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「未来少年コナン(TVアニメ動画)」

総合得点
76.9
感想・評価
444
棚に入れた
2294
ランキング
650
★★★★☆ 4.0 (444)
物語
4.3
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
4.2

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未来少年コナンの感想・評価はどうでしたか?

みいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まあまあかな

特に記憶に残るほど面白かった描写はなかったですが、最後まで飽きずに見られたので面白かったのだと思います。

コナンの激ヤバ身体能力については、作画力が高いので良く表現できていたと思います。

ていうか激ヤバ身体能力があまりにもチートすぎるのでちょっと引いてしまった。
もう少し純粋な子供時代にこの作品を見れていたらかなり面白かったかも?

最初はダサい戦闘服を着てかわいくないヒドい女だったモンスリーが、最後は可愛くご登場されたのでいい気分になれました。

投稿 : 2017/06/22
閲覧 : 260
サンキュー:

3

ネタバレ

みねお さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

昭和の名作の一つだろう

原作は違うけど宮崎駿アニメだ。
超人的なコナンが面白い。

話の中で津波のシーンが妙にリアルだ。

コナンとジムシーが初めて会うシーンと
ドラゴンボールの悟空とヤジロベーが初めて会うシーンがちょっと似てると思うのは俺だけだろうか。

のちち「天空の城ラピュタ」が作られる。
未来少年コナンの要素が大分入っているように思う。

それで「未来少年コナン」は面白のかというとすごく面白い。
DVDを買ったほどだ。

投稿 : 2017/04/11
閲覧 : 313
サンキュー:

4

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

冒険活劇SF

このアニメを知識や考察でレビューするのは憚られるので、
端的に言って、宮崎アニメの要素が集約された「楽しいアニメ」です。

正直それ以外で記すと、ツマラナイ表現にならざるを得ない。

泣いて笑ってハラハラしてムカッときて幸せな気持ちになって、楽しかった~
と思えるオーパーツみたいな1978年アニメです。

投稿 : 2017/02/14
閲覧 : 336
サンキュー:

6

ネタバレ

川車3 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

幼少期の思い出

物心がつく前から、再放送なんだろうけど見てた記憶があります。
都会から田舎に越してきた幼少期の淡い思い出の作品です。

今見ても面白い作品です。

投稿 : 2016/09/28
閲覧 : 251
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

動きで納得させるアニメ

何が凄いかと言うと主人公が、あるゆるところを動いてくぐって突破していくところだ。

理屈を超えて主人公が良く動くので、無理な動きでもこっちが納得させられてしまう。

ストーリーも少女を助ける少年の話でシンプルで分かりやすい。その上で、世界が破滅した後の世界で再出発した人類という重いテーマもあり面白い。

レプカという悪役が出てくる。昔はコナンたちを苦しめる、悪だと感じた。

今から思うと悪人の気がしない。このくらいの冷徹さと有能さを持った人間は、世の中こんな人は割といっぱいいるなと感じる。

投稿 : 2016/09/13
閲覧 : 257
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白さって何だろう

【文章整理】
ここは感想と評価のコーナーなのだが、問題作は、しばしば両者がコンフリクトを起こす。

感想:素晴らしい。数十年にわたり数十回視聴しているが、そのたびに主人公コナンの躍動にワクワクと心揺さぶられる。すでに歴史的ともいえる古い技術であるのに、動きのダイナミックさに古いという言い訳を全く必要としない。アニメの魅力の一部は、間違いなく動きそのものだと実作で証明している。

評価:基本設定とストーリーが衝突し、破綻している。その結果、ハッピーエンドを目指したストーリーは難破して、デストピアとしか言えない暗澹たる未来へ、それと知らぬ登場人物たちが突き進んで終幕する、ストーリーの破綻に終わってしまっている。


敵役である社会「インダストリア」は高度に工業化された社会であり、その複雑なテクノロジーを支えるエネルギー不足のため危機に瀕しており、生き残りをかけたエネルギーの争奪が、ストーリーの一つの柱だ。
この高度文明に対し、野生児コナンの「自然の」パワーの炸裂が、このアニメの見どころであり、この活劇ぶりは、何度見ても飽きることがない。

その大活躍が、今一つの社会「ハイハーバー」の性質にいわば目くらましをかけ、設定上の重大な齟齬を隠蔽する結果となってしまっている。

物語の後半、コナンたちの拠点として、「インダストリア」社会に対抗する、オルタナティブな社会として登場するハイハーバーは、細部まで工業化された「インダストリア」に対し、いわば「田園世界」の外見を持つ。

一見して「自然」的な風景を持つ「ハイハーバー」だが、両社会の描写を見比べると、「インダストリア」と「ハイハーバー」の根幹にある文明原理は、全くの同一のものと気づく。
文明化世界の高度な技術がもたらした破滅的な戦争の反省から、農業主体の文明を選んだかのように見えるハイハーバーだが、その運営は、高度産業社会と全く同一の原理、「人間の利便を高めるための、自然環境の改変とエネルギーの利用」に基づいている。

人間に奉仕する利用可能な資源としての環境とエネルギーという理念は、両都市で共有され、差異は無い。

ハイハーバーの美しい風景を支えているのは、農業という、土地の環境を人間の食糧生産ために改変する技術であり、風車という機械装置で、自然エネルギーを人間に有用な形に変換して使用してもいる。養殖もまた、当然のごとく、生態系と生殖に人為的な改変を加え、有用なものへと生物固有の特徴を改造していく技術にほかならない。

本物の野生児であるコナンやジムシーが初めてハイハーバーを訪れた際、この「技術文明化」になじめず、決裂を予感させるような描写があったことは、製作者が無意識でこの問題を察知していたことを示しているかもしれない。

いってみれば、ハイハーバーは、環境改造が中途半端な、発展途上のインダストリアだ。
おそらくインダストリアでそうであったような、より多くの人口を支えるための効率的な食糧生産の必要からより多くのエネルギーの必要が生じる、というループの手前に位置しているだけの違いしかない。
同じ問題が起これば、同じ経路をたどって、やがてインダストリア化するしかないことは、原理的に避けることができない(風車による風エネルギーも、太陽エネルギーも、原理としては同じ再生可能な自然エネルギーであることに注目)

同じ文明原理の2つの社会の闘争が、それと見えないのは、これは正真正銘の自然の申し子、野生児コナンがハイハーバー側の人物として繰り広げる、圧倒的な魅力を持ったアクションの数々による、あまりに華麗な幻惑効果のせいだ。
このアニメーション=動きの、それこそ原始的な魔力によって、2都市間の、「科学/技術」対「自然」といった根本原理の対立ではなく、同型的な競争相手の勢力争いという構図は、全く意識されない。

{netabare}これを示すように、終幕においてインダストリア難民を受け入れ、過剰人口に陥ったハイハーバーは、対処方法を生み出す必要に迫られる。
人口増に対し食糧生産のバランスの調整が必要であり、突き詰めれば、事実上わずか数日でほぼ自動的に数十万食もの食糧を生産しえたインダストリア型へと向かうことになるだろうが、ハイハーバー段階では、農地=改造して技術化された土地の拡大が必須となる。

最終話で、希望を求め陽気に旅立つ楽しい船出の描写とは裏腹に、孕んでいるのは、生産量の拡大と、そのための「自然」の文明化の拡大と強化のストーリーだ。
残され島が隆起した大陸の発見で幕を閉じるのだが、コナンの晴れやかな笑顔と裏腹に、その先にあるのは、やがてインダストリアへと行きつくだろう、自然の改造と人工化に呪われた技術文明の世界への拡大と強化、そしてコナンが回帰していくべき「自然」の不可逆的な消滅だろう。

このようなストーリーの破たんにも拘らず、今後も、何度もこのアニメを視聴し、楽しむことだろう。それほどアクションの説得力と魅力は圧倒的だ。

まったく問題作というのは、一筋縄ではいかない。{/netabare}

投稿 : 2016/07/13
閲覧 : 629
サンキュー:

11

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

第8話が《神回》、お姫様だっこ満載のボーイ・ミーツ・ガール古典名作

昔の作品だけに、ところどころ脚本や設定の甘さが気になりましたが・・・第8話はオドロキの胸熱展開!
これ、ラピュタよりずっと面白くないですか?

