・衝撃の展開で愈々全てのセット完了。
ラストは良くあるどんでん返し返しの返しで普通過ぎ。
音楽だけは可也の世界観にあった雰囲気で秀逸な感じ。

こういうアニメが好きな人には良い作品なのかな。
世界観は壮大だけど中身は非常に薄い。




神名綾人:下野紘:1998年生まれの17歳の高校生。
ラーゼフォンのパイロット「奏者(オリン)」。
内気で控えめな性格で現実主義者。絵画が趣味。

紫東遙:久川綾:1998年生まれの29歳。
TERRA情報部第二諜報課所属の特務大尉。恵の姉。
綾人を東京ジュピターから外の世界へと連れ出した。

紫東恵:川澄綾子:2013年生まれの14歳。
遙の妹。立派な姉にコンプレックスを抱いている。
素直で活発な性格。姉の働くTERRAでバイトしてる。

美嶋玲香:坂本真綾
陽炎のようにうつろう幻の少女。17歳で綾人の同級生。
全てを見通したかのように、綾人に手を貸し導く存在。

如月久遠:桑島法子
体が弱く伏せりがちで毎日TERRA本部で健診を受けてる。
ベスト型のライフモジュール(生命維持装置)を装備。

TERRA
如月樹:宮本充
TERRAに所属する科学者。如月久遠の兄。普段は柔和。
博士号を持ち、専門はネリヤ遺跡やオーパーツの研究。

キム・ホタル:折笠富美子
TERRAの正規オペレーター。オーストラリア国籍韓国人。
幼い頃に両親をMUのドーレムに殺され、復讐心が強い。

八雲総一:宮田幸季
TERRA副司令で少佐。物腰が柔らく甘いマスクの好青年。
外見に似合わぬ大胆な作戦行動でTERRAを指揮する。

五味勝:田坂秀樹
TERRAのオペレーター。堅物な性格。常に本を読んでいる。
四方田の事を煙たがっているが、共に行動する事が多い。

四方田洋平:原沢勝広:TERRAのオペレーター。

七森小夜子:田中敦子:樹の助手で研究員。遙の友人。

功刀仁:中田譲治:TERRAの司令官。冷静沈着な性格。

亘理士郎:内海賢二:TERRAの長官。

α小隊
エルフィ・ハディヤット:杉本ゆう
α小隊隊長。地球連合パイロット。インドネシア出身。
オーバーロード作戦の戦闘機パイロット唯一の生き残り。

キャシー・マクマホン:荒木香恵
α小隊の隊員。コールサインは「じゃじゃホース」。
階級は少尉。すぐにムキになり易い感情的な性格。

ドニー・ウォン:松本大
α小隊の隊員。コールサインは「東風」。階級は少尉。
風水に通じている。エルフィの呼びかけでTERRAに参加。

ジャン・パトリック・シャプラン:ふみおき
α小隊隊員。コールサインは「マエストロ」階級は大尉。
ベテランの黒人。エルフィの呼びかけでTERRAに参加。

TOKYO JUPITER
朝比奈浩子:かかずゆみ
綾人の高校のクラスメイトで中学も同じ。
鳥飼とは恋人同士であるが、本当は綾人のことが好き。

鳥飼守:野島裕史
綾人がTOKYO JUPITERにいた時の同級生。軽口で軽薄。

神名麻弥・橋本一子:綾人の義母。
実はMUの女王。奏者を育て導くコンダクター。

九鬼正義:大塚芳忠
TOKYO JUPITER内のMU総督府の防衛指揮を執る責任者。
階級は一佐。麻弥には絶対服従の様子。

三輪忍:浅川悠
TOKYO JUPITER内のMU総督府の副司令官で階級は一尉。
状況や戦場に応じてドーレムに指示を出せる存在。

バーベム財団[編集]
一色真:関俊彦 / 幼少:朴璐美
地球連合監察官。バーベム財団から派遣された人間。
エリート意識が強く非常に高圧的で高慢な物言いをする。

ヘレナ・バーベム:兵藤まこ
エルンスト・フォン・バーベムの秘書的な存在。
バーベム卿に狂信的な愛情に近い忠誠心を持っている。

エルンスト・フォン・バーベム:家弓家正
TERRAを財政面、技術面で支援するバーベム財団の当主。
世界を裏から牛耳ってる。吸血鬼の類の不死の噂がある。

六道翔吾:大塚周夫:引退した考古学者。
嘗て亘理と共に発掘調査でネリヤ遺跡を発見。
逆神隠しの祠から現われた2名のムーリアン少女も発見。

弐神譲二/十文字猛:堀勝之祐
天戸通信社の記者としてTERRAを取材するために来島。
作品の狂言廻しの役割を担い、遥に情報を与える。

ブチ:遙がTOKYO JUPITERを脱出した際、拾った二毛猫。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 2
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エヴァもどきの一言で済ますのは惜しい、感情描写が細かい《セカイ系面白作》

アニメ史を紐解くと、1990年代後半の『新世紀エヴァンゲリオン』の大ヒットが刺激となって、ロボットもどきの機体(*)による戦闘シーンをアクセントとしつつ、そのパイロットと周辺の支援要員や指揮官の精神的苦悩や恋愛模様や成長を、世界全体の運命とリンクさせつつ描き出す《セカイ系》作品が幾つも制作された時期があった(らしい)。

(*)エヴァ以前に主流だった『機動戦士ガンダム』のような、人間が一から開発したロボットではなく、何らかの謎生物に改造を施してパイロットが乗り込み操縦できるようにした機体。

そうした「エヴァ・フォロワー」ないし「エヴァもどき」と呼ばれがちな1990年代終わり~2000年代前半のロボット・フォーマットの《セカイ系》作品群の中で、単なるエヴァの劣化品に留まらない独自の魅力を備えた作品として、『交響詩篇エウレカセブン』及び、本作『ラーゼフォン』がしばしば挙げられる(ようである)。

・・・ということで、今でもアニメ批評サイトなどで時々名前が挙がる本作についてTV版(全26話)+劇場版を一括視聴してみました。


◆総評

(1)TV版

・「エヴァもどき」というよりは第1話の{netabare}「蒼い血」のエピソード(※エヴァのBlood Type=Blue){/netabare}や第2話の{netabare}「東京ジュピター」のエピソード(※同じくエヴァの黒き月){/netabare}にみるように明らかに意識的にエヴァの設定を「本家取り」している。
・シナリオの展開が早く一話一話が濃いので、視聴中なかなか気が抜けず、「ながら見」が困難(褒め言葉)。
・《展開の早さ》だけでなく《個々のキャラクターの感情描写も肌理(きめ)細かい》点が好印象(※第5話「ニライカナイ」でそういう作品だということに気づいて好印象を持った)。
・但しロボットもどき同士や軍艦や戦闘機とのバトル・シーンの迫力は殆ど期待できない(そこが本作の見どころではない)
・第1話から終盤の第22話まで満遍なく楽しめ、とくに第19話「ブルーフレンド」が本作屈指の見どころのある回となった。
・しかし第24話からのラスト3話の展開は説明不足にも程があると言いたいほどの支離滅裂さで、ここで大きく評価を落としてしまった(※ここでもエヴァのラスト2話が支離滅裂だったのと似ている)。

(2)劇場版

・TV版の複雑に入り組んだ登場キャラクター達の人間関係をバッサリ整理して見易くなっている。
・とくにTV版では主人公(神名綾人=17歳の高校生)に絡んでいた多数の女性達のエピソードをすっかり削り落として、{netabare}彼と同級生だった2人のヒロインのエピソード{/netabare}だけに絞り、かつ彼女らの新規エピソードを追加して「恋愛アニメ」としてもそれなりに見れる作品に仕上げている。


→ということで、個人的な評価としては、

(1) TV版の方はラスト3話の×(疑問)回連発が祟って ★ 4.0
(2) 劇場版の方はTV版の謎もちゃんと説明しているので ★ 4.3

となりました。
※因みに、私の『交響詩篇エウレカセブン』の個人評価は ☆ 3.7 なので、それに比べるとかなりの高評価ということになります。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


=================== ラーゼフォン (2002年1-9月) =================

{netabare}第1楽章 首都侵攻 - OVER LORD - ★ 東京ジュピター(2015年7月4日)、Blood Type=Brue
第2楽章 神人(しんじん)目覚める - AWAKENING - ☆ 翼を持つ巨人(ラーゼフォン)と奏者(オリン)
第3楽章 二人の街 - Welcome to our town - ★ 三嶋喪失?、外の世界と時間(2027年11月10日)、紫東遥(TERRA特務大尉)
第4楽章 自分の時計 - Watch the year hand - ★ TERRA特務航空母艦リーリャ・リトヴァク、久遠との出遭い、D1の襲撃・ラーゼフォン応戦
第5楽章 ニライカナイ - On Earth As It Is In Heaven - ★★ 九州沖根来(にらい)島・海上実験都市神至(かない) ※恵(遥の妹)との交流発生が初見では分かり辛い点は×
第6楽章 消滅都市 - Lost Songs Forgotten Melodies - ☆ 函館D1ARIA発生、キム・ホタル少尉の復讐心、D1撃破
第7楽章 集まる日 - Phantom In The Cloud - ★ 神名綾人の過去を調べる記者、エルフィ小隊長の突進 
第8楽章 凍る聖夜 - The Dreaming Stone - ★ D1欠片からの復活(七森研究員)・再撃破、遥の手袋
第9楽章 時の祠(ほこら) - SANCTUARY - ★ 一色監察官と如月博士の実験、綾人と久遠の神隠し、「カトゥンのさだめ」
第10楽章 追憶のソナタ - War In The rememberance - ☆ 功刀(くぬぎ)TERRA司令官の娘の誕生日
第11楽章 虚邪回路 - NightMare - ★ D1に取り込まれる綾人(母の呪縛、三嶋の手助け)
第12楽章 黒い卵 - Resonance - ☆ 世界を裏切った人々、久遠脱走・暴走
第13楽章 人間標本第1号 - Sleeping Beauty - ★ 如月久遠の過去、衛星軌道のドーレムに矢を放つ回
第14楽章 鏡の中の少年 - Time After Time - ☆ 新兵器(ヴァーミリオン)、MUフェーズ反応、エルフィ出撃・ドーレム撃破
第15楽章 子供たちの夜 - Child Hood's End - ☆ ヘレナ・如月樹・一色の子供時代(バーベム財団当主の屋敷) 
第16楽章 他人の島 - The Moon Princess - ★ 恵の失恋、久遠の願い、綾人・久遠の出発
第17楽章 迷宮への帰還 - Ground Zero - ★ 東京への帰還、潜入
第18楽章 蒼き血の絆 - The Memory Of A Lost City - ★ 母との決別、脱出
第19楽章 ブルーフレンド - Ticket to Nowhere - ★★ 朝比奈との逃避行、結末
第20楽章 綾なす人の戦い - Interested Parties - ★ TERRA新司令部、鳥飼出現
第21楽章 ゼフォンの刻印 - Good Bye My Friend - ★ 監視者鳥飼
第22楽章 木星消滅作戦 - Down Fall - ★ 絵の完成、イシュトリ、東京ジュピター総攻撃
第23楽章 ここより永遠(とわ)に - Where The Sweet Bird Song - ☆ 世界でジュピター現象多発
第24楽章 調律への扉 - Twin Music - × ※以降3話はシナリオ支離滅裂過ぎてフォロー無理
第25楽章 神の不確かな音 - Deus Ex Machina - ×
最終楽章 遙か久遠の彼方 - Time Enough For Love - ×{/netabare} 
------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)14、☆(並回)7、×(疑問回)3 ※個人評価 ★ 4.0


OP 「ヘミソフィア」
ED 「夢の卵」


============ 劇場版 ラーゼフォン 多元変奏曲 (2003年4月) ==========

全1話 ★ 4.3 ※TV版の総集編だが、ストーリーおよび設定を一部変更



◆その他(メモ書き)

・第11話に出てくる用語 「IMPROVISATION」 (即興演奏)
・本作をお勧めする人→「エヴァンゲリオン」の女性キャラのうち、綾波レイや惣流アスカ・ラングレイよりも、葛城ミサトや赤木リツ子の方が好きな人?

投稿 : 2023/02/04
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャッチフレーズは「美と神秘に彩られた究極のSFロボットアニメ」

前から気になっていた作品ですが、中々視聴の機会が取れず未視聴のままでした。
今回お盆休みを使って視聴しましたが・・・2002年の作品としては相当綺麗な作品だと思いました^^

物語は、2013年2月に世界は滅びの時を迎えるのですが、その時奇跡的に生き残った人口2,300万人の東京が舞台となっています。
この作品の主人公は、高校生の神名綾人・・・彼はとある朝、友人と学校に向かう途中の地下鉄の中で脱線事故に巻き込まれてしまいます・・・
多くの怪我人が発生した中、綾人の友人も怪我していた事から、助けを呼びに外に出た彼は愕然とします・・・
頭上の空を往来する戦闘機やミサイルの数々・・・一方地上では戦車が必死の攻防を行っている惨状を彼は目にするのです・・・
何が起こっているか分からない状況の中、同級生の美嶋玲香に出逢い避難先を探していたところ、怪し気なスーツの2人組が綾人をどこかに連行しようとするのですが、それを突如現れた紫東遥が阻止して今度は彼女が綾人の身柄を拘束しようとするのです。
綾人と玲香は地下鉄に乗り込み逃げ切る事に成功するのですが、その地下鉄の向かった先は「世音神殿(ぜふぉんしんでん)」という場所でした。
この神殿で玲香は歌い・・・綾人は「目覚めて」という声を聞き・・・卵が割れて・・・ラーゼフォンが登場し、壮大な物語が動き出すのです・・・

導入部分だけ見ても相当な設定が盛り込まれている作品ですが、これは序章のほんの一部に過ぎません。
綾人は「真実を知りたい・・・」という言葉を何度も用いますが、その位状況把握の難しい作品だと思います。
でも、一旦入り込んでしまえば、綺麗な作画と美しい音楽を肴にして思い切り満喫できる作品だと思います。

主人公の神名綾人は、17歳の高校生でラーゼフォンのパイロットです。彼は自ら望んでラーゼフォンに登場した訳ではなく、導かれるように・・・ラーゼフォンに呼ばれるようにパイロットになっていきます・・・
内向的で他人と距離を置く性格は、つい先日視聴したエヴァンゲリオンのシンジを彷彿させましたが、シンジよりはもう少し前向きにラーゼフォンに乗り込みます。
それは、ラーゼフォン自身が綾人以外を受け付けないことも理由の一つになっているのですが、守りたいモノが明確にイメージできる点が、シンジと大きく異なる点だと思って視聴していました。
そして彼は、ラーゼフォンに優しく守られています・・・ロボットと優しさって一見接点が無いように思えますが、この作品では大きく関係しているんです。練に練られた部分の一つだと思いますので、この作品に興味のある方は是非本編をご覧頂ければ、と思います。