宮崎駿監督の描くアニメ・ヒロインといえば、『天空の城ラピュタ』のシータ、『風の谷のナウシカ』のナウシカの2人が代表的と思いますが、個人的には、本作の第8話を見てしまったあとでは、本作のヒロイン(ラナ)に、この2人を遥かに超えるインパクトを感じてしまいました。

冷静に考えれば、この回って、少年マンガ・少女マンガの定番みたいな脚本ですが、これをNHKのお茶の間の時間に放送したのがまた凄いと思いました(WIKIPEDIA参照)。
これでは本作や宮崎駿監督に、熱狂的ファンが付いてしまったのも納得です。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============= 未来少年コナン (1978年4-10月) ============

{netabare}第1話 のこされ島 ☆ コナンとラナの出遭い  ※作画・演出は古いが、EDが気になる曲調(*3)
第2話 旅立ち ☆ モンスリー隊のラナ拉致 ※主人公コナンが脳筋キャラで好感度微妙かも・・・
第3話 はじめての仲間 ☆ ジムシーとの出遭い
第4話 バラクーダ号 ☆ ダイス船長のインダストリア行き船 
第5話 インダストリア ★ 到着、ラナ救出に飛び出すコナン
第6話 ダイスの反逆 ★ 救出失敗、レプカ行政局長の目的 (*1) 
第7話 追跡 ★ ダイス船長のラナ奪取・逃走
第8話 逃亡 ★★★ ※かなりの胸熱展開、なるほどこれが本作の魅力か・・・
第9話 サルベージ船 ☆ コナン&ラナの逃避行、パッチ(サルベージ船のボス)登場
第10話 ラオ博士 × 天変地異の発生 ※パッチが実は・・・は脚本が安直× 
第11話 脱出 ☆ フライングマシンvs.モンスリー隊、再びインダストリアへ
第12話 コアブロック ☆ 三角塔地下の秘密、地下の人々、レプカ隊の攻撃
第13話 ハイハーバー ☆ ラオ博士再びインダストリアへ、ラナの故郷の人々  
第14話 島の一日 ☆ ※珍しい日常回
第15話 荒地 ★ オーロ兄妹との悶着、ラナの母の形見
第16話 二人の小屋 ☆ コナンとラナの約束、インダストリア艦の襲来
第17話 戦闘 ☆ オーロ隊壊滅、村の覚悟、砲撃開始、オーロの裏切り
第18話 ガンボート ★★  麦畑での逃亡、再び囚われるラナ、救出 ※第8話に次ぐ見せ場
第19話 大津波 ★ モンスリーの過去回想、大津波発生、モンスリー隊の降伏
第20話 再びインダストリアへ ☆ 村総出の麦刈り、モンスリーの戸惑い
第21話 地下の住民たち ☆ レジスタンス、ラオ博士の現状、独裁者レプカ、モンスリーの反逆
第22話 救出 ☆ 地下への水責め、ラナ人質に、ラオ博士との再会、モンスリー救出  
第23話 太陽塔 ☆ フライングマシンからのラナ救出、レジスタンス勝ち鬨、太陽エネルギー復活
第24話 ギガント ★ レプカの逆襲、沈船サルベージ、巨大戦闘機ギガント (*2)、翼上の戦い
第25話 インダストリアの最期 ☆ 続き、ギガント炎上、難民船出航
第26話 大団円 ★ コナン救出、ラオ博士の死、結婚式、のこされ島へ向け出航、新大陸{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)1、★(良回)7、☆(並回)16、×(疑問回)1


OP 「いま地球が目覚める」
ED 「幸せの予感」


(*1)この回(第6話)を見終えた時点では、本作のヒロイン(ラナ)も、ナウシカやシータといった典型的な宮崎ヒロインと共通した気質の持ち主に見えました。
→{netabare}敵役のレプカが、コナンの額にヤキゴテ銃を向けて、「協力しないと、こいつの悲鳴を聴くことになるぞ」と脅しても、「知っていても教えない」とキッパリ拒否{/netabare}
→つまりラナは、自分の大切な人よりも自分の信念・思想を優先してしまうタイプに見えてしまった。
→ただし、この印象は、第8話視聴後は、完全に消え去りました(この回を高評価した理由)。

(*2)たった{netabare}一隻でも世界を滅ぼす力を持つ巨大戦闘爆撃機ギガントの復活{/netabare}。
→この展開って、まるで「ナウシカ」の巨神兵じゃないですか。

(*3)最後に、本作は、ED「幸せの予感」が最初から最後まで印象的でした(OPは音程ズレてて微妙でしたが)。

投稿 : 2016/07/03
閲覧 : 622
サンキュー:

28

もってぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

1話まで視聴

投稿 : 2016/05/12
閲覧 : 498
サンキュー:

0

Enchante さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

TVアニメ史上の金字塔

リアルタイムで観てはいませんが、100年後にも見続けられるアニメの良心の塊と言って良い作品です。

今も色褪せない斬新な設定とユニークな人物たちが織りなす物語がコミカルかつシリアスに進んでいきます。

初回から迫力満点で全26話に駄作一切なしのTVアニメ史上の金字塔。

第1話は、ヒロイン・ラナが漂着して介抱する「おじい」が、彼女を連れ戻そうとする一味から唐突にロケット弾を抱えて追い返そうとするシーンが圧巻。

また、ある回では、コナンの親友・ジムシィが「タバタバあるか?」と子供なのにタバコを買うシーンは、そのネーミングセンスとともに愉快な心持ちにさせてくれます。(ただし、フランス語でタバコは「タバ」(tabac)と発音します。)

人工物と自然を対峙させた世界観は『天空の城 ラピュタ』の雛形とも言え、その青空がとても澄んでいて美しい。

監督が宮崎駿だからとか、そういう色眼鏡をかける必要もありません!
(もっとも、映画版は宮崎駿が手がけていない分、安易なダイジェストで駄作に成り下がっています。)

最後に本作に原作があるのをご存知でしょうか?Alexander Keyの”The Incredible Tide”であるものの、見事に換骨奪胎する宮崎駿の失礼な鬼才ぶりが存分に発揮されています。

投稿 : 2016/03/01
閲覧 : 264
サンキュー:

5

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

満足しました。

製作:日本アニメーション
1978年4月 - 10月に放映された全26話のTVアニメ。

スタジオジブリ作品で数々の劇場アニメを大ヒットさせた宮﨑駿監督が髭を生やす前、
髪の毛が黒かった37歳当時に手がけた初監督作品。
43歳だった働き盛り真っ盛りの高畑勲もが演出・絵コンテなど中枢で実力を発揮しています。

この作品の世界観。
戦争と科学兵器によって地球が一度崩壊し、人類数十億人の殆どが亡くなった21世紀の世界。
当時のフィクションの世界ではノストラダムスの大予言とか終末思想とかの影響で、
地球がボロボロになるアニメが結構ありましたね。ヤマト然り、マクロス然り。
OPアニメで超化学兵器で一度地球が滅び、文明社会が海の底に沈む様子が毎回、流されてるのが圧巻ですね。
しかし、地球も人類も完全には息絶えていませんでした。

人類がいなくなって蘇った地球。青く澄み切った空に美しく広がる海。
鳥や魚たちがいっぱいいて、大自然の恵みあふれる世界。そして海の上に僅かに残る島々。
実は人類は完全に滅亡してはおらず、極僅かな生き残りが海洋上の孤島で細々と生きている。
小さな小さな残され島で“おじい”に育てられ二人っきりで暮らしていた、純朴なわんぱく小僧・コナンが、
不思議な力を持った少女・ラナと出会ったことから始まる、少年のたくましく生きていく冒険の物語です。


とりあえず、思ったことを羅列しますね!

・のび太声が主人公で、ジャイ子声が主人公の親友とは…。
 コナン(のび太声)は素直で聡明な子なのですね!運動能力が超人的ですし。
 のび太と同じ声なのに、演じ分けされているのに感心しました。
 ジムシー(ジャイ子声)も自分が知ってるいつもの青木和代よりドスの利いてない艶のある声ですね。
・ヒロイン(ラナ)が第1話では微妙に不細工な子だと思ってたら、
 絶対に我慢できなかったのか即、宮崎監督が直々にラナの作画をチェックするようになって、
 宮崎作品風美少女になりましたね。流石、趣味を仕事にしてる方は凝り性ですね!
・永井一郎が老人ではない役(ダイス船長)をするとか珍しい。
 三枚目のオジサンキャラが非常に似合っていました。
・最初は敵だったモンスリー。可愛い28歳ですね!と最後まで観終わって思いました。
・今作品の最大の悪役レプカ、この人は正真正銘の極悪人ですが、
 ものすごく一生懸命に頑張ってる人でしたので、憎みきれませんでした。
・インダストリアという国が今作品の敵なのですが、悪いやつはレプカ一味だけで、
 大部分が、普通の人間として扱われていたのが良かったですね。
 最高評議会の老人たち。皆が本当に穏やかで良い人でした。

・作画は一見地味です。画像で見ているだけなら、そう思いました。
 昔のロボットアニメなどは止め絵がよくあった気がしますが、
 コナンに限っては全編使いまわしが一切なく、劇場アニメレベルに動いていました。
 メカとか本当に宮崎アニメな感じでナウシカとかラピュタが好きな人なら満足できそうですね。
 1話当たり6000枚~10000枚と言われていて、動画として観た場合、極めて完成度が高いですね。
 動くことによって登場人物の魅力を最大限に引き出していますね。
 宮﨑駿監督が絵コンテを切って話を作っていたそうで、まさに渾身の作品と言えるでしょうね。
 作画にも手を出したりして宮崎無双アニメと言えますかも。高畑勲の手助けもあったとも聞きますが。

・お話としては科学は地上を汚すものだ、人類社会の発展はエゴであって欲を持てば不幸を招く。
 人は寄り添ってささやかな営みがあれば幸せに暮らせるんだって感じで、
 バックボーンとしては、いつもの宮﨑駿って感じでした。
・でも、悪いやつ相手に戦う活劇ものだと思えば、ほろっと来る場面があったり、
 社会生活の仕組みみたいなものを視聴者に見せる話があったりとで、
 最後まで見たら生きてるって素敵なことなんだなと思えてくる内容でした。

・元々は海外のSF小説が原作らしいのですが、原型をほぼとどめていない作品らしく、
 最終決戦から最終回にいたるまでのストーリーは完全オリジナルです。
 でも、そこがあったからこそ未来少年コナンは名作たり得たでしょう。


実のところ、見始めた頃はそんなにも傑作でもないかなと思ってもいましたが、
インダストリアに初めて行ったあたりから、毎回ワクワクしながら見てました。
もしかしたら、昭和50年代でも最上位にくる作品かも知れません。
むしろ、今の子供に見てもらいたい作品の筆頭ですね!

これにて感想を終わります。読んで下さいまして、ありがとうございました。
ではでは、今回はこれにて失礼します!

投稿 : 2016/02/27
閲覧 : 678
サンキュー:

63

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ナウシカやラピュタの萌芽

少し見るだけで温かみのある人間性を感じる。

宮崎作品の原型がこの時点ですでに出来上がっていることがすぐに分かった。だから最後まで見なくてもいいなと思った。

投稿 : 2016/02/07
閲覧 : 394
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今観ても色あせることのない名作

宮崎駿初監督作品。
1970年代を代表する名作だと思います。

最終戦争の20年後の世界が舞台。
陸地の大部分が沈み、人類は島々で細々と暮らしています。
主人公はコナン、残され島におじいとともに暮らす元気いっぱいの野生児です。
この島に、少女が流れ着くところから物語は始まります。
少女の名はラナ。
ある理由で逃亡中の身です。
このアニメは、勇敢で強靭な身体機能を持つコナンとやさしく意思の強いラナの冒険ファンタジーです。

宮崎駿監督の原点といいましょうか。
躍動感と人間賛歌はその後のジブリファンタジー作品に通じるものがあります。

さて、印象に残った場面を紹介しましょう。

<6話ダイスの反逆、冒頭のシーン>
{netabare}放送当時、この回をたまたま視聴。
ラナを思うコナンの行動力、ラナのコナンへの信頼感が新鮮でした。
そして、三角塔からラナを抱えて飛び降りるコナン。
驚愕しました。
ここで引き込まれ、全視聴。
6話から見ても魅力溢れる作品ですよ。{/netabare}

<8話逃亡、Bパート冒頭のシーン>
{netabare}海中のコナンにラナが口うつしで空気を供給。
再び海面に上がりコナンのもとに向かうが、力尽きるラナ。
コナンが全力で手錠を破壊し、ラナを抱き海面上へジャンプ。
二人の絆の強さを象徴するシーンです。
当時、口づけシーンをNHKで放送するか問題になったそうです。
宮崎駿監督の英断に感謝です。{/netabare}

<第24話ギガント>
{netabare}太陽エネルギーの供給により復活した空飛ぶ要塞ギガント。
それにファルコで突入する、コナン・ラナ・ジムシー・ダイス・モンスリー。
その後、コナンとラナの別れのシーン。
ここでもまた二人の強い絆を感じました。
その後、ギガントで大暴れするコナンたち。
手に汗握る活劇の連続です。

ちなみにこの頃からモンスリーはツンデレ化。
元祖ツンデレとして、「バカねぇ!」は有名かな。
ツンデレ好きは必見であることを追記しておこう。{/netabare}

投稿 : 2015/12/23
閲覧 : 692
サンキュー:

45

てんびん座 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

パヤオワールド全開アニメ‼︎(100点満点中114514点)

存在しない筈の架空のキャラクターが、泳いで、走って、食べて、笑って…
…命を吹き込まれたかの様に画面の向こう側にいる。

これって実は凄いことなんじゃないの?

「お前、アニメなんだからそれは当然だろ。何を当たり前のこと言ってんだ」なんて、無粋なツッコミはやめて下さい。

自分は未来少年コナンを視聴して、初めて「こいつ・・・動くぞ!」と感じました。
傷だらけになっても戦い続けるコナンは、確かに私の目の前にいました。
その喜びを忘れたことは一度もありません。


流行り廃りが顕著に現れるのが今のアニメですが、未来少年コナンは老若男女問わず、誰にでもおすすめできるアニメだと断言できます。

投稿 : 2015/11/30
閲覧 : 287
サンキュー:

4

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

昔の作品ですけど、宮崎駿作品だけあって、さすがの名作です

この頃から少しもぶれてないというのが宮崎作品の良さだと思いますね。
言い換えれば、ジブリが好きならこの作品も楽しめるということです。
現在の新しくてハイクオリティーな作品しか観ていない人からすれば、古いとか劇的な展開が・・とか期待値は高くはないかもしれませんけど、そもそもジブリ作品にそれを求めることって本来ないと思います。
どこかノスタルジーに満ちていて、自然と笑顔になれたり時に感動したりというものだと思いますから。
ジブリが好きなら、この作品も観ておくべきだと思いますよ。
ということで紹介しました。

投稿 : 2015/08/23
閲覧 : 380
サンキュー:

7

ネタバレ

yMlmw84708 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい作品

コナンが居た島に流れ着いたラナが誘拐されたので取り戻しに行くお話。

記憶が曖昧だけど、すごく面白かった印象があります。
とにかくコナンが頑丈だった気がします。
ジムシーがタバタバとか言ってタバコ吸ってたような?(12歳?)
ラピュタの方が先に見ていたので、組織のボスがムスカのように見えました。