そして冒頭で少し触れた紫東遙は本作品のヒロインです。
彼女も残酷な人生を歩まされた一人・・・だったと思います。戦闘時以外は、飲み友達と焼肉に行くか、綾人と一緒の時間を過ごしている彼女ですがとても魅力的な一面を持っています。
とにかく想いが一一途なんです・・・大災害により引き裂かれた想い人を一旦は忘れようとするのですが、想いを捨てきれず最も再会の可能性の高い仕事を生業にしているのですが、普通じゃそこまで出来ないと思います。
でも、その仕事が逆に妨げになった事もありました。努力家なので、仕事でもそれなりの職位に就いています。それなりの職位にはそれなりの情報が集まってきます。
中には当然機密事項も含まれています。なので隠していたんじゃなく、言えなかっただけ・・・
それが上手く伝えられず、冷たい態度に涙した事もありました。
でも、彼女の一番の魅力は「絶対に諦めないこと」だったと思います。
諦めなかったらきっと心が届くと信じ貫く彼女・・・思い切り応援しながら視聴していました。
それだけに、大災害という運命に振り回されなかった未来を期待しましたが・・・

オープニングテーマは、坂本真綾さんの「ヘミソフィア」
エンディングテーマは橋本一子さん、橋本まゆみさんの「夢の卵」
オープニングは特に素晴らしく、毎回欠かさず視聴しました^^

2クール26話の作品です。設定とストーリーが複雑なので、今回のレビューではこの作品の良さを書ききれませんでした^^;
今回レビューに記載した以外にも魅力溢れるキャラがたくさん登場しますし、色々と複雑な面もありますが十分感動できる作品だと思います。
もう一度視聴したら更に理解が深まりそうなので、時間が取れたらもう一巡したいと思いますが、その前に劇場版を視聴します♪

投稿 : 2023/02/04
♥ : 21

69.5 7 2002年冬(1月~3月)アニメランキング7位
モンスターズインク(アニメ映画)

2002年3月2日
★★★★☆ 3.8 (162)
1427人が棚に入れました
舞台はモンスターの世界。毛むくじゃらの青いモンスターサリーと、その相棒である一つ目モンスターマイクは、大企業であるモンスターズ株式会社(モンスターズ・インク)で働いている。モンスターズ・インクの業務内容は、無数に保持している“人間の子供の部屋へ通じるドア”からモンスター達を送り込み、怖がる子供たちの悲鳴をエネルギーに変換、モンスターの世界にへ供給するというもの。この世界では「人間の子供は危険」とされており、怖がらせるのが仕事であるモンスター達は、同時に子供達を恐れてもいる。サリーはこの会社で誰からも尊敬される「ナンバー・ワンの怖がらせ屋」である。

昨今、テレビやゲームなどの影響からモンスターを怖がらない子供が増え、会社の業績は悪化していた。そんなある日、サリーは人間の女の子(ブー)がドアの向こうからこちらへ入って来る場に居合わせてしまう。サリーとマイクは、彼女をなんとか人間の世界に戻そうと奮闘する。

声優・キャラクター
ジョン・グッドマン、ビリー・クリスタル、メアリー・ギブス、スティーヴ・ブシェミ、ジェームズ・コバーン、ジェニファー・ティリー、ボブ・ピーターソン、ジョン・ラッツェンバーガー、フランク・オズ、ダニエル・ガーソン
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世界中の子ども部屋のドアは、モンスターの世界とつながっている♪

2002年公開のピクサー製作映画。

15年前の作品というのが信じられない!

実は今まで観たことなかったのですが、
人気シリーズなのも納得しました^^

90分ほどの作品です。


● ストーリー
モンスターたちが暮らす“モンスターシティ”。

モンスターシティの社会を豊かにしているエネルギーを生産しているのは、
“モンスターズ・インク”という大企業。

「世界中の子どもの部屋へ通じるドア」をたくさん持ち、
そのドアを通じてモンスターが子どもをおどかし、
子ども達の悲鳴をエネルギーに変換していた。

子どもを怖がらせる半面、モンスターたちにとって、
人間の子どもはとても恐ろしいものだとされていた。

子どもの悲鳴を集める業績No.1のサリーと、
サリーの親友であり、アシスタントであるマイク。

業務が停止した作業場でサリーは、
残されたドアから1人の女の子が
モンスターの世界に足を踏み入れてしまう現場を目撃してしまう。

周りに見つからないように女の子(ブー)を家に戻すため、
サリーとマイクは奔走することになる。


設定はとてもお見事!

ドアを変えれば行く子ども部屋も変わるというのは、
おもしろいし、夢もある^^

そして子どもたちを脅かすのがモンスターの仕事、というのは、
すっと受け入れられる設定である一方で、

モンスターたちが徹底的に子どもたちを恐れているというのは、
普段抱いているモンスターのイメージとはギャップがあっておかしい♪


設定はとてもいいけれど、
ストーリーは中盤飽きました。

幼いが故に己の危機など全く気にせず好き勝手動くブーと、
冷や冷やしながら行動するマイク&サリー。

そんな、似た展開がしばらく続いたからです。

なので、ストーリーの評価はそこまで高くありませんでした。
途中までは…!!

山場({netabare} ブーとのお別れ {/netabare})、
そしてラスト({netabare} 子ども達の笑い声を集めるという方向転換&ブーとの再会 {/netabare})へのストーリーの展開の仕方が私はとても好きでした!

幸せな気持ちになれるように物語を着地させること、
ピクサーの映画はとても上手だと思います。

この作品が好きになりました^^


● 声優
日本語吹き替え版では、
サリー役は石塚英彦さん、
マイク役は田中裕二(爆笑問題)です。

どちらもいい!

特にマイク役の田中さん、うますぎww

マイクはうぬぼれ屋なロマンチストで、独り言がとても多いのですが、
そんなめんどくさいキャラによくマッチしていましたww


● エンドロール
作中にも笑えるギャグが散りばめられていましたが、
私が1番笑ったのは、エンドロールです。笑

エンドロールで流れるのは、
NG集&作中シーンのパロディ。

いやもう、これ面白すぎるww

本編を見た人だけがおまけで楽しめて、
最後の最後まで楽しませよう!という製作者の心意気が素敵♪


● 音楽
【 主題歌「君がいないと」/ 石塚英彦&田中裕二 】

この作品のための主題歌というだけでポイント高いのですが、
また曲の完成度が高いのよww

歌というより、
サリーとマイクのかけ合いデュエット。

ここでも石塚さんと田中さんの演技が光っています☆

原曲聞いたことないけど、
原曲より完成度高いのではないかと疑っていますw


● まとめ
ピクサーの作品は、
年代を感じさせないですね。

この作品の前作である『トイ・ストーリー』も、
次作である『ファインディング・ニモ』も…。

公開されてからかなり時間が経っていますが、
今観てもかなり楽しめました♪

続編である『モンスターズ・ユニバーシティ』も楽しみです^^

投稿 : 2023/02/04
♥ : 21
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いかした相棒

よく考えると

幼児が恐怖から泣き叫ぶ絶望のエネルギーを世界の糧とする とか

異世界に紛れ込んだ幼女をボストンバッグに詰めて持ち歩く とか

監禁して泣き叫び続けさせるための装置を地下で開発 とか

拉致、拉致に継ぐ拉致 とか

これジャパンアニメテイストで作ったらどんだけエグいんじゃ…


などと低俗な見方をしてはいけません。(しないよ)
すいません。
私は独身の頃 劇場で2、3回観ました。久々に、子供に観させるつもりが…自分が見入っていました。


コワモテのサリーが、紛れ込んだ見知らぬ子供を気にかけて、ただ面倒に気を揉んでいただけのはずが、いなきゃ心配いれば安心、それが愛着に変わって…という気持ちが、短時間の中で無理なくよく表現されているなぁと思います。

いつもその隣りにいた、口の達者な道化役、ひとつ目玉の奴。あいつとの友情がいいんですね。共に追放された先でブチ切れて感情を爆発させるところも、とても必要な事なんだなーと感じました。

決まりごとより優先すべきことを漠然と感じ取って、黙って身を投じられるサリーに対し、説明や瑣末な都合を気にしてガタガタとした考えのならし作業が追いつかない目玉の奴。
お互い生き方が違う事は承知だったのが、子供を挟んだ時に(そして、窮地だからだね)露呈する溝。付き合いの長い自分のことも、少しは振り返ってくれよっ!という主張も虚しく、相方は特攻にいっちまう…
サリーはもう少し優しいひと言をかけられたらよかったのか?
しかし、ここで友達でいることを諦めない目玉の奴が、偉かったと思う。こんな相棒関係、いいですね。

どこでもドア…じゃない、会社とつながる子供部屋ドアの使い方が便利すぎですが、無数のドアを駆け抜ける様子は圧巻で、使わなきゃ損ですね。

ラスト、エネルギー問題は{netabare}子供を泣かすより笑わせる って、笑いの{/netabare}センスが試される専門職になっていました。


エンディングが、さも俳優たちによる映画撮影だったように「NG集」なのもウィット効いてましたね。

それにしてもこの作品はケモノのモフモフ表現が秀逸でした!^ ^


(スミマセン、しばしサンキューのお礼にいけてません)

投稿 : 2023/02/04
♥ : 25
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ピクサーの名作 本当のキラは...

DVD買ってよく見てました
2枚組の奴で、制作秘話も全部ではないけど見ました
NGシーンは面白いですwww
アニメネプテューヌやブラックジャックにもあります

キラは{netabare}外にいるとは限りません
社長と社員の差し金です

会社を救うんだったら1000人だって誘拐する?

おい社長、アンタの経絡秘孔を突いた...{/netabare}

あの子と別れたけど...ありがとな、マイク
もっとアニメにNGシーン入れてもいいくらいだ

投稿 : 2023/02/04
♥ : 6

68.6 8 2002年冬(1月~3月)アニメランキング8位
おねがい☆ティーチャー(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (435)
2188人が棚に入れました
辺境惑星の駐在監視員として地球に赴任した宇宙人、風見みずほ。
偶然、みずほの正体を知った高校生「草薙桂」は、彼女を守るため、彼女と結婚して夫婦になる。
桂は中学時代のトラウマから、「停滞」と呼ばれる、精神的なストレスに起因する「意識不明な状態」になる病気を患っている。 みずほとの生活から、いくつもの停滞を経験し、しだいに回復の兆しを見せていく。お互いに心を通じ合わせ、求め合っているにも関わらず、様々なすれ違いから、疎遠になっていくのだが…。

声優・キャラクター
井上喜久子、保志総一朗、川澄綾子、大原さやか、田村ゆかり、岩田光央、三浦祥朗、金田朋子、内田直哉、佐久間レイ、高田由美、こおろぎさとみ、杉田智和、仲野裕、南央美、西村ちなみ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

気持ちの奥底で交わした約束を果たさなきゃ…

この作品は、あにこれで知り合ったアニ友に以前から面白いとお勧めされていた作品です。
これまで視聴機会をずっと逸してきましたが、ようやく視聴に漕ぎ着ける事ができました。
放送されたのは2002年なのでもう15年前…作画には少し時間の経過を感じましたが、物語的には今でも十分楽しめるレベルの作品だと思います。

この物語の主人公は、長野県の県立高校に迷う高校1年生の草薙桂…
一見背は低く色白で眼鏡をかけた草食男子に見える彼ですが、それには理由があったんです。
彼は幼い頃から不可解な病に侵されていたんです。
それは強い精神負荷によって肉体と精神が昏睡状態に陥ってしまう…という類の奇病です。
この症状が発症している間は必要最低限の生命維持活動以外の身体機能が全て停止してしまうんです。
そして一度発症するといつ目覚めるかも分からない…とても不安定な病気なんです。
彼がこの病によってどれだけの時間を棒に振ってきたのか…
そしてその間に起こる出来事に一人取り残されて、どれだけ辛い思いをしてきたのか…

でも学校でもようやく友達が出来て学校生活が順調に滑り出したある日の夜…
桂は見てしまったんです…
輝く光の中から突如女性が現れた事を…
彼女の名前は風見みずほ…辺境惑星の駐在監視員として、地球に赴任した宇宙人だったのです。

自分の秘密を打ち明けるみずほ…
そしてその秘密を聞いて薄情になる桂ではありません。
こうして彼女との秘密を共有する事となり、物語が動いていきます。

完走して振り返ってみると切ない展開が目白押しだったと思います。
最初は行きがかり上止む無く…という面が無かった訳ではありません。
でも、桂とみずほの心の揺らぎは久々にキュンキュンする感覚を味わったように思います。
自分の中で少しずつ相手の存在が大きくなっていく…
それは普通なら決して悪い事ではありません。

でもお互いの立場を考えたらずっと一緒にいるのは夢のまた夢…
こんなにも気持ちは大きくなっているのに…
溢れそうになるのを必死に抑えているのに…

お互いの立場…教師と生徒という立場も二人には大きな足枷になっていました。
だって…何一つ口外できないのですから…
そんな二人の状況を知らずに友達は普段通り接してくるのですが、心と真逆な態度を取らなければならない必然に何度溜息を洩らした事か…

でも友達が悪い訳ではありません。
もちろん、二人だって決して悪い事をしている訳ではないのですが…
でももし、そんな友達関係から脱却したいと考える人が居たら…?
そしてその人が最後の一歩を踏み出したとしたら…?
とても心中穏やかでなんかいられません。

そんな二人の胸キュン物語がずっと続くと思ったら大間違い…
更に厳しい試練が二人を待っていたのです。
それは味わった人にしか絶対に分からない苦しみ…
味わったら最後…前に進めなくなってしまう…

その痛みが分かるのが自分なら良かったのに…
選択肢の無い最後通告を突きつけられて…
例えそれが本当に自分の望む道じゃなかったとしても…
前への歩みを決して止めないために…

どっちも無理をしていたと思います。
心が壊れかかっていた…
だから向き合った時、溢れる涙が止まらなかったんだ…
だから自分の全てを投げうっても助けたいと思ったんだ…
例えそれが全てを失う事になったとしても…

このままじゃ終われない…
気持ちの奥底で交わした約束を果たさなきゃ…
それが繋ぎとめてくれた貴方への精一杯の感謝の気持ちだから…

オープニングテーマは、KOTOKOさんの「Shooting Star」
エンディングテーマは、川田まみさんの「空の森で」とKOTOKOさんの「LOVE A RIDDLE」
これはオープニングに軍配…KOTOKOさんの曲、ムチャクチャ格好良いです。

1クール13話の物語でした。
この作品は長野県大町市にある木崎湖が舞台となっているそうです。
この湖の周囲は聖地巡礼の対象にもなっているとか…(wikiより)
でもそれだけ人気が出たのも頷ける作品だったと思います。
イチオシはやっぱヒロインのみずほ…
終盤での彼女の言動には私の涙腺は全く抵抗できませんでした。
この頃の作品も十分に面白いです。次は続編となる「おねがい☆ツインズ」を視聴したいと思います。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 20

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

もう大歓迎 これでもかってくらい、愛しちゃってください

基本的なストーリーはラブコメ。
とある事情で近くの池で寝てしまっていた主人公、目を覚ますと
池が謎の渦を巻き光を放った、そこに美人な女性が降り立つのを目撃する、
彼女が「宇宙人」であることを秘密にするため、
なぜか主人公と彼女は結婚するはめになってしまう・・・というところから
ストーリーは始まる。

序盤からヒロインである「みずほ先生」の魅力が爆発する。
唐突に美人な先生として登場し、主人公に抱きつくわ
いきなりキスするわとアクセル全開だ。
「年上の魅力」というのがヒロインにぎゅ!っと詰まっており、
同時に井上喜久子さんのあの声がヒロインの魅力を後押しする。

年上なのに、この「みずほ先生」はやきもちを焼いたり
照れたり恥ずかしがったりとふいに年上なのに
年上らしくない態度をとり、非常に可愛らしい(笑)

ただストーリーのほうは序盤若干強引だ。
唐突に主人公の目の前に宇宙人であるヒロインが現れるのはいい、
だが、何だかんだで恋人関係になり結婚するという展開は
視聴者の感情がついていかず
「いつのまに恋愛感情が生まれてるんだ?」と心理描写が不足気味だ

そんな唐突な展開に登場人物たちも困惑するという話が
割かれているので、そこで一旦視聴者の感情移入も落ち着くが
結局は「恋愛感情」が生まれていているので、
ヒロインがなぜ主人公に惹かれるのか、主人公が何故ヒロインに惹かれたのか
というのがいまいち説得力がなく、雰囲気で突き抜けてしまった感じもある。

更に特徴としては、主人公が「停滞」と呼ばれる病気に掛かっている点。
ようは鬱の最大級みたいなもので、ナーバスになりすぎると体の時間が止まり
眠り続けてしまうというところ。
主人公は3年ほど停滞し本当は18歳という点や
この描写が少し重く、ナヨナヨした主人公は好き嫌いがはっきりするところ。
保志総一朗さんの演技も好き嫌いを後押しししてしまっている

更にいえば、せっかく主人公とヒロインが結ばれて
いろいろな恋愛に決着がつき、、主人公の恋愛関係も落ち着いたと思ったら
いくら、友人のためとはいえ、
結婚してるのに一時的に別のヒロインと付き合ったりする展開は何とも言えない。
主人公の「勝手さ」が目立ってしまった。
この部分も主人公の好き嫌いを余計に加速させてしまっていた

だが、逆に言えばヒロインである「みずほ先生」の心の広さと
お姉さんという部分の魅力を強調しているとも言える
主人公と別のヒロインが付き合ってるのに、大人だから先生だからと
我慢しつつも寂しそうにしたりして、感情を爆発させる様子は
可愛らしく描写されていた。

しかも、付き合った相手は最終的に男性教師に恋してしまう始末(苦笑)
あれだけ主人公に対して恋してたのに・・・女は怖いといえる演出かもしれないw

ただいろいろ欠点は言ったが、物語はきちんとつながっている。
遠回りして最終話を迎えたが、
主人公の病気のことや、主人公の友人たちの恋愛の結末、
そして「みずほ先生」の宇宙人という設定などきちんと設定と伏線を生かして
1つの物語を作り上げていた。

全体的に見て好き嫌いの分かれる作品だ。
主人公のナヨナヨした性格や周りくどいストーリー展開などは
好みの分かれるポイントだ。
だが、逆に言えば「みずほ先生」の年上の魅力にとりつかれれば
がっつりとハマってしまう作品だ。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 8

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

広い宇宙に たった二人の 幸せの場所を見つけたね

髪をアップにしたグラマラスでメガネをかけた女性教師のビジュアル・・・。
「おねがい☆ティーチャー」、この掻き立てられる妄想を前面に押し出したタイトル。
そんな視聴者の先走る妄想を見事に打ち砕いてくれるのがこの作品です。
ヒロインで女性教師「みずほ」は、いたって純情で健気な女性です。
しかも、宇宙人と言う突飛な設定。


■「ドキワク体験」

プロモーションで使われているフレーズです。
この物語の面白いところは、女性教師と主人公との秘密の関係です。
いかにまわりにバレずに二人の関係を続けるか。
文字通りのこの「ドキワク」な体験をさせてくれる作品です。

また、「みずほ」が髪を下ろしメガネを外しているオフのスタイル。
とても可愛らしく、オンの時とのギャップがとてもいい感じです。
そして、この姿は、他の生徒にはめったに見せません。
この他の生徒は知らない、でも、視聴者はオフの先生の素顔は知っている。
これは、視聴者と先生との間で秘密を共有していると言う一種の疑似体験になります。
これがまた「ドキワク体験」に重要な演出になっています。


■「おねティ」と「あの夏」

私は、「あの夏で待ってる」が好きですが、この「おねティ」のオマージュですね。
「あの夏」が面白いと思った人は、この「おねティ」も面白いはず。
雰囲気は、ほぼ同じ感じなのですが、物語の方向性は少し違います。
「おねティ」は、「あの夏」からコミカル展開を引いてシリアスさを足した感じです。
そのためヒロインの心情の切なさや恋愛要素は「おねティ」の方が上だと思います。
「あの夏」は、むしろ「柑菜」を始めサブキャラの存在が大きく描き方も厚いです。
そのため、青春ものとしては、「あの夏」の方が上だと思います。
私は、どちらも好きです。

また、両方の作品では、全体的にノスタルジーを感じるところも好きです。
田舎の風景、OP曲、高校生の青春、確かに目に見える要素もその理由の1つです。
でも、目に見えない全体に漂う何かもまたノスタルジックさを感じさせてくれます。
夏を挟んだ季節柄、夏の短さと青春の短さが重なる哀愁感もあるのかなと思います。

ちなみに田村ゆかりさんが演じる、「おねティ」の「苺」、「あの夏」の「檸檬」。
実は姉妹?と言う説もある二人ですが、物語の良いアクセントになっていました。


■「広い宇宙に たった二人の 幸せの場所を見つけたね」

KOTOKOさんが歌うOP曲「Shooting Star」のサビの歌詞です。
このサビは、結構耳に残って好きですね。
この物語もこの歌詞の通り微笑ましい結末でした。

残念なことにこの歌詞は、2番なので、OPでは聞けません。
アニソンって、大切なことは2番にあることが多いような気がします。
気になったアニソンは、OPでは使われない2番も要チェックです。


■まとめ

この作品は、井上喜久子さんが演じるヒロイン「みずほ」の魅力に尽きると思います。
古い作品なので、確かに今の作品と比べるとイマイチに思うところが多々あります。
でも、観ているうちにヒロインの魅力にどんどん引き込まれてくる作品でした。

私は、とても楽しめた作品でした。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 16

68.5 9 2002年冬(1月~3月)アニメランキング9位
サクラ大戦 活動写真(アニメ映画)

2001年12月22日
★★★★☆ 4.0 (80)
406人が棚に入れました
1996年の発売以来、ゲームファンからもアニメファンからも強い支持を受け続けているファンタジック・アドベンチャー・アニメーション初の劇場公開版。昼は「帝国歌劇団」の人気スタア、そしてひとたび帝都に危機が訪れれば秘密部隊「帝国華撃団」のメンバーとなり悪と戦う乙女たちの華やかな活躍を描く。同時上映は「デ・ジ・キャラット 星の旅」「あずまんが大王」「スレイヤーズぷれみあむ」。
 太正十五年、12月の帝都。元星組隊長のラチェット・アルタイルなる女性が帝国華撃団花組に配属される。それは紐育華撃団設立準備のための措置だったが、彼女のワンマンぶりに花組の面々はとまどいを隠せない。同じ頃、アメリカのDS社では政治家・田沼と結託し帝国陸軍に無人霊子甲冑ヤフキエルを売り込もうと画策していた。ある日、いつものごとく “降魔”と戦う花組の前にヤフキエルが突如現れ、圧倒的な強さで降魔たちを蹴散らしてしまう。陸軍での正式採用も決まったヤフキエル部隊は以来快進撃を続け手柄を一人占めしていくのだが……。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「サクラ大戦」初の劇場版…19年前に上映された映画とは思えない程のクオリティを見せて貰いました。

この作品の原作ゲームは未プレイです。
テレビ版に引き続いての視聴となりましたが、公式HPに「いま、世界最高の水準のスタッフによる夢のプロジェクトが幕を開けます。」と記載されていましたが、この文言の神髄を思い知ることになりました。


大正15年、帝都東京は西洋文化と日本文化が入り交じり、街には蒸気電話、蒸気自動車、
地下には蒸気鉄道網が敷設され、独特の文明が築き上げられていた。
しかし、この一見華やかな舞台の裏側には、"降魔"と呼ばれる
異形の怪物が跋扈する闇の世界が潜んでいた…

通常の軍隊、警察では到底手に負えないこれらの怪物から帝都を防衛すべく、
闇と戦う秘密部隊「帝都歌劇団」が組織された。

だが、驚くべくことに、隊長を除いた全てのメンバーは華もはじらう乙女たちであった。
彼女たちは、昼は帝都の人気スタア、「帝国歌劇団」として大帝国劇場で華やかに舞い踊り、
一度、帝都に危機が迫ると「霊子甲冑」に身を包み、
「帝都歌劇団」として加齢に戦う戦士たちである。

花組の隊長である大神中尉を巴里へおくりだした、さくらたち花組のもとへ
元星組の隊長ラチェット・アルタイルが配属される。
合理主義で個人主義のラチェットと隊員たちの確執が深まる中、
帝都は謎の降魔軍団の出現に脅かされていた。

度重なる失態を繰り返す花組に対して、帝都不要論が囁かれる中、
リーダー不在の花組に未曾有の危機が迫る!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

視聴を始めて直ぐに気付くこと…
それは圧倒的なまでの映像美です。
テレビ版の視聴後に見たからかもしれませんが、動きの滑らかさも半端無いんです。
現在のアニメとクオリティに遜色がない…
これって、19年前では相当なことだったと思います。

そしてもう一つ気付くのが、テレビ版より花組所属隊員が増えていることです。
元々花組は以下の6名で構成されていました。

真宮寺さくら(CV:横山智佐さん)
神崎すみれ(CV:富沢美智恵さん)
マリア・タチバナ(CV:高乃麗さん)
アイリス(CV:西原久美子さん)
李紅蘭(CV:渕崎ゆり子さん)
桐島カンナ(CV:田中真弓さん)

そしてこの劇場版から加わったのが以下の2名です。

ソレッタ・織姫(CV:岡本麻弥さん)
レニ・ミルヒシュトラーセ(CV:伊倉一恵さん)

この2人は、元はエリート集団と言われた星組に所属していたメンバーです。
だから一時的に花組に星組が集結した形となった訳です。
星組は花組より先行して結成されましたが、故あって解散となりました。
どうして星組が解散となったのか…
この物語の顛末も見どころの一つだと思います。

そしてこの物語のもう一つの幹は、花組の存在を脅かす正体不明の人型蒸気の登場です。
この招待不明の人型蒸気の一番の脅威は無人で稼働できることだったんです。
機械は壊れたら直せば良い…
ですが、人間はそういう訳にはいきません。
一時は絶体絶命のピンチに追い込まれる花組ですが、そこから彼女たちの獅子奮迅の活躍を目に焼き付けて欲しいと思います。

主題歌は、帝国歌劇団による「劇場版・奇跡の鐘」

上映時間85分の作品でした。
凄い作品を見てしまった…という思いと大団円のエンディングに大満足です。
気持ち良く視聴させて貰った作品でした。
引き続き「サクラ大戦 神崎すみれ 引退記念 す・み・れ」を視聴したいと思います。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 11

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

真写動活的漫浪正大

ゲームとして大ヒットしてOVAやTVアニメ等を
中心に様々なメディア展開で人気の作品かな。

大正浪漫を感じさせる時代背景にスチームパンク
を取り入れて戦隊ものとして描かれている様です。

歌劇団の歌で始り主だった人物が登場・・さて?
ここから何が始まるのかな?等と漠然と予備知識
等が無い状態で視ても楽しめる作品でした。

淡々と進む展開の中でも鍵となりそうな人物等や
メインキャストのイメージが徐々に理解できる様
な優しい構成になっています。

所謂複線の見せ方が王道で、あ?何か起きそう?
とか、この人胡散臭いな・・とか後半に結ぶ布石
になるシーンでは?等と楽しませてくれます。

何か起きる・・此処から大きな展開が・・そこに
スチームパンクなメカデザインは・・可也はまる。
レトロな雰囲気とか・・そういうレベルではない。
この構成も演出もメカデザと見事な描写で活かされ
世界観を強烈に印象付けて魅せつけてくれます。

キャラデザは少々安定しない?と思う部分や挿絵
等と若干ギャップを感じますが・・
キャラのイメージ等は良く出ていると思います。

声優は正直巧いとは感じませんでしたが・・
作品のイメージを台無しにするとかキャラの印象
を壊す様な事は無く、概ね役処の雰囲気は感じた。

音楽も世界観に合った雰囲気で効果的に使われ、
効果音等も映像を巧く引き立たせている。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 1

漆黒メイド さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

サクラ大戦で一番見るべきアニメ

サクラ大戦の世界観は「歌」にあり!
最初に「歌」があってその後物語りがある形を作りたかったと話ていた。
作者の王子と作曲家の田中公平先生の世界がこの映画で分かりますw
なんといっても冒頭が歌から始まり華やかなサクラの世界が広がるのです。
ワクワク感がハンパないですよ!( *'ω'* )
見るべき順はOVA>映画>テレビって感じですね。
もし、まだサクラを知らない方はPS2版の「サクラ大戦~熱き血潮に~」
をプレイしてみてください。最初はゲームをやった方が絶対いいです。

OVAは初期のサクラ大戦も見れますし、明るく華やかなで楽しいサクラが見れて面白いです。

TV版は全体的に暗く、戦闘方法も改変せれていて、ゲーム版の魅力が薄れている印象ですね。最大の霊愛とかよりヒロインのさくらがメインで頑張る話なので
もし、サクラの世界観を知るのならゲームをやった方がいいです。
クリアは難しくないですよ。
TV版は25×30=750分で約13時間ほどなのでゲームクリアは10時間もいらないです。

映画版はドンと1&2のキャラが来ますが話は面白いので見て損はないかと思います。
ゲームやって映画をまた見ても楽しいと思いますよ。一緒にサクラファンになりましょう!