見て損はない作品だとおもいます。

お気に入りキャラ : バラクーダ号の船長

投稿 : 2015/08/10
閲覧 : 250
サンキュー:

1

marron さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

今見ても面白い

このころの作品って良作が多い気がするな。

今見ても話がしっかりしているから古さは気にならず見れると思った。

モンスリーの「もう、ばかねぇ~」は名セリフ♪

投稿 : 2015/07/23
閲覧 : 255
サンキュー:

9

番頭 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

俺の少年期を作った偉大なアニメ

NHKの初回放送から観始め、NHK、民放でも再放送の度に繰り返し観て、更にDVDも大人買い。

 宮崎アニメは、コナン、ナウシカのような世界観が広いアニメの方が好き。

 コナンの、ラナのためにあらゆる困難を乗り越える健気さとヒーロー性、ラナの凛とした美しさと一途さ、芯の強さ。

 コナンのような強くてかっこいい男になりたい、ラナのような美しくて真のしっかりした女性に出会いたい。

 本当の悪人はレプカただ一人。あとは本当の悪人などいない。

 当初は悪人に見えても、組織、仕事に忠実なだけで根は陽気な善人。

 本当に理想的な人間関係で、自分の成長期に多大な影響を与えてくれました。

 だからと言って理想的な大人にはなれてないけれどwww

 音楽は今ではちょっと古臭いけど、いい曲です。

 もう一度、原点に戻ってハラハラ、ドキドキ、ワクワク、しみじみ、したい時に観るアニメですね。


 元がNHKアニメなので、グッズ類・コラボ商品が少ないのが残念です。

投稿 : 2015/07/17
閲覧 : 265
サンキュー:

7

nemu nemu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

未来の少年

最近まとめて見返してみたけど、やっぱり面白かった。
幼い頃にこういった作品を何も考えず観られた事は本当に幸せだなぁと思う。

投稿 : 2015/05/29
閲覧 : 254
サンキュー:

4

エゴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ワクワク

戦争により地球も人類も壊滅的に打撃を受けた近未来。

小さな島で老人と2人で住むコナンが主人公
その島に流れついたラナが連れ去られ
コナンがラナを助けるため島を出るというところから始まります。

宮崎駿さんが初めて監督をした作品です。

子供のころ再放送されるたび見ていたのを思い出します。

登場人物は魅力的なキャラばかりで
特にコナンを見ているとワクワクさせられます。

涙あり、笑いあり、感動ありでとても面白くて大好きな作品です。
子供から大人まで一緒に楽しめるアニメだと思います。

投稿 : 2015/05/22
閲覧 : 204
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3

ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ好きなら一度は観るべき

一応原作はあるものの、かなり改変されており、制作しながらも新しいアイディアを多数導入。
宮崎監督のほぼオリジナルの物語です。
言わば、明るく前向きなヒーローエンターテイメント。

<宮崎アニメと自分>
実はこの作品以降の宮崎アニメで絶賛するほど面白いと思ったものはありません。
僭越ながら、仮にコナンを100点とするなら、
この作品以前では、ルパン第一TVシリーズ95点、パンダコパンダ90点。

この作品以降では、カリオストロ&ルパン第二シリーズ宮崎演出回85点、
ナウシカ87点、ラピュタ88点、トトロ80点、千と千尋75点、もののけ姫70点。
それ以外、観たことあるものはすべて70点未満。

シンプル・イズ・ベスト派のあくまで自分の好みなのであしからず。

<自分がアニメ好きになったきっかけ作品のひとつ>
この作品は民放で再放送されてる時に初めて観ました。
もしこの作品とファーストガンダムとハーロックに出会ってなかったら成人してもアニメ観続けてなかったかもしれません。

このすぐ後に、ガンダムで名を馳せる富野氏も絵コンテで参加していて
後に第一線で活躍するアニメクリエイターたちに多くの影響を与えたとされる作品です。

Blu-ray BOX-SET初めて入手したのもこれ。
だから生涯のベスト1アニメと言えばこれだし、コナンと言えば探偵の方ではないんです。



★以下、敬意を込めて語ります
※ 裏ネタの情報源は主にBlu-ray BOX特典の冊子のスタッフインタビューから頂きました。

{netabare}
<認めるべきものだな、若さゆえの情熱と言うものを>
宮崎駿氏当時37歳。30代の体力でしか成し遂げられない入魂の賜物。
この制作に掛かりきった一年間は、深夜2時3時まで仕事しても朝10時には現場入り。
現場が家になってたようで帰宅時の一言は「お疲れ様」じゃなく「行ってくる」
すべての作画、脚本、自ら担当以外の絵コンテにもチェック欠かさず気に入らなければ自ら修正。

高畑勲氏の絵コンテまで手を加え高畑氏から顰蹙も買ったこともあったらしい。
(9,10話のサルベージ船のあたり)
演出は、ともかく面白ければなんでもいい、という主義で一貫。

そのエネルギーが作品全26話すべてに漲っている。

当時のTVアニメ1本分の作画数は世界名作劇場が4000枚目標だった時代。
名劇で高畑勲さんは6000枚は使ってたらしい。
コナンはそれ以上で7000枚以上(8000枚くらいという説もある)。
1978年はセル画の時代、デジタル時代の今とは比べ物にならない苦労が偲ばれる。
初めてのNHKの連続アニメで、スタッフも宮崎さん中心に一丸となりいいもの創るぞ、
とやる気と意欲に満ち満ちて徹夜はあたりまえ。

チーム宮崎のケミストリーがあるからこそ作品に魂が宿った。
作画監督で参加した大塚康生さんは、ルパンなどで気心知れた宮崎さんの最高のパートナー。
この時期、所属会社が違っていたので本来は組めなかったが、
宮崎さんの強い要望で大塚さんの会社が黙認する形で参加できた。

<ヒーローの鑑>
ほとんどがランニングに短パンで裸足姿の主人公、12歳の少年コナン。
ラナや仲間のためなら例え火の中水の中、一寸の躊躇いもなくどこでも飛び込む。
ともかく飛んで飛んで跳ねて跳ねて動く動く。
ひたすら前向き積極的。後悔したり落ち込んだりなんてする暇なし。
逆に単純な衣装で素肌の露出が多いのが幸い。
動きが細かい動画をタイトなスケジュールの中でも生み出すことが出来た。

<面白いから許す!>
コナンはどんな高所から落ちても死なず、腕力、脚力、足の指先の器用さ力技、超人間離れ。
体の丈夫さ天下無双、サイボーグなみ。

<ごまかしの天才、これ褒め言葉>
コナンとそれに引っ張られるジムシーとダイスの活躍ぶり、嘘で嘘を塗り固め、
「そんなばかな」のツッコミも力技で捻じ伏せる。宮崎先生の真骨頂。

<まるでアリが象を倒すが如く>
そんな宮崎マジック最大の見せ場は、ギガントでの対決。
機体の性能差、物理法則、風圧の威力&機体内外の気圧の差なんてどこへやら。
ラナ救出のためコナンたちが乗るレシプロエンジンのファルコは、
飛行中のロケット推進ギガントにたどり着き、自然落下で翼に突き刺さる。
超高速の中、翼を走り回り、外壁破壊と内部潜入成功、破壊の限りを尽くし墜落までの演出は全く目が離せない。
まさに圧巻の一言。「そんなばかな」の嵐。

<NHKだからこそできた奇跡の名作>
放映前に8本納品済だったがスタッフが徹夜しても週一本制作することなど到底不可能。
当然、放映開始と共にストックはじわじわと減少。
民放ならスポンサーもあり毎週欠かさず放送と言うのが鉄則。
しかし、NHKなら特番挟めば調整も可能。
実際、第15話以降次回まで1週間伸ばしが続出した。
そのためストックは最低でも4本はなんとかキープできたそう。
おかげでストーリーもじっくり練り込めたし、宮崎先生のチェックも抜かりなく作画崩壊などとは無縁だった。