投稿 : 2023/02/04
♥ : 2

67.8 10 2002年冬(1月~3月)アニメランキング10位
ほしのこえ(OVA)

2002年2月2日
★★★★☆ 3.4 (584)
2934人が棚に入れました
『ほしのこえ -The voices of a distant star-』 は、新海誠 監督 が制作し2002年に公開されたアニメーション映画。
2039年、人類の調査隊は火星のタルシス台地で異文明の遺跡を発見したが、突然現れた異生命体によって全滅させられてしまう。その異生命体はタルシアンと名づけられ、その脅威に対抗すべく国連宇宙軍が組織された。
2046年、中学三年生の長峰美加子は、国連宇宙軍のロボットのパイロットの選抜メンバーとなり、翌年にはタルシアンの追跡調査のため編成されたリシテア艦隊の一員として、同艦隊旗艦〔リシテア〕に乗艦、地球を発つ。ほのかな恋心を抱く友人寺尾昇を残して。調査艦隊がタルシアンの痕跡を追って、地球から離れてゆくにつれ、ミカコとノボルの距離も光年単位で離れ、二人の携帯電話メールのやりとりにかかる時間も次第に長くなってしまう。
ついにはミカコは地球から8.7光年の距離に位置する惑星アガルタに降り立つ。そこでミカコは、地球に届くのに8年もかかるメールを ノボルに送信する。
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

総論大賛成、各論反対

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 初見でした。25分ほどのショートストーリーです。
 非常に良い作品でした。特に時間と距離と心の関係を表現した部分は素晴らしかったです。エンディングに至るシーンも、情緒があり、リズミカルで素敵でした。風景の描写もきれいでしたね。新海作品の原点みたいなものは確かに感じることが出来ました。
 テーマの描き方を含め、全体的には素晴らしいのですが、細部の描写はオリジナリティに欠けていて、それが作品を毀損しているようにも思えました。総論部分と各論部分に分けてレビューします。

<総論編>

メール:
 メールは、テーマを担った一番大事な象徴物です。{netabare}
 手紙というのは、送り手と受け手の時間的な乖離が内包されているわけです。送り手の「届いたかなぁ」という心情が伴います。手紙が届かないというのは、物理的にも心情的にも届かないことを意味するので、送り手と受け手において「永遠の乖離」が存在しているわけです。
 メールというのは、「届いたかなぁ」という心情も確かにありますが、原則的には届かないことは想定されていないわけです。「届いているはずだ」という心理が手紙よりも強く働いてしまいます。メールが届かないというのは、実際には遅れているだけです。時間的な遅れはあっても「永遠の乖離」ではないわけです。しかし、時間の遅れが拡大化していくと、手紙と同様に物理的にも心情的にも「永遠の乖離」に近づくのだ、と表現されているわけです。
 つまり、「~=0」の物語ではなく、「~≒0」の物語を描いている。でも決してゼロではないので、確かに存在はしている。つまり「ここにいる」わけです。この辺のロジカルさには驚嘆しました。

 この作品は、「世界」の定義から始まっています。そして、つながりの強固な世界から、つながりの薄い世界へとストーリーが進んでいきます。つまり、メールがすぐに届く世界から、メールの遅延が拡大化した世界への展開です。つながりのない世界(手紙が消失してしまった世界)の説明が省かれているのですが、これは省略されているだけです。構造として確実に存在しているものを、あえて隠すことで、作品が抱える厚みを視聴者にゆだねていました。{/netabare}

雨:
 メールを基礎としたメインテーマを、背景の側から支えていたのが雨です。ここでは、雨の表現が意味するところを考えてみます。{netabare}
 最初の雨は、二人でバス停にいるところでした。雨が降っている最中は、高校生活について話していて、雨が上がった後で宇宙に行くことを告げるという展開です。
 次の雨は、ノボル側のエピソードです。女の子との傘のシーンの前から雨が降っていて、雨はバス停でのメールの受信まで続きます。「8年7か月」というミカコのメッセージとともに雨が上がり、晴れた後は「引き裂かれる恋人みたい」と展開していきました。
 最後の雨は、ミカコ側のエピソードです。雨の最中に「ノボル君に会いたい」と言い、「好き」というメールを送った瞬間に雨は上がります。雨が上がった後の最初のセリフは「届いて」でした。実際には願い空しく「好き」の部分は届きませんでした。

 これらの表現からは、雨降りが理想(希望)で雨上がりが現実(乖離)という表現のようです。一般的な作品では、雨は障害や不吉のイメージが強いですから、逆転させているようです。ミカコは、最後の雨のシーンで「雨にあたりたい」と言っていますから、雨自体は肯定的なもので間違いありません。
 また、雨の前後の表現だけでなく、雨が上がるタイミングにもかなり気を使っているのが感じられました。テーマを盛り上げる機能は十二分に発揮していたと思います。雨の使い方によって、作品の切なさを際立たせていました。{/netabare}

過去とロボットの足跡(雨の続き):{netabare}
 雨のシーンで疑問を抱いたのは、最後の雨の中で描かれる「ロボットの足跡が雨によって埋まる」シーンです。このシーンは非常に混乱してしまいました。
 当初私は、この文脈を、「ロボットの足跡」が「雨」によって埋まると解釈しました。足跡というのは過去を象徴するものです。また、この作品における過去は中学時代を言いますから、「正」のものだと捉えました。雨も前述の通り、「正」の表現ですから、「ロボットの足跡」を「雨」によって埋めるというのは、「正」に「正」を被せた演出であり、違和感を抱いてしまったのです。
 この文脈を、「ロボット」の「足跡」が「雨」によって埋まると解釈することも出来ます。ロボット自体は「負」のイメージを持っています。ミカコが選抜されたことが、自薦か他薦(徴兵)かは語られていませんが、作品の雰囲気から察するに、他薦のほうが近いように思えます。もちろんノボルとの乖離の原因でもありますから、「ロボット」が「負」であることは間違いないでしょう。「足跡」が単なる「過去」であるとすると、「ロボット」の「足跡」が「雨」によって埋まるというのは、「負」の「過去」を「正」によって消したい、と読み替えられます。これは論理性を持ちますから、おそらくこちらが正解です。

 私が前者のような誤った解釈をしてしまった原因は明白です。そもそも後者の解釈は、他の作品のように、過去自体に正負を持たせていない場合でのみ成立するものです。この作品で描かれる過去は、美化された中学時代が中心ですから、過去の表現を見ると、自動的に「正」を想像してしまうわけです。それゆえに、前者の解釈に至るということです。
 ここを正しく解釈するためには、この作品の特性を理解していなければなりませんでした。この作品は、メールの項で書いたように、「構造として確実に存在しているものをあえて隠している」のです。つまり、作中では過去が美化されていますが、過去が美しいものだけであるはずがない、という前提を抱えているのだと思われます。過去の象徴物である「足跡」は、「正」なのではなく、単なる過去でいいのです。これによって、後者の解釈が正解になるのです。 
 私は、理解するまでに時間が掛かってしまいましたが、一度理解するとこれ以外にないと言い切れるような素晴らしい演出だと思います。ロボットは終始出てきますが、タイミングとしてもあのシーン以外に考えられませんでした。

 話は変わりますが、全方位モニターというのでしょうか、座席のみになるやつです。あれは孤独を表現するいい手段になっていました。ロボット全景からロボット内部、座席のみという段階的な表現も良かったと思います。{/netabare}


<各論編>
 ここからは、否定的な見解を含みますので、読みたくない方は<総括>まで飛ばしてください。

街並み・小物:{netabare}
 なぜ現代(2002年)と同じなのか全く理解できませんでした。殊更に未来的な表現を使うべきだとは思いませんが、テーマの一つに「年月を経ても変わらぬ思いがある」というのはあったはずです。これは言い換えると、「物は変わってしまったが、思いは変わらない」ということではないのでしょうか。
 作中における8年の経過は、物への描写に表れていませんでした。街並みや携帯・バス停などの小物は、ほぼ一貫して現代(2002年)と同じものが描かれています。なぜ、思いと同じ「変わらない」側の表現だったのでしょうか。「変わらない思い」との対比が成立していません。
 思いの普遍性は、作品の中だけでなく、私たちにとっても同じです。私たちの存在も作品の対比構造の中に入れるべきだったと思います。つまり、2002年と2040数年とその8年後、それぞれ「物は変わってしまったが、思いは変わらない」と言えたはずです。変化を描いていないせいでミカコの言う「20世紀のエアメール」の効果が減退しています。

 確かに、作中のミカコとノボルの関係は、非日常と日常の対比であるのは、間違いないことです。しかし、ノボルの日常を2002年に固定するのは拙速です。非日常と日常の対比に、テーマである時間の経過を織り込むと、ミカコが「不変の非日常」であることに対して、ノボルは「変化の中にある日常」になるはずです。ノボルの周囲を変化させないことが、テーマを殺しているように思えました。
 私たちが近未来のSF物を見るときには、現代との違いを機微に捉えることが出来ています。この作品では、そこを捨て置いてしまっていました。トレースやコピーをしたのではない、新海監督の中にある時間の経過・未来の世界を描いて欲しかったと思いました。{/netabare}

ミカコの制服:{netabare}
 こちらもテーマに沿った演出になってないように思えました。別にパイロットスーツを着ろというわけではありません。8年という時間が経過して社会人になるノボルとの対比をする上でも、ミカコに制服を着せておくというのは必要な表現だと思います。
 ただ、中学時代の制服そのままというのはあり得ません。中学時代の制服は、思い出を想起させる重要なアイテムになるべきものです。中学時代の制服とそれ以外の制服で対比構造を作っておくべきだったのではないでしょうか。回想中だけとか、メールを送るシーンだけとか、過去に絡めたシーンでのみ、中学時代の制服を着用すべきだったはずです。もちろんガラッと服装を変える必要はなく、シーンによってネクタイの色だけ中学時代に戻す、という程度で十分だと思います。
 2040数年の制服が、現代と同じ制服であったことも含めて、やや工夫を放棄していたように見えてしまいました。{/netabare}


<総括>
 メールやロボットの足跡の項で述べたように、あえて省略している表現というのがありました。その部分の読み取りを視聴者にゆだねることで、作品の持つ背景に厚みが加えられていたと思います。誤読を誘発する可能性も孕んでいますが、効果は非常に高かったと思います。25分というショートストーリーだからこそ、大幅に省略した表現が成功したのでしょう。
 一方で、各論で述べた項目は、ここでいう省略には該当しません。描写をあきらめてしまったような印象に映りました。または、ただ書きたかったから書いただけというような印象です。オリジナリティも欠如していました。作品のテーマの描き方に成功している分だけ、この部分のミスマッチが気になってしまいました。個人製作ということですので、時間的な制約があったのかもしれませんが。
 SFの部分であるロボットや戦艦もオリジナリティには欠けていました。ただ、この作品はSFをモチーフにしているだけで、SF作品ではないと思うので、そこまで気にはしていませんでした。もちろんオリジナリティがあるに越したことはないのですけどね。

 この作品自体は、際立った良作です。
 むしろ、この作品の後の新海監督の作品に関して、やや不満を持っています。未視聴の方のために詳細は述べませんが、この作品における描写から逸脱できていないのではないでしょうか。別れや乖離を示す電車の表現は秒速でも使われていましたし、トレースとフレアレンズを多用する風景描写にも変化をあまり感じません。原点と言えば聞こえはいいですが、これ以降の作品で新しいものを生み出していないようにも思えてしまいました。
 ただ、私の個人的な愚痴はともかくとして、この作品における主題部分の完成度は、新海作品に限定せずとも高いものだと思います。他の新海作品よりは、まずこの作品を視聴することをお勧めします。

対象年齢:
 思春期世代でしょう。大人も大丈夫だと思います。あまり細部にこだわりすぎず、メインテーマにどっぷり浸かった方が楽しめると思います。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 13

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

その愛は、時間も距離も、飛び越える……

新海誠作品第1弾『ほしのこえ』

25分のアニメを作るうえで必要な要素である監督・脚本・演出・作画・美術・編集を全て1人で行ったと言う伝説的作品です(オリジナル版なら声優も)

今から14年前に作られたこのアニメ作品はSF要素を組み入れた物でこそありながらも、その本質は人間が持つ「想い」に焦点を当てていました。

誰かが誰かを想う気持ち

心の距離と、身体の距離の対比関係

離れていても、メールが届いた事によって感じる喜び

離れているからこそ、メールが届かない事に感じる寂しさ

次第に遠くなる一方でも、変わらない、いや、次第に近くなっている物も確かにあって、それは普遍に色濃く輝いている…

決して古臭く感じさせない……
現代の私達にでさえ、語りかけて来る物があると自然に感じられた作品でした。
いえ、寧ろ、今の電子機器が跋扈する時代だからこそ感じる物が今作にはあるのかもしれません。
今だったらメールではなく、LINEに取って変えられるんですかね…
既読が付くかつかないかで悩む描写がきっと出ますよ、多分(笑)


しかし、『ほしのこえ』で描かれた落ち着かない感覚、「不安」「じれったさ」と言う感情
これらを「誰しも心の中に持っている!!」と断言する事は私には出来ません。
しかし、少しでも他者と関わった事があるならば、こういった挙措の失いは多くの人が抱いた事のある「想い」です。
一般的に考えれば、殆どの方が持っている代物
彼らのように壮大では無いにしろ、私達の周りにそういった存在は確かにあって、生きている物語のように着実に、知らない所で紡がれていました。

それは、今は昔のボトルメール
海に流して返事を待ち、他者との交流を図ろうとする宛ても無き媒体
無事に陸地に着くか分からない、着いても誰が拾うか分からない、拾っても連絡してくれるか分からない……
「分からない」と言う「不安」ばかりで埋め尽くされた感覚には、しかし、どこか「期待」と言う感情が見え隠れしています。

それは、離れ離れになった人との文通
久しぶりに送る過去への手紙
書きたい事は沢山あるのに何を書けばいいか分からなくなるあの感じ
それはその瞬間だけに訪れる、たった1つの宝物です。

それは、ミカコとノボルのような人達
何かを媒体として育まれる交流は、何らかの関係を無くさないが為の応急処置
互いに違う環境、違う関係、違う人生で進めば、違ってくる未来の路
しかし、どこか必死さをも感じさせる交流には、道のりが違っても維持していこうとするいじらしさを感じて堪らなくなります…

このような物語は知っていても知らなくとも確かにこの世界にあったのです。
同じように、作中で進んでいくストーリーも「ウラシマ効果による弊害」と言ってしまえばそれまででしょう。
しかし、今作の伝えたい事は何もSF的要素、切ない雰囲気だけではありません。
「誰かを想うなら、心は、時間も距離も飛び越えて、その胸の温もりさえも、運んでくれる」
人間の想いが開花する過程を私達に見せつける事で生まれる物
それはノボルが心を硬く、冷たく、強くしたあの時から唯一持ち続けた感情を武器にして生まれた代物
読めないメールを理解した彼が必死に体現しようとした結果が最後には描かれていたのです。

「さよならだけが人生だ」というフレーズを聞いた事があるでしょうか?
人生、出会いと別れの繰り返し…だから、くよくよせずに新しい一歩を、次の出会いを探そうじゃないか!!
中国で生まれた1つの詩をとある文豪が訳した時に生まれた言葉です。
過去は過去と振り切って前に進むのは、想像する余地を脳から排除し、考えないようにすると言う点において確かに楽でしょう(フラッシュバックしない限り)
作中でもノボルは1度、他の人と付き合う事でそれを実行しようとしましたからね…
彼もまた、ミカコのいない事に耐えられなくなってしまった悲しき被害者
しかし、ノボルは結局、被害者のままでいる事を止めました。
元の鞘に収まる事、つまり、ミカコを待ち続ける事、いえ、彼女を追いかける事を選んだ…
心を硬く、冷たく、強くした1人ぼっちの大人になる決意を内に秘めて…
そんな彼らのように遠く宇宙の彼方まで離れても、時間が2人を分かつとも「さよなら」したくない関係と言うのは確かにある。
割り切って前に進む事の出来ない繋がりと言う物が現代でも確かに生き続けている。
願わくば、そんなこってこての「理想」が現実のどこかで存在していてほしい…
視聴後にこんな風な戯言を自然と想像してしまう程、心に沁みた良作でした……

さあ、あなたの周りに私の想う「理想」は果たしてあるのでしょうか?
ノボルとミカコのような「確かな関係」を育んでいる人は果たしているのでしょうか?
自分の辿ってきた人生と合わせて、振り返りたい方は是非ご視聴をお勧めします……

「ここにいるよ。」

PS.
視聴後は漫画家の佐原ミズ氏によるコミカライズ版『ほしのこえ』を読んでおくことをお勧めします。
これを読んで真の意味で『ほしのこえ』は完結です…

投稿 : 2023/02/04
♥ : 11

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

自主制作アニメが全国ニュースになった衝撃

声優項目はオリジナル版の評価。


全国を巡回中の「新海誠展」の感想も交えつつ……。


私がこの短編アニメの存在を知ったのは朝のニュースで特集されているのを見て。
一人で作ったとは思えない細かい背景描写、光源処理に驚かされました。

後に視聴してみて、地球と宇宙に引き離される男女の想いが極まる中、巡っていく世界の風景。
その残酷なまでの美しさに胸を打たれました。

思えば本作がここまで話題になったのは、やっぱり背景作画の存在感故だと感じます。
これが、背景は簡素だけど人物の表情は凄い個人制作作品。
とかだったらマニアの中でもごく一部で愛好されるだけで止まったと思います。