<そんな名作を視聴者が放っておくわけがない>
初回放送時は、さほど話題にも上らなかったし視聴率も関東地区で平均8%。
しかし放映終了後、NHKに何万通ものハガキによる再放送の要望が殺到。
すぐに再放送開始。以来、民放含め再放送多発。
人気はうなぎ上りとなり武道館でのイベントも企画され名作の殿堂入り確定。
コナン役の小原乃梨子さんによると、サイン会があると来るのは大学生が多かったらしい。

<元祖ツンデレか?>
ダイスとモンスリー、宮崎監督含め最後ああなるとは誰も思ってなかった。
キャラクターが意志を持ち勝手に成長したかのよう。
モンスリーの「ばかね」は回を追うごとに意味が変わり、まさかの○○。
これにはかなり感動した。
観るたびに注目してしまう人間関係の絶妙な変化。
{/netabare}

何度観返しても面白いので万人におすすめです。
亡父も70代だったけど楽しんで観てました。

絵柄は古臭いと感じる方多いとは思いますが、普遍の名作です。
ご家族そろってどうぞ。

投稿 : 2015/04/23
閲覧 : 412
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19

アニメ親父 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大団円なボーイミーツガールな物語

悩まない、納得いかないということがない作品。何気に説教臭いのもNHK作品だからそれも味。改めて観てみると、コナンの異常なバイタリティはコメディーだが、何気にジムシーの友情の厚さに涙してしまった。基本、主人公側が無残に死ぬことは、ないので、ご都合主義な感じもするかもしれないが、だからどうした、こんな物語もあっていいと思うよ。因みに、子供のころから、モンスリー大好き、ダイス良いなー。

投稿 : 2015/03/22
閲覧 : 232
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1

徳命 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ありがとう宮崎監督

これがわかんないかわいそうな奴らがいるんだ

投稿 : 2015/03/08
閲覧 : 209
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1

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

正義感あふれる少年の物語

内容はある孤島におじいさんと2人暮らしていたコナンの元へラナという少女が悪い組織から逃げてきます。コナンがかくまってましたが健闘むなしくラナは再び連れて行かれ、おじいさんも死んでしまいます。それからコナンはこの島から旅立つことを決心します。

コナンがとてもかっこよく、数多くいる男性キャラの中でもかなり好きな方です。腹が煮えたぎるほど憎い相手ですら、助けてしまおうとするコナンの姿勢が全然あざとく無いためすごくかっこいいです。コナンは人を惹きつける能力が高く敵すらの心まで動かします!道中で会う仲間達もユニークでコナンのサポートをしてくれます^ ^。作画もあの作画だからこそキャラがよくいきているとおもいます。

あんなに小さな背中に大きなものを背負っているコナンを皆さんにも見て欲しいです。この作品は本当に本当におススメしたいと思います。(^^)

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 638
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51

こうもり さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

地味

自分がまだ生まれていない時代のアニメです。
この時代のアニメは他にもちらほら見ていますが、それに比べると少し物足りないかなって感じですね。
コナンはまっすぐですごく好感が持てます。
ラナはいい子、ジムシーいい奴、レプカはきっちり悪者、物足りないですね。
わかってない子、私。名作なのにすみません。

投稿 : 2014/12/29
閲覧 : 240
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0

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

☆宮崎監督初作品

後のジブリアニメを予見させるメッセージや
設定が感じられる楽しい作品です(*^^*)♪

良いアニメは時代が経過しても古くさくならない
ですね。宮崎駿の職人気質が感じられるアニメです☆


原作/アレグザンダー・ケイ「残された人々」


監督、構成、デザイン/宮崎駿

制作-日本アニメーション、NHK


1978.4.4-10.31(全26話)NHK 火曜19:30枠


主観的評価(A)


追記欄_

投稿 : 2014/11/08
閲覧 : 338
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6

朝から柑橘類 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

5回見たアニメ

自分が生まれて一番最初に見たアニメだと親から言われました(笑)

一回目・二回目は保育園、小学生の時でした。コナンがすごくカッコよく自分もこうなりたい!と思っていました。

中学生の時久しぶりに(三回目)見てみると「あれ?こんな話だったか?」とおもうほど意外とシビアな話でした。
見る年齢によってとらえ方が違ってくるので、これからも四年に一度は見たいと思ってます(笑)

名言もかなり多く、たまにネタで出てきたりするので、ぜひ見てもらいたい作品です!

投稿 : 2014/10/26
閲覧 : 205
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5

mmisato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何回見ても面白い!

高校生の時に見て以来、今まで何度見たことか。
芥川さんには申し訳ないけど、音楽が暗く安っぽすぎる。
必ずしも作品の足を引っ張っているというわけでもないと思うので評価を4にしました。
ちなみに、私の娘の名前は「らな」とつけました。

投稿 : 2014/08/29
閲覧 : 176
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2

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

御大の成果は実はここに極まれり、

この作品にしろ、「アルプスの少女ハイジ」にしろ
題材自体はそれほど特別ではないのですね。
この作品にすれば、特別な事は既に過去の事として
語られており、話自体は日常レベルにまで
下がっています。
それでも尚、この2作が今尚名作と称えられるのは
絵コンテからなる演出の妙だと思い知らされます。

ただ現代の場合、技術の進化の為
そう言ったものにスポットが当たり難いのかな、、、
とも感じております。
御大の成果は実はここに極まれり、と感じております。
ちなみにコナンで一番好きだったのは、とんでもなく
高い所から飛び降りた時に(まあ、もちろん常人なら死ぬのですが)
痛そうにしながら、堪えるシーン。
後コナンとジムシィがご飯食べているシーンですかね。

投稿 : 2014/07/22
閲覧 : 342
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7

ネタバレ

DOLLmimoza さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

コナンとラナはベストカップル

原作:アレクサンダー・ケイ「残された人々」より
NHK初のアニメーション作品。全26話・1978年日本アニメーション製作。
監督:宮崎 駿
演出:宮崎 駿/全26話 高畑 勲/第9.10話、早川啓二/第11~26話、
脚本:中野顕彰/第1.3.5~8話、第12~14話、第23~26話、
   胡桃 哲/第2.4話、
   吉川惣司/第9~11話、第15~22話、
キャラクターデザイン:宮崎 駿/大塚康生
作画監督:大塚康生(実際は宮崎 駿兼任)
●あらすじ
西暦2008年7月、超磁力兵器による戦争で5つの大陸は沈み、
滅んでしまった地球での生き残った人々の物語。
宇宙に脱出しようとした乗組員たちが脱出失敗し、
「のこされ島」に不時着し、10人の仲間はその島で過ごしていた。
戦争のあと、20年の月日が流れ、この10人の仲間内で主人公コナンが
生まれたが、宇宙船乗務員のリーダーであったおじいとコナン以外は
みんな死んでしまっていた。そんな時、女の子が浜辺に漂流していた。
女の子の名前はラナ。インダストリアに捕らえられて
(ダイス船長の船による)故郷のハイハーバーへ帰ろうと逃げ出して
来たのだった。インダストリアからモンスリーとその手下たちが
重要人物であるラナを連れ戻しに来る。おじいはコナンに
「あの娘を守ってやれ」と言い残し、ケガが元で死んでしまう。
コナンはのこされ島を後に、仲間を探しに旅に出るのであった。

●年代設定
原作はかなり暗いというし、大幅な設定変更が行われたと思われる。
それにしても1978年の当時、アニメ版では2008年という年は
まだまだ迎えていなかったから‘未来’にふさわしかったのだろうか?
実写映画の「ターミネーター」シリーズにしても、核戦争で人類は
すべてではないが、滅んでしまっているし、あの映画もジャッジ
メントデイが1997年で、2014年現在からするとすでに過去である。
日本アニメーションがNHKに最初出した企画書があって、その時の案だと
2222年となっている。そちらの方がまだ感情移入しやすい。
   -----------------------------------------
●見たきっかけ
このアニメはたまたまNHKで再放送がやっていて、コナンとジムシィが
取っ組み合いや言い合い、張り合って走り回ってるシーンを初めて見て
「何?これ面白そう!」と、そこからハマった。
第3話「はじめての仲間」と後で知り結局1話と2話が
見れなかったと後悔。