実際、本作の作画ソースは背景に多くを割かれていることが「新海誠展」でも確認できます。
自主制作を実現するための工程の省エネなどは人物やメカ描写に向けられ、
背景の細かさとは対照的に、人物の表情などの制作工程は意外なほど簡素です。

これは、背景も登場人物の一人と言う監督のこだわりの表れなのでしょうが、
この作画構成こそが、自主制作→背景は大したことないだろう。
という先入観の裏をかいてサプライズを巻き起こし、
ゲーム会社出身でアニメ業界の経験も縁も乏しい若手クリエイターがたった一人で、
種々のしがらみをすっ飛ばして、インディーズでスマッシュヒットを飛ばすと言う、
夢のような成功例を生んだのだと思います。

いよいよ個人が自主制作で成功できる時代になったのかもしれない。
この夢物語が業界に与えた衝撃も相当な物だった……。
展覧会会場で当時、私も読んだ新海監督×『ガンダム』富野監督の対談なんかも見直したりして……。
私は、アニメ業界で働く人たちって、クリエイティブな仕事を通じて、
自分たちの思う通りの作品を世に出す夢を実現した自由な人たち
という憧れを抱いていたけれど、
現実は案外、色んな組織の制約等に縛られているんだな……。
と『ほしのこえ』への食い付きぶりを眺めて、
切ない所感を抱いたことを思い出しました。


展覧会を通じて、新海監督の足跡を振り返る中で、
再三、目に付いたのは「作品をコントロールする」と言う監督の強い意志。

この場合の“作品”とはアニメーション作品そのものは勿論、
世に出した作品が与える影響、鑑賞者や世間の反応をも含めてコントロールする。
というもので、非常に貪欲。

『星を追う子ども』で視聴者の反応が思う通りにならなかったと感じたら、
後の作品では、敏腕プロデューサーと手を組み、
プロモーションでもアイデアを出して制御していこうとする。
例えばその具現化の一端が『君の名は。』&サントリーのコラボCM。
と貪欲なだけじゃなく具体的かつ積極的。

やはり原点は、組織を飛び出して、ひとりで思う通りのアニメを世に出す。
という夢を具現化した『ほしのこえ』だと展覧会場を巡っていて改めて痛感しました。

とは言え、『ほしのこえ』以降の新海作品は拡大していく制作規模に、
監督の作家性を如何にして薄めずに反映し続けていくか?という苦闘の歴史。
『ほしのこえ』のケータイメールじゃありませんが、
監督と現場の末端との距離は作品を重ねる度に、どんどん遠ざかって行く。

それに抗うように、例えば『言の葉の庭』では、輪郭線に黒以外のカラーを当てるなど、
規模に比例して効率化されていくアニメ制作の現場に、
手間のかかる工程をねじ込んで個性的な色を出していく。
こうした“戦歴”を俯瞰すると『ほしのこえ』というビッグバンから続く、
自主制作由来の気風を感じます。

ただ流石に展覧会も『君の名は。』のコーナーに足を進めると
制作の大規模化も極まり、大量人員を動かすため、
業界でも一般的な制作体制を取らざるを得なかったとのこと。
それでも手綱を握る監督のコメントは強気で、
光源処理などで相変わらずの作家性を発揮していましたが……。
『君の名は。』以前からの新海誠ファンの中にたまに、
『君の名は。』では監督の個性が薄れた。
という感想が散見されますが、その感覚も強ちズレてはいないと私は思っていて、
大規模化した作画工程の中から生まれた背景に、
感覚的に監督ならではの存在感を見出せなかった人もいたのかな?と思っています。


先日、制作発表された新作『天気の子』
所信表明した新海監督は「賛否分かれる要素もある」などと個性発揮を予告しつつ
「純粋に『面白かった』といえる作品」などとハードルを爆上げし戦闘意欲十分。

男女の物語を基軸に、登場人物としての背景の再確立を予感させるタイトル&概要。
大ヒット作の次作でも尚、あの自主制作の気概に満ちた『ほしのこえ』は響き続けるのか?
答え合わせを心待ちにしています♪


あと……プロデューサーやスポンサーは中々、許可してくれないでしょうが、
監督にはまた、『ほしのこえ』みたいなSFロボットアニメを作ってくれたら嬉しいです。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 38

67.4 11 2002年冬(1月~3月)アニメランキング11位
ギャラクシーエンジェルA AA S 第3期(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (83)
483人が棚に入れました
「ギャラクシーエンジェル隊」は、トランスバール皇国近衛軍に属する特殊部隊である。その任務は、古代文明が残した科学技術「ロストテクノロジー」の回収なのだが、実際にやってる事は、猫の捜索や誘拐事件の犯人捜し、VIPや超重要犯罪者の護送、アステロイドに放置された粗大ゴミの処理や惑星に刺さった釘抜きなどと、ほとんど「何でも屋」。
第3期は、2002年10月6日9:30にテレビ大阪他で放送開始された全26回51話(#1~51)と、ミュージックコレクション2,3にそれぞれ収録された2話(#52,53)、2003年12月21日にテレビ大阪他で放送された全1回2話(#54,55)の合計55話。
ビデオ・DVDタイトルは1~26話がギャラクシーエンジェルA(エース)、27~51話がギャラクシーエンジェルAA(ダブルエース)、54,55話がギャラクシーエンジェルS(エス)。

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

極上の献立

本作は、株式会社ブロッコリーによる「Project G.A.」(キャラクターメディアミックス企画)の一環として制作された作品です。
他にもゲーム、コミック、ラノベなど様々な分野に展開しているのが特徴で、
アニメも4期まであります。(第2弾のものも合わせれば全部で5つ)


私はアニメだけの"にわか"かもしれませんが、本作を大変気に入っています。
で、レビューを書こうと思ったのですが、一つ一つ書くのも疲れるので(←オイ)、
数あるなかで一番面白く、最も多くのエピソードに触れられる3期でレビューしたいと思います。
作品全体としてのレビューとなってしまうことをご了承くださいませ。
1~4期の間、登場人物が増える程度で大きな展開などはないからいいよね(;´∀`)
(どのクールもほぼ1話完結型のオムニバス)

一つにまとめた結果、いつも以上にグダグダと長くなってしまいましたほんとごめんなさい。



★ギャラクシーエンジェルってどんな作品?

ミルフィーユ、ランファ、ミント、フォルテ、ヴァニラの5人で構成されるエンジェル隊と愉快な仲間たちが宇宙で繰り広げる『SF×ギャグ』もの。
一応の目的は散らばった科学技術の結晶のロストテクロノジーの回収。

前述した通り、物語に展開を求める作品ではありません。
ドタバタ日常系の感覚に近いですね。
色々な能力をもつロストテクロノジーに振り回されるエンジェル隊が面白いです。

気楽に観れて、癒されて、笑える。
そんな作品です。


★エンジェル隊ってどんな感じ?

みんなゲスい。(ミルフィーユとヴァニラは比較的マシか)
みんな可愛い。が、ゲスい。

ミントはかなりのやり手。
2期あたりから本性を現しはじめましたなぁw
フォルテとランファは最初っから最後まで分かりやすいゲスでした。
ミルフィーユもちゃっかりその要素を持っているのではないかと。
ヴァニラは・・わからんw

もうね、みんな自己中で何かとあれば(主に金銭が絡む模様)喧嘩する姿が面白すぎる。
清清しいくらいのゲス加減でしたw

でも仲間想いな面を見せてくれるのもお約束か♪
とホッコリしてたら、今度は罪の擦り付け合いが始まる・・
ダメだコイツらw



★一番好きなキャラクターは?

誰だろう。
ミルフィーユかランファかなぁ。
何だかんだでエンジェル隊のみんなが大好きなんですよね。
この3期くらいかな?途中で登場するちとせちゃんもいいキャラしてます。
この娘にも何度笑わされたことか。

他にも、エンジェル隊を仕切る(まとめられてないけど)ウォルコット中佐がいい感じ。
それとヴァニラ大好きなノーマッド(人工知能)のツッコミがエンジェル隊の面白さにテイストを加えてます。
彼?が漏らしたところは、我々視聴者がツッコんであげましょう。
いつだって彼女たちはツッコミ待ちなのだから。

こんな感じでみんなを愛してます。



★声優はどう?

これもまた凄くてですね。
皆さん揃いも揃ってはまり役でして。
そのなかでも特に目を引いた、といいますか耳を~なのが、
ミルフィーユ役の新谷良子さんと、全く異なる声質のヴァニラとノーマッドの一人二役を演じたかないみかさん。

ミルフィーユの声は癖になる感じで、この人じゃないと嫌だ!って思えるほどにフィットしてます。
『○○さ~ん(泣)』とかね。
ヴァニラとノーマッドはいつも一緒にいる二人なので難しいでしょうが、まぁすごいです。
二人のやり取りはただでさえ面白いんですが、
こういった点にも注目することでさらに楽しめるかもしれませんね。



OP1「ギャラクシー☆ばばんがBang!」
OP2「エンジェル★うっきー」
ED1「エンジェルわっしょい!」
ED2「ドタバタ☆エンジェループ」
         歌は全てエンジェル隊

シリーズ通して言えることですけど、映像が見応えありますね。
これ見るだけでもだいぶ作品の雰囲気を掴めると思います。
しかも良曲揃い!



――――――――――――――――――――――――――――――――



書きたいこと多すぎ&まとめるの下手すぎてかなり長くなってしまった・・
なので最後に2つだけ。

Y★uTubeで1~4期の第1話がバンダイチャンネルさんからアップされてますので興味があれば是非。
個人的には、かなり推したい作品です。

エンジェル隊は不滅だ!!

投稿 : 2023/02/04
♥ : 15

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

準備不足が生んだ奇跡の作品

『ギャラクシーエンジェルA AA S』は、2クール(全53話)のSF・ギャグアニメです。


このシリーズを端的に表現すれば、これまで多くの作品によって積み重ねられてきた「ストーリー構成や展開の仕方」などのベースをぶっ壊した作品。全てが自由。面白ければ何でも有り。アニメ化への準備不足が生んだ原作度外視の設定。シリーズの中でも第3期はその集大成だろう。

基本的にはギャグが多いが、シリアスな話のまま終わることもある。オチでエンジェル隊が全員死んだり、世界が滅亡することも珍しくない。しかし、次の話では何事もなかったかのように生き返っている。仕舞には話にオチを付けずに丸投げすることも多々。そのため、「え?これで終わりっすか?」と思う事すらバカらしくなる。まさに、他に類に見ない程のホント何でもアリな作品。

第1話~第26話のA(エース)、第27話~第51話のAA(ダブルエース)、そして第53話~第55話のS、以上の三部構成になっている第3期。前半のA(エース)は正直あまり面白くない。というのは、ペイロー兄弟なる非常に目障りなキャラがしゃしゃり出て来ることが多かったため。これはギャグなのかと疑いたくなるほどネタも良くなかった。その反省を受けてか、AA(ダブルエース)においては某兄弟の扱いが非常に雑になり、出番も減った。また、出番が大幅に減ったためか、若しくは、2クール目(27話~)に突入して心機一転したのか、AAに入ってからはギャグのキレが増した。テンポやキャラの使い方についても、1期や2期と比べて飛び抜けて良かった。正直な所、第1期や第2期、そして第3期前半で見せられたゆる~いギャグがずっと続いていくのだろうと思ったが、その点良い意味で期待を裏切られたと言えよう。


テンポの良さ・ギャグの質云々と述べたが、結局はキャラに対する愛が大切。キャラに対して愛情が芽生えたからこそ笑えるのである。だから大人しく第1期から観なさい。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 10

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おわり

ミントさんの有名なAAは、本作の18話に出てきます。


「ギャラクシーエンジェル」も2クールやるともなると大変な重みです。
しかもどれも面白い。
ひたすら突っ込み待ちの姿勢が最早心地よいですね、話の先が見えない不条理の塊とはまさにこのことです。

1話から26話までがA、27話から51話までがAA、ミュージックコレクション収録の話を挟んで54,55話をSと呼んで区別してます。
スタッフも少し変わってはいますが、ノリは1期、2期と変わりありません。

新谷さんはミルフィーユに起用されたのが、声優出だしの頃だったと思うのですが、この頃になると多少はましに・・・
なってるのかなぁ・・・天然ボケなキャラなのである意味マッチしてるんですけどね。

音楽はどれも「ギャラクシーエンジェル」っぽくて良かったんですが、14話、傑作選でも2位に輝いた27話のピュルリクマジカルステーキの回。
この回はなんと、「ギャラクシー☆ばばんがBang!」を魔法少女もののアニソンの女王・堀江美都子さんがエンジェル隊と一緒に歌ってます。
曲が流れた時はビックリしたものです。

新キャラとしてツインスター隊の男キャラが二人出てくるんですが、このキャラいったのかなぁ。
アイキャッチの大喜利で出番の少なさを嘆かせるくらいだったら登場させなかった方がとも思ってしまいます。


思えば3期はミントさんの扱いが本格的に酷かったなぁw
ハゲになるわ、木になるわ、まぁ扱いが酷いのはミントさんに限らないんですがね。
ちなみに2クールどかっと見て、最終話のEDで今までの振り返り映像が流れるのを見ると感動で涙がちょちょぎれること請け合いです。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 3

66.4 12 2002年冬(1月~3月)アニメランキング12位
ギャラクシーエンジェルZ 第2期(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (91)
527人が棚に入れました
「ギャラクシーエンジェル隊」は、トランスバール皇国近衛軍に属する特殊部隊である。その任務は、古代文明が残した科学技術「ロストテクノロジー」の回収なのだが、実際にやってる事は、猫の捜索や誘拐事件の犯人捜し、VIPや超重要犯罪者の護送、アステロイドに放置された粗大ゴミの処理や惑星に刺さった釘抜きなどと、ほとんど「何でも屋」。
第2期は、2002年2月3日9:30にテレビ大阪他で放送開始された全9回18話(#1~18)と、ミュージックコレクションで収録された未放送話(#19)の合計19話。
ビデオ・DVDタイトルはギャラクシーエンジェルZ(ゼット)。

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

利己的な美少女たちが送るハチャメチャな作品(主に脚本)

~
 第一期がいかに大人しかったかが分かる大暴走ぶりを秘めた美少女アニメの第二弾。第二期の大きな変更点としては、セル画からデジタルに変わったこと、CSから地上波(しかもニチアサ)へと侵略したこと、フォルテさんと蘭花(ランファ)さんの衣装の布面積が増えてしまったこと、そしてシナリオがより暴走気味となったことなどが挙げられる。ロストテクノロジーによるドタバタ劇は相変わらず楽しかったけど、それ以外はもはや闇鍋状態。エンジェル隊がババアになったり、覆面マスクを被って金銭強奪したり、アフロヘアーや豚鼻にさせられたりと、美少女アニメあるまじきビジュアルばかりで衝撃的、いや笑劇的。もはや萌えさせる気ゼロ。さらには「世にも奇妙な物語」風のミステリアスなストーリーや、「風雲!たけし城」の古臭いパロディー、エンジェル隊の醜いトークだけの寸劇など、とにかくもう脚本家のやりたい放題でターゲット層不明。どことなく「人造昆虫カブトボーグV×V」と似通う部分を感じた。そんな、エンジェル隊のビジュアルをお借りしただけの何でもありなシナリオが印象に残る第二期だったけど、根源には視聴者を楽しませようとするコンセプトはしっかりと継続されていて、OPのアニメーションも相変わらず楽しい気持ちにさせてくれる。その中でも本作のハイライトは、第4話Bパートの「ウェディングケーキ合体スペシャル」だろう。これだけも観る価値アリ。5人の絆が生み出す雄々しき合体ロボの名前をその胸に焼き付けるべし!。