●民放再放送版、DVD、デジタルリマスターHD版との違い
後にNHKから民放に放映権が移り、フジテレビでの再放送を見たのだが、
元々NHKはCMがないので、1話辺り28~9分くらいの放送時間だった。
民放だとCMを入れなければならないので、冒頭ナレーションと
中間のアイキャッチ・パタパタをカット。OPとEDソング(簡略版挿入)とで、
4分以上時間調節をしなければならなかった。
第3話Bパート後半にはコナンとジムシィのタバタバのシーンがあったが、
未成年の喫煙シーンがダメでカットされた。第3話Bパート前半で
ドンゴロスの「脳天パーか」と、第5話Bパートでレプカの「人非人」
セリフも倫理上カットされた。
★DVD版は全26話4:3のTVサイズでNHK放送版。
ただしレプカの「人非人」はセリフカット。
ドンゴロスの「脳天パーか」は収録されている。
★デジタルリマスターHD版(ブルーレイ)では倫理上のセリフカットはなく、
オリジナルのままである。ただし35mmフィルムよりからのテレシネで、
横フレームは従来の画面構成より広く入っているが、上下がワイド
画面化による強制トリミングとなってしまっている。
リマスター版とはいえ、細かいノイズや傷は結構ひどいものである。
完全ノートリミング版を望みたいのだが。
★衛星再放送版:上記と同じワイドサイズだが、CMが入るため
民放再放送版と同じく短縮版(プロローグなし、OP・EDはBGMのみの
短縮編集版、アイキャッチあり、)となっていた。
倫理上のセリフカットはなし。

●声優・アフレコについて
★コナン<12歳設定>(CV:小原乃梨子さん「ドラえもん」の野比のび太や
「ヤッターマン」のドロンジョ様で有名。コナンでは第1~2話の時の
「わーい、わーい!」という声が、どうものび太に聞えてしまって
しょうがなかった。ヾ(・_・;)
他代表作:「うる星やつら」おユキ、「アルプスの少女ハイジ」ペーター、
★ラナ<11歳>(CV:信沢三重子さん)「母をたずねて三千里」フィオリーナ、
★ジムシィ<10歳>(CV:青木和代さん「めぞん一刻」の一ノ瀬さんの
人である。
3話「はじめての仲間」でのコナンとジムシィの掛け合い
「ウソツキ!ウソツキ!ウソツキ!」のアフレコアドリブシーンで
二人とも酸欠になったらしい。
★ダイス船長<35歳>(CV:永井一郎さん「機動戦士ガンダム」の
ナレーション、「サザエさん」の波平、「うる星やつら」錯乱坊、
「YAWARA!」猪熊滋悟郎、他多数。
★モンスリー<28歳>(CV:吉田理保子さん「魔女っ子メグちゃん」
神崎メグ、「アルプスの少女ハイジ」クララ、「うる星やつら」クラマ、
★オーロ<17歳>(CV:石丸博也さんジャッキー・チェンの日本語
吹き替えで有名。
★レプカ<33歳>(CV:家弓家正さん洋画吹き替えのベテラン。
「風の谷のナウシカ」クロトワ、「ホッタラケの島」男爵、
★おじい<64歳>、パッチ、ラオ博士、ルーケの父(CV:山内雅人さん
コナンでは4役こなした。パッチとラオ博士<60歳>は同一人物だが、
演じ分けたそうだ。
★普通はアニメ映像に合わせて声優さんたちが台本見ながらアフレコ
していくが、「コナン」の場合、絵が間に合わなくて、声優さんたちは
点とか線に合わせて仕方なくセリフを収録していったそうだ。
相手がいて声の演技もやりようがあるけど、単独で収録の人も
いたらしい。ものすごくやりづらかっただろうに。

●その他・見所・感想など
アニメでコナンといえば大体の人が「名探偵コナン」というだろうか?
私は「未来少年コナン」の方で、作品としてはこっちが好きだ。
まさに宮崎・大塚コンビによる冒険活劇アニメーション!全編お勧めと
言いたいところだが、書面の都合もあるので、ピックアップする。
バカ力で足技(?)に優れ、銛を自在に操るコナン。宮崎さんが言うには、
元々手で殴るのはつまらないし、ただの正義の味方になってしまう。
足でその代わりをさせた方が滑稽だし、表現を和らげるためだそうで。
なるほどと思った。

1話。捕まえたハナジロ(鮫)を背中に背負いながらラナを見つけるシーン。
2話。おじいが死んでしまって悲しみのあまり巨大な石を投げて叩きつけて
嘆きまくる。笑ってはいけないシーンなんだろうけど笑ってしまった。
シリアスなストーリーだけど、所々のギャグが暗くさせない見事な作り。
3話。互角かなと最初思ったけど、ジムシィもコナンにゃ実は敵わない。
未成年の喫煙シーンあり(笑)
4話。ジムシィ泥酔のおかげでその分2倍増しとなり、尻たたきの刑で
メチャ腫れ上がったコナンのピンクの尻。←水かけて湯気が出るすごい表現の
ギャグシーン(大笑)
5話。バラクーダ号からインダストリアへ着き、自転車で来たモンスリーに
「ラナを返せ!」と飛び掛かる。住民に取り押さえさせるが、
多人数を持ち上げ投げ飛ばすコナン。バカ力恐るべし。
6話。三角塔に登りラナを救助しに行く。ガラスに頭突きするけど
流石のコナンでも割れない。気絶した、と思ったら両足の指で塔に
捉まってるところがすごい。ラナをお姫様抱っこで高い塔から
飛び降りるし、その落下ショックの描き方も面白かった。
これぞ宮崎アニメ!

8話。海中でラナが息を口移しでコナンを助けようと懸命なシーン。
「コナン、生きて!生きて!生きて!」
拘束具をパワーで破壊し、ラナを抱えて波上に飛び出す。
「ラナ、死ぬなーーーっ!」

コナンがラナをおぶって砂漠を駆けるシーン。コナンの背中で安堵の
表情を見せるラナ。
9話。戦車の下で木の実(水分量なさそうな)を力を振り絞って
「僕はもう飲んだよ」と言って、ラナのために頑張っているコナン。
この二人はベストカップルだなと思った。
お互いがお互いを大切に思っているのが、ひしひし伝わる描写だった。
ウラヤマシス。

13話。ラナの故郷、ハイハーバーでの話になるが、ゆったり日常を
描いている。全体的にテンポいいし、ストーリーのバランス配分もいい。
ラナはもちろん、コナンもジムシィもハイハーバーでは着替える(笑)
14話。一晩経った朝、別の服のラナを見て「うん、きれいだ!
とってもきれいだ」←ラナは苺のことだと思ってる。
でもコナンはラナのことを言ってるとすぐにわかった。(〃∇〃)
照れてたし。風車村にはラナと同じくらいの年の女の子が
たくさんいると聞き、ジムシィは「おれ、行きたい」(笑)
風車村に行く途中、帽子が風に飛ばされ、コナンはラナをお姫様
抱っこして走る。村の女の子たちに「見ちゃった!いいんだー」と
言われ照れるラナ。平和だねえ…  
風車村でラナは働いていたようだ。
ハイハーバーではみんな働いているらしく、学校はないみたい。
※ラオ博士の娘であるメイザル叔母さんとその夫シャン。
日本アニメーションの企画書だとラナの父母の設定だった。
アニメではラナの両親は亡くなった設定となっている。

15話。島の問題児オーロとブタのことでモメる。ジムシィがオーロの
ブタを勝手に仕留めて焼いてコナンと食っちまったのだ。
そのことで村に言いがかりをつけに来たので話し合いに行くが…。

ラナが荒地にオーロのブタのことで母の形見のネックレスを持って来た。
コナンが「ラナ、こんな奴に何もやるな!僕が相手をしてやる!」
「コナンやめて!」「どいてろ!」ネックレスが落ちる。
その瞬間ラナはコナンの頬を叩く。…時が一瞬止まる。
まさかの展開。
「ひゃはっはっはー!こりゃ傑作だ。仲間割れかーい!」
何でオーロはラナの母の形見のエメラルドのネックレスを
欲しがっていたのか?
これでブタの一件はとりあえず片が付いたが。
インパクトあったなあ、ここ。
ラナが帰り道で「コナンをぶつなんて」と泣いてた…
コナンも「ラナを突き飛ばしてごめん」と謝ってるし。
「コナンにブタのことでケガをして欲しくなかったの」だし、
ネックレスのことについては「コナンやジムシィの方が
何百倍も大切だもの」
こんなこと言ってくれる娘、いるかい?

16話。木の家でコナンがラナに、
「インダストリアの人たちが脱出してきたらハイハーバーだって
人でいっぱいになっちゃうもの。僕たちはのこされ島に行って新しい村を
作ろうと思うんだ。」
「ラナ、その時ラナも一緒に来てくれるととても嬉しい」
これって未来的なプロポーズじゃん。
ラナも「今日とっても素敵なことがあったの」とラオ博士に独り言。

ダイスという男はラナをさらったり、レプカに反逆したと思えば
ラナに対してロリコンと思わせるような言動をしたり、ころころ変わる。
この回でもガルおじさんに爆破・沈没されたバラクーダ号再建のために
オーロを仲間にしようとする。コナンとジムシィの建てた木の上の家を
燃やしたりするし悪い奴なんだか良い奴なんだかわからなくなった。
調子の良い打算的な性格ではあると思う。

で、ついにインダストリアからガンボートがハイハーバーに来る。
18話。ガンボートを沈める案。ガルおじさんとコナンとで実行。
ガンボートは沈むが中にいたラナはコナンが救出。
ハイハーバーに取り残されたモンスリーとその手下たち。

19話。モンスリーの少女時代の回想。なぜモンスリーが行政局にいるか
何となく経緯がわかってくる。津波が来ることで、モンスリーとオーロの
転機でもあった回である。コナンとオーロの対決もコナンは
ゆとり見せた戦いで、足技と怪力で圧勝。
津波直前に気絶のオーロを引き吊り船に乗り込む。
津波は引き、行政局を降伏させた。
何にしてもダイス船長のセリフじゃないけど、コナンはたいした奴だぜ。

20話。
ハイハーバーでは行政局員たちを迎え入れると結論を出す。
だが、支配下に入ることは抵抗あったのかモンスリーは
「指揮官として扱え」と反発。
この辺もそう人は180度変わらないというのをうまく表現している。

オーロはよっぽど堪えたのか、妹のテラを通じてラナへネックレスを
返してきた。コナンとジムシィは津波のことで、インダストリアへ向かう
計画を立てていた。インダストリアへ行く手段のないコナンは
モンスリーに頼む。村では狼の口に手を突っ込むようなものだと
反対されるが。
ラナももちろん一緒に行きたがる(それはそうだ。ラオ博士も心配だし)が、
コナンは反対する。その会話をシャンおじさんに聞かれる。
コナン、ジムシィ、モンスリーの3人でラオ博士の飛行艇を使い、出発。
途中、岸にラナを見つけ「行こう、ラナ」と連れて行ってしまう。
ちょっと騙した感があるんだけど、ここはそう取って良かったのかな?
フライングマシンⅡに密航していたダイス船長が。
モンスリーの怒りに触れたが、コナンの一言で同行出来た。
コナンがモンスリーを信用していることでモンスリーは心が
変化していき「あなたたちと一緒に行くわ」と言う。ここも実にうまい。

21話
フライングマシンⅡ爆発寸前にコナンは気絶しているモンスリーを救出し
抱え出てくるが、行政局につかまってしまう。あとでモンスリーは
レプカにこの件でつっこまれるが、ハイハーバーは戦果に落ちたと
ウソの報告をしており、コナンの件は「考えられないことです」と
シラを切る。

居住区を歩きまわるダイス、ラナ、ジムシィ。ルーケの案内で
地下住民専用の秘密通路を移動していた。レプカの手中には
ラオ博士がおり、後は孫娘のラナの説得だけである。
レプカは太陽エネルギーを使い、ギガント発進を目論んでいた。

※以降最終話までモンスリーが行政局の次長ならではの
高慢ちきな態度が少しずつ和らいでいくのが、不自然さもなく見事だし、
敵だったモンスリーがコナンやハイハーバーの村人たちによって
考えを改めるようになり、やがて味方へと変わってゆく。
シナリオの運びの巧さだ。

ラオ博士の現状を見たモンスリーは複雑な表情をする。

モンスリー:「局長、ラナを捕まえても果たしてラオ博士が協力する
でしょうか?脅迫してもラオ博士が協力するとはあたしには思えません」
レプカ:「言いたまえ、何かいい手でもあるのかね?」
モンスリー:「ラオ博士の言う通りにするんです。インダストリアが
沈む前にあたしたちが武器を捨てるんです。そして住民のすべてが
ここを脱出するために力を注ぐと約束するんです。
きっと博士は太陽エネルギーを復活させて協力してくれます。」 
モンスリー:「局長、ここは海に沈みます。ハイハーバーでは…」
レプカ:「どうしたね?ハイハーバーでは!」
モンスリー:「ハイハーバーでは私たちを温かく迎えると言っています。」
レプカ:「それで?」
レプカ:「どうした、続けたまえモンスリー君」
レプカ:「どうした!続けろと言ってるんだ!」
(足をモンスリーの顔にグリグリ押し付け)
レプカ:「言え!私の戦闘員をどうしたんだ!」
モンスリー:「戦闘員たちはハイハーバーで麦刈りをしています。
島の人たちといっしょに。」
レプカ:「何っ!」
モンスリー:「ハイハーバーへ行ってはっきりわかりました。
ここは鉄とプラスチックの檻です。誰だって緑の中で暮らしたいと
願っているんです。」
モンスリー:「大切なのは太陽エネルギーではありません!」
レプカ:「くっ!」(モンスリーを蹴る)
モンスリー:「局長、武器を捨てましょう!」
レプカ:「言うな!負け犬の裏切り者め!」

囚われているコナン。コンクリの壁を拘束具もろとも
力まかせに繰り抜き、裏向きに(笑)
モンスリーが銃殺前の別れの挨拶にとコナンの所へ。
局員を厚い壁の下敷きにしてやっつける。
元々コナンを前から一役買っていたから「まったくあなたって子は!」の
セリフが。だが、油断。モンスリーは撃たれてしまう。
「インダストリアの弾も当たることがあるのね」コナンの手に血が…。

22話  
「コナンならそこから降りられるわ」とモンスリーは他の局員たちに
立ち憚る。銃声が響く。「モンスリー、死ぬなーーっ!」
塔から飛び降りるコナン。

レプカは居住区に爆弾を仕掛け、海水を流し込み住人たちを
溺死させる気でいた。ラナだけ手に入れることが出来れば
他は用なしである。
嘘の条件をスピーカーで流しラナの引渡しを要求してくる。
他の人たちも救うという条件で名乗り出るラナ。
レプカが素直に要件を飲むワケがないのに。

装甲シャッターを開けるしか住民たちの命を救う道はない。
コナン、ジムシィ、ダイスの3人はトロッコを逆さまに被り、
水中を進み装甲シャッターを開けに向かう。

ラナにラオ博士を説得しろと言うが、レプカには住民を助ける気は
ない。ラナはわかっているから決して言うことは聞かない。

モンスリー銃殺の前、ダイスが地面の裂け目から這い出て、
注意をうまい具合に逸らせた。モンスリー救出。
ダイスがモンスリーをおんぶ。さすが船長!
コントロール室を制覇。委員さんたちに装甲シャッターを開けてもらう。