個人的評価:★★★☆☆(3.5点)

投稿 : 2023/02/04
♥ : 3

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

マンモスまいる

夢見たい★ANGEL隊


期を経るごとに面白くなると感じるのはやはりキャラクターに馴染み愛着が沸くようになるからでしょうか。
物語は相変わらずはっちゃけてます。

2001年の放送から1年ぶりくらいに返り咲いたわけですか、Zという名前でやってます。
Zといえばノーマッドの胴体に書かれている文字ですね、関係あるのか知りませんが。

声優は1期と変わらず。

OP「夢見たい★ANGEL隊」もED「はっぴぃ・くえすちょん」も良い曲ですね。
特にEDの方が今後も度々挿入歌などで流れます、例えば3期のミュージックコレクションに入ってたフォルテさんの回とかで。

ヴァニラさんは堪んないですね、ノーマッドじゃありませんが。
彼女は積極的に会話に絡んで来ないんですけど、それでもいつも行動を共にしていて、欠かせない存在なのでしょう。
目を開けて寝てたり、乾物が大好きだったり、天地逆道の行に入ったり、奇行ともとれる御姿はまさしく神を彷彿とさせる(ry
2期はそんなヴァニラさんが、おしゃべりになったり怒ったり命を落としたり、感情豊かな描写が多かった気がします。


2012年にはBD-BOX化と共に傑作選の地上波放送もされたんですよねぇ、見てましたよ。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 2

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面白さ(下らなさ)に磨きがかかった A+

ゲーム未プレイ

基本的には第1期の延長です。

第1期のレビューはこちら。
http://www.anikore.jp/review/469619/

第1期がジャブの応酬程度だととすれば、今期からは本格的な打ち合いになってきます。キャラの個性はより際だち、話の内容はより下らなくなっていき、面白さに磨きがかかっています。そうかと思えば、突如としてギャグ抜きの回があったりするので、全く油断がなりません。

一点ご注意いただきたいのは、この作品は、非常に下らないものを楽しめるかどうかによって、面白くもなるしつまらなくもなるということです。それは第1期から第4期まで共通で言えることです。ただ、下らないとはいえ、下品なネタはありませんし、テンポはとても良いと思います。程良いぶっ飛び方をしているとでも言いましょうか。

ストーリー?メッセージ性?そんなものはどうでもいい!とにかくバカなものが(も)好き!という方は機会があればぜひご覧になって下さい。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 19

64.9 13 2002年冬(1月~3月)アニメランキング13位
∀-ターンエーガンダムⅠ 地球光(アニメ映画)

2002年2月9日
★★★★☆ 3.7 (58)
422人が棚に入れました
『地球光』はTVシリーズ27話までを再構成。ムーンレィスの少年ロランが、∀ガンダムでディアナ・カウンターと戦い、宇宙船ウィルゲムで月へ向かおうとするところまでを描く。『月光蝶』は38話以降を再構成。月の女王ディアナが黒歴史の封印を解き、ロランの∀ガンダムとギンガナムのターンXの対決へと物語が進む。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

白髭(しろひげ)ガンダム2周目の感想

※TVシリーズを2周目完走し劇場版(総集編2本)も見終えたので個人評価を★ 4.0 → ★ 4.2 に引き上げます。

◆総評(TVシリーズ)

ガンダムシリーズの常で、4クール計50話もある長編なので、2016年に初めて完走したときは「コレ本当に面白くなるの?」と半信半疑で、途中で他作品の視聴も挟みながら余り身を入れられずに何とか視聴していったものですが、2周目の今回は「とにかく話を確り追っていけば、第38話で間違いなく大きな感銘を受けることが出来る作品」と経験上分かっていたので、第1話から気合を入れてドンドン視聴していくことが出来ました。

何といっても、本作は世界観設定と主要キャラが良い。
今回、最後までじっくり視聴して、富野作品としては珍しくオカルト展開が全くなく、その代わりに個々のキャラの感情描写が非常にしっかりしていて説得力がある点に、改めて好印象を持ちました。

難点をいえば、やはり富野作品の常で、敵側・味方側ともとにかく上層部が隙あらば無節操に裏切り・寝返りを繰り返して、ドタバタと慌ただしく情勢が変化していって、《政治劇》としての面白味が薄いことかな?(※個人評点がいまいち伸び悩んだ理由)

それでも《アナザー・ガンダム》の中では上位5指に確実に入る面白作であり、やはりアナザー作品である『機動戦士ガンダムAGE』のルゥ回(第38話)と同じくらい大きな感銘を受けることのできる貴重な作品と思いました。


◆視聴メモ(TVシリーズ)
{netabare}
・第1話視聴終了時点
《正暦(Correct Century, C.C.)》という架空の時間軸での物語だが、作品世界は蒸気船・クラシックカー・複葉プロペラ機などが登場する19世紀末~20世紀初めのイギリスまたはアメリカ風の世界に設定されている感じで好印象。
イングレッサ=イギリス、アメリア大陸=アメリカ大陸か。
・第3話視聴終了時点
「黒歴史」という言葉が初めて出てくる回。
・第7話視聴終了時点
ロランがムーン・レース(月の民)であることを告白してしまう注目回(初の★★(優秀回))。
第1話からここまでの展開は飽きが来ず◎。
・第10話視聴終了時点
キエル嬢とディアナ女王が偶然入れ替わってしまう注目回。
また、この回からノエル少年視点の物語から、キエル嬢&ディアナ女王視点の物語に中心軸が切り替わっていく。
・第13話視聴終了時点
ディアナの過去が少し明かされる回だけど、かぐや姫モチーフだったの?
・第14話視聴終了時点
ルジャーナ・ミリシャ(民兵)の発掘MS(ボルジャーノ)が『機動戦士ガンダム』のジオン公国汎用MSザク。
・第18話視聴終了時点
キエルが独断で建国宣言断念と交渉再開の表明を行う回だが、その直後にハリー親衛隊長が彼女を「キエル・ハイム!」と呼び捨ててる点に注目(※この時点でハリーは既に気づいていることを暗示)。
・第21話視聴終了時点
バトル皆無だが非常に印象的な回。
・第23話視聴終了時点
「∀(ターンエー)ガンダム」という言葉が初めてテテスから語られる回。
・第28-29話視聴終了時点
ディアナ&キエルの芝居に、作中キャラ達とともに視聴者自身が戸惑わされてしまう異例の展開は◎。
・第38話視聴終了時点
キエル告白(4度目の★★(優秀回))。
キエル「アグリッパたちと刺し違えれば宜しいのでしょう。・・・好きだとおっしゃって下されば、アグリッパを暗殺することだってやってのけましょうに。」
ハリー「貴方にはディアナ様の盾になっていただきたい」。
・第44話視聴終了時点
第38話のキエル&ハリーの会話をほぼ回収。
・第45話視聴終了時点
ここから先の展開(ギンガナム地球侵攻以降のシナリオ)はやや駆け足で残念。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作         矢立肇、富野由悠季
総監督        富野由悠季
キャラクターデザイン 安田朗(原案)、菱沼義仁(設定)
メカニックデザイン  大河原邦男、シド・ミード、重田敦司、沙倉拓実
音楽         菅野よう子
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================= ∀ガンダム (1999年4月-2000年4月) ===============

- - - - - - - - - - - OP「ターンAターン」、ED「AURA」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 月に吠える ★ 偵察隊(キース/ロラン/フランドール)の地球降下、ロランとキエルの出遭い、ソシエのロラン尾行
第2話 成人式 ★ ミリシャ(民兵)のパレード、ソシエとの聖痕の儀、ムーンレイス(月の民)の侵入(フィル指揮下ポゥ隊)、ホワイトドール(白髭G)起動
第3話 祭の後 ★ 続き、ディアナ・カウンター(月の民兵/DC)大型MSウォドムの脅威、ハイム家当主の死、領主グエンからの辞令(Gパイロット任命)
第4話 ふるさとの軍人 ★ ウォドム&小型MSウァッド隊との交戦、DC親衛隊長ハリー大尉との対面(ロランの嘘)、グエンvs.ハリー対面交渉(殺傷事件発生)、MSカプル発掘
第5話 ディアナ降臨 ★ ミリシャの無謀なDC攻撃、キエル帰郷、白髭Gvs.ウォドム、月の姫(ディアナ・ソレル)&執政官(ミラン)降下
第6話 忘れられた過去 ★ 続き、市内騒擾、ディアナのボストニア城入居と領主たちの反感、ミリシャMS隊とDCの交戦
第7話 貴婦人修行 ★ ディアナ主催親睦パーティ(ロラン女装&キエルの特訓、パン屋キース親方へのDCからの注文、ハリーとのダンス、襲撃者の謎(月の民?))
第8話 ローラの牛 ★★ 月からの先行帰還民の労苦と地元民の反感、ロランのカミングアウト
第9話 コレン、ガンダムと叫ぶ ☆ 受刑者コレン/ブルーノ/ヤコップ降下、白髭との交戦、パイロット交代(ソシエ→ロラン)、ビームサーベル使用
第10話 墓参り ★★ ディアナのキエル呼び出し・出来心、ディアナ&キエル入れ替わり(飛行船での民情巡察、ハイム家訪問)
第11話 ノックス崩壊 ★ ミリシャの攻撃(停戦協定破り)、母艦ソレイユ発進(サンベルトへ)、コノン隊の市街地破壊、DCのマウンテン・サイクル(遺跡の山)砲撃
第12話 地下回廊 ★ ルジャーナ領主令嬢リリ登場、白髭Gvs.イーゲル(コレン搭乗)、ディアナの制止命令
第13話 年上のひと ★ キングスレイの谷、ディアナと工夫ウィル・ゲイムの出遭い、テテス(月の民の孫)とロランの出遭い、巨大宇宙船発見、ディアナの過去(初代ウィル・ゲイムとの約束)、ウォドム撃破
第14話 別離、再び ★ 続き、テテスのウィル教唆(ルジャーナのミリシャvs.ハリー隊長機への干渉)、ディアナの制止失敗 ※この回は脚本がやや雑×
第15話 思い出は消えて ★ ウィルのキエル面会、キースのリリ&グエン接触、ギャバン隊(ソシエ搭乗白髭G含む)vs.ポゥ隊、ウィル戦死
第16話 ∀のすべて ☆ ※総集編(キャラ紹介&MS紹介&黒歴史の説明等)
第17話 建国のダストブロー ☆ キエルからの建国式典招待状、ディアナ暗殺失敗(テテス/ブルーノ/ヤコップ)
第18話 キエルとディアナ ★ ディアナのロランへの打ち明け、式典当日(ミリシャのゲリラ攻撃、テテスのディアナ襲撃失敗、キエル独断での建国断念&交渉再開宣言)
第19話 ソシエの戦争 ★ 発掘艦ギャロップ修復(DC技術者投入の効果、ロラン艦長任命)、ハリーの変わらぬ忠誠心、ポゥ隊(ウォドム2機)vs.ロラン(白髭G)&ソシエ(カプル)
第20話 アニス・パワー ☆ 頑固な避難拒否者(キースの連れの母)とロラン&ディアナの交流、新手ウァッド隊(月の民の子孫レット隊)来襲
第21話 ディアナ奮戦 ★★ 月のアグリッパ一派離反、ディアナの自発的奮闘(野戦病院)、ロランの助力
第22話 ハリーの災難 ★ ハリーのキングスレイの谷潜入、ポォ隊の谷襲撃・撤退
第23話 テテスの遺言 ☆ キースの商売繁盛、ギャバン隊長のプロポーズ(ソシエ)、コレン再登場、フラン身バレ(ヨットとの進展)、テテスの白髭G強奪・死亡、ロランの後悔・ディアナの悲嘆
第24話 ローラの遠吠え ★ 月からの補給停滞、レット隊(地球帰還者部隊)の誇り・野戦病院襲撃・食糧強奪・白髭Gとの交戦・撤退、月一時帰還の決心(ディアナ)
第25話 ウィルゲム離陸 ☆ ディアナ抜け出し(コレン同行)、初めて見る雪、フィル少佐隊の攻撃撃退
第26話 悟りの戦い ☆ 村の収穫祭(ミリシャ&DC双方の参加、コレン暴走の顛末)、ディアナの月帰還計画(ザックトレーガー)
第27話 夜中の夜明け ★ 麦の刈り入れ、ディアナ&キエルの再会(ハリーの手引き、計画のキエルへの打ち明け)、遺跡の山のギャバン隊とDCの衝突(核弾頭の発見、DCゼノア大尉のギャバン説得失敗、核爆発の衝撃)、ギャバン死亡
第28話 託されたもの ★ フィル少佐の野心(核弾頭入手による戦力増大、二重国家建設)、ゼノア大尉からの核弾頭処分依頼(黒歴史再現の恐怖)・ディアナ直訴へ、フィルとダイアナの対立先鋭化、フィル少佐造反とディアナの芝居(ハリー&キエル脱出) ※展開は面白いがディアナ/キエルの区別の分かり辛さは△
第29話 ソレイユのふたり ★ フィルのディアナ幽閉、グエンの月行き計画とキエルの危惧、ポォ隊来襲・混乱・撤退、執政官ミハイのディアナ呼び出し ※同上
第30話 胸に抱えて ★ グエンの野心(月の勢力との接触)、ミーム・ミドガルド大尉(ギンガナム第二大隊)のディアナ護送、ソシエのギャバンへの手向け、レット隊のウィルゲム再襲撃・撤退
第31話 追撃! 泣き虫ポゥ ★ DC強硬派フィル少佐の建国宣言(サンベルト共和国)、ウィルゲム出航とポォ隊の追撃・撃退、ギンガナム所属ジャンダルム(羽衣船)降下(ディアナの迎え、レット隊のディアナ帰参)
第32話 神話の王 ☆ 南アメリア大陸のアデスカの民(クワウトル王との接触、アデスの世界樹神話、王に従わぬ民)
第33話 マニューピチ攻略 ☆ 続き(ミャウーピチ陥落、王の交代、アデスの枝(ザックトレーガー))
第34話 飛べ! 成層圏 ☆ ジャンダルム発進(ハリーの阻止失敗)、ウィルゲム発進(ハリー親衛隊長合流)
第35話 ザックトレーガー ★ 宇宙桟橋到着、リリの気付き、月へのダブル出航(ディアナ&キエルのコラボ)
第36話 ミリシャ宇宙決戦 ☆ ウィルゲム乗込者の動揺(ミハイル大佐一派の叛乱・逃亡)、事態収拾
第37話 月世界の門 ★ ディアナ逃亡(レット隊活躍)、廃棄コロニー・ミスルテュ(ディアナの宿り木)へ、月の侍(ギンガナム艦隊)所属マヒロー隊出撃、ハリーのキエル誘拐・単騎出撃
第38話 戦闘神ギンガナム ★★ ハリーの秘策、キエル告白、キエル&ギンガナム対面、マヒロー隊のミスルテュ猛爆撃(ウィルゲム攻撃){/netabare}

 - - - - - - - - - OP「CENTURY COLOR」、ED(変わらず) - - - - - - - -
{netabare}
第39話 小惑星爆烈 ★ ミスルトゥの月面フォンシティ落下の危機、ロランの核弾頭使用宣言、ギッガナム隊撤退、ターンX出現、ミスルテュ爆破、月面到着 ※ラストの演出が安っぽい点は残念
第40話 月面の海戦 ☆ 月面都市到着(ロランの故郷、戒厳令下の月)、運河のマヒロー隊来襲・撃退、月の首都ギンガナムへ{/netabare}

 - - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「月の繭」 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第41話 戦いの決断 ☆ ウィルゲム隊との合流、白の宮殿へ(グエン/リリ/ディアナのアグリッパとの会見)、宮殿周辺の騒乱、錯綜する政治的思惑
第42話 ターンX起動 ★ アグリッパの要求(∀&ターンXの対決)、ターンX機動、ハリー&キエル宮殿侵入、ディアナの想い打ち明け(キエルへ)、冬の宮殿へ
第43話 衝撃の黒歴史 ★ 黒歴史の開封(古代史の映像公表)、“禁忌のMS”∀の秘密公表(かって“月光蝶”となって地球文明を埋葬した機体)
第44話 敵、新たなり ★ 暴動発生、アグリッパ銃殺(ミドガルド)、∀の月光蝶発現、ミドガルド殺害(ハリー)、暴動収束(ディアナの呼びかけ)
第45話 裏切りのグエン ★ グエン&ギンガナムの同盟・叛逆、∀&ターンX再戦、ロラン脱出(∀機体放棄)、ウィルゲム地球へ
第46話 再び、地球へ ☆ ギンガナム残留部隊との戦(ゴールドスモウ&コアファイター活躍)、親衛隊艦ホェールズ出航
第47話 ギンガナム襲来 ☆ ギンガナム艦隊の地球侵攻、ホェールズ降下、キース&技術者の争奪戦、グエンvsディアナ舌戦、メリー・ベル搭乗∀来襲・撤退、∀奪還作戦
第48話 ディアナ帰還 ★ グエンの北アメリア鎮撫工作、コレン軍曹ディアナ帰参、∀奪還成功、ギンガナム隊のソレイユ(フィル隊)攻撃、ソレイユのディアナ帰参
第49話 月光蝶 ★ 両陣営の東海岸決戦、∀(ヨット搭乗)vs.ターンX(ギンガナム搭乗)、ターンX“月光蝶”放射、ハリー機&ポォ機vs.ターンX、ロラン∀再搭乗、月蝕の夜 ※最終決戦だがシナリオ大味は残念×{/netabare}

 - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「限りなき旅路」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第50話 黄金の秋 ★ ミハイル大佐隊のグエン離反(ウィルゲム不時着)、ロストマウンテンの戦(∀vs.ターンX再激突、双方“月光蝶”放出、コレン戦死、両機相撃ち・停止・ロラン&ギンガナム剣戟、黒歴史の再現阻止、ソシエのロラン救助)、後日譚(ソシエ失恋、キエル&ハリー月へ、ディアナ安楽死){/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)4、★(良回)31、☆(並回)15、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2


================== 劇場版 ∀ガンダム (2002年2月) =================

Ⅰ 地球光 ☆ ※TV第1-27話を再構成・一部新規シーン(約2時間)
Ⅱ 月光蝶 ☆ ※TV第38-50話を再構成・一部新規シーン(約2時間)
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5

ED 「AFTER ALL」


◆視聴メモ(総集編)

今回初めて、劇場版(総集編)2本の方も視聴したのですが、TVシリーズを名シーンを中心にブッタ切り状態でつないだだけの代物で、これだけ見ても全体シナリオが理解できるはずがなく、お金を払ってまで視聴する意味があるとは思えませんでしたが、それでも後編(Ⅱ 月光蝶)の最初の方が、やはりTVシリーズ第38話の私が1周目視聴時に大きな感銘を受けたあのシーンになっていて、制作スタッフもやっぱりココを視聴者に見て欲しかったんだろうな・・・という思いを改めて強く持つことができました。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 10

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

倍速再生を見せられているように感じました

∀ガンダム劇場場作品1作目。
劇場版ガンダムではおなじみのテレビ版の総集編作品で、ロランたち先行潜入員の地球降下作戦からギャバン隊長の死までを再編集した内容になっています。

牧歌的な雰囲気のガンダムとはいえ、50話を劇場版2作品に収めているので、かなり駆け足な内容になっています。
見始めたときは序盤だから盛り上がるシーンまでスキップしているのかなと思っていたのですが、全編そんな感じで、とにかく巻きで巻きでというストーリー展開でした。
劇場版から入ると違和感感じないのかな。とにかくテレビ版視聴直後の劇場版だったため、倍速再生を見せられているように感じました。
ただ、Ζガンダム劇場版などに比べるとまだストーリーを大事にしていて、話のつながりが切れるようなことはなかったと思います。
また、いくつかストーリーのカットも行われているのですが、納得のシーンがカットされていて、不満はなかったです。
Ζ劇場版のダカール演説カットや、0083のヴァル・ヴァロ出撃全カットなど、「なぜそれをカットした」と思うようなことは、本作ではなく、ウィル・ゲイムの件や、アニス婆さんの話などがカットされています。テテス・ハレも出てこないです。
賛否が分かれると思いますが、個人的にはカットするならそこだと感じました。

一方で、劇場版に向けて新規のカットが入っています。
視聴時にはここがそうかなと思うところはありましたが、話のつなぎのためのみとおもれる箇所で、ストーリーを改変するような変更は加えられていないです。
ただ、一点音にだけ不満があり、普通にDVDをステレオサウンドで視聴したのですが、音楽が流れるシーンでセリフがよく聞こえず、話がよくわからなくなることが多かったように思えました。
サラウンド以上の環境で視聴するべきなのかもしれません。

あと重要なポイントとして、∀ガンダム序盤では裸体のシーンが多いのですが、劇場版ではことごとく服を着ています。
∀ガンダムに初めて乗り込むときのロランの際どいシーンでも安心の着衣なので、劇場でロランの股間の金魚を楽しみにしていた方もいたのではと思うと、その点、憤懣遣る方ない次第です。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 1

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

夜中の夜明けなどあってはならない。

19世紀のヨーロッパ風生活水準と
20世紀初頭アメリカ風文化と技術。

其処に超未来的な技術を持つ月の
人間達と土着の地球人との戦いを
描いていく。

所謂「黒歴史」の遺産ともいうべき
∀ガンダムの謎に迫り展開する。

何せ50話ある話を・・映画2本に
纏めるので・・強引な繋ぎもある。

序盤のシーンは可成り駆け足で・・
ダイジェスト風。

新作カットも含んでいるものの、
殆どTV版の抽出と再編集に感じた。
ギャバンの死までを描く。

世界的なデザイナーシド・ミードが
メカデザインを担当した独特のヒゲ
ガンダム。

正直TV版をじっくり視たほうが良い。

音は可成り良いし拘ってるので・・
分離が悪い音響環境だとセリフなど
聞き取りにくいかも?そういう方は
ヘッドフォンで試すと良いかも?

ユニヴァース!
腰が細いのが女の命♪

迷言も多い?

投稿 : 2023/02/04
♥ : 2

64.7 14 2002年冬(1月~3月)アニメランキング14位
Kanon カノン[東映アニメーション版](TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (179)
1277人が棚に入れました
家庭の事情により北国(「雪の街」)の叔母の家に居候する事になった相沢祐一。7年前まではよく訪れていたにも関わらず、彼には当時のことが思い出せずにいた。そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、幼い頃の大切な記憶を取り戻していく。
家庭の事情により、北国の町にある従姉妹の少女の家に居候する事になった少年と、その町で出会う少女たちとの儚い恋愛物語。
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Keyアニメの原点 鍵っ子集まれ〜!

まさにタイトル通り。鍵アニメはここから産声をあげた、まさに原点。
Keyアニメはそこまで多く見ておらず(CLANNAD, CLANNAD AS, 劇場版CLANNAD, AIR, 劇場版AIR, Angel Beats!の6作…とはいえ結構見てきたなぁ)、あまり専門家的なことは言えないが、超個人的な本作の見解・評価。

Keyはいわゆるギャルゲーに「泣き」「感動系」要素を付加させたパイオニアであり、
それらのゲームから派生したKeyアニメもまた、感動的要素をふんだんに含む。
本作はKeyが手がける18禁ギャルゲーを元に作られた、初めてのアニメ作品。
Keyアニメは作画やキャラも特徴的であり、特に本作を嚆矢とする初期のKey作品はその特徴が顕著である。
顔の半分を占めるヒロインの大きな瞳、そしてヒロインがすべからく幼女的。
あぅぅ… とか ぐぅぅ… とか がお〜(これは神尾観鈴:AIRのヒロイン)などの独特な感嘆詞の使用。
やたらと人懐っこい、まるで4−5歳の女の子を相手にしているかのような関係性。
(現実の女子高生には、まずこんな娘居ませんよ…。)
だからこそ、視聴する男子は「守ってあげたい、抱きしめてあげたい」といった言わば雄性特有の庇護本能がくすぐられる。
存分に庇護本能を刺激しておいた上での、Keyの十八番とでも言うべき、身に降りかかる不幸とヒロインとの別れ…
わかっているけれど、あざといと思うけれど、強制的で嫌だ…と感じるけれど、それでもつい感動してしまう。
こういったKeyアニメの特徴・原点が、本作には全て詰め込まれている。
これまで小生が見てきたKeyアニメの源流が、ここにある。

舞い散る雪…降り積もる雪…吹き荒ぶ風雪…登場人物の心境を暗示させる「雪」の秀逸な使い方に、雪国への憧憬を抱いた者、冬になると本作が見たくなる者が多いことだろう。

ただ…おいらは{netabare}名雪派だ。だからこのエンディングは納得していない!
(いや、むしろ秋子派だ。というより皆口裕子派だ。)
國府田マリ子(名雪)も好きだし、堀江由衣(あゆ)もいいけど、やっぱり皆口裕子や井上喜久子(CLANNADの早苗さん)がいい!
…と思った私はもう中年だね…涙。「もう中」乾杯!{/netabare}

おっと…心は少年・体は中年の心の叫び(&よだれ)が出てしまった。失敬。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 10
ネタバレ

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

栞のテーマ

放送当時、中学生だった僕には視聴する方法がありませんでした。

思春期特有の理由で原作小説を読み、違う意味で期待に胸を膨らませていました(おい)。

「人間は、幼いころ手に入らなかったものに一生執着する」なんて言いますが、
僕にとってのそれは「セーラームーン(そしてプリキュアへ)」であり"深夜アニメ(萌えアニメ)"なのかもしれません。

改めて見て最初に思ったこと










目、でかっ!










藤原美穂さんの主題歌を聴くと、思春期の黒歴史が思い起こされます。
ある意味トラウマソングです。超名曲なのですが。

國府田マリ子さんの声には、僕らを二次元の世界に引き留めて離さない、非常に強烈な引力がありますね。
もう三次元とかどうでもよくなります。

我らがゆかりんの演技は、すでに達人の域に達しています。抑揚が完璧です。

世界の歴史を変えた(?)月宮あゆ(某番組で初めて知りました)。ほっちゃんの声、最高すぎませんか!?(今更)

ただ、僕は別に原作ゲームもやったことありませんし、特に推しキャラはいません。しいて言うなら秋子さんです(違)

小説では熱心にストーリーを追っていなかったので(おい)
改めて今ではおなじみとなった、泣きゲーならではのストーリー展開に涙しました。

またまた今更なのですが、月宮あゆって{netabare}「あの花」のめんまや「化物語」の八九寺真宵{/netabare}に影響を与えているのでしょうか?

川澄舞の設定からは、映画{netabare}「たたり」(1963){/netabare}の影響を感じたりもしました。



全体的に無音が多く、落ち着いた演出は、いかにも当時の深夜アニメだなぁ~って感じがします。
前にも書きましたが、大好物です。

京アニ版は、リアルタイムでは放送されていたことすら知りませんでした(なぜだ)。
いつか視聴しようとは思いますが、この東映版への思い出補正が強すぎて、純粋に楽しむことができるかは少し不安です。話数が多い分、各キャラクターをより深く掘り下げることができているのかな。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 4

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

東映アニメーションの隠れた名作。ブヒアニメに目覚めた鍵初アニメ版

多分、これが無かったらブヒアニメなんかに手を出して無かったと思う。これが無かったら多分、もっと良い生活してたんではないだろうか。誰もが思う作品がオレにとってはこの作品だった。今思えば、この作品を観てからの行動に結構痛い事をしていた事が在る。間違ってもココでは書けないような事もだ。若かったなぁ。四年前ぐらい前かな。ふう。あんまりブヒアニメとか恋愛ドラマとか観ないで、友人から薦められてしぶしぶ見たがきっかけだったが、これのせいで、ハマってしまった。今では立派などこに行っても恥ずかしくないブヒ豚である。ブヒブヒ。やべ。オレ泣きそうになった。。AIRを観た後は山や別荘地にバイトしに行ったし、コレ観終わった後はスキー場にバイトしに行ってたなぁ。そして今年も。・・・行ってきます。でも、こういうブヒブヒアニメばっかり観てると、イケメンになりすぎて動物の本能というか欲求に正直になれないのではないだろうか?オレはここ二年かな。そう思えてきた。二十代前半はもう少し・・いや。ここで書くべき事ではないな。初めて見た時は本当に衝撃的だったな。マジで。。オレのブヒアニメ街道はここから始まった記念碑的アニメ。後に京アニが作ったアニメも観る事になるんだけど、その時もハマったなぁ。あ。あ。。またあの季節がやってくるぜ。。。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 2

63.8 15 2002年冬(1月~3月)アニメランキング15位
∀-ターンエーガンダムⅡ 月光蝶(アニメ映画)

2002年2月10日
★★★★☆ 3.6 (54)
398人が棚に入れました
『∀ガンダム』(ターンエーガンダム、Turn A Gundam)はサンライズ製作のテレビアニメで、「ガンダムシリーズ」の一作。
この劇場版は、TV版全50話を富野由悠季が前編(第1話~第27話)「地球光」・後編(第28話~第50話)「月光蝶」に分けて再構成、2002年2月から2作品を日替わりで上映する"サイマル・ロードショー"方式で劇場公開され話題となった。月と地球を舞台に、ダイナミックなMS戦と戦いに身を投じる人々の心を描き出した、壮大なSF叙事詩である

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

テレビ版を見直すつもりであれば、そのかわりに劇場版という選択はあり

∀ガンダム劇場場作品2作目。
大まかにロランらが月に向かうシーンからラストまでの話を再編集したものになっています。
1作目同様駆け足なストーリー展開となっていますが、∀ガンダム後半はアデスカの王をカットすると戦闘と黒歴史、そしてエンディングとなるので、あまり巻きで編集された印象は持たなかったです。
劇場版1作目で早送り展開に慣れたためかもしれませんが。

1作目同様、新規のカットを追加して各話のつなぎを自然にしています。
なお、テレビ放映時にも十分な説明がなく話題を呼んだエンディングは映画でも同じ内容となっていて、追加説明や追加カットはありませんでした。
テレビ版を踏襲した再編集版であることは了解していますが、放映時に軽く物議を醸したエンディングについてはこれを機会に少し色があってもいいのではと思いました。
逆に言えば改変の行われていないテレビ版に忠実な内容のため、カットによる多少の矛盾に目をつぶれば、∀ガンダムは劇場版から入ってもいいかもしれません。
ただ、重要な矛盾点として、1作目ラストでギャバン隊長を死に追いやったレット隊が、2作目序盤から説明なく仲間になっているのは閉口します。レット隊は個人的には好きなキャラですが、これはあんまりかと。