23話
住民たちが傾れ込む。レプカを倒せ!博士を救え!
フライングマシンに向かっているレプカ発見。ところがラナを人質に
取られていてコナンは手を出せず。武器を取りに戻る。
もぎ取ったデカイパーツ(何あれ?)を槍投げのごとく
フライングマシンに命中させる。
フライングマシン炎上。
コナンはラナをお姫様抱っこで飛ぶ!
重力に逆らってはいるが、このアニメじゃヤボなことは言わない。
斜め着地だがコナンの足の指でジムシィの差し出した棒を掴み、
みんなで引っ張って無事着地。
レプカは爆発したかに見えた。
モンスリーはダイスの背中で気絶。みんなダイスに任せて
行ってしまい、ダイス船長ウロウロ。(笑)
ダイスとモンスリーの心境の変化がうまく表せている。

ラナの通訳で何とかラオ博士は太陽エネルギーを復活させたようだ。
レプカの拷問で目も耳も使えていない状態のラオ博士。
何ともそこまでして欲しかったのかレプカは…。
地球を滅ぼした超磁力兵器は太陽エネルギーがなければ
使われることはなかったと言う博士。
発見したものの、用途次第で結果は変わるのではないだろうか?
毒にも薬にもなる、という意味で。

24話
実はレプカは生きており、博士が太陽エネルギーを復活させてくれた
影でそれを利用してギガントを飛ばそうと潜伏していたのだ。
※「ギガント」の他の名前の案では“ゴリアテ”も考えたそうである。
これは知っての通り、「天空の城ラピュタ」で使用されている。

※この回でテリットがクレーンに挟まれて死んでしまったことをルカから
聞くことができる。

ギガントを飛ばせてはならないとファルコをモンスリーが操縦。
コナン、ジムシィ、ラナ、ダイス船長同乗。
ギガントはついに飛んでしまい、三角塔を攻撃。
ギガントに乗り移るので接近するが、攻撃されファルコ失速。
ギガントの翼に頭から突っ込んでしまっている。
ファルコだけでもハイハーバーに向かわせるため、みんなで押し上げる。
モンスリーとラナをファルコ内に。3人はギガント内進入。
破壊しようとするがレプカは青酸ガスを機内に放つ。
破れかぶれでダイス船長は機体をぶっ叩き、まぐれで天井が開き
毒ガスを拡散させる。

25~6最終話
コナン、ダイス船長とジムシィでギガントを墜落させようってことで
乗り込むんだが、レプカ、メインエンジン投棄。
3人は離れ離れとなってしまう。
レプカだけ交通艇で脱出。コナン対レプカとなるが、
レプカ、ギガント墜落炎上中の上に落ちそうになる。
なぜかコナンはレプカの手を掴み、助けようとする。
(日本アニメーション制作だからか?主人公が寛大すぎる。
おじいをクズゥに殺されている件も含めて)が、
他の隊員たちが次々とレプカに掴まり、重みでレプカ以下落ちてしまう。
コナンだけ交通艇に取り残され分離。

コナンだけ戻らなく元気あるフリで気だけ張っているラナ。
これまでならラナとコナンはテレパシーが通じていたが、どうしても声が
聞こえないと言う。
ラオ博士に「飛んでごらん」と助言される。
たぶん状況から想像するに「幽体離脱」のイメージでは
なかろうか?

コナンの姿を見つけたラナは船の方向転換を告げる。
コナンは無事戻るが、ラオ博士の容態は悪化していた。
悲しみの中ラオ博士死去~海での水葬。

大団円:ダイスとモンスリーの結婚式。
ダイスが最後の悪あがき(笑)コナンが「船長、男だろ?」
「綺麗だ」モンスリーの違うニュアンスの「バカね!」(激笑)

のこされ島へ出発。一度のこされ島じゃないと思うが、再度マストに
登り確認。間違いない!帰って来たんだのこされ島!
コナンと船長落下、船長をキャッチするモンスリー(笑)
希望あるエンド。

●最後に
それにしてもこの「未来少年コナン」は、1979年の「ルパン三世
カリオストロの城」やルパン三世第2TVシリーズ139話
「死の翼アルバトロス」や155話「さらば愛しきルパンよ」、
「天空の城ラピュタ」の原点とも言える冒険活劇だと思う。
途中からのジブリ映画の宮崎駿さんの作品には勢いが感じられない。
昔のこういったものは二度と作ることは出来ないだろう。
「未来少年コナン」は古き時代の素晴らしい傑作アニメである。

投稿 : 2014/07/16
閲覧 : 1008
サンキュー:

9

あおきん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

巨匠の力

最初リアルタイムで観ました。幼稚園の時に。4歳の私は、お絵描きの時間に、作中に登場する建物、「三角塔」の絵を描きました。そして、幾度かの再放送を経て、VHS版全7巻を揃えました。
作品中に、監督宮崎駿のテロップは出ませんが、事実上の監督作品と思っていいと思います。
ジブリファンはもちろん、アニメ好きならぜひ押さえて欲しい名作です。
コナンと聞いて、名探偵の方をイメージしてしまう若い人に、ぜひ観て欲しいです。

投稿 : 2014/06/27
閲覧 : 249
サンキュー:

4

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未来少年コナンのストーリー・あらすじ

2008年、核兵器をはるかに上回る威力の「超磁力兵器」による最終戦争が勃発。人類は大半が死滅し、それまで築かれてきた高度な文明の多くが失われてしまった。地形は大きく変化し地軸も曲がり、多くの都市が海中に没した。戦争から20年、コナンは「おじい」と二人、のこされ島と呼ばれる小さな島で平穏に暮らしていた。ある日、海岸に少女ラナが漂着する。ラナはハイハーバーという島で暮らしていたが、科学都市インダストリアの者たちにさらわれそうになり、隙を見て船から逃げ出していた。インダストリアは、前時代の巨大な塔(三角塔)を中心とした都市だが、塔を維持するためのエネルギーが乏しかった。そこで、太陽エネルギーのシステムを復活させるため、その技術を持つラオ博士を探していた。しかしラオが見つからないため、ラオとテレパシーで会話できるという孫娘のラナを狙ったのだ。コナンの奮闘空しく、ラナは再び連れ去られ、おじいは死んでしまう。コナンはおじいを埋葬し、ラナを救うため、そしてまだ見ぬ人々に出会うために島から旅立つ。やがて、多くの仲間を得て、世界征服を目論むレプカに立ち向かうことになる。(TVアニメ動画『未来少年コナン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1978年春アニメ
制作会社
日本アニメーション
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%82%B3%E3%83%8A%...
公式サイト
www.nippon-animation.co.jp/na/conan/
主題歌
《OP》鎌田直純/山路ゆう子『いま、地球が目覚める』《ED》鎌田直純/山路ゆう子『幸せの予感』

声優・キャラクター

小原乃梨子、信澤三惠子、青木和代、山内雅人、永井一郎、吉田理保子、家弓家正、神山卓三、増岡弘、池田勝、若本規夫、水鳥鐵夫、石丸博也、つかせのりこ、宮内幸平、田中秀幸、伊武雅刀

スタッフ

原作:アレグザンダー・ケイ「残された人びと」
監督:宮崎駿、脚本:中野顕彰/吉川惣司/胡桃哲、音楽:池辺晋一郎、キャラクターデザイン:宮崎駿/大塚康生、絵コンテ:早川啓二/とみの喜幸/石黒昇/奥田誠治/高畑勲、作画監督:大塚康生、美術監督:山本二三、録音監督:斯波重治、撮影監督:三沢勝治、色指定・検査:保田道世、作画:近藤喜文/篠原征子/河内日出夫/川尻善昭/岡迫恒弘/新川信正/富沢信雄/OHプロダクション、演出補:早川啓二、プロデューサー:中島順三/遠藤重夫、演出:宮崎駿

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