1作目ではロランがムーンレイスであることをカミングアウトするシーン、2作目ではギンガナムのセリフ「なるほど、シャイニングフィンガーとはこういうものか」がカットされ、「このターンX凄いよ!!さすが∀のお兄さん!!」が若干改変されている他、「ユニバース!!」がハリー・オードだけのセリフではなくなっているので、その点注意が必要です。
テレビ版視聴済みの方は見る必要のない作品かなと思いますが、テレビ版を見直すつもりであれば、そのかわりに劇場版という選択はありだと思います。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 2

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

其々の道・・

Ⅰがそのまま地球編。
Ⅱは宇宙/月~再び地球の最終話迄の総集編。
前半は余りに繋ぎが荒くめまぐるしい展開。

元々が対立、ゲリラ、内乱、利用と裏切り・・
情勢と組織や個人が複雑に入り乱れたりする
作品なので・・可成り端折られ繋がりが悪い。

その為に・・各キャラのフラストレーション
を持った描写が目立って唯の戦争馬鹿に見え
てしまい、ジョセフの自己中や維持も虚しい。

利己主義で子供っぽい意地の張り合いなど・・
この作品の闘争本能を呼び起こす云々の件の
描写の人間の稚拙な部分ばかり目立つ・・

スカートを履いて産業革命を起こすには・・
というグエンと、スカートを履いたまま国を
治めてみせると言うリリの言葉とか良い所も
沢山あったのだけど^^;

TV版と同じクライマックス・・多少新カット
も含まれているけど・・結局なんでソシエと
ロランが唇を重ね別れるのか・・ディアナの
指輪の意味は・・触れないまま・・
キエルの指のUPが無い・・ロランのもね・・

個人的には・・ロランの性格から頬かおでこ
にキスで最後のソシエの叫びが胸を締め付け
るのだけれど・・そこは仕方ないか・・

本編視て知ってるので、ラスト等は思い出し
補完で可也泣けるけど・・。

最後の曲も長いVerに感じたのでじわじわくる。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 5

サブアカウント01 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

∀などMSの活躍が見たい方にはオススメ

一作目とまとめてレビューと評価をしています。
----

∀の総集編の2作目!
さすがに2本合わせて約4時間の尺で
4クールのアニメをまとめるのはかなり無茶があります

1作目「地球光」
ただでさえ政治の話でややこしい∀が省略され意味不明・・・
MS戦もなく終始退屈です。特に視聴する必要もないだろう。

2作目「月光蝶」
前作に比べターンXや御大将の登場により戦闘シーンが増加
内容は相わからず省略され、よくわからないだろう。
∀、ターンX、スモーなどのMSが活躍する姿だけ見たい!!!
という方にはオススメできそうです。


物語を楽しみたいという方には意味不明なのでアニメ版を見るようにしましょう
残念ながら劇場版は戦闘シーンを楽しむアニメ

投稿 : 2023/02/04
♥ : 0

63.7 16 2002年冬(1月~3月)アニメランキング16位
パタパタ飛行船の冒険(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (11)
54人が棚に入れました
現代とは全くかかわりのない架空の世界、架空の場所、架空の時代である。
---- 時は19世紀後半、発明と発見の時代。
人々は新しい機械を発明することに情熱を燃やし、それら新しい機械に乗り、それまで未知の世界と言われていた遠く離れた場所へ冒険の旅に出て行くことに情熱を燃やした。蒸気機関が発明され、機械文明が起こり、産業革命がもたらされた時代である。場所は、ロンドンのような雰囲気を持つ街。シルクハットとドレスの溢れる未鋪装の地上を、汽車と共に車が走り始め、海には汽船が、・・。そして人々の次なる夢が空にまで駆け上り始めた、夢に満ち満ちた時代である。
この物語りの世界には、まだ残念ながら飛行機は存在しない。この世界では、自由に空を飛ぶことは次のさらなる時代への扉であった。

声優・キャラクター
小暮英麻、納谷六朗、鈴木正和、大川透、塚田正昭、大塚明夫、楠見尚己、水間まき、小形満、真殿光昭

63.5 17 2002年冬(1月~3月)アニメランキング17位
短編 あずまんが大王 THE ANIMATION(アニメ映画)

2001年12月22日
★★★★☆ 3.6 (30)
205人が棚に入れました
『短編 あずまんが大王 THE ANIMATION』は、2001年12月22日に東映洋画系で上映時間5分の短編映画として公開。『冬の角川アニメ』と題し、『サクラ大戦 活動写真』『スレイヤーズぷれみあむ』『Di Gi Charat 星の旅』3作と同時上映された。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

番宣みたいなショートアニメ。

各キャラの個性など諸設定が
解り易い部分をTV版の番宣の
様に抜粋した感じのアニメ。

上映時間5分の短編映画として
公開。『冬の角川アニメ』と
して・・他の3作と同時上映・・

スタッフ・キャストは後のTV
放映版アニメと一緒でデザが
加藤裕美で・・僅か・・微妙
に雰囲気が違う程度。

DVDは7曲入りサウンドトラック
CDのおまけつきで、『電撃大王』
で誌上通販された(※wiki参照)

サントラのオマケ映像が正解?

投稿 : 2023/02/04
♥ : 0

KASD さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

普通に面白い

あずまんが大王と日常って絵が似ていると思うんですよ~
アシスタントさんが一緒なのかな??


よつばともアニメ化してほしいです(^O^)/

投稿 : 2023/02/04
♥ : 0

唯衣 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

タイトルなし

劇場版
2001年11月22日公開

投稿 : 2023/02/04
♥ : 0

63.5 17 2002年冬(1月~3月)アニメランキング17位
頭山(OVA)

2002年1月1日
★★★★☆ 3.7 (13)
38人が棚に入れました
大同生命のCM用アニメなども手がける作家・山村浩二のシュール短編。落語の「あたま山」を現代の東京に翻案し、色鉛筆やマーカーなどを駆使して通常のアニメと異なる技法で制作した(構想から完成までの期間は6年)。アニメーション映画祭の最高峰アヌシー2003で日本人初のグランプリも獲得している。さくらんぼの種まで食べたケチなひとりの男。頭から毛が伸びると思ったら、そのてっぺんに生えたのは何と桜の木だった。男に見物人が押し寄せる。
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自らの頭に自らを投げ込むということ

個人アニメーション作家山村浩二さんが2002年に発表した作品。
原作は落語の演目の一つ「頭山」あるいは「さくらんぼ」。

落ちているものを何でもかんでも拾ってきてしまう男の話。

道端で拾って食べたさくらんぼ、ただただ捨てるにゃ勿体無いと、種まで飲んでしまったら、頭に木の芽が生えてきた。切っても切っても生えてくる‥。怪談なのか笑劇なのか、わたしにゃどうにも目星が付かぬ。

‥とあらすじと概要はここまで、以下は感想です。

頭から出た芽をはさみで切るシーン、男のためらいの無さに私的にかなりびっくりさせられました。脳に根ざしてたりして切るとやばいんじゃないかと思って(笑)

続くシーン、{netabare}激怒した男が花咲く木にまで成長した木の芽を頭から引っこ抜くという衝撃の映像も!{/netabare}これは人によっては見ていて気分が悪くなるかも知れませんのでくれぐれもご注意を。

三味線の物寂しくもテンポの良い響きと、素朴ながら緻密に描きこまれた作画は、楽しさよりも不安感を煽る様で、救い様の無い顛末に至っては、ちょっとした虚無感と脱力感が襲って来る様でした。低く重いバイオリンとオルガンの旋律も相まって、終わりはしめやかな悲劇として幕を下ろしました。

人が自らの命を断つ時というのは、自らの頭に自らを投げ込んだ時なのでしょうか? 確かにそんな気もしないでもないですね‥。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 15

藤乃 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

頭山

テンポの良い語りと三味線の響きから落語みたいだと思いましたが、原作が落語だったんですね。
今までにない新しい演出で面白かったです。素朴な作画も好印象でした。
ストーリーはシュールでいろいろ突っ込みどころがあり、衝撃のラストを見て一瞬唖然としました。
10分という短い時間によくまとまっている作品だと思います。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 1

63.3 19 2002年冬(1月~3月)アニメランキング19位
ONE PIECE ワンピース 夢のサッカー王!(アニメ映画)

2002年3月2日
★★★★☆ 3.6 (15)
137人が棚に入れました
劇場版『ワンピース 珍獣島のチョッパー王国』、『デジモンテイマーズ 暴走デジモン特急』と同時上映された5分強の短編。サッカー場では今まさにグランドラインカップ争奪、ルフィチーム対悪役オールスターズの熱戦が行われていた。悪役たちのシュートはいずれもキーパー・コビーの守るゴールに突き刺さる。対するサンジの蹴りは果たして勝利をもたらすか? お遊び企画ながら、懐かしの悪役たちが勢ぞろいしている図はなかなか壮観? 原作者の尾田栄一郎も声優として出演している。

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

5分

5分の同時上映アニメ

オチはサンジ

投稿 : 2023/02/04
♥ : 0

62.8 20 2002年冬(1月~3月)アニメランキング20位
ワンピース映画 珍獣島のチョッパー王国(アニメ映画)

2002年3月2日
★★★★☆ 3.5 (100)
530人が棚に入れました
航海を続けている麦わら海賊団は、現在の海域に珍獣ばかりしか住んでいない島があり、そこに黄金の力を宿した宝があるという話を耳にする。しかしチョッパーは、危険だからよそうと提案する。

そんな中突然、海底火山が爆発し、ゴーイングメリー号が空を飛んだ。そして一味がたどり着いた所こそ、その王冠島だった。

声優・キャラクター
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江

★ほのぽん★ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

この作品ではチョッパーがひょんなことから

動物王になることがこの映画すべてのストーリーの発端。

今回の悪役のバトラーもなかなか悪役のキャラとしては

立ってましたし(やや抜けてるところはありますが)

冒頭ではウソップの話を怖がってたチョッパーも

終幕にかかるころでは怖がらなくなるといった成長なんかもきれいに描かれていました。
そして終盤、最初は自分の無力さに負けていたモバンビーや動物たちも

勇気を出して立ち向かっていく……こういったところも好感が持てました。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 4

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

動物王に俺はなる!(チョッパー的に)

TVで再放送されていたので視聴

チョッパーが仲間になりたての時期で海賊としては未熟なんですが

モバンビの出会いなどを通じて成長するさまが描かれていたので良かったです

敵キャラは小物感がプンプンただよっていて、やることが基本的にコミカルに見えてしまうため

後半のクライマックスのバトルシーンも思っていたより盛り上がれませんでした

投稿 : 2023/02/04
♥ : 2

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

チョッパーが王さまにっ!?

一人の少年と沢山の珍獣たちと
麦わら海賊団が出会い・・・ってストーリ。

この映画公開の時に仲間だったビビとカルーは
ナゼか登場しません。

映画と別にもういっこサッカーの話が入ってるんだけど
これはみなくてヨシwクダラネーwww

投稿 : 2023/02/04
♥ : 4

62.4 21 2002年冬(1月~3月)アニメランキング21位
ドラえもん のび太とロボット王国(アニメ映画)

2002年3月9日
★★★★☆ 3.5 (57)
332人が棚に入れました
スネ夫に新型のペットロボットを自慢されたのび太は、「ペットロボットが欲しい」とドラえもんに懇願し、「君には僕と言うネコ型ロボットがいるじゃないか」と怒られてしまう(映画では「ドラえもんはペットではない」とのび太のフォローがある)。のび太は腹いせに未来デパートにロボットを大量注文する。町中で騒動を巻き起こしたロボットたちは、ドラえもんによって何とか返品されたものの、1体だけ少年型のロボットが残ってしまった。しかも、そのロボットは地球の技術で作られたものではなく、どうやら超空間内で紛れ込んでしまったらしい。

ドラえもんたちは、時空間ナビを装備した新型タイムマシンでロボット少年を元の世界に帰すことに。時空の迷宮に迷い込んで何とかたどり着いたものの、タイムマシンは壊れてしまう。

その世界では、ロボットから感情を抜き取ってしまう「ロボット改造命令」が出されていた。少年ロボットであるポコは、母親と共に追っ手のドロイド兵から逃げる途中だったのだ。捕まった母親を助けようと飛び出して行ったポコを追いかけたのび太たちの前にドロイド兵が現われ、ドラえもんは拉致されてしまう。
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

短絡的で新しさのない作品

シリーズ23作目。
{netabare}
今回はロボット王国の少年ポコと出会い、一緒に王国の悪事を是正するために戦う話。

冒頭で傷ついたポコとひょんなことから出会い、彼を直すために少年の本星へと旅立つ一行。
ただその動機がみんな唐突すぎる。生身の人間ならまだしも、どこで作られたかもわからんロボットのために命をかけることを簡単に決めるみんなには違和感を覚えた。

一行はロボット改造計画を何の思慮もなく止めようとするわけだけど、事情もわからず他国の文化に介入しすぎだろう、と。

上記含め全体的に展開がかなり急ピッチでタメがなく、展開ありきでキャラの描き方が雑なのでキャラに人間らしさが全く感じられない作品になってしまってる。
ロボット王国のデザインも殺伐としててかわいくないし。

演出も弱く、とにかく随所に悪いところが目立つ作品。これじゃ人は感動しない。
{/netabare}

投稿 : 2023/02/04
♥ : 0

ootaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

完全に子供向け

この作品を見て、このアニメの映画を見なくなったというくらいレベルが低い話でした。今までは割と大人でも楽しめる作品が多かったのですが。

投稿 : 2023/02/04
♥ : 0

62.1 22 2002年冬(1月~3月)アニメランキング22位
ヒカルの碁 特別編・裁きの一局!いにしえの華よ咲け!!(OVA)

2002年1月1日
★★★★☆ 3.5 (12)
73人が棚に入れました
ジャンプ・スーパーアニメツアー2002(2001年秋冬)で上映。スタッフなどはテレビアニメ版と同一。

その後、2002年の『週刊少年ジャンプ』8号から10号にて読者全員プレゼント企画でビデオが頒布された。

また、2009年11月発売のDVD-BOX「『ヒカルの碁』全集」にて初DVD化されている。

ヒカルの碁のアニメは基本デジタル制作されているが、本作のみ手書きのセル画によるアニメになっておりテレビアニメとは雰囲気が異なる。

62.0 23 2002年冬(1月~3月)アニメランキング23位
炎の蜃気楼(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (26)
195人が棚に入れました
『炎の蜃気楼』(ほのおのミラージュ)は、桑原水菜による小説。TVアニメは2002年にキッズステーションで放映。
現代に怨霊となって甦る戦国時代の武将(怨将)を調伏して冥界へ送る使命を科せられ、400年間他人の体を奪いながら(換生)生き続けてきた者たちが主な登場人物。
彼らの戦いと愛憎を軸に物語は展開していく。その今までにない卓越したストーリー性と、予想を超える展開で、若い女性たちを中心に絶大なる人気を博している。主人公は、仰木高耶(おうぎ たかや、上杉景虎)で、副主人公は、橘義明(たちばな よしあき、直江信綱)。

声優・キャラクター
関俊彦、速水奨、松本保典、玉川砂記子、松野太紀、堀内賢雄、矢島晶子、折笠愛、田中秀幸、宮本充、神谷浩史、立木文彦

takumi@ さんの感想・評価

★